プレス発表資料
福島第一原子力発電所30km以遠上空のヘリコプターによる 空間線量率の測定結果について 平成23年4月6日 文
部
科
学
省
1.測定環境 飛行日時:4月5日10時58分から17時10分まで 天候:晴れ、北西の風 飛行条件:計測中の目標飛行対地高度150~300メートル、 飛行速度100~120キロ/時 2.福島第一原子力発電所から30km以遠の空間線量率 主な 測定地点
市・町
【1】
那須町(栃木県)
【2】
西郷村(福島県)
【3】
いわき市(福島県)
【4】
田村市(福島県)
【5】 【6】
浪江町(福島県) 相馬市(福島県)
【7】
福島市(福島県)
【8】
西郷村(福島県)
【9】
いわき市(福島県)
【10】
日立市(茨城県)
【11】
柏市(千葉県)
海抜高度
緯度
[対地高度]
経度
(m)
37°00.0´N
554
140°05.9´E
[235]
37°07.1´N
652
140°11.3´E
[272]
36°57.7´N
280
140°55.4´E
[260]
37°24.2´N
824
140°40.0´E
[275]
37°34.1´N
806
140°43.9´E
[287]
37°49.6´N
215
140°56.2´E
[212]
37°45.7´N
306
140°29.8´E
[220]
37°09.8´N
588
140°12.1´E
[168]
37°04.6´N
909
140°42.4´E
[400]
36°39.0´N
332
140°40.4´E
[260]
35°52.4´N
480
139°59.5´E
[464]
1/2
測定
数値(マイクロシー
時刻
ベルト毎時)
11:50
0.0791
11:56
0.0758
12:30
0.0852
13:57
0.0624
14:07
0.611
14:23
0.0966
14:46
0.198
15:21
0.108
15:35
0.0442
16:28
0.0469
17:00
0.0503
※1:実際の飛行ルート 東京ヘリポート→那須町→西郷村→いわき市(平新日本ヘリコプターヘリポート)→ 田村市→浪江町→相馬市→福島市→西郷村→いわき市(平新日本ヘリコプターヘリポー ト)→日立市→柏市→東京ヘリポート ※2:平成 20 年度福島県原子力総合防災訓練での福島県上空でのモニタリングにおける空 間線量率 0.01~0.03 マイクロシーベルト毎時(平成 20 年 10 月 22 日測定)
2/2
(別紙) 福島第一原子力発電所周辺のヘリコプターモニタリングに関する4月5日の飛行ルート (【1】~【11】:主な測定地点) 宮城県境 相馬市
×
福島市
【6】
【7】 ×
福島第一原子力発電所 の 30km 圏
飯舘村 南相馬市
【5】 ×
浪江町
猪苗代湖
× 福島第一原子力発電所
双葉町 大熊町 富岡町
【4】 ×
西郷村
× 福島第二原子力発電所
田村市
風向:北西
楢葉町 広野町
【8】
× ×
【9】
×
【2】 【1】×
いわき市
×【3】
那須町
茨城県境
×【10】 日立市
空間線量率(μSv/h) 2.2 2.0
柏市
飛行ルート
×
【11】
1.8 1.5 1.3 1.1 0.9 0.7 0.4 0.2 0.0
×
東京ヘリポート
放射線の量 (マイクロシーベルト)
引き上げ後の上限
[250,000マイクロシーベルト/年]
250,000 100,000 50,000
[10,000マイクロシーベルト/年]
10,000
緊急作業従事の場合に認められている上限
[100,000マイクロシーベルト/年] 放射線業務従事者及び防災に係る警察・消防 従事者に認められている上限
[50,000マイクロシーベルト/年] [6,900マイクロシーベルト/回]
[2,400マイクロシーベルト/年]
1,000 [1,000マイクロシーベルト/年] [600マイクロシーベルト/回]
[400マイクロシーベルト/年]
100 [200マイクロシーベルト/往復]
[50マイクロシーベルト/回] [50マイクロシーベルト/年]
[22マイクロシーベルト/年] [10マイクロシーベルト/年]
10
※ Sv 【シーベルト】=放射線の種類による生物効果の定数(※) × Gy 【グレイ】 資源エネルギー庁「原子力2002」をもとに文部科学省において作成
※ X線、γ線では 1