プレス発表資料
福島第一原子力発電所３０ｋｍ以遠上空のヘリコプターによる 空間線量率の測定結果について 平成２３年４月３日 文
部
科
学
省
１．測定環境 飛行日時：４月２日１１時０１分から１６時５６分まで 天候：晴れ、西北西の風 飛行条件：計測中の目標飛行対地高度３００メートル、平均飛行速度１２０キロ/時 ２．福島第一原子力発電所から３０ｋｍ以遠の空間線量率 主な 測定地点
市・町
経度
（ｍ）
594
140°01.6´E
[379]
36°07.3´N
719
140°10.7´E
[338]
37°57.8´N
299
140°49.1´E
[163]
37°25.4´N
707
140°35.1´E
[262]
川俣町(飯館村近辺) 37°34.5´N
1111
那須塩原市（栃木県）
【２】
白河市近辺（福島県）
【３】
いわき市（福島県）
【４】
田村市（福島県）
【６】
［対地高度］
36°52.5´N
【１】
【５】
海抜高度
緯度
（福島県） 相馬市（福島県）
【７】
福島市（福島県）
【８】
白河市近辺（福島県）
【９】
いわき市（福島県）
【１０】 いわき市（福島県） 【１１】 北茨城市（茨城県）
140°43.1´E
[552]
37°47.9´N
314
140°55.6´E
[309]
37°45.4´N
376
140°28.2´E
[307]
37°08.1´N
659
140°11.2´E
[285]
37°03.8´N
1092
140°40.8´E
[648]
36°51.8´N
478
140°44.4´E
[410]
36°44.9´N
499
140°41.0´E
[439]
1/2
測定
数値（マイクロシー
時刻
ベルト毎時）
11:43
0.0693
12:00
0.111
12:30
0.157
13:48
0.0832
14:00
0.302
14:16
0.0970
14:42
0.148
15:18
0.139
15:30
0.0600
16:09
0.0832
16:13
0.0739
※１：実際の飛行ルート 東京ヘリポート→那須塩原市→白河市→いわき市（平新日本ヘリコプターヘリポート） →田村市→川俣町→相馬市→福島市→白河市→いわき市（平新日本ヘリコプターヘリポ ート）→北茨城市→東京ヘリポート ※２：平成 20 年度福島県原子力総合防災訓練での福島県上空でのモニタリングにおける空 間線量率 0.01～0.03 マイクロシーベルト毎時（平成 20 年 10 月 22 日測定）
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（別紙） 福島第一原子力発電所周辺のヘリコプターモニタリングに関する４月２日の飛行ルート （【１】～【１１】：主な測定地点） 宮城県境 福島市
× 【６】
【７】 ×
相馬市
福島第一 の 30km 圏
飯館村 川俣町 南相馬市
【５】×
浪江町 双葉町
猪苗代湖
【４】 × 田村市
大熊町
× 福島第一
富岡町
風向：西北西
楢葉町
× 福島第二
広野町
【８】
×
白河市 【９】
×
【２】 那須塩原市
×
【１０】
【１】
×
いわき市
× 【３】 茨城県境
× 【１１】
北茨城市
空間線量率（μSv/h） 1.8 1.6
飛行ルート
1.4 1.3 1.1 0.9 0.7 0.5 0.4 0.2
×
0.0
東京ヘリポート
放射線の量 (ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ）
引き上げ後の上限
［250,000ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］
250,000 100,000 50,000
［10,000ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］
10,000
緊急作業従事の場合に認められている上限
［100,000ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］ 放射線業務従事者及び防災に係る警察・消防 従事者に認められている上限
［50,000ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］ ［6,900ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/回］
［2,400ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］
1,000 ［1,000ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］ ［600ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/回］
［400ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］
100 ［200ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/往復］
［50ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/回］ ［50ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］
［22ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］ ［10ﾏｲｸﾛｼｰﾍﾞﾙﾄ/年］
10
※ Ｓｖ 【シーベルト】＝放射線の種類による生物効果の定数（※） × Ｇｙ 【グレイ】 資源エネルギー庁「原子力２００２」をもとに文部科学省において作成
※ Ｘ線、γ線では １