PORTFOLIO Mire Otuki
CONTENTS 01
engagement-town - 3回生後期課題 -
01. 集合住宅
02 02
伊藤園ミュージアム - 3回生前期課題 -
engagement-town Summary.
近年、地域の公演をどう自治体としてどのように管理していくか、維持してい くかが問題になりつつある。そこで本課題では、住宅と公園との関係性、公園 とその周辺地域との関係性を考慮した上で、街区一体をどのように整備するか
03 03
賑わいと安らぎの京女坂 - 3回生前期課題 -
を考える。
Concept.
engagement -「絆」や「繋がり」 計画敷地となる東山区は京都市の中でも最も高齢化が進んでいる地域である。 東山区だけに限らず、少子高齢化が深刻化している日本の現状から高齢者に 焦点を当てた計画を提案する。 団地のような近しさが居住者同士を繋げ、深い関係を作り出しコミュニケー
04
House M - 家族に寄り添う間取り - 有志学内リノベーションコンペ -
ションが生まれる小さな町のような集合住宅を目指す。
Site.
計画敷地は京都府京都市東山区に位置する宮ノ内公園を含む エリアとする。周辺には住宅街があり敷地東側の接道は交通 量も多くひらけているが、現在の宮ノ内公園は木々が鬱蒼と 生い茂りあまり使用されている様子はない。敷地中央に通る 道は日中は明るいが、夜になると生い茂った木々により光が 入らず薄暗い雰囲気である。
FloorPlan.
1 階平面図
2 階平面図
zoning.
diagram.
多様な家族構成に対応できるよう 50 ㎡、 これらの 3 つを組み合わせ 1 つ 75 ㎡、100 ㎡ 3 つの大きさを設定する
のユニットをつくる
公園やベーカリーなどの公共施設は人通り
3 階平面図
のある東側に配置 . 居住スペースは通り道 の左右に宮ノ内公園の既存樹木を活かした 緑豊かな集合住宅を目指す。
中央の通り道の左右にユニットを配置
ブロックをずらし全体に表情をつける
これまであまり利用されていな かった宮ノ内公園は明るく走り 回りたくなるようなオープンな 公園へと変化した
二つの棟をつなぐ中央廊下は ただの通路としてだけでな く、居住者同士をつなぐ効果 も期待する
薄暗かった中央の通りは団地 のような温かみあふれる空間 を目指した
02. 企業ミュージアム
伊藤園ミュージアム Summary.
国際文化都市である京都に企業ミュージアムを建てるプロジェクト。 現在企業のイメージ戦略はインターネットなどの普及により多岐にわたっている。 本課題では、こうした世の中で企業の魅力をどのように伝えるべきかを考える。 また、ターゲットとする企業の選定は自由とする。
Concept. 「おーいお茶」で有名な株式会社伊藤園の企業ミュージアム。 お茶は私たちの生活の中で身近な存在であり、今ではペットボトルに入ったおいしいお茶をすぐに手に入れること ができる。しかし、お茶の淹れ方一つにしても正しい知識を持っている日本人ははそれほど多くないことから、こ の伊藤園ミュージアムでは私たちが気軽に手に取るペットボトル一本に対するこだわりや完成するまでの流れなど の展示から実際においしいお茶の淹れ方を体験してもらうワークショップ、伊藤園オリジナルのお茶スイーツを提 供するカフェなどを計画することで、様々な角度からお茶を知ってもらう場を提供する。
Site. 計画敷地は京都府京都市東山区の現駐車場とする。西側に は京都国立博物館があり七条通にも直通している好立地で ある . 京阪七条駅からもアクセスが良いだけでなく周辺に は周辺には三十三間堂など多くの歴史的建造物もあること から多くの観光客の集客が見込める。
「自然が好きです」と提言している伊藤園らしいさを表現するため 草屋根や木材などの自然素材を採用した .
1F 平面図
①
①ショップ 伊藤園の商品やお茶に関する本などを 購入できる ②茶室 伊藤園主催の茶道教室やワークショッ 茶畑をイメージした草屋根には実際に登ることができ、お茶カフェだけの利用も可能である .
プを行う ③展示空間 日本庭園が望める休息スペース ④お茶カフェ 伊藤園オリジナルお茶スイーツの提供
A-A’ 断面図
B-B’ 断面図
②
④
2F 平面図
③
03. 京女坂リノベーション
賑わいと安らぎの京女坂 Summary.
京都女子大学新図書館と交流館の間に位置する「京女坂」のリノベーション計画。 学生の主要な動線であると同時に、地形にそった高低差を活かしたたまり場があるにもかかわらず、学生の多様な活動の場として積極的に活用しきれていないという課題がみられることから 本課題では、学生だけでなく地域の方も訪れたくなるような活気ある広場的空間を目指す。
Concept.
京都女子大学のシンボルである藤の花の大架構が賑わいと安らぎを創出する。 大きな藤棚に掛かる藤の花は見て楽しむだけでなく、日よけにもなり一年中学生が使用できる心地よい空間をつくり出す。
大きな藤棚 賑わいのある空間にするため京都女子大学 のシンボルにもなっている藤の花を空間中 心部に大胆に設置する。 シンボル的な要素だけでなく夏場は日差し を遮るグリーンカーテンに、冬場は日差し を取り込むパーゴラになり年間を通して利 用できる。
diagram.
断面パース
通路としての使用がメインで通り過ぎる →足を止めたくなるような空間に →二層化することで通路としての 機能性を保ちつつ休息スペース を確保できる
FloorPlan.
1 階平面図
2 階平面図
04.M 邸プロジェクト
House M- 家族に寄り添う暮らし Summary. 学内有志によるリノベーションプランコンペ。 当大学教員である依頼人は、現在 4 人家族でマンションの 2 室をベランダで行き来 しながら生活している。最近、新たな家族を迎えたことを機に、リノベーションする ことにした。 依頼人からの要望は以下の通りである。
家族構成:夫(43) 妻(40) 長男(2) 長女(0) 夫の要望 ・ゼミ生・美術関係者とのとの打ち合わせ・会食等を週に 1 回程度開催するため 15 名 程度は入ることができるリビングダイニングが欲しい ・料理をしながら来客と話ができるキッチンがほしい ・あまり視線を遮るような壁やドアをつくらず、できるだけ広さを感じる空間にしたい 妻の要望 ・夫がたくさん人を連れてくるためパブリックなスペースとプライベートのスペース を明確に分けてほしい ・プライベートスペース側に洗面・脱衣所・風呂・洗濯機設置スペースを設けてほしい ・家事が楽になるような間取りにしてほしい 夫婦の要望 ・将来、子供部屋として使う部屋を長男・長女用に 2 部屋ほしい ・ベランダが広いのでもっと活用したい ・室内と室外を一体に感れるような空間になると嬉しい
Concept. 人を招く機会が多い夫、本好きの妻、まだ小さな2人のお子様がいる 前﨑家のライフスタイルに寄り添った間取りになるよう設計した これからのお子様の成長に対応できるように「柱」での空間の仕切り方を提案する . 共同作成作品
Before
Multiporpose-Space
After
Doma-Sunroom
LDK & Hall
柱と梁だけを設置することでお子様が小さいときは子どもスペースとし て使用するなど、ライフステージに合わせてさまざまな使用方法が可能
建具を取り付けることで子供部屋としての空間を確保することができる
心地よい光が差し込む土間サンルームでは本の虫である奥様がゆっくりと
多くの人を招く旦那様のことを考え設置したキッチンカウンターでは料理をしながら会話を
読書を楽しむことができる
楽しむことが出来る