Portfolio.

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経歴

大阪府生まれ

明星高校 卒業 関西大学環境都市工学部建築科 入学

建築環境デザイン研究室 江川直樹ゼミ

配属

同大学 卒業

京都工芸繊維大学院

工芸科学研究科建築学専攻 入学

アルバイト

竹中工務店

インターン

シーラカンス アンドアソシエイツナゴヤ /CAn 梓設計 関西支社

参加したプロジェクト

京都工芸繊維大学院 工芸科学研究科 建築学専攻

建築 × 合宿 2018

長坂大研究室

Skills Photosop

Archicad

Illusutrator

Rhinoceros

InDesign

Twinmotion


経歴

大阪府生まれ

明星高校 卒業 関西大学環境都市工学部建築科 入学

建築環境デザイン研究室 江川直樹ゼミ

配属

同大学 卒業

京都工芸繊維大学院

工芸科学研究科建築学専攻 入学

アルバイト

竹中工務店

インターン

シーラカンス アンドアソシエイツナゴヤ /CAn 梓設計 関西支社

参加したプロジェクト

京都工芸繊維大学院 工芸科学研究科 建築学専攻

建築 × 合宿 2018

長坂大研究室

Skills Photosop

Archicad

Illusutrator

Rhinoceros

InDesign

Twinmotion


根を張る建築 植物は土地に根を張り、 太陽、水、土、動物など 様々な関わり合いのなかで生きている。 建築においても然りである。 文化的背景や社会的状況を受け入れ、 その地域に住む人々や環境に新たな関係性を構築し、 地に根付く建築を目指す。

01 B4 卒業設計 「胎内堂宇」 卒業設計展 佳作賞 仙台デザインリーグ 100 選

02 M1 JANAS WS 「 INTER」

03 M1 hulic コンペ 「WALKS-CORE 」

04 B4 アサヒグローバル コンペ 「火群聚落」


根を張る建築 植物は土地に根を張り、 太陽、水、土、動物など 様々な関わり合いのなかで生きている。 建築においても然りである。 文化的背景や社会的状況を受け入れ、 その地域に住む人々や環境に新たな関係性を構築し、 地に根付く建築を目指す。

01 B4 卒業設計 「胎内堂宇」 卒業設計展 佳作賞 仙台デザインリーグ 100 選

02 M1 JANAS WS 「 INTER」

03 M1 hulic コンペ 「WALKS-CORE 」

04 B4 アサヒグローバル コンペ 「火群聚落」


胎内堂宇 卒業設計 関西大学卒業設計展 佳作賞 仙台デザインリーグ 2020 100 選 敷地 : 大阪府大阪市西区 用途:寺、集合住宅 街区面積:3,250m²

現在、人と寺の関係性が希薄になってい る。仏教は飛鳥時代に伝わり新しい数々の 分派を生みながら日本人の精神生活の中に 定着していった。寺は人々の生活に強く結 び つ き が あ り 、 集 会・教 育・医 療 の 社 会 的・ 文 化 的 に 複 合 し た 機 能 を 有 し て い た 。ま た 、 それに対応して寺の空間も高い開放性を備 えていた。 だが、合理的な考えに基づいた都市開発 が進み、寺と周辺環境や、人との精神的な 結びつきがなくなってきている。現在の都 市において、心の拠り所として豊かさを内 包した寺が必要である。そこで、人を見守 り寄り添う寺のあり方を提案する。


胎内堂宇 卒業設計 関西大学卒業設計展 佳作賞 仙台デザインリーグ 2020 100 選 敷地 : 大阪府大阪市西区 用途:寺、集合住宅 街区面積:3,250m²

現在、人と寺の関係性が希薄になってい る。仏教は飛鳥時代に伝わり新しい数々の 分派を生みながら日本人の精神生活の中に 定着していった。寺は人々の生活に強く結 び つ き が あ り 、 集 会・教 育・医 療 の 社 会 的・ 文 化 的 に 複 合 し た 機 能 を 有 し て い た 。ま た 、 それに対応して寺の空間も高い開放性を備 えていた。 だが、合理的な考えに基づいた都市開発 が進み、寺と周辺環境や、人との精神的な 結びつきがなくなってきている。現在の都 市において、心の拠り所として豊かさを内 包した寺が必要である。そこで、人を見守 り寄り添う寺のあり方を提案する。


寺院の役割

寺院は古くから地域に深く根付いており、集会・教育・医療の機能があった。 官に対して独立性を有する場所であり、境内で興行を行うなど多様な活動が行 われる民衆に親しまれ、賑わい、安らぐといったコミュニティの場であった。

寺請制度と檀家制度

寺請証文の発給

寺院の維持義務

庶民 檀家

寺院 檀那寺

江戸幕府の宗教統制政策から生まれた 制度で、寺院は檀家の葬祭供養を執り 行なうことを条件に結ばれた寺と檀家 の関係のことだ。家や祖先崇拝の側面 を強く持ており宗教統制の一環として 設けた制度。

約 7,000

寺の現状 文 化 庁 の「 宗 教 統 計 調 査 」に よ れ ば 、仏 教 系 の 宗 教 法 人 は 全 国 に 約 7 7 , 0 0 0 あ る 。 しかし、核家族化や家意識の希薄化、少子化、人口の地域間流動の激化などの 社会環境やライフスタイルの変化によって人々が寺と関わる場面が減っている。

コンセプトスケッチ

生活に直結し心の拠り所となっていた寺は葬儀や法事の時にしか関わることが なくなってしまい寺離れが進んでいる。昔のように境内で子供が遊んだりする 風景も見なくなり閑散としている。


寺院の役割

寺院は古くから地域に深く根付いており、集会・教育・医療の機能があった。 官に対して独立性を有する場所であり、境内で興行を行うなど多様な活動が行 われる民衆に親しまれ、賑わい、安らぐといったコミュニティの場であった。

寺請制度と檀家制度

寺請証文の発給

寺院の維持義務

庶民 檀家

寺院 檀那寺

江戸幕府の宗教統制政策から生まれた 制度で、寺院は檀家の葬祭供養を執り 行なうことを条件に結ばれた寺と檀家 の関係のことだ。家や祖先崇拝の側面 を強く持ており宗教統制の一環として 設けた制度。

約 7,000

寺の現状 文 化 庁 の「 宗 教 統 計 調 査 」に よ れ ば 、仏 教 系 の 宗 教 法 人 は 全 国 に 約 7 7 , 0 0 0 あ る 。 しかし、核家族化や家意識の希薄化、少子化、人口の地域間流動の激化などの 社会環境やライフスタイルの変化によって人々が寺と関わる場面が減っている。

コンセプトスケッチ

生活に直結し心の拠り所となっていた寺は葬儀や法事の時にしか関わることが なくなってしまい寺離れが進んでいる。昔のように境内で子供が遊んだりする 風景も見なくなり閑散としている。


敷地周辺の環境

敷地 敷地は大阪府大阪市西区にある浄土真宗大谷派の最勝寺を含む 1 つの街区で ある。大阪市のほぼ中央に位置し , 西区の東南部の堀江地域は事務所ビルや店舗 が立ち並ぶ商業地域であり , 地勢は総体的に平坦である。交通の至便性が高く評 価され、近年マンションの建設が相次ぎ、人口は増加の一途をたどっている。

大阪市

西区 四ツ橋駅

西大橋駅 淀屋橋駅

都市模型

阪神高速 なにわ筋

四ツ橋筋

敷地の鳥瞰写真

阪神高速 1 号環状線 御堂筋

( 西方面の上空から東方面を臨む )

四つ橋筋

寺 敷地の既存 寺

1/400

都市模型 商業施設が広がる

三門

本堂

N


敷地周辺の環境

敷地 敷地は大阪府大阪市西区にある浄土真宗大谷派の最勝寺を含む 1 つの街区で ある。大阪市のほぼ中央に位置し , 西区の東南部の堀江地域は事務所ビルや店舗 が立ち並ぶ商業地域であり , 地勢は総体的に平坦である。交通の至便性が高く評 価され、近年マンションの建設が相次ぎ、人口は増加の一途をたどっている。

大阪市

西区 四ツ橋駅

西大橋駅 淀屋橋駅

都市模型

阪神高速 なにわ筋

四ツ橋筋

敷地の鳥瞰写真

阪神高速 1 号環状線 御堂筋

( 西方面の上空から東方面を臨む )

四つ橋筋

寺 敷地の既存 寺

1/400

都市模型 商業施設が広がる

三門

本堂

N


最勝寺 本堂

敷地の中心に浄土真宗の大谷派である最勝寺がある。最勝

住職さんは檀家さんに本堂を貸

寺は戦災のあったお寺で建て替えは行われているが歴史あ

していてヨガや俳句、習字、写

るお寺で現在 20 代目の住職さんがお勤めしている。ビル群

真教室といったイベントも毎週

の中に高さ 3m ほどの門が本あり街区の中央に寺があり 1F

行われていおり地元の人とつな

が納骨堂、2F が仏像が安置されている。

がりがある。

ヨガの張り紙

三門

1

2

参 道

倉庫

3

1/200 2階平面図

1/200 1階平面図 1

2

納骨堂

本堂の内部

歴史

3

真宗東本願寺末の寺院で、本尊は阿弥陀仏を安置する。延徳元年に武士の佐野次郎政道が本願寺 蓮如上人にお会いして、出家して深信坊了西と名乗り、明応三年に道場を住吉群五カ庄の杉本村に創 立せしたものが当寺の始まりである。 天正十八年、四世道了之を西成郡天満に移し、始めて深広山最勝寺と号した。後寛永十一年蠟燭 町に移り、天保八年大塩の乱に焼失して常盤町に転じ、更に文久元年八月、十五世了遵備後町三丁目 塚口屋万助の所有地を買収して終転し、壇家の協力を得て再建した。これより先、当時、四世道了は 功を本山に積んで、元和四年賞として期本願寺旧別院を与えられて深広山最勝寺と称したが本山の命 により本支の区分を立て堺の最勝寺を本坊と成し、当寺をその支坊と定めた。だが大正七年更に本寺 を本坊とし堺を支坊に改めた。備後町三丁目よりこの地に移転再建したのは、明治三十八年九月十九 日である。境内 162 坪 6 合 6 勺、本堂・庫裡・座敷・薬医門があった。現住職は第十八代生野宣義 師で、寺宝として蓮如上人真筆正信偈、数如上人より道了に賜いし石山合戦の感状等を蔵している

参 道

本堂

三門


最勝寺 本堂

敷地の中心に浄土真宗の大谷派である最勝寺がある。最勝

住職さんは檀家さんに本堂を貸

寺は戦災のあったお寺で建て替えは行われているが歴史あ

していてヨガや俳句、習字、写

るお寺で現在 20 代目の住職さんがお勤めしている。ビル群

真教室といったイベントも毎週

の中に高さ 3m ほどの門が本あり街区の中央に寺があり 1F

行われていおり地元の人とつな

が納骨堂、2F が仏像が安置されている。

がりがある。

ヨガの張り紙

三門

1

2

参 道

倉庫

3

1/200 2階平面図

1/200 1階平面図 1

2

納骨堂

本堂の内部

歴史

3

真宗東本願寺末の寺院で、本尊は阿弥陀仏を安置する。延徳元年に武士の佐野次郎政道が本願寺 蓮如上人にお会いして、出家して深信坊了西と名乗り、明応三年に道場を住吉群五カ庄の杉本村に創 立せしたものが当寺の始まりである。 天正十八年、四世道了之を西成郡天満に移し、始めて深広山最勝寺と号した。後寛永十一年蠟燭 町に移り、天保八年大塩の乱に焼失して常盤町に転じ、更に文久元年八月、十五世了遵備後町三丁目 塚口屋万助の所有地を買収して終転し、壇家の協力を得て再建した。これより先、当時、四世道了は 功を本山に積んで、元和四年賞として期本願寺旧別院を与えられて深広山最勝寺と称したが本山の命 により本支の区分を立て堺の最勝寺を本坊と成し、当寺をその支坊と定めた。だが大正七年更に本寺 を本坊とし堺を支坊に改めた。備後町三丁目よりこの地に移転再建したのは、明治三十八年九月十九 日である。境内 162 坪 6 合 6 勺、本堂・庫裡・座敷・薬医門があった。現住職は第十八代生野宣義 師で、寺宝として蓮如上人真筆正信偈、数如上人より道了に賜いし石山合戦の感状等を蔵している

参 道

本堂

三門


寺の機能 現在寺が持っている運営する最小限度の機能である本堂、納骨堂、三門、参 道 は 一 切 手 を 加 え な い 。 ま た 住 職 の 家 を よ り 良 い 場 所 に 移 転 し 、寺 の 機 能 を 持 っ た茶室、鐘楼、寺務所、講堂を新設しそれらを結ぶように接続する。 新しく 建てた 4 つの建物は周りにる人が普段から関われるような場所になっていて寺 と緩やかに繋がれる場所である。

現 在

本 堂 (2F) 三 門 参 道 住職の家 (2 世帯 )

本 堂 (2F) 三 門 参 道 提案

提 案

住職の家 (2 世帯 ) + 鐘 楼 寺

講 堂

より良い場所に移転

新 設

茶 室

何も手を加えない

納 骨 堂 (1F)

寺を運営する最低限度の機能

納 骨 堂 (1F)


寺の機能 現在寺が持っている運営する最小限度の機能である本堂、納骨堂、三門、参 道 は 一 切 手 を 加 え な い 。 ま た 住 職 の 家 を よ り 良 い 場 所 に 移 転 し 、寺 の 機 能 を 持 っ た茶室、鐘楼、寺務所、講堂を新設しそれらを結ぶように接続する。 新しく 建てた 4 つの建物は周りにる人が普段から関われるような場所になっていて寺 と緩やかに繋がれる場所である。

現 在

本 堂 (2F) 三 門 参 道 住職の家 (2 世帯 )

本 堂 (2F) 三 門 参 道 提案

提 案

住職の家 (2 世帯 ) + 鐘 楼 寺

講 堂

より良い場所に移転

新 設

茶 室

何も手を加えない

納 骨 堂 (1F)

寺を運営する最低限度の機能

納 骨 堂 (1F)


庭園

回廊 都市の持つ巨大なスケールの中に寺の持つ小さなスケールが張り巡らされる。

緑地を作ることで密集した場所に空地を作り周りのビルいる人にとっても寺にも

人々を無視した建物に人のスケールを与え、人の居場所を生み出す。

良好な環境を作る。

回廊 既存の建物

住職の家 ( 庫裏 ) UP

抜け

本堂

改築して できた通路

回廊の軸方向は既存の建物を改築して通路と なっていて抜けが生まれている

本堂 提案

現状 本堂に隣接するように住職さんの家が建て

住職の家を街区の中の別の場所に移転し、寺

られている。ビルに囲まれ環境が劣悪な状

の庭を配置する。各ビルの出入り口を庭側に

態になっている。

設え、出入口から本堂を望めるようになって いる。


庭園

回廊 都市の持つ巨大なスケールの中に寺の持つ小さなスケールが張り巡らされる。

緑地を作ることで密集した場所に空地を作り周りのビルいる人にとっても寺にも

人々を無視した建物に人のスケールを与え、人の居場所を生み出す。

良好な環境を作る。

回廊 既存の建物

住職の家 ( 庫裏 ) UP

抜け

本堂

改築して できた通路

回廊の軸方向は既存の建物を改築して通路と なっていて抜けが生まれている

本堂 提案

現状 本堂に隣接するように住職さんの家が建て

住職の家を街区の中の別の場所に移転し、寺

られている。ビルに囲まれ環境が劣悪な状

の庭を配置する。各ビルの出入り口を庭側に

態になっている。

設え、出入口から本堂を望めるようになって いる。


境内における伽藍配置 寺の中にある諸堂の配置は遥か昔から踏襲されている。昔からあるお寺は境内が広く山 も近く自然が周りにあふれていた。それに対して現代の都市ではお寺の境内は狭く、周 辺は豊かな山でもなくビルに囲まれ環境は良くない。周りの環境を取り込みながら境内 を構成し都市において周りのビルと共存する伽藍配置を提案する。

古式

敷地

寺は周りのビルに囲まれ、ビルの狭間に位置している。寺と周りのビルとの接合や関係 性もなく寺は閉ざされた場所となっている。 弱 寺のもつ厳かな雰囲気

都市的

都市的

GL レベルは寺の宗教施設の雰囲気が強くある場所なっていて、上層階に いくにつれてその雰囲気は弱くなっていく。また、敷地の中心から離れるほ ど都市的な特徴を孕んでいる。


境内における伽藍配置 寺の中にある諸堂の配置は遥か昔から踏襲されている。昔からあるお寺は境内が広く山も 近く自然が周りにあふれていた。それに対して現代の都市ではお寺の境内は狭く、周辺は 豊かな山でもなくビルに囲まれ環境は良くない。周りの環境を取り込みながら境内を構成 し都市において周りのビルと共存する伽藍配置を提案する。

古式

敷地

寺は周りのビルに囲まれ、ビルの狭間に位置している。寺と周りのビルとの接合 や関係性もなく寺は閉ざされた場所となっている。 弱 寺のもつ厳かな雰囲気

都市的

都市的

GL レベルは寺の宗教施設の雰囲気が強くある場所なっていて、上層 階にいくにつれてその雰囲気は弱くなっていく。また、敷地の中心か ら離れるほど都市的な特徴を孕んでいる。


従 前 既 存 の ビ ル を 減 築 し 、 改 築 を 行 い 、 寺 の 機 能 を 持 っ た 建 物 を 5 つ 配 置 す る

従 後 俯瞰写真

鳥瞰写真

敷地写真


従 前 既 存 の ビ ル を 減 築 し 、 改 築 を 行 い 、 寺 の 機 能 を 持 っ た 建 物 を 5 つ 配 置 す る

従 後 俯瞰写真

鳥瞰写真

敷地写真


寺務所 住職が働く場所。 東と西の庭に囲まれ、緑を感じることができる。 また、南にある既存の建物の居室に入りこむような設計。 断面的に変化のある場所となる。

寺務所を望む


寺務所 住職が働く場所。 東と西の庭に囲まれ、緑を感じることができる。 また、南にある既存の建物の居室に入りこむような設計。 断面的に変化のある場所となる。

寺務所を望む


茶室 茶事の主催者が客を招き、茶を出してもてなすための施設。住職さんにより運 営され、周りに住んでいる人も利用できる。近くにある保育所の子供達のお茶 教室も開かれていて、子供達に仏教教育も行なっている。

UP UP

UP

周りの庭園に接するよ

UP

うに作られていて自然

DN

を感じることができる。 南側に面していること

P UP U

で採光も確保されてい る。

お茶を嗜む様子


茶室 茶事の主催者が客を招き、茶を出してもてなすための施設。住職さんにより運 営され、周りに住んでいる人も利用できる。近くにある保育所の子供達のお茶 教室も開かれていて、子供達に仏教教育も行なっている。

UP UP

UP

周りの庭園に接するよ

UP

うに作られていて自然

DN

を感じることができる。 南側に面していること

P UP U

で採光も確保されてい る。

お茶を嗜む様子


講堂 住職が檀家さんや参拝者に対して説法を解く場。イベントを催す 場でもあり、貸しスペースとしても利用される。また普段はお昼 時になると周りのオフィスで働いている人のために一時的に貸し 出されている。

講堂の扉を開くと隣接する反屋外のパブリックスペース と接続され、抜けが生まれる


講堂 住職が檀家さんや参拝者に対して説法を解く場。イベントを催す 場でもあり、貸しスペースとしても利用される。また普段はお昼 時になると周りのオフィスで働いている人のために一時的に貸し 出されている。

講堂の扉を開くと隣接する反屋外のパブリックスペース と接続され、抜けが生まれる


鐘楼 鐘は邪を払うために定刻に住職によって鳴らされる。高い位置に ある鐘は街区中にその音を響ならす。周りにいてる人は鐘の音を 聞いて寺の周りで過ごしていることを認識する。この鐘は身近な ところにありこの街区のシンボルとなる。

鐘楼を望む


鐘楼 鐘は邪を払うために定刻に住職によって鳴らされる。高い位置に ある鐘は街区中にその音を響ならす。周りにいてる人は鐘の音を 聞いて寺の周りで過ごしていることを認識する。この鐘は身近な ところにありこの街区のシンボルとなる。

鐘楼を望む


庫裏 住職の二世帯住宅の家。パブリック性の高いこの敷地において、坪庭を中心にし た内的な住宅。親世帯と子世帯は坪庭を通して緩やかに繋がる。また東と西面か ら採光が取れ、風が抜ける。

坪庭 UP DN UP

1F

2F

坪庭を中心に生活が広がる

庫裏を望む


庫裏 住職の二世帯住宅の家。パブリック性の高いこの敷地において、坪庭を中心にし た内的な住宅。親世帯と子世帯は坪庭を通して緩やかに繋がる。また東と西面か ら採光が取れ、風が抜ける。

坪庭 UP DN UP

1F

2F

坪庭を中心に生活が広がる

庫裏を望む




合理的な考えに基づき個々の利益を重視して作られた 冷酷な都市において、街区の内側で寺と周りの環境が共生することにより 都市部で生きていく人に寄り添う場所となるだろう


合理的な考えに基づき個々の利益を重視して作られた 冷酷な都市において、街区の内側で寺と周りの環境が共生することにより 都市部で生きていく人に寄り添う場所となるだろう


INTERSECTION

修士 1 年 JANAS 設計プロジェクト 用途:複合施設 敷地:デンマーク コペンハーゲン 敷地面積:22,500 ㎡

コペンハーゲンは、運河にを埋め立て人工地盤 を作り土地を拡大した歴史がある。人々は太陽 や海といった自然を敬愛しているが人工地盤や 建物といった人工的な要素と自然の要素はフ ラットに扱われており、この 2 つの要素の関 係は希薄である。そこで、人工要素と自然要素 が共存し、影響し合う、敷地と都市をつなぐ建 築を提案します。


INTERSECTION

修士 1 年 JANAS 設計プロジェクト 用途:複合施設 敷地:デンマーク コペンハーゲン 敷地面積:22,500 ㎡

コペンハーゲンは、運河にを埋め立て人工地盤 を作り土地を拡大した歴史がある。人々は太陽 や海といった自然を敬愛しているが人工地盤や 建物といった人工的な要素と自然の要素はフ ラットに扱われており、この 2 つの要素の関 係は希薄である。そこで、人工要素と自然要素 が共存し、影響し合う、敷地と都市をつなぐ建 築を提案します。


コペンハーゲンの歴史 デンマークのコペンハーゲンに敷地がある。 コペンハーゲンはシェラン島の北東部に位 置する港湾都市である。407 の島々とユト ランド半島があり、国土は大半が平地であ る。運河を中心に都市が計画され湾部や運 河のネットワークをうまく取り入れている。

1535 年

コペンハーゲンは人工地盤を作り運河を中心に都市が開発されてきた。歴史を遡る と、土地を広げる際には城壁が海の上に築かれ、その内側に町が作られている。現 在でも陸地を広げ新しく居住地区や商業地区が開発されている。以前の運河沿いは 工業地帯になっており環境はよくなかったが、近年の都市計画により運河中心の街 づくりが行われ、公共施設や文化施設が集まっている . 1611 年

1617 年

現在も主要な建物は 17 世紀に建設されたも のが残っている。

45.00% 40.00% 35.00%

1670 年

30.00%

1692年

25.00% 20.00% 15.00% 10.00% 5.00%

Weltlands

Woter bodies

Forests and semi-natural areas

Agricultural Areas

Industrial or commercial units Other artifical surfaces

Discontinuous urban fablic

Continuous urban fablic

00.00%

1853 年

1948 年

1901 年

2018 年

現在

山路を登りながら The site is in the center of Copenhagen.


コペンハーゲンの歴史 デンマークのコペンハーゲンに敷地がある。 コペンハーゲンはシェラン島の北東部に位 置する港湾都市である。407 の島々とユト ランド半島があり、国土は大半が平地であ る。運河を中心に都市が計画され湾部や運 河のネットワークをうまく取り入れている。

1535 年

コペンハーゲンは人工地盤を作り運河を中心に都市が開発されてきた。歴史を遡る と、土地を広げる際には城壁が海の上に築かれ、その内側に町が作られている。現 在でも陸地を広げ新しく居住地区や商業地区が開発されている。以前の運河沿いは 工業地帯になっており環境はよくなかったが、近年の都市計画により運河中心の街 づくりが行われ、公共施設や文化施設が集まっている . 1611 年

1617 年

現在も主要な建物は 17 世紀に建設されたも のが残っている。

45.00% 40.00% 35.00%

1670 年

30.00%

1692年

25.00% 20.00% 15.00% 10.00% 5.00%

Weltlands

Woter bodies

Forests and semi-natural areas

Agricultural Areas

Industrial or commercial units Other artifical surfaces

Discontinuous urban fablic

Continuous urban fablic

00.00%

1853 年

1948 年

1901 年

2018 年

現在

山路を登りながら The site is in the center of Copenhagen.


コペンハーゲンの人々は運河沿いに住まい、太陽を好み、風を感じ、緑に囲まれ日々を送る。 だが、人工物と自然物の関係性は希薄で乖離している。 新たな都市の風景として人工物と自然物が共存し影響し合う建築を提案する。


コペンハーゲンの人々は運河沿いに住まい、太陽を好み、風を感じ、緑に囲まれ日々を送る。 だが、人工物と自然物の関係性は希薄で乖離している。 新たな都市の風景として人工物と自然物が共存し影響し合う建築を提案する。


C B

研究機関

hotel histric office public facility house commercial facility school

A

A

marina

敷地周辺の運河沿いは再開発により工 場地帯から人のための場所として開発 されている。近くにはアカデミックな 施設や商業施設が点在しており対岸に は観光施設がある。

敷地がある運河沿いは昔工業地帯があり 工場が立ち並んでいた。対象の敷地はペ イパーランドと言われる場所で、現在で は開発が進み COBE が設計した建物を建 設している。私たちの提案ではこの過去

B

に存在していた建物 3 つを残す。理由は 主に 2 つあります。一つは、デンマーク は人口が 580 万人おり資源が少なく、物 を大切にする文化尊を重したいからです。 2 つ目の理由は、2 つ目は市民が愛情を 感じている場所を残したいからです。工 場と言っても、ここで働いていた人やこ の場所に愛着を持っていた人のために建 物を残したいです。A,B,C 建物を残し自 然と建築が融和した環境を提案する。

C

敷地はコペンハーゲンの中心地にあ り、また敷地周辺には埋立地が点在 しており埋立地の中央に位置してい る。敷地は運河沿いにあり多くの 人々が訪れ対流できる位置なので公 共性の高い建築物を提案する。


C B

研究機関

hotel histric office public facility house commercial facility school

A

A

marina

敷地周辺の運河沿いは再開発により工 場地帯から人のための場所として開発 されている。近くにはアカデミックな 施設や商業施設が点在しており対岸に は観光施設がある。

敷地がある運河沿いは昔工業地帯があり 工場が立ち並んでいた。対象の敷地はペ イパーランドと言われる場所で、現在で は開発が進み COBE が設計した建物を建 設している。私たちの提案ではこの過去

B

に存在していた建物 3 つを残す。理由は 主に 2 つあります。一つは、デンマーク は人口が 580 万人おり資源が少なく、物 を大切にする文化尊を重したいからです。 2 つ目の理由は、2 つ目は市民が愛情を 感じている場所を残したいからです。工 場と言っても、ここで働いていた人やこ の場所に愛着を持っていた人のために建 物を残したいです。A,B,C 建物を残し自 然と建築が融和した環境を提案する。

C

敷地はコペンハーゲンの中心地にあ り、また敷地周辺には埋立地が点在 しており埋立地の中央に位置してい る。敷地は運河沿いにあり多くの 人々が訪れ対流できる位置なので公 共性の高い建築物を提案する。


Phase 0 現在の状態

現在の建物を 3 棟残す

Phase 1 自然と建築が融和する場を想定し 運河の水を引き込む

部分的に部屋を区切る壁を撤去し、 建物の構造体である柱やトラスを 残す。

Phase 2 既存の躯体が持つグリッドに 沿うように運河の水が流れ込む

既存の躯体を元に新たな建物を 挿入する

Phase 3 入り込んできた運河が建物の中 に介入し、新たな関係性を築く


Phase 0 現在の状態

現在の建物を 3 棟残す

Phase 1 自然と建築が融和する場を想定し 運河の水を引き込む

部分的に部屋を区切る壁を撤去し、 建物の構造体である柱やトラスを 残す。

Phase 2 既存の躯体が持つグリッドに 沿うように運河の水が流れ込む

既存の躯体を元に新たな建物を 挿入する

Phase 3 入り込んできた運河が建物の中 に介入し、新たな関係性を築く


展望台

ギャラリー

エントランス

13

事務所

12

ギャラリー

ショップ

広場

水庭 レストラン

11

バックヤード トイレ ( 男 )

売店

トイレ ( 女 )

10 トイレ

配置図兼平面図 S=1/400


展望台

ギャラリー

エントランス

13

事務所

12

ギャラリー

ショップ

広場

水庭 レストラン

11

バックヤード トイレ ( 男 )

売店

トイレ ( 女 )

10 トイレ

配置図兼平面図 S=1/400


既存の柱

A (south) の建物

800 角の既存の柱を取り除かず、残したままデザインする。

この建物は以前は工場として使われており、北西側の壁 面には高さ 3m 程の大きな開口が 12 個ある。また 800 角のコンクリートの柱が8m×13m のグリッドで配置さ れている。これらを残し自然が介入したを楽しめる場所 を再構築する。

北西立面図

S=1/300

平面図

S=1/300

バックヤード 店舗

トイレ

空間を分ける要素

アクティビティを

既存の柱を構造体

膜やネットを

として用いる

巻きつける

として利用する

かける


既存の柱

A (south) の建物

800 角の既存の柱を取り除かず、残したままデザインする。

この建物は以前は工場として使われており、北西側の壁 面には高さ 3m 程の大きな開口が 12 個ある。また 800 角のコンクリートの柱が8m×13m のグリッドで配置さ れている。これらを残し自然が介入したを楽しめる場所 を再構築する。

北西立面図

S=1/300

平面図

S=1/300

バックヤード 店舗

トイレ

空間を分ける要素

アクティビティを

既存の柱を構造体

膜やネットを

として用いる

巻きつける

として利用する

かける


既存の屋根 屋根を撤去

ガラス 屋根材 光

新しく増設

新たに小さなスケールのスラブと柱によって既存のグリッド を崩し、人の居場所をつくる。開かれた場所があったり、ス ラブが重なった閉じた場所が点在する。

屋根の撤去

650×1400 の梁

開いた場所

3 層の構成と自然の要素の 関係によって空間が生み出

既存の構造体

される。また屋根がないと ころには雨が降り注ぎ、ガ

店舗 風

ラスが貼られているところ には光が差し込み建築に自 然の要素が介入する。

バックヤード

GL レベル 250×250 の柱

人工地盤 800×800 の柱

部分断面図 S=1/200

新設

閉じた場所

対岸に渡る通路

既存の門を撤去し船の 出入り口に改築


既存の屋根 屋根を撤去

ガラス 屋根材 光

新しく増設

新たに小さなスケールのスラブと柱によって既存のグリッド を崩し、人の居場所をつくる。開かれた場所があったり、ス ラブが重なった閉じた場所が点在する。

屋根の撤去

650×1400 の梁

開いた場所

3 層の構成と自然の要素の 関係によって空間が生み出

既存の構造体

される。また屋根がないと ころには雨が降り注ぎ、ガ

店舗 風

ラスが貼られているところ には光が差し込み建築に自 然の要素が介入する。

バックヤード

GL レベル 250×250 の柱

人工地盤 800×800 の柱

部分断面図 S=1/200

新設

閉じた場所

対岸に渡る通路

既存の門を撤去し船の 出入り口に改築




A (north) の建物

展望台

このエリアではアートを鑑賞する。水上や柱と梁によっ 倉庫兼バックヤード

て囲まれた空間にアートが点在する。ブリッジを回遊し ながら海の中庭でアートを楽しむことができる。

ギャラリー

ギャラリー フリースペース兼事務所

水庭

ギャラリー

ギャラリー

ギャラリー

シアター


A (north) の建物

展望台

このエリアではアートを鑑賞する。水上や柱と梁によっ 倉庫兼バックヤード

て囲まれた空間にアートが点在する。ブリッジを回遊し ながら海の中庭でアートを楽しむことができる。

ギャラリー

ギャラリー フリースペース兼事務所

水庭

ギャラリー

ギャラリー

ギャラリー

シアター


コペンハーゲンの土地は都市的に見ると起伏がなく 真っ平である。建物は低層が多く、町の主要な建物に は塔が建っている。

赤:増築 黒:既存

アートを周りから見ることができ、

構造体のグリッドの中央にアートが並

既存の躯体をベースに増築を行う。元々あっ

べられ、構造体に音響やライトをつけ

た柱や梁が内部空間に現れ空間を分ける意匠

て鑑賞の雰囲気をつくる

の要素として扱われる。

また水上にあることにより水面に虚像が この敷地は都市レベルにおいてコペンハーゲンの中心 地にあり公共性の高い場所となるため、展望台の機能

浮かび上がる。観覧者は多角的にアート を捉えることができる、

展望台

を持った高い建物をつくる。

周りには低層の建物が多いためコ ペンハーゲンの運河沿いの街並み 既存の構造材を活用しながら 敷地の広場に向かうための道にも梁が かかっており広場に誘導される。

ギャラリー

ギャラリー

事務所 水庭

地上やデッキからから観覧することが

を見渡すことができる

建物が構成されている。

フリースペース

でき、色々な角度でアートを楽しめる。

アート

ギャラリー

トップライトから 光が降り注ぐ

シアター


コペンハーゲンの土地は都市的に見ると起伏がなく 真っ平である。建物は低層が多く、町の主要な建物に は塔が建っている。

赤:増築 黒:既存

アートを周りから見ることができ、

構造体のグリッドの中央にアートが並

既存の躯体をベースに増築を行う。元々あっ

べられ、構造体に音響やライトをつけ

た柱や梁が内部空間に現れ空間を分ける意匠

て鑑賞の雰囲気をつくる

の要素として扱われる。

また水上にあることにより水面に虚像が この敷地は都市レベルにおいてコペンハーゲンの中心 地にあり公共性の高い場所となるため、展望台の機能

浮かび上がる。観覧者は多角的にアート を捉えることができる、

展望台

を持った高い建物をつくる。

周りには低層の建物が多いためコ ペンハーゲンの運河沿いの街並み 既存の構造材を活用しながら 敷地の広場に向かうための道にも梁が かかっており広場に誘導される。

ギャラリー

ギャラリー

事務所 水庭

地上やデッキからから観覧することが

を見渡すことができる

建物が構成されている。

フリースペース

でき、色々な角度でアートを楽しめる。

アート

ギャラリー

トップライトから 光が降り注ぐ

シアター






B の建物

C の建物 以前この建物の東側は 2 列のトラス空間に物資がストッ

コペンハーゲン の歴史的な建物。建物中央部の壁と屋根

クされており西側に事務所があった。トラス空間の屋根

を部分的に撤去しガラスを挿入する。このガラスを通り

を取り除きこの敷地への陸と海のエントランスとして機

日から光が差し込む

能する。また西側はエントランス沿いにショップが並べ

ガラス

られており、歩きながらショップを楽しむことができる。

提案

現状

現状

提案

船のエントランス

ストック

陸のエントランス

ショップ

キッチン


B の建物

C の建物 以前この建物の東側は 2 列のトラス空間に物資がストッ

コペンハーゲン の歴史的な建物。建物中央部の壁と屋根

クされており西側に事務所があった。トラス空間の屋根

を部分的に撤去しガラスを挿入する。このガラスを通り

を取り除きこの敷地への陸と海のエントランスとして機

日から光が差し込む

能する。また西側はエントランス沿いにショップが並べ

ガラス

られており、歩きながらショップを楽しむことができる。

提案

現状

現状

提案

船のエントランス

ストック

陸のエントランス

ショップ

キッチン




WALKS WALKS -- CORE CORE 修士 1 年  HULIC コンペ応募(共同設計 ) 用途:商業施設 敷地:東京都渋谷区千駄ヶ谷 建築面積:2,600 ㎡ 延べ床面積:6,500 ㎡

設計概要 日常で行われる歩くという行為を運動として認知し、 意識的に体を動かす事でスポーツと生活をより密着さ せる。競技としてのスポーツではなく歩くというアク ティビティを支援するためにウェアーやシューズなど 健康的に歩くために必要な物品や休息スポットなど の、空間・もの・体験をサブスクリプション契約によっ て提供できるウォーキング支援施設を提案する。


WALKS WALKS -- CORE CORE 修士 1 年  HULIC コンペ応募(共同設計 ) 用途:商業施設 敷地:東京都渋谷区千駄ヶ谷 建築面積:2,600 ㎡ 延べ床面積:6,500 ㎡

設計概要 日常で行われる歩くという行為を運動として認知し、 意識的に体を動かす事でスポーツと生活をより密着さ せる。競技としてのスポーツではなく歩くというアク ティビティを支援するためにウェアーやシューズなど 健康的に歩くために必要な物品や休息スポットなど の、空間・もの・体験をサブスクリプション契約によっ て提供できるウォーキング支援施設を提案する。


0. はじめに オリンピック国内開催を控えた日本で、スポーツ庁は「Sports in Life」をスローガンとして掲げており、

「Sport in Life プロジェクト」とは、

近年では今回の奇禍によってもウォーキング人口が増加したと言われている。また市民マラソンの人気な

2020 年東京大会のレガシー創出に向けて、自治体・スポーツ団体・経済団体・企

ど国民の健康意識は向上しているには関わらず、それを支える施設は皆無である。より気軽にそういった

業などが一体となり、国民のスポーツ参画を促進するプロジェクトです。

運動をできる環境づくりが Sports in Life には必要ではないだろうか。

1. 周辺環境 敷地の周りには新宿御苑や代々木公園、赤坂 御所、国立競技場などの建物がある。それぞ れの施設は 1.6km 圏内にあり、ウォーキン グで行ける距離にあり、その緑地帯を ウォーキングすることができる。 新宿御苑

新宿御苑

新国立競技場

km

赤坂御所

1.6

代々木公園

千駄ヶ谷

駅 首都高

1.6k

1km

m

代々木公園

競技場

赤坂御所

3. サブスクリプションスタイル

2. 建物のあり方 スポーツ支援の拠点となる建物は周辺の住人や仕 事終わりの働いてるてる人のウォーキング をする までの準備をする場として機能する。

様々なコンテンツ、プラン 整える場

周辺住宅 , オフィス

支援拠点

散歩コース

消費者は気軽に商品や趣向に合ったものを試用・利用でき、新しいコンテンツに出会う機会が多い。サブスクなら

一定期間利用する使用料

公園

運営企業 ・継続的な売り上げを確保できる ・利用者の趣味趣向のデータが取れる

ではの、従来の買取形式ではなく月ごとや年ごとの期限内のバージョンアップは追加料金不要でモノを所有しない 契約者 ・管理コストが減る ・新しい商品に出会いやすい

事で管理コストがかからない身軽さ・安さ、コトを消費する現代のニーズに応えた新しい施設サービスのあり方で ある。また企業側は参入障壁が低く継続的な売上を確保ができ、利用者の趣味趣向や生活スタイルのデータを採集 できる事で継続的にサービスを更新できる。


0. はじめに オリンピック国内開催を控えた日本で、スポーツ庁は「Sports in Life」をスローガンとして掲げており、

「Sport in Life プロジェクト」とは、

近年では今回の奇禍によってもウォーキング人口が増加したと言われている。また市民マラソンの人気な

2020 年東京大会のレガシー創出に向けて、自治体・スポーツ団体・経済団体・企

ど国民の健康意識は向上しているには関わらず、それを支える施設は皆無である。より気軽にそういった

業などが一体となり、国民のスポーツ参画を促進するプロジェクトです。

運動をできる環境づくりが Sports in Life には必要ではないだろうか。

1. 周辺環境 敷地の周りには新宿御苑や代々木公園、赤坂 御所、国立競技場などの建物がある。それぞ れの施設は 1.6km 圏内にあり、ウォーキン グで行ける距離にあり、その緑地帯を ウォーキングすることができる。 新宿御苑

新宿御苑

新国立競技場

km

赤坂御所

1.6

代々木公園

千駄ヶ谷

駅 首都高

1.6k

1km

m

代々木公園

競技場

赤坂御所

3. サブスクリプションスタイル

2. 建物のあり方 スポーツ支援の拠点となる建物は周辺の住人や仕 事終わりの働いてるてる人のウォーキング をする までの準備をする場として機能する。

様々なコンテンツ、プラン 整える場

周辺住宅 , オフィス

支援拠点

散歩コース

消費者は気軽に商品や趣向に合ったものを試用・利用でき、新しいコンテンツに出会う機会が多い。サブスクなら

一定期間利用する使用料

公園

運営企業 ・継続的な売り上げを確保できる ・利用者の趣味趣向のデータが取れる

ではの、従来の買取形式ではなく月ごとや年ごとの期限内のバージョンアップは追加料金不要でモノを所有しない 契約者 ・管理コストが減る ・新しい商品に出会いやすい

事で管理コストがかからない身軽さ・安さ、コトを消費する現代のニーズに応えた新しい施設サービスのあり方で ある。また企業側は参入障壁が低く継続的な売上を確保ができ、利用者の趣味趣向や生活スタイルのデータを採集 できる事で継続的にサービスを更新できる。


4.ヴォリューム構成

5. 建ぺい率と空地利用 敷地面積

60%

空地

積層させる

敷地境界線

表面積を増やすため棚田状にずらす

構造体 膜

空地を作るようヴォリュームを削る

e vat pri

e vat pri ion ipt r c s sub

ion ipt scr c b li sub pu ion t rip c s sub

ヴォリュームと面の機能配置

緑地

屋外サブスク物品置 エントランス

e vat pri

e vat pri ion t ip scr sub ion ipt scr c b li sub pu ion ipt scr b su

建ぺい率を 60%、空地 40%の敷地を有効に使うために建築体から 敷地全体に構造柱が広がり、構造体に囲われた空地の空間が発生す る。この空間はサブスクリプション物品置き場・エントランス・親

構造体と膜により包む

地域性の高い緑地として機能する。


4.ヴォリューム構成

5. 建ぺい率と空地利用 敷地面積

60%

空地

積層させる

敷地境界線

表面積を増やすため棚田状にずらす

構造体 膜

空地を作るようヴォリュームを削る

e vat pri

e vat pri ion ipt r c s sub

ion ipt scr c b li sub pu ion t rip c s sub

ヴォリュームと面の機能配置

緑地

屋外サブスク物品置 エントランス

e vat pri

e vat pri ion t ip scr sub ion ipt scr c b li sub pu ion ipt scr b su

建ぺい率を 60%、空地 40%の敷地を有効に使うために建築体から 敷地全体に構造柱が広がり、構造体に囲われた空地の空間が発生す る。この空間はサブスクリプション物品置き場・エントランス・親

構造体と膜により包む

地域性の高い緑地として機能する。


7. サブスク契約の自由度

6. サブスクで得られる効果

地域 サブスク

新国立競技場に近いこの場所は、オ

観戦者 非サブスク

リンピックやイベント開催時に地域 外の人が短期間に大勢訪れる場であ 合いながらも、サブスク機能は人混

周辺住宅

サービスの提供

支援拠点

みから地域の生活や場所を守る意味

競技場

を持つ。

空間の提供

施設内で利用できる事や物は、サブ スクリプションする事で利用できる ものやサブスク契約していない人で も利用できるサービスなどが混在し ている。その機能はサービスの提供 と空間の提供と物の貸出の 3 つの性 質に分けることができる。

サブスク契約している地域住民

り、敷地内で地域内外の人が混ざり

ウォーキングに必要な物品や休息空 必要最低限のものだけ

える人

¥2,000- / 月

コースの間に身支度をする場所とし て計画されるこの施設は、利便性の 高い地域のためのウォーキングク ローゼットのように機能し、長期契 約の維持を期待する運営企業によっ て流行や利用者の趣向に沿って内容 物が常に更新され続ける。 より深く万全に装備を整えるノル ディックウォークをする人

¥5,500- / 月

られるサービス 契約していなくとも利用でき るサービス

サブスクの場

能がサブスクリプション契約によっ て利用できる。家とウォーキング

サブスク契約をする事で受け

物品の貸出

間、雨天時の代替機能や副次的な機

歩くための装備はほとんど整えず この場でゆったり時間を過ごしたい人

¥1,800- / 月


7. サブスク契約の自由度

6. サブスクで得られる効果

地域 サブスク

新国立競技場に近いこの場所は、オ

観戦者 非サブスク

リンピックやイベント開催時に地域 外の人が短期間に大勢訪れる場であ 合いながらも、サブスク機能は人混

周辺住宅

サービスの提供

支援拠点

みから地域の生活や場所を守る意味

競技場

を持つ。

空間の提供

施設内で利用できる事や物は、サブ スクリプションする事で利用できる ものやサブスク契約していない人で も利用できるサービスなどが混在し ている。その機能はサービスの提供 と空間の提供と物の貸出の 3 つの性 質に分けることができる。

サブスク契約している地域住民

り、敷地内で地域内外の人が混ざり

ウォーキングに必要な物品や休息空 必要最低限のものだけ

える人

¥2,000- / 月

コースの間に身支度をする場所とし て計画されるこの施設は、利便性の 高い地域のためのウォーキングク ローゼットのように機能し、長期契 約の維持を期待する運営企業によっ て流行や利用者の趣向に沿って内容 物が常に更新され続ける。 より深く万全に装備を整えるノル ディックウォークをする人

¥5,500- / 月

られるサービス 契約していなくとも利用でき るサービス

サブスクの場

能がサブスクリプション契約によっ て利用できる。家とウォーキング

サブスク契約をする事で受け

物品の貸出

間、雨天時の代替機能や副次的な機

歩くための装備はほとんど整えず この場でゆったり時間を過ごしたい人

¥1,800- / 月


北東側

リラックススペース レンタルスペース

食堂

レンタルスペース ( 外 )

カプセル

劇場

機械室

オフィス

駐車場

倉庫 ホワイエ

個室 従業員ロッカー ( 女 )

従業員ロッカー ( 男 )

2F 1F

北西側

食事スペース

厨房

リラックススペース

カプセル 公園

劇場

B1F

機械室

オフィス

測定室

駐車場と搬入口

5F

4F 3F


北東側

リラックススペース レンタルスペース

食堂

レンタルスペース ( 外 )

カプセル

劇場

機械室

オフィス

駐車場

倉庫 ホワイエ

個室 従業員ロッカー ( 女 )

従業員ロッカー ( 男 )

2F 1F

北西側

食事スペース

厨房

リラックススペース

カプセル 公園

劇場

B1F

機械室

オフィス

測定室

駐車場と搬入口

5F

4F 3F


アルミファスナー

アルミベース 75

ETFE芯

ETFEフィルム/透明

100

85

15

ブランケットPL

75

120

アルミファスナー ETFEフィルム/透明

ブランケットPL

100

コンクリートスラブ フローリング木仕上げ

h=100×100×6×8 100

200

100

アルミベース

100

ETFEフィルム

ETFEフィルム/透明

20

4,480

32

70

15

ETFE芯

h=100×100×6×8

127

ETFEフィルム/透明

100 h=700×300×13×24

1/100 部分断面図

h=488×300×11×8

120 1/5 ETFEフィルム金物平面詳細図

1/5 ETFEフィルム金物断面詳細図


アルミファスナー

アルミベース 75

ETFE芯

ETFEフィルム/透明

100

85

15

ブランケットPL

75

120

アルミファスナー ETFEフィルム/透明

ブランケットPL

100

コンクリートスラブ フローリング木仕上げ

h=100×100×6×8 100

200

100

アルミベース

100

ETFEフィルム

ETFEフィルム/透明

20

4,480

32

70

15

ETFE芯

h=100×100×6×8

127

ETFEフィルム/透明

100 h=700×300×13×24

1/100 部分断面図

h=488×300×11×8

120 1/5 ETFEフィルム金物平面詳細図

1/5 ETFEフィルム金物断面詳細図


8. サブスクの空間化

9. 雨水利用とヴォリュームを包む外皮 断面的なゾーニング

購買空間の変容

サブスク供用外

売り場

売り場

時間を過ごす場

契約者がリラックスする場や雨

歩行者通路

ETFE 膜

サブスク契約していない人が

売り場

気化熱

利用できる宿泊などの施設が ヴォリュームで構成される。

雨水

外皮を冷やすために散水される

天時に運動する場や設備がこの

サブスクリプションされた商品 サブスク契約した地域の人がウォー

プリントによる 採光の調整

空気層

空間に配置される。

従来の複合商業施設

外気温

流れ落ちる

キングに必要な物品が外皮とヴォ

建築躯体に依らない配置 売り場

売り場

リュームの間の壁や棚に陳列される。 GL

売り場

PSを通り トイレなどで利用される

ポンプで み 上げられる

公共下水道 歩行空間

サブスクでの商品選択体験 壁のような棚に置かれる陳列方法

分節されていた売り場同士の境界がなくなり 歩いて楽しい買い物ができるようになり、こ れまでの購買体験と異なる大きなスケールで の場となる。

雨水貯水槽

熱貫流率が低く 断熱性能が高い

従来のテナント間の間仕切りとなっていた壁は取り払われ、 共有された床や空間の中でジャンルを超えた商品選択体験 が可能となる。敷地全体を囲い込む外皮と試着室など必要 最低限クローズとなる機能が入るヴォリュームとの間の空 間にオープンなサブスク空間が床を共有されて展開する。

外皮に降り注いだ雨水は膜を伝って地下二階の貯水槽へと流れ込み中央部に集約された水回りへと

み上げ

られ、再利用される。また雨水は貯水され、日差しの強い日には膜に散水され気化熱によって膜の内側の温 度を減少させる。空気層を内包した ETFE 膜を採用し、外気温を遮

する。色彩や模様を ETFE 膜にプリン

トすることで日中は建物の内側に日没後は敷地外側に彩が発散される。


8. サブスクの空間化

9. 雨水利用とヴォリュームを包む外皮 断面的なゾーニング

購買空間の変容

サブスク供用外

売り場

売り場

時間を過ごす場

契約者がリラックスする場や雨

歩行者通路

ETFE 膜

サブスク契約していない人が

売り場

気化熱

利用できる宿泊などの施設が ヴォリュームで構成される。

雨水

外皮を冷やすために散水される

天時に運動する場や設備がこの

サブスクリプションされた商品 サブスク契約した地域の人がウォー

プリントによる 採光の調整

空気層

空間に配置される。

従来の複合商業施設

外気温

流れ落ちる

キングに必要な物品が外皮とヴォ

建築躯体に依らない配置 売り場

売り場

リュームの間の壁や棚に陳列される。 GL

売り場

PSを通り トイレなどで利用される

ポンプで み 上げられる

公共下水道 歩行空間

サブスクでの商品選択体験 壁のような棚に置かれる陳列方法

分節されていた売り場同士の境界がなくなり 歩いて楽しい買い物ができるようになり、こ れまでの購買体験と異なる大きなスケールで の場となる。

雨水貯水槽

熱貫流率が低く 断熱性能が高い

従来のテナント間の間仕切りとなっていた壁は取り払われ、 共有された床や空間の中でジャンルを超えた商品選択体験 が可能となる。敷地全体を囲い込む外皮と試着室など必要 最低限クローズとなる機能が入るヴォリュームとの間の空 間にオープンなサブスク空間が床を共有されて展開する。

外皮に降り注いだ雨水は膜を伝って地下二階の貯水槽へと流れ込み中央部に集約された水回りへと

み上げ

られ、再利用される。また雨水は貯水され、日差しの強い日には膜に散水され気化熱によって膜の内側の温 度を減少させる。空気層を内包した ETFE 膜を採用し、外気温を遮

する。色彩や模様を ETFE 膜にプリン

トすることで日中は建物の内側に日没後は敷地外側に彩が発散される。


10. 経済的な相関図

ウォーキング

法人税

暮らしの公的支援 渋谷区 土地のリース代 サブスク契約料

運動支援貢献の見返り ①土地を安くリース ②用途地域による建築 制限の緩和 使用後の製品の素材

商品 家以外の拠点

広告・商品

地域住民

提携企業 ウォーキング支援施設 サブスク以外の 利用 パブリックビューイング

優先的な提携

観戦客の 受け皿

協賛

動員数の増加

リアルな観戦 チケット代 試合観戦者

新国立競技場

渋谷区、スポーツ庁、周辺企業、協力企業、施設利用者(地元民)、競技場、観戦しに 来る人(非地元民)ウォーキング関連商品をサブスクリプション運営する企業によって 管理され、利用する地元の人の契約料・周辺企業からの広告収入・非サブスク利用者の 消費活動によって成り立つ。また競技場とのタイアップや渋谷区の健康増進計画に寄り 添い、第一種文教地区の宿泊施設の建築制限の緩和を受けて遠方からの観戦者のための 宿泊需要に応える。


10. 経済的な相関図

ウォーキング

法人税

暮らしの公的支援 渋谷区 土地のリース代 サブスク契約料

運動支援貢献の見返り ①土地を安くリース ②用途地域による建築 制限の緩和 使用後の製品の素材

商品 家以外の拠点

広告・商品

地域住民

提携企業 ウォーキング支援施設 サブスク以外の 利用 パブリックビューイング

優先的な提携

観戦客の 受け皿

協賛

動員数の増加

リアルな観戦 チケット代 試合観戦者

新国立競技場

渋谷区、スポーツ庁、周辺企業、協力企業、施設利用者(地元民)、競技場、観戦しに 来る人(非地元民)ウォーキング関連商品をサブスクリプション運営する企業によって 管理され、利用する地元の人の契約料・周辺企業からの広告収入・非サブスク利用者の 消費活動によって成り立つ。また競技場とのタイアップや渋谷区の健康増進計画に寄り 添い、第一種文教地区の宿泊施設の建築制限の緩和を受けて遠方からの観戦者のための 宿泊需要に応える。










ほむら

火群聚落 AGGグローバルコンペ

共同浴場の前の広場は薪割りなど木材の加工スペースに使われる

セントラルヒーティングの窯を燃焼することで各住戸に暖房が行き渡る

人間は古来より、火を生活の基盤として きた。暖を取るため、調理をするため、 時には語り合う場の中心に。火は人間の コミュニティの中心にあったと言える。 そして、それは次の100年間も変わら ない本質的な価値を有していると考える 。煉瓦に火を囲む器としての役割を託し 、火を囲み、火を拠り所とする、10戸 の共同体を作り出す。火が生活インフラ となる未来煉瓦づくりの家を提案する。 ■ 火群の共同体 火群の共同

共有の調理場兼食堂スペースでは火を用いて調理が行われる

■ 配置 Diagram -400

-600

-800

■ セントラルヒーティングシステム 調理の窯

-1000 -1200

-1200

ここに暮らす10世帯の住民は火を囲みながら ここに暮らす10世帯の住民は火を囲みながら生 活する。火を守り火に見守られることで、一つ 活する。火を守り火に見守られることで、一つの 共同体を作り出す。風呂、調理場を暖房システ 共同体を作り出す。風呂、調理場を暖房システム を共有する生活は火を中心に展開される。

-200

■ 平面計画

■ 住戸計画

暖房シスステムは窯を中心としたセントラルヒーティングシステ ムを採用する。このシステムにより温水が張り巡らされ家中が暖 かくなる。各家庭に暖房機器が必要でなくなり、経済性、居住環 境の面において利点がある。

A

分節された屋根

脱衣所

-1000

銭湯の窯

-800 -600

セントラルヒーティングの窯

設備

-400

地形に高低差をつけ、方向性をもたせる

暖炉を見下ろす大きな吹き抜け

共同調理場兼食堂

3つの窯を囲むように住宅を配置する。 3つの窯を囲むように住宅を配置する 火を中心とした生活が展開される。 火を中心とした生活が展開される

薪保管庫

中央の広場を望むテラス

リビングの上部は大きな吹き 抜けになっており、火の気配 を二階にも伝える

窯場

共同浴場の煙突から は毎日煙が上がる

共同浴場

薪置場 窯場

各住戸には暖炉があ り、火を囲んだ生活 が展開される

各住戸には暖炉があ り、火を囲んだ生活 が展開される

木材加工場

セントラルヒーティング

耐火

薪保管庫

瓦 アーチ型の大開口

全面道路

A-A 断面図 S=1:250

脱衣所

炉の火を囲むように開けら れたアーチ型の大開口

平面図S=1:500 0

5

10

20 (m)

A

N

リビングアクセス

各住戸には炉があるリビングを中心 に構成されており、各部屋にはリビ ングを介してアプローチする。


ほむら

火群聚落 AGGグローバルコンペ

共同浴場の前の広場は薪割りなど木材の加工スペースに使われる

セントラルヒーティングの窯を燃焼することで各住戸に暖房が行き渡る

人間は古来より、火を生活の基盤として きた。暖を取るため、調理をするため、 時には語り合う場の中心に。火は人間の コミュニティの中心にあったと言える。 そして、それは次の100年間も変わら ない本質的な価値を有していると考える 。煉瓦に火を囲む器としての役割を託し 、火を囲み、火を拠り所とする、10戸 の共同体を作り出す。火が生活インフラ となる未来煉瓦づくりの家を提案する。 ■ 火群の共同体 火群の共同

共有の調理場兼食堂スペースでは火を用いて調理が行われる

■ 配置 Diagram -400

-600

-800

■ セントラルヒーティングシステム 調理の窯

-1000 -1200

-1200

ここに暮らす10世帯の住民は火を囲みながら ここに暮らす10世帯の住民は火を囲みながら生 活する。火を守り火に見守られることで、一つ 活する。火を守り火に見守られることで、一つの 共同体を作り出す。風呂、調理場を暖房システ 共同体を作り出す。風呂、調理場を暖房システム を共有する生活は火を中心に展開される。

-200

■ 平面計画

■ 住戸計画

暖房シスステムは窯を中心としたセントラルヒーティングシステ ムを採用する。このシステムにより温水が張り巡らされ家中が暖 かくなる。各家庭に暖房機器が必要でなくなり、経済性、居住環 境の面において利点がある。

A

分節された屋根

脱衣所

-1000

銭湯の窯

-800 -600

セントラルヒーティングの窯

設備

-400

地形に高低差をつけ、方向性をもたせる

暖炉を見下ろす大きな吹き抜け

共同調理場兼食堂

3つの窯を囲むように住宅を配置する。 3つの窯を囲むように住宅を配置する 火を中心とした生活が展開される。 火を中心とした生活が展開される

薪保管庫

中央の広場を望むテラス

リビングの上部は大きな吹き 抜けになっており、火の気配 を二階にも伝える

窯場

共同浴場の煙突から は毎日煙が上がる

共同浴場

薪置場 窯場

各住戸には暖炉があ り、火を囲んだ生活 が展開される

各住戸には暖炉があ り、火を囲んだ生活 が展開される

木材加工場

セントラルヒーティング

耐火

薪保管庫

瓦 アーチ型の大開口

全面道路

A-A 断面図 S=1:250

脱衣所

炉の火を囲むように開けら れたアーチ型の大開口

平面図S=1:500 0

5

10

20 (m)

A

N

リビングアクセス

各住戸には炉があるリビングを中心 に構成されており、各部屋にはリビ ングを介してアプローチする。


手を動かす 建築を見に行く際にはスケッ チを行う。 ただ傍観せず、手を動かすこ とで建築をより鮮明に捉える。


手を動かす 建築を見に行く際にはスケッ チを行う。 ただ傍観せず、手を動かすこ とで建築をより鮮明に捉える。


私の根

宗教建築には 力 がある。 私はその 力 に惹かれ虜になった。 境内の中に入ると街では感じることができない程の モノが持つ時間を感じることができる。 その長い時間の中で土地に根を下ろし 次第に周りの環境をも適応させる。 また様々な人を受け入れる 広さ が宗教建築にはある。 公共性の根元とも言えるこの 広さ は安らぎをも感じさせる。 宗教建築を巡ったことは私にとって建築を考える礎になっている。


私の根

宗教建築には 力 がある。 私はその 力 に惹かれ虜になった。 境内の中に入ると街では感じることができない程の モノが持つ時間を感じることができる。 その長い時間の中で土地に根を下ろし 次第に周りの環境をも適応させる。 また様々な人を受け入れる 広さ が宗教建築にはある。 公共性の根元とも言えるこの 広さ は安らぎをも感じさせる。 宗教建築を巡ったことは私にとって建築を考える礎になっている。



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