復讐はわたしのもの

復讐はわたしのもの

わたしが必ず復讐する？ （ローマ人への手紙12:19）

1945年、米軍が長崎に二番目の原子爆弾を投下

これは偶然か？

1945年8月6日 米軍は日本の工業及び軍事の重要都市広島市に一番 目の原子爆弾を投下

原爆投下前と投下後 の広島市対比図

三日後、米軍はまた長崎に二個目の原子爆弾を投下 なぜ長崎に投下したのか、意見はまちまちだが……

原爆投下前と投下後 の長崎対比図

絶対に偶然ではない！

復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、 と主は言われる。（ローマ人への手紙12:19）

長崎は日本で最初にクリスチャンが主のために殉 教した場所である １６世紀末期、日本の大政大臣豊臣秀吉は国外から 来た宣教師たちが伝えるキリスト教を邪教とし、よ って福音伝道を禁止するキリシタン禁止令を出した。 違反者を国籍問わず厳しく取り締まり、その後更に 宣教師とキリスト教徒を逮捕し殺害までに及んだ。 １５９７年２月４日、フランシスコ会宣教師６人と日 本人信徒２０人が西坂の丘で十字架に架けられ処刑さ れた。その中に１２と１３歳の子どもも含まれ、彼ら は日本で最初の殉教者となる。

長崎の日本二十六聖人銅像記念碑

1

26名の「囚人」は京都と大阪から出発し、長いしかも 試練の２８日間、約１，０００キロの道のりを経てや っと長崎にたどり着いた。しかし彼らはこれらの苦し みを軽んじ、途中で賛美歌を歌い、また神のみことば を通して励まし合い、喜びと平安に満たされていた。 新たな町に到着するたびに、彼らは自分たちの苦痛を 顧みせず、彼らを囲む群衆にイェス・キリストの福音 を切実に宣べ伝えた。

京都と大阪から長崎までの長い苦しい1000キロの道の 2

彼らがようやく長崎西坂の刑場に到着した時、心の中です でに神のところへ行き、永遠の冠を受ける準備ができてい た。道の両端がぎっしりと見物人で埋まり、ほとんどの群 衆は彼らの心溢れる喜びと平安の態度を見て大いに感動 し、この信仰は一体どういうものなのか、その大きな力に 強い好奇心を抱いた。

のりを２８日間かけて歩いた

26聖人殉教への道

豊岡キリスト信徒の無名墓 3

26名の聖人はそれぞれ自分の十字架のそばまで歩き処刑 を待った。その後、彼らの手足と首が鉄錠で十字架に絞めら れ、処刑命令が下され、26の十字架がそれぞれ立てられた。 彼らは十字架の上で残りわずかの時間をつかもうと、あ る者は神に祈りを捧げ、ある者は家族や友人を神の御言葉 で慰め、ある者は見物に集まった群衆に福音を伝えた。

彼らは十字架の上で、日本人のために神に叫び求めた。

「主よ！この地の人々を憐れみ給え。 あなたの使者を遣わし、我らを助け、 この地の人々をあなたのもとへ連れ戻してく ださい。」 このことばの後、天に向けてこう叫んだ。「主よ！聖なる 御手で私たちの霊を迎えてください。」まもなく、主が彼 らを迎え、光栄に輝く主の御国に召された。 迫害はその後も続き、２００年間にわたり、日本各地で約 １００万人のキリスト信徒が迫害され死に至った。 長崎に二個目の原子爆弾が投下されたのは決して偶然では ない！

復讐はわたしのすることである。わたしが報いをす る、と主は言われる。（ローマ人への手紙12:19） しかし、神はこれらの聖徒の叫び求めを忘れなかった。 4

九州長崎の日本二十六聖人殉教図

1998年、台湾の陳寶如姉妹が観光のために日本を訪れ た。長崎の殉教者の証と祈りの記録を読んだとき、主は彼 女の心に感動を与え、彼女も殉教者が十字架の上で主に叫 び求めている声を聞いたかのように感動を受けた。

「主よ！この地の人々を憐れみ給え。あなたの 使者を遣わし、我らを助け、この地の人々をあ なたのもとへ連れ戻して ください。」 パウロがマケドニア人の呼び声 に応えたように、彼女も殉教者 の呼び求めを聞き、聖霊が深く 彼女に感動を与え、彼女はこの 声に応えて立ち上がり、主の使 者として自分を捧げ、日本人が イェス・キリストに立ち返るた めに日本に赴いた。

5

陳寶如宣教師は主から呼び召され、今日 に至るまで日本で主イエスの民を彼のも とへ立ち返るために彼の救いの福音を伝 え続けている。 彼のことを伝えられなかった人々が 見るようになり、聞いたことのなかった人々 が悟るようになる。 （ローマ人への手紙15:21）

あなたも主の御召に応える用 意がありますか？ 絶えず祈り、魂を救い、主の再臨に備えよ マタイによる福音書24章32-44節 http://www.last-day.org.tw