Inter x cross Creative Center Archive 2001-2012

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Archive 2001-2012 インタークロス・クリエイティブ・センター 2 0 0 1 年 度 ∼ 2 0 1 2 年 度 アーカイブ


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インタークロス宣言 2001.04.06 「インタークロス」 とは「異種交配」の意味が あります。 農業とデザイン、宇宙開発とアート、ビジネ スと文化、環境とデザイン、医学と音楽、観 光と映像、政治とファッション。様々な組み合 わせがあります。映像と演劇、音楽とファッシ ョンなど、各分野・メディアの統合や融合も あります。 デジタルがあらゆる物を統合(インテグレー ト) しはじめています。異なるモノが出会うと き、そこにはエネルギーが生じ、それこそが クリエイティブ・パワーと考えます。デジタル とアナログの融合もまた重要になるでしょう。 「クリエイティブであること」 を考えるとき、最 も重要なキーワードは人間性そのものかもし れません。ここから生まれ出るクリエイター 達は生き方(ライフスタイル)そのものを創造 しデザインすることになるでしょう。 大きな可能性を持った新しい才能が集まるイ ンタークロス・クリエイティブ・センターは、 デジタルの時代だからこそ、新しい 人間復 興 を目指していきます。

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Archive 2001-2012 インタークロス・クリエイティブ・センター 2 0 0 1 年 度 ∼ 2 0 1 2 年 度 アーカイブ

もくじ

インタークロス宣言

3

序 : 異種交配<インタークロス>から生まれた、 クリエイティブの種

6

アドバイザー・メッセージ

8

アクティビティ/事業

12

2001 年度

12

2002 年度

28

2003 年度

46

2004 年度

62

2005 年度

84

2006 年度

104

2007 年度

120

2008 年度

132

2009 年度

146

2010 年度

160

2011 年度

174

2012 年度

180

デザイン・ランドスケープ・ラボ

196

ICC アワード

208

入居ユニット

220

ICC デザイン

238

施設概要

290

さくいん

296

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[序 ] 異 種 交 配 <インタークロス>から生まれた、 クリエイティブの種 久保俊哉

Toshiya Kubo

インタークロス・クリエイティブ・センター( ICC )チーフコーディネーター

2001 年 4 月、インタークロス・クリエイティブ・

この ICC の中で、入 居クリエイターは廉 価な部

センター( ICC )が 誕 生した。多くのユニークなク

屋を 3 年 間 利 用でき、様々な異 業 種のクリエイタ

リエイター達が 集まることで、新しいムーブメント

ーとの交流や、他企業との接点を持ちながら自分

を起こそうと始めた施 設だ。インタークロス宣 言

たちのプロジェクトを推 進していった。特にクリ

は、過去の芸術・文化・経済活動に大きな影響を

エイティブのムーブメントを起こすためには、世界

及ぼした「バウハウス」の概 念からヒントを得た。

トップクラスの 人 材を投 入したセミナーやワーク

デジタルがもたらす様々なコンテンツの融合が見

ショップの必要があり、はじめから国際的な視点

えた。コンピュータと通信の発達は想像したとお

を持つことを前提として人材の育成を行い、その

り全ての機能を統合していった。ICC のメンバー

結果、国内外をフィールドに活躍するクリエイター

はワールドワイドなクリエイティビティーをデフォル

の輩出にも成功した。 2001 年から 2013 年 3 月

トとし大きく羽ばたきはじめ、SAPPORO のクリエイ

までに、様々な分 野のクリエイター 69 組を輩 出 。

ティブを牽引し始めた。スタート時の国際的なク

国際的なコンテンツを配信する都市 "SAPPORO"

リエイティブ集団 tomato とのネットワークは見事

のブランドポジションを得ることができたのでは

に SAPPORO をブランド化し、クリエイターの意識

ないか。

を高めることになった。そして、ICC アドバイザー の存 在も大きい 。彼らは世 界トップクラスのクリ

特に人材の育成に関しては、世界トップクラス

エイター達だ。彼らとのネットワークを最 大 限 駆

のクリエイティビティーを身につけるために英 国

使し、多くの人材が ICC から輩出された。

のクリエイティブ集団 tomato に参加してもらい、

ICC のインターナショナル・クリエイティブ・ワーク ICC は 、旧 札 幌 市 教 育 研 究 所の 建 物をリノベ

ショップを行った 。ここで ICC のクリエイター達

ーションして生まれた、クリエイティブに特化した

は、根本的なクリエイティビティーに関して徹底的

インキュベーション施設だ。地上 4 階・地下 1 階

に世界レベルを知り、その体験を身に付けていっ

の建 物には、クリエイター達が 入 居するインキュ

た。その後の ICC の活 動は、マーケティングのセ

べーションの部屋 36 室の他、デジタル工房、 フー

ミナーや、 ビジネスプレゼンテーション能力などを

ド工 房 、ものづくり工 房などのワークショップなど

高める ICC フェスティバル、著 名 講 師を招いての

が行えるようなファシリティーを持ち、知識の共有

セミナーでは、その成功体験からヒントをもらい、

を行う図 書 室や入 居 企 業 同 士が 交 流できるカフ

同時に世界的な人的ネットワークの形成を行って

ェ、イベントなどが 行える音 楽 室 やホール 、通 常

いった。その後の展開にもこの人脈が多く活かさ

業 務をサポートするコピー室など多 様な機 能を

れており、 この人脈こそがこの ICC の 12 年間の財

持っていた。

産でもある。

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コンテンツ産 業は 、それ自体の 産 業 規 模の 大 きさではなく、 その都市のブランド化に大きく貢献 する。 ICC から生まれた sapporo ideas city な ども、そのひとつで 、今 後 他 産 業に、このクリエイ ティビティーをどのように活かしていくか? また、 科 学やテクノロジーの分 野との融 合など新 産 業 への糸口をどう見つけていくのか? ICC を立ちあ げたときのビジョンはまだまだ終わらない。長い 旅の第 2 幕に向けて、地図のない領域を開拓し、

久保俊哉 メディア・プロデューサー 1957 年小樽市生まれ。マーヴェリ ック・クリエイティブ・ワークス代表。 日本大学芸術学部放送学科卒業 後、広告代理店、 ゲーム会社、CGプロダクションを経て 2002 年4月マーヴェリック・クリエイティブ・ワークス設 立。SAPPORO ショート・フェスト、 ワンドットゼロ_ニッポ ンなどコンテンツ分野のフェスティバルをプロデュース。 アーティストやデザイナーのマネージメントおよびエージ ェントを務め、 キャラクターなどのライセンスビジネスも手 がける。

新たな産 業プロジェクトを起こしていくことにな る。 この 12 年間蒔いてきたクリエイティブの種が、 いよいよ花開くときが来たのだ!

ICC の春に向けて、新しく生まれたクリエイティ ブが 発 芽し、いずれ大 輪の花が 咲くことをイメー ジし、SAPPORO の創 造 的 土 壌をこれからも耕し ていこうと思う。

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アドバイザー・メッセージ インタークロス・クリエイティブ・センター( ICC )アドバイザー

伊藤隆介

Ryusuke Ito

森本晃司

Koji Morimoto

水口哲也

Tetsuya Mizuguchi

マイケル・アリアス

Michael Arias

ウィルソン・タン

Wilson Tang

竹内宏彰

Hiroaki Takeuchi

スティーブ・ベイカー

Steve Baker

テクノパーク、エレセン、サッポロバレーを経て、ICC への人と 場の変遷は、そのままで札幌における「柔らかい新産業」の歴史 だ 。前 三 拠 点は地 方におけるデジタル産 業の創 出に貢 献した が 、ボーダレスなソフトパワーによる新たな「 価 値 」の創 造までは 至れなかった。ツール開発が優秀であっても、コンテンツつまり 「 語るべき言 葉 」は 希 薄だから当 然だった 。 ICC の 初 期の目的 も、 デジタル創 造プラザ の名 称 通り、それを継 承したものだっ たが 、デジタル技 術が 予 想 外に急 速に普 及・陳 腐 化するのと反 比 例するように、アートや音 楽 、映 画 、アニメーション、料 理や冒 険まで 、一 見「 非デジタル 系 」的な「 価 値 」の 生 産を得 意とする 人々が集結し、欧州のアートセンターの様相を呈していったのは 面白い。しかし、彼らの武器である、発想の枠組みや、ネットワー クのボーダレス性を可 能にしたのは、 まぎれもなくインターネット に代表される新しいテクノロジーだった。札幌市の文化・芸術を 刺激するスポットに変貌した ICC は、来る国際芸術祭という観光 資源の開催決定へのプロセスにおいても、重要なファクターを演 じた。つまり、デジタルであることでビジネスを創造する時代は終 わり、デジタルを駆使した文化の広がりにより、 ビジネスはもちろ ん、地域の価値を引き上げるビジネス・モデルが見え始めてきて いる。つまり我々は、新しいステップに入ったのだ。

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伊藤隆介 映像作家/北海道教育大学准教授 1963 年札幌市生まれ。東京造形大学デザ イン学科在学中より 『村雨ケンジ』名義でマ ンガ、アニメ評論を多数執筆、コミック雑誌 の編集も手掛ける。シカゴ美術館付属美術 大学修士課程修了。映像作家、現代美術作 家として活動、特に実験映画『Plate』シリー ズ(1999∼)は、国内外の映画祭などで多 数上映されている。札幌ではインデペンデン ト映画の普及も行っている。


「人は、一人では生きて行けない」 「 いろんな人と混ざり合い進 化していく」

ICC に参加させてもらって改めて強く思ってる事です。 ICC は そんな出会いの場所だったし、 ここから生まれた宝が世界に羽ば たいて行くさまを見ながら場所は東京だけではない、いろんな場

森本晃司

所からでも、発 信する強い 思いがあれば 叶うのだ!という前 例

アニメーター/ アニメーション映画監督

を、ICC の考えに賛同した皆さんが、示していると思います。 今までの既存のレールでは、自分が思い描いた場所に行けな いのなら、新しいレールを敷き詰めなければいけない。簡単では 無いですが、不可能ではない。 「 あきらめる前に、イロイロ手は尽 くしたのか、動け」 と! 久保さんからいつも聞く言葉ですが、全く そうだなって、思っています。 またその場所が北海道、札幌からだ ったというのも、北海道開拓史と重ねながら何かこの土地にはそ

1959 年和歌山県生まれ。大阪デザイナー学 院卒業後、マッドハウス入社。 『あしたのジョ ー 2』で 初 原 画 。 『 SF 新 世 紀レンズマン』、 『AKIRA』等でアニメーターとして活躍。初監 督作 OVA『ロボットカーニバル』の『フランケ ンの歯車』以降、徐々に演出家へ。近年は、 スタジオ4℃を中心として活躍、 『アニマトリッ クス』、宇多田ヒカルの PV 等でその力量を発 揮。

んな熱い魂の人々が 未だに残っているんだなと妙に納 得してし まう訳で、開拓魂忘れてはいけませんね。

ICC 第 2 幕もそろそろ始まるとの事なので,また一 緒に出 来れ ばと思っています! 男 の 子 は 、 ( 女 の 子も)悪 戯 が 好きなんで す....悪 戯といっても人を喜ばす悪 戯もあるので、いろいろ挑 戦しましょう!

ICC が 設 立されてから 12 年 、この時 間の中で世 界は大きく変わった。インタ ーネットの浸透はわれわれの生活を一変したし、仕事の仕方も、クリエイティブの 方法も、人と人とのつながり方も、コミュニケーションの方法も、変えた。ソーシャ ルメディアや、クラウドコンピューティングの恩恵を受けるようになった。手のひら には、スマートフォンがやってきた。 2013 年の現在、僕等はどこにいてもだいたいの仕事ができるし、どこにいても 大量のデータを送れるし、あらゆるものを検索できるし、空港にいても、南の島の ビーチにいても、その場にいるような臨場感で会議もできる。そう、毎世紀 10 年 ほど経つと 「本当の新世紀」がやってくるというが、ついにその時期がやってきた のだ。強いクリエイティブな信 念さえ持っていれば 、大 企 業じゃなくても、たった 数名のスタートアップで世界と渡り合えるという現実が、すでに目の前に存在して いる。ホッカイドウやサッポロは、日本の辺境にもなりうるし、世界の中心にもなり うる。あとの選択はシンプルだ。 「われわれは、 どうなりたいんだ?」 ICC はこれまで、人と人が 交 差するところに起こる、新たなクリエイティブの化 学反応を目指してきた。そしてこれからは、クリエイティブのみならず、事業化へ のアプローチにも力を入れていくと聞く。これは、大賛成だ。もはやインターネッ トの普及により、課金決済も多様化し、高品質の映像や音で世界はつながり、ロ ジスティックス (流通) も効率的になっている。食や観光、恵まれた自然など、ホッ カイドウやサッポロにはいいものがたくさん溢れているのだから、 これを積極的に クリエイティブして、新たな事業を創造して、さらにさまざまな人がインタークロス する場にしていけばいいと思う。 もうこれからは、もう何か 特 定のことだけができればいい、 ということではイノ ベーション(改革)は起こせない。アートとサイエンス、ハードとソフト、 クリエイティ ヴとビジネス、 そういう区分けのなかで仕切られてきた感性では、 もはや通用しな い。 それらをひとつの「群」 として見る新しい目が必要なのだ。ICC からこのような 目をもったイノベイター=新たなクリエイターが生まれてくることを切望します。

水口哲也 プロデューサー 1965 年北海道生まれ。 ゲーム 『スペースチャ ンネル5』、 『 Rez』、 『ルミネス』、音楽ユニット 『元気ロケッツ』のプロデュースなどを手掛け る。2006 年、全米プロデューサー組合による 「Digital50」 ( 世界で注目すべきデジタル系 イノベーター 50 人)の一人に選出される。 日 大芸術学部非常勤講師、慶応大学大学院 非常勤講師、金沢工業大学客員教授。現キ ューエンタテインメント株式会社代表取締役 CCO。

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Has it really already been twelve years since ICC was first established? And if ICC has aged twelve years, doesn't that mean I have also? (Yes, obviously.) In the context of a human lifespan, twelve years is a substantial period; a great deal can happen to a person in twelve years. But what does the same period mean to an institution like the unique "creative collective" that is Sapporo's ICC? And if the first twelve years of a human life are particularly significant (as they certainly are), shouldn't the first twelve years of ICC also hold special meaning? Anyone fascinated by numerology, as I am, will know that the twelve-year cycle is very important to many cultures. The Chinese have their She-ngxia`o, of course: According to the Chinese Zodiac, ICC, having been born in 2001, would be a Snake. And parallels to the Kumbh Mela, the Hindu religion's largest gathering, repeated in 2001 and then again in 2013, would seem particularly auspicious! (We should choose to ignore the dire words of Russian Futurist poet Velimir Khlebnikov, who predicted that history would be marked by cataclysms occurring every 12 years.) An astronomer can tell you that Jupiter's orbit around the Sun takes about 12 Earth years, but an astrologer will add that Jupiter's appearance, every twelve years, in the same part of the sky that it occupied when you were born, is an event of great significance. The so-called "Jupiter Return" marks the beginning of a new phase of creative growth, a renewal of confidence - indeed, a rebirth. Yes, renaissance. That's perfect for ICC! Honestly, I didn't intend the preceding numerological digression to dominate my comments. But, then again, why not? Having reestablished itself at a great new location, this is a good time for ICC to look back, reassert founding principles, recheck previous mission statements, and then get focused on the next phase. Viva ICC!

When people ask me which project I am most proud to be involved with in my career, I always say: "ICC!" The reason is that even though I have worked on some famous films and games, they were always made for one reason - to make money. When I think of the history of ICC, from the first time Kubosan asked me to join in this dream, I think of all the talented people from Sapporo and beyond, who has been a part of ICC in some way. I see all of their smiling faces full of creative energy and I think THIS is the most important product of all - people who will go out in the world with the passion to create ignited by ICC! I believe that when you produce a passion for creativity, you cannot stop it. Thank you to everyone at ICC for including me on this amazing adventure!

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マイケル・アリアス CGアーティスト 80 年代 VFXを手掛けハリウッド大作の映像 制作に従事。 イマジカ特撮映像部に在籍後 独立、 『クルックリン』等の CG で数多く受賞。 ソフトイマージ・トゥーンシェーダー を開発・ 特許取得(『もののけ姫』 にて使用)。 『アニマ トリックス』 でプロデューサーを担当、 『 鉄コン 筋クリート』では、第 31 回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞を受賞し、第 57 回ベルリン国際映画祭へ正式出品され た。実写初監督作品『ヘブンズ・ドア』や、オ ムニバス作品『上野樹里と5 つの鞄』の一話 『HOPE』 を手掛ける。

ウィルソン・タン シニア・アートディレクター バンクーバーでゲーム用アニメに従事、現在 CGアニメ長 編 映 画を監 督 。これに先がけ Electronic Arts (E.A.) Black Box Studio にて、 シニア・アートディレクターを努め、 オリジナルコンテンツやIP制作、 『 Need for Speed』のビジュアル・ディレクションを監 督 。E.A.以 前 は Industrial Light and Magic にVisual Effects Art Directorとし て携わり、 スピルバーグ監督の『A.I. :Artificial Intelligence』や『ハルク』、 『ポセイドン』 に参加。2006年『TOYOTA Scion』 フルCG コマーシャルの2作品を監督。


ICC のアドバイザーとなって 10 年以上、その間様々な出会いと 感動があった。

20 世 紀 の 終 わりから 21 世 紀へと移 行する 2001 年 、それは スタンリー・キューブリック が 描いた「 2001 年 宇 宙の旅 」の設 定年。民間月世界旅行はまだ実現はしていないが、同年に誕生

竹内宏彰

した ICC は私を札幌からイマジネーションの世界へと旅立たせて

アニメーションプロデューサー

くれた。ICC のクリエイター達はその類稀なる想像力と表現力に

1960 年山梨県生まれ。株式会社テイク・ワ イ会長、株式会社ブルズ・アイ取締役、株式 会社 Ordet 顧問、社団法人国際声優育成 協会理事、京都造形芸術大学客員教授、金 沢工業大学客員教授。慶応義塾大学卒業 後、週刊ヤングジャンプ編集プロデューサー を務め、1984 年に株式会社シンクを設立。 1998 年に株式会社コミックス・ウェーブ社 設立、新海誠監督『ほしのこえ』の発売など、 個人作家を数多くプロデュースする。 『アニマ トリックス』後、2009 年には動画革命東京プ ロジェクトにより、宇木敦哉監督『センコロー ル』、PICOGRAPH『テイルエンダーズ』 など、 札幌発のクリエイターもプロデュースする。

よって、札幌から「世界の山脈」へ、さらに「未知なる惑星」や「未 来 世 界 」へと私を連れて行ってくれた。彼らとの出 会い、数 多く のプロジェクトは、今もなお重要な経験とビジネスをもたらしてく れている。 新 生 ICC は更なる進 化を遂げて新たなステージを迎えるとの こと。次の 10 年に起こるであろう新しい出会いを考えると、私は ふたたび夢と期待を抱かせずにはいられない。 「次は私をどこへ 連れて行ってくれるのだろう? 」

I feel fortunate to have been involved with the ICC from the very early days. I can still remember Kubo-san showing me around the building before it had even been opened and I have many happy memories from the ICC festivals over the last twelve years. If I had to choose a personal highlight I would pick the series of tomato workshops that were held during the first three years. Creative people from many different disciplines and from all over the world converged at the ICC, ready to leap into the unknown. Many of them were spending their hard-earned savings and were not even sure why they were there, but somehow they knew they needed to be involved, exposing themselves to new experiences, taking risks and making new friends. In many ways that collaborative experimental attitude and open spirit epitomises the nature of creative entrepreneurship and shows why the ICC has played such an important role in encouraging local creative businesses. The next incarnation of the ICC has the opportunity - we could say obligation - of moving into a new phase of creative entrepreneurship. By taking an active role in attracting work, pitching for jobs on behalf of creative companies and managing production and client liaison, the ICC could offer marketing, management and communication expertise which should generate profits that can be reinvested in growing a client/creative network. I am personally looking forward to seeing the new ICC flourish in more creative and commercial ways. Of course, it should never forget its roots or the vital role it can play in nurturing and support new local talent but as long as it is steered by experienced creative managers who understand the nature and necessity of creative risk taking, I anticipate an exciting future.

スティーブ・ベイカー クリエイティブビジネス企業家 1956年英国生まれ。音楽、アート、広告業、 映画業界においてクリエイティブマネージメ ントに従事。1991年、 ロンドンのクリエイティ ブ 起 業 を 基 盤としたクリエイティブ 集 団 Tomatoを創設し、2004年に日本に移住す るまでマネージング・ディレクターを務める。 今 現 在は、起 業や最 新 技 術に重 点を置い た、 クリエイティブ産業のビジネスコンサルタ ントとして活躍。講演や執筆活動、知的財産 の活用ビジネスにも引き続き従事する。

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2002 年度 2003 年度

Activities 2001

2 0 0 1 年度

2 0 0 1 年 度の事 業 > >

2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

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20 0 1 年度 ICC オフィシャルイベント

オープニングセレモニー 2 001 年 4 月 6 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

インタークロス・クリエイティ

ゲストによるギター 演 奏 や 、

●ゲスト

ブ・センター( 札 幌 市デ ジタル

入居者のパフォーマンスも同時

創 造プラザ )設 立の記 念 式 典 。

に 行 わ れ 、これ から起こる ICC

ギターデュオ

当 時の桂 信 雄 札 幌 市 長をはじ

からのムーブメントを予 感させ

め札 幌 市 役 所 関 係 、市 内 業 界

ていました。

東京に三代続いた長唄の家に兄弟として生ま れる。家業を継ぐべく、幼少より父に強要され た長唄に馴染めず、音楽とは嫌な物、憎むべき 物として少年期を送る。 兄・龍介は、十代の半ばで欧米のポップ音楽 及び風俗により覚醒し、当初イラストレーター を目指すが、 ドラムの演奏を始め、 ギタリストに 転向後間もなく、現在に近いスピードとスタイ ルを得るに至った。 弟・宗亮は兄によりもたらされる欧米の情報に 驚き、憧れ、1960 年代中頃から十年程のルネ サンスとも呼ばれるべき時代のムードに、 めくる めく様な感動を抱き、 いつしか自らもギターを 手にしていた。 各々に長い暗中模索の時間が訪れ、1980 年 に兄弟で始めた飲食店の店内で演奏する事 になるまで音楽的な接点は無かったが、毎夜 の様に常連客達に要求されるまま演奏し、曲 を作り、増やし、仙波清彦を始めとし、坂本龍 一、渡辺香津美、coba 等の音楽家と交歓を重 ねる。 その後、 そういった人達の後押しで演奏の場 を、主に都内のライブハウスに移して行く。数 年のブランクもあったが 2000 年には活動も 20 年目を迎えた。 特異なスタイルを持つ彼らの音楽は、真に唯 一無二。演奏の高いテンションとスピードは驚 愕に値し極上のスリルと感動を与えてくれる。

の方々、 クリエイターなどが一同 に会し、クリエイティブ産業の創 造と振 興を目指す活 動 が 開 始 されました。 セレモニーの 演 出 は 入 居 者 のアイディアで 行いました 。テ ーマは「 Underconstraction 」。 「この施設は永遠に完成しませ

●第 1 期入居者 (有)アート・パラディム (株)アイティ・コミュニケーションズ

ACTIVE FILMMAKERS (株)アトラクト

NPO 法人 S-AIR (株)エストコスモ

ん。最高傑作は次回作です。」

(有) クール・アーキデザイン

というスローガンのもとに、完成

(有)毛ガニフィルム

されないことを宣 言し、スタート しました。オープニングは、テー

(有)スパークエンタテイメント センソアルテ トライフェイス

プカットならぬ、紅白のワイヤー

(有)パフ

をペンチで切る ワイヤーカット

(資) ピコグラフ

を行いました 。これには 、デジ

(有) ブックスボックス

タルの 環 境ではあるけれども、

(有) ラヴィ

オフラインの 関 係を大 事にしよ

RICCIO

うという思いが 込められていま した。

ICC のアドザイザーである水 口哲也氏(ゲームクリエイター) や(故)鈴木しゅんじ氏(放送作 家 )等も駆 けつけてくれ 、お 祝 い のメッセージを 頂きました 。 また、入居者全員の紹介と簡単 なプレゼンテーションを行いま した。

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足立兄弟


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

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20 0 1 年度 クリエイティブ人材育成事業

身体表 現ワークショップ 2 001 年 8 月 24 日・25 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

マイム・アーティストの北京一

●講師

氏を招き、エチエンヌ・ドゥクル ー( Etienne Decroux )のコー ポラル( 心 身 )マイムメソッドを 基 本 にした 身 体 表 現 のワーク ショップを行いました。 このワークショップは、パフォ ーマーのみならず CG アーティス トやアニメーター、映 画 監 督な ど、身 体 表 現を演ずる側と演じ させる側ともに学 ぶ 機 会としま した 。 特 に 、 ドクル ーメソッド は、人間の身体や運動をつぶさ に観 察し研 究したドゥクルーに よって生 み 出されたまったく新

北 京一 パントマイミスト 1950 年大阪市生まれ。1971 年 9 月に北京二 と漫才コンビ「北京一・京二」 として結成。新 花月、道頓堀角座で活躍したが 2 年半ほどの 活動で解消し、1974 年には渡米し舞台の修 行。傍らロックバンド 「Soo Baad Revue」 を結 成しボーカルを務める。渡仏してエティエンヌ・ ドゥクルーに師事。ドイツではダンススクールを 開校。帰国後もパントマイム、舞台演出で活 躍。2004 年にバンド・金子マリ presents「5th Element will」 を結成。現在の妻はジャズ歌手 の大野えり。

しいマイムの技法で、 ドゥクルー 以前のパントマイムが個々の役 者によって我流ないし感覚的に 演じられていたのに対して、マ イムに初めて体 系 的な「 文 法 」 を与えたと言われています。 北京一氏は、パリにおいてエ チエンヌ・ドゥクルー 氏 に 弟 子 入りし、直 伝のメソッドを披 露 。 かの有名なパントマイムの第一 人 者マルセル・マルソーが 最 初 にマイムを師事した人物は他な らぬエチエンヌ・ドゥクルー氏で もありました。その様な貴 重な ドゥクルーメソッドを 使 い 本 格 的な身 体 表 現の 基 礎を学 ぶこ とができました。

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

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20 0 1 年度 クリエイティブ人材育成事業

tomato workshop 2001 in sapporo 2 001 年 10 月 22 日∼ 11 月 1 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ICC(インタークロス・クリエイ ティブ・セ ン タ ー )の 構 想 と

tomato workshop の目指すと こ ろ の 共 通 点 に より 、当 時

tomato の創 始 者でありマネー ジング・ディレクター の Steve

Baker(スティーブ・ベイカー)氏 と練り上げ実施しました。

ICC での初めての国際的なク リエイティブ・ワークショップ は 全て英語で進められ(通訳は三 木直子さんと、三上ユウキさん)

8 日間にわたるワークショップを 行 い まし た 。 講 師 は Steve Baker 氏をはじめ、John Warwicker( ジョン・ワーウィッカー) 氏、Guraham Wood(グラハム・ ウッド)氏 、Joel Baumann(ジ ョエル・バウマン)氏の 4 名が来 札してくれました。

● tomato tomatoは、 1991 年、 steve baker (スティーブ・ ベイカー)、dirk van dooren(ダーク・ヴァン・ド ゥーレン)、karl hyde (カール・ハイド)、richard smith (リック・スミス)、simon taylor (サイモン・ テイラー)、john warwicker(ジョン・ワーウィッ カー)、guraham wood(グラハム・ウッド) によ り結成された。その後 1997 年にjason kedgley (ジェイソン・ケッジリー)、 そして1998 年に michael horsham (マイケル・ホーシャム) が加 わっている。karl hydeとrichard smithはまた underworld (アンダーワールド) としても活動し ている。 1998 年には tomato filmsが設立され、 フィル ム、 ドキュメンタリー、 コマーシャル、 ミュージック ビデオなどの制作をしている。代表は jeremy barrett(ジェレミー・バレット)。同じく1998 年 には 、tom roope(トム・ループ )、anthony rogers(アンソニー・ロジャース)、joel baumann( ジョエル・バウマン)によってtomato interactive(トマト・インタラクティブ) が発足し た。 2000 年 11 月、tomato new york も設 立 、 がプロ meredith brown (メレディス・ブラウン) デューサーとしてアメリカでの映像制作を担当 する。TVCM、 グラフィック、映画タイトル、出 版、 マルチメディア、 ファッション、建築プロジェ クト、音楽、企業コンサルタント、 とその活動範 囲はジャンルを超えて幅広く、 日本の若いクリ エイターの間に強い支持を得ている。最近で は日本とニューヨークでワークショップを開くな ど、教育の分野にも意欲的。2001 年秋には Canon DigitalCreators Contestで坂本龍一 と並んで特別審査員を務める。また、朝日広 告賞 50 周年記念イベントとして朝日新聞社主 催のワークショップ/セミナー、続いて札幌で もワークショップを行う。

●講師

スティーブ・ベイカー Tomato Limited マネージングディレクター/会長 1956 年、英国ノッティンガム生まれ。Levis、 Nike、Sonyなどをクライアントに持ち英国を代 表するデザイン・グループ「tomato」の CEO。 トマトの創設メンバーの一人で、経営、財務を 担当する。 ミュージックインダストリーからデザ イン/アドバタイジングに活動のフィールドを 移し、tomatoのマネージメントを始めてから大 きく成長させ、tomatoというグループの活躍の 場をデザインの現場のみならずフィルム・プロ ダクション、建築の領域までその可能性を広げ る事に成功する。 また、tomatoは 1997 年から クリエイティブ業界の将来に関して、英国政府 のコンサルタントを務めている。

ジョン・ ワーウイッカー

グラハム・ ウッド

クリエイター

クリエイター

ジョエル・ バウマン クリエイター

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インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 19


20 0 1 年度 ICC オフィシャルイベント

デジタル・クリスマス 2 0 0 1 2 001 年 12 月 7 日∼ 9 日 会場:イベントスペース EDiT( 札幌市中央区南 2 条西 6 丁目 南 2 西 6 ビル B1 )

"Message in the Bit" クリ スマスカードに託すデジタルな

Xmas 。そこには国 境も、人 種も

●招待クリエイター ウイルソン・タン ILM プロダクションデザイナー

無く、ただ 贈る気 持ちがあるだ

森本晃司

け。21 世紀を迎えて、国内外の

アニメーション監督

クリエイターによるデジタルワー

マイケル・アリアス

クの現 在を、クリスマスカードと いう形で紹 介するイベント行い

CG アーティスト

菅原 正 CG アニメーター

ました。 インターネット、デジタル印刷 といった今日的な技術を取り入 れたこのイベントで 、クリスマス カードという身 近なモチーフを 媒 体として、情 報 の 行き来 、ア ートによる感 性の交 流をおこな い、21 世紀の情報発信エリアと しての 札 幌 の 可 能 性を提 示し ました。 「 デ ジ マス 2001 」は 札 幌 市 内の 展 示 会 場とインターネット 上で同時開催されるイベントで す。札 幌 市 立 高 専 生と札 幌 市 内 の 大 学 生 が 主 体となって企 画・運営したこのイベントでは、 会 場とネット上で 公 開するクリ スマスカードを一 般 公 募しまし た。

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20 0 1 年度 クリエイティブセミナー

ICC クリエイティブスペシャルセミナー 2 002 年 2 月 21 日 会場:アーバンホール(札幌市中央区南 3 条西 4 丁目 アーバン札幌ビル 7F )

一般の方にも広く参加してい ただけるように、札 幌 市の中 心 部(アーバンホール)で、 「 ICC ク リエイティブ特別セミナー」を開

● ICC アニューアル・レポート ICC(インタークロス・クリエイティブ・ センター)の 1 年の活動をビデオを

●講師・パネラー

交えて紹介。 プレゼンター:久保俊哉

催しました。

ICC の 1 年間の活動をビデオ を交えて紹 介したほか 、インタ ークロス・クリエイティブ・センタ ーの 選 定 委 員(アドバイザ ー ) でもあり、世 界 的に活 躍されて いる現 役クリエイターの 方によ るレクチャーとパネルディスカッ ションを行いました。

●セミナー・プレゼンテーション 最前線!エンターテイメントレビュー

マイケル・アリアス

水口哲也

CG アーティスト

ゲーム プロデューサー

森本晃司

伊藤隆介

アニメーション 映画監督

映像作家

クリエイティブの本質を探る

1:マイケル・アリアス ハリウッドクリエイティブ + ジャパニメーション

2: 森本晃司 ワールドワイドコンテンツ 「ジャパニメーションの可能性」 メイキング・オブ 鉄コン筋クリート 他

3: 水口哲也 ニュージャンル エンターテイメント: 最新ゲーム"Rez"(レズ)の秘密!

●パネルディスカッション 爆発!クリエイティブ・スピリッツ クリエイターは如何に インタークロスするか? パネラー:マイケル・アリアス 森本晃司 水口哲也 モデレーター:伊藤隆介

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20 0 1 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 2 「札幌から世 界へ 、クリエイティブ 最 前線。」 2 002 年 3 月 22 日 会場:アーバンホール(札幌市中央区南 3 条西 4 丁目 アーバン札幌ビル 7F )

ICC の入居者を中心とした若

●スペシャルセミナー

手コンテンツクリエイターのショ ーケース (バイヤー、投資家、企 業 、パートナーに対するプレゼ ンテーションと商談の場)を、多 数のゲストと国内の企業を迎え て開催しました。 英 国の世 界 的クリエイティブ 集団 トマト CEO のスティーブ・ ベイカー氏によるクリエイティブ ビジネスセミナー、日本ではまだ 一 般 上 映されていないウイリア ム・ギブソンのドキュメンタリー 映 画「ノー・マップス・フォー・ジ ィーズ・テリトリーズ」の上映とト ークライブ、ゲストクリエータ等 との交流会も行い、札幌で根付

スティーブ・ベイカー Tomato Limited マネージングディレクター/会長 1956 年、英国ノッティンガム生まれ。Levis、 Nike、Sonyなどをクライアントに持ち英国を代 表するデザイン・グループ「tomato」の CEO。 トマトの創設メンバーの一人で、経営、財務を 担当する。 ミュージックインダストリーからデザ イン/アドバタイジングに活動のフィールドを 移し、tomatoのマネージメントを始めてから大 きく成長させ、tomatoというグループの活躍の 場をデザインの現場のみならずフィルム・プロ ダクション、建築の領域までその可能性を広げ る事に成功する。 また、tomatoは 1997 年から クリエイティブ業界の将来に関して、英国政府 のコンサルタントを務めている。

きつ つあるクリエイティブ 産 業 の新しい芽を体感できる機会と

●特別プレミアム上映

なりました。

「ノー・マップス・フォー・ ジィーズ・テリトリーズ」 2001 年・米国映画  監督:マーク・ニール

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●クリエイターズ・ショーケース S-AIR ……………………アート 毛ガニフィルム …………CM 制作 ブックスボックス… 音楽プロデュース RICCIO ………… サウンドデザイン パフ ……………………Web 全般 ラヴィ …………… 広告企画・制作 アトラクト ………Web プロデュース センソアルテ ………デザイン・造形 ピコグラフ …………アニメーション ACTIVE FILMMAKERS ……… 映像 スパークエンタテイメント …………ゲーム・インタラクティブ クール・アーキデザイン …… 建築的 トライフェイス ……………… 映像


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20 0 1 年度

ICC クリエイティブ・ミーティング 2 001 年 7 月・9 月・11 月・1 2 月・2 0 0 2 年 3 月 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 1 年度 クリエイティブセミナー

「 tomato workshop in sapporo 」 one day seminar 2 001 年 10 月 27 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 1 年度 クリエイティブセミナー

タナカノリユキの クリエイティブワーク 2 002 年 3 月 16 日

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2 0 0 1 年度 2003 年度 2004 年度

Activities 2002

2002 年度

2 0 0 2 年 度の事 業 > >

2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

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20 0 2 年度 クリエイティブセミナー

最新ハリウッドデジタルムービー事情 ∼スターウォーズ(エピソード 2 )の舞台裏。 2 002 年 8 月 29 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

世界最高のクリエイターを呼

●講師

んで 、デジタルムービーの最 前 線を札幌に根付かせることを目 的としたセミナーです。

ICC の 入 居 選 定 委 員 でもあ る ILM(インダストリアル・ライ ト・アンド・マジック)のウイルソ ン・タン氏 はジョージルーカス 監督の話題の最新作『スターウ ォーズ(エピソード 2/クローンの 攻撃)』などで、 ビジュアル・エフ ェクツのコンセプト・アーティス トとして活 躍したほか 、スティー ブン・スピルバーグ監督の『 AI 』

ウイルソン・タン デザイナー 香港生まれのカナダ人。建築、 プロダクトデザ インをカナダで学び、WEBデザイン、 インフォメ ーション・デザインなど幅広いクリエイティブ活 動 行う。 3DCG の 分 野でも活 躍 NTT DoCoMo 北 海 道 の CM でも使 わ れた「 Little Terra」 の作者。現在ジョージ・ルーカスの会社 I.L.M.(Industrial Light And Magic)にて、 スターウォーズエピソード2 などのプロダクシ ョンデザインを行っている。サンフランシスコ 在住。

でもプロダクションデ ザイナー として参 加しました。今 回は同

●講師

じくILM でアニメーションを担 当しているレスリー・フルトン氏 も交えて最新のデジタルシネマ の現 状を『スターウォーズ(エピ ソード 2 /クローンの攻 撃 )』の 裏 話を交えながら探っていきま 彼らは 札 幌で 2 年 間 仕 事を していた 経 験もあり、多くの 若 いクリエイターの刺激となりまし た。

レスリー・フルトン アニメーター

した。

カナダ生まれ。日本では松本大洋原作のアニ メ 「鉄コン筋クリート」のデジタルアニメーショ ンを行う。現在は I.L.M.(Industrial Light And Magic) にてアニメーターとして多くのハリ ウッド映画に関わりを持っている。札幌でもデ ジタルアニメーションの会社での勤務経験が ありNTT DoCoMo 北海道の CMでも使われ た「Little Terra」ではキャラクターのアニメー ションを行っていた。

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20 0 2 年度 クリエイティブ人材育成事業

tomato workshop 2002 in sapporo 2 002 年 10 月 29 日∼ 11 月 7 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

札 幌 市デ ジタル 創 造プラザ

トマト のメンバーの自己 紹

「インタークロス・クリエイティ

介とプロジェクタ−などを使って

ブ・センター」 ( ICC )では、2001

の作品紹介や トマト の仕事の

年に引き続き 10/29 ∼ 11/7 に

仕 方についてのディスカッショ

トマト ワークショップを開催し

ンからスタートし、その後 、課 題

ました。

が 設 定され、創 作のプロセスが

ロンドンを中 心として世 界 的

開始されました。

に 活 躍しているクリエイティブ

課題は、スケッチ、絵画、映像

集 団 トマト 。彼らは、映 画「ト

制 作 、写 真 、彫 刻 、建 築 など

レイン・スポッティング」のタイト

様々な分 野にわたりますが 、何

ルデザイン、SONY の TVCM コー

よりも重要なのは創造的な思考

ポレートロゴを手 掛けたほか 、

です。 トマト のメンバーとディ

テクノバンド「 underworld(ア

スカッションやプレゼンテーショ

ンダーワールド)」がその一員で

ンを繰り返しながら、作 品の 制

あることでも知られ ています 。

作とそのレビューに重点を置く、

その 他 有 名 TVCM 、グ ラフィッ

少人数制の集中的なワークショ

ク、映 画タイトル 、出 版 、マルチ

ップになりました。 トマト のメ

メディア、 ファッション、建築プロ

ンバ ーとの 1 対 1 のディスカッ

ジェクト、音楽、企業コンサルタ

ションの 時 間 、また 、インタラク

ント、とその 活 動 範 囲 はジャン

ティブなワークショップも行いま

ルを超えて幅 広く、日本の 若い

した。

ム、 ドキュメンタリー、 コマーシャル、 ミュージック ビデオなどの制作をしている。代表は jeremy barrett(ジェレミー・バレット)。同じく1998 年 には 、tom roope(トム・ループ )、anthony rogers(アンソニー・ロジャース)、joel baumann( ジョエル・バウマン)によってtomato interactive (トマト・インタラクティブ) が発足し た。2000 年 11 月、tomato new yorkも設立、 meredith brown (メレディス・ブラウン) がプロ デューサーとしてアメリカでの映像制作を担当 する。 過去の実績としては TVCM、 グラフィック、 映画 タイトル、出版、 マルチメディア、 ファッション、建 築プロジェクト、音楽、企業コンサルタント、 とそ の活動範囲はジャンルを超えて幅広く、 日本の 若いクリエイターの間に強い支持を得ている。 最近では日本とニューヨークでワークショップ を開くなど、教育の分野にも意欲的。2001 年、2002 年とCanon DigitalCreators Contestで坂本龍一と並んで特別審査員を務め る。また、朝日広告賞 50 周年記念イベントとし て朝日新聞社主催のワークショップ/セミナー を行い、札幌でのワークショップは 2 年目であ る。

●講師

クリエイターの間にも強い 支 持 を得ています。 この ICC で のワークショップ はそのような トマト と ICC の共 通のビジョンから実 現したもの で、札 幌でのワークショップは、 この場だけで終わることなく、今 後のクリエイティブワークに大き なプラスになる極めてユニーク な 経 験とチャンスになることを 目的に行われました。

● tomato tomatoは、 1991 年、 steve baker (スティーブ・ ベイカー)、dirk van dooren(ダーク・ヴァン・ド ゥーレン)、karl hyde (カール・ハイド)、richard smith (リック・スミス)、simon taylor (サイモン・ テイラー)、john warwicker(ジョン・ワーウィッ カー)、guraham wood(グラハム・ウッド) によ り結成された。その後 1997 年にjason kedgley (ジェイソン・ケッジリー)、 そして1998 年に michael horsham(マイケル・ホーシャム) が加 わっている。karl hydeとrichard smithはまた underworld (アンダーワールド) としても活動し ている。 1998 年には tomato filmsが設立され、 フィル

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ジョン・ ワーウィッカー

ダーク・ヴァン・ ドーレン

ジョエル・ バウマン

スティーブ・ ベイカー


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20 0 2 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

トマト・クリエイティブ・コンベンション 「札 幌におけるクリエイティブビジネスを どう創 造していくか ? 」 2 002 年 11 月 2 日 会場:ビッグパレス伏見(札幌市中央区伏見 5 丁目)

トマト は世界的に活躍する クリエイティブ 集 団で 、2001 年 来 ICC のワークショップを 通じ て札 幌 にて多くの 人 的 交 流を 深めてきました。クリエイティブ

●メンバー 1 )道内のキーマン 2 )tomato メンバー(ワークショップ と同じ)

3 )クリエイター( tomato workshop 参加者+ ICC 入居者)

パワーによる新しい産 業のムー ブメントをさらに 推し進めるた めに、道 内のキーマンに集まっ ていただき、プライベート・コン ベンション形 式で、 よりフレンド リーな交流の場を設けました。 コミュニケーションを密にす るために、場 所は 市 内ゲストハ ウスを使用し、親密な意見交換

●コンベンション内容 1 )講演「クリエイティブ・ビジネスの 地域効果とその重要性」 講師:Steve baker

2 )懇談会 ・tomato メンバー紹介 ・キーマン紹介 ・クリエイター紹介 ・懇談

が 行 わ れ まし た 。「 tomato

workshop 2002 」で 札 幌 滞 在 中 の tomato のメンバ ー 、クリ エイター、札 幌 市 内のキーマン が一同に集い、クリエイティブビ ジネスについて語り合うことが できました。この時に参 加した メンバーは後に札 幌のクリエイ ティブシーンを牽 引すると確 信 しています。

3 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

● tomato tomatoは、 1991 年、 steve baker (スティーブ・ ベイカー)、dirk van dooren(ダーク・ヴァン・ド ゥーレン)、karl hyde(カール・ハイド)、richard smith (リック・スミス) 、simon taylor (サイモン・ テイラー)、john warwicker(ジョン・ワーウィッ カー)、guraham wood(グラハム・ウッド) によ り結成された。その後 1997 年にjason kedgley(ジェイソン・ケッジリー)、 そして1998 年に michael horsham(マイケル・ホーシャム) が加 わっている。karl hydeとrichard smithはまた underworld (アンダーワールド) としても活動し ている。 1998 年には tomato filmsが設立され、 フィル ム、 ドキュメンタリー、 コマーシャル、 ミュージック ビデオなどの制作をしている。代表は jeremy barrett (ジェレミー・バレット)。同じく1998 年 には 、tom roope(トム・ループ )、anthony rogers(アンソニー・ロジャース)、joel baumann( ジョエル・バウマン)によってtomato interactive(トマト・インタラクティブ) が発足し た。2000 年 11 月、tomato new yorkも設立、 meredith brown(メレディス・ブラウン) がプロ デューサーとしてアメリカでの映像制作を担当 する。 過去の実績としては TVCM、 グラフィック、 映画 タイトル、出版、 マルチメディア、 ファッション、建 築プロジェクト、音楽、企業コンサルタント、 とそ の活動範囲はジャンルを超えて幅広く、 日本の 若いクリエイターの間に強い支持を得ている。 最近では日本とニューヨークでワークショップ を開くなど、教育の分野にも意欲的。


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20 0 2 年度 クリエイティブ人材育成事業

インタークロス・ワークショップ「 北 海道の食の魅力と 可能性 – 乳製品をクリエイトする! 」 2 002 年 11 月 30 日・200 2 年 1 2 月 2 2 日 会場:駒ケ岳牛乳(北海道森町字白川 9- 5 ) インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

食とデ ザイン、医 療と音 楽 、 政治とアートなど。異業種間に てクリエイティブの需要を探ると ともに、実践的なビジネスマッチ ングを行うべく、新しい経営ノウ

●プログラム 11 月 30 日 駒ヶ岳牛乳

1 )乳製品の基礎知識 レクチャー 1 フィールドワーク、実地見学

ハウを発 見 するワークショップ を実施しました。 食は 万 人に共 通する重 要な 要素です。また食を通じて様々 な文 化 や 芸 術にも発 展する可 能 性があります。コンテンツ不 足が心配される中ですが、世界 中でもっとも人 気の高いコンテ ンツとして料 理コンテンツがあ げられます。これは食への関心 が万人に共通しているからとい えるでしょう。 世 界で活 躍するフードクリエ イター高井瑞枝氏を迎え、北海 道を代 表する食 材「 乳 製 品 」の

●講師

12 月 2 日 インタークロス・クリエイティブ・ センター

2 )乳製品の基礎知識 レクチャー 2(講習) 3 )料理実習 ①バターを作る。 ②牛乳豆腐を作る。等

4 )試食 5 )新たなアイディアへ ディスカッション

6 )どう売り込むか? WEB 、グラフィック、映像、プランの 何を使えるか? 食関係の団体、個人などの ネットワークをどのように 活用するか?

知られざる一 面を発 見し、料 理 することから、味を感じ、クリエ イターとして新しいビジネスのイ ンターフェースを体得しました。

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高井瑞枝 トータル・フード・コーディネーター 日本料理、四川料理、 インド料理などを数カ国 で学び、1975 年渡米。米国アラスカ州のコミ ュニティーカレッジで料理の技術とマネージメ ントを学ぶ。1979 年よりホテル、 フレンチレスト ラン、 アメリカンレストラン、 ペーストショップ等 の技術マネージャー、 キッチンマネージャーを 歴任。カリフォルニア州の大学でベーキング部 長を勤める。1980 年米国オレゴン州ケーキデ コレーションコンテストで 1 位入賞。1981 年よ り、米国 I.C.E.S.(International Cake Exploration Society)会員となり、1989 年より1997 年まで同会日本支部会長を務める。1988 年ケ ーキデコレーター修士課程修了。ケータリン グ、パーティーコーディネート講師、食材開発 指導などを経て、1988 年帰国。1990 年 9 月 より、札幌市内で料理講師、 レシピ作成、 フード コーディネーターとして働き始め、食に関する 講演活動、食材開発による店作り、向上作りの 指導を行う。1993 年米国アイオワ州デモイン 市名誉市民となる。ファームづくりやレストラン 等の食材開発および、 オペレーション等のトー タル的コーディネートと指導で現在に至る。 財団法人北海道科学技術総合振興センター クラスター推進部地域コーディネーター、 日本 冷凍食品協会専任コンサルタント、英国伝統 紅茶文化協会常任理事、地球環境平和財団: 食と健康プロジェクト推進委員会顧問、北海 道卸売市場審議委員会、東急百貨店モナリザ スクール専任講師、北電料理情報館「マドレ」 料理講師。


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20 0 2 年度 ICC オフィシャルイベント

デジタル・クリスマス 2 0 0 2 2 002 年 12 月 13 日∼ 15 日 会場:イベントスペース EDiT( 札幌市中央区南 2 条西 6 丁目 南 2 西 6 ビル B1 )

クリスマスカードに託すデジ タルな Xmas …そこには 国 境も

●ポストカード展示 クリスマスをテーマにした 155 作品

人 種も宗 教もなく、ただ 贈る気 持ちがあるだけ。

21 世 紀を迎えて、国 内 外 の クリエイターによるデジタルワー クの現 在を、クリスマスカードと

●デジマス 2002 アワード グランプリ:阿部絹子 金賞:相澤 航 銀賞:百合若 銅賞:増田直也

いう形で 紹 介しました 。インタ ーネット、デジタル印刷といった 今日的な技術を取り入れたこの イベントで 、クリスマスカードと いう身 近なモチーフを媒 体とし て、情報の行き来、アートによる 感 性の 交 流を行い 、21 世 紀の 情報発信エリアとしての札幌の 可能性を提示しました。 「ポストカード展 示 」では、学 生が中心となって企画・運営す る Xmas カードの展示とチャリテ ィ販売を行いました。 また、札幌市内はもとより、国 内 、さらには 海 外から集まった 多くのカードとメッセージの 中 から、イベント会 場と Web 上に おける投票と審査によって選ば れ た 優 秀 な 作 品 を「 デ ジ マス

2002 アワード」として表 彰しま した。 主催:デジマス実行委員会 特別協賛:インタークロス・クリエイティブ・ センター

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2 0 0 1 年度 2002 年度

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20 0 2 年度 クリエイティブセミナー

ゲームサミット 2 0 0 3 2 003 年 1 月 26 日 会場:札幌メディアパーク [スピカ] (札幌市中央区北 1 条西 8 丁目)

ICC のアドバイザー水口哲也

●基調講演

●セミナー 2

斎藤由多加

飯野賢治

株式会社ビバリウム代表取締役 ゲームクリエイター

株式会社フロムイエロートゥーオレンジ 代表取締役/ゲームクリエイター

氏を始め、シーマンでおなじみ の斎 藤 由 多 加 氏 、 ( 故 )飯 野 賢 治 氏 、などオリジナリティーあふ れるゲームクリエイターが 一 堂 に会したイベントを開 催しまし た。司 会はゲームアナリストの 平林久和氏が務めました。 ●基調講演 ゲームクリエイティブの世界 講師:斎藤由多加  ●セミナー 1 創るということ 講師:水口哲也

1962 年生まれ。93 年シュミレーションゲーム Sim Tower(日本国内では「タワー」) を発表。 Codies 賞(全米ソフトウェア協会より) など受 賞多数。98 年(株) ビバリウム設立。99 年同 居型育成シュミレーションゲーム 「シーマン∼ 禁断のペット∼」 を発表。99 年度文化庁メデ ィア芸術祭デジタルアートインタラクティブ部 門優秀賞など国内外で多数受賞。著書に 「マ ッキントッシュ伝説」 (アスキー) 「林檎の樹の下 で」 (アスキー) 「ジャン=ポール・ガゼーの日記」 (共著:幻冬舎) 「シーマン語録」 (ダイアモンド 社) など。 。

1970 年生まれ。テレビゲームの制作会社を経 て1994 年に株式会社ワープを設立。代表作 品として「 D の食 卓 」、 「エネミー・ゼロ」他 。 95AMDアワードベストストーリー賞、 マルチメ ディアグランプリ'95 通商産業大臣賞、 マルチ メディアグランプリ'97パッケージ部門ゲーム 賞、 ジャパン・ゲーム・オブ・ザ・イヤー'98 サウ ンド賞などを受賞。現在、 プラットフォームの企 画やユーザーインターフェイスの設計、 ブラン ディング等を中心に、IT サービス関連分野に 於いて、企画、設計、 ディレクション、制作、 コン サルティングを行う。

●セミナー 2 ゲームデザインとニュービジネス 講師:飯野賢治

●セミナー 1

●モデレーター

水口哲也

平林久和

株式会社ユナイテッド・ゲーム・ アーティスツ代表

株式会社インターラクト代表取締役 ゲームアナリスト

1965 年生まれ。1994 年「セガラリー・チャン ピオンシップ」 をプロデュース。1999 年にミュ ージカル仕立てのリズムアクション 「スペースチ ャンネル 5」 を発表。2001 年には、音と光の新 感覚シューティングゲーム 「Rez(レズ)」、 そして 2002 年には、 「スペースチャンネル 5 Part2」 を リリース。 「 Rez」は 2002 年のアルスエレクトロ ニカにおいて、インタラクティブアート部 門 Honorary Mention、 そして2002 年文化庁メ ディア芸術祭特別賞を受賞。

1962( 昭和 37)年 11 月24日、神奈川県生ま れ。1985 年からJICC 出版局(現・宝島社) に 勤務。ゲーム専門誌の編集者となる。1991 年独立。株式会社インターラクトを設立。企 業向けのレポート執筆や講演活動などをする うちに、 『AERA』誌上にてジャーナリストの芦崎 治氏にゲームアナリストなる職業名をつけてい ただく。著書に 『ゲーム業界就職読本』、 『ゲー ムの大學』、 『ゲームの時事問題』、編著に 『ほ んとうに面白いゲームソフト』、 『新世代ゲーム ビジネス』 など。

●パネルディスカッション 死より辛い運命、 それは退屈だ ! パネリスト:飯野賢治・水口哲也  司会:平林久和 ●交流会

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20 0 2 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 3 「クリエイティブ ×ビジネス! 真 剣 勝 負は面白い。」 2 003 年 2 月 7 日・8 日 会場:アーバンホール(札幌市中央区南 3 条西 4 丁目 アーバン札幌ビル 7F )

∼ 動き出したクリエイティブ

●クリエイティブビジネスセミナー

ビジネス。創造のチャンス!∼

スパークエンタテイメント …………………メディアデザイン

ICC の入居者を中心とした若 手コンテンツクリエイターのショ

トライフェイス

ーケース (バイヤー、投資家、企 業 、パートナーに対するプレゼ

森本晃司

水口哲也

アニメーション 監督

ユナイテッド・ゲー ム・アーティスツ 代表

ンに、ゲストクリエイターや企業 の方を招きました。 また、ゲーム・アニメのトップ クリエイターやプロデューサー セミナー、フリーヴォーカリゼー ションスタイルで世 界 各 国にて 高 い 評 価を受けている福 岡 ユ タカ氏 のスペシャルライブ 、そ

竹内宏彰 (株) コミックス・ ウェーブ代表取 締役 (株)マーベラス・ エンターテイメン トエグゼクティブ プロデューサー

してゲストクリエイター達との交 流会も行いました。

………… 映像制作

アトラクト ………………WEB 制作

ンテーションと商談の場)をメイ

によるクリエイティブビジネスの

●クリエイターズ・ショーケース 毛ガニフィルム …………CM 制作

●スペシャル・ライブ

札 幌のクリエイティブシーン を 理 解してもらう機 会となり、

ICC クリエイターの 成 長 ぶりや 彼らの新しい提案から、札幌で 脈 打ち始めた 鼓 動を感じ取っ

福岡ユタカ

高橋英明

ていただきました。

free vocalization

keyboard

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moco ……………デザイン・アニメ ACTIVE FILMMAKERS … 映像制作 アートパラディム ……… 写真・画像 S-AIR ……………………アート Aerostich ………… 音楽レーベル ピコグラフ …………アニメーション ブックスボックス… 音楽プロデュース RICCIO ………… サウンドデザイン tamas ……キャラクターコンテンツ クール・アーキデザイン …… 建築的 Max Core Room Project ………… 短編映画、BB コンテンツ


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20 0 2 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 2 期 新 入居 者 歓 迎 会 2 002 年 4 月 24 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 2 期新入居者 Aerostich (Lost in space) Max Core Room Project tamas moco (有)アクースティック

20 0 2 年度 クリエイティブセミナー

ショートムービーの産業化と その可 能 性 2 002 年 7 月 8 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 2 年度 スタートアップセミナー

スタートアップセミナー 2 002 年 12 月∼ 2003 年 3 月 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

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2 0 0 1 年度 2002 年度 2004 年度 2005 年度

Activities 2003

2003 年度

2 0 0 3 年 度の事 業 > >

2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

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20 0 3 年度 クリエイティブ人材育成事業

tomato Global Workshop 2003/4 2 003 年 10 月 24 日∼ 26 日/ 2 0 0 4 年 3 月 2 6 日∼ 3 1 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

海外の一流クリエイターを迎

のワークショップを先 行して開

え、ワークショップ・セミナーを

催し、講 義 、プレゼンテーショ

ICC において開催。ICC の入居

ン、そして予 備 的な作 品 制 作を

者を中 心とするクリエイター達

行い、その後数カ月かけて参加

に本質的なクリエイティビティー

者 が 制 作 するプロジェクト( 課

の 向 上と参 加 者 間の 交 流を通

題)を設定しました。その後、作

してネットワークの 構 築 やビジ

品 作 成に重 点を置き、tomato

ネスチャンスの 創 出を図りまし

のメンバーと対 話を持ちながら

た。

本 質 的にクリエイティブな姿 勢

イギリスのトップクリエイター

を学ぶことができる世 界レベル

「 tomato 」によるワークショッ

の 創 作 姿 勢 やビジネス手 法を

プ、意見交換会などで構成され

体 験できる新しい形のセミナー

ました。このワークショップは、

を目指しました。

長 期 間にわたりドイツのカッセ ル 市 に あ る Kassel Univer-

sity 、アメリカのニューヨークに ある Rhode Island School of Design 、そして札 幌のインター クロス・クリエイティブ・センター の 3 ヶ所 に 分 か れて同 時 開 催 されました。参 加している場 所 で の自 身 の 作 品 制 作 はもとよ り、インターネットやクーリエを 通して、他国でのワークショップ 参加者との意見交換をすること で 、電 子 的・物 理 的に、お 互い の 作 品に手を加えて共 同 制 作 をしました。 制 作 に 長 期 間を 要 するアイ デア開発を可能にするため、10 月末から 11 月初めにかけて、3 都 市 でそれぞれ に 週 末 3 日間

● tomato tomato は、1991 年、Steve Baker(スティー ブ・ベイカー)、Dirk van Dooren(ダーク・ヴァ ン・ドゥーレン)、Karl Hyde(カール・ハイド)、 Richard smith(リック・スミス)、Simon Taylor (サイモン・テイラー)、John Warwicker(ジョ ン・ワーウィッカー)、Guraham Wood(グラハ ム・ウッド) により結成された。その後 1997 年 にJason Kedgley(ジェイソン・ケッジリー)、 そ して1998 年にMichael Horsham(マイケル・ ホーシャム)が加わっている。Karl Hydeと Richard Smithはまた Underworld(アンダー ワールド) としても活動している。1998 年には Tomato Filmsが設立され、 フィルム、 ドキュメ ンタリー、 コマーシャル、 ミュージックビデオなど の制作をしている。代表は Jeremy Barrett (ジ ェレミー・バレット)。同じく1998 年には、Tom Roope(トム・ループ)、Anthony Rogers (アン ソニー・ロジャース)、Joel Baumann(ジョエ ル・バウマン) によってTomato Interactive(ト マト・インタラクティブ) が発足した。 2000 年 11 月、tomato new york も設 立 、 meredith brown(メレディス・ブラウン) がプロ デューサーとしてアメリカでの映像制作を担当 グラフィック、映画タイトル、出 する。TVCM、 版、 マルチメディア、 ファッション、建築プロジェ クト、音楽、企業コンサルタント、 とその活動範

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囲はジャンルを超えて幅広く、 日本の若いクリ エイターの間に強い支持を得ている。1997 年 より、tomatoはクリエイティブ業界の将来に関 して、英国政府のコンサルトを務めている。ま た Karl HydeとRichard smithは Underworld としても活動しており、英国でも最も影響力の あるコンテンポラリーミュージックのバンドのひ とつ。彼らの 3 枚のアルバムは合計で 100 万 枚 以 上 を 売り上 げ ている。 1998 年 に は tomato filmsが設立され、 フィルム、 ドキュメン タリー、 コマーシャル、 ミュージックビデオなどの 制作をしている。代表は Jeremy Barrett (ジェ レミー・バレット)。同じく1998 年には、Tom Roope(トム・ループ)、Anthony Rogers (アン ソニー・ロジャース)、Joel Baumann(ジョエ ル・バウマン)によってtomato interactive (ト マト・インタラクティブ)が発足した。2000 年 11 月、tomato New Yorkも設立、Meredith Brown(メレディス・ブラウン)がプロデューサ ーとしてアメリカでの映像制作を担当する。 最近では日本とニューヨークでワークショップ を開くなど、教育の分野にも意欲的に活動を 進めている。2002 年には、 ベルリン・東京・札 幌・台北でワークショップが行われ、今後も継 続している予定。 tomatoは世界各地で、 ラジオ、 コンベンション などでレクチャーをしている。2000 年の 3∼4 月に初めて東京でワークショップを開催。世界 中から48 名が参加した。

●講師

スティーブ・ ベイカー

グラハム・ ウッド

ジョエル・ バウマン


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20 0 3 年度 クリエイティブセミナー

3 人のイームズが作った短 編 映 画 上映会 「 CHARLES & RAY EAMES DEMETRIOS in HOKKAIDO 」 2 003 年 10 月 5 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

20 世紀のアメリカンデザイン を代 表するチャールス&レイ・イ ームズ 。 彼 等の 広 範 囲な仕 事 の中で、家具と短編映画はもっ ともポピュラーな世界です。 チャールスの孫で 、祖 父 母イ ームズの影 響を直 接に受け、 ド キュメンタリー映 画の世 界で独 自の 活 動を続けるイームズ・デ ミトリオスのことは日本ではほと んど知られていません。 そこで、 イームズ・デミトリオス 氏を札幌に招き、映像の世界を 探 訪する上 映 + 講 演 会を開 催

●上映作品 「 The Giving / ザ・ギビング」 「 Lucy's House /ルーシィの家」 「 People who Think About

Large Powers of Ten / 10 の偉 大なるパワーを考える人々」 「 Excerpt from Biology of Limbo / 天国と地獄の中間点での 生態学からの引用」 「 Invisible Moment /インヴィジブ ル・モーメント」 「 InterfaceFlor /インターフェィス フロール」 「 Kymaerican Battles 」 「 Emeco Process 」 「 901 」

しました。デザイナー、建築家、 学生、一般の方まで楽しめる幅

●ナビゲーター

広い内容となりました。

イームズ・デミトリオス 映像作家 1962 年生まれ。1984 年ハーバード大学卒。 現在、 イームズ・デミトリオスは、 チャールズとレ イ・イームズ作品を保存伝達、 そして展開する ために設けられたファミリービジネスであるイー ムズ・オフィスを管理する立場として、映画制作 やマルチメディア調査を行っている。この仕事 には、 チャールズとレイ・イームズの象徴的な作 品を基本とした製品の認可や開発も含まれて いる。また、映像作家として数多くの作品に取 り組む一方、出版活動や講演も行っている。 代表作に映画「901:After 45 years of Working」、CD-ROM「 Powers of Ten Interactive」、著書「An Eames Primer」等がある。

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20 0 3 年度 クリエイティブセミナー

ICC クリエイティブ Biz セミナー 「エンターテイメントビジネスの舞 台 裏」 2 004 年 2 月 6 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

一線で活躍するビジネスマン

●ゲスト

にその 仕 事 の 舞 台 裏 の 話をイ ンタビュー形 式で 語ってもらう カジュアルスタイル のセミナー です 。「スペースチャンネンル

5 」、 「 REZ 」などで数々の賞を受 賞した ゲ ームの 生 み の 親とし て、セガからユナイテッド・ゲー ム・アーティスツ、そして新 会 社 設 立 へと常 に 前 進し続 ける水 口 哲 也 氏を 招 いて開 催しまし た。 水口氏のビジョンや、学生時 代から現在に至るまでのエピソ ード、クリエイティブビジネスに 必 要なノウハウを 100 名 近く集 まった参加者で共有し、札幌で のエンターテイメントビジネスの

水口哲也 メディアクリエイター &プロデューサー 1965 年生まれ。日大芸術学部卒業後、1990 年セガに入社。1997 年第 9 研究開発部長を 経て、2000 年 7 月セガの開発分社化にともな い株式会社ユナイテッド・ゲーム・アーティスツ 代表取締役に就任。その後フリーのゲームプ ロデューサーとして独立、2003 年 10 月キュー エンタテインメント株式会社を設立。ゲームの 代表作は 「セガラリー」 「スペースチャンネル 5」 「Rez」 など。日本テレビ 「スーパーテレビ・情報 最前線」のオープニングや米国 MTVの CM、 Vodafoneのプリインストール・エージェントキ ャラクター 「うらら」 なども手がける。2002 年欧 州アルスエレクトロニカ・インタラクティブアート 部門 Honorary Mention、 文化庁メディア芸術 祭特別賞を受賞。2003 年度経済産業省「ブ ロードバンドコンテンツブレークスルー技術等 開発支援事業」審査委員。

可能性について考えました。

●第 1 部 対話形式のセミナー

●第 2 部 参加者との意見交換会

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20 0 3 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 4 「創る= 活きる」 2 004 年 2 月 27 日( 金 ) ・2 月 2 8 日( 土 ) 会場:アーバンホール(札幌市中央区南 3 条西 4 丁目 アーバン札幌ビル 7F )

3 回目の ICC フェスティバル

●クリエイティブビジネスセミナー

は、 ここに入居するクリエイター

ノースグリッド

たちの 1 年 の 活 動 決 算 報 告と

……………… システム設計・開発

同 時に、新しいパートナーへの

キューベット ………… 学生情報誌

アプローチを試みる年に一度の イベントです。 若 手コンテンツクリエイター が趣向を凝らしたプレゼンテー ションを行い 、直 接 新しいパー トナー(バイヤー、投 資 家 、企 業 など)と商 談する機 会を設ける 『 クリエイター ズ・ショー ケー ス』。既にクリエイティブビジネ スで第一線にある先輩たちによ る『クリエイティブビジネスセミ

モンキー・パンチ 漫画家 1937 年、北海道生まれ。1965 年、4コマナン センス"プレイボーイ入門"で漫画家として本格 的にデビュー。1967 年、双葉社より"週刊漫画 アクション"創刊と同時に同誌に 「ルパン三世」 の連載を開始、1971 年よりTVアニメシリーズ 化。1981 年、サンディエゴ・コミックコンベン ションにてINKPOT 賞受賞。2001 年、ロー マ・コミックフェスティバルにてROMICS 金賞 受賞。2001 年、 デジタルマンガ協会発足、会 長就任。現在、 コンピューター・グラフィックス による漫画創作。東京工科大学大学院(マル チメディア学科)在学。

ナー』。 ICC の趣 旨に賛 同する 現 役 著 名クリエイターが 、ビジ ュアル・サウンドなどで繰り広げ

●スペシャルパフォーマンスライブ

る『スペシャルパフォーマンスラ イブ』など、学習・アミューズメン ト要素も取り入れました。 「 創る= 活きる」クリエイティ ブビジネスとは、独 創 力を語 義 通りの活きる糧にすることです。 彼らの成 長と現 在の姿 、そして ビジョンを多くの企 業に見てい ただきました。

●クリエイターズ・ショーケース S-AIR ……………………アート

朱 昌耀 中国国家一級二胡演奏家 中国最高峰レベルの児童楽団「小紅花芸術 団」 に所属、幼い頃から天才ぶりを発揮。 1976 年、南京芸術学院音楽系卒業後 25 歳の若さ で"全国民族器楽コンクール"二胡部門で 1 位 を獲得。 その後、"二胡之郷"江南(揚子江南部 地域)の民族音楽を代表するアーティストとし て、江蘇省歌舞劇院長など重職を歴任。 アジ ア、 ヨーロッパ、北米などでの演奏活動も多く、 欧州ではその温かい音色が著名バイオリニス トに喩えられ"中国のイツァーク・パールマン"と 讃えらる。2003 年、独奏 CD 選集が日本で発 売。音楽ファンの注目を集めている。

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島崎友樹 ……… シナリオライター ACTIVE FILMMAKERS … 映像制作 アトラクト ………………WEB 制作 moco ……………デザイン・アニメ クール・アーキデザイン …… 建築的 エストコスモ …… ネットワーク構築 センソアルテ ……… 関係デザイン 毛ガニフィルム …………CM 制作 アクースティック … 音楽プロデュース サイクル・オブ・フィフス トライフェイス

音楽アプリ

………… 映像制作

スパークエンタテイメント …………………メディアデザイン

tamas ……キャラクターコンテンツ Aerostich ………… 音楽レーベル Max Core Room Project ………… 短編映画、BB コンテンツ ブックスボックス… 音楽プロデュース RICCIO ………… サウンドデザイン


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新聞広告(北海道新聞/全 10 段):「ICCフェスティバル 2004」開催報告

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20 0 3 年度 ICC オフィシャルイベント

デジタル・クリスマス 2 0 0 3 2 003 年 12 月 6 日・7 日 会場:サッポロファクトリー(札幌市中央区北 2 条東 3 丁目)

国 内 外のクリエイターによる デジタルワークをクリスマスカー ドという形で紹介しました。 インターネット、デジタル印刷 といった最新の技術を取り入れ

●ポストカード展示 クリスマスをテーマにした 134 作品 が集まりました。

●デジマス 2004 アワード グランプリ:小林由佳

たこのイベントで 、クリスマスカ

金賞:茶村亮介

ードという身 近なモチーフを媒

銀賞:河原 栄

体として、情 報の交 換や芸 術と

銅賞:西田貴志

いう感 性 の 交 流を行 い 、21 世 紀の情報発信エリアとして札幌 の 可 能 性を提 示 。 会 場で は 、 大 型ビジョンによる招 待クリエ イターのクリスマスカード 作 品 のスライドショー、さらにクリス マスカード作 品を T シャツデ ザ インに展 開して販 売もされ 、売 上 の 一 部 は日本 ユニセフ協 会 へ寄付しました。 世界 5 大陸に向けてインター ネットを通じたイベント案内と作 品の募 集も行い 、賛 同したクリ エイターより心温まるメッセージ とオリジナルカードが返信され、 インターネットのバーチャルイベ ント 「 Message in the Bit 」 とし て世界中を漂いました。 集まった 作 品 に 対して一 般 投 票と審 査を行い 、 「デジマス

2003 アワード」として表 彰され ました。

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20 0 3 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 3 期 新 入居 者 歓 迎 会 2 003 年 4 月 25 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 3 期新入居者 島崎友樹(リアルアイズ・プロダクション) (株) ノースグリッド (資)サイクル・オブ・フィフス (有)キューベット フューチャー LAB リモーションシステム (秋元和博) 北海道デザイン協議会

20 0 3 年度 クリエイティブセミナー

デジタルシネマ・フォーラム 2 003 年 6 月 14 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 3 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

インディペンデント・フィルム・ フェスティバル 2 003 年 11 月 18 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

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Activities 2004

2004 年度

2 0 0 4 年 度の事 業 > >

2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

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20 0 4 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

企業のためのブランディングとデザイン セミナー & ディスカッション 2 004 年 10 月 18 日 会場:北海道大学百年記念会館(札幌市北区北 8 条西 6 丁目)

企 業の競 争 力 向 上の取り組 みとして、世 界 的に注目される ブランディング(ブランド構築活 動 )。「ブランドをデザインして いく活動」にスポットを当てた研 究成果や事例の紹介をもとに、 大企業・製造業を中心としたブ ランディングの先行企業との環 境の違いをふまえ、北海道の地 域 特 性にマッチしたブランディ

●第 1 部 : 基調講演 ブランディングの時代∼北海道の 現状と課題∼ 小早川 護 ●第 2 部 : 研究報告 ブランド・アートディレクション∼ 「ブランドらしさ」のデザインマネ ジメント: 創造と管理・評価環境 ∼ 前田弘志

ングのあり方を模索する発展的

●第 3 部 : パネルディスカッション

な議論が展開されました。

地域企業とクリエイターの幸福な 関係∼ブランド表現をどう共創し ていくか∼ 大坂大、三浦清隆、高橋一郎、小 早川護、前田弘志、伊藤直哉

小 早 川 護 氏( 北 海 道 大 学 大 学 院 国 際 広 報メディア研 究 科 教 授 )による基 調 講 演に続き、

●研究報告

前田弘志 バナナムーン・ステュディオ代表 アートディレクター/デザイナー。1964 年札幌 市生まれ。北海学園大学経済学部卒業、北海 道大学大学院国際広報メディア研究科修了。 出版社、 デザイン事務所勤務を経て、1990 年 バナナムーン・ステュディオ開設。主に国内外 企業等の広報・宣伝・デジタルメディア関連の 企画制作、製品開発協力やローカライズを手 がける。国際ポスタービエンナーレ (韓国)銀 賞をはじめ、 デザインの国際・国内コンペティ ションでの受賞多数。日本グラフィックデザイ ナー協会年鑑編纂委員、札幌アートディレクタ ーズクラブ運営委員。

現役アートディレクター /デザイ ナーとしての実務に従事しつつ

2002 年より北海道大学大学院

●基調講演

●パネルディスカッション

小早川 護

大坂 大

高橋一郎

札幌グランドホテ ル副総支配人

デザインコーディ ネーター

三浦清隆

伊藤直哉

三浦広告事務所 代表取締役

北海道大学大学 院助教授

にて企業のブランド戦略に関す る研究を行った前田弘志氏(バ ナナムーン・ステュディオ代 表 ) による研究成果が報告されまし た。 これらを受け、企 業 関 係 者 、 クリエイティブ 関 係 者 、コーディ ネーターを交えたパネルディス カッションが行われました。

北海道大学大学院国際広報メディア 研究科教授 1945 年広島県生まれ。大阪大学大学院工学 研究科修士課程修了後、野村総合研究所に 入社。カリフォルニア大学留学、MBA 取得。帰 国後、産業経済研究部で技術産業を中心に 事業戦略、国際化戦略領域で調査コンサルテ ィングを担当。総合研究本部長として、官民両 組織の調査コンサルティング事業全般を管 掌。2000 年度より現職。広報企画論、国際マ ーケティング論を担当し、各種組織の経営戦 略やブランドマネジメント等の広報問題とあわ せて研究。

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20 0 4 年度 クリエイティブ人材育成事業/映像制作ワークショップ

シナリオ制作ワークショップ   企画 塾「 脚 本レクチャー∼ 脚 本の書き方など∼」 2 004 年 11 月 13 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

シティープロモーションや 観 光 PR にて活 用 するべく、札 幌

●シナリオ制作ワークショップ

●講師

講師:鈴木しゅんじ

市 の 知られざるスポットで 繰り 広げられるショートストーリーの 映画化が企画されています。そ こで、第一線で活躍する放送作

●企画塾 「脚本レクチャー ∼脚本の書き方など∼」 スピーカー:君塚良一

家の( 故 )鈴 木しゅんじ氏と、シ ナリオライターの君 塚 良 一 氏を 招き、シナリオライターに必要な 要 素やどのようにアイデアを練 りだすか 、企 画をどのように 現 実に落とし込んでいくかなどに

鈴木しゅんじ 放送作家

●パネルディスカッション 「師匠とその弟子」 パネラー:鈴木しゅんじ 君塚良一 久保俊哉

ついて、マーケティングとビジネ

欽ちゃんこと萩本欽一のブレーン「パジャマ 堂」 の一員。 「欽ドン」、 「欽ちゃんの仮装大賞」 など数々の番組構成を手がけ、現在でも多く のバラエティー番組の構成を行う。 「世界で一 番パパが好き。」、 「TEAMチーム」 など、 トレン ディードラマのノベライズなどで活躍する放送 作家。映画脚本は 「なんかへん?Part2」 (萩本 欽一監督 1994 年作品) などがある。エンター テイメントなど楽しいことのプロフェッショナル。

スノウハウを含めた勉強会を行 いました。 鈴 木 氏 は 、ショートコント制

●スピーカー

作を参加者に体験してもらいな がら、技 術とアイディアが い か に必要であるかを説明されまし た 。 君 塚 氏 は 、脚 本 家 / 演 出 家としてドラマ、映 画 、テレビで

君塚良一

どのように仕 事を進めているの

脚本家

か、 またどんなことを悩んでいる

日本大学芸術学部卒業後、萩本欽一氏に師 事してバラエティ番組などに携わる。その後、 ドラマの脚本を手掛けるようになり、初めての 連続ドラマ 「ずっとあなたが好きだった」 が大ヒ ットとなり、冬彦さんブームを巻き起こした。連 続ドラマ 「踊る大捜査線」は映画化され、 日本 映画史上に残る大ヒットを記録し、続編も実写 映画の日本記録を更新した。2005 年には初 監督作品「MAKOTO」 ( 松竹系)が劇場公開 される。

の か などに つ い て 話 されまし た。 両 氏 が 参 加されたパネルデ ィスカッションでは、 「モノを作る という意味において、クリエイテ ィブな 分 野 で は 作 品を 発 表し 続けることが 重 要 」との 指 摘の もと、議論が展開されました。

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20 0 4 年度

スタートアップセミナー 2 004 年 12 月 1 日・6 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

資 金 調 達での 悩 み 。コンテ ンツビジネスでの契約に関する 実 務 。 会 計 や 決 算 、税 の 処 理 など。ビジネスを展開する上で 出てくる、 さまざまな悩みを解決 するために、スタートアップセミ ナーとして、株 式 会 社 北 海 道ベ ンチャーキャピタルの松 田 一 敬 氏を講 師に迎え、自由なスタン スで相 談 会のようなビジネスサ イドセミナーを開催しました。 参 加 者 同 士でビジネス上 の 悩 みを一 緒に考えるとともに、 それぞれのケーススタディーを 踏まえた 実 務 的か つ 個 別の 対 応も行いました。

●講師

松田一敬 株式会社北海道ベンチャーキャピタル 代表取締役

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20 0 4 年度 ICC オフィシャルイベント

デジタル・クリスマス 2 0 0 4 2 004 年 12 月 11 日・12 日/ 1 8 日∼ 2 5 日 会場:さっぽろ地下街オーロラタウン オーロラスクエア(札幌市中央区大通西 1 丁目) 大通公園(札幌市中央区大通)

国 内 外のクリエイターによる

ーにみたてた「 Nole ツリー 」の

デジタルワークをクリスマスカー

撮 影 が 行 われ 、ポストカードと

ドという形で紹介しました。

なりました。

インターネット、デジタル印刷

集まった 作 品 に 対して一 般

といった最新の技術を取り入れ

投 票と審 査を行い 、 「デジマス

たこのイベントで 、クリスマスカ

2004 アワード」として表 彰され

ードという身 近なモチーフを媒

ました。

体として、情 報の交 換や芸 術と いう感 性 の 交 流を行 い 、21 世 紀の情報発信エリアとして札幌

●ポストカード展示

の可能性を提示。会場では、 プ

クリスマスをテーマにした 127 作 品 が集まりました。

ロジェクターによる招待クリエイ ターのクリスマスカード作 品 の スライドショー、 さらにクリスマス カード作 品を T シャツデ ザイン に展 開して販 売もされ、売 上の 一 部 は日本ユニセフ協 会へ 寄 付されました。 世 界 5 大 陸に向けてインタ

● Nole 2004 12 月 18 日に 大 通 12 丁目に 設 置し たサーチライトの 点 灯 式が 行われ 、 巨 大クリスマスツリーが 完 成しまし た 。 漫 画 家 の モンキー・パンチ 氏 や、いがらしゆみこ氏も参加されまし た。

ーネットを通じたイベント案内と

●デジマス 2004 アワード

作品の募集も行い、賛同したク

グランプリ: 青木英聖

リエイターより心 温まるメッセー

金賞:堀井宏子

ジとオリジナルカードが 返 信さ

銀賞:沢田あかね

れ、インターネットのバーチャル

銅賞:山口悠生

イ ベ ン ト「 Message in the

Bit 」として 世 界 中 を 漂 いまし た。 さらに札 幌のランドマークで もあるテレビ 塔 最 上 部より、眼 下に広がる大 通 公 園の境 界 線 と灯り、 そして公園に集う人たち のライトを大きなクリスマスツリ

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20 0 4 年度 クリエイティブ人材育成事業

International Creative Workshop 2005 2 005 年 2 月 14 日∼ 18 日/ 2 月 2 1 日∼ 2 5 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

海外の一流クリエイターを迎

●クリエイティブ・リーダー

えたワークショップ・セミナーを

ICC において開催。ICC の入居 者を中 心とするクリエイター達 に本質的なクリエイティビティー の 向 上と参 加 者 間の 交 流を通 してネットワークの 構 築 やビジ

アンディ・ アレンソン

デザイナー

長谷川踏太

アンディ・ キャメロン

デザイナー

ネスチャンスの 創 出を図りまし た。 今 回 のワークショップで は 、 過 去 3 年 間 にわたって行 わ れ たトマト・ワークショップを踏ま え、イギリス 「 tomato 」からのみ

桑久保亮太

でなく、イタリア「ファブリカ」、東 京からも著名なクリエイティブ・ リーダーを招きました。

2 週 間にわたり講 義 、プレゼ ンテーション、作品制作を通じ、 参 加 者とクリエイティブ・リーダ ー間で深く意識を共有させてい

スティーブ・ ベイカー esin foundation / tomato

くインタラクティブなワークショ ップとなりました。なお、ワーク ショップ 内で tomato の Steve

Baker 氏によるクリエイティブ・ ビジネスのレクチャーも行われ ました。

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20 0 4 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 5 「創造 基 地 開 放 」 2 005 年 3 月 11 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

4 回目となった ICC フェスティ

●特別講演

バルは、本 丸である ICC の施 設 をフルに使い 、ここに入 居する クリエイターたちの 1 年の 活 動 決算報告と同時に、新しいパー トナーとの 出 会いの 場としまし た。

飯野賢治 株式会社 fyto 代表取締役

メインは 、コンテンツ・クリエ イターが 趣 向を凝らしたプレゼ ンテーションを行い 、直 接 新し い パ ートナー( バイヤー 、投 資 家 、企 業など)と商 談する機 会 を設ける「クリエイターズ・ショ ーケース」。 4 年目になりクリエ イティブのジャンルも幅広くなり ました。

「Dの食卓」 (マルチメディアグランプリ'95マル チメディアグランプリ・通産大臣賞)、 「エネミ ー・ゼロ」 ( '97 BEST SATURN GAME OF E3)、 「リアルサウンド∼風のリグレット」 (マルチ メディアグランプリ'97パッケージゲーム賞、 ジ ャパン・ゲーム・オブ・ザ・イヤー'98 サウンド 賞) など、家庭用ゲームソフトウエアで数々の功 績がある。現在はゲーム業界の枠を超え、IT サービスを主な対象として、 インターフェイス設 計、 ブランド開発、 グラフィックデザイン、 コンサ ルティング 等 を 行う。 主 な 仕 事としては 「Cmode(シーモード)」 「goopas(グーパス)」 「ふれてビジョン」 など。

●クリエイターズ・ショーケース S-AIR …………アート Aerostich ………… 音楽レーベル ニューピークフィルム …… 映像制作 エストコスモ …… ネットワーク構築 スタジオリラ ………… マンガ制作 島崎友樹 ……… シナリオライター レッドポルカドット ……イラスト制作 スタジオ未来 ……… 建築・デザイン Max Core Room Project ………… 短編映画、BB コンテンツ サイクル・オブ・フィフス

音楽アプリ

tamas ……キャラクターコンテンツ キューベット ………… 学生情報誌 ノースグリッド

……………… システム設計・開発

また 、特 別 講 演には 、ゲーム 業 界の風 雲 児として登 場し、IT

●交流会ゲスト

●ライブ

業 界にもフィールドを広げ活 躍 した( 故 )飯 野 賢 治 氏を迎えま した。ゲームと IT に共通するキ ーワードは「インターフェース・ デザイン」。飯 野 氏ならではの

五十嵐威暢

魅 力あふれるインターフェース

彫刻家・ デザイナー

作りの秘密に迫りました。

スティーブ・ ベイカー esin foundation / tomato

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グローバルワークス CM・ゲームの音楽制作で活躍する塚原義弘、 海外でも評価の高いレイヴ界の勇・KUNI、 そ してカンヌ映画祭にシナリオライターとして参 加経験を持つ二胡奏者・荒木田真穂の三人 が結集して2002 年夏札幌で結成。


2 0 0 1 年度 2002 年度

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新聞広告(北海道新聞/全 10 段):「ICCフェスティバル 2005」開催報告

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20 0 4 年度 クリエイティブ人材育成事業

さっぽろムービースケッチ 2 0 0 5 2 004 年 4 月∼ 2005 年 3 月

観 光 都 市・札 幌 はロケ地 に ふさわしいと聞きますが 、有 名 スポットばかりが紹介されること には 、正 直 、歯 が ゆさを感じて いました。地元の人間にしかわ からない、映画の素材にふさわ しい 場 所はきっとある。そして、 どの場 所にも必ず 、訪れるもの に語りかけてくるストーリーがあ るはず 。そんな仮 説をもとに、 「 場 所には 、ストーリーがある」 をテーマに、札 幌で活 躍する監 督 や 脚 本 家が 各自の 感 性でロ ケ地を選び 出し、その場 所がも つ ストーリーを 映 像 化した の が 、この『 Movie Sketch 』でし た。 彼らの 成 果 を 収 め たこの

DVD を国 内 外の映 像 関 係 者に 広く観てほしいという意図から、 アドバイザーにオーストラリア出 身の映 画 監 督デニス・クイン氏 を迎え、またクイン氏自身 の 作 品も加 わり、より多 様な作 品を この一 枚に収めることができま した。 札 幌 の 街 、人 、ストーリーの 魅力を一人でも多くの方々に伝 えることができたら幸いです。

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2 0 0 1 年度

●収録ショートムービー 1

2002 年度

イーチ・タイム 6min. ロケ地:旧豊羽小学校 (札幌市南区定山渓 849 )

2003 年度 2004 年度

誰もいない小学校。教室の黒板には「6 年 2 組同窓 会」の文字。確かに今日なのに、誰もいないのはなぜ なんだ。時計を見た若者は、本来なら8 月20日13 時 からの集まりを、翌日の 14 時に来てしまったことに気 づく。途方にくれ、今は廃校となった母校を巡る主人 公。 それからさかのぼること1 時間前、同じく日にちを 間違えた女の子が一人、校内をまわっていた。 それぞ れの時間が流れる校内で、ふたりは同じ空間にいな がらもすれ違う。 そして、ふたりの空間が重なる瞬間を 迎える。

2005 年度

島崎友樹

監督

脚本

2006 年度

小川亮輔

2007 年度

●収録ショートムービー 2

レイル・ウェイ

2009 年度 2010 年度

定年退職した男が、一枚のハガキを見つめている。3 年前、東京に住む男の元へ、札幌の旧友が送ったも のだ。ハガキには、路面電車が通る、古き良き札幌の 街並みを切り取った写真が貼られていた。少年時代 を過ごしたあの街は今どうなっているのかー。男は冬 の札幌へ向かったが、街並みは変わり果て、旧友の家 は空き地となっていた。疲れた足で路面電車に乗りこ むと、車内には、 あどけない童女が。 その笑顔と、電車 の心地よい振動だけは、今も変わらぬやすらぎを運ん でくれた。

2008 年度

9min. ロケ地:札幌市駅前通り、大通公園、住宅街、 路面電車

2011 年度

島崎友樹

監督

脚本

2 0 12 年度

小川亮輔

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●収録ショートムービー 3

討ち入りだヨ! 全員集合 9min. ロケ地:旧永山武四郎邸 (札幌市中央区北 2 条東 6 丁目) ロケ地は、<北海道指定 有形文化財>の旧永山武 四郎邸。物語は、 日本人なら誰でも知る時代劇『忠臣 蔵』。松の廊下に「殿中でござる」 「 吉良上野介を討 て!」 「殿のかたき!」…のはずが、登場するのは、 スーツ 姿にサングラスの浪士たち。 イマドキの会話が飛び交 い、扉の開閉から小道具の手渡しまで、画面狭しと黒 子が大活躍。忠義の家臣・赤穂浪士の討ち入りが、隣 り合う和室と洋間でスピーディーに展開される異色の ワンカットムービー。

小川亮輔

島崎友樹

監督

脚本

●収録ショートムービー 4

木柱スピロヘータ

14.6 8min. ロケ地:札幌市中央区南 14 条西 6 丁目 世間を騒がせる神隠し事件−。13 人の被害者は全 員、同じ場所で姿を消し、1カ月後に同じ場所で発見 された。13 人とも、幼い頃に絵本『木の街灯柱(がいと うばしら) と大きな電信柱(でんしんばしら)』 を読んで いたことが判明。 が、 あらすじ以外、作者も絵もいっさ い思い出せないと全員が供述する。 そして、14 人目の 被害者が出た。 それは、捜査の糸口を見つけるため、 絵本のあらすじに事件現場の映像を重ねた関係者の 一人だった。失踪前日、彼が最後に出したメールが、 事件の真相へと誘っていく。

アラキマサヒト 脚本・監督

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2 0 0 1 年度

●収録ショートムービー 5

4min. ロケ地:真宗大谷派札幌別院 東本願寺 (札幌市中央区南 7 条西 8 丁目)

2003 年度 2004 年度

札幌にある賑やかな歓楽街ススキノからほんの数ブロ ックのところに、静寂で美しく注目に値する場所があ る。厳粛な僧侶達が修行を重ね、 お経を唱える、 そこは 真宗大谷派札幌別院 東本願寺。撮影は仏教徒によ る親鸞講座開講式に行われた。 日々の些事を一掃す るように、開祖親鸞の教えを唱える読経が伝統的な和 楽器の音と混じりあう。 これらの音はすべて、現場でラ イブ録音された。 『Movie Sketch』 アドバイザーを務め たデニス・クイン監督が、 さまざまなコントラストを持つ 札幌の二面性を描いた 4 分間。

2002 年度

ススキノ・バイ・デイ

2005 年度 2006 年度

デニス・クイン 監督

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 81


20 0 4 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 4 期 新 入居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 200 4 2 004 年 4 月 23 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 4 期新入居者 (有)スタジオ未来 シリアルプラス レッドポルカドット (前田麦) スタジオリラ (エゾマツがむしゃら工房) スピリタス 保里事務所 インスト (株) イーシステム ( Web コンポーネントシステム) (株)Will-E (株)ニューピークフィルム

20 0 4 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

保里卓 哉 氏 住宅賞 候 補スライドレビュー 2 004 年 7 月 2 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 4 年度 ICC オフィシャルイベント

デジタルシネマ・フォーラム

in SSFF 2004 2 004 年 7 月 9 日 会場:アーバンホール (札幌市中央区南 3 条西 4 丁目 アーバン札幌ビル 7F )

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インターンシップ 企 業 向け説 明 会 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2002 年度

2004 年 7 月 22 日

2 0 0 1 年度

2 0 0 4 年 度 マンスリー・フェスタ

2003 年度

MCR 上 映 会 ヴィジュアルサーカス 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2005 年度

2004 年 9 月 11 日

2004 年度

2 0 0 4 年 度 マンスリー・フェスタ

2006 年度

会場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

onedotzero_presentation 会場:アーバンホール (札幌市中央区南 3 条西 4 丁目 アーバン札幌ビル 7F )

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2 0 12 年度

イベントスペース EDiT (札幌市中央区南 2 条西 6 丁目 南 2 西 6 ビル B1 )

2011 年度

10 月 8 日∼ 10 日

2010 年度

2 0 0 4 年度 ICC オフィシャルイベント

2009 年度

2004 年 9 月 14 日

2008 年度

フランスのデジタルメディア 最新動向講演会 メディアフォーラム

2007 年度

2 0 0 4 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング


8 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2006 年度 2007 年度

Activities 2005

2005 年度

2 0 0 5 年 度の事 業 > >

2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

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20 0 5 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

アンビエントアートプロジェクト「モエレメント 2 0 0 5 」 2 005 年 9 月 3 日∼ 9 月 1 1 日 会場:モエレ沼公園(札幌市東区丘珠町 605 )

世 界 的に有 名な彫 刻 家イサ ム・ノグチが 設 計した 素 晴らし いモエレ沼公園内にあるガラス

●参加クリエイター

Toshimi Murayama CAD.

のピラミッド「 HIDAMARI 」にて

玉手みどり

音 、光 、映 像などのアート作 品

tamas

を展示したイベント。さまざまな

りゅうく

分 野 のクリエイターがコラボレ ーションしました。

ICC 入居者や OB を含む札幌

CAD.

Junjiro Kodama tamas

市 内 外のクリエイターによる音 楽や映 像のライブパフォーマン ス、グラフィックやインスタレー ションの 展 示を通して、新しい 形 のアートフェスティバルがモ エレ沼公園と一体となって表現 されたイベントです。 企 画 意 図は、日頃テクノロジ ーアート等に接する機会があま りない 一 般の方々に、音 楽と映 像 、さらに建 築が 一 体となった ひとつのアート空間が持つ美し さを体感してもらうこと。このよ うなイベントによって、モエレ沼 という自然にあふれた環 境 、ひ いては 札 幌という都 市 環 境 が 自然と一 体となりながら先 進 的 文化を持つ可能性があることを 提示する内容となりました。 主催:モエレ沼アンビエントアートプロジェクト 「mo element」実行委員会 共催:インタークロス・クリエイティブ・センター

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2 0 0 1 年度 2002 年度

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20 0 5 年度 クリエイティブ人材育成事業

International Creative Workshop 2006 2 006 年 2 月 27 日∼ 3 月 1 0 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

世界トップクラスのクリエイタ ーを講 師 に 迎えて行った 国 際 的なワークショップ。イギリスの

tomato(トマト)や イタリアの Fabrica(ファブリカ)* 等からク リエイティブ・リーダー(講師)を 招き、インタラクティブを中 心と

●課題/テーマ reactive surface( 変化する表面) ・Processing というプログラムを使 ったアイディア *fabrica ルチアーノ・ベネトンの提案により1994 年に生 まれたベネトンのコミュニケーション・リサー チ・センター。

した内容としました。 クリエイティブリーダーから課 題が 設 定され、創 作のプロセス

●講師

を経て発表、作品についてのデ ィスカッションを行いました。そ の 中で 発 見したことや 、発 想 、 アイディアを共 有し、互 いに 刺 激を 与え合う 4 日間となりまし た。

アンディ・ アレンソン

ジョエル・ バウマン

クワクボ リョウタ

ファン・カルロス・ オスビナ・ ゴンザレス

課 題には 、様々なメディアを 使用。スケッチ、絵画、映像、写 真 、彫 刻 、建 築など様々な分 野 にわたりますが 、何より重 要 視 していたのが 想 像 的な思 考で す。そのため、 クリエイティブ・リ ーダーとのディスカッションやプ レゼンテーションを繰り返しな がら、作 品 の 制 作とそのレビュ ーに 重 点を置く少 人 数 制 の 集 中 的なワークショップとしまし た 。また 、クリエイティブリーダ ーとの 1 対 1 のディスカッション 時 間を設け、クリエイティブ・ビ ジネスに関する質問なども受け 付けました。

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20 0 5 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 6 「 Communicate to the Future 」 2 006 年 3 月 17 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

年に一度の ICC フェスティバ

●オープニング・カンバセーション

……………………… 音楽アプリ DIG DA GOOD I.M.C. …………………… 音楽レーベル Jenny.cos.methodology …メイク

リエイターが 趣 向を凝らしたプ レゼンテーションを行い 、直 接 新しいパートナー(バイヤー、投 資 家 、企 業など)と商 談する機 会を設ける<クリエイターズ・シ ョーケース>や、既にクリエイテ ィブ・ビジネスで 第 一 線にある 先輩たちによる<クリエイティブ セミナー>、 また、ICC の趣旨に 賛 同する現 役 著 名クリエイター が パフォー マンスを 繰り広 げ る<スペシャル・パフォーマンス ライブ >など、学 習・アミューズ

竹内宏彰 プロデューサー (株) シンク取締役エグゼクティブプロデューサ ー、 (株) ブルズ・アイ取締役、京都造形芸術大 学・金沢工業大学客員教授。インタークロス・ クリエイティブ・センター(ICC) アドバイザー。 1960 年山梨県生まれ。慶應義塾大学卒業 後、 (株)集英社週刊ヤングジャンプ編集を務 め、1984 年に (株) シンクを設立。1998 年に (株) コミックス・ウェーブ社を設立。2005 年に ハリウッド作品「マトリックス」のアニメ版「アニ マトリックス」 を手掛ける。また、新海誠監督 「ほしのこえ」 など個人クリエイターを数多く輩 出。

メント要素も満載のイベント。 創 造 性 が 命 のクリエイティ ブ・ビジネスは、独 創 力(アイデ

●クリエイターズ・ショーケース サイクル・オブ・フィフス

ル= 創 造 祭 は、コンテンツ・ク

●スペシャル・カンバセーション

ィア)とそれを形 にする知 恵 や

ノースグリッド

……………… システム設計・開発 レッドポルカドット ……イラスト制作 スタジオリラ ………… マンガ制作 ヴァズ ………… 情報提供サービス 島崎友樹

……… シナリオライター

スタジオ未来 ……… 建築・デザイン ニューピークフィルム …… 映像制作 保里事務所

………ライトスケープ

リーグラフィ …プレゼンツール制作

S-AIR ……………………アート beatimage ……モエレメント実行 ブックスボックス… 音楽プロデュース tamas ……キャラクターコンテンツ Max Core Room Project ………… 短編映画、BB コンテンツ

技 術そしてビジネスマインドを 持ったクリエイターと、企業や社 ●スペシャル・パフォーマンスライブ

会との 連 携 で 成り立 っていま す。この 年 5 年目を迎えた ICC では、クリエイティブからビジネ スへの提案をより鮮明にし、クリ エイターたちの 生 の「 考え」 ・ 「仕事」 ・ 「実績」 ・ 「ビジョン」そ して、企 業 や 社 会への 提 案(ア イディア)を表現しました。

すえまさひかる 株式会社てててん代表取締役 1971 年、福岡県生まれ。多摩美術大学グラフ ィックデザイン科卒業。1995 年に文房具メー カーのサンエックス株式会社にデザイナーとし て入社。6 年間在職。入社間もない頃に描い た「たれぱんだ」が 2 年後に大ブームとなる。 2001 年 4 月退社。フリーのデザイナーを経て 2002 年 10 月株式会社てててんを設立、代表 取締役。現在もイラストレーターとして 「たれぱ んだ」 の原稿も描きつつ、 ひよこの集団キャラク ター 「ぴよだまり」 でライセンシー事業や雑貨の 通信販売、 ショッピングモールなどでワゴンの 出店なども展開中。

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OKI

等々力政彦

トンコリ奏者

トゥバ民族音楽 演奏家


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

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2008 年度

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2011 年度

2 0 12 年度

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20 0 5 年度 ICC オフィシャルイベント

sapporo ideas city クリエイティブ・カンバセーション 2 0 0 6 2 006 年 3 月 4 日 会場:ロイトン札幌リージェントホール(札幌市中央区北 1 条西 11 丁目)

「 sapporo ideas city クリエ

●基調講演

●プレゼンテーター

イティブ・カン バ セ ー ション

2006 」と題し、クリエイティブ 産 業の振 興に向けた国 際 会 議を 開催しました。 英 国より世 界 的なクリエイテ ィブ産業分野の第一人者として 著 名なジョン・ホーキンス氏を 招き、基 調 講 演を行 いました 。 氏は世 界 30 カ国 以 上でエンタ ーテイメント産 業 、メディア 産 業 、知 的 財 産のコンサルタント として活 躍 、NHK や Sony との 仕事も手がけてきた人物で、今

ジョン・ホーキンス

サイモン・ブラウニング

クリエイティブ・エコノミスト

クリエイティブ・ディレクター

エンターテイメント・メディアの各業界と知的 財産関連業で幅広く活躍。ロンドン・フィルム・ スクール会長、 インデペンデント・プロデューサ ー協会副会長などを歴任後、現在は、Equator Group plcとEquator Films ltd の 取 締 役 、 Creativity Group 議長、ITR&Co のパートナ ー、 リンカーン大学クリエイティブ産業科客員 教 授 。 著 書には「 CODE」、 「 The Creative economy」、 「Communications in China」 が ある。

イングランド生まれ。英国ランカシャー大学グ ラフィックデザイン科卒業(最高学位取得)。 1990 年 、デ ザイン・コンサルティング 会 社 Cartlidge Leveneのクリエイティブ・ディレクタ ーに就任。Design Museum、EYE Magazine、 Magnum Photographic Agency 等の仕事を 手がけ、 ポスターデザインで D&AD 賞を受賞、 同協会のグラフィック・デザイン部門の審査員 も 務 める 。 1996 年 、パ ートナ ー の Sean PerkinsとNorth Designを設立。妥協を許さ ない真のグラフィックデザインを一心に追及す る。1997 年、Northで英国 RACの CIのデザ インを手がけ、 クリエイティブ産業界で革命を 起こす 。その 他 、英 国 最 大 のケーブル 局 Telewest、 メディア・エージェンシーCaratなど の CIを手がける。1999 年と2000 年には、英 国デ ザイン 協 会 にその 実 績 が 認 められ 、 D&ADの CI/ブランド部門の審査員を務める。 2003 年、東京に家族と移住。ビーコンKKの CI 担当ディレクターに就任。アウディのブラン ド・マーケティングを手がける。2005 年、彼が これまで実績を収めてきた、視覚的戦略(visual strategy) の技術を日本のマーケットに広 めるため、Hester Fellを設立。電通のコンサ ルタントとして定期的に働き、CIを重視したプ ロジェクトに携わる。

回 が 初 め ての 来 札となりまし た。 このクリエイティブ・カンバセ

●メインプレゼンテーター

ーションは 、この 年 の 4 月に 開 学し札 幌のクリエイティブ 産 業 の振興にも大きく影響する札幌 市立大学と国内外のクリエイテ ィブ 産 業との 産 学 連 携 や 、クリ

スティーブ・ベイカー

エイティブ産業を振興する札幌

クリエイティブ・ビジネス・ コンサルタント

市 全 体 に 関 わる重 要な 取り組 みとして位 置 付けられ 、当日会 場にて、上田文雄札幌市長によ り 「 sapporo ideas city 宣 言 」 がなされました。 主催:財団法人さっぽろ産業振興財団 共催:札幌市

1956 年生まれ。大学在学中からプロデューサ ー兼マネージャーとしてアーティストたちと仕事 を始める。1981 年にリバプールへ移住後、 「フ ラック」 として知られるコリン・バーコムと活動を 始め80 年代後半に世界中で 200 万枚のセー ルスを記録する。1991 年にはクリエイターの ジョン・ワーウィッカーも加わり、現在のクリエイ ティブ集団 Tomato の前進となるグループを 結成、2003 年までマネージャーを務める。現 在は東京で妻と二人暮し。

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

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2010 年度

2011 年度

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「 sapporo ideas city 宣言」

四季折々の豊かな自然と快適な都市機能を備える札幌は、暮らす人、訪れる人の 創造力を刺激し、創造性を育む環境を有しています。 「人間の創造性=アイデア」は、21 世紀の社会や経済をつくる貴重な資源であり、 いま、世界の多くの都市がアイデアの重要性に着目し、地域の活性化のために 活用しようとしています。 これからの私たちに必要なもの、 それは、アイデアを生み、形あるものとし、 恵まれた環境の中で、市民の一人ひとりが創造力を発揮し、生活、文化、産業が、 そして札幌の街がもっと元気になり、活気づき、人が集まり、都市の成長が 持続していきます。 私たちが目指す創造都市・札幌は、創造性を活かしたコンテンツ産業など、 新しい産業が発展し、あらゆる産業が創造性を発揮して競争力を高め、 アートやデザインが生活の中にあふれ、感性を刺激し、感動を呼ぶ空間が生まれ、 創造性あふれる人が育ち、絶えず新しいコトが起きる街となります。 そして、創造性あふれる札幌の街には、世界中の人が訪れ、市民と交流し、 それがまた札幌の創造性を高めていきます。 札幌の街は、市民とオープンなコミュニケーションを図り、全ての人の中に 潜在しているアイデアや才能をまちづくりに活かしていきます。 さらに、 その取り組みを世界に発信し、知識・アイデアを資本とする クリエイティブ企業や世界で活躍する人材をひきつけ、創造的な環境を求める 人々が住みたいと思う街へと札幌を変えていきます。 これからの札幌をつくるのは、 「 創造力=アイデア」です。 市民一人ひとりの創造性を「 ideas city 」の中で開花させ、世界の「創造都市」を 牽引する存在となることを目指し、 ここに「 sapporo ideas city 」宣言をします。

2006 年 3 月 4 日 札幌市長 上田文雄

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2005 年度

創造力をいかしたまちづくりを進めることです。


新聞広告(北海道新聞/全 10 段):「sapporo ideas city クリエイティブ・カンバセーション2006」 および 「ICCフェスティバル 2006」開催報告

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

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20 0 5 年度 クリエイティブ人材育成事業

さっぽろムービースケッチ 2 0 0 6 2 005 年 4 月∼ 2006 年 3 月

札 幌で活 躍する監 督 達が 独 自の感 性でロケ地を選び 、その 場所が語りかけてくるストーリー を映像化する、ICC のショートム ービーワークショップ『さっぽろ ムービースケッチ 』の 2 年目の 企画。 前回の DVD は国内外の映像 関 係 者 の 手 に 渡り、従 来 の 観 光スポットにとらわれない 監 督 達 の 果 敢な 試 みに 多くの 賛 同 の声が寄せられました。中でも 世界最大級のショートムービー 映 画 祭として知られる「クレル モン・フェラン 国 際 短 編 映 画 祭 」の関 係 者の評 価は高く、前 回 からこの DVD 制 作 に 参 加し ている小 川 亮 輔 監 督の作 品が

2006 年の 同 映 画 祭にノミネー ト作 品として上 映されたことな ど、以 後に繋 がっていく企 画と なりました。 映 像 作 品 は 観 客に観てもら って初 めて意 味を 持 つもので す。ここに収 録されている 6 作 品を多くの方にご覧いただける ように戦 略を練りました。札 幌 で映像を撮ってみたいと感じる 方が、 この企画により増えたこと を確信しています。

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2 0 0 1 年度

●収録ショートムービー 1

5min. ロケ地:札幌市時計台 (札幌市中央区北 1 条西 2 丁目)

2003 年度 2004 年度

札幌のシンボルとして全国に知られる札幌市時計台。 その 2 階に沈んだ表情でたたずむ男性がひとり。彼の 思いは過去へと遡り、 自分が勤めている鋳物工場を恋 人が訪れたときの回想へとつながる。工場で時計台の 鐘を作っているという説明を楽しそうに聞いていた彼 女。将来を誓い合ったふたりだったが、彼女は結婚を 目前に死んでしまった。行き場のなくなった婚約指輪 を鐘の原料に溶かしこんだ彼は、時計台の鐘の音に 何を思うのか−。実話を元にした過去と現在を行き交 うノスタルジックショート。

2002 年度

Plus 0.9

2005 年度 2006 年度

小川亮輔 脚本・監督

2007 年度

●収録ショートムービー 2

2008 年度

週刊さっぽろ情報 第 3046 回 5min. ロケ地:藻南公園(札幌市南区)

2009 年度 2010 年度

世紀の大発見!札幌市南区に巨大地下空洞が見つ かった。空洞には地上の 7 割の重さを支える巨大な 世界樹 が聳え立つ。2 年後このニュースを題材にし た大作映画『サッポロアンダーグラウンド』 が完成。市 の広報番組『週刊さっぽろ情報』 では映画公開を記 念して、実際に地下空洞を発見した関係者をスタジオ に招き予告編を見ながら当時の話を聞いていた。 しか し番組が進むにつれ、映画と関係者の発言は徐々に 食い違って−。立ち枯れ始めた 世界樹 を救う秘策と は、 そして支えを失う札幌の運命やいかに!

2011 年度 2 0 12 年度

黒田 拓 脚本・監督

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 99


●収録ショートムービー 3

林檎の丘 5min. ロケ地:天神山緑地 (札幌市豊平区平岸) 市街地にありながらも穏やかな空気が広がる天神山 緑地。展望広場には街並みを見下ろすひと組の恋人 がいた。数ヵ月後彼は就職のために本州に渡り、大学 院の修士課程で学ぶ彼女は札幌に残った。彼女の提 案によってふたりは交換日記を始めたが、1 年を過ぎ ると彼女は音信不通に。1 年後札幌へ戻った彼は途 方に暮れたまま、2 年前にふたりで立った天神山緑地 からの景色をもう一度見ようと訪れた。彼がそこで見 たものは−。

小野寺圭介 脚本・監督

●収録ショートムービー 4

Catch the fire だれが消す ? 5min. ロケ地:伏見稲荷神社 (札幌市中央区伏見 2 丁目) 赤い鳥居からヒントを得た異色&妄想ショート。上司 にどやされ、好きな女子社員にもバカにされるダメリー マンの俺。 カレンダーの休日の赤色を見ているうちに 脳内ワールドへトリップ!神秘的な赤い鳥居が並ぶ別 世界では不思議な民族衣装を着た上司や女子社員 が手招きしている。神社の境内ではにぎやかな祭りの 真っ最中。踊り乱れてヒートアップしていく俺を羽交い 締めにするのは、上司の姿をした実は火の神。地面に 放り出された瞬間気がつくと現実世界の白い視線が 痛かった。

山田マサル 脚本・監督

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2 0 0 1 年度

●収録ショートムービー 5

5min. ロケ地:札幌市円山球場 (札幌市中央区宮ケ丘 3 番地)

2003 年度 2004 年度

街も山も雪に覆われた 1 月の札幌。北海道では大人 も熱中する冬のスポーツである雪合戦の大会が、札幌 市円山球場で開かれていた。出場する妻の応援に来 た主人公は元・高校球児。感慨深げに控え室を訪れ、 目をとめた鏡に映っていたのはユニフォーム姿の 18 歳の自分。大事な試合の途中で肩を壊し、 ピッチャー の大役を果たしきれなかった悔しい日が蘇る。 だが野 球に注いだあの情熱は自分の誇りでもあったはずだ。 忘れていた熱い思いを胸に外へ出ると、 グラウンドの 白銀が眩しくきらめいていた。

2002 年度

シルエット

2005 年度

島崎友樹

監督

脚本

2006 年度

土江昌輔

2007 年度

●収録ショートムービー 6

伝声管

2009 年度 2010 年度

12 月23日夜、雪深い森の中に建つ文豪・有島武郎 の旧邸。無人のはずの邸内に灯りがついている。警備 員の主人公が調べに入るが誰もいない。点灯する電 球の下、1 階と2 階をつなぐ伝声管につい義理の息子 と上手くいかない悩みを打ち明けると、管の中から 「誰 だ!」の声が。伝声管は時を超え有島とつながってい た。驚きながらも有島との会話を続けるうちに息子へ の愛情を再確認した主人公は、執筆に戻るという有 島のために灯りをつけたままその場を去る。家族で過 ごすクリスマスイブに思いを馳せながら。

2008 年度

8min. ロケ地:有島武郎旧邸 (札幌市南区芸術の森 2 丁目)

2011 年度

山野久治

監督

脚本

2 0 12 年度

森 恵司

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 101


20 0 5 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 5 期 新 入居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 200 5 2 005 年 4 月 28 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 5 期新入居者 小牧寿里写真事務所 ススムカタチ情報設計室

Jenny.cos.methodology (有) リーグラフィ (有)DIG DA GOOD I.M.C. (有) ヴァズ (株) ブライトワークス (佐々木賢哉)

e-world Bridge

20 0 5 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

BIRDS FROM THE G ODS Golden Camera 賞 新 山 俊 彦 氏と島 田 忠 氏 2 005 年 6 月 27 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 5 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

Creative L apland Project 報 告 tamas 2 005 年 8 月 5 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

1 0 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2005 年 11 月 3 日∼ 5 日 会場:イベントスペース EDiT

Jenny.cos.methodology

2005 年度

ブライトワークス CIFF 視 察 報 告

2004 年度

2 0 0 5 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

2003 年度

(札幌市中央区南 2 条西 6 丁目南 2 西 6 ビル B1 )

2002 年度

onedotzero_Sapporo 2005 [adventure in moving image]

2 0 0 1 年度

2 0 0 5 年度 ICC オフィシャルイベント

2005 年 12 月 20 日 (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

会場:大通公園

2009 年度

2005 年 12 月 22 日∼ 2 5 日

2008 年度

NOLE 2005 Sapporo ∼ 世界一大きなクリスマスツリー プロジェクト∼

2007 年度

2 0 0 5 年度 ICC オフィシャルイベント

2006 年度

会場:インタークロス・クリエイティブ・センター

2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 103


1 0 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2007 年度 2008 年度

Activities 2006

2006 年度

2 0 0 6 年 度の事 業 > >

2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 105


20 0 6 年度 クリエイティブ人材育成事業

International Creative Workshop 2007 2 006 年 2 月 13 日∼ 23 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ベルリンなどのワークショップ

●クリエイティブ・リーダー

●クリエイティブ・リーダー

や 国 際 的なアートプロジェクト

RMX でも定 評 の ある Rinzen (リンゼン) と、近年インタラクテ ィブな作 品をコンピューターの 有 無 にか か わらず 探 求してい る Airside( エアサイド )。世 界 で活躍する 2 つのデザイングル ープの初めての共 同ワークショ ップが札幌で実現しました。 最 近では 、モノを創るという 作 業と切り離 せないコンピュー ターですが 、それを極 力 使わず に、手足を動かし、体を使って、 モノを創っていくコラボレーショ ンワークを目指した 10 日間のワ ークショプ 。肉 体 的な表 現と知 的な表現の折衷が起こっていく 可能性も十分残しながら、有機 的で 、自然 発 生 的に、自由な気

Airside( エアサイド)

Rinzen(リンゼン)

ロンドンで 1998 年に設立されたデザインカン パニーで、 コンピューター・プログラミング、英 文学、 インタラクティブ・デザイン、テキスタイ ル、 ニッティング、 グラフィック・デザイン、 クラブ カルチャーと音楽など、様々なバックグラウンド を持った 11 人のメンバーで構成されている。 設立者の一人、 フレッド・ディーキンはポップデ ュオの Lemon Jellyのメンバーでもある。 活動は多分野に渡り、 マルチメディアでエキサ イティングな経験を創造することを重視してい る。また 「インタラクティブなものとはコンピュー ター・スクリーン上に限られたものではない」 と いうのが信条。媒体がなんであれ、作品を創 っている時に楽しむことと情熱を持つというこ とを大切にしている。最近の作品には、UFEA チャンピオンズリーグでおなじみのソニーのネ オンで光るサッカーボールの CM や、世界中の 空港でのマスターカードのキャンペーンなどが ある。ワークショップには、ディック の愛称で 親しまれている、Richard HoggとGuy Moorhouse(interactive designer) が参加。

オーストラリア出身の 5 人のデザイン&アートコ レクティブ。良く知られているのは、結成のきっ かけにもなった、彼らのヴィジュアル&オーディ オ (画と音) のリミックスプロジェクト RMX 。そ の後、世界中のアーティスト達との RMXコラボ レーションを実現し、高い評価を得る。個人ま たはチームで請け負うのに関わらず、広範囲 のスタイルや技術を用いて、度々ユートピアン な仮想空間や大胆で幾何学的なデザイン、 ま た複雑な手書きの習作などをフィーチャーした 作品を制作。デザインしたポスターやアルバム ジャケットはルーブル美術館に展示されたり、 東京の zero gate やコペンハーゲンのホテル FOX では大きなスケールの作品が設置され たりしている。最近では、DCコミックスのポー ル・ポープ版バットマンの創刊号のデザインや 日本の Bebike 社の自転車のグラフィックを制 作している。現在は、 メンバーはそれぞれ、 シド ニー、 ブリズベン、ベルリンを拠点に活動中。 今回は、去年よりベルリンに活動拠点を移し た、Steve AlexanderとRilla Alexanderがワー クショップに参加。

持ちで 、クリエイティブ・ジャー ニーを楽しむワークショップとな りました。 また 、今 回 のワークショップ で の 作 品 は 、Rinzen の 手 によ って編 集され 、冊 子としてワー クショップ後に参加者全員に送 られました。

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

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20 0 6 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 7 「創造 引 力 。」 2 007 年 3 月 9 日・3 月 10 日 会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目内田洋行北海道支社 1F ) インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ICC 入 居クリエイターによる

●スペシャルゲスト

プレゼンテーションや 展 示など を通じ、多くのクリエイターと企 業 の 出 会う場 所として、ビジネ ス商 談 やネットワーキングが 積 極的に行われました。 スペシャルゲストは、ナガオカ ケンメイ氏 。60 年 代 の 企 業 価 値 がこもった 廃 盤 商 品を見 直 し、ブランドとしていく 「 60 VI-

SION 」など、デザインを軸とした 発想活動を展開するナガオカケ ンメイ氏と 「独立系のクリエイテ ィブ の 強 み 」をテーマに ICC コ ーディネーター久 保 俊 哉とのト ークライブを行いました。

ナガオカケンメイ D&DEPARTMENT PROJECT 代表 1965 年北海道生まれ。 日本デザインセンター 原デザイン研究所を経て1997 年ドローイング アンドマニュアルを設立。2000 年デザイナー が考える消費の場を追求すべく東京世田谷に デ ザインとリサイクルを 融 合した 新 事 業 「 D&DEPARTMENT PROJECT」を 開 始 。 2002 年大阪南堀江に2 号店を展開すると同 時に、同年より日本のものづくりの原点商品、 企 業 だ けが 集まる場 所としてのブランド 「60VISION」 (ロクマルヴィジョン) を開始。 カリ モク、 ノリタケなど10 社とプロジェクトを進行 中。2005 年 1 月よりロングライフデザインをテ ーマにした隔月刊誌「d long life design 」 を 創刊。

ICC アドバイザーも来場。 「鉄

・S-AIR(エスエアー) 「モンキー・ラブ」特別上映会& 「はじめての AIR 。‐メキシコ、オラ ンダ滞在制作‐」

●トークセッション

監督の森本晃司氏によるトーク セッションや 、全 米プロデュー

・ICC シアター 映像の上映、音楽など etc.

サー協 会による「 Digital50 」に 選 ば れたゲームクリエイター・ 水 口 哲 也 氏 、放 送 作 家の( 故 ) 鈴木しゅんじ氏、英国クリエイテ

●イベント・展示 ・DIG DA GOOD プロモーションビデオ上映 ・クリエイターズ・フリートーク

コン 筋クリート」の 監 督 マイケ ル・アリアス氏 、アニメーション

●クリエイターズ・ショーケース Max Core Room Project … 映像 tamas ……………………イラスト 佐藤 充 …………インタラクティブ 大黒淳一 ……………… サウンド イオシス …………………… 音楽 百景広告社 ………………… 広告 Jenny.cos.methodology …メイク スタジオ未来 ……………… 建築 ニューピークフィルム ………… 映像 スピリタス ………………デザイン ヴァズ ……………………デザイン DIG DA GOOD I.M.C. ……… 音楽 レッドポルカドット …………イラスト S-AIR ……………………アート

マイケル・アリアス 「鉄コン筋クリート」 監督

森本晃司 アニメーション監督

ィブ 集 団 tomato の 創 設 者・ス ティーブ・ベイカー氏を迎え、魅 力あるクリエイターが 集 結しま した。

1 0 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

・さっぽろムービースケッチ 2007 プレミア上映 ・ニューピークフィルム  映像デモ ・DIDO 展示 ・Will-E 工房 下水管穿孔ロボット デモンストレーション


2 0 0 1 年度 2002 年度

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インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 109


20 0 6 年度 ICC オフィシャルイベント

sapporo ideas city クリエイティブ・カンバセーション 2 0 0 7 「 Ideas are the future 」 2 007 年 2 月 20 日 会場:札幌プリンスホテル国際館パミール(札幌市中央区南 2 条西 11 丁目)

札 幌 市はサービス産 業の 割

●スピーカー

●スピーカー

合が高く、安定かつ豊富な行政 財源を持たないという問題を抱 える一方で、オールドエコノミー に 依 存 せ ず 、常 に 創 造 的な 発 想で 都 市としての 将 来 の 発 展 を見 据え、デ ジタルコンテンツ 産 業 の 振 興を着 実に築いてき ました。一 方 、横 浜 、富 山 、静 岡 などの 都 市も「クリエイティブ 」 をキーワードに様々な戦 略を展 開しています。 この 分 野で 先 進 事 例を持 つ 欧 米 諸 国では 、効 率 性 や 合 理 性といった 従 来 の 価 値 からの 逸脱を図り、激しい国際競争の

スティーブ・ベイカー

島田英二

クリエイティブ・ビジネス・ コンサルタント

フィルムメーカー/マックスコアルーム プロジェクト代表

1956 年生まれ。在学中からプロデューサー兼 マネージャーとしてアーティスト達と活動を始 める。1981 年「Black」 として知られるコリン・バ ーンコムと活動を開始、1980 年代後半には世 界で 200 万枚のアルバムセールスを記録す る。1991 年、 コリン、 ジョン・ワーウィッカーと共 に 、現 在 ロンドンを 拠 点として 活 動 する Tomatoの前進となるグループを結成。2003 年に日本に移住するまで TomatoとTomato Films production companiesの代表取締役 を務める。現在はクリエイティブ・ビジネスのコ ンサルタントとして、 東京にて活躍中。

1976 年北海道釧路市生まれ。北海道大学で 建築を学んだ後、南カリフォルニア大学の映画 制作ワークショップで映画制作を学ぶ。 そこで 制作した短編「Hands」が国内外の映画祭で 評価を受ける。2001 年、 「 Max Core Room Project」(MCRP)を立ち上げ、経済産業省主 催のコンテンツ制作支援事業に採択される。 2003 年には短編 「6:00PM」 がカリフォルニア・ インディペンデント・フィルムフェスティバルで 部門グランプリを受賞、 日本人初の快挙。制 作活動のほか、2002 年からは子どもたちに映 画制作ワークショップを行う活動も開始。

●スピーカー

●スピーカー

山岸正美

武邑光裕

NPO 法人北海道デザインネットワーク

札幌市立大学図書館長・ デザイン学部教授

中で 生き残るための 方 策を打 ち出しており、中でもイギリスは この潮流をいち早く察知。 「クー ル・ブリタニカ」 というブランディ ング 戦 略 で 成 功 、国 家 の 再 生 を実 現しました 。その 鍵を握る 元 Institute of Contempo-

rary Arts のディレクターで、現 在は 世 界 中の 政 府のコンサル タントのフィリップ・ドッド氏を招 き、都 市にとってクリエイティブ の重 要 性の提 示と具 体 的な方 策を提案いただきました。 また、 市 内 の 各 分 野で 活 躍している スピーカーによる具 体 的な取り 組み事例の紹介も行いました。

事務局長 (株)マーケティング・コミュニケー ション・エルグ代表取締役 1950 年北海道紋別市生まれ。 (株)東急エー ジェンシー、 (株) ジャパン・ライフ・デザイン・シ ステム・ノルドを経て1988 年に (株) マーケティ ング・コミュニケーション・エルグを設立、現在 に至る。北海道造形デザイン専門学校非常勤 講師。札幌市立大学経営審議委員。NPO 法 人アートチャレンジ滝川理事。NPO 法人北海 道デザインネットワーク事務局長。札幌デザイ ナーズウィーク実行委員。札幌国際短編映画 祭実行委員長。

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1954 年東京生。日本大学芸術学部専任講 師、京都造形芸術大学情報デザイン科助教 授、同大メディア美学研究センター所長、東京 大学大学院新領域創成科学研究科メディア 環境学分野助教授を経て、2006 年 4 月より現 職。立命館大学アートリサーチセンター客員 教授を兼任。本年 4 月より札幌市立大学デザ イン学部教授に就任予定。専門はメディア美 学、 デジタル・アーカイブ情報学、 コンテンツ創 造科学、創造産業論。


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

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新聞広告(北海道新聞/全 10 段):「sapporo ideas city クリエイティブ・カンバセーション2007」開催報告

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 113


20 0 6 年度 クリエイティブ人材育成事業

さっぽろムービースケッチ 2 0 0 7 2 006 年 4 月∼ 2007 年 3 月

さっぽろムービースケッチの

3 年目の企画。 場所にはストー リーがある をコンセプトに札幌 の若き監督たちが、 フィールドワ ークから身 近な物 語を探し、そ れにオリジナルのインスピレー ションを加え、映 画の 脚 本へと 創り上げていきました。 監 督 たちは 、製 作 に 条 件 が 付き、ワークショップ 形 式 で 課 題を背 負 いながら製 作を進め ていきました 。すべてにおいて 制限のない条件でモノを作るこ とは、理 想ではあっても現 実に は存 在しません。予 算も時 間も 限られた 中 で 、製 作 者 は 企 画 から叩き上げられ、制 限の中で もがき、苦しみながらも観る人 を意 識して製 作 する姿 勢 が 大 切 。一 般 の 人にも観てもらうこ とが 前 提の作 品なので、それを 意 識 することを 経 験した の で す。 そんな 中で 生まれた 札 幌 の ストーリーと若き監 督たちから の視点。世界中に配布されるこ のムービースケッチには 大きな 可能性が詰まっています。

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2 0 0 1 年度

●収録ショートムービー 1

15min. ロケ地:中川ライター店(狸小路商店街) (札幌市中央区南 3 条西 4 丁目)

2003 年度 2004 年度

孫娘・凛(りん) は、 おじいちゃんが切り盛りするお店が 大好き。 ある日、おじいちゃんから 「継ぐ人がいないか ら店をたたむ」 と聞いた凛は、会社勤めをしている父 親に嘘の脅迫電話をかけ店へ呼び出す…。舞台は、 明治時代から狸小路に店を構える 「中川ライター店」。 同店に半世紀以上飾られている模型飛行機 『ピクニッ ク1 号』 をモチーフに、3 世代の間でお店と思い出をめ ぐる 継承問題 をコミカルに描く。

2002 年度

ピクニック 1 号

2005 年度 2006 年度

島田英二 脚本・監督

2007 年度

●収録ショートムービー 2

河童だからね 2008 年度

10min. ロケ地:定山渓 (札幌市南区定山渓)

2009 年度 2010 年度

水産加工会社で働く岡田コウスケは、 リストラされた同 僚の書類処理などを行う毎日に嫌気がさしていた。温 泉で疲れを癒そうとやって来た定山渓で、 コウスケは 河童研究家の澤田ヨウコと、定山渓に住みついてい る河童・河村タロウに出会う。 自らを研究対象にするヨ ウコに恋してしまったタロウは、 ヨウコに告白するが邪 険にされる。純粋なタロウに心を動かされたコウスケ は、 タロウに恋の手ほどきをする。

2011 年度 2 0 12 年度

鈴木 象 脚本・監督

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 115


●収録ショートムービー 3

花魁ノ詩 9min. ロケ地:おいらん淵(藻南公園) (札幌市南区川沿 10 条 1 丁目) 「おいらん淵」 の名前の由来となった実際の心中事件 を元にした時代劇ミュージカル。明治 28 年、女街に売 られたコハルが東京から連れて来られた先は、札幌の 薄野遊郭。15 歳で花魁・清美となり、17 歳で花屋の 主人の倅・庄助と恋に落ち、18 歳で庄助と駆け落ち。 追っ手を振り切り、行き着いた先は豊平川の断崖絶 壁。ふたりは心中を図る。心中に至るまでの花魁人生 をコハル自身が歌い上げる。

小川亮輔 脚本・監督

●収録ショートムービー 4

re: 6min. ロケ地:レトロスペース坂会館 (札幌市西区二十四軒 3 条 7 丁目) スキージャンプの名選手だった宮本は、 ある日同僚の 若い女性から、職場であるギャラリーが近い将来取り 壊されることを聞く。翌日、同僚の女性は宮本が身辺 整理した際の処分品から、宮本の栄光の過去を初め て知る。 しかし、宮本はすでに退職していて行方不明。 女性は宮本が残したマネキン人形を届けようと宮本を 探し始める…。 ロケ地の誕生秘話を元に 捨てられな い大切な何か を描いた物語。

山田マサル 脚本・監督

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2 0 0 1 年度

●収録ショートムービー 5

8min. ロケ地:大通公園西 3 丁目 (札幌市中央区大通西 3 丁目)

2003 年度 2004 年度

ホワイトイルミネーションがきらめく 「大通公園」 にたた ずむ若いカップル。男は引き止める女の手を振り払っ て歩き去り、残された女は悲しみを抱えたまま、雪道の 上に倒れこんでしまう。倒れた女の姿は次第に消え、 雪上には体の輪郭だけが人型(ひとがた) のように残 る。やがて人型は蒸発し、札幌上空を漂い、やがて雪 となって街に降り注ぐ…。札幌の恋と雪のイメージを 叙情豊かに描くファンタジー。

2002 年度

しんしんと

2005 年度

島崎友樹

監督

脚本

2006 年度

島田英二

2007 年度

●収録ショートムービー 6

雪玉男 2008 年度

10min. ロケ地:モエレ沼公園 (札幌市東区モエレ沼公園)

2009 年度 2010 年度

リチャードソンは、札幌に住む自称科学者。大通公園 で故イサム・ノグチが手がけた滑り台『ブラック・スライ ド・マントラ』 で遊ぶ子どもたちを見て、 あることをひら めいた。 アニメーションでよく見る、人間が雪山を転が るうちに雪玉になるシーンは実現可能なのではない か!と。自称科学者の科学的・非科学的妄想?実験 を、 ドキュメンタリーとフィクションを組み合わせるモッ キュメンタリーで描いた意欲作。

2011 年度 2 0 12 年度

島田英二 脚本・監督

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 117


20 0 6 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 6 期 新 入居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 200 6 2 006 年 4 月 27 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 6 期新入居者 (有) イオシス (有)百景広告社 ゴールデンキラーズ ヘンデックス 長田大介税理士事務所

SAPPORO ショートフェスト実行委員会

20 0 6 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

サッポロメイクアップアワード

2006 2 006 年 9 月 5 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 6 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

マイケル・アリアスの世 界 ∼鉄コン筋クリートを通した クリエイティブの現 場 ∼ 2 006 年 12 月 12 日 会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目内田洋行北海道支社 1F )

1 1 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2006 年 12 月 23 日

2002 年度

NOLE 2006 Sapporo ∼ 世界一大きなクリスマスツリー プロジェクト∼

2 0 0 1 年度

2 0 0 6 年度 ICC オフィシャルイベント

2003 年度

会場:大通公園

2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 119


1 2 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2008 年度 2009 年度

Activities 2007

2007 年度

2 0 0 7 年 度の事 業 > >

2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 121


20 0 7 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

サッポロメイクアップアワード 2 0 0 7 2 007 年 10 月 13 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ICC 入 居 者 の Jenny.cos. methodology( ジェニー・コス・ メソトロジー)の 佐 野 美 樹 氏と 米 田 理 奈 氏による企 画 。 札 幌 では珍しいフェイスペイントのコ ンペティション企 画で、ファッシ ョン分 野の可 能 性を切り開くイ ベントとして ICC 協 賛で 行いま した。 メイクアップ のシアノテーマ を「ホロスコープ 」 とし、ヘア・メ イク・ボディ・ファッションをトー タルで 表 現されていることを審 査 基 準 に 、創 造 性と技 術を 競 いました。昨 今のメイクシーン では、アート的要素も加わり、 ま た 、メイクが 様々なシーンに関 わりを持つなど、表 現の自由 度 が広がっており、感性の表現の 場として「メイクアート」 という分

●審査員

端 聡 美術家 北海道教育大学非常勤講師 CAI 現代芸術研究所代表 アート NPO 法人 S-AIR 理事 1960 年岩見沢市生まれ、札幌在住。札幌を 拠点に活動し、北海道立近代美術館などに作 品が収蔵される。札幌だけでなく海外での活 動も盛んに行い、1995 年ドイツ政府管轄ドイ ツ学術交流会の助成によりドイツに滞在。ブレ ーメン、 ヴェザーブルグ現代美術館、 ウェーデ ル・エルンスト・バーラッフ美術館、上海現代美 術館ほか国内外で多数の個展、 グループ展に 出品、1996 年「VOCA/Vision Of Contemparary Art」 ( 東京・上野の森美術館) で奨励 賞、 ブタペスト国際彫刻絵画ビエンナーレ (ハ ンガリー) で美術教育文化財団賞受賞。2000 年札幌ドームにモニュメントを設置。また近年 は舞台の芸術監督としても活動し2001 年、岩 見沢市「いわみざわ公園野外音楽堂キタオ ン」で開催された「岩見沢アートフェスティバ ル」、2007 年に東京新国立劇場で開催された 「融」 などが代表作。また 2005 年、札幌市主 催イサムノグチメモリアル・モエレ公園グランド オープンにてオープンセレモニー 「GRAND」 の 芸術監督を務めている。2004 年度、札幌文 化奨励賞を受賞。

野 が 立ち上 がりつつあります。

久保俊哉

札幌の芸術、産業、経済の面に

プロデューサー

おいてオピニオンリーダー的 存 在 の 審 査 員 を 迎 えることによ り、メイクがヘア・ファッション・ 背景等を含めたトータルコンセ プトの世 界 観を自由に表 現し、 その可能性を追求できる機会と なりました。 主催:サッポロメイクアップアワード 実行委員会 協賛: (財) さっぽろ産業振興財団

1957 年 9 月9日生まれ。小樽市出身。日本大 学芸術学部放送学科卒業後、広告代理店、 ゲ ーム会社、CGプロダクションを経て1998 年 4 月、独立。エンターテイメント (心の) マーケティ ング、や映像や CM、 ショートフィルム等メディ ア関連プロデュース、都市ブランド戦略などを 得 意 分 野 とす る 。 "Little Terra Project" (1997-2000) ではキャラクターライセンスビジ ネスを展開。"LittleTerra"の作者 WilsonTang (ILM)のエージェント&パーソナルマネージャ ー。2000 年、札幌市デジタル創造プラザ(イ ンタークロス・クリエイティブ・センター) をプロ デュース。現在はチーフコーディネーターとし ても務める。新しいクリエイティブの国際的教 育機関「project esin」 を研究・開発中。2005 年より、札幌市が進める産業交流プロジェク

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ト eシルクロード親善大使 も務める。2006 年、札幌の歴史上初めての国際映画祭「札幌 国際短編映画祭(SAPPORO ショートフェス ト)」 を立ち上げる。札幌市へ「創造都市(sapporo ideas city)」構想を提案。都市ブランデ ィング戦略を計画。

柳本容見 スタイリスト 雑誌、TVCM、衣装デザイン、 ファッションショ ー等のスタイリングの他、広告写真、 グラフィッ ク撮影等、 ファッションにこだわらず幅広くビジ ュアルコーディネート全般で活躍中。

上田ダリ ヘアーメイクアーティスト CM 撮影・雑誌・ファッションショーなど多くの 女優・タレントのヘアーメイクを担当。東京に おいて、17 年間活躍する。その後、札幌にアト リエを開設テレビ局・CM 撮影・ブライダル・化 粧品のプロデュース、特に専門学校の講師と してヘアーメイクアーティストを目指す人の育 成に力を入れている。

萬谷雄一 ファッションコーディネーター ファッションショー、 ヘアメイク、 フラワーコーデ ィネートショー等の演出や、各種コンペティショ ンの演出を幅広く手掛ける。

馬場杏輔 写真家 札幌を中心にいろいろな場所で活動、出没。 写真を撮るだけではなく、企画、 ディレクション 等にも意欲的。


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20 0 7 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

Will-E 屋 台お披露目会 2 007 年 12 月 14 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

屋台の企画・製作プロジェク トは 、ICC の Will-E を 中 心とし た「ものづくり工 房 」と、内 田 洋 行 や 札 幌 市 立 大 学との 連 携・ タイアップのもとで進められまし た。市内の大学生がワークショ ップに加わり、コンセプトワーク から設 計 、プレゼンテーション を経て、ICC でのお披 露目発 表 会へと繋がっていった一連のプ ロジェクトです。 お 披 露目会では「ものづくり 工 房 」の 平 成 19 年 度 からこれ までの 活 動 報 告と今 後 の 展 開 に関するプレゼンテーションや ディスカッションも行われ、プロ ジェクト参加者や ICC 入居者の コミュニケーションを図るととも に、クリエイティブビジネスに対 する意識の啓発を促すことでき ました。

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20 0 7 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 8 「創意 発 信 」 2 008 年 2 月 22 日・23 日 会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目 内田洋行北海道支社 1F ) インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

You Tube をはじめインター

● スペシャルトークライブ

●クリエイターズ・ショーケース

ネット上に登 場している様々な

ニューピークフィルム ………… 映像

インタラクティブメディア。その

イオシス …………………… 音楽 スタジオどらごんめいる ……… 演劇

環 境 の 変 化 は 既 存 のシステム や 考え方を大きく変えてきてい ます。クリエイターは 何 を創 造し、 どのような 方 法 でその 表 現を発 信していくのか? クリ エイティブとメディアの関係をテ ーマに開催しました。 スペシャルゲストは、メディア や表 現に精 通するピーター・バ ラカン氏。大変革における表現 者とメディアの 関 係について、

ICC コーディネーター久 保 俊 哉 とのトークライブを行いました。

ピーター・バラカン ブロードキャスター 1951 年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語 学科卒業後、1974 年、来日。現在 TBS-TVで 「 CBSドキュメント」の 司 会を担 当 。また 、 NHK-FMで土曜日朝 7 時 15 分∼9 時の「ウィ ークエンド・サンシャイン」、Inter-FMでは毎週 日曜日夜 7 時∼9 時の「バラカン・ビート」 を担 当。朝日新聞で洋楽のレコード紹介、月刊「プ レイボーイ」誌でコラムを連 載 中 。 著 書は 『Love Songs』 (求龍堂)、 『ぼくが愛するロック 名盤 240』 (講談社プラス・アルファ文庫)、 『ロ ックの英詞を読む』 ( 集英社インターナショナ ル) など。第 1 回札幌国際短編映画祭審査員 も務める。

●イベント・展示 ・stickam ストリーミング生放送 ・プロモーションビデオ上映

また 、ICC チーフアドバイザ

by DIG DA GOOD I.M.C.

ーの 五 十 嵐 威 暢 氏と「 空 想 生 活」で話題のエレファントデザイ

Junkan Production ……… 音楽 Max Core Room Project … 映像 ヘンデックス ……………Web 制作 Jenny.cos.methodology …メイク 栗城 7 サミット事務局 …… 登山家 Will-E ………… エンジニアリング S-AIR ……………………アート ヴァズ ……………………デザイン プライムカット ……デザイン・ウェブ tamas ……………………イラスト SAPPORO ショートフェスト … 映画祭

・ 「なりきりメイク・ワンポイントタトゥ・ 特殊メイク」by

●トークセッション

ンの西山浩平氏によるスペシャ

Jenny.cos.methodology

ルトークセッションも行 いまし

・ものづくり工房 by Will-E

た。

・ICC+S-AIR 2007 EXCHANGE

PROGRAM talk event 西山浩平

五十嵐威暢

エレファントデザイン 代表

彫刻家/デザイナー

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・ニューピークフィルム ハイビジョン 映像デモ ・パネル・ポスター展示 DIDO(イラスト)、エストコスモ、 Jenny.cos.methodology 、 栗城史多「世界 7 大陸最高峰の 単独登頂への挑戦」、 SAPPORO ショートフェスト ドキュメンタリー(動画・写真)


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20 0 7 年度 クリエイティブ人材育成事業

International Creative Workshop 2008 @ ICC 2 008 年 3 月 4 ∼ 14 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

Tomato, Rinzen, Airside

いう冒 険 に 出ました 。 そこで

●講師

などとの多くのワークショップを

は 、技 術も大 切ですが 、表 現し

ライト・サージョンズ

手がけてきた、インターナショナ

たいという欲 求・感 性はさらに

ル・クリエイティブ・ワークショッ

大切です。

プ @ICC 。 2008 年 は 、英 国 は

コンセプトは、今や世 界 的 標

LONDON より、カッティング・エ ッジなマルチメディア集 団 The Light Surgeons( ライト・サー

語 に もな っ た 、‘think glob-

ジョンズ )を 招 い て 、オーディ オ・ビジュアル・ワークショップ を開催しました。

ally, act locally’(地球的に考 え、地 方 的に活 動する)から派 生して、‘from global imagination, to local creation’ ( 地 球 的に想 像し、地 方 的に創

数々の 素 晴らしい 映 像を手

造する)。 世 界で 活 躍するクリ

が け てきた 、The Light Sur-

エ イティブ・リー ダ ー の The

geons 。 本 国 UK において、VJ

Light Surgeons のグローバル

文化の黎明期を牽引してきたと

な 視 点を 起 点 に「 想 像 」し、札

ともに、今や世界的規模のデジ

幌・北 海 道というローカルな土

タル 映 像フェスティバルとして

壌での「 創 造 」活 動 の 場となり

確 立された ‘onedotzero’ の 創

ました。

設にも深く携 わってきた 、映 像 音楽実験集団が、札幌に上陸。

創 作テーマは 、 「 地 方 生 活と 地球環境」 「 文 化と文 明の間で

彼らが 長 年 培ってきた、その

‘ みんなの 物 語 ’ 」です。 我々の

先 鋭 的 / 前 衛 的 映 像 手 法 でワ

現代生活は、近年増々、複雑に

ークショップを引っぱり、インス

断片化されてきています。しか

ピレーションを参 加 者とシェア

し、一 方で は 、気 候 変 動 のよう

しコラボレーションしました。

に世 界 規 模で 繋 がり協 力し合

特に映 像と音というメディア

わなければならない問題にも直

を使っての作業をメインとし、テ

面しています 。 今 回 は 、特 に

ーマは「クリエイティブ・アドベ

UK-JAPAN コラボレーションと

ンチャー」に。 読んで 字のごと

いう枠 組 みで 、これらの問 題に

く、 「 創 造という名の冒 険 」を行

取り組み、クリエイターたちの視

うワークショップ。頭と心と体の

点で 題 材を切り取り表 現し、世

あらゆる部 分を使って、創ると

界に対して発信を試みました。

1 2 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

ロンドンを本拠地とするThe Light Surgeons は、 デザイナー、 フィルム・メーカー、 ミュージシ ャンから構成され、 クラブ、商業イベント、 ミュー ジックツアー、エキシビションなどの分野にお いて、 ハイテク、 ローテクによるビジュアル・ディ スプレイのパイオニア的デザインで高い評価を 得ている。1995 年の結成以来、 ニューメディ ア、サウンド、 インスタレーションの最先端をリ ードしてきた彼等は、Sony Music Entertainment、Bloombergなどの世界的大企業への 映像提供だけでなく、Mo Wax、Ninja Tune、 Wall of Soundなどの多様なインディペンデン ト・レコード・レーベルと共に活動し、現在まで にPropellerheads、Unkle、Sneaker Pimps、 ZERO 7 やその他多数のミュージシャンとの世 界ツアーにも参加している。


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20 0 7 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 7 期 新 入居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 200 7 2 007 年 4 月 14 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 7 期新入居者 (株)コムスワース (岸本裕之)

ID プロジェクト 菊池次郎(プライムカット) 栗城史多((株)たお)

Junkan Production スタジオどらごんめいる

DIDO( Doodler & illustrator discovery organization) 産学官連携プロジェクト

20 0 7 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

栗城史 多 チョ・オユー登 頂報 告 会 2 007 年 5 月 26 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 7 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

宮島達 男「 ART IN YOU 展 」 ワークショップキャラバン 2 007 年 7 月 13 日 会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目 内田洋行北海道支社 1F )

1 3 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


IP ビジネス研 究会 報 告 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2002 年度

2007 年 10 月 16 日・1 1 月 1 4 日・1 2 月 1 9 日

2 0 0 1 年度

2 0 0 7 年度 ICC クリエイティブビジネスセミナー

2003 年度

2008 年 2 月 21 日

2005 年度

コンテンツビジネスの現 場での クリエイティブ・コモンズの普 及

2004 年度

2 0 0 7 年度 ICC クリエイティブビジネスセミナー

会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 2006 年度

(札幌市中央区大通東 3 丁目 内田洋行北海道支社 1F )

2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 131


1 3 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2009 年度 2010 年度

Activities 2008

2008 年度

2 0 0 8 年 度の事 業 > >

2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 133


20 0 8 年度 ICC オフィシャルイベント

サッポロメイクアップアワード 2 0 0 8 「 Neo Japonisme 」 2 008 年 10 月 5 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

現 代においては 、メイクアー

工 芸などインスパイアされるも

●競技演目

トを創りだす方法も思考も多岐

のがたくさんあり、日本 の 文 化

ファンタジィメイク部門

にわたっています。そこで 、多

を見直すこと、継続させていくこ

テーマ「 : Neo Japonisme 」∼地球 と環境、から

様 化した時 代に即し、いろいろ

とは大きな環 境へのキーポイン

な可 能 性にチャレンジし、自由

トになるのではないかとの考え

な発想と表現を形として発表す

から、タイトルを「 Neo Japon-

●審査員 ・久保俊哉(メディアプロデューサ ー、ICC チーフコーディネーター)

る場として 2008 年 度 のメイク

isme 」、日本語で『ここから発信

アップアワードを立ち上げまし

される、日本の 美 』に設 定 。 参

た。自己表現に固執することな

加 する若 い 世 代 が『 地 球と環

く、メイクとアートの領 域を超え

境』 という背景をフィルターにあ

た表 現を観 覧できる場とすると

らためて日本の文化に立ち返る

・高良成児(ケサランパサラントップ メイクアップアーチスト)

ともに、新たな価 値 観を創 造で

ことのできる企画としました。

きる人 材の育 成も目指し、大 会

短編映画祭」 レセプションパー

回行いました。

ティにはアワード参 加 者の中よ

2008 年 度 は「 地 球と環 境 」

り数 点のメイク作 品を展 示しま した。

げました。その背景には今この 時にも進んでいる地 球 温 暖 化 について若い 世 代の 参 加 者に

・島田英二(映画監督)

9 月 10 日開 催 の「 札 幌 国 際

に向けてのワークショップも数

というグローバルなテーマを掲

・井上俊彦(サッポロフィルムコミッ ション)

●事前ワークショップ 講師 : 吉田ひでお(アーリオ工房) ワタベカツヤ( Link ) ・7 月 6 日:テーマからのイメージの 持たせ方、 フェイスペイント ・7 月 29 日: ボディペイント

主催:サッポロメイクアップアワード 実行委員会 協賛: (財) さっぽろ産業振興財団

意 識してほしいとの 考えから、 また、 この夏に洞 爺 湖で開 催さ れた G8 サミットに準じてのテー マとし、世 界 中 から注目されて いる日本 の 伝 統 文 化 の 在り方 もあわ せて考えてみようという ものです。 ファッションデザイナーの多く も日本 の 伝 統 和 柄 や 文 化 から 作 品へ の 影 響を反 映させてい るコレクションを打ち出してい ます。日本の色 彩 、風 土 、伝 統

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・8 月 5 日: 特殊メイク ・8 月 19 日: ヘアーアレンジ


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2006 年度

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2010 年度

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20 0 8 年度 クリエイティブ人材育成事業/ ICC+SIC ワークショップ 2008

学生とクリエイターによる 『創造 都 市さっぽろ』ワークショップ 2 0 0 8 2 008 年 11 月 21 日∼ 24 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 ) および市内各所にてフィールドワーク

札幌市が推進している 「創造

●プログラムディレクター(統括)

●クリエイター/アドバイザー

前田弘志

高橋宏比公

大黒淳一

デザイナー

サウンドアーティスト

都 市さっぽろ( sapporo ideas

city )」の " 見える化 "をテーマに 展開されました。 札 幌が 対 外 的に誇れる創 造 的 資 源( 人 、モノ、コト、場など) を、参加者が " 五感 "をフルに働 か せてハンティングし、ディスカ ッションしながらビジュアルを 制 作 する 今 回 のワークショッ プ。最終的には 150 種類のビジ ュアルを制作し、札幌市職員の 名刺として使用できる形態に仕 上げることをゴールに設 定しま した。

アートディレクター/デザイナー 1964 年札幌生まれ。北海道大学大学院国際 広報メディア研究科修了。バナナムーン・ステ ュディオ代表。インタークロス・クリエイティブ・ センターのポスター他で、韓国国際ポスタービ エンナーレ銀賞、 ニューヨークADCメリット賞、 札幌 ADC 金賞・銀賞をはじめフランス、 フィン ランド、 ポーランド、 チェコ、香港などの国際デ ザインコンペティションで受賞・入選。各国の 美術館に作品が収蔵されている。実務と並行 して、 ブランド論およびデザイン産業論の領域 を研究、情報文化学会賞受賞。

このワークショップには、 リー ダー役として札幌で活躍するプ ロのクリエイター 9 名(デザイナ ー、コピーライター、写 真 家 、イ

●参加学生所属校 札幌大谷大学短期大学部

鎌田順也

鈴木 理

デザイナー

建築家

札幌市立大学 道都大学

イター、シェフ、建築家など)、ア

北星学園大学短期大学部

ドバイザーとして札幌の街に詳

北海学園大学

しい 情 報 通 3 名( 市 史 専 門 家 、

北海道大学

編 集 者 、ロケーションマネージ

北海道大学大学院

が参加。

中道 博 シェフ

札幌国際大学

ラストレーター、サウンドクリエ

ャー)、受 講 者として学 生 36 名

佐々木慶太 デザイナー

三浦清隆

工藤一廣

コピーライター

市史専門家

中村祐弘

和田由美

フォトグラファー

編集者

北海道教育大学岩見沢校 北海道工業大学 北海道造形デザイン専門学校

共 同 作 業を通じ、 「 札 幌には どんな 優 れ た 資 源 が あるの か?」を探し続け、徹 底 的 に 考 え 、議 論した 4 日 間となりまし た。

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前田 麦

加藤 剛

イラストレーター

ロケーション マネージャー


2 0 0 1 年度 2002 年度

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2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

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20 0 8 年度 クリエイティブ人材育成事業 /ICC+SIC ワークショップ 2008

学生とクリエイターによる 『創造 都 市さっぽろ』ワークショップ 2 0 0 8 成果発表会 2 009 年 1 月 26 日∼ 30 日 会場:札幌市役所 1 階ロビー(札幌市中央区北 1 条西 2 丁目)

2008 年 11 月に 開 催された

渡された上田市長は、数多くの

「 学 生とクリエイターによる『 創

クリエイティブ資源を発掘し、精

造 都 市さっぽろ』ワークショッ

力的にビジュアル制作に取り組

プ 」の 成 果 発 表 展 示を札 幌 市

んだ 学 生と講 師 陣を労い 、 「こ

役所1階ロビーで行いました。

うして目に見える形に表 現する

●クリエイター/アドバイザー

このワークショップは、 「札幌

と、札 幌が 創 造 都 市であること

高橋宏比公

大黒淳一

が 誇 れる創 造 資 源って何だろ

がはっきりとわかる。 これをツー

デザイナー

サウンドアーティスト

う?」をテーマに、約 40 名 の 学

ルに、どんどん 札 幌の 素 晴らし

生とクリエイターが 4 日間をか

と さを PR していきたいですね 」

け、一緒になって市内を駆け回

コメントされていました。

り、探し、考え、議論し、 「 創造都 市さっぽろ」の創 造 資 源といえ る 「人」 「 モノ」 「コト」 「 場所」 「思

佐々木慶太

中道 博

デザイナー

シェフ

●プログラムディレクター(統括)

想 」などを選んでビジュアル 化 したものです。 ワークショップによってリスト アップされた創造資源は計 181 点にのぼり、このうち 141 点 が 写 真 、イラスト、文 字など、様々

鎌田順也

鈴木 理

デザイナー

建築家

前田弘志 アートディレクター/デザイナー

な表現方法を用いてビジュアル 化されました。パネル展示では、 それらの 資 源 がリストアップさ

●参加学生所属校

れた理由、その資源を象徴する

札幌大谷大学短期大学部

ビジュアル、 ビジュアルを活用し た名 刺のイメージが 提 示され、 札 幌の創 造 資 源を色々な角 度

和田由美 編集者

北星学園大学短期大学部 北海道大学

表者から今回制作したビジュア

中村祐弘 フォトグラファー

道都大学 北海学園大学

クショップに参 加した学 生の代

市史専門家

札幌市立大学

す。 会 期 中 、上 田 文 雄 札 幌 市 長

工藤一廣

札幌国際大学

からイメージすることが できま

も展 示 会 場を訪れました 。ワー

三浦清隆 コピーライター

北海道大学大学院 北海道教育大学岩見沢校 北海道工業大学 北海道造形デザイン専門学校

ルを用 いた 名 刺 サンプルを手

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前田 麦

加藤 剛

イラストレーター

ロケーション マネージャー


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20 0 8 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル 2 0 0 9 「網創 共 鳴 」 2 009 年 2 月 20 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ICC フェスティバルは 、クリエ

●スペシャルトークライブ

ンのほか 、イベントや 展 示など からビジネスチャンスを創 出す

・studio REBARD 「リアの島」映画上映

る目的で毎年行なっているもの です。 新しいメディアには新しいエ ンターテイメントやコンテンツが 必要です。小さなコミュニティー から響き合い 、いつしか 大きな うねりとなる共 鳴 が 起こり始め ている今、コンテンツとインター ネットの 新しいビジネスを見 据

大蘿淳司 マイスペース株式会社代表取締役 広島県生まれ。早稲田大学大学院卒業後、 1989 年、 アンダーセン・コンサルティング(現 アクセンチュア)入社。 日本コカ・コーラ社のブ ランド・マネージャ、 リシュモンジャパン ブラ ンドCEO、 ディールタイムドットコム副社長、 ド コモAOL CMOなどを経てヤフー入社。PS 本 部長、 マーケティング本部長を歴任。2008 年 1 月にMy Space Japanの CEOとして就任。

え、テーマを「 網 創 共 鳴 」としま した。

●クリエイターズ・ショーケース

ゲストには 、マイスペ ース株

ソノーク …………………デザイン

式会社代表取締役の大蘿淳司

ブロックヘッドフィルムズ …… 映像

(たいら あつし)氏を迎え、メデ

うめぶ総本家 …………… 村づくり

ィアや 表 現 に 精 通 する同 氏 に 「 My Space 」の 今 後 の 戦 略も 伺いつつ、 「ソーシャルメディア によるコンテンツ流 通 の 未 来 」 をテーマにトークライブを行い ました。 また 、映 画「 AKIRA 」や 宇 多 田ヒカルの PV などを手 がけた アニメーター の 森 本 晃 司 氏 、 「アニマトリックス」のプロデュー サー竹内宏彰氏など ICC アドバ イザーたちも来場し、 トークセッ

●イベント・展示 ・Junkan Production + Daisuke Inoue + ジェラスガイ 「 Sound of ICC 」館内放送

イターたちのプレゼンテーショ

Bee Hive ……オブジェ製作・演劇 studio REBARD …………… 映像 ハレバレシャシン …………… 写真 プライムカット ………… 映像・企画 二重奏♪(デュエット) ………………… 食のプロジェクト ニューピークフィルム …………… ハイビジョン映像制作

Jenny.cos.methodology …………メイクアップアーティスト Will-E …………………ものづくり Snowbugs ……… 映像・デザイン S-AIR …………………アート振興 SAPPORO ショートフェスト … 映画祭

ションを行ないました。

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・SAPPORO SHORT FEST 2008 年度ドキュメンタリー上映 ・Snowbugs トーク& 映画上映 ・プライムカット 作品紹介 ・BLOCKHEAD FILMS× ハレバレ シャシン「 VISITING THE GOD OF ROCK'N ROLL 」映画上映 ・うめぶ総本家 「妄想会議」 ・ICC アドバイザー・スペシャル・ トークセッション ・S-AIR「地域とアート」 日本全国 NPO 視察報告 ・ニューピークフィルム 独自撮影の高品質映像紹介 ・Bee Hive イラスト 3D 化作品とパネル展示 ・Snowbugs 「 Tamas 」コルメキャラクター展 ・Will-E 「次世代移動用具 サンダス」展示と工房開放 ・Jenny.cos.methodology メイクアップ & ネイルアート実演 ・二重奏♪ ドリンク&軽食「ヒザパット」 ・Junkan 「ライブパフォーマンス」 ・前田 麦 「雷神エフェクト」 ・ソノーク 「イラスト展示即売」 ・ハレバレシャシン 写真展示・写真撮影 ・Will-E 「サンダスコンペ」 ・Jenny.cos.methodology メイクショー


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2003 年度

2004 年度 2005 年度

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2010 年度

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20 0 8 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC クリエイティブ コネクション 2 0 0 9 ∼札幌 市のクリエイティブ 産 業のユニークな取り組みの ご紹 介 & 企 業 紹 介 ∼ 2 009 年 3 月 16 日・17 日 会場:札幌市東京事務所(東 京都千代田区有楽町 2−10−1 東京交通会館 3F )

Cafe&Dining SCENE(東京都港区赤坂 1- 6- 8 井上赤坂ビル 1F ) 地 域 で 起こっている新 たな 息 吹と首 都 圏の企 業の結びつ きで新鮮なビジネスの突破口と なることを目指し、札 幌 市 の 取 り組みとしてクリエイティブ産業 の 振 興 を 行 っている ICC の 活 動を知ってもらい 、札 幌 のクリ エイターと東 京 企 業のマッチン

●札幌市のクリエイティブ産業 への取り組み ICC の活動紹介 ●事例紹介 ICC 、SAPPORO ショートフェストなど ●クリエイティブ企業紹介 ∼メイクアップと IT ソリューションの

グをはかるために、クリエイティ

プレゼンテーション∼

ブビジネスプレゼンテーション

・Jenny.cos.methodology

「 ICC クリエイティブコネクション

2009 」を開催しました。 コンテンツ産業振興の目玉と して立ち上げられ 、全 国 的にも 注目される ICC の 取り組 みとと

メイクアップアートの可能性を広め、 札幌で多くの参加者から賞賛をうけ たイベントを紹介。 ・有限会社ヴァズ 手軽で新しいバスロケーションシス テム 「ドコイル -docoil- 」の紹介。

もに 、前 年 度 ICC アワード 受 賞 者 2 組 を 紹 介し 、札 幌と東 京、企業とクリエイターのマッチ ングのきっかけ作りとしました。

●名刺交換会 ●ネットワーキング交流会

ユニークで 新 鮮な 事 例を作 っていくためにも、東 京で 開 催 されるこうした 機 会 は 、今 後 、 様々な 分 野と結び ついて発 展 していくことが望まれます。

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

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2011 年度

2 0 12 年度

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20 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 8 期 新 入居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 200 8 2 008 年 4 月 25 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 8 期新入居者 (株)ハレバレシャシン ブロックヘッドフィルムズ (有) ソノーク 宮崎 誠 土井真樹子(うめぶ)

Bee Hive 二重奏♪(デュエット) さっぽろフィルムコミッション

20 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

色弱とカラーユニバーサルデザイン 2 008 年 6 月 6 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ショートフィルムと空 間 in 札幌デザインウイーク 2 0 0 8 2 008 年 10 月 31 日 会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目 内田洋行北海道支社 1F )

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2008 年 11 月 6 日 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター

Spelling Dystopia 上 映 会 会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目 内田洋行北海道支社 1F )

2005 年度

2008 年 12 月 13 日

2004 年度

2 0 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

2003 年度

(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2002 年度

長田 大 介 税 理 士 事 務 所による セミナー

2 0 0 1 年度

2 0 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

2006 年度

会場:ユビキタス協創広場「 U-cala 」 (札幌市中央区大通東 3 丁目 内田洋行北海道支社 1F )

2009 年 3 月 19 日

2011 年度

二重 奏 ♪による食のワークショップ 「餃 子コンテスト」

2010 年度

2 0 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

2009 年度

2009 年 2 月 6 日

2008 年度

サウンドクリエイター 大 黒 淳 一 アイルランド滞 在レジデンス報 告 会 「音と旅する。」

2007 年度

2 0 0 8 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

会場:インタークロス・クリエイティブ・センター

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 145

2 0 12 年度

(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )


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2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2010 年度 2011 年度

Activities 2009

2009 年度

2 0 0 9 年 度の事 業 > >

2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 147


20 0 9 年度 クリエイティブ人材育成事業/ ICC+SIC ワークショップ 2009

学生とクリエイターによる 『創造 都 市さっぽろ』ワークショップ 2 0 0 9 2 009 年 7 月 3 日∼ 5 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 ) および市内各所にてフィールドワーク

2009 年の『 創 造 都 市さっぽ

●プログラムディレクター(統括)

●クリエイティブメンバー

前田弘志

佐々木慶太

三浦清隆

デザイナー

コピーライター

ろ』 ワークショップは、前 年 度に 引き続き地元クリエイター 12 人 を講 師に迎えたほか 、テレビや 新 聞といったメディア関 係 者を 加え、 よりパワーアップした形で

3 日間にわたり開催しました。

アートディレクター/デザイナー

前 年 度 は 、札 幌 が 世 界に誇 ることができる人・モノ・コト・場 所・思 想 、例えば 、札 幌 発 祥の

●メディアメンバー

スープカレー 、さっぽろ雪まつ り、モエレ沼 公 園 、札 幌 市 民 憲

鈴木 理

菊地和広

建築家

デザイナー

章などを約 200 集めてビジュア ル 化し、札 幌 市 職 員 の 名 刺 素 材として提 供するなど、市の PR にも活用しました。 そこでわかっ

谷嶋真行

沼田博光

北海道新聞社 広告局営業本部

北海道テレビ放送 編成戦略局

たことは 、 「すごいものはたくさ んあるけれど、知られていない

●参加学生所属校

ものも意 外と多い 」ということ。

北海道大学大学院

そこで今 回は「 伝えよう、広めよ

北海道大学

う」をテーマに、戦略プランを探 るワークショップとしました。 参 加した の は 43 人 の 大 学

中村祐弘

小島歌織

フォトグラファー

デザイナー

小樽商科大学 北海道教育大学岩見沢校 札幌市立大学

早川 渉

早坂亜佑実

映画監督

コピーライター

北海学園大学

生・専 門 学 校 生と 14 人の講 師

東海大学

たち。新 聞 やテレビといった 具

北海道工業大学

体 的なメディアの 活 用を 想 定

北海道情報大学

し、 どうやって伝えて、広めてい

札幌国際大学

大黒淳一

工藤一廣

道都大学

サウンドアーティスト

市史専門家

くのか 。作 戦を練り、フィールド ワークで 市 内を駆け回り、議 論 や試行錯誤を繰り返し、提言プ

札幌大谷大学短期大学部 北海道芸術デザイン専門学校 北海道造形デザイン専門学校

ランをまとめました。 前田 麦 イラストレーター

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

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20 0 9 年度 クリエイティブ人材育成事業 /ICC+SIC ワークショップ 2009

学生とクリエイターによる 『創造 都 市さっぽろ』ワークショップ 2 0 0 9 成果発表会 2 009 年 11 月 25 日∼ 30 日 会場:札幌地下街オーロラスクエア(札幌市中央区大通西2丁目)

「 伝えよう、広めよう、札 幌の

●プログラムディレクター(統括)

●クリエイティブメンバー

前田弘志

佐々木慶太

三浦清隆

デザイナー

コピーライター

創 造 性 」をテーマに開 催された 「『 創 造 都 市さっぽろ』ワークシ ョップ 」の 成 果 発 表を、地 下 街 オーロラタウンのオーロラスクエ アで行いました。 札 幌 市では 2006 年 3 月に、

アートディレクター/デザイナー

札 幌 市 長 が「 sapporo ideas

city 宣 言 」を発 表し、創 造 都 市 づくりに向けた取り組みが 進め

●メディアメンバー

られていますが、市民の認知度 が低い点が課題のひとつです。

鈴木 理

菊地和広

建築家

デザイナー

このワークショップは 、こうした 課 題を 受 け 、札 幌 が 世 界 に 誇 れる「 創 造 的 資 源 」を広く市 内 外 に PR する手 法を考え、新 聞

谷嶋真行

沼田博光

北海道新聞社 広告局営業本部

北海道テレビ放送 編成戦略局

社 、テレビ局 、札 幌 市( 行 政 )に 提 案しようという趣 旨 で 行 わ

●参加学生所属校

れ 、43 人 の 学 生と 14 人 のクリ

北海道大学大学院

エイターの参 加によって進めら

北海道大学

れました。 成 果 発 表 会では、 ワークショ

中村祐弘

小島歌織

フォトグラファー

デザイナー

小樽商科大学 北海道教育大学岩見沢校 札幌市立大学

早川 渉

早坂亜佑実

映画監督

コピーライター

ップに参 加した学 生から、新 聞

北海学園大学

社 、テレビ 局 、札 幌 市 の 各々に

東海大学

対しプレゼンテーションが 行わ

北海道工業大学

れ 、札 幌 の 創 造 的 資 源を 伝え

北海道情報大学

広めるための 具 体 策 が 提 案さ

札幌国際大学

大黒淳一

工藤一廣

道都大学

サウンドアーティスト

市史専門家

れました 。あわ せてその 内 容を 紹 介したパネル 展 示 が 行 われ ました。

札幌大谷大学短期大学部 北海道芸術デザイン専門学校 北海道造形デザイン専門学校 前田 麦 イラストレーター

1 5 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

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2010 年度

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20 0 9 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

前田弘 志:ICC のビジュアルデザイン 1 0 年展 2 010 年 2 月 9 日∼ 27 日 会場:札幌アリアンス・フランセーズ(札幌市中央区南 2 条西 5 丁目 南 2 西 5 ビル 2F ) インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

札 幌クリエイティブ のインキ

ビジュアルのエッセンスを 3 つ

ュベーション拠 点であり、世 界

のテーマで 編 集し、1 週 間ずつ

のクリエイティブ 界との 交 流 拠

3 期に分けて紹 介 。第 2 会 場の

点でもあるインタークロス・クリ

インタークロス・クリエイティブ・

エイティブ・センター( ICC )。施

センターでは 、大 型のポスター

設 名 にも込 められ た「 ×( クロ

から小さな缶 バッジまで 、デ ザ

ス)」をモチーフに、ICC のアイデ

インの実物を一堂に展示しまし

ンティティ・メッセージともいえ

た。

るビジュアルをデ ザインしてき

また、オープニング・パーティ

たのが前田弘志氏です。

では、ICC チーフコーディネータ

2001 年 の オープ ン 時 か ら 10 年もの間、多彩なビジュアル

るトークライブが行われました。

ーの 久 保 俊 哉 氏と前 田 氏によ

に展 開されながらも、一 本 柱と して、あるいは核として揺らぐこ となく存 在 する「 × 」。記 憶 に 積

●クリエイター

み重なるように継続展開される 「 × 」。繰り返し発 信される札 幌 発の「 × 」。一 貫して黒と赤を基 調とした中に姿・形を変えて現 れる 「 × 」は、ICC の「ブランドイメ

前田弘志

ージ」 として国内外のクリエイテ

アートディレクター/デザイナー

ィブ 界 に 今なお 進 行 形で 浸 透

1964 年札幌生まれ。北海学園大学経済学部 卒業、北海道大学大学院国際広報メディア研 究科修了。学部在学中に、出版社にて記事執 筆やイラストレーション、誌面デザイン、広告制 作の仕事を始める。 デザイン事務所勤務を経 て1990 年に独立、 バナナムーン・ステュディオ を開設。国内外の企業・組織のブランド戦略 や商品企画の立案から、 パッケージ、 プロモー ション、広告、出版物、空間デザインまで幅広く 手がける。 作品は世界ポスタービエンナーレin 韓国 銀 賞、 ニューヨークアートディレクターズクラブ メ リットアワードをはじめ、 ショーモン国際グラフィ ックフェスティバル(フランス)、 ラハティ国際ビ エンナーレ (フィンランド)、 ワルシャワ国際ビエ ンナーレ (ポーランド)、 ブルノ国際ビエンナー レ (チェコ) などの国際デザインコンペティショ ンで入選・入賞。 フランス国立広告美術館など 各国のミュージアムに収蔵されている。

し続けています。 この 展 覧 会は ICC10 周 年の 節目にあたって、これまでに前 田 氏によって制 作されたビジュ アルデザインをまとめてご紹 介 しようというものです。 海 外 や 国 内 でデ ザイン 賞を 受 賞 する など、世界で高い評価を受けた 作品群も含まれます。 第 1 会 場の 札 幌アリアンス・ フランセーズ・ギャラリーでは 、

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 153


20 0 9 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

八戸香 太 郎 アートな事 情ワークショップ - Vo l. 0 2 010 年 2 月 19 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

LONDON を経て現在、N.Y. の

●講師

最 先 端の現 代 美 術シーンで 精 力 的 に 活 動 する書 道 家 、八 戸 香 太 郎 氏を迎え「アートな事 情 ワークショップ vol.0 」を開 催し ました。 老 若 男 女 100 名を超える参 加 者 で 埋 め 尽 くさ れ た ICC

Cafe+ にて、八 戸 香 太 郎 氏 が 、 アーティストサポートの存在や、 社会の中でどのような役割を担 っているのか等、現場経験者に しかわからない貴重な話を語っ てくれました。 トーク後に行ったライブパフ ォーマンスでは 、筆 先に CCD カ

八戸香太郎 書道家 現代書道家。1977 年札幌生まれ。書の道を 極めるべく19 歳の時に京都へ移住。京都造 形芸術大学大学院在学中より作品の発表を 開始。 「言葉との距離」 をテーマに空間を書で 埋め尽くすインスタレーション作品や文字を点 や線の最小単位まで分解したペインティング 作品を制作、 これまで日本の他にアメリカ・イギ リス・ロシア・イタリア・ベルギー・上海・アルゼ ンチンなどで個展やパフォーマンス、 ワークショ ップなどを開催し、精力的に活動している。近 年までロンドンと京都にアトリエを構えていた が、2009 年よりNYと札幌にベースを移し、更 なる展開が注目されている。

メラを備え付け、八 戸 氏が 書を 生 み 出す映 像を壁に映し出す 視 点を変えた 幻 想 的な空 間を 演出しました。 ●トークセッション 世界のアート事情 スピーカー:八戸香太郎

●ライブパフォーマンス 書と映像によるインスタレーション パフォーマー:八戸香太郎

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2 0 0 1 年度 2002 年度

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2 0 12 年度

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20 0 9 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC フェスティバル in Tokyo 2010 「 SAPPORO creative × TOKYO business 」 2 010 年 3 月 5 日 会場:内田洋行・東京スペース[ユビキタス協創広場 CANVAS ] (東京都中央区新川 2-4-7 )

札 幌の新しいアイディアやコ

●スペシャルトークセッション

ンテンツを首都圏の企業へ売り 込むためのマッチングイベント です。 インターネットの普及、そして 技 術 革 新による作 業 環 境の 向 上によって、地 方にいながらに

高橋名人

してビッグビジネスを行うことも 可 能な 時 代 。 札 幌 にてコンテ ンツを生 み 出してきたクリエイ

●クリエイターズ・ショーケース

ターが 東 京で一 堂に会し、 ビジ ネス商 談 やネットワーキングを 積極的に行う場としました。 クリエイターショーケースで は、300 名の ICC クリエイターデ ータベ ース登 録 者 の 中 から予

ヴァズ

BeggarSwindle

WEB サービス

キャラクタービジネス

選を 勝ち 抜 い た 才 能 ある 6 組 が 、個 性 豊かなプレゼンテーシ ョンを行いました。 また、スペシャルトークセッシ ョンでは「今よみがえる、往年の

tamas

加賀城匡貴

対 決 < 高 橋 名 人 vs ミスター

キャラクター デザイン

ステージ パフォーマンス

ニューピーク フィルム

早川 渉

X >コンテンツの時代超越性」 と題して、あの 16 回 連 射 で 有 名な高 橋 名 人 が 、永 遠 の 宿 敵 「ミスター X 」 とのトークライブを 行いました。

映画制作

映像プロダクション

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2 0 0 1 年度 2002 年度

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2004 年度 2005 年度

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2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

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20 0 9 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 9 期 新 入居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 200 9 2 009 年 4 月 24 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 9 期新入居者 kocka studio REBARD (有)TOKEN'S ホプキンズ・リチャード (株)北海道二十一世紀総合研究所

20 0 9 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

オーガニックなデザイン ∼デザインを身 近に∼ 2 009 年 10 月 29 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 0 9 年度 クリエイティブ人材育成事業

ハイブリッド・メディア – 建 築と一 時 的 空 間 – ×ICC ワークショップ 2 009 年 11 月 19 日∼ 24 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )、他

1 5 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2009 年 12 月 11 日 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター

2010 年 1 月 7 日

2005 年度

長田 大 介 税 理 士 事 務 所による セミナー

2004 年度

2 0 0 9 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

2003 年度

(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2002 年度

ビジュアルクリエイター 石黒 翔 アメリカ体験レポート

2 0 0 1 年度

2 0 0 9 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

会場:インタークロス・クリエイティブ・センター 2006 年度

(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

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1 6 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2009 年度 2010 年度

2 0 1 0 年 度の事 業 > >

2008 年度

Activities 2010

2011 年度 2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 161


20 1 0 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

Inter x cross Party – 縁日– 2 010 年 10 月 29 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

札 幌デ ザインウィーク 2010 のプ ラグ インイベ ントとして 、

ICC では「 縁日」をテーマとした アートイベントを開催。アーティ スト、パフォーマー、 ミュージシャ

●ライブ & パフォーマンス 43°

●ゲスト

中鉢正人

SACON 男鎌田真吾 祭太郎

ン、スポーツ選 手など札 幌の第

八戸香太郎

一 線で 戦う面々が 集 結し、ライ

●ワークショップ

書道家

ブや 展 示 、 トーク、ブース出 展 、

全員で作る感動の書

ワークショップ等を行いました。

講師:八戸香太郎

現代書道家。1977 年札幌生まれ。書の道を 極めるべく19 歳の時に京都へ移住。京都造 形芸術大学大学院在学中より作品の発表を 開始。 「言葉との距離」 をテーマに空間を書で 埋め尽くすインスタレーション作品や文字を点 や線の最小単位まで分解したペインティング 作品を制作、 これまで日本の他にアメリカ・イギ リス・ロシア・イタリア・ベルギー・上海・アルゼ ンチンなどで個展やパフォーマンス、 ワークショ ップなどを開催し、精力的に活動している。近 年までロンドンと京都にアトリエを構えていた が、2009 年よりNYと札幌にベースを移し、更 なる展開が注目されている。

ニューヨークを舞台に活躍す る現 代 書 道 家 八 戸 香 太 郎 氏に よる巨大筆と全身を使用した書 道 パフォーマンスで は 、多くの 観 客が 感 嘆の声をあげました。 また 同 氏による世 界 のアート・

●トークセッション NY 在住現代書道家 八戸香太郎と巡る、 世界のアートとデザインの潮流 スピーカー:八戸香太郎、曽田雄志、 木野哲也

デ ザイン事 情 のトークセッショ ンには、世 界を目指す若 手アー

●参加

ティストがたくさん詰めかけまし

飛生アートコミュニティー

た。当日の様子は USTREAM に て、インターネットを通じて全世 界へ配信されました。

●ゲスト

札幌市立大学 北海道教育大学岩見沢校

曽田雄志

道都大学

元プロサッカー選手

大谷大学

9 年間コンサドーレ札幌に所属。2009 年引 退。新人から引退まで札幌一筋でプレー。ミ スターコンサドーレと呼ばれる。現在はフット サルスタジアム蹴にて子供から大人までを対 象にスキル別サッカースクールを開催してい る。

S-AIR 文字屋 MOJIYA.JP コアックマ

CC PROJECT 北海動画大作戦 他

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2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

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2008 年度

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20 1 0 年度 ICC オフィシャルイベント

「 SAPPORO 次 世 代コンテンツ産 業 創造プロジェクト」 第1回 2 010 年 12 月 18 日・19 日 会場:札幌プリンスホテル国際館パミール(札幌市中央区南 2 条西 11 丁目) インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ICC は 過 去 10 年 間 多くの 優

●第 1 日目

秀なクリエイターを札 幌に輩 出

基調講演

してきました。しかし、彼らのビ

村上 隆

ジネスをより発 展させるような 会 社・産 業 が 札 幌 に 生まれ て

シンポジウム

SAPPORO にコンテンツヒ ゙シ ゙ネスを根

いるとは 言 い 難 い 状 況 で す 。

付かせる

今 後 新たな 10 年 のビジョンを

村上 隆、伊藤隆介、竹内宏彰、 久保俊哉

生 み 出 すために 、クリエイティ ブ・ビジネスに特 化したプロジ ェクト開 発を狙い 、世 界 的に有 名なアーティスト村 上 隆 氏をお 迎えしたシンポジウムを開 催し ました。

●ゲスト

●第 2 日目 ディスカッション クリエイターのビジョン提案 ゲスト:藤村忠寿、伊藤隆介、 竹内宏彰

このプロジェクトは、ICC のア ドバイザーが提案を行い、産業

伊藤隆介 映像作家・道教大准教授 1963 年札幌市生まれ。北海道教育大学准教 授。インタークロス・クリエイティブ・センター (ICC) アドバイザー。東京造形大学デザイン 学科在学中より 「村雨ケンジ」名義でマンガ、 アニメ評論を多数執筆、 コミック雑誌の編集も 手掛ける。シカゴ美術館付属美術大学修士 課程修了。映像作家、現代美術作家として活 動、特に実験映画「Plate」 シリーズ(1999∼) は、国内外の映画祭などで多数上映されてい る。札幌ではインデペンデント映画の普及も 行っている。

の 苗 床 になるような 動きをクリ エイターと企 業が 共 同でつくり

●ゲスト

●ゲスト

あげ、具体的な産業誘致・人材 誘 致 、新 会 社の設 立など、札 幌 へのクリエイティブ 産 業 集 積を 可視化させようというものです。 村上 隆

竹内宏彰

Artist

プロデューサー

1962 年、東京生まれ。 「スーパーフラット」 セオ リーの発案者。ルイ・ヴィトンやヒップホップ・ミ ュージシャン、 カニエ・ウェスト等、常にナンバ ーワンの地位に導くコラボレーションの手腕は 業界の定石。2007 年よりロサンゼルス現代美 術館を皮切りにスタートした、世界 3カ国 4ヶ 所を 巡 回 する大 規 模な 回 顧 展「( c)MURAKAMI」が、2008 年 4 月ブルックリンミュー ジアム、10 月フランクフルトMMKを巡回し、 2009 年 2 月ビルバオグッゲンハイムをもって 完結。他、 プンタ・デラ・ドガーナ (ヴェニス)や テート・モダンでの大規模な企画展にも参加。 著書に 「芸術起業論」 などがある。

1 6 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

(株) シンク取締役エグゼクティブプロデューサ ー、 (株) ブルズ・アイ取締役、京都造形芸術大 学・金沢工業大学客員教授。インタークロス・ クリエイティブ・センター(ICC) アドバイザー。 1960 年山梨県生まれ。慶應義塾大学卒業 後、 (株)集英社週刊ヤングジャンプ編集を務 め、1984 年に (株) シンクを設立。1998 年に (株) コミックス・ウェーブ社を設立。2005 年に ハリウッド作品「マトリックス」のアニメ版「アニ マトリックス」 を手掛ける。また、新海誠監督 「ほしのこえ」 など個人クリエイターを数多く輩 出。2009 年には東京都との共同による 「動画 革命東京」 プロジェクトにより、宇木敦哉監督 「センコロール」PICOGRAPH「テイルエンダー ズ」 など、札幌発のクリエイターをメジャーデビ ューさせる。


2 0 0 1 年度 2002 年度

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2008 年度

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20 1 0 年度 ICC オフィシャルイベント

「 SAPPORO 次 世 代コンテンツ産 業 創造プロジェクト」 第2回 2 011 年 1 月 20 日・21 日 会場:札幌プリンスホテル国際館パミール(札幌市中央区南 2 条西 11 丁目) インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

優 秀なクリエイターがビジネ

●第 1 日目

スを行っていくときの 問 題をプ

基調講演

ロジェクトの第 1 回では意 識 改

押井 守

革として受け止めました 。 第 2 回目ではより具体的な提案をク リエイターからもビジネスサイド にぶつけ、現在抱えている問題 をクリアーにし、乗り越えていく

シンポジウム 精鋭たちよ集まれ。 世界戦略を実行せよ! 押井 守、山下 卓、伊藤隆介、 竹内宏彰、久保俊哉

ためのステップと位 置 付けまし ●第 2 日目

た。

1 日目は、世 界に大きな影 響 を 与 えた 映 画 監 督 の 押 井 守 氏 、小 説 家・ライターの 山 下 卓 氏らをゲストに迎えたシンポジ

●ゲスト

アニメクリエイター・ 一般クリエイター プレゼンテーション ゲスト:押井 守、山下 卓、伊藤隆 介、竹内宏彰

ウムを行いました 。第 1 回 の 会 議に引き続き、世界をフィールド

山下 卓 小説家・ライター 1967 年 5 月生まれ。 『WIRED/ワイアード』 日 本版創刊メンバーとしてアニメ・ゲーム業界を 中心にデジタルエンタテインメント業界に関す る記事を多数執筆。90 年代初頭に慶応藤沢 キャンパスの学生らと日本初のデジタル投稿 誌『RESET』 を創刊。フリーライターとして活躍 しながら、96 年より小説を執筆。ライトノベル から一般文芸、 ノンフィクション、映画脚本まで を手がける。2006 年に武蔵野美術大学デザ イン情報学科でストーリーテリング講座を開 講。主な著書に 『BLOODLINK』 『ノーサイドじ ゃ終わらない』 『RUN RUN RUN』 『神歌/カミウ タ』 『近藤良平という生き方』 などがある。

とした 戦い 方 、戦 略 のヒントが 提示され、 クリエイターと企業が

●ゲスト

●ゲスト

共 同でつくりあげるべき具 体 的 な産業誘致・人材誘致、新会社 の 設 立などの 可 能 性 が 議 論さ れました。

2 日目は、意 識の高い市 内ア ニメクリエイターが参加し、 プレ ゼンテーションが行われました。

押井 守 映画監督 1951 年 8 月8日東京生まれ。日本を代表する 映画監督。アニメーションを中心に斬新な作 品を発表し、国内のみならず、ハリウッドや欧 州の映画監督たちにも熱狂的なファンを持 つ。1995 年に公開された 『攻殻機動隊』 が全 米ビルボード誌ビデオ売り上げトップを記録す るなど、世界的なジャパニメーションブームの 火付け役ともなった。アニメにデジタル映像を 持ち込んだ先駆的存在でもある。代表作に 『うる星やつら2ビューティフルドリーマー』 『機 動警察パトレイバー』 『 攻殻機動隊』 『イノセン ス』 『スカイクロラ』 など。

1 6 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

伊藤隆介

竹内宏彰

映像作家・ 道教大准教授

プロデューサー


2 0 0 1 年度 2002 年度

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2004 年度 2005 年度

2006 年度

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20 1 0 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

Creative Clinic 2 011 年 1 月 23 日∼ 26 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ロンドンのクリエイティブ 集

●講師

団「 tomato 」の 創 始 者であり、

ICC アドバイザーでもある、ステ ィーブ・ベイカー氏を招き、札幌 でクリエイティブビジネスを 成 功させるためのフォーカス及び クリニックを開催しました。 ●フォーカス ( 1 人につき 90 分間) 自己の事業内容を説明、 または現在 取り組んでいる企画についてのプレ ゼンテーションを行う ( 20 分)。再プ レゼンに向けて取り組むべき課 題を 洗 い 出し、今 後 の 事 業 の 方 向 性を 話し合う。後日改めて、30 分間のプ レゼンテーションを披露する。

スティーブ・ベイカー クリエイティブビジネスコンサルタント 1956 年英国生まれ。コリン・バーンコム、 ジョ ン・ワーウィッカー他、様々なミュージシャン・バ ンドのマネージャーとして活躍後、 クリエイティ ブ集団トマトを創設し、2003 年、 日本に移住す るまでマネージング・ディレクターを務める。以 降、起業や最新技術に重点を置いた、 クリエイ ティブ産業のビジネスコンサルタントとして活 躍。講演、執筆活動にも従事。 2007 年よりインタークロス・クリエイティブ・セ ンター、 アドバイザーを務める。

●参加者 株式会社ハレバレシャシン

●クリニック ( 1 人につき 45 分間) 自己の事 業についての相 談 。販 売 試算表や経営についてのレクチャー から、クリエイターとして生 計を立て るためのノウハウなど、具体的に話を 進めていく上でクリエイター自らが自 身の方向性を見つめなおす。

写真家

株式会社イータレントバンク パブリッシャー

株式会社ソノーク アーティスト

株式会社 BeggarSwindle キャラクターメイカー

VillageWoodField design studio デザイナー

studioREBARD 映像作家

43rd サウンドデザイナー

kocka アニメ作家

ピコグラフ アニメスタジオ

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2 0 0 1 年度 2002 年度

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インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 169


20 1 0 年度 ICC オフィシャルイベント

「 SAPPORO 次 世 代コンテンツ産 業 創造プロジェクト」 第3回 2 011 年 3 月 29 日 会場:札幌プリンスホテル国際館パミール(札幌市中央区南 2 条西 11 丁目)

北海道は多くの優秀なミュー

●第 1 部

ジシャンを輩 出し、高いポテン

チャリティー講演

シャルを持っていると言われて

今、私たちにできること

いますが、音楽出版やディストリ ビューションという観 点ではな かなか 確 立されていない の が

大貫妙子

●第 2 部 シンポジウム

現状です。しかし、インターネッ

目覚めよ!音楽新天地 , Sapporo

トなどによりコンテンツの 流 通

大貫妙子、高瀬清志、伊藤隆介、 竹内宏彰、久保俊哉

が 大きく変わり、前 時 代に確 立

●ゲスト

した 考え方も地 球 規 模に変 化 する中 、札 幌における音 楽コン テンツのビジネスにもチャンス があるのではないかと仮説をた てました。 シンガーソングライターの大

高瀬清志 (株)SAVE <芸森スタジオ> 代表取締役副社長 1974 年日本楽器北海道支社入社ポピュラー ソングコンテスト (ポップコン) の運営を担当し 中島みゆき、安全地帯などのアマチュア時代を 手がける1982 年 株 式 会 社 WESS に入 社 。 FM 北海道の開局と同時にFMラジオ番組制 作に携わり、 ミュージックバラエティー (中田美 知子)、夕方タウンビートなど数多くの番組を 手がける。1993 年株式会社 FMノースウエー ブに入社。編成部を中心とした業務を担当。 2008 年(株)SAVEに入社し芸森スタジオの 再編と運営に携わり今に至る。

貫妙子氏を迎えたシンポジウム を開催し、クリエイターと企業が 共 同して具 体 的な 産 業 誘 致・

●ゲスト

●ゲスト

人 材 誘 致 、新 会 社 の 設 立など を目指す議論を行いました。

大貫妙子 シンガー &ソング・ライター 東京生まれ。1973 年、山下達郎らとシュガ ー・ベイブを結成。現在までに26 枚のオリジ ナル・アルバムをリリース。CM・映画音楽関連 も多く、映画「Shall weダンス?」 のメイン・テー マや、98 年の映画「東京日和」 の音楽プロデュ ース (監督:竹中直人/第 21 回日本アカデミー 賞最優秀音楽賞を受賞)、 スタジオジブリ初の 海外配給作品「裸のキリク」 イメージ・ソングな どを担当。日々の暮らしの視点から、環境、 エ ネルギー、食料などの問題についての発言も 多く、農作業や、東洋医学に基づく健康管理を 実践するという行動派でもある。第 2 回札幌 国際短編映画祭(2007 年) では国際審査員 を務めた。

1 7 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

伊藤隆介

竹内宏彰

映像作家・ 道教大准教授

プロデューサー


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

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2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 171


20 1 0 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC 第 10 期 新 入 居 者 歓 迎 会 & ICC アワード 201 0 2 010 年 4 月 9 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●第 10 期新入居者 おとどけアート実行委員会 (株)BeggarSwindle (同)ホロトプレス 木野村博人( Village Woodfield ) (株) ノーマライズ 松永芳朗 (株)Handmade

20 1 0 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

縄文太 鼓を産 業に – 縄 文パフォーマンス– 2 010 年 6 月 17 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 1 0 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

長田大 介 税 理 士 事 務 所による セミナー 2 010 年 11 月 2 日・4 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

1 7 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 173


1 7 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2010 年度 2011 年度

2 0 1 1 年 度の事 業 > >

2009 年度

Activities 2011

2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 175


20 1 1 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC クリエイティブ・フェスティバル 20 1 2 「札幌 発クリエイティブ・ショーケース」 2 012 年 3 月 31 日 会場:サッポロファクトリーアトリウム(札幌市中央区北 2 条東 4 丁目 サッポロファクトリー内)

ICC は、クリエイティブ(コンテ

●スペシャルゲスト

2001 年に設 立され 、今まで 多

・アーティスト 島みやえい子・下山武徳・AURA!

くの 優 れたクリエイターを世に 輩出してきました。 本 フェスティバ ル は 、SAP-

PORO クリエイターのビジョンを 多くの 方 に 知ってもらうととも に、ICC の 10 年にわたる活動を 紹介する目的で開催しました。 トークセッションでは、エベレ スト登頂チャレンジの登山家栗 城 史 多 氏 や 、世 界 中で 話 題を

石黒 浩 ロボット工学者 大阪大学大学院基礎工学研究科システム創 成専攻教授、国際電気通信基礎技術研究所 (ATR)石黒浩特別研究室室長、文部科学省 グローバル COEプログラム 「認知脳理解に基 づく未来工学創成」拠点リーダー。知能ロボッ トとセンサネットワークの研究開発を通して、次 世代の情報・ロボットシステムの実現を目指 す。人間酷似型ロボット (アンドロイド)の第一 人者。

BAKU 他 、ICC クリエイターが 出 ●スペシャルゲスト

究で 有 名な世 界 の 天 才・石 黒

また 、クリエイティブマーケッ トでは、札 幌クリエイターによる コンテンツの展 示・販 売ブース が出店されました。

・コアックマ&アックマ

Goods

・イオシス

CD/DVD DVD

クス」の森 本 晃 司 監 督を招きま ル・タイガーの 下 山 武 徳による

●クリエイティブマーケット ・Jenny.cos.methodology メイクブース

など 11 店舗

山本寛監督、映画「アニマトリッ

ライブも行われました。

・ICC クリエイター 9 組

・ピコグラフ&+A

浩 博 士 、アニメ 「らき☆すた」の

した 。 島 み や えい 子 、サ ーベ

・ICC アドバイザー 森本晃司・竹内宏彰・伊藤隆介・ スティーブ・ベイカー

・リボネシア Goods 、本

巻 き 起 こし た リボ ネ シ ア の 演。ゲストには、アンドロイド研

●出演者 ・ゲスト 河井真也・高取昌史・栗城史多

ン ツ )産 業 の 振 興 を 目 的 に

● USTREAM 生中継

山本 寛 アニメ監督 『らき☆すた』 『かんなぎ』 『フラクタル』 など多く のアニメ作品を監督し、2007 年にはアニメ制 作会社 Ordetを設立、代表取締役に就任。 2010 年、初の実写映画『私の優しくない先 輩』を監督し 「TAMA 映画賞最優秀新進監督 賞」 を受賞。監督以外にも小説を出版するなど 数多くの作品制作を精力的に行っている。京 都大学文学部出身。

1 7 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

ほぼすべてのプログラムをインター ネットで 生 中 継 を 行 い 、USTREAM JAPAN の 瞬 間 最 大 視 聴 数を得まし た。

● FM ノースウェーブタイアップ 北海道全域をカバーするラジオ局に よる公 開 収 録が 行われ 、後日、放 送 されました。


2 0 0 1 年度 2002 年度

2003 年度

2004 年度 2005 年度

2006 年度

2007 年度

2008 年度

2009 年度

2010 年度

2011 年度

2 0 12 年度

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20 1 1 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC アワード 201 1 2 011 年 5 月 13 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 1 1 年度 クリエイティブセミナー

長田大 介 税 理 士 事 務 所による セミナー 2 011 年 7 月 20 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 1 1 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC 及び 震 災 一時 退 避 用オフィスの 入居 者 交 流 会 2 011 年 11 月 2 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 ) ●東日本大震災一時退避用オフィス入居者 岡部雅子 (株)ギガデザイン (株)エッセンス 石川峰行

1 7 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2012 年 1 月 19 日 会場:インタークロス・クリエイティブ・センター

2012 年 3 月 4 日・11 日

2005 年度

imazine! Creative Fro nt ier 2012 ワークショップ vo l .1

2004 年度

2 0 1 1 年度 クリエイティブ人材育成事業

2003 年度

(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2002 年度

ユニバーサル・クリエイティブ 講 座 –1

2 0 0 1 年度

2 0 1 1 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

会場:インタークロス・クリエイティブ・センター 2006 年度

(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2 0 12 年度

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1 8 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2 0 0 1 年度 2002 年度 2003 年度 2004 年度 2005 年度 2006 年度 2007 年度 2008 年度 2009 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 181

2 0 12 年度

会場の名称や所在地、講師・ゲスト等の肩書きや プロフィール等の情報は事業開催当時のものです。

2011 年度

2 0 1 2 年 度の事 業 > >

2010 年度

Activities 2012


20 1 2 年度 グローバル・クリエイティブ講座

サムライ・スピリッツ= 世 界のトップエンターテイナーから 学ぶ  ∼日本 人がアメリカで成功するという事 ! ∼ 神田瀧夢×一世一代時代組 2 012 年 6 月 8 日・9 日 会場:札幌スクールオブミュージック専門学校(札幌市中央区北 1 条西 8 丁目 2-75 )

グローバルなビシネス展開を

●スペシャルゲスト

● 1 日目

目指すクリエイターの裾 野を拡

プロ講座

大 することを目的としたセミナ

少人数制のディスカッションを交え たトークライブ

ー で 、札 幌 市 内 の 任 意 団 体 「 GCS=グロー バ ル・クリエティ ブ・セミナー 実 行 委 員 会 」との 連 携で開 催 。世 界を舞 台に活 躍 するトップクリエイターの 知 識・経 験を市 内 若 手クリエイタ ーに伝えるとともに、直 接トップ クリエイターと繋がる場となりま した。 日本 人 で 初 めてゴ ールデン

● 2 日目

神田瀧夢

一般講座

俳優・コメディアン・プロデューサー

学生など対象の一般講座

大阪府岸和田市生まれ。日本人として史上初 めて、全米 3 大ネットワーク、ABCのゴールデ ンタイムで、 リアリティー番組「I Survived A Japanese Game Show」 の司会を務める。同 番組は 2009 年、 TV 界のカンヌとも言われるロ ーズドール賞で、最高賞であるゴールデン・ロ ーズ賞を受賞。現在、 ロサンゼルスに本拠を 構えながら、 ニューヨーク、 日本と、海を越えて 精力的に活動を続けている。

タイムの 全 米 TV ネットワーク ( ABC テレビ)のリアリティーショ ーの司会者として人気者になっ

●講師

た神田龍夢氏をスペシャルゲス トに迎え、日本のサムライ・スピ リッツをもつパフォーマンス集団 「一世一代時代組」 とともに、札 幌 から世 界を目指 す 若 者 にそ の秘訣が披露されました。 「あくなき夢をおいかけ異 国 で 活 躍する為の努 力は並 大 抵 な事ではない 」 という希 有な体 験をしてきた神田氏。滅多にな いハリウッドでの 経 験 談などを

一世一代時代組 パフォーマー 全国より熱き魂を持った侍が集結した。∼絶 対に負けられない戦い∼一生に一度の想い を懸け、 自分達の時代を創るという意気込み を、 そのままグループに冠した。殺陣、 ダンス、 唄、芝居を取り入れたパフォーマンスグルー プ。世界のエンターテインメントに革命を起こ すべく、 いざ出陣!

通じ、若 い 才 能 の 可 能 性を 刺 激する 2 日間 の 講 座となりまし た。

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20 1 2 年度 クリエイティブセミナー

ICC CREATIVE MEETING ∼映画 制 作の Behind t he Scene ∼ 2 012 年 7 月 7 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

ICC で は 、クリエイター が 問

●ゲスト

●ゲスト

岩井俊二

松田美由紀

映画監督

女優・写真家

1995 年『Love Letter』 ( 主演中山美穂) で映 画監督としてのキャリアをスタート後、数々の作 品を発表。代表作に、 『スワロウテイル』、 『四月 物語』 (主演松たか子)、 インターネットの BBS を使い、一般の人たちの対話の中から物語を 展開していく異色のインターネット小説の映画 化『リリイ・シュシュのすべて』、 インターネットで ショートフィルムを公開後に劇場公開した『花 とアリス』 (主演鈴木杏/蒼井優)、市川崑監督 のこれまでの軌跡を辿った 『市川崑物語』等が ある。近年は活動を日本国外にも広げ、2008 年、第 24 回サンダンス映画祭ワールド・シネマ 部門の審査員を務める。その春には NYを舞 台にしたオムニバス映画『New York I Love You』 (主演:オーランドブルーム/クリスティーナ リッチ) の一編を担当。2011 年にはオフィシャ ル HP『岩井俊二映画祭』 (http://iwaiff.com) をオープンした。同年 10 月にはドキュメンタリ ー 『friends after 3.11』 が BSスカパー開局記 念番組として放送。2012 年書き下ろし長編 小説『番犬は庭を守る』 ( 幻冬舎) を発表。最 新作『ヴァンパイア』 (出演:ケヴィン・ゼガーズ/ キーシャ・キャッスル-ヒューズ/レイチェル・リ ー・クック) が今秋公開。

東京都出身。モデル活動を経て、1979 年映 画『金田一耕助の冒険』 (大林宣彦監督) でス クリーンデビュー。 幅広い演技の個性派女優であるとともに、 「松 田優作全集」 (扶桑社)、 「松田優作全集改訂 版」 ( 幻冬舎) ではアートディレクションを務め るほか、 フリーペーパーの制作やフォトグラフな ど、 制作活動も意欲的に行なう。 映画『MADE IN JAPAN ‒こらッ!-』 ( 高橋伴 明監督)、 『恋谷橋』 (後藤幸一監督)、 『オムラ イス』 ( 木村祐一監督)が公開され、2011 年 9 月には初の写真展「 ボクノクルマ + 神様がく れた贈り物 」 を開催。 現在『Monsters Club』 (豊田利晃監督/トロン ト国際映画祭招待作品) が公開中。

題 提 起を行う場としてクリエイ ティブ・ミーティングを年に数回 設 けています 。 今 回 は 、映 画 「 friends after 3.11 」の 公 開 イベントで 札 幌 に 滞 在 中 の 岩 井 俊 二 監 督を迎え、クリエイタ ーや 一 般 の 方々を 対 象とした ディスカッション の 場としまし た。 小 樽がロケ地である「ラブレ ター」など、北海道とはゆかりが 深い岩井俊二監督。2012 年 3 月に劇 場 公 開されたドキュメン タリー「 friends after 3.11(劇 場 版 )」では 、東日本 大 震 災 が 引き起こしたもうひとつの悲劇、 福 島 第 一 原 発 事 故 に 深く切り 込んでいます。 この 会では 札 幌で 活 動する クリエイターに向けて、 この作品 の制作にまつわるお話を伺うと ともに、 フリートークの機会を設 けました 。また 、劇 中 のナビゲ ーターでもある女 優 、松 田 美 由 紀氏を迎え、別の目線からのお 話も伺いました。

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20 1 2 年度 ICC オフィシャルイベント

Media Arts Summer Festival 2012 [FINAL CUT] 2 012 年 7 月 13 日∼ 15 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

国 際 交 流 基 金の委 託 事 業と

● JENESYS ARTIST

して 、2007 年 から 5 カ年 計 画 で始まった「 21 世紀東アジア青 少 年 代 交 流 計 画( JENESYS Programme )」も 5 年目を迎え、 ファイナルとなりました。また時 を同じくして ICC も移転を控え、 現 施 設としては 、まもなくファイ ナルを迎えようという時 期にあ りました。 メディア・アートの 名 のもと に、写 真 、映 像 、音 楽 、インスタ レーション、アート、アニメ、ゲー

ロニー・セン アーティスト インド・コルカタを拠点としてフリーで活動する 写 真 家 。 The National、Barcroft Media、 Open Magazine、Hindustan Times、The Statesman 等、 インド国内外の出版物におい て、コントリビューターとして写 真を発 表 。 2006 年以降は、Sony World Photography Awards、National Geographic Magazine 等 の賞を受賞。

● JENESYS ARTIST

●映像 石田勝也、古跡哲平、 SuperStandards 、スタジオロッカ、 高橋喜代史、 ピコグラフ、祭太郎、 山下智博、 ファム・ゴック・ラン ( JENESYS ARTIST )

●音楽・DJ・ライブパフォーマンス ●デザイン・出版・印刷 北海道裏観光ガイド、MAGNET

●グッズ

かぎりの サマーフェスティバル

岡本いつか

を ICC 全 館 で 開 催 。 札 幌 、日

●インスタレーション

本、アジアの作家たちによりファ イナル・カットを刻みました。

赤塚愛実、 ウリュウユウキ、北川陽稔、 kensyo 、小牧寿里、小町谷圭、 小室治夫、今義典、酒井広司、 竹本英樹、露口啓二、畠山雄豪、 藤倉 翼、前澤良彰、山岸せいじ、 山本顕史、 リオ、 ロニー・セン( JENESYS ARTIST )

大黒淳一、塚原義弘

ム、出版、印刷、パフォーマンス、

SNS など、ありとあらゆるジャン ル の 有 志を 大 集 結させ 3 日間

●写真

ことぶき光、冨田哲司、山下智博

ファム・ゴック・ラン

●シンポジウム

アーティスト

映像サミット

1986 年ベトナム・ハノイ生まれ。2004 年から 2009 年まで、 ハノイ建築大学にて都市デザイ ンと都市計画を学ぶ。 制作において、 すべての生きとし生けるものの パラドックスに発想を得ていることから、 自らを 写真家や都市デザイナーというよりは、都市生 活の観察者として捉えている。考えを表現す るための最良の手段として、写真や映像を使 い、作品では、 ひとの人生の、 どこか直接的で 詩的な、 そして特に予測不可能な点に主眼を おいている。

司会:伊藤隆介氏 ゲスト:小町谷圭氏、服部亮太氏、 藤原聖士氏

写真サミット 司会:小室治夫氏 基調講演:飯沢耕太郎氏(写真評論家) ゲスト:今義典氏、露口啓二氏、 山本顕史氏 コメント:トヨダヒトシ氏

●オールナイト・サッポロ UST スタジオ コアックマ( 7 月 13 日のオープニングで 19:00 ∼ 22:00 のあいだで、1 ∼ 2 時間 の番組)

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20 1 2 年度 クリエイティブセミナー

マイケル・アリアスが 伝 授する 『今日からできる VFX 』 2 012 年 9 月 14 日 イベントスペース EDiT( 札幌市中央区南 2 条西 6 丁目南 2 西 6 ビル B1 )

一 人でもできる映 像 制 作 の

●講師

アイディア ! 低 予 算でも映 像 制 作はできる!? アニメーションソ フト、 トゥーンシェイダーの開 発 など数多くの素晴らしい映像を 作って来 た 映 画 監 督 のマイケ ル・アリアス氏が制作アイディア を披露しました。

20012 年 9 月 12 日 か ら 17 日まで 行 わ れた 第 7 回 札 幌 国 際 短 編 映 画 祭( SAPPORO ショ ートフェスト 2012 )の 一 環とし て行われたセミナーで、映 像 制 作 に 携 わる人 達 が 集まりまし た。当日は、狸 小 路 5 丁目でタ

マイケル・アリアス CG アーティスト 80 年代 VFXを手掛けハリウッド大作の映像制 作に従事。イマジカ特撮映像部に在籍後独 立、 『クルックリン』等の CGで数多く受賞。 ソ フトイマージ・トゥーンシェーダー を開発・特許 取得(『もののけ姫』 にて使用)。 『アニマトリッ クス』 でプロデューサーを担当、 『 鉄コン筋クリ ート』 では、第 31 回日本アカデミー賞最優秀ア ニメーション作品賞を受賞し、第 57 回ベルリ ン国際映画祭へ正式出品された。実写初監 督作品『ヘブンズ・ドア』や、オムニバス作品 『上野樹里と5 つの鞄』 の一話『HOPE』 を手掛 ける。

イムラップス撮 影した映 像を披 露、 また会場でリアルタイムにタ イムラップス撮 影を 行 い 、その 場でその効果を確認しました。 最近のデジタルカメラででき る特 殊 撮 影の方 法は、ショート フィルムを目指す若者には大変 に 有 効 な 撮 影 技 術 で 、今 後 、 様々な 映 像 制 作 が 期 待できる 内容となりました。

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20 1 2 年度 グローバル・クリエイティブ講座

世界のトップエンターテイナーから学ぶ ハリウッドデビューのための準備クラス 演技ワークショップ(インプロ< 即 興 >) 2 013 年 1 月 11 日・12 日 会場:札幌ビジュアルアーツ(札幌市中央区大通西 9 丁目 3- 12 )

札 幌から世 界を目指す若 者

●講師

へ、役者を目指すための演技の セミナー・ワークショップを開催 しました。日本人で初めてゴー ルデンタイムの全 米 TV ネットワ ーク ( ABC )のクイズ番組の司会 者として人 気 者になり、 「あくな き夢をおいかけ異 国で 活 躍す る為の 努 力は 並 大 抵な事では ない 」。そんな希 有な体 験をし ている神 田 瀧 夢 氏を講 師に迎 え、札幌から世界を目指す若者 にその 秘 訣を披 露 。 滅 多にな

神田瀧夢 俳優・コメディアン・プロデューサー 大阪府岸和田市生まれ。日本人として史上初 めて、全米 3 大ネットワーク、ABCのゴールデ ンタイムで、 リアリティー番組「I Survived A Japanese Game Show」 の司会を務める。同 番組は 2009 年、 TV 界のカンヌとも言われるロ ーズドール賞で、最高賞であるゴールデン・ロ ーズ賞を受賞。現在、 ロサンゼルスに本拠を 構えながら、 ニューヨーク、 日本と、海を越えて 精力的に活動を続けている。

いハリウッドでの 経 験 談などを 通じ、若 い 才 能 の 可 能 性を 刺 激する講 座と世 界 標 準の 演 技 のワークショップ(インプロビゼ ーション< 即 興 > )を 2 日間に わたり行いました。 ● 1 日目 プロフェッショナル・インプロ・ ワークショップ <プロ (演技経験者)を対象>

● 2 日目 インプロ・ワークショップ <学生 / 一般対象>

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20 1 2 年度 ICC オフィシャルイベント

ICC Thanks Party 2 013 年 3 月 23 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 )

元札幌市教育研究所の建物 を再 活 用し、2001 年に設 置さ れた ICC 。12 年間で様々なクリ

●ゲスト・トーク 「札幌ゆかりのゲストをお迎えし、 Next ICC へ向けて!」

エイターを輩 出し、多くの 方々

河井真也

に支えられてきたこの施設に感

映画プロデューサー

謝の意を込めて行った、移転前 最後のイベント。 第 1 部では ICC ゆかりのゲス トを迎え、チーフコーディネータ ーの 久 保 俊 哉と座 談 会 風 にト ークライブを行 い 、第 2 部で は

ICC 入 居 者 や OB・OG とのトー クを行いました。第 3 部では新 しい ICC のプロジェクトに関 連 し、アトリエテンマの 長 谷 川 演

西 健一 ゲームクリエイター

改田哲也 風の企画社 (元トヨタ自動車、価値創造室長)

スティーブ・ベイカー ICC アドバイザー、tomato 創始者

大貫妙子 シンガー・ソングライター

● ICC メンバー、札幌クリエイター 紹介

氏による「クリエイティブな空 間 創りとは?」 と題したセミナーを 実 施 。トークライブ やセミナー の 模 様 は USTREAM で 配 信 さ

●スペシャル・トーク 「クリエイティブな空間創りとは?」 長谷川 演 アトリエテンマ

れました。 その後、お世話になった方々

●交流会

とのネットワーキングと最 後 の 交流を行いました。会場では、 過 去 の 写 真 の スライド ショー や 、音 楽 家 の 塚 原 義 弘 氏 の 演 奏があり、参 加 者たちは 、解 体 予 定 の ICC の 建 物 に 記 念 のイ ラストや 寄 せ 書きを描いていき ました。

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20 1 2 年度 ICC クリエイティブ・ミーティング

ICC アワード 201 2 2 012 年 7 月 13 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

20 1 2 年度 クリエイティブセミナー

「 ICC+S-AIR アワード」 記 念フォーラム 2 013 年 3 月 15 日 会 場:インタークロス・クリエイティブ・センター (札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1- 12 )

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DLL デザイン・ランドスケープ・ラボ 市 内 企 業の発 展にデザインが 有 効 活 用されるよう、 2002 年 度から 2004 年 度まで 、ICC 内にコーディネ ーターを配する「デザイン・ランドスケープ・ラボ」 (略 称:DLL <デル> )を設 置し、 「プロジェクトラボ」 「デ ザインブリッジ」などの活動を通じ、企業とデザイナー 双方をサポートする取り組みを行いました。

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 197


DLL: project lab.

DLL プロジェクトラボ 企業のデザイン活用のケーススタディを、実際 の取り組みを通して公開していく 「プロジェクトラ ボ」。企 業とデザイナーとのコラボレーションに よる、実際の商品企画・開発から発売までのプロ セスをドキュメンタリーとして追い、考え方、仕事 の進め方をはじめ、試行錯誤の過程や商品化へ の道のりをウェブサイトやセミナーなどで紹介し ていきました。

●和菓子「ゆめのな菓」開発プロジェクト 株式会社秋月 「柏屋」× 前田弘志 長年、大福餅や草餅などスーパー向けの日配品製造を 主力としてきた株式会社秋月。それまで独自ブランドも 独自商 品も持たなかった同 社であったが 、自社 直 営 店 舗の出 店を期に、バナナムーン・ステュディオの前 田 弘 志氏とのコラボレーションにより、オリジナル商品の開発 にチャレンジした。前 田 氏は商 品コンセプトの策 定か ら、味や食 感のデザイン、商 品の形のデザイン、商 品ネ ーミング 、パッケージング 、コストコントロールなどに総 合的に関わり、試作品の消費者モニタリングなどを含む 1 年がかりのプロジェクトとなった。( 2002 年度)

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インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 199


DLL: project lab.

●工業製品小型化プロジェクト ユニレックス株式会社 × 森田敏昭 × 佐藤滋樹

2001 年 Made in 札幌準グランプリを受賞した電子ス モーク装 置( 短 期 間で 温 燻・冷 燻の処 理ができる燻 製 装置)を取り上げたプロジェクト。従来、食品加工工場 を中心に販売を行なってきた大型の装置を小型化する ことにより、外 食 産 業など新たな販 路 拡 大を目指した。 ( 2002 年度)

●自転車デザインプロジェクト 株 式 会 社 和 田 商 会 × インタークロス・クリエイティ ブ・センター 札幌市デジタル創造プラザのプロジェクトとして初の一 般 向け製 品として発 売された折り畳み自転 車 。 ICC 入 居者のイラスト作家前田麦氏が稲妻型のイラストをモチ ーフにした。イラストの大きさや色などのデザイン全 体 はデザイン部 門を指 導する高 橋 一 郎 氏が 担 当し、自転 車 卸の和 田 商 会が 製 品 化した。限 定 300 台で価 格は 20,790 円 、ビックカメラ 札 幌 店 など で 販 売 し た 。 ( 2004 年度)

●ブランディング・プロジェクト 札幌圏豆くらすたぁ × 畠山尚 × 山岸正美 札幌圏の大 豆 振 興 策の一 環として、大 豆 生 産 者 、食 品 加 工 業 者 、流 通 関 係 者で 設 立した「 札 幌 圏 豆くらすた ぁ」の大 豆の高 付 加 価 値 化を目指した活 動の中でブラ ンド化に取り組んだプロジェクト。 札幌圏で採れた大豆にブランド名として「札幌大豆」 と ネーミングし、そのシンボルマーク、ロゴタイプの制作を 行ない 、3月中 旬に開 催された「フーデックス JAPAN ( 国際食品、飲料展)にて「札幌大豆」の PR を行 2003 」 った。 ( 2002 年度)

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インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 201


DLL: design bridge

DLL デザインブリッジ

●新商品パッケージデザイン 西山製麺株式会社 × ARCH

DLL では 、これまでデ ザインの 必 要 性を感じ つつも、 「 だれに頼んでいいかわからない」、 「ど のように依 頼していいかわからない 」、 「自社を 理 解してくれるデザイナーに巡り合えない」など といった問 題で 、自社の製 品やサービスにデザ インの活 用ができていない企 業を支 援 。「 商 品

西 山 製 麺 株 式 会 社が 開 発した新 製 品「スープカレーラ ーメン」のパッケージをデザインするという案件。これま でにない目新しい製品であり、 また、 さっぽろ雪まつり時 期に発 売 時 期を設 定したこともあり、パッケージデザイ ン自体にも斬新さ、他製品との差別化が必要とされた。 デザインブリッジ登 録デザイナーによるコンペの結 果 、 ARCH の提出案(写真)が採用された。( 2003 年度)

開発がしたい」、 「 CI を取り入れたい」など、具体 的な企 業の 声を DLL のスタッフが 聞き、経 営 方 針やデザイン活 用に対する考え方なども伺った 上で、総合的な観点から、相応しいデザイナーを マッチングしました。

●自治体向け広報リーフレットデザイン キャリアバンク株式会社 × 那須ゆたか キャリアバンク株式会社の事業項目のうち、主に行政向 けに雇 用 創 出の業務を担う 「雇用創出事業部」の事業 内容をわかりやすく伝えられるリーフレットの制作を行う 案件。単に見栄え上の問題ではなく、非常に専門的な 業務内容をしっかりと把握した上で視覚化、表現して欲 しいとの要 求に対し、デザインブリッジ上でコンペを行 い、那須さんの提出案(写真)をベースにビルドアップし ていくことに決 定 。以 降 、クライアント、デザイナーおよ びDLLのコーディネイター三者にて完成度を高める作 業を行った。 ( 2003 年度)

2 0 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


●インターフェイスデザイン

●新会社設立に伴うロゴ等のコンペティション

有限会社スマイルフェイス × Y. Hamagaki

株式会社北海道電力 × 川田麻衣子

有 限 会 社スマイルフェイスが PDF 関 連の技 術を用いて 新しい製 品を開 発するにあたり、ユーザビリティを考 慮 したインターフェイスデザインをデザイナーとともに作っ ていきたいとの意向によりスタートした案件。インターフ ェイス部 分のみではなく製 品 開 発 全 般に渡ってデザイ ナーとのコラボによりどのような結 果がうまれるかの実 験的要素も含まれている。 ( 2003 年度)

株式会社北海道電力様の社内ベンチャー制度により誕 生する新 会 社 、その設 立 時においてデザインを活 用し ていこうという案件。まず必要となってくるロゴマークや キャラクター、事 業 開 始 時のプロモーションに関するア イデアなどを提 出してもらいデザイナーを選 定 。ロゴ、 キャラクターは 川 田 麻 衣 子さんの 案 が 採 用となった 。 ( 2003 年度)

●木製玩具プロダクトデザイン

●手提げ袋デザイン

株式会社ウッディランド × 橋場宴代・里恵

インタークロス・クリエイティブ・センター × 小川 陽

ウッディランドがオリジナルの玩 具シリーズを製 品 化す るにあたり、従来の他社製品群に見られるようなあから さまな子供向けのデザインではなく、 「プロダクト」 として デザイン的に優れた製 品を開 発したいとの意 向で 、本 デザインブリッジにデザイナーとのマッチングを求めるこ ととなった。数人とのマッチングを行った後、デザインコ ンペの形でデザイナーを絞り込み、結果、橋場宴代・里 恵 姉 妹 の 提 出 案 にて 製 品 開 発 をすることとなった 。 ( 2003 年度)

インタークロス・クリエイティブ・センターのプロモーショ ン事 業として、来 客 者に配 布する資 料 等を入れる手 提 げ袋を作成するにあたり、 そのデザインをデザインブリッ ジのコンペティションで決めることとした。ICC 自体のコ ンセプトを提 示するとともに、色数や素材などの条件を 設定し、デザインを募集。多数の提出案の中から小川 陽さんの案を採用した。 ( 2003 年度)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 203


DLL: design seminar

DLL デザインセミナー

●デザインセミナー ∼「既存商品のリ・デザイン」を提案する∼

企 業 、デザイナーおよび 市 民に向けて各 種テ ーマのデザインセミナーを開催しました。

2002 年 11 月 15 日 [講師] 品田恭宏 株式会社秋月

前田弘志 バナナムーン・ステュディオ代表

●「札幌圏でとれた大豆のブランド化に挑戦」

ほか

セミナー

2002 年 10 月 19 日

●デザイン・マネージメント・セミナー ∼企業戦略とデザイン・マネージメント∼ ●ユニバーサルデザインセミナー

2003 年 2 月 17 日

∼バリアフリーへの問いかけ∼

2002 年 11 月 8 日

[講師] 高橋一郎 ファイプランニングアンドデザイニング主宰

[講師] 川内美彦 一級建築士事務所 アクセス プロジェクト主宰

小篠隆生 北海道大学大学院工学研究科助手

2 0 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


●デザイン・フォーラム

●デザインセミナー ∼デザインはビジネスの架け橋∼

2003 年 2 月 21 日

∼ LIVING DESIGN へのたくらみ∼

2003 年 3 月 1 日

[講師・パネラー]

[講師・ゲスト]

藤岡和賀夫

橋場一男

フリープロデューサー

LIVING DESIGN チーフ・エディター

渋谷邦男

原ななえ

札幌市立高等専門学校校長

あぐら家具企画

日色無人 有限会社ジーン代表取締役

東道尾 一級建築士事務所自然主宰

藤井幸一 サンマルコ食品株式会社代表取締役

山本光子 株式会社 NTTドコモ北海道プロモーション開発担当部長

●デザインショーケース

2003 年 2 月 27 日∼ 3 月 1 日

●「デザインによるビフォー・アフター」セミナー

2003 年 3 月 18 日 [講師] 森田敏昭 札幌市立高等専門学校工業デザイン講師

佐藤滋樹 財団法人北海道科学技術総合振興センター

山岸正美 マーケティング・コミュニケーション・エルグ

前田弘志 バナナムーン・ステュディオ代表

ほか

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 205


DLL: design seminar

●デザインセミナー 「デザイン・ブリッジ」∼デザインを中核とした 産業への視点∼

2003 年 10 月 15 日 [講師]

●デザインセミナー ∼デザイン・ブリッジを通じて見えてきた 成果と課題∼

2004 年 3 月 16 日 [発表]

西村睦夫

西山製麺株式会社

大阪府産業デザインセンター

キャリアバンク株式会社 株式会社ウッディランド ほくでんデジタルパートナーズ

● IT デザインセミナー ∼あなたはユーザ中心の開発をしていますか∼

2003 年 11 月 28 日 [講師] 山崎和彦 日本 IBM ユーザーエクスペリエンス・デザインセンター

平沢尚毅 小樽商科大学助教授

2 0 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


●セミナー/ディスカッション ∼企業のためのブランディングとデザイン∼

2004 年 10 月 18 日 [講師・パネラー] 小早川護 北海道大学大学院国際広報メディア研究科教授

前田弘志 バナナムーン・ステュディオ代表

大坂 大 札幌グランドホテル 副総支配人

三浦清隆 (有)三浦広告事務所 代表取締役

高橋一郎 DLL コーディネーター

伊藤直哉 北海道大学大学院国際広報メディア研究科助教授

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 207


ICC Award ICC アワード 2004 年から設置された ICC アワードは、審査委員で ある ICC アドバイザーがノミネート対象者を評価。異 種 交 配を積 極 的に行い 、クリエイティブを活かし、ま た、この混 乱の時 代に新しい 産 業の芽を生 み出し、 社 会と関わり、チャレンジな「コンテンツ」および「 活 動」を行う本人に対して、各賞が授与されました。

2 0 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 209


ICC Award

2004

ICC ベストコンテンツ賞

ICC ベストアクティブ賞

有限会社ブックスボックス 代表取締役 田原洋朗

有限会社クール・アーキデザイン 代表取締役 石田勝也、亀井 渉

●対象コンテンツ 谷本光 DVD「シャドウズ・アンド・ライツ」他、 6 種の CD コンテンツ

●対象事業 メモリアル事業[Smile Story]、 イオ・スタイル株式会社の設立

2 1 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICC Award

2005

ICC ベストコンテンツ賞

ICC ベストアクティブ賞

Max Core Room Project

tamas

●対象コンテンツ 島田英二監督短編映画「6PM」、 アラキマサヒト監督短編映画 「アイロニーモード 008」他、 土江昌輔監督作品含む全 33 作品

●対象事業・活動 「グラスマン」ショックウエーブコンテンツへの 入選、 「ドッタマス」 オリジナル・キャラクター 商品開発、海外でのグループ展「Reach」実施 およびフィンランドで行われる 「ラップ・ランド・プロジェクト」への参加

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 211


ICC Award

2006

ICC ベストコンテンツ賞

ICC ベストアクティブ賞

島崎友樹/リアルアイズ・プロダクション

株式会社ノースグリッド 代表取締役 菊池敏幸

●対象コンテンツ 「討ち入りだョ!全員集合」他  シナリオ・短編映画制作等

●対象事業・活動 自社ソフト 「Proself」の開発・販売等

2 1 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICC Award

2007

ICC ベストコンテンツ賞

ICC ベストアクティブ賞

前田 麦/レッドポルカドット

株式会社ニューピークフィルム

●対象コンテンツ 「チビナックス/DVD」他  イラスト・キャラクター等

●対象事業・活動 「ハイビジョン映像ライブラリー集」の 開発・販売等

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 213


ICC Award

2008

ICC ベストビジネス賞

ICC ベストアクション賞

有限会社ヴァズ

Jenny.cos.methodology

●対象事業・活動 「ドコイル(docoil)サービス」の開発・販売、 「ポール矢田」 などのオリジナル商品の 開発・販売など

●対象事業・活動 「SAPPORO MAKEUP AWARD」

2 1 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICC Award

2009

ICC ベストコンテンツ/ビジネス賞 有限会社イオシス ●対象事業・活動 「アルバトロシクスの音楽コンテンツ」

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 215


ICC Award

2010

ICC 最優秀コンテンツ/ビジネス賞 株式会社たお  代表取締役 栗城史多 ●対象事業・活動 「単独無酸素での 7 大陸最高峰登頂への チャレンジ」 とそのコンテンツビジネス

2 1 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICC Award

2011

ICC 最優秀コンテンツ/ビジネス賞

ICC ベストアクション賞

有限会社ソノーク 代表取締役 栗田正樹

株式会社ハレバレシャシン 代表取締役 山本顕史

●対象事業・活動 1. 「 色弱の子を持つすべての人へー 20 人にひ とりの遺伝子」北海道新聞社刊 2. 「 真 地球の歴史」 イラスト集

●対象事業・活動 ICC に入居中の 3 年間の積極的な創造活動

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 217


ICC Award

2012

ICC 最優秀コンテンツ賞

ICC 最優秀アクティブ賞

kocka 代表 高橋幸子

studio REBARD

●対象事業・活動 ICC に入居中の 3 年間における多くの アニメーション作品制作と 世界の映画祭などでの作品発表。 また、ICC の支援活動への積極的参加

代表 芳井勇気

●対象事業・活動 ICC に入居中の 3 年間における積極的な 創造活動および、 自主イベントの開催、 自主作品の制作発表

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ICC Award

2013

ICC 最優秀コンテンツ賞

ICC 最優秀アクティブ賞

株式会社 BeggarSwindle 代表取締役 須川雅史

合同会社ホロト・プレス 代表取締役 野口隆史

●対象事業・活動 オリジナルキャラクター「コアックマ」の マーチャンダイズ展開、 キャラクタービジネス

●対象事業・活動 報道写真「死者を悼む」のネイチャーズ・ベスト フォトグラフィー・コンテスト」power of nature 部門賞とスミソニアン特別賞の受賞、 東日本大震災の被災地での報道活動

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 219


2 2 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


Tenants 入居ユニット 2001 ∼ 2012 年度

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 221


Tenants

第1期 2001 年度入居

ACTIVE FILMMAKERS 分野:短編映画・映像制作 入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

株式会社アート・パラディム

株式会社アトラクト

分野:写真・画像

分野:WEB プロダクション

入居期間:2001 年 4 月∼ 2003 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:釧路市南大通 2-2-8 TEL:0154-44-1230 E-mail:mail@artparadigm.com URL:http://www.artparadigm.com

株式会社アイティ・コミュニケーションズ

特定非営利活動法人 S-AIR

分野:WEB マーケティング

分野:アート振興

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2001 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:タイアップ入居

現所在地:札幌市中央区北 3 条西 3 丁目 1-5 シグマ北 3 条ビル TEL:011-233-0021 URL:http://www.itcom21.com

現所在地:札幌市東区北 6 条東 2 丁目 2-10 2 号館 3F-A TEL:011-299-1883 E-mail:info@s-air.org URL:http://www.s-air.org

2 2 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


株式会社エストコスモ

有限会社スパークエンタテイメント

分野:ネットワーク、マルチメディアに関するソフト企画・開発

分野:メディアデザイン

入居期間:2001 年 5 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居( 2004 年度∼サポーター入居)

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 4 条西 6 丁目 11 番地 2 全日ビル 5F TEL:011-200-8500 E-mail:info@estcosmo.co.jp URL:http://www.estcosmo.co.jp

有限会社クール・アーキデザイン

Sensoarte

分野:建築的

分野:情報デザイン・造形メディア

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市南区北の沢 1 丁目 11-14

TEL:090-9757-1119 E-mail:a@itoh-jp.org

有限会社毛ガニフィルム

トライフェイス

分野:CM 制作

分野:映像制作・ライター・二胡関連

入居期間:2001 年 4 月∼ 2005 年 8 月 入居形態:インキュベーション入居( 2004 年度∼サポーター入居)

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 4 条西 1 丁目 1-2 第 87 松井ビル 6F TEL:011-520-5300 E-mail:info@kegani.tv URL:http://www.kegani.tv

現所在地:札幌市中央区南 2 条西 22 丁目 1-45

HALL22 3.5F TEL:011-640-3120 E-mail:triface@mac.com

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 223


Tenants

有限会社パフ

有限会社ラヴィ

分野:WEB 全般

分野:よろず企画/広告企画・制作

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

合資会社ピコグラフ

株式会社スタジオリッチョ

分野:アニメーション

分野:サウンドデザイン

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市北区あいの里 4 条 6 丁目 4-14 TEL:011-778-8883 E-mail:info@picograph.com URL:http://www.picograph.com

現所在地:札幌市中央区南 2 条西 22 丁目 1-45

HALL22 4F TEL:011-641-1155 E-mail:yoshi@s-riccio.co.jp URL:http://www.s-riccio.co.jp

有限会社ブックスボックス 分野:音楽プロデュース 入居期間:2001 年 4 月∼ 2004 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区北 1 条西 19 丁目 1-2-408 TEL:011-826-5058 E-mail:yoro@booxbox.com URL:http://www.booxbox.com

2 2 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


tamas

第2期 2002 年度入居

(現 株式会社スノウバグズ) 分野:イラスト・ウェブ 入居期間:2002 年 4 月∼ 2005 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 14 条西 6 丁目 3-16 リベラルビル 1F TEL:011-563-6500 E-mail:info@snowbugs.jp URL:http://www.snowbugs.jp

Max Core Room Project

有限会社アクースティック

(現 株式会社スノウバグズ) 分野:音楽制作・ネット配信・CD 販売・音楽著作権の 管理 入居期間:2002 年 4 月∼ 2005 年 1 月 入居形態:インキュベーション入居

分野:短編映画・BB コンテンツ 入居期間:2002 年 4 月∼ 2005 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 14 条西 6 丁目 3-16 リベラルビル 1F TEL:011-563-6500 E-mail:info@snowbugs.jp URL:http://www.snowbugs.jp

Aerostich

moco

分野:トータルテクノレーベル

分野:デザイン・アニメ- ション

入居期間:2002 年 4 月∼ 2006 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居 ( 2005 年度∼海外企業進出スタートアップ入居)

入居期間:2002 年 4 月∼ 2005 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 225


Tenants

第3期 2003 年度入居

合資会社サイクル・オブ・フィフス 分野: 音楽アプリケーション・コンテンツ制作 入居期間:2003 年 4 月∼ 2006 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

株式会社 Will-E

島崎友樹 (リアルアイズ・プロダクション)

分野:ものづくり

分野:シナリオライター

入居期間:2003 年 7 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:サブインキュベーション入居( 2004 年度∼インキュ ベーション入居、2007 年度∼サポーター入居)

入居期間:2003 年 4 月∼ 2006 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市白石区南郷 8 丁目南 3-29 グランドコートビレッジ 202 号室 TEL:011-867-6207 E-mail:e-master@will-e.com URL:http://www.will-e.com

E-mail:ys23ys@hotmail.com URL:http://d.hatena.ne.jp/ys23ys/

有限会社キューベット

株式会社ノースグリッド

分野:学生情報誌「 CUBET 」発行

分野:アプリケ- ションシステム設計・開発

入居期間:2003 年 4 月∼ 2005 年 12 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2003 年 4 月∼ 2006 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市豊平区豊平 8 条 12 丁目 1-6 第 5 カンダビル 3F TEL:011-817-8821 E-mail:info@northgrid.co.jp URL:http://www.northgrid.co.jp

2 2 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


フューチャー LAB

第4期 2004 年度入居

分野:デザイン・映像・WEB 制作 入居期間:2003 年 8 月∼ 2005 年 3 月 入居形態:サブインキュベーション入居

北海道デザイン協議会

株式会社イーシステム

分野:デザイン団体

分野:GIS を活用した Web 作成等

入居期間:2003 年 9 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:タイアップ入居

入居期間:2004 年 4 月∼ 2006 年 11 月 入居形態:サポーター入居

現所在地:札幌市中央区北 2 条西 3 丁目 タケサトビル TEL:011-733-5371 E-mail:info@e-sysjp.com URL:http://www.e-sysjp.com

リモーションシステム

インスト

分野:WEB 制作・サービス

分野:デザイン・WEB 制作

入居期間:2003 年 8 月∼ 2004 年 7 月 入居形態:サブインキュベーション入居

入居期間:2004 年 4 月∼ 2005 年 1 月 入居形態:インキュベーション入居

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 227


Tenants

シリアルプラス

ユニバーサルデザイン プランニング事務所 [スピリタス]

分野:WEB 制作

分野:ユニバーサルデザイン

入居期間:2004 年 4 月∼ 2006 年 5 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2004 年 4 月∼ 2007 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 27 条西 11 丁目 1-23 ラグジュカムズ 405 号室 TEL:011-552-7307 URL:http://www.serial-plus.com

現所在地:札幌市中央区円山西町 5 丁目 3-48 TEL:090-7645-0555 E-mail:makt@vesta.dti.ne.jp

有限会社スタジオ未来

株式会社ニューピークフィルム

分野:建築

分野:ハイビジョン映像制作

入居期間:2004 年 4 月∼ 2007 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2004 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居( 2007 年度∼サポーター入居)

現所在地:札幌市豊平区平岸 2-5-1-5 第 5 ヤナギダビル 702 TEL:011-824-9167 E-mail:y.sasaki.mirai@me.com URL:http://www.aurora.dti.ne.jp/~yoyo73/

現所在地:札幌市白石区東札幌 5 条 1 丁目 1-1

3FC TEL:011-820-4350 E-mail:camera@newpeak.jp URL:http://www.newpeak.jp

studio_mirai,inc/Top.html

スタジオリラ

保里事務所

分野:漫画家

分野:ライトスケープデザイン

入居期間:2004 年 4 月∼ 2007 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2004 年 4 月∼ 2006 年 12 月 入居形態:インキュベーション入居

2 2 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


レッドポルカドット (現 前田 麦/ Ribbonesia )

小牧寿里写真事務所

分野:イラストレーター

分野:写真

入居期間:2004 年 4 月∼ 2007 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2005 年 4 月∼ 2007 年 1 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 1 条東 2 丁目 3-1 NKC ビル 3F TEL:090-8273-9417 E-mail:baku.maeda@gmail.com URL:http://bakumaeda.tumblr.com URL:http://www.ribbonesia.com

現所在地:小樽市銭函 2 丁目 36-3 TEL:090-2329-1852 E-mail:komaki@s-photo.sakura.ne.jp URL:http://photo.saloon.jp

Jenny.cos.methodology

第5期 2005 年度入居

(現 Jenny makeup office ) 分野:メイクアップアーティスト 入居期間:2005 年 4 月∼ 2008 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

URL:http://www.facebook.com/JennyMakeUpOffice

e-world Bridge

ススムカタチ情報設計室

分野:インターネット関連でのデザイン事業

分野:Web 設計・デザイン

入居期間:2005 年 6 月∼ 2006 年 6 月 入居形態:海外企業進出スタートアップ入居

入居期間:2005 年 4 月∼ 2008 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 229


Tenants

株式会社ディグダグッド IMC

有限会社リーグラフィ

分野:音楽レーベル

分野:WEB デザイン・マーケティング

入居期間:2005 年 4 月∼ 2008 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2005 年 4 月∼ 2006 年 5 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 2 条西 7 丁目 第 7 松井ビル 6F TEL:011-231-9393 E-mail:info@digdagood.com URL:http://www.digdagood.com

現所在地:札幌市中央区南 9 条西 4 丁目 1-7 TEL:011-211-1345 E-mail:mail@regraphy.com URL:http://www.regraphy.com

有限会社ヴァズ

第6期 2006 年度入居

分野:情報提供サービス、木製玩具・家具製作等 入居期間:2005 年 4 月∼ 2008 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市白石区東札幌 5 条 1 丁目 1-1

2F-D TEL:011-374-5422 E-mail:info@vas.co.jp URL:http://www.vas.co.jp

株式会社ブライトワークス

有限会社イオシス

分野:WEB・映像制作

分野:オタク系オリジナルコンテンツの制作・販売

入居期間:2005 年 4 月∼ 2006 年 2 月 入居形態:サポーター入居

入居期間:2006 年 4 月∼ 2009 年 2 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区大通西 9 丁目 3-33 キタコーセンタービル 203 TEL:011-206-1651 E-mail:info@iosysos.com URL:http://www.iosysos.com

2 3 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ゴールデンキラーズ

長田大介税理士事務所・行政書士事務所

分野:劇団

分野:会計・税務等のコンサルティング及びプラニング

入居期間:2006 年 4 月∼ 2009 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2006 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:サポーター入居

現所在地:札幌市白石区南郷通 8 丁目北 2-25 第 3 タヂカビル 9F TEL:011-887-0800 E-mail:d-nagata@agate.plala.or.jp

株式会社コムワース

有限会社百景

分野:コンテンツ配信機器のソフトウェアデザインと 機能開発

分野:料理レシピフリーペーパー発行、料理教室等

入居期間:2006 年 9 月∼ 2009 年 3 月 入居形態:プロジェクト入居 ( 2007 年度∼サポーター入居)

現所在地:東京都大田区西馬込 2-35-7 TEL:03-3777-0888 E-mail:info2@comworth.co.jp URL:http://www.comworth.co.jp

入居期間:2006 年 4 月∼ 2009 年 2 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区大通西 15 丁目 1-12 マンション大通 802 TEL:011-632-7777 E-mail:info@hyakkei-ad.com URL:http://www.hyakkei-ad.com

SAPPORO ショートフェスト事務局

ヘンデックス

分野:札幌国際短編映画祭

分野:Web コンテンツ制作・運営

入居期間:2006 年 7 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:タイアップ入居

入居期間:2006 年 4 月∼ 2009 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市白石区東札幌 5 条 1 丁目 1-1

1FA TEL:011-817-8924 URL:http://sapporoshortfest.jp

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 231


Tenants

第7期 2007 年度入居

株式会社たお 分野:ソロアルピニスト 入居期間:2007 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居( 2010 年度∼プロジェクト入居)

現所在地:東京都渋谷区恵比寿西 1-21-15 コンフォリア代官山 802 号室 TEL:03-3462-7130 E-mail:info@kurikiyama.jp URL:http://kurikiyama.jp

ID プロジェクト

Junkan Production

分野:デザイン・映像・WEB 制作

分野:サウンドエンジニアリング・音楽

入居期間:2007 年 4 月∼ 2010 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2007 年 4 月∼ 2010 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区北 5 条西 10 丁目 1 番 1 号

現所在地:札幌市豊平区美園 1 条 3 丁目 1 − 13 TEL:090-9754-1230 E-mail:junkanakatakashiwatanabe@gmail.com URL:http://www.facebook.com/takasiw

ANAXNORD5 401 TEL:011-272-8139 E-mail:info@pororo-id.net URL:http://www.pororo-id.net

DIDO (現 株式会社ペイントモンスター)

スタジオどらごんめいる (現 龍波しゅういち)

分野:キャラクター開発、映像・音楽制作

分野:演劇・声優・俳優

入居期間:2007 年 9 月∼ 2010 年 3 月 入居形態:プロジェクト入居

入居期間:2007 年 4 月∼ 2008 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 1 条西 19 丁目 291-49 山晃ハイツ 606 号室 TEL:011-615-5963 E-mail:info@PaintMonster.com URL:http://www.paintmonster.com/

URL:http://ameblo.jp/ichiryuan/ URL:http://www.klsp.jp/

2 3 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


プライムカット

studio REBARD

分野:映像・企画

分野:映像制作

入居期間:2007 年 6 月∼ 2010 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2008 年 5 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:プロジェクト入居( 2009 年度∼インキュベーション入 居、2012 年度∼プロジェクト支援)

E-mail:mailto@rebard.com URL:http://www.rebard.com

第8期 2008 年度入居

有限会社ソノーク 分野:アート&デザイン 入居期間:2008 年 4 月∼ 2012 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居 ( 2011 年度∼プロジェクト支援)

現所在地:札幌市厚別区上野幌 3 条 5 丁目 8-18 TEL:090-9956-7788 E-mail:kuribo-sapporo@plum.ocn.ne.jp URL:http://www.shonogh.com

kocka

二重奏♪(デュエット)

分野:アニメ- ション制作

分野:食のプロジェクト

入居期間:2008 年 10 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居( 2012 年度∼プロジェクト支援)

入居期間:2008 年 5 月∼ 2009 年 3 月 入居形態:プロジェクト入居

現所在地:札幌市東区北 6 条東 2 丁目 2-10 2 号館 3F-B E-mail:brabra24@yahoo.co.jp URL:http://kocka.xxxxxxxx.jp

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 233


Tenants

BLOCKHEAD FILMS

うめぶ 分野: 未来の村を作る イベント企画 入居期間:2008 年 4 月∼ 2011 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

分野:映像制作 入居期間:2008 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居 ( 2011 年度∼プロジェクト支援)

現所在地:札幌市中央区北 1 条西 21 丁目 3-32-47 MD ビル 3F E-mail:atnek@nyc.odn.ne.jp URL:http://blockhead-films.com

株式会社ハレバレシャシン

分野:写真業

分野:写真業

入居期間:2008 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居 ( 2011 年度∼プロジェクト支援)

入居期間:2008 年 4 月∼ 2011 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市東区北 6 条東 2 丁目 2-10 2 号館 3F-A E-mail:info@harebare.co.jp URL:http://harebare.co.jp

Bee Hive 分野:オブジェ製作・演劇 入居期間:2008 年 4 月∼ 2010 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

2 3 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


第9期 2009 年度入居

サッポロ ソース 分野:デザイン・WEB・雑誌編集 入居期間:2009 年 4 月∼ 2010 年 4 月 入居形態:インキュベーション入居

第 10 期 2010 年度入居

おとどけアート実行委員会 分野:アーティストインスクール、冬のプロジェクトの運営 入居期間:2009 年 2 月∼ 2011 年 7 月 入居形態:プロジェクト入居

現所在地:札幌市中央区南 11 条西 7 丁目 3-18 一般社団法人 AIS プランニング内 TEL:011-596-6726 E-mail:mami@sapporo2.org URL:http://ais-p.jp

Village Woodfield

有限会社 TOKEN'S

(木野村博人) 分野:芸術作品の制作・修理、民族文化の保存・伝承

分野:プロダクトデザイン

入居期間:2009 年 4 月∼ 2011 年 5 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2010 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市中央区南 2 条西 7 丁目 4-1 第 7 松井ビル 8F A- 西 TEL:011-200-9064 E-mail:villagewoodfield@gmail.com

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 235


Tenants

株式会社ノーマライズ

合同会社ホロト・プレス

分野:映像制作、モバイルコンテンツ開発

分野:ジャーナリスト、写真業

入居期間:2010 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

入居期間:2010 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市白石区東札幌 6 条 5 丁目 2-6 TEL:011-815-8445 E-mail:info@normarise.com URL:http://www.normarise.com

現所在地:札幌市中央区北 1 条西 21 丁目 3-32-47 MD ビル 3F URL:http://horotopress.com

株式会社 Hand Made

第 11 期 2011 年度入居

分野:Children to Children 事業 入居期間:2010 年 6 月∼ 2011 年 6 月 入居形態:プロジェクト入居( 2011 年度∼プロジェクト支援)

現所在地:札幌市清田区北野 7 条 4 丁目 11-20 TEL:011-888-1122 E-mail:info@11shokunin.com URL:http://www.11shokunin.com

株式会社 BeggarSwindle ((社)日本ご当地キャラクター協会 北海道支部) 分野:キャラクター運営 入居期間:2010 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:インキュベーション入居

現所在地:札幌市白石区栄通 3 丁目 1-19 TEL:011-598-9493 E-mail:info@beggarswindle.jp URL:http://koakkuma.jp URL:http://yuru-chara.jp

株式会社イータレントバンク 分野:デジタル音楽・メディア運営等のマーケティング・ プロデュース 入居期間:2011 年 4 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:プロジェクト入居( 2012 年度∼プロジェクト支援)

現所在地:東京都新宿区新宿 6-9-4 TEL:03-5362-0790 E-mail:tonoki@e-talentbank.co.jp URL:http://www.e-talentbank.co.jp

2 3 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


石川峰行

株式会社ギガデザイン

分野:WEB プロデューサー、映像コンサルティング

分野:WEB 制作

入居期間:2011 年 10 月∼ 2012 年 3 月 入居形態:東日本大震災一時退避用オフィス入居

入居期間:2011 年 7 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:東日本大震災一時退避用オフィス入居

現所在地:札幌市中央区北 1 条西 21 丁目 3-32-47 MD ビル 3F TEL:080-3144-4705 E-mail:ceo@gigadesign.jp URL:http://gigadesign.jp

株式会社エッセンス 分野:音響・映像制作 入居期間:2011 年 8 月∼ 2012 年 12 月 入居形態:東日本大震災一時退避用オフィス入居

岡部雅子 分野:シナリオライター・構成作家 入居期間:2011 年 6 月∼ 2013 年 3 月 入居形態:東日本大震災一時退避用オフィス入居

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 237


ICC Design ICC のデザイン

2 3 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 239


ICC Design

ロゴデザイン インタークロス には 異種交配 の意味があ ります。異なるものが出会うとき、 そこにはエネル ギーが生じ、刺激を与えさらなる創造が生まれま す。大きな可能性を持った新しい才能がここに 集まり、デジタルの 時 代にこそ、新しい 人 間 復 興 を目指すーそんな場 所の誕 生を描きなが ら、ICC の創設コンセプトを関係者間で議論する 中で出てきたキーファクターが X でした。

X のモチーフは 、四 則 演 算のかけ算の意 味で デジタルのメタファーで もあり、未 知 数 のエック ス X でもあり、様々な関 係 の 交 差 点 、未 知と無 限の可能性を持った人間、等々と解釈できます。 この ICC のコンセプトを象 徴する基 本ロゴと VI (ビジュアル・アイデンティティー)は、高 橋 一 郎 氏(ファイプランニングアンドデザイニング主宰) がつくり上げました。VI のカラー設定はクリエイ ターの色を生かすために、基本は無彩色とし、モ ノクロにワンポイントでクロスを赤に。その形や 色に行き着くまで議論を積み重ねた末に優れた 基本 VI ができあがりました。

高橋一郎 デザイナー ファイプランニングアンドデザイニング主宰。 「横浜みなとみらい 21 25 街区」、 「渋谷地下 駐車場サイン計画」、 「 山古志村震災復興計 画」 など様々なプロジェクトに参加。立体、平面、 空間、 ブランディングなど幅広いジャンルで活 動。 「色や形にとらわれない広義のデザイン」 を 指向・実践している。商社勤務や行政でのデザ インコーディネータの経験を通し、企業・組織に おけるブランディング、 プランニングの行える人 材育成に取り組んでいる。

2 4 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 241


ICC Design

コミュニケーションデザイン ICC のコンセプトや基 本 VI の思 想をビジュア

デ ザインが 世 界に通 用することを証 明し、世 界

ルとして具 現 化していくコミュニケーションデザ

の 中で の ICC や 札 幌 のクリエイティブ・レベ

インは 、国 際 的なデ ザイン賞を受 賞するなど札

ル の評価にもつながっています。

幌を代 表するデザイナーのひとりである前 田 弘 志氏が担当しています。 最 初のコンセプト Under Construction〈 工 事中〉 は、ICC のテーマである 『この施設は永遠

●海外・国内コンペティション等での評価 ・世界ポスタービエンナーレ(韓国) :銀賞 * ・寧波国際ポスターアワード(中国) :入賞 *

に完 成しません ! なぜなら常に創 造し続けるか

・ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ (チェコ) :入選 *

らです。最 高の作 品は次 回 作です。』から導き

・世界ポスタートリエンナーレトヤマ(日本) :入選 *

出されたものです。このコンセプトとテーマに対

・日本のグラフィックデザイン(日本) :入選

し、前田氏は黒と赤を基調とした、シンプルで力

・デザイン書籍『 Small Studios 』Hesign Berlin 刊 (ドイツ) :記事掲載

強く、そして、それまで私たちが見たこともないよ うな斬 新でオリジナリティ溢れるビジュアルイメ

・札幌アートディレクターズクラブアワード(日本) :銀賞、 会員賞、左合ひとみ賞、他賞ノミネート・入選多数

ージを次々と生み出していきました。 工 事 中

・北海道ペーパーデザインコンテスト (日本) :最高賞

のアイテムをモチーフに、ICC のシンボル(ロゴタ イプ )である X を巧みに織り込むことで、メッセ

*各国の公的美術館等に作品収蔵

ージと ICC との関係性を高い次元で結びつける ことに成 功しています。そこが アートよがり で も 単なるお知らせ でもない 、審 美 性と機 能 性 をあわ せもったレベルの 高いデ ザインとなった ゆえんなのです。 また 、毎 年 更 新される ICC のビジュアル は 、

ICC フェスティバルやカレンダー、ノベルティーな どに展開され、 ブランド形成を行っています。決 してバリエーションではなく、毎回試行錯誤の末 にできあがったビジュアルには強い意 味を含ん でいます。 前 田 氏によれば 、 ビジュアルの中での内 在す る X や 創 生する X 、増 殖する X は、ICC に集 まるクリエイターや場としての ICC の無限の可能 性であると語ります。 これらのポスターシリーズ、同じグラフィックで 展開された施設案内ブックレットやカレンダーな どは世 界レベルで高く評 価され、海 外や国 内で 数々の賞を受賞しました。このことは、札幌発の

2 4 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

前田弘志 アートディレクター/デザイナー 1964 年札幌生まれ。北海学園大学経済学部 卒業、北海道大学大学院国際広報メディア研 究科修了。出版社、 デザイン事務所勤務を経て 1990 年に独立、バナナムーン・ステュディオを 開設。国内外の企業・組織のブランド戦略や商 品企画の立案から、パッケージ、 プロモーショ ン、広告、出版物、空間デザインまで幅広く手が ける。 作品は世界ポスタービエンナーレin 韓国 銀 賞、 ニューヨークアートディレクターズクラブ メリ ットアワードをはじめ、 ショーモン国際グラフィッ クフェスティバル (フランス)、 ラハティ国際ビエン ナーレ (フィンランド)、 ワルシャワ国際ビエンナ ーレ (ポーランド)、 ブルノ国際ビエンナーレ (チ ェコ) などの国際デザインコンペティションで入 選・入賞。 フランス国立広告美術館など各国の ミュージアムに収蔵されている。 また、 日本グラフィックデザイナー協会 年鑑委 員、札幌アートディレクターズクラブ 発起人・運 営委員、札幌メディア・アート・フォーラム 発起 人・運営委員、創造都市さっぽろ産業活性化 研究会委員、創造都市さっぽろグラフィックデ ザイン産業振興会議委員などを歴任。


施設案内ブックレット( 2001 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 243


オープニングポスター( 2001 年)

2 4 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 245


2002 年版カレンダー( 2001 年)

2 4 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2002 ポスター( 2002 年)

セミナーリーフレット( 2 0 0 2 年)

ICCフェスティバル 2 0 0 2プログラム( 2 0 0 2 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 247


ノベルティー缶バッジ( 2002 年)

2 4 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2003 年版カレンダー( 2002 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 249


ICCフェスティバル 2003 ポスター( 2003 年)

2 5 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2 0 0 3フライヤー( 2 0 0 3 年)

ICCフェスティバル 2003プログラム( 200 3 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 251


2004 年版カレンダー( 2003 年)

DVD ジャケット( 2004 年)

2 5 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2004 ポスター( 2 0 0 4 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 253


2005 年版カレンダー( 2004 年)

2 5 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2005 ポスター( 2005 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 255


記念盾・賞状( 2 0 0 5 年)

2 5 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2006 年版カレンダー( 2005 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 257


ICCフェスティバル 2006 ポスター( 2006 年)

ICCフェスティバル 2006プログラム( 2006 年)

2 5 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2006 会場ディスプレイ( 2 0 0 6 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 259


記念盾・賞状( 2 0 0 6 年)

2 6 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


フリーペーパー広告シリーズ( 20 0 6 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 261


2007 年版カレンダー( 2006 年)

2 6 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


記念盾( 2007 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 263


ICCフェスティバル 2007 ポスター( 2007 年)

2 6 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2007 会場ディスプレイ( 2 0 0 7 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 265


ICCフェスティバル 2007プログラム( 2 0 0 7 年)

賞状( 2007 年)

2 6 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2008 年版カレンダー( 2007 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2 001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 267


ICCフェスティバル 2008フライヤー( 2008 年)

2 6 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2 0 0 8 ポスター( 2 0 0 8 年)

ICCフェスティバル 2008プログラム( 200 8 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 269


ICCフェスティバル 2008 会場ディスプレイ( 2 0 0 8 年)

2 7 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


記念盾・賞状( 2008 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 271


2009 年版カレンダー( 2008 年)

2 7 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


入居者募集ポスター( 2008 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 273


ICCフェスティバル 2009 ポスター( 2009 年)

2 7 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2009フライヤー/プログラム( 2 0 0 9 年)

賞状( 2009 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 275


ICCフェスティバル 2010 ポスター( 2010 年)

2 7 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICC10 周年ポスター( 2010 年)

展覧会「前田弘志 ICC のビジュアルデザイン 1 0 年展」ポスター( 2 0 1 0 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 277


書籍『前田弘志 ICC のビジュアルデザイン 1 0 年』( 2 0 1 0 年)

2 7 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICC10 周年 PV アニメーション映像( 2 0 1 0 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 279


ウェブサイト・リニューアル( 2010 年)

2 8 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


記念盾・賞盾( 2010 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 281


2011 年版カレンダー( 2010 年)

2 8 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


記念盾・賞状( 2 0 1 1 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 283


2012 年版カレンダー( 2011 年)

2 8 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


『札幌 ADC 年鑑』掲載広告( 20 1 2 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 285


ICCフェスティバル 2 0 1 2フライヤー( 2 0 1 2 年)

ICCフェスティバル 2 0 1 2プログラム( 2 0 1 2 年)

2 8 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


ICCフェスティバル 2012 オープニングアニメーション映像( 2 0 1 2 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 287


記念盾・賞状( 2 0 1 2 年)

2 8 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


2012 年版カレンダー( 2011 年)

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 289


2 9 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


Facility 施設概要 2001 年 4 月∼ 2013 年 3 月

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 291


Facility

施設の概要 ・名称 : 札幌市デジタル創造プラザ インタークロス・クリエイティブ・センター ( Inter x cross Creative Center ) ・所在地 : 札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 ・敷地面積 : 3,378.99m 2 ・延床面積 : 5,621.94m 2 ・階数 : 地下1階、地上 4 階

外観

・入居ユニット数 : 36 室 ・入居ユニット面積 : 12.6m 2 ∼ 123.1m 2 ・駐車場 : 月極 27 台、来客用 6 台 ・構造 : 鉄筋コンクリート造 (昭和 58 年築、平成 2 年一部増築) ・土地・建物所有者 : 札幌市経済局 さっぽろ産業振興財団 ・管理・運営者 :(財) さっぽろ産業振興財団 ・入居ユニット貸主 :(財) ・公共交通機関 : 最寄駅/市営地下鉄東西線「東札幌駅」から 徒歩 10 分 最寄停留所/中央バス 「豊平 3 条 12 丁目」から 徒歩 5 分

1F ロビー

・施設内容 : 入居ユニット 36 、 会議・商談室、カフェテリア、 共用機材(コピー機、プリンタ等)、 インターネット専用回線(インターネット網対向 ATM 20MB )

1F カフェ+

2 9 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


1F 音楽室

4F フード工房

テナントスペース

4F デジタル工房

2F 図書・資料室

4F ホール

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 293


Facility フロアマップ ミーティング ルーム

ワークショップ ルームA

202

ワーク ショップ ルームB

201A

201B

音楽室 ワークショップ ルームC

204 203

106 206 108 208 110

事務局・ コーディ ネーター室

112

210

212

205

207

209

114 109

214

コピー室

211

会議室 A

ロビー サロン

IN→

リフレッシュ ルーム

会議室 B

司書室 220A Cafe+

会議室 C

図書・資料室 220B 工作室

117

1F

2 9 4 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

2F


■テナントスペース ■レンタルスペース ■フリースペース

302A

402

302B 302C

フード工房

301A

401 302D

304

301B

デジタル工房 B 403

308 (OB 部屋)

喫煙室

端末機 室B

303A デジタル工房 A

端末機 室A

データー 処理室

303B

コンピュー ター室

410

器具室

器具室

305A

研修室

305B ホール

3F

ゲスト ルーム

4F

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 295


Index さくいん 法 人 格( 株 式会社、有限会社、財団法人など)は省略して表記しています。

2 9 6 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012


43°

162

石田勝也

186

43rd

168

一世一代時代組

182

伊藤直哉

64

伊藤隆介

8

ARCH

202

アート・パラディム

14

相澤 航

38

アイティ・コミュニケーションズ

14

ID プロジェクト

130

青木英聖

70

赤塚愛実

186

アクースティック

44

54

225

ACTIVE FILMMAKERS

14

24

42

207 22

170 42

222

222 232

164 176

井上俊彦

134

Daisuke Inoue

140

岩井俊二

184

インスト

82

227

82

108

Will-E

126

54

210

ウィルソン・タン

10

上田ダリ

122

124

140 30

95

138

222

上田文雄

92

14

ウッディランド

203

206

アトラクト

14

うめぶ総本家/うめぶ

140

234

ウリュウユウキ

186

24

42

54

エアサイド

106

Aerostich

42

226

20

足立兄弟

222

166 186

阿部絹子

38

アラキマサヒト

80

211

アンディ・アレンソン

72

88

アンディ・キャメロン

72

イーシステム

82

イータレントバンク

168

イームズ・デミトリオス

50

e-world Bridge

102

飯沢耕太郎

186

飯野賢治

40

イオシス

108

118

126

AURA!

176

176

215

230

大黒淳一

108

136

138

145

148

150

44

54

74

14

24

42

54

74

90

108

225 S-AIR

227

126

236

140

162

222 229

エストコスモ

14

54

74

126

223 74

エッセンス

126

178

五十嵐威暢

74

石川峰行

178

石黒 翔

159

大坂 大

64

石黒 浩

176

大貫妙子

170

237

237

186 207 192

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 297


Index

岡部雅子

178

男鎌田真吾

162

岡本いつか

186

小川 陽

203

小川亮輔

79

OKI

90

押井 守

166

237

キューベット

54

60

74

226

クール・アーキデザイン

14

24

42

54

工藤一廣

80

99

116

210

223

136

138

148

150 久保俊哉

6

22

66

108

122

126

134

164

166

小樽商科大学

148

150

152

おとどけアート実行委員会

235

172

192

小野寺圭介

100

グラハム・ウッド

18

栗城史多

126

48 130

176

216

か 改田哲也

192

栗城 7 サミット事務局

126

加賀城匡貴 桂 信雄

156

栗田正樹

217

14

グローバルワークス

74

加藤 剛

136

鎌田順也

136

138

黒田 拓

99

138

桑久保亮太/クワクボリョウタ

72

88

亀井 渉

210

河井真也

176

毛ガニフィルム

14

24

川内美彦

204

kensyo

186

川田麻衣子

203

ゴールデンキラーズ

118

231

河原 栄

58

コアックマ

162

176

神田瀧夢

182

190

ギガデザイン

178

237

高良成児

134

菊地和広

148

150

小篠隆生

204

菊池次郎

130

小島歌織

148

菊池敏幸

212

古跡哲平

186

北 京一

16

Junjiro Kodama

86

北川陽稔

186

ことぶき光

186

木野哲也

162

kocka

158

木野村博人

172

君塚良一

66

キャリアバンク

202

192

54

186

219

150

168

233

206

42

223

小早川護

64

小林由佳

58

2 9 8 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

207

218


駒ヶ岳牛乳

36

小牧寿里/小牧寿里写真事務所 102 小町谷圭

186

コムスワース

130

小室治夫

186

今 義典

186

186

229

54

162

Jenny.cos.methodology

90 108

231

さ サイクル・オブ・フィフス

CC PROJECT

60

74

90

102

103

122

126

140

142

176

214

229

ジェラスガイ

140

品田恭宏

204

渋谷邦男

205

島崎友樹

54

60

74

90

101

79

226

80

斎藤由多加

40

117

212

226

サイモン・ブラウニング

92

110

115

117

酒井広司

186

134

211

SACON

162

佐々木慶太

136

島田英二

138

148

136

138

148

150

162

150 札幌大谷大学短期大学部

札幌圏豆くらすたぁ

200

札幌国際大学

136

138

140 札幌市立高専

20

札幌市立大学

92 138

142

124 148

102

島みやえい子

176

下山武徳

176

朱 昌耀

54

秋月

198

Junkan Production

126

148

150 SAPPORO ショートフェスト実行委員会  118

島田忠

18

126

ジョン・ホーキンス

92

231

ジョン・ワーウィッカー

18

32

シリアルプラス

82

228

Super Standards

186

136 150

140

232 ジョエル・バウマン

すえまさひかる

90

162

須川雅史

219

さっぽろフィルムコミッション

144

菅原 正

20

佐藤 充

108

鈴木しゅんじ

14

佐藤滋樹

200

鈴木 象

115

佐野美樹

122

鈴木 理

136

沢田あかね

70

産学官連携プロジェクト

130

205

130

32

66

48

108

138

150 ススムカタチ情報設計室

102

88

229

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 299

148


Index

スタジオどらごんめいる

126

スタジオ未来

74

130 82

233

90

108

228 studio REBARD

140

158

218

233 82

168

90

高橋英明

42

高橋宏比公

136

高橋名人

156

高橋幸子

218

竹内宏彰

11 164

42

74

スタジオロッカ

186

スティーブ・ベイカー

11

18

24

32

武邑光裕

110

48

72

74

92

竹本英樹

186

タナカノリユキ

26

谷本 光

210

田原洋朗

210

tamas

42

44

90

102

110

176

192

140 14

140 170

176

108

Snowbugs

90

166

スタジオリラ

スパークエンタテイメント

228

138

24

168

42

54

223 スピリタス

82

108

スマイルフェイス

203

センソアルテ/ Sensoarte

14

曽田雄志

162

ソノーク

140

144

217

233

126

228

54

156

74

108 211

225 24

54

223

168

玉手みどり

86

茶村亮介

58

塚原義弘

186

露口啓二

186

192

DIG DA GOOD I.M.C. /ディグダグッド IMC 90

た ダーク・ヴァン・ドーレン

DIDO

32 108

126 126

130

231 大蘿淳司

140

たお

130

高井瑞枝 高瀬清志 高取昌史

176

高橋一郎

64

高橋喜代史

デニス・クイン

81

二重奏♪(デュエット)

140

102

108

230

144

145

233 216

土井真樹子(うめぶ)

144

36

東海大学

148

150

170

道都大学

136

138

150

162

101

211 235

204

232

207

土江昌輔

240

TOKEN'S

158

186

等々力政彦

90

3 0 0 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

148


飛生アートコミュニティー

tomato

162

18

26

32

48

72

88

冨田哲司

186

トヨダヒトシ

186

トライフェイス

14

24

34

42

203

橋場一男

205

ヴァズ

90

54

223

な ナガオカケンメイ

橋場宴代・里恵

108

長田大介税理士事務所・行政書士事務所  118

214

230

長谷川踏太

72

長谷川 演

192

端 聡

122

畠山雄豪

186

畠山尚

200

145

159

八戸香太郎

154

231

服部亮太

186

馬場杏輔

122

パフ

14

162

中道 博

136

138

中村祐弘

136

138

148

150 那須ゆたか

202

新山俊彦

102

西 健一 西田貴志 西村睦夫

206

西山浩平

126

西山製麺

202

ニューピークフィルム

74

108

142

178 中鉢正人

172

102

126

Y. Hamagaki

203

早川 渉

148

162

24

224

150

148

192

原ななえ

205

58

ハレバレシャシン

140

144

206 82

90

126

140

213

228

沼田博光

148 54

156

186 早坂亜佑実

ノースグリッド

156

108 156

150 60

74

212

226

ノーマライズ

172

236

野口隆史

219

90

150

217

234

Hand Made

172

236

ピーター・バラカン

126

beatimage

90

Bee Hive

140

日色無人

205

東道尾

205

ピコグラフ

14

144

24

42

168

234

168

176

186

224

百景広告社/百景

108

118

231

平沢尚毅

206

平林久和

40

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 301


Index

Village Woodfield(木野村博人)  168 ファブリカ

72

ファム・ゴック・ラン

186

235

北海道造形デザイン専門学校

88

136

136

110

福岡ユタカ

42

藤井幸一

205

北海道デザイン協議会

60

藤岡和賀夫

205

北海道電力

203

藤倉 翼

186

北海動画大作戦

162

藤村忠寿

164

北海道二十一世紀総合研究所

158

藤原聖士

186

ホプキンズ・リチャード

158

ブックスボックス

14

24

保里卓哉

82

90

210

堀井宏子

70

フューチャー LAB

60

227

保里事務所

82

ブライトワークス

102

230

ホロト・プレス

172

プライムカット

126

130

北海道大学大学院

42

54

224

156

168 236

ヘンデックス

118

126

北海道裏観光ガイド

186

206

北海学園大学

136

140

マイケル・アリアス

172

227

235

90

228

219

236

20

22

108

188

前澤良彰

186

前田 麦( BAKU )

136

138

140

148

150

176

232

138

138

138

150

162

北海道芸術デザイン専門学校

148

150

北海道工業大学

136

138

前田弘志

148

148

64

152

198

204

205

207

242

186 38

Max Core Room Project

42

44

90

108

211 150

松田一敬

3 0 2 | Inter x cross Creative Center Archive 2001–2012

138

150

増田直也

148

136

148

MAGNET

150 148

148

213

136

北海道情報大学

10 118

150 北海道教育大学岩見沢校

138

140

234

219

136

136

ブロックヘッドフィルムズ/ BLOCKHEAD FILMS

北星学園大学短期大学部

148

150

232

ほくでんデジタルパートナーズ

138

150

フィリップ・ドッド

BeggarSwindle

148

150 北海道大学

ファン・カルロス・オスビナ・ゴンザレス  88

144

138

68

54

225

74

126


松田美由紀

184

松永芳朗

172

祭 太郎

162

萬谷雄一

122

三浦清隆

64

186

136

148 水口哲也

9 42

22

52

156

宮崎 誠

144

宮島達男

130

村上 隆

Toshimi Murayama

207 40

108

234

176

山本光子

205

ユニレックス

200

百合若

38

芳井勇気

218

吉雄孝紀

186

吉田ひでお

134

米田理奈

122

ら ライト・サージョンズ

128

164

ラヴィ

14

24

86

リーグラフィ

90

102

リアルアイズ・プロダクション

212

リオ

186

RICCIO /スタジオリッチョ

14

moco

42

文字屋

162

森 恵司

101

森田敏昭

200

森本晃司

9

44

20

108 モンキー・パンチ

150

14

ミスター X

138

山本 寛

54

225

205 22 140

230

42

54

90

108

224 42 176

54

150

リボネシア

176

リモーションシステム

60

りゅうく

86

リンゼン

106

レスリー・フルトン

30

レッドポルカドット (前田 麦)

74

谷嶋真行

148

柳本容見

122

山岸せいじ

186

山岸正美

110

山口悠生

70

山崎和彦

206

和田由美

136

山下 卓

166

和田商会

200

山下智博

186

ワタベカツヤ

134

山田マサル

100

山野久治

101

山本顕史

186

213 ロニー・セン

200

24

224

227

82

229

186

205

138

116

217

インタークロス・クリエイティブ・センター 2001∼ 2012 年 度 アーカイブ | 303


Archive 2001-2012 インタークロス・クリエイティブ・センター 2 0 0 1 年 度 ∼ 2 0 1 2 年 度 アーカイブ

発行日

2013 年 3 月 31 日

発行人

上田文雄

発行所

財団法人さっぽろ産業振興財団 インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌市デジタル創造プラザ) 〒 062-0901 札幌市豊平区豊平 1 条 12 丁目 1-12 tel: 011-817-8911 fax: 011-897-8912 http://www.icc-jp.com

編集長

久保俊哉

ディレクター

前田弘志(バナナムーン・ステュディオ)

編集

倉本浩平 岡田麻美

監修

一橋 基

印刷・製本

佐藤印刷株式会社

©2001-2013

禁無断転載   Printed in Japan


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