8 3 Th
本部スタッフ集合・大会準備
1
8 4 Fr
参加隊到着・設営・開会式
2
3
8 5 Sa
プログラム・グランドオープンセレモニー
4
5
8 6 Su
プログラム・茨城DAY
6
7
8 7 Mo
プログラム・お成り
秋篠宮同妃両殿下が、大会をご視察になり ました。両殿下には、キャンプサイトにお いて、茨城県連盟つくば第3団のスカウト たちとお言葉を交わしていただくととも に、会場内のプログラムを体験していただ きました。
8
9
8 8 Tu
プログラム・閉会式
10
8 9 We
撤収・表彰式
11
12
summary
01
大会名称 日本ジャンボレット高萩2017 Nippon Jamborette Takahagi 2017(略称:NJT2017)
02
主催
03
後援
04
協力
公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
文部科学省、茨城県、茨城県教育委員会、高萩市、高萩市教育委員会
陸上自衛隊、アイコム株式会社、赤城乳業株式会社、大和ハウス工業株式会社、日本光電工業株式会社、 株式会社バッファロー
05
開催の主旨 日本ジャンボレット高萩2017は、日本連盟創立95周年にあたる平成29年夏に開催します。そこで本大 会は「日本連盟創立95周年記念」の冠をつけ、日本連盟で初めて、ビーバースカウトからローバースカウトま で全部門のスカウトが参加できる大会とし開催するため、新たな大会名として「ジャンボレット」を使用します。 また、開催地である茨城県と高萩市と協働して一般の青少年も参加できる野営大会とします。 そして、本大会は、スカウト運動が取り組むべき課題や将来への展望を検証する機会とするため、青少年が現 在から将来にわたり、積極的に関わるべき課題を取り入れたプログラム活動を地域社会や関係組織・諸団体と連 携して展開し、本運動が社会において果たすべき役割や、その具体的な活動内容を社会に広くアピールし、スカ ウト運動の一層の推進を図る契機とします。 ※ ジャンボレット(JAMBORETTE)とは、世界ジャンボリーが4年に一度の開催であるため、各国が自由に開催年を 決定できる野営大会として、1924年デンマークでの第2回世界ジャンボリー開催の際、Jeans Hvass 氏が提案し、承認 された名称です。
06
大会の目的 本大会は、高萩スカウトフィールドの豊かな自然の中で、全部門のスカウト、一般の青少年、地域の人々と交 流し、自由闊達に思う存分野営生活を楽しみ、この地ならではの特色あるプログラムに挑戦することで、「そな えよつねに」と「パイオニア」の精神をもって、スカウト本来の創意工夫や皆との協働作業(組活動・班活動) などを通じて本運動の楽しさを実体験し、さらに地域との相互理解を深め、持続可能な社会についてともに考え る機会とすることを目的とします。 そして、この大会をもって高萩スカウトフィールドのグランドオープンとし、魅力ある野外活動のメッカとし ていきます。
13
Ⅰ 07
大会の実施概要
大会のテーマ
スティック トウ イット
Stick to i t ! -最後まで頑張れ-
— うまくいかないようなときでも、微笑して一人でツグミのように「Stick to it, stick to it, stick to it(が んばれ、がんばれ、がんばれ)」と歌っていれば、無事切り抜けられるだろう。—『スカウティング フォア ボー イズ』 高萩スカウトフィールドは、皆さんの手で開拓、整備し、皆さんの野営場として発展させていきます。手つ かずの自然の中で、大会をとおして日々、創意工夫・開拓しながら活動するべく、「 Stick to it! —最後までが んばれ— 」をテーマとしました。
08
シンボルマーク テーマに関連し、『スカウティング フォア ボーイズ』に使 われているマークをアレンジし、参加対象である全部門のイ メージカラーを使用しました。それぞれの部門が、0からスター トして、高萩の開拓を最後まで頑張り、発展していく様子を表 しております。 また、左右の花びらの星は、真理と知性を示し、物事を正し く見極め、いつもあらゆることに注意を怠らないスカウトの 「眼」を表し、また、星そのものとして、スカウトの野外活動 をも表しています。
09
会 場
茨城県高萩市・大和の森 高萩スカウトフィールド
平成24年に大和ハウス工業株式会社より茨城県中戸川地域に82万坪の広大な森林の寄贈を受け、茨城県 や高萩市の支援・協力を得て開発を行っています。標高は約350~515mで、主な常設施設として、管理 棟、野外講堂、水洗トイレ、温水シャワー、水汲み場、駐車場があります。 最寄りのJR高萩駅から会場まで約13kmの距離があり自家用車で約25分、常磐自動車道高萩I.C. からは約11kmの距離があり、自家用車で約20分です。JR高萩駅よりシャトルバスを運行しました。 ※BVS・CS部門の生活は、旧高萩市立君田小・中学校
14
summary
10 11
大会期間 参加隊(ボーイスカウト以上)
8月4日(金)~9日(水)の5泊6日
参加隊(ビーバースカウト・カブスカウト)
8月5日(土)~8日(火)の各日の日帰り参加
運営スタッフ
8月3日(木)~9日(水)の6泊7日
参加対象 ビーバースカウト、カブスカウト、ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウト、指導者、県連盟 役職員、日本連盟役員
15
Ⅰ 12
大会の実施概要
720人 内訳: 参加人数 1,
B
V
S
隊:185人(指導者含む)
C
S
隊:664人(指導者含む)
B
S
隊:237人(指導者含む)
V
本 部 ス タ ッ フ:209人(RS含む)
大会役員・事務局: 31人
一 般 参 加 者:327人
※参加費入金状況に基づく
16
S: 67人
月 日
BVS・CS
一般
BS
VS
スタッフ
8 月 3 日(木)
145
8 月 4 日(金) 8 月 5 日(土)
363
6
計 145
221
57
152
12
442
228
59
156
43
855
8 月 6 日(日)
575
284
219
53
156
12
1,299
8 月 7 日(月)
97
18
221
60
152
20
568
8 月 8 日(火)
24
19
8 月 9 日(水) 計
13
来賓
来賓
1,059
327
235
60
151
489
235
60
151
446
1,359
349
922
87
4,244
59人 下表は主な来賓の方々(順不同、敬称略。役職は開催当時)
国会議員
文部科学省 陸上自衛隊
樋 口 尚 也
文部科学大臣政務官
逢 沢 一 郎
ボーイスカウト振興国会議員連盟会長
大 畠 章 宏
ボーイスカウト振興国会議員連盟理事
羽 田 雄一郎
ボーイスカウト振興国会議員連盟会員
土 肥 克 己
文部科学省生涯学習政策局青少年教育課長
葛 城 昌 弘
文部科学省生涯学習政策局青少年教育課庶務係長
中 山 浩 志
茨城地方協力本部日立出張所長
橋 本 昌
茨城県知事
藤 島 正 孝 茨城県
高萩市
関連企業・団体
地域の関係者
茨城県議会議長 (代理:水柿一俊 文教警察委員会副委員長)
小野寺 俊
茨城県教育長
小 川 一 成
ボーイスカウト振興茨城議員連盟会長
岡 田 拓 也
ボーイスカウト振興茨城議員連盟幹事
小田木 真 代
高萩市長
田 所 和 雄
高萩市議会議長
小 沼 公 道
高萩市教育長
樋 口 武 男
大和ハウス工業株式会社代表取締役会長
原 納 浩 二
大和ハウス工業株式会社上席執行役員
株 木 雅 浩
株木建設株式会社代表取締役社長
佐 藤 利 雄
日興建設株式会社代表取締役副社長
松 山 英 吉
大成ロテック株式会社常務執行役員
浦 野 幸 一
株式会社ピース・アーキテクツ代表取締役
花 岡 美智子
公益社団法人ガールスカウト日本連盟会長
咲 花 直 哉
公益社団法人ガールスカウト日本連盟事務局長
臼 井 多賀子
一般社団法人ガールスカウト茨城県連盟連盟長
徳 川 斉 正
水戸徳川家 15 代当主
澤 田 勝 成
中戸川地区常設委員
菊 地 惠 雄
中戸川地区副常設委員
樫 村 良 雄
世話人(中戸川)
弓 野 政 行
世話人(米平)
大 部 勝 央
世話人(鳥曽根)
沼 田 親 厚
大能地区常設委員
鈴 木 直 登
上君田地区常設委員
※この他にも多くの方々にご来場いただきました。
17
summary
日別、区分別、参加者人数:延べ4,000人以上
Ⅰ 14
大会の実施概要
大会組織と大会役員
大会本部各部所掌業務 部署 総合サービス部
所掌業務 受付、総務、広報、国際、輸送、施設資材、売店、来賓、一般参加の募集に関 すること
生活サービス部
配給、本部食堂、安全・救護、セーフ・フロム・ハームに関すること
全体プログラム部
開会式、閉会式、式典、共通プログラムに関すること
BVS・CS 活動サービス部
場内外プログラム、生活、一般参加のプログラムに関すること
BS 活動サービス部
場内外プログラム、生活に関すること
VS 活動サービス部
場内外プログラム、生活に関すること
18
summary
15
日程および基本日課
19
Ⅰ 16
大会の実施概要
生活 (1)宿泊
①BVS・CS参加隊(宿泊)
旧君田小学校・中学校の教室で宿舎泊をしました。 主会場から車で約30分ほどの距離があり、平成29年3月に廃校となった建物をビーバー・カブの生活 拠点として活用しました。多い日には約350人が宿泊し、大きな校庭に残っている遊具やスキー場跡でス カウトたちは元気いっぱいに走り回っていました。
②BS参加隊
主会場のキャンプサイトでのテント泊としました。サイトは大きく分けて2 つあり、期間中は約 300人が 生活していました。参加隊同士の交流も盛んに行われていました。主会場のキャンプサイトA・Bでのテ ント泊としました。
③VS
滝エリアでのテント泊としました。 滝エリアは、主会場から歩いて約15分のところにあり、ベンチャーンチャー部門の生活拠点としました。 期間中約80人が生活したこのエリアはまさに自然に囲まれた環境であり、キャンプ生活を送るための創意 工夫をしていました。
④本部スタッフ
主会場内の本部スタッフ宿泊エリア内で、集会用天幕でのベッドを使用したテント泊としました。 なお、BVS・CS活動サービス部スタッフは君田小学校での宿舎泊、VS活動サービス部スタッフは、 滝エリアでの集会用天幕でのテント泊としました。
(2)水 滝エリアは水がないため、陸上自衛隊の給水支援を受け、給水車(1トン)3輛を配置しました。主会場 エリアは既設の水くみ場を使用しました。
(3)トイレ
① 主会場は既設のトイレ棟2棟の他、仮設トイレ6基を設置しました。
②滝エリアは、仮設トイレを6基設置しました。
③君田基地には、学校、体育館の既設トイレの他に仮設トイレ6基を設置しました。
④その他、花貫駐車場に仮設トイレを2基設置しました。
(4)シャワー
①主会場は既設のシャワー棟2棟を使用しました。
②滝エリアには、シャワー設備を設置せず、主会場のシャワー棟を使用しました。
③君田基地は、仮設のシャワー場(24口)を設置しました。
(5)食事
①BVS・CS参加隊(宿泊)
旧君田小学校の体育館で、朝食、夕食を地元婦人会の支援により、炊き出しによる食事を提供しました。
②BS参加隊、VS
朝食、夕食は食材を配給し、薪による自炊とした。昼食は携行食とし、ランチパックとスティックライス を交互に配給しました。
20
summary
BS・VS 参加隊 献立
③本部スタッフ
今大会では、スペースが取れないため本部食堂を設置せず、朝食・夕食とも弁当を配給し、各本部地域で 食事をしました。
17
大会のプログラム 今大会の大きな特徴は全部門が参加しているということです。そのため、プログラムも各部門を対象として それぞれ実施するものと、全部門が参加できる共通のものを実施しました。 場内では、高い木に括くくりつけた大きなブランコや川を渡るための吊り橋など、会場内の豊かな自然を活 かしたプログラムを数多く展開しました。また、地元の茨城県と高萩市の魅力を盛り込んだプログラムも行わ れ、スカウトはもちろん、一般からの参加者も楽しんでいました。特にボーイ部門を対象にしたプログラムで は、スカウトたちのチャレンジ精神を奮い立たせるものが多く、スカウトたちは高萩スカウトフィールドの広 大な土地を存分に活かした内容に仲間と協力して挑戦していました。 場外では、自転車ツーリングやハイキング、シャワーウォーキングなどのプログラムも展開しました。
21
Ⅰ
大会の実施概要
全体プログラム
部 門
BVS・CSプログラム
別 プ ロ グ ラ ム ( 各 部 門 対 象 )
BSプログラム
VSプログラム
共通プログラム(全部門対象)
ステージプログラム
展示プログラム
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52
開会式 グランドオープンセレモニー 閉会式 「狙い撃ち」弓矢で的あて 大型クレーンゲーム 「森のレストラン」コンテスト ぼくの私の表札づくり フロッタージュ ぼうけん王への道 デン・デン・デンコレクション 魅惑の滝エリアへ キラキラビーズで何作ろう スターツアーたかはぎ ピカピカ用意ドン!雑巾がけ 工作物コンテスト 未知のタカハギを開拓せよ!「土岳」登山 スカウトフィールドからの贈り物 君たちは救世主になれるか!?〜タカハギ村を救え ローマ戦車競争 投石機・あの山を越えろ わが旗かざし ツール・ド・タカハギ シャワー・ウォーク ハンティング・ワールド 高萩 竪破山トレッキング サバビバ いつでもクッキング いつでも開拓 トムソーヤー・アドベンチャー ロープワーク 森の音楽会 オセロ・トーナメント 苔の箱庭づくり 五浦の作家の絵を描こう 地産地消 de ピザ 茨城名物納豆料理 クラフトの森 ドッジビー 平和の鐘 茨城〝ケンミン〟ショー キッズ・コンサート 茨城ワイワイステージ 茨城 不思議発見! 自衛隊コンサート いばら Night ジャンボレット・ショー 来るなら来い チャンピオンズ 茨城県紹介 高萩市紹介 県北ジオパーク紹介 自衛隊紹介 大和ハウス工業株式会社
22
summary
18
大会の会期中の動き 【8月4日(金)】参加者(BS隊、VS)の入場、設営、開会式 夜には、キャンプファイアと火文字、各参加隊の代表スカウトが県連盟旗とともに入場し、奥島孝康大会長の 開会宣言によって「日本ジャンボレット高萩 2017」が開会しました。ファンファーレが鳴り響き、スカウトた ちはこれから始まる大会でどのような体験をし、どのような仲間に出会えるか、期待に胸を膨らませていました。 開会式の最後には、アリーナの後ろにある森をスクリーンにして映像を映し出す「プロジェクションマッピング」 が披露され、壮大な光と音の演出に会場が包まれました。
<開会式式次第> 1. 開式の言葉
9. 代表スカウト参加の決意
2. 国旗儀礼・国歌斉唱
10. 来賓挨拶
3. 大会旗授与式
11. 来賓紹介
4. 国旗・日連旗・県連旗入場
12. 連盟歌斉唱
5. 開会宣言
13. 国旗降納
6. 点火 ファイアートーチ
14. 閉式の言葉
7. 火文字点火
15. プロジェクションマッピング
8. 大会長挨拶 司 会 助川 菜々子(茨城・日立第5団 RS) 大会旗と決意のことば BVS 代表 田中 壱(茨城・日立第5団)
熊谷 優絆(茨城・日立第5団)
CS 代表 高橋 慧伍(茨城・日立第5団)
飯村 柚月(茨城・日立第8団)
BS 代表 原田 康平(茨城・つくば第3団)
高橋 れん(茨城・つくば第3団)
VS 代表 猫塚 渉太(千葉・千葉第27団)
村上 真優(千葉・千葉第27団)
RS 代表 高輪 真悟(東京・千代田第7団)
重信 里菜(東京・港第16団)
【8月5日(土)】グランドオープンセレモニー この日から参加するビーバースカウトとカブスカウトも迎え、高萩スカウトフィールドのグランドオープンセ レモニーを実施。橋本茨城県知事、樋口文部科学大臣政務官、逢沢 BS 振興国会議員連盟会長、小田高萩市長、 羽田参議院議員、樋口大和ハウス工業株式会社会長をはじめ、多くの来賓の方々にご出席いただき、祝福のメッ セージをいただくとともに、オープンを記念した LOG&AXE セレモニーを行いました。 また、大和ハウス工業株式会社樋口会長より、管理棟である「新平荘」を寄贈していただきました。 (役職名等は開催当時)
23
Ⅰ
大会の実施概要
<グランドオープンセレモニー式次第> 1. 自衛隊音楽隊演奏
9. 来賓紹介
2. 開式の言葉
10. 大会役員紹介
3. 国旗儀礼・国歌斉唱
11. グランドオープン宣言
4. 大会長挨拶
12. LOG&AXE セレモニー
5. 管理棟贈呈式
13. KUDU HORN
6. 感謝状・感謝盾の贈呈
14. 代表スカウトによる感謝の言葉
7. 歓迎の言葉
15. 連盟歌斉唱
8. 来賓挨拶
16. 閉式の言葉
司会
藤本 佳奈子(茨城・日立第8団 RS)
深沢 俊助(茨城・日立第8団 RS)
感謝の言葉 門屋 快(茨城・つくば第3団 VS)
斉藤 華(茨城・つくば第3団 VS)
【8月6日(日)】茨城DAY 「茨城DAY」で、大会を盛り上げるために、地元の小学生たちが会場に駆けつけてくれました。小学生たち のにぎやかなステージショーにより、今大会が広く一般に開かれていることを改めて感じることができました。 夜はスカウトたちお待ちかねの「いばら Night」の時間です。浴衣や法被を身にまとい、夏の夜のお祭りとなり ました。 6日の他に、7~8日も一般参加を受け入れ、3日間合計300人を超える子供たちが参加しました。
【8月7日(月)】お成り 秋篠宮同妃両殿下が、ジャンボレットをご視察になりました。両殿下には、キャンプサイトにおいて、茨城県 連盟つくば第 3 団のスカウトたちとお言葉を交わしていただくとともに、会場内のいくつかのプログラムを体 験していただきました。
【8月8日(火)】閉会式 台風の影響により、夜に予定していた閉会式を、内容を変更して午後に実施し、各参加隊長および本部スタッ フが集い、八木雄二大会長付の閉会宣言により、「日本ジャンボレット高萩 2017」が閉会しました。
<閉会式次第> ①開式の言葉、②ソング「この道を行く」、③大会総評、④大会長宣言、⑤トランペット演奏、 ⑥連盟歌斉唱、⑦国旗儀礼、⑧閉式の言葉、⑨弥栄
【8月9日(水)】撤営、表彰式 撤営と環境整備、BS 部門の優秀班の表彰式が行われました。 表彰式では、各プログラムで優秀な成績をおさめた各隊・各班のスカウトたちを表彰し、会場にいた全員で弥 栄を贈りました。その後、本部スタッフ解散式を行い、大会の幕を閉じました。
24
report
<プログラム表彰> 君達は救世主になれるか !? ~タカハギ村を救え~
1位/群馬・太田地区、茨城・牛久2 混成班
ローマ戦車競争
1位/群馬・太田地区 トラ班
我が旗かざし
1位/群馬・太田地区 トラ班、測量賞 優秀/山形・山形市1、寒河江1 ツボミ班
工作物コンテスト A ゲート:最優秀/群馬・太田地区
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B パイオニアリング:最優秀/茨城・水戸8
C アート:最優秀/埼玉・蓮田3、入間2アルタイル班
D アイディア:最優秀/東京・練馬15 シロクマ班
E ウッドクラフト:最優秀/埼玉・深谷2 増木班
吉田実行委員長総括 今大会は、1. 高萩スカウトフィールドでは初となる日本連盟主催大会、2. ビーバースカウトからローバースカ ウトまで全部門のスカウトが参加できる新たな野営大会、3.「ジャンボレット」という名称の大会、3 つの「初」 の大会でした。 全部門のスカウトが見学ではなくプログラムに参加できる今大会では、高萩スカウトフィールドならではの指 定範囲内伐採による野営工作、ボーイの班対抗チャレンジプログラム、ベンチャーによる営火場の新設や間伐材 でのトーテムポール製作など、各部門のスカウトが野営生活を楽しむ姿を大いに感じることができました。また、 大会スタッフが制作した吊り橋では秋篠宮同妃両殿下が巨大ブランコやジップラインに挑戦するスカウトに目を 細められ、このフィールドの素晴らしさ、活動内容にご興味を示されたことが印象的でした。 大会開催にあたっては、野営場の拡大、ステージおよびアリーナの建設、駐車場の整備・確保、ビーバーやカ ブの宿泊施設など苦労の連続でした。大会スタッフの努力や地域住民の方々のご協力、大和ハウス工業様から管 理棟建設のための 2 億 5 千万円のご寄付、茨城県および高萩市からも 3 年間にわたる多額の補助金などをいただ き、この大会が開催できましたことに深く感謝申し上げます。 参加したスカウトや指導者からは、早くも「参加してよかった、また参加したい」との声をいただきました。 今大会の反省を活かして今後も主催大会の発展に繋げてまいりたいと思います。
25
Ⅱ
大会運営本部報告
大会の準備は、実行委員会(吉田俊仁委員長)を編成し7回の委員会を開催し、また6つの専門部会を編 成し、具体的な諸準備を進めました。12月に、最後の実行委員会を開催し、大会の評価を行いました。
総合サービス部 1.準備状況 (1)専門部会開催 平成29年2月25日(土)総合、生活、全体プロ合同専門部会/茨城県青少年会館 平成29年3月18日(土) 総合、生活、全体プロ合同専門部会/茨城県青少年会館 平成29年6月 3日(土) 総合、生活、全体プロ合同専門部会/土浦市青少年の家 平成29年7月 9日(日)総合サービス部専門部会/邑楽町公民館 (2)組織と人員配置 部長付(群馬)
総合サービ部部長(群馬)
副部長(群馬)
総 務 班(群馬)
副部長付(群馬)
売 店 班(群馬)
副部長(茨城)
輸 送 班(茨城)
副部長付(茨城)
施 設 資 材 班(茨城)
副部長(栃木)
広 報 班(栃木)
※人員配置 部長1名、部長付1名。副部長3名 副部長付2名、総務班7名、売店班7名 管理・施設資材班5名 輸送班13名 広報班4名 合計43名 (3)業務分掌 ①総務班
•大会スタッフの窓口
•大会総務(会議の招集、資料の作成)
•参加者当日の受付、一般参加者の受付、インフォメーションセンターの開設
•お成り、来賓の受付・案内に関すること(来賓の食事、宿泊所、待機場所、駐車計画は輸送班との連携)
•会場案内図、看板、場内看板、大会ゲート作成設置
•その他、他各部の業務に属さないこと
②一般募集係
•一般参加者の募集に関すること
③売店班
•スカウトショップの運営・管理、一般売店出店の調整・管理に関すること
④輸送班
•駐車場関係、調整、駐車計画、留め置き駐車場管理に関すること
•シャトルバス運行経路、運行計画、君田―TSFバス運行計画に関すること
•交通案内、道路案内誘導看板、交通整理に関すること
•会場内駐車場の使用計画及び管理に関すること
26
•参加隊の人員輸送・資器材輸送の掌握および斡旋に関すること
•業務用車両の手配における調整・連携に関すること
•本部車両の運行計画・配車に関すること
•車両の出入り、待機場等、各施設との連絡調整に関すること
⑤管理・施設資材班
•安全統括業務、危機管理及び法的対応、緊急避難対応にかんすること
•安全確保、安全喚起、安全対策、火災、雷予防、対策、警察、消防との調整
•高萩SFの会場内各種施設の管理、サイト割、ライフラインの確保、ゴミ処理に関すること
•会場セキュリティ管理に関すること
•大会スタッフエリアの管理・運営に関すること
•必要資材の調達確保に関すること ⇒大会事務局調整
⑥広報班
•大会報道全般に関すること
•Facebook作成運営に関すること
•メディア取材対応
•日本連盟事務局広報と調整に関すること
2.実施状況 (1)総務班 1)業務内容と対応結果 ①日別業務内容 月 日
業務内容
8 月 3 日(木) スタッフの受付 8 月 4 日(金) 参加隊、VS ユニット、スタッフ、来賓の受付 8 月 5 日(土) 参加隊(BVS、CS)、一般、来賓の受付 8 月 6 日(日) 参加隊(BVS、CS)、一般、来賓の受付 8 月 7 日(月) 参加隊(BVS、CS)、一般、来賓の受付 8 月 8 日(火) 参加隊(BVS、CS)、一般の受付 8 月 9 日(水) 退出の受付 ②所管会議開催 運営本部会議 月 日
内 容
8 月 3 日(木) 各部報告、開会式別途打合せ 8 月 4 日(金) 各部報告 8 月 5 日(土) 各部報告 8 月 6 日(日) 各部報告 各部報告、お成り、台風情報について 8 月 7 日(月) 臨時運営会議 撤収について、台風に伴う輸送、避難等について 8 月 8 日(火) 各部報告、閉会式、撤収について 8 月 9 日(水) 各部報告、解散式について 2)評価・反省・展望<業務全般の評価、日連や大会運営への要望、次回への展望> ① 奉仕日程、奉仕班名の情報が正確さを欠いていた。申込締め切りが守られていない(当たり前の事が守ら れていない)。参加隊、班から不満の声は届いていないが、この点に関しては未調査。 ② 日々の出入りが多くあり食数の把握に苦心した。名簿掲載の看板等を利用することで毎回の食数把握を行 う工夫が必要であった。
27
report
Ⅱ
大会運営本部報告
③ 今回の人数規模の対応として総務班5名の常駐で対応可能であったが、次回同規模人数での開催時は交代 要員として1名増が望まれる。 ④ 受付場所と生活テントが同一で、事務処理作業スペースが狭く作業に支障があった。今後は分離が必要。 収納人員としては今回規模のキャンプならびに来場者数が最大受入可能人数と感じた。 ⑤ 受付が会場入口近くでなかったことから参加者・来場者に分かりにくかったと思われる。ベンチャー退出 報告時は受付を一般道路近くに移動して受付対応を行った。 ※業務外評価 ① 会場に生き物(犬)を持参して参加した方がいたが、問題と感じる。犬をホテルに預けて参加している隊 指導者もおり(常識的な対応)、入場禁止等の明確な対応を要望。 ② 人前で大声を出してスタッフを叱責していた本部スタッフがいたが、SFHに抵触すると同時に非常に不 快であった。SFHの徹底を望む。 ③トイレ・シャワー等の衛生施設は非常に利用し易く快適な環境を提供していただけた。 (2)売店班 1)日別売上金額 主な販売内容など 物品の売上高 8月4日(金) 270,000円 5日(土) 370,000円 6日(日) 600,000円 7日(月) 200,000円 8日(火) 97,901円 計 1,537,901円 2) 業務内容と対応結果(一般売店出店内容) 一般売店の状況・・・5店舗出店(天ぷらうどん・そば・山菜おこわ・赤飯・山女の塩焼き・飲み物等) 3)氷の販売状況と対応結果 当初8月5日のみの販売を前提としていたが、参加隊からのリクエストがあり、7日も販売することとなった。 4)評価・反省・展望<業務全般の評価、日連や大会運営への要望、次回への展望> 一般売店については、係員のスピーディーな対応と連携により、予想をはるかに上回る売り上げを達成し た。また、一般売店については、当初出店する業者がいるのかどうか不安視されていたが、関係各位の努 力と出店者のご好意により5店舗の出店があった。売り上げについてもお聞きしたところ、採算ベースに は何とかこぎ付けたようなので安心した。何よりも感銘したのは、出店者の心意気であった。また、氷の 販売については、今後の大会においては、配給制を採用して事前申し込み等を行い対応を図るべきである。 (3)管理・施設資材班 1)主な資材内容の明細数量(各部への状況) 品名 車両
総数 10
総合
生活 4
全体 2
VS 1
BS 1
クーラーボックス
15
5
5
5
ウォータージャグ
22
3
12
7
炊具セット
14
ベニヤ、コンパネ
155
丸太
80
垂木、SPF材
147
BVS・CS 1
1
14 10
128
8 10
112
9 60
10
29
6
トランシーバー
30
13
5
3
3
3
3
携帯電話
36
15
5
3
2
4
2
(注)品数は各部からの要望に基づく事前手配総数で、各部手配分を含む。 2)業務内容と対応結果
① 大型資材配布・回収は資材倉庫テント前にて、小型資材・消耗品は随時本部テントにて配布した。ま
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② VSエリア、君田基地を巡回訪問し、会場の状況を確認するとともに、各サービス部との意思疎通を 図った。
3)評価・反省・展望<業務全般の評価、日連や大会運営への要望、次回への展望>
①最終日のゴミ量が非常に多く、主会場のゴミの一部を翌日に積み残した。
② 最終日に不十分なゴミ処理、廃棄不可のゴミを廃棄をしたサイトがあった。 また、雑排水捨て場は清掃が不徹底な状態が続いた。
③ 水道の濁り、シャワー低温状態などの訴えが参加者から繰り返し届き、都度、大会事務局と連携して 対応に務めた。
(4)輸送班 1)輸送計画と実績(拠点別、日別シャトル便数など) ① 日程ごとの輸送想定人数からバス運行台数をバス会社と協議を進め、効率的かつ経済的な台数を計画 した。
②シャトルバス運行にあたっては、主会場と下記拠点施設を連絡する計画を立てた。
(高萩駅⇔主会場、花貫渓谷入口駐車場⇔主会場、君田基地⇔主会場)
③各日程別シャトルバス利用計画は下記のとおり 日程
8/3
8/4
8/5
8/6
8/7
8/8
8/8
大型
-
-
-
3台
-
-
-
中型
1台
2台
1台
-
2台
1台
2台
小型
2台
7台
9台
9台
3台
1台
7台
計
3台
9台
10台
12台
5台
2台
9台
④ シャトルバスで対応できない場合(時間が合わない、少人数である、バスに乗り切れないなど)は、 業務用の車両により適時対応することとした。
2)駐車計画と実績(日別台数)
① 計画上の駐車場及び駐車可能台数は下記のとおり 「主会場第1駐車場」(13台)、「第2駐車場」(16台)、「会場周辺臨時駐車場」(40~ 60台)、「花貫渓谷入口駐車場」(バス12台、乗用車105台)、「君田基地」(100台以 上)、「中戸川公民館」(30台)、その他「滝エリア入口」や「けやき平キャンプ場駐車場」など を検討した。
② 実際は「臨時駐車場」の整地状況が悪く、計画の台数は停められなかったため「臨時駐車場」は業務 用車両の一時退避(来賓車両の駐車場所確保のため)としての利用に限定した。
③ 8月6日のデイビジター数が想定よりも多かったため、「花貫渓谷入口駐車場」だけでは駐車できな かった。ついては急遽近隣の「小滝沢キャンプ場大能駐車場」を利用し、車両が路上に溢れないよう に対応した。
④ 日時により各駐車場の駐車台数は変動するが、常時留め置き車両として「花貫渓谷入口駐車場」に約 60台、君田基地に約40台程度が駐車してある状況であった。
3)業務内容と対応結果
① 主会場への進入ルートを一方通行とし(一部交互通行あり)、シャトルバスの運行を妨げないように 対応した。
② 高萩駅に班員1名を配置し、シャトルバス乗り場の案内を行った。
③ 主会場入口、中戸川三差路、花貫渓谷入口それぞれに班員を配置し、トランシーバーで連絡を取りな がら主会場周辺の渋滞緩和・安全対策を図った。計画では中戸川三差路の班員は迂回路の案内だけで あったが、中間地点の中継連絡員としてのキーパーソンとなり、非常に有効であった。
④ 大会期間中は日々イベントが組まれていたため、各日の対応業務に変更があり、班員は苦労したこと と思われる。ただし班のチームワークが良かったため、大過なく業務を遂行できた。
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report
た、大会期間中の不足資材は班員が地元ホームセンターに赴き、随時、購入・配布した。
Ⅱ
大会運営本部報告 ⑤ 8月6日の退場者対応は退場希望時間が集中することから混雑はやむを得ないことであったが、混乱・ 事故等もなく業務を遂行することができた。
⑥ 進入ルートの混雑や一時的に車両の停止をお願いする場面があったことから、何度となく近隣住民の 苦情があった。ただし班員の低姿勢な応対により大きな問題は起こらなかった。
3)評価・反省・展望<業務全般の評価、日連や大会運営への要望、次回への展望>
① 輸送の観点からは、主会場に大型バスが入れない、常設の駐車場所が不足しているなど非常に苦労す
② 計画段階では、班員の配属箇所をローテーションする予定だったが、現実的には業務を進めながらの
る大会だった。今後の大会開催にあたってはハード面の整備をなお一層進めていただきたいと思う。 ノウハウを班員それぞれが蓄積していたため主要箇所の担当者を固定する方向で進めた。以前、日連 の大会で同様の業務を経験したことのある班員がいたため非常にスムーズな業務運営ができた。 輸送班はデイビジターも含めた参加者の窓口になる業務であることから、色々な話を伺うことがあ る。なかでも会期終盤に訪れていただいたデイビジターの方から「来てみたが、ほとんどのプログラ ムが閉鎖されていたので、場が持たない。早く帰りたいが何か方法はないのか。」という相談があっ たことを思い出す。非常に残念な出来事であった。 (5)広報班 1)取材状況(新聞、TVなど掲載状況など) 朝日新聞日立支局、産経新聞水戸支局、読売新聞東京本社、茨城新聞日立支社から取材申し込みがあっ た。日本連盟PRムービー撮影のために、大手広告代理店ADKの撮影クルーが会場に入った。 2)業務内容と対応結果 限られた人員を生かしフットワーク良く機動する為に、可能な限り分担し取材など対応したが、 Facebook などへの即時配信対応が出来ず閲覧者に気を持たせてしまった様に感じる。 対し、Facephoto サービスは即時印刷し、お土産として配布できたことや感想を記載いただけたことは、 参加者へ広報でき良かった。 また、持ち帰ってもらった写真をもとに高萩での想い出を家族・仲間と語りあてもらえれば目的の一 つは叶うと願うオリジナルのキャラクターを事前に準備して持ち込んだことも好評であった。 3)評価・反省・展望<業務全般の評価、日連や大会運営への要望、次回への展望> 今後可能であれば、充実した広報サービスを行う為には最低でも 10 名程度の要員が必要と感じた。各 所へメインとサブに分かれての対応や全てのプログラムへの取材や新聞の発行など可能であると感じた。 今回提供した Facephoto などのサービスは現場により近い場所での活動が広報の見える化という意味 では有効であった。しかし編集などは屋外で行うと湿気などの要因より精密機器に対し負担を生じるた め屋内に作業場所は必須であると感じた。 総評として、ベストメンバーにて可能な限りの広報発信ができたと思う。 (6)総括 1)総務担当副部長 全般的にはうまくいった大会だったと思う。総合サービス部では毎朝朝礼を行い、厳しい人員体制で はあったが、皆の協力で、業務を全うできた。部長の「いつもニコニコ笑顔で対応」の呼びかけで最後 まで和気あいあいの中で過ごせた。 受付では直前の申し込みで名簿にない人があったが、 処理はできた。 退出の把握は不十分な点があった。 2)輸送・管理施設資材担当副部長 輸送・管理施設資材担当副部長として、大会前・実施・後にわたり担当していただいた各班長等に感 謝いたします。また、各班へエントリーしていただいた、奉仕者の方々に労いの言葉を送ります。あり がとうございました。 開発途上のオープニングであること。日本連盟の野営場でもあり、一般の方々も使用できる拓かれた 高萩スカウトフィールドを考えると今すぐに解決しなければならない問題点が明確になった。それは、
30
市道の改良(この事により大型バスの交互通行が可能になる)が二番目にあげられる。 そして、今回のジャンボレットの経験を生かし、高萩スカウトフィールドの使用マニュアルを早急に 纏める必要があると感じた。 最後に、大きな事故等も無く終わった事に対し、大会運営に携わったすべての方に感謝いたします。 3)広報担当副部長 取り扱った内容が Facebook 投稿、Facephoto の撮影・展示、大会イベント・プログラム・ブースの 活動状況取材等が主な活動であった。プロジェクターによる写真の映写は機材調達の関係でできなかっ た。外部メディア対応においては、取材申し込みが大会本部となっており直接広報班へ直接の要請はな かった。輸送班への人材送迎の要請を複数回受け時間的に人手が足らない時間帯もあったが、広報班 4 名の業務目標を達成できたと思う。個人所有の機材(PC、カメラ等)がほとんどで、大会期間中の天 候やテント内の湿気により使用機材の使用や保管に気を使うことが多くなった。どこまで自前で行動す るのか、今後の課題としたい。 4)部長 広範囲にわたる業務であったが、副部長、班長に支えられて、無事に業務を遂行できたのは部員一人 ひとりの奉仕に対する使命感、責任感の意識が高かったこと、また、連携のとれたのチームワークにより、 少数精鋭で乗りきれたと総括いたします。 皆様のご協力のお蔭と感謝申し上げます。
生活サービス部 1.準備状況について (1)会議・打ち合わせの開催
平成29年2月25日(土)/茨城県連盟事務局
内容: ジャンボレットの基本実施要領の説明、各部(生活サービス部、総合サービス部、全体プログラム) の所掌業務についての打ち合わせ
平成29年3月18日(土)/茨城県連盟事務局
内容: 各部(生活サービス部、総合サービス部、全体プログラム)の進捗状況報告、各部からの協議事項 の検討
平成29年3月23日(水)/高萩市役所会議室
内容: 高萩市小沼教育長を表敬訪問し、高萩ジャンボレットの概要説明、君田小中学校の施設活用につい ての説明
平成29年4月20日(木)/高萩市役所会議室
内容: 高萩市商工会と昼食(お弁当)の打ち合わせ、常陸農業協同組合と食材配給の打ち合わせ、各地域 の役員の方へ大会への協力を依頼した、君田小中学校での炊き出しを地元婦人会に依頼した
平成29年5月27日(土)/栃木県連盟事務局
内容: ジャンボレットの基本実施要領の説明、生活サービス部の業務説明および各班の担当者確認
平成29年6月3日(土)/土浦市青少年の家
内容: 各部(生活サービス部、総合サービス部、全体プログラム)の進捗状況報告、各部に分かれて、細 部の打ち合わせ、各部からの協議事項の検討
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report
周辺の駐車場の整備が一番に挙げられる。また、花貫渓谷入口駐車場から高萩スカウトフィールドまでの、
Ⅱ
大会運営本部報告
平成29年7月4日(火)/高萩市役所会議室
内容: 花貫物産センター、商工会と配給食材の打ち合わせ、高萩市役所担当者と食材、弁当の打ち合わせ
平成29年7月7日(金)/高萩市商工会会議室
内容:高野商店とお弁当の打ち合わせ
平成29年7月15日(土)/栃木県連盟事務局
内容: 生活サービス部の各班人員配置の検討、8月3日現地作業について協議、参加者変更に伴う機材等 を協議 (2)準備段階で発生した問題と解決策 (ア)食材配給について 問題 ・ 参加者の確定人数が期日を過ぎても決まらず(日本連盟の問題)、業者との交渉がなかなか進ま ず結果的に地元の業者の方に迷惑をかけてしまった。
解決 ・ 高萩市役所の担当者と連絡を取り合い、助言を得ながら、何とか食材の配給を間に合わすことが できた。
問題 ・ 配給先が3か所あり、配給時間の調整に時間がかかってしまった。要因としては、君田基地では 地元婦人会の炊き出し時間、スカウトフィールドではスカウトの炊事時間、滝エリアではベン チャーの炊事時間が異なり、かつトラックでの配送が各場所まで行くのに時間がかかってしまう との原因が判明した。 解決 ・ 業者のトラックに合わせて、配給部からも車を出し、食材およびお弁当の配達を行った。各エリ アの協力もありスムーズに進めることができた。 (イ)衛生・救護について
問題 ・当初から、医師および看護師の確保が難しく対応に苦慮した。
・ 班員の中で看護師の資格があり、過去のジャンボリーに参加していたにも関わらず、日本連盟か らの資料には反映されていなかった。よって人材の確保に余計な時間がかかってしまった。
解決 ・ 各県連盟およびスタッフに短期間でもいいから参加できる方をお願いして、期間中、間に合わす ことができた。なお、班員とのやり取りで看護師の資格を持っている方が分かり、この方を中心 に運営できた。
2.実施状況について (1)実施内容
① 8月3日(木)午前・午後
・トイレ、シャワーの表示および清掃方法の説明書取り付け ・清掃用具の買出しおよび設置 ・喫煙所の設置 ・君田基地へ資材搬入
② 8月4日(金)午前
・各班の設営(救護、配給班の表示取り付け、イス、テーブルの配置等) ・滝エリアへ資材搬入 ・スカウトフィールドでの薪の配給について確認 ・スカウトフィールドでの食材の配給について、BS部門と調整
③ 8月4日(金)午後~8月9日(木)午前
◎ 救護:8:00~20:00の開設時間で医師(8/4−8/6が1名、8/6−8/7が1名、8/8が1名)と 看護師(8/4−8/9が1名、8/5−8/7が1名、8/8が1名)で救護体制をとり参加者へ対応した。
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◎ 配給:朝食・昼食/夕食の配給時間(君田基地4:30/ 16:00、スカウトフィールド5:30/ 17:00、滝エリア5:30/ 17:00)で各エリアのスタッフの協力を得てスムーズに 実施することができた。 ◎ 清掃:各エリアでスタッフを中心に行っていただいた。なお、スカウトフィールドに関しては、主 会場ということもあり、共用場所清掃担当一覧表を作成し、参加隊(輪番制)で清掃を担当 していただいた。 ◎ シャワー管理:男性用(広場側)、女性用(駐車場側)と区分けし、利用時間を設定し、お互いが気 持ち良く利用できるように配慮した。 (2)生活サービス部の運営状況
① 部長(1名)を中心に庶務班(班長1名)、衛生・救護班(班長1名、班員4名)、配給・食堂班(班長 1名、係長1名、班員3名)、君田基地(班長1名)の体制で生活サービス部の運営を担当した。
②業務内容
◎庶務班 ・生活サービス部の庶務、調整 ・シャワー利用に関すること ◎衛生・救護班 ・参加者の安全管理、健康管理に関すること ・救護室の設置、管理、運用に関すること ・参加者のカウンセリングに関すること ・セーフ・フロム・ハームに関すること ・医者(常駐)の調整、支援 ◎配給、食堂班 ・参加者の食料に関すること ・非常用食料に関すること ・炊事用燃料の調達と配分に関すること ・本部食堂の運用、調整、管理、衛生に関すること ◎君田基地 ・君田エリアの管理、運営及び支援 ・所有者(高萩市)との連絡調整 ・BVS、CS部門及びVS部門との調整 ・宿泊者、スタッフへの食事提供 (3)評価・反省・展望について
① 評価・反省
・ 当初からスタッフの人数が集まらず、大会開催中は各班の要員が一丸となって業務(主に配給)に取 組み何とか遂行することができた。 ・ 高萩市の全面的な協力により、食材の確保、君田エリア(婦人部の協力)の支援等が得られ無事に業 務が運営できた。
② 展望
・ 高萩スカウトフィールドが今後の日本連盟の主力会場に成長していくには、水の確保、食材の調達、 会場までのアクセス、駐車場の確保等問題は挙げればきりがありませんが本大会を機に高萩市との有 効関係が築かれたならば、今後も関係を維持し、次世代のスカウトに先輩たちは良くぞ残してくれた と語り継がれるような仕事をしていくことが我々の責務かと思います。
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なお、緊急時に備え夜間は救護テントにスタッフが宿直した。
Ⅱ
大会運営本部報告 全体プログラム部
1.準備状況について (1)業務内容と組織
① 全体プログラムの業務及び組織に関すること 開会式、閉会式、グランドオープンセレモニー、茨城DAY、共通プログラムなどの企画、運営業務を実 施するために、以下業務ごとに班を設置し班長を設けた。
(ア)セレモニーに関する企画、運営を行う。セレモニー班 (イ)茨城DAY関する企画、運営を行う。茨城DAY班 (ウ)共通プログラムに関する企画、運営を行う。共通プログラム班 ・プログラムの検討及びプログラムを実施するための人員の確保に大変苦慮した。 (2)事前の準備等 ◆共通プロ全体の準備及び検討事項
①全体行事部の日時毎スケジュール・アリーナ,広場,場内外
②実施プログラムの詳細(準備,実施,撤収)と予算
③ジャンボレット予算と県補助金との執行予算区分
④プログラム準備,撤収の資材調達および輸送計画
⑤広場プログラムのブース割
⑥広場ステージとトムソーヤーとチャレンジステージの建設・設置(場所とスケジュール)
⑦各共通プログラムの受入可能人数(1回,1日)
⑧スタンプカードの展開方法(シールをやめてスタンプに)
⑨各プログラムの参加受付方法と場所
⑩各セレモニーの式次第
⑪来賓,自衛隊音楽隊の控室とステージまでの動線(駐車場を含む輸送計画の調整)
⑫アリーナステージの椅子の配置と着座位置
⑬音響,照明の具体的計画と予約,電源及び電気容量(アリーナと広場ステージ)
⑭アリーナの参加者の入場・退場誘導と着座位置(BVS+CS,BS+VS,一般)
⑮各ステージプログラムの演出(脚本,コンテ,衣装,大道具,小道具)
⑯火文字の設計
⑰展示ブースの具体的な仕様(マーキー,四方幕,パネル支持材,机,椅子)
⑱各プログラムの資機材の数量と調達方法
⑲ブーステントの照明及び電源
⑳マーキーの準備(レンタルor那須から)
㉑各プログラム運営人数
㉒スタンプラリーの参加章
㉓ドッジビーの手配
2.プログラム実施状況について (1)セレモニー
(ア)開会式 8月4日 19時から20時30分 アリーナ
・竹トーチで演出 ・国旗、日連旗、世界スカウト旗、県連盟旗、大会旗の入場 ・スカウト宣言
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report
・火文字で演出 ・プロジェクションマッピング
(イ)グランドオープンセレモニー 8月5日13時30分から16時 アリーナ
・自衛隊コンサート ・グランドオープン宣言 ・LOG & AXE セレモニー
(ウ)閉会式 8月8日 13時から ※19時から20時30分 アリーナで実施予定であったが、天候等により時刻を早め内容を変更し実施した。 (2)茨城DAY 8月6日9時から17時 アリーナおよび広場ステージ
◎茨城DAYの位置づけ
・ 日本ジャンボレット高萩2017の大会期間の1日(8/6)を「茨城DAY」とし、参加者に対し、広く茨 城を知ってもらうことを目的とした各種行事を、茨城県とBS茨城県連盟が共催する。 ・ ボーイスカウト茨城県連盟が運営を主管することとなった。運営は、ボーイスカウト茨城県連盟(ジャ ンボレット全体プログラム部茨城DAY班で構成。
◎事業(プログラム)の企画・計画の経緯
・BS茨城県連盟が企画し、生涯学習課とともに検討し、事業化する。 ・事業は、主に4つ。
① 吊り橋の設置、日本連盟の大会事業計画の一部として、吊り橋を使う。大会後は、TSF に常設し、 来場者が自由に使えるものとする。
② 茨城 DAY のアリーナプログラム
③茨城 DAY の広場プログラム
④茨城ナイト
・茨城 DAY のオープニングセレモニーを県担当者の参席により実施
◎実施方法とプログラムは、
・展示プログラムは、茨城県とジオパークでマーキー1張高萩市(0.5) ・広場プログラム(ブース)は、ジャンボレットの他のプログラムと併設となる。 ・ 茨城 DAY 広場プログラム(ブース)の一部は、茨城 DAY(8/6)だけでなく、大会プログラム実施 日にも展開する。
◎出典、出演団体(確定)
・展示 茨城県(生涯学習課、就学前・過程教育推進室、国体推進室)県北ジオパーク協議会 ・茨城わいわいステージ 「茨城DAY」に係る出演団体およびスケジュール 学校名連絡先
はぎまろダンス 秋山小学校
東小沢菜風蓮 東小沢小学校
西塩子の回り舞台 大宮北小学校
郷土検定 牛久第一中
児童数引率者
63 人 4人
23 人 3人
15 人 4人
20 人
13:15 公演
13:30 公演
14:05 公演
・ 茨城県の地元小中学校の生徒による、演目を実施した、その他「茨城DAY」では、広場ステージプ ログラムを追加し(共通プログラム参照)、一般の参加者も含め盛大に実施することができた。
◎その他
・茨城DAY当日の一般参加について一般参加者の参加費について、8月6日は無料とする。
35
Ⅱ
大会運営本部報告
(3)共通プログラム
(ア)共通プログラム8月5日から8日までの
①9時から11時30分(午前の部)
②13時30分から16時(午後の部)アリーナ、広場ステージおよび特設会場
36
report
(4)奉仕スタッフ 奉仕スタッフ数
8/3 11
8/4 18
8/5 31
8/6 47
8/7 24
8/8 19
8/9 16
3.評価・反省・展望について
・ 奉仕者の数が足りないために、毎夕食後に、明日の奉仕者の確認と人員配置の打ち合わせを実施した。 当初は、地元での開催であるので比較的に人員の確保は容易であると考えたが、長期での奉仕可能者が 少なく大変苦慮した。また、会場の工事に伴い、プログラムの配置、展開、準備等の決定に時間を要す ることとなり、参加者や大会スタッフに大変ご迷惑をおかけした。
・ 大会期間中のプログラムの展開については、事故等もなく、参加者に十分楽しんでいただけたと思って いる。
37
Ⅱ
大会運営本部報告 BVS・CS活動サービス部
1.準備状況 (1)会議
①第1回 平成29年4月12日(水)/高萩現地
(ア)君田小・中学校の視察
・ 利用を前提に現況を確認した結果、施設としては清潔でありビーバー、カブのスカウト達の宿 泊環境に適していると判断した。
・生活に直結するトイレ、水飲み場の数が少ないことが懸念された。
(イ)高萩スカウトフィールドの視察
・ フィールド全体の開発状況と施設に関する説明を受け、ビーバー、カブのプログラム展開を考 えながら視察した。ハイキングコースとして考えられるコースを歩き、カブの小屋作りの可能 性も含めて可能であると判断した。
(ウ)視察を踏まえて以下を継続検討事項として整理
・学校備品類の搬出予定等について、高萩市へ問い合わせる。
・宿泊可能な教室の確認と就寝時の床の対応について。
・飲料水、食事の対応について。特に井戸水の利用の可否と量についての懸念が検討された。
・水シャワーの利用は無理があり、温水シャワー設置を検討していく。
(エ)BVS、CS向け活動プログラムの検討
・プログラム企画についてアイディアを次回打ち合わせまでに各自事務局に送付することで合意。
②第2回 平成29年5月9日(火)/スカウト会館
(ア) 申し込み状況により、ピーク時宿泊者が330人を超えることを確認した。そこに合わせて、各 項目を検討。 (イ) 食事、睡眠、入浴(シャワー)、生活時程、輸送の各項目について検討して課題を抽出。高萩市 役所への確認事項をまとめた。 (ウ) 提案された企画をもとに、活動プログラムについて検討し、10件を計画に移すことで、詳細実 施計画書を5/20までに部長宛提出。 (エ)プログラムガイド及び生活基本日程表の作成担当者を決めた。
③第3回 平成29年6月26日(月)/スカウト会館
(ア)実行委員長より現況説明 (イ)申し込み状況と宿泊予定数の確認 (ウ)BVS・CS活動サービス部の各班の役務確認
・庶務班、生活班、プログラム班の3班編成とする。
(エ)君田基地の具体的な利用計画について (オ)食事提供計画について (カ)シャトルバスの運行計画について (キ)参加隊への参加案内及びアレルギー調査について
・参加案内:輸送に関しては事務局より別途案内。
・アレルギー調査票:参加隊指導者への注意喚起を目的とする。
(ク)全体打ち合わせ後、班会を実施。
④第4回 平成29年7月22日(土)/スカウト会館
(ア)経過報告
・君田基地の運営全般、特に参加隊の生活に関して
38
・食事提供に関する君田消防婦人会のご協力について
・参加隊情報
(イ)担当班ごとの課題チェックと対応策について協議
・ 庶務班:生活関連資材の確認、受付(チェックイン)の流れ確認 参加者及びスタッフのフィールドへの輸送
・プログラム班:活動プログラムの確認と担当、準備品の確認 ・生活班:部屋割り、食事提供に関する分担、救護衛生・安全管理、シャワーの提供
(2)食事提供に関する君田地区関係者との調整
①平成29年6月21日(水)/旧君田中学校
・ 君田地区長、副地区長、君田消防婦人会の役員の皆様に、本大会の趣旨と概要を説明し、君田基地 における食事の提供に関するお願いをした。
・ 事前の高萩市および関係団体の調整会議で依頼済みという事であったが、この時点では婦人会には 依頼内容が伝わっていないことが判明した。
・前向きに検討して頂くことを了承いただいた。
・ その後婦人会会長とBVS・CS活動サービス部長との電話連絡が交わされ、食事提供に関して請 け負っていただくことが決まった。
②平成29年7月1日(土)/旧君田中学校
・君田消防婦人会との打ち合わせを実施し、下記内容で合意。
・ 朝食・夕食の調理のみを依頼する、献立内容は適宜変更いただく、材料及び調理資材については当 方で準備、班長に細菌検査(検便)を実施していただく、婦人会に対して謝礼を支払う。
③平成29年8月3日(木)/旧君田小学校
・君田消防婦人会との最終打ち合わせ。
・調理資器材の確認、献立と調理方法の確認、婦人会及び当方スタッフの担当者の確認。
(3)高萩市役所との調整
・ 君田地区の気候の概況、君田小・中学校に残る備品等の使用可否等について問い合わせ回答頂いた。 また飲料水の水質検査確認をいただいた。
39
report
Ⅱ
大会運営本部報告
(4)組織と業務分掌
2.実施状況 (1)開会まで
①8月2日(水)
(ア)調理資材等の一部搬入
・君田小・中学校の調理資材では宿泊者数に対応できず、持ち込んだ。
(イ)ガス会社への立ち合い、生活サービス部への依頼品受け取り等。
②8月3日(木)~4日(金)
(ア)作業日程表及び事前清掃スケジュール表に従って準備作業を実施。
・資料別添の通りであるが、以下特筆する。
・ 食堂として使用する体育館の防虫対策及び宿泊教室の網戸の破損対策として、遮光ネットを取 り付けるのに、多くの時間を要した。
・ 参加隊情報及び輸送計画の確定が遅れたため、各担当班長が参加隊用の生活のしおり、日ごと の部屋割り表、シャトルバス乗車計画、食事順番表等について調整した。
・ 君田基地における生活関連業務とフィールドにおける活動プログラム展開を分業できるほどの スタッフはいないため、それぞれの業務を重複して行うための分担調整をした。関連してプロ グラム班より3人をフィールド常駐と決めて準備をした。
(イ)フィールドにおける活動プログラムの設営・準備。 (2)大会期間中
①8月4日(金)
(ア)庶務班
・シャトルバス乗車計画表(乗車組み合わせ)作成。
・参加隊向け君田基地生活のしおり作成。
・活動プログラムへの各班からの支援計画表作成。
(イ)生活班
・前日に引き続き校舎全体の清掃作業と設営。
40
report
・調理器具・資材の洗浄と乾燥。
・食事提供計画とシミュレーション。
(ウ)プログラム班
・君田基地~フィールド間のスタッフ輸送計画作成。
・フィールドにおける活動プログラムの準備。
(エ)庶務班長を君田基地に残して、その他全員が開会式出席。
②8月5日(土)
(ア)庶務班
・シャトルバス乗車に関する手配と誘導及び参加隊輸送車の整理。
・宿泊参加隊・者の受付とオリエンテーション。
(イ)生活班
・調理の下準備と調理補助。終了後は、明朝の仕込み。
・参加指導者の配膳指導と支援。
(ウ)プログラム班
・活動プログラムの運営。参加者数については別添資料の通り。
③8月6日(日)
(ア)各班の運営に関しては、5日に準ずる。 (イ) 朝、君田基地全体の水の供給がストップした。結果的に、8月2日のレンタル用品運搬車両によ る電線破損事故の影響と判明した。 出発前のスカウト達の水筒が空だったが、ジャグに水・麦茶が満たされていたこと、昼食用のお 茶を先渡ししたことで大きな混乱はなかった。また、生活サービス部及び本部の迅速な対応によ り解決をみたが、トイレの問題はいかんともし難く、困った。 (ウ) 参加者数が多くて生活に不便はあるが、温水シャワーをいつでも使用できることで指導者に精神 的なゆとりが生まれて非常に感謝された。
④8月7日(月)
(ア)各班の通常業務は5日に準ずる。 (イ)台風の予報により、以下の対応を実施した。
・ 君田消防婦人会による食事の提供を夕食で打ち切りとし、8日の朝食はスタッフが調理するこ とを決めた。
・ 宿泊参加者に8日のフィールドにおける活動プログラムの見通しを伝え、君田基地で対応可能 なプログラム提案をした。また、輸送に関する対応計画をした。
・フィールド内プログラム用テント・工具の撤収。常駐者3人も君田基地に引き上げた。
⑤8月8日(火)
(ア)庶務班
・宿泊参加者の輸送に関して業務用車両で対応。
・撤収計画の作成と指示。
(イ)生活班
・宿泊参加者の朝食調理。
・ガスの遮断立ち合い。
・調理用資器材の洗浄・乾燥。小・中学校備品と持ち込み品との分別。
(ウ)プログラム班
・プログラム関係資材の整理。
(エ)撤収計画に基づいて小・中学校校舎全体の清掃と原状復帰。
⑥8月9日(水)
(ア)清掃の続き。 (イ)スタッフの一部が解散式に出席。
41
Ⅱ
大会運営本部報告
3.評価・反省 (1)組織について (ア) 組織そのものについての異論はないが、実行委員と部長以下スタッフの立ち位置の違いがよく理 解できなかった。そのために、意見をどのルートで上げていけばよいのか迷うことが多かった。 (イ) 上記に関連するが、各専門部の所掌事項中、BVS・CS活動サービス部についてはそもそもの 議論が不足していたのではないか。「活動サービス部」としたために、所掌事項が中途半端なも のになり、生活サービス部との切り分けに難しい部分が発生したと感じられた。特に、BVS・ CSを対象に宿泊をさせるのなら、君田における生活の主要素である食事に関しては、BSやV Sとは切り離して専門部で賄うことで、メニューや食材・量等を年少スカウトにふさわしいもの にできたと思われる。 (ウ) これらの問題や課題は、部長会議が開かれていれば互いの問題や課題を出し合う中で、協力や連 携ができたのにと大変残念である。実行委員会という名称で多くの人員で協議するには準備時間 が短かったのだから、むしろ部長会議で深めることをしたかった。 (2)大会の趣旨について (ア) BVSからRSまでという目的と目標はよかったと考えるが、「宿泊」ということについては深 い議論をして指導者全体の認識を明確にしてから開催案内をすべきであった。開催案内でうたっ たことと参加案内、その他の案内では文言に齟齬が出ており、統一されていなかった。BVS・ CS部門からの発信もしたが、時すでに遅しの感あり、ビーバースカウトの宿泊参加に関しては、 明らかに「ビーバー隊」としての参加と捉えているところがほとんどであった。そのために、保 護者の参加ゼロという隊があった。逆に真剣に捉えている隊では、保護者の宿泊参加が得られな いために日帰りにしたという例を聞いている。 (3)大会の運営について (ア) 組織と関連するが、 君田基地とフィールドの距離についての認識がされておらずに大変残念であっ た。君田基地の運営は最小限のスタッフ数で良く工夫し、互いに助け合って運営ができたと考え ている。スタッフにはご苦労をおかけしたが、一つのモデルになるだろうと評価している。しか しながら、スタッフが君田基地とフィールドを往復してプログラム運営をしつつ食事提供の支援 もするためには車両が不可欠であるにも関わらず要求が通らなかったことは大変遺憾である。 (イ) 「子供は夕方から夜にかけて体調を崩す」ものという考えをしっかり持たないと年少スカウトを 含む活動は無理であろう。それらを考慮に入れて、救急体制の構築、医師や看護師の専門職を一 日交代でも良いから来ていただく方法を考えるべきではないか。 (4)君田小・中学校の利用について (ア) 2 ‐(1)①で記載したように君田小・中学校では給食を実施していなかった関係から、調理に 関する資器材はほとんどない。今回は那須野営場備品でも足りず、原隊備品を部長・副部長で持 ち込んだ。食事支給を考えると大きなネックとなる。 (イ)手洗い場、トイレ共に数量不足。またシャワー設置は不可欠。
42
1BS活動サービス部の組織と事務分掌 (1) BS活動サービス部は、「参加隊の隊長はスカウトに寄り添っている。だから私たちはとことん参加隊 長に寄り添う」をモットーにその運営を行った。 日本連盟の主催大会としては、初めて部門別の組織設置となり、生活関連とプログラム関連の両方の機 能をBS活動サービス部で担うこととなったが、参加隊長のアンケートからも概ね円滑な部運営となっ たと考えている。
43
report
BS活動サービス部
Ⅱ
大会運営本部報告
(2)事務分掌と配置人数は次のとおりとした。概ね適正な事務分掌と人員配置であったと考えている。 02 業務分掌
2 部会の開催状況について (1) BS活動サービス部は、神奈川連盟と山梨連盟において担当することとなった。両県連盟から部会にその 都度集まることは、経費の面からも、時間的な面からも非効率であることから、1の(1)で示した組織 図のうち、場外プログラム第2班を山梨連盟、その他を神奈川連盟で担当することとした。 (2)神奈川連盟における準備状況について 回数
実施月日
主な内容
第1回
4月29日
ジャンボレットの概要、部の組織のあり方
第2回
5月20日
高萩スカウトフィールドの下見(山梨連盟と合同)
第3回
6月21日
プログラム企画案の精査、サイト区画の基本的な考え方
第4回
7月1日~2日
高萩スカウトフィールドの下見(山梨連盟と合同)
第5回
7月 5日
プログラム企画案と予算案の精査
7月 6日
参加隊長あて「BS参加隊情報確認アンケート」を送付
第6回
7月18日
配給方法のあり方、サイト区画の決定、資材の最終確認
第7回
7月22日
必要な資材の準備及び調達
7月25日
参加隊長あて「BS活動サービス部からのお知らせ」を送付
9月 9日
評価の取りまとめ(山梨連盟と合同)
第8回
*なお、この他に必要に応じて各班が班会議を行なっている。
44
report
(3)山梨連盟における準備状況について 回数
実施月日
第1回
3月28日
プログラム企画案の作成
第2回
5月20日
高萩スカウトフィールドの下見(神奈川連盟と合同)
第3回
6月18日
プログラム企画案の精査、7月の下見の準備作業
第4回
主な内容
7月1日~2日 高萩スカウトフィールドの下見(神奈川連盟と合同)
第5回
7月 9日
必要な資材の準備及び調達
第6回
7月23日
奉仕者間の情報共有
第7回
9月 9日
評価の取りまとめ(神奈川連盟と合同)
3 各班の実施状況について (1)庶務班
① 営火場がフィールド内に1箇所しかないため、利用調整を庶務班で行うこととし、1日につき、18: 45~20:00、20:15~21:30の2コマを用意した。それでも参加隊14ヶ隊に対して期 間を通じて6コマしか確保できないため、参加隊長には「交流を深める1つの方法として、他の参加隊 と合同で営火を行うよう」呼びかけることとした。
② 食材については、業者からの調達は生活サービス部、参加隊への配給はBS活動サービス部で担当する こととされた。参加隊の人数がそれぞれ異なることから、参加隊ごとに分量などを記載した「配給チェッ クカード」を作成し、スカウト自らこのカードを基に食材を取っていく「スーパーマーケット方式」を 採 用 す る こ と と し た。 なお、この「スーパーマーケット方式」は、このジャンボレットの規模が限界で、これ以上の規模にな ると対応は難しいと思われる。
③食材の調達と配給は、同じ組織で対応した方がより円滑に業務が遂行できるという意見が多い。
(2)野営管理班
① 運 営本部と協議の上、立ち木を伐採して工作物を作成することを可とした。伐採可能エリアを指定し、 直径3cm 程度の立ち木にマーキングをし、伐採してもよい木を明示した。なお、「工作物コンテスト」 では、立ち木を利用していれば加点をすることとした。
② サイト区画については、「BS参加隊情報確認アンケート」のスカウト人数、指導者人数、班数、炊事手 法(班炊事又は隊炊事)を基に標準区画を255㎡とし、概ね300㎡、概ね380㎡、概ね420㎡、 概ね520㎡の5種類14サイトを用意した。
③ 夜間時の緊急対応に備えるため、参加隊サイトエリアに「BS活動サービス部サテライトセンター」を 設置し、部員が寝泊まりをした。
(3)プログラム各班
① 「今のスカウトが、この活動の中で本当に経験できないことは、班同士がお互いに切磋琢磨して高めて いく対班競技である」という共通認識のもとに各プログラムを企画した。
②各プログラムの実施状況は次のとおり。
45
Ⅱ
大会運営本部報告
③ 「 ローマ戦車競争」と「わが旗かざし」は、BS活動サービ ス部本部前にリアルタイムで更新される記録掲示板を設置し、 スカウトの挑戦意欲を高めるよう工夫をした。 特に必須プログラムである「わが旗かざし」は、7日と8 日の両日をオープン参加の日とし、再挑戦を受け付けたので、 1日に何度も記録掲示板を確認に来て、オープン参加のエン トリーに向けて、班会議を開催する班が複数あり、対班競技 を行うことの効果はあったと考えている。
④ 「 スカウトフィールドからの贈り物」は、ジャンボレットの シンボルマークの焼き印を用意した。このプログラムは、ス カウトに両刃のこぎりを使う経験を提供し、併せて、記念に ジャンボレットのシンボルマークの焼き印を押したものを持 ち帰るというものであったが、BVS・CS対象のプログラ ムである「ぼくの私の表札づくり」に参加した多くのスカウト、 指導者が、自分の表札に焼き印を押して欲しいとプログラム ブースに来場してきた。
⑤ 「 君たちは救世主になれるか-タカハギ村を救え」を担当し た場外プログラム1班は、ローバースカウトのみで構成し、
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サービス部に奉仕エントリーをしていた東京連盟と滋賀県連盟のRSが加わり、RSの「活躍の場」、 「成 長の場」、「繋がりの場」を提供できたと考えている。
⑥ BS活動サービス部のプログラムに関わる表彰式を閉会式の後に実施した(当初は、閉会式の前に予定 していたが、雨のため閉会式が変則開催となり変更となった)。トランペットのファンファーレに始まり、 運営本部長、副運営本部長がプレゼンターとなり該当班に表彰リボンを伝達するなど一貫して厳かな雰 囲気の下で実施することができた。 今回は、BS部門の関係者のみでの実施であり、BVS、CS部門のスカウトも参加した方が良いと の意見もあるが、客席と舞台との距離感などを考慮すると適切な規模であったと考えている。表彰され たスカウトの表情を見ていると今後も表彰式は実施するべきと考えている。 また、事務局社会連携・広報部に御配慮いただき、「SCOUTING」9月号に全てのプログラムの 1位の所属隊と班名を掲載することができた。
⑦ 今回用意したプログラムには大量の丸太が必要となったが、茨城県連盟の全面的な協力のもと必要数を 確保することができた。
⑧ 8 日の夜(最後の夜)には、ある班長から「スカウトホールで親睦を深めるプログラムを企画したい」 との申し出があり、これを許可したところ8割以上のスカウトが参加し、大変有意義であったと参加隊 長からのコメントがあった。
4 評価・反省 日本連盟の主催大会としては、初めて部門別の組織設置となり、生活関連とプログラム関連の両方の機能をB S活動サービス部で担うこととなったが、総合サービス部、生活サービス部との相互連携のもと円滑に所掌業務 を進めることができた。特に配給については、納入業者との調整により納品が午前4時00分となったことから、 配給担当者の起床時間は午前3時30分となった。部員数も充分とはいえず配給業務の専任要員は配置できない ため部全員体制としたことから、部員の睡眠時間の確保には苦慮した。 プログラムについては、対班競技、結果の即時フィードバック(BS活動サービス部本部前に記録掲示板)、 感動的な表彰式の3つにこだわり準備を重ねてきた。隊長会議での参加隊長の話やスカウトの表情を見ていると、 お互いに切磋琢磨して自分自身を高めていくことの楽しさは充分スカウトに伝えることができたと考えている。 是非、次回のジャンボレットにも「わが旗かざし」などのプログラムとこの手法を引き継いでもらえればと思う。 また、参加隊長への情報提供については、「BS活動サービス部からのお知らせ」のほか2回メールで発信し たが、大会の直前になってしまったことは否めない。これは、BS活動サービス部からだけではなく、BSの参 加隊に関係する情報を他の部からも集めて発信することを心がけたためではあるが、例えば実行委員会の前後に 部長会を開催するなど各サービス部間の情報共有のあり方を工夫する必要があると感じた。 日本連盟として最初のジャンボレットであり、試行錯誤が続いたが、参加隊長やスカウトと私たちの距離感は 非常に近く、その反応が間近で見られることは部員のモチベーションの向上に大きく寄与した。そういう意味で は、今回のジャンボレットは程よい規模であったと思う。(文責:木村寿宏)
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report
企画の段階から神奈川連盟のRSが主体的に準備をしてきた。実施の段階においては、さらにBS活動
Ⅱ
大会運営本部報告 ⅤS活動サービス部
1.準備状況 (1) 第1回 3月9日(木)/スカウト会館7F会議室
参加者:東京連盟より8名(参席者1名)
内 容: ①VS活動サービス部の業務内容等について確認
②大会情報の共有 ③VS向けプログラムについて協議 ④役割分担 ⑤大会までのスケジュール確認 ⑥次回の部会について (2) 第2回 4月7日(金)/カトリック赤羽教会 北第3団スカウトハウス
参加者:東京連盟より7名、千葉県連盟より1名(参席者1名)
内 容: ①前回内容の確認
②3月26日実行委員会の報告 ③4月22日現地下見について ④VS向けプログラムについて協議 ⑤次回の部会について ※ 現地でどのようなアクティビティを展開できるのか、早期に現地で情報収集する必要があり、 4月に下見を実施することとなった。 (3) 第3回 4月22日(土)/高萩スカウトフィールド、君田小、高萩駅周辺
参加者:東京連盟より7名、千葉県連盟より1名
内 容: ①高萩スカウトフィールド内の調査
②高萩駅周辺での情報収集 ※ 現地では多くの情報を収集することができたが、野営場が整備中でイメージができない部分 が残る。 (4) 第4回 5月16日(火)/カトリック赤羽教会 北第3団スカウトハウス
出席者:東京連盟より8名、千葉県連盟より1名
内 容: ①これまでの部会の振り返りとスタッフ申込み状況の確認
②5月21日実行委員会への提案事項について ③プログラム企画について
<選択プログラム>
ツール・ド・タカハギ(自転車1泊ツーリング)、竪破山トレッキング、シャワーウォーク、サ
バビバ(サバイバル・ビバーク)高萩トレジャーハンティング、いつでもクッキング
<必修プログラム>
いつでも開拓(営火場設営、トーテムポール制作)
④参加者とスタッフの野営生活について ⑤6月3日~4日の下見について ⑥次回の部会について
※参加者への情報提供を急ぐため、プログラムの大枠を固め、リリースすることとした。
(5) 第5回 6月3日(土)~4日(日)/高萩里山交流館、高萩スカウトフィールド
出席者:東京連盟より7名
内 容: ①各プログラムの下見について
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竪破山トレッキング ハイキングコース下見
シャワーウォーク現地下見
高萩トレジャーハンティング 場内コース下見
クッキング、開拓 現地購入店舗下見
②場内の下見について
サイト割りについて
③各プログラムの準備状況について
④次回部会について
(6) 第6回 6月12日(月)/カトリック赤羽教会 北第3団スカウトハウス
出席者:東京連盟より8名、千葉県連盟より1名
内 容: ①各プログラムの準備状況について
②VS活動サービス部現地での運営について ③スタッフ人事について ④安全について ⑤生活について ⑥次回部会について (7) 第7回 7月10日(月)/カトリック赤羽教会 北第3団スカウトハウス
出席者:東京連盟より7名、千葉県連盟より1名
内 容: ①7月1日実行委員会報告
②各プログラムの準備状況について ③資材リクエストについて ④現地での活動について (8) 7月13日(木)プログラム情報リリース (9) 第8回 7月21日(金)/カトリック赤羽教会 北第3団スカウトハウス
出席者:東京連盟より7名、千葉県連盟より1名
内 容: ①プログラムの準備状況について
②参加者の生活について ③資材リクエストについて ④選択プログラム申込み締切日の状況について ※締切日の申込み状況は1/3程度であった。 申込みの無い参加者にはこちらからメールを数度配信。 メールで連絡が取れない参加者には県連盟を通じて連絡を依頼した。 (10)第9回 9月29日(金)/カトリック赤羽教会 北第3団スカウトハウス
出席者:東京連盟より7名、千葉県連盟より1名
内 容: ①VS活動サービス部の活動の評価反省について
②VS活動サービス部報告書について
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report
ツール・ド・タカハギ 自転車走行コース下見
Ⅱ
大会運営本部報告
2.組織と業務分掌
3.実施状況 (1)8月3日(木)
・13時に受付を済ませて滝エリアに18人のスタッフが集合。
・マーキーテント、仮設トイレが設置される。
・備品の配給開始を待っていたが、滝エリアには情報が届かず、引き取りが遅れた。
(2)8月4日(金)
・スカウト56人入場。追加の部員が10人到着し設営。午前中に自衛隊の給水車が到着。
・給水車の誘導や夜は3台中2台を引き上げるということの打合せ。
・未着のスカウトが6人いて心配したが、遅れて参加することが確認できた。
・ また、入場時にスカウトの退場予定時刻を尋ねると早退する者がいることがわかった。人員を把握 する基本的な情報は事前に収集しておくべき。
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・ プログラム担当スタッフはトレーニングを実施(ハイク下見など)。複数のVS活動チームを組み 合わせて6つのサイトに配置。1つのサイトを「ユニット」という単位として自主的にサイト運営 をスタートした。
・開会式参加
・夜間にユニットリーダーミーティング、部会を実施
(3)8月5日(土)
・プログラム実施
①いつでもクッキング(鶏もも肉塩釜焼)
②いつでも開拓(モンキーブリッジ、営火場づくり、トーテムポール)
③サバビバ(6日朝まで継続)
・グランドオープンセレモニーに参加。
・夜間にユニットリーダーミーティング、部会を実施。
・ 食材の配給が2日連続して遅れたので、明日からは当部から車両を出して食材を引き取りに行くこ とにした。
・夜間にユニットリーダーミーティング、部会を実施。
(4)8月6日(日)
プログラム実施
①高萩トレジャーハンティング
②竪破山トレッキング
③いつでもクッキング(AM:コッヘルパン、PM:鶏の丸焼き)
④いつでも開拓(営火場づくり、トーテムポール)
⑤千葉県ベンチャー ロングトレイル出発
・当部より食材を引き取りに行ったため、参加者への配給時刻の遅れは解消した。
・虫刺されによる水疱でスカウト1人が救護所受診。
・夜間にユニットリーダーミーティング、部会を実施。
(5)8月7日(月)
プログラム実施
①ツール・ド・タカハギ:高萩スカウトフィールドを出発し高萩海岸を経て無事に君田基地へ。
②シャワーウォーク
③高萩トレジャーハンティング
④竪破山トレッキング
⑤いつでもクッキング(AM:竹飯、PM:ローストビーフ)
⑥いつでも開拓(営火場完成、トーテムポール)
⑦千葉県ベンチャー ロングトレイルより帰着
⑧ベンチャーナイト:スカウトが力を合わせて開拓した営火場でキャンプファイアを実施。
途中雨で中断するも盛大に実施した。
・ スタッフのローバーが「いつでも開拓」作業中にナイフで指を切り受傷。止血に時間がかかったため救
・ スカウト1人がプログラム参加中に腹痛をうったえ、自主的に救護所へ。外部病院を受診したところ、 「細
護所を受診。救護所経由で外部医院へ搬送し3針縫合。最終日までキャンプ生活は継続。 菌性胃腸炎」の疑いで医師よりキャンプアウトを勧められる。保護者と連絡をとり、21時すぎに保護 者へ引き渡す。
・夜間にユニットリーダーミーティング、部会を実施。
・ 台風5号接近による警戒態勢をとり、スタッフ4人は滝エリア本部マーキーテント内で仮眠、定期的に スカウトのサイトを巡回した。21時過ぎより雨風が強くなる。
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report
Ⅱ
大会運営本部報告
(6)8月8日(火)
午前3時30分ごろ、巡回したスタッフの目視によりスカウトサイトの酷い浸水を確認。滝エリア本
部サイトも川の水位が限界に達した。スカウトのテントで浸水が酷いものに声をかけ避難を指示。大会 本部に協力を要請しメインエリアのマーキーにベッドと毛布を用意してもらう。午前5時までに10人 のスカウトがメインエリアへ避難し仮眠をとる。10時には滝エリアへ戻し、サイト復旧作業にあたり、 もう1泊、がんばって野営することにする。 プログラム実施
①ツール・ド・タカハギ 無事にスカウトフィールドへ帰着
②シャワーウォーク
③いつでもクッキング(燻製)
④いつでも開拓 トーテムポールが完成し滝エリア入口に設置
(高萩トレジャーハンティングはサイト復旧作業のため中止) 夜間にユニットリーダーミーティング、部会を実施。 (7)8月9日(水)
撤営にかかり、昼までにスカウトは全員退場。
スタッフサイトは14時ごろ撤営完了、解散し帰路につく。
天気が良く、十分とは言えないが乾燥作業もできた。
3.評価・反省・展望 (1)準備について 新しくできる野営場、事前の知識がほとんど無い中、手探りでのプログラム企画は極めて困難であった。 関係者にヒアリングするたびに新しい情報を入手し、その都度計画に修正を加えていった。何度も現地 を訪れ、フィールドを歩き、ミーティングを繰り返した。部員各位の献身的な協力によってVS活動サー ビス部の準備は成り立っていたことは言うまでもない。高萩スカウトフィールド内の等高線が入った詳 細な地形図があると、場内ハイク・オリエンテーリングなどの展開がしやすくなるのではないか。 (2)プログラムについて 大会におけるベンチャースカウトのプログラムの在り方としては、千葉県ベンチャーのプログラムのよ うに事前集会を実施したり、自分で調査・企画できるものが良いと考えていたが、実際には多県連からの 参加ということもあり選択プログラムの提供という形とした。スカウト達は楽しくプログラムに参加して いたが、選択制としたことでプログラムの参加人数が日によって増減したのは読み違いであった。 (3)怪我・病気・荒天への対応について 大会中に1人の参加者が細菌性胃腸炎となりキャンプアウト、1人のスタッフがナイフ切傷により3 針縫う怪我を負った。原隊・保護者への連絡など遅滞なく実施できた。台風5号の影響によるスカウト への避難指示については、部員の巡回による浸水発見によって適切なタイミングで指示を出せた。深夜 にも関わらず本部が電話で対応してくれたことも有り難かった。ヤマカガシが車に踏まれた跡がいくつ かあったが、生体に遭遇することはなかった。 (4)野営生活について 整備されたメインエリアと違って、滝エリアはまだまだ未開発であったが、未開発だから良かった部 分と悪かった部分が見えた。 良かった部分では、自分たちで開拓できるという自由度、そこにある資材で何でも工夫して生活する というスカウトキャンプの楽しさを提供できたことがある。また滝や小川といった自然を感じられる地 形の側で生活するのも良いものだった。悪かった部分では、まだ切り開いたばかりの場所で水はけが悪く、 一部雨に弱いキャンプサイトがあったことである。今回はゲリラ豪雨や雷雨にあたることは無かったが、
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report
今後検討が必要である。 VSたちには携帯が通じなければ不便であろうと、携帯充電コーナーやポケットWi-Fiによるネット環 境を提供したが、彼らのニーズのほうが一つ上手で、滝エリアサイト全域でのWi-Fi環境が欲しいという アンケートも多かった。滝エリアについては、この自然が多い雰囲気を残しながら、上下水道・電気・ トイレ・土壌改良、そしてWi-Fi環境について改善していただき、貸出できるように整備を進めていただ きたい。 現場でスカウトの装備や野営スキルを観察していると、もう少し丁寧に事前の情報提供をしたほうが 良かったように思う。 決して十分とはいえない環境と天候の中、スカウト達は大会テーマの通り「最後まであきらめない」 で頑張ったと思う。また、メインエリアから離れた滝エリアに物資を届けてくださったり御用聞きに来 てくださった他部の皆様や毎日給水車で水を届けてくださった自衛隊の皆様に感謝いたします。
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Ⅱ
大会運営本部報告 実行委員会
1.名称
日本ジャンボレット高萩2017実行委員会
2.任務 本委員会は、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟(以下「日本連盟」という)理事会より委 任を受け、次の業務を行う。
(1) 大会の準備ならびに運営に必要な事項の審議と議決および具体的諸計画の推進に関する
(2)部門別専門事項の準備ならびに実行・運営に関すること。
(3)関係官庁・機関、諸団体および地元県・市・町との連絡調整に関すること。
(4)大会特別予算の編成ならびに執行に関すること。
(5)その他大会の準備・実施に関する一切の事項。
3.任期
事業を終了し、所定の報告を終えるまで(平成30年3月末)
こと。
4.会議の開催 第1回 平成28年2月24日(水)/茨城・高萩スカウトフィールド 他吉田実行委員長、委員5 人、アドバイザー1名 協議事項 大会構想・大会名称について/整備工事について/大会組織概論および第1次実施 要綱案について/会場視察 第2回 平成28年9月17日(土)~19日(月)/高萩スカウトフィールド 他吉田実行委員長、 他委員3人 アドバイザー1人、参席1人 協議内容:メイン会場視察/場外および第2ベースキャンプ確定のための実地踏査/基 第3回 平成28年12月4日(日)/高萩スカウトフィールド 他吉田実行委員長、他委員5人 アド バイザー1人、参席2人 協議内容:準備状況/会場利用計画/基本実施要項および募集要項/各県連盟へのプログラム 協力依頼/準備スケジュール 第4回
平成29年1月22日(日)/東京・ボーイスカウト会館
吉田実行委員長、他委員4人、関東ブロック構成県連盟8県連盟12人
協議事項:準備状況/基本実施要項および募集要項/専門部会の編成および準備 他
第5回
平成29年3月26日(日)/東京・ボーイスカウト会館 吉田実行委員長、他委員4人 関東ブロック構成県連盟8県連盟17人
協議事項:準備状況について/参加申込状況と参加確定について/プログラム検討について/ 一般参加およびガールスカウトの参加について/専門部会の編成および開催について/今後の 作業について 他 第6回
平成29年5月21日(日)/東京・ボーイスカウト会館
吉田実行委員長、他実行委員6人、相談役1人、参席3人
協議事項:前回実行委員会以降の準備状況について/大会シンボルマークについて/大会予算 について/大会本部各部の業務と編成について/サブキャンプの運営について/今後の準備日 程について 第7回
平成29年7月1日(土)~2日(日)/旧高萩市立君田中学校 他
吉田実行委員長、他実行委員5人、 アドバイザー1人、各専門部会:8県連盟18人
協議事項:大会予算について/会場利用計画について/輸送計画(来場手段)について/配給 計画について/本部スタッフの配属について/製作物について/資機材の分配について/参加
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殊な参加について/専門部会の進捗状況および提案・調整事項について/今後の準備について 他 第8回
平成29年12月3日(日)/東京・ボーイスカウト会館
吉田実行委員長、他実行委員5人、各専門部会:5県連盟10人
協議事項:報告書について/収支決算について/評価と提言について
また実行委員会の開催の前後に、正副実行委員長会議を下記の通り開催し、準備、検討を進めた。 <正副実行委員長会議の開催> 第1回
平成28年9月29日(木)/茨城県つくば市内
参席1人
協議事項:基本実施要領の検討/予算書の検討 他
第2回
平成28年11月15日(火)/千葉県柏市内
協議事項:高萩スカウトフィールドの現状/各県連盟への協力依頼について/プログラムの検 討/今後の予定 第3回
平成28年12月19日(月)/千葉県柏市内
協議事項:準備状況/実行委員の役割分担/合同専門部会の進め方 他
第4回
平成29年1月6日(金)/千葉県柏市内
協議事項:準備状況について/実行委員会および専門部会の編成について/シンボルマークに ついて/全体行事の出演/各種プログラムの検討/茨城県庁との現地打ち合わせ内容の確認 他 第5回
平成29年1月12日/土浦市青少年の家
協議事項:専門部会の編成/基本実施要項と参加申込み/検討課題の抽出 他
第6回
平成29年2月7日(火)/千葉県我孫子市内
協議事項:参加希望予備調査/基本実施要項と参加申込み/各種資料について 他
第7回
平成29年3月16日(木)/千葉県柏市内
協議事項:準備状況/総合サービス部、生活サービス部、全体プログラム部長会議報告/茨城 DAY検討/参加希望予備調査状況/3/11~12関東ブロック会議での状況/ 第5回実 行委員会の進め方/プログラム検討/会場利用計画/ホームページの充実 第8回
平成29年5月16日(火)/千葉県柏市内
協議事項:準備状況/式典/実行委員会について/会期中の定例会議/製作物 他
第9回
平成29年7月16日(日)/東京 スカウト会館
協議事項:準備状況/第7回実行委員会での検討事項/駐車場確保/予算/会場設営 他
5.地元説明会の開催 高萩スカウトフィールドでの大会開催にあたり、本大会の概要説明を行い、地元の方々と意見交換することで 地域の理解と協力を得るために、下記の通り地元説明会を開催した。 平成29年7月 2日(日) 中戸川地区(中戸川公民館) 平成29年7月17日(月・祝)大納地区(大能生活改善センター) 6.現地視察会の開催 大会へ参加を希望する指導者へ会場施設の視察と説明を行うため、下記の通り会場視察会を実施した。 6月24日(土) 高萩スカウトフィールド、君田小学校・中学校 7月 1日(土) 高萩スカウトフィールド、君田小学校・中学校 7月 2日(日) 高萩スカウトフィールド、君田小学校・中学校 7月 9日(日) 高萩スカウトフィールド、君田小学校・中学校
55
report
者への資料送付について/参加者アンケートについて/報告書・記録映像の作成について/特
Ⅱ
大会運営本部報告
7.実行委員会委員 №
役務
氏名
県連盟
役職等(※委嘱時の役務)
1
委員長
吉 田 俊 仁 日本連盟
常務理事
2
副委員長
増 田 秀 夫 日本連盟
日本連盟副コミッショナー
3
副委員長
中 島 清 行 茨城
茨城県連盟コミッショナー
4
委員
佐 藤 一 石 千葉
千葉県連盟理事長
5
委員
佐久間 直 人 神奈川
6
委員
千 葉 智 史 東京
7
アドバイザー
伊 藤 博 己 外部
大和ハウス工業株式会社
8
アドバイザー
三 木 康 彦 日本連盟
監事 ※平成29年6月22日ご逝去
8.実行委員会としての評価(目標の達成) 佐藤委員
・ BVS・CS活動サービス部について。特にCSにとっては非常に楽しい大会だったと思う。学校に泊まるこ とができたのもよい経験だったと思う。 ・ 当初は、舎営場所を紹介する程度だと考えていたが、日中は主会場でプログラムを展開し、君田小学校に帰っ てきたらご飯を提供するというオペレーションの難しさがあった。 ・ボーイスカウトの業界はやればできてしまうが、一方でそれでいいのかという問題もある。 佐久間委員 ・施設が未完成というゼロからスタートしたことが大変だった。 ・一般参加もあったので、受付の場所がわかりにくかった。駐車場近くにあった方が良かった。 ・交通看板、会場内看板などをもっと設置した方が良かった。 ・君田小学校にカウンセリングルームを置いた方が良かった。 ・緊急時の対応マニュアルが曖昧であった。 ・配給が大変だったと報告があったが、献立を工夫することでもう少し円滑な運営をできたと思う。 ・ 全体プログラムについて人手不足ということであれば、スリム化してもよかった。そして参加隊に早期に情報 提供することが必要。 千葉委員 ・もう少し準備期間が欲しかった。作るべきものが早くに分かっていればローバーの力を活用できた。 ・構築物はしっかり専門家の指導のもとでやるべきだった。 中島副委員長 ・ フィールドを一から作り、ジャンボレットを開催できたことが良かったが、会場ができていない中での大会準 備やはり難しさがあった。 ・ プログラムの面について増田副委員長の掌握分野に手出ししてしまった。プログラム情報を5月には出した かったが、遅くなってしまったことが反省である。 ・ 担当する3部署については各部長、部員に頼るかたちであった。皆さまのおかげで成功したといえる大会だっ た。 増田副委員長 ・ 作りながら実施しなければならない難しさがとてもあった。フィールドの昔からの写真などを是非見てほし い。本当に何もないところからスタートだった。どれだけ開拓されたかがわかると思う。 ・ 入り口にあるモニュメントは三鷹の会館からもってきたものであり、あのシンボルがもう一度輝けるフィール
56
・ 君田小学校の水が出なくなったことがあったが、これは業者のトラックが架線を断線してしまったことによる 事故であり、本来の計画であれば全く問題なかった。 吉田委員長 ・ 本大会はスカウトたちのためのものである。お金も時間もないなか、準備してきたが、子どもたちは喜んでく れたようだ。これが何よりも嬉しい。子ども達がこの運動を続けていこうと思ってくれるかが大会の成果であ る。 ・ 大会の特徴として、直火も側溝を掘ることも伐採も認めた。今後もそのような利用ができるフィールドにした い。 ・ あえて大会の回数をつけていない。次がいつだって構わない。大会テーマのごとく、次に向けて進んでいけれ ばいいと思う。 ・秋篠宮殿下、妃殿下にご臨席いただいたことは非常によかった。 ・ 会場に全ての部門のスカウトがいた。それぞれ生き生きとプログラムを体験していた。運営側の苦労はいくら でもあったが、スカウトの表情をみると大変いい大会だったといえる。 ・ 大会長に権限がいきすぎているので、大会長がいないと緊急事態に対処できない。今後の大会の在り方も考え るべきである。 その他 ・ 高萩スカウトフィールドは、学校教育などでも利用してもらえるような設計になっている。富士特別野営大会 の会場として適していないという意見があったが、そのようなコンセプトで開発したものではない。あの場所 で富士特別野営大会を開催するのであれば、それを目的とした開発をする必要がある。 ・ 木を切っていい場所の指定は難しい。82万坪あるので、トータルでみて切れる場所を考える必要がある。広 大な敷地の中にはいろいろな樹種があるので、しっかりと調査をして、開拓の計画を立てる必要がある。 ・会場内の水の確保についてだが、地盤上かなり難しい。井戸を掘ったら水が出るという場所ではない。
57
report
ドができた。スカウト運動を輝くものにしていきたい。
Ⅲ
参加者の声
1.参加スカウト保護者からのメッセージ
高萩ジャンボレット運営スタッフの皆様 こんにちは 仙台第一団ボーイ隊 ウグイス班班長の母です。 この度は息子が大変お世話になりました。 中 3 の息子らはいわゆる「ハズレ」の学年で、日本ジャンボリーも世界ジャンボリーも行くことが 出来なかったのですが、このジャンボレットのお陰で、班長として 6 日間のキャンプを引っ張る経験 をさせていただけたことが、何よりの宝となりました。「我が旗かざし」「ローマ戦車」などでは自分 たちのスキルが低くて負けたとか、後輩が体調を崩したり、台風がきたりと逆境にも直面しましたが、 それを班員と力を合わせて乗り越え、工作物ではアイデア賞を頂いたりして、本当に多様な経験をす る機会を頂戴しました。しかスカウトから入隊し丸 5 年が過ぎたところですが、日々の訓練の成果を 試し、実を結んだことは、大きな自信となったことでしょう。 大会スタッフ全ての皆様が、ご自身の日々の仕事と生活の中から、貴重なお時間と労力を提供して いただいたおかげで、息子のボーイ隊での訓練を仕上げることができます。皆様それぞれが遠方で生 活する中、準備は大変だったと思いますが、その熱意と技術のお陰で、普段の団の活動では難しい貴 重な経験を得ることが出来ました。 また、私は娘がくまスカウトでカブ隊の副長をしておりますので、1 泊 2 日のカブ隊のプログラム にも参加することが出来ました。トムソーヤーアドベンチャーでのウォールや巨大ブランコ、森の中 でのデン作りは普段の活動ではなかなか実施しづらいもので、貴重な経験となりました。また、うち のスカウト達は渋谷 14 団さんのスポーツチャンバラの前を通るたびにそこに並んでお手合わせを願 う内、いつの間にか道具を借りてきて、他の団のスカウトとも一緒にチャンバラをしたり、記念のネッ カチーフリングを買いに行ったりしていました。スカウトのなかには 「1 週間位いたみたいだ」 と言っ て、凝縮した活動に満足していたようでした。来場者が多い中、迷子が出なかったのは、スカウトに 適度な緊張感があり、ルールを守って活動することが出来て、私達も彼らの成長を感じることができ ました。 このたび、皆様が息子、娘の成長のために貢献して下さったように、私も今後はリーダーの一人と して、以降の年代のスカウトのために何かできればと、思いを新たにいたしました。 この度は大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
仙台第1団 佐藤由瑞美
58
voice
実施していない 13%
2.BVS・CS参加隊長アンケート
別に実施 31%
対象者:大会に参加したBVSおよびCS参加隊長. 提出人数:16人
これで実施 56% ※日程の関係で、開会式、閉会式には参加できなかったため、アンケートから削除した ※自由記述の意見は紙面の関係で抜粋した
問2. あなたの隊は、日本ジャンボレットの開催 を何で知りましたか
問1. あなたの隊はジャンボレットとは別に夏季キャ ンプを実施しましたか
他団 その他 他団 その他 他団 その他 5% 6% 5% 6% 参加していない 5% 6% 25% 良かった 機関誌 機関誌 機関誌 28% 50% 28% 良くなかった 28% 13%
実施していない 実施していない 実施していない 13% 13% 13% 別に実施 別に実施 別に実施 31% 31% 31% これで実施 これで実施 これで実施 56% 56% 56%
県連盟 県連盟 県連盟 50% 50% あまり良くなかった 50% 12%
問3.オープニングセレモニーについて
ホームページ ホームページ ホームページ 11% 11% 11%
問4.プログラムについて
参加して いない 6%
参加していない 参加していない 参加していない 25% 25% 良かった 良かった 25% 良かった 50% 50% 50% 良くなかった 良くなかった 良くなかった 13% 13% 13%
未記入 大変良 13% かった 19%
良かった 62%
あまり良くなかった あまり良くなかった あまり良くなかった 12% 12% 12% ・ 色 々な意見が出されたがボーイスカウトではセレモ
・ソフトなものからハードなものまで選択肢が多かった ・ 普 段中々できない大自然の中での活動が体験できてよ
ニーを大切にすると言うことでまとまりました ・ 好天気だったので暑かったが、あのくらいは当然だと 参加して 参加して いない いない 思う 参加して 未記入大変良 未記入 大変良 いない 6% 6% ・ ジャンボレットなのか、スカウトフィールドの事なの 未記入 13% かった 13% 大変良 かった 6% 13% かった 19% 19% か主旨がいまいちわからなかった 19% ・ 炎天下の中、話が長すぎる(カブ、ビーバースカウト
かった ・森を利用した普段体験できない事が体験できた ・ 通常の活動で実施ずらいプログラムに体験させることが できた <良かったプログラム>
にとって)
・トムソーヤ 8
良かった 良かった ・ 入場前に陸自のコンサートがあったこと、大和ハウス 良かった 62% 62% 62% 他各社の協力を知れたこと
・デンデンコレクション 2 ・冒険王 2 ・大型クレーンゲーム 2 ・滝、ピザ、ねらいうち 各1
59
Ⅲ
参加者の声 大変良 かった 19% 未記入 良かった 62% 19% 問6.次回大会に望むプログラムについて
問5.アワードの取り組みについて
・夏ならBVS、CSでも参加可能な水プログラム ・連絡と情報を早く欲しい ・ 県連盟キャンポリー等の積み重ねで改善点を探しよ
大変良 かった 19% 未記入 62%
り良い大会の開催を願います ・トムソーヤが印象的だった
良かった 19% 大変良 かった 19%
・色々なプログラムチャレンジできた 未記入 良かった 62% ・ カブ隊用のアワードがあってよかった良い記念にな 19%
大変良 かった 6%
ります ・ 事前の連絡がなかったので、自隊のプログラムにう
未記入 19%
まく取り入れられなかった
大変良 かった 6%
良かった 75%
問7.会場の「高萩スカウトフィールド」について
問8. 会場の高萩スカウトフィールド」の利用計画、シャ ワー・トイレなどの既設設備について
未記入 19%
大変良 かった 6%
良かった 未記入 75% 19%
未記入 25%
良かった 75%
大変良 かった 12%
あまり良くなかった 13%
良かった 50%
大変良 ・キャンプ場の大自然の中の森の雰囲気が良かった かった 未記入 ・施設が充実している 12% 25% ・交通は不便だが自然が豊かでよい
・活動場所からそれほど遠くなかったので
・ 整備されていて行動しやすかった。所有地で自由に使用
・大変きれいでありがたかった ・ 24時間シャワーを使用させていただいただけでも大変
できる あまり良くなかった 良かった 13% ・開放的であり、また機能的であった 大変良 50%かった 未記入 12% 25%
あまり良くなかった 13%
良かった 50%
ありがたかった ・トイレ、シャワーが快適すぎる
60
25%
かった 19% 良かった 50%
voice
問9.大会本部各部の対応について
問10. 「君田小学校・中学校」について(宿泊したBVS・ CS隊のみ)
未記入 未記入 6% 6% あまり あまり 良くな 良くな かった かった 19% 19%
あまり良く なかった 6%
大変良 大変良 かった かった 25% 25%
良かった 良かった 50% 50%
未記入 6%
大変良 かった 38% 良かった 50%
・人員輸送に色々調整いただいて感謝です
・トイレもきれい。宿泊場所も絨毯だった
・ バスの下車場所など臨機応変に対応していただき感謝してお
・ 広さ、まわりの環境などすべて使う者の使い方によってとて
ります
未記入 未記入 6% ・ 混乱はあったと思いますが当然、いろいろなアクシデントは 6% あまり良く あまり良く あたりまえ なかった なかった 6% ・ 直前の変更などで対応が混乱している中、明るく接していた 大変良 6% 大変良 かった だきました かった 38% ・ 大変親切であり、また紳士淑女であり、私もあのようなスカ 38% 良かった ウターでいたいと強く思った 良かった 50% ・ 情報の共有、伝達、その他キャパシティの問題。奉仕には感 50% 謝しているが、だからといって何も言わない事はできませ
も魅力的な場所だと感じた 未記入
6% ・学校に泊まる事などあまりない事なので、新鮮だった あまり良 くなかっ ・虫も少なくシャワーが温水で清潔だった た 6%
大変良 ・防災訓練に参加したようであった かった 32%
・ 暑い中でも快適にすごせるようにとの配慮がたくさんあり感 謝いたします
良かった 56%
ん。私たちも隊指導者として奉仕者の立場で来ている者です 問11.食事について(宿泊したBVS・CS隊のみ) 未記入 6% あまり良 未記入 くなかっ 6% あまり良 た 大変良 くなかっ 6% かった た 大変良 32% 6% かった 32% 良かった 56% 良かった 56%
問12.自由意見 ・ 高萩駅からのアクセスが悪い公共交通乗合の自隊には今後利 用しにくい ・ 色々と意見を言って申し訳なかったと思いますが、何か少し でも良くなればという思いからだと思い、お許しいただけま したら幸いです ・ 交通整理が大変だったと思います。スタッフの皆様に感謝し ます ・ 時間もない、人手もない中で、CS、BVSも参加できる形 で実施できて大きな一歩だったと思います ・ 現状の高萩スカウトフィールドはアクセスが大問題の場所で
・美味しくいただきました
すが、「いいかんじ」の大会が開催できたと思います。初め
・ スカウトには良かったが、大人にはちょっと量が足りなかった
てのことばかりで、細かい行き違いが多々発生したと思いま
・限られた環境の中で、できる限りの食事をいただきました
すが、次の開催時に修正して今後も開催して、小学生への紹
・スカウトのみんな大変満足してました
介の機会になるかと思いますので、NSJのように4年に1
・奉仕の皆様ご苦労様でした
回できればいいと思います
・ みんな美味しいいと言っていた。ただし、席にすわれず、床
・ 輸送計画等、特段のご配慮をいただきありがとうございまし
に座って食べている団もいたので席をもっと準備してほし
た。生涯の記憶に残るであろう大会参加の機会をいただいた
かった
皆様に感謝申し上げます
・ スペースも問題、配膳もなかなか大変でしたが、でも、この 期間の準備で良かったと思います
61
Ⅲ
参加者の声
3.BS参加隊長アンケート
実施して 対象者:大会に参加したBS参加隊長 提出人数:18人 ※自由記述の意見は紙面の関係で抜粋した いない 別に実施 30% 40% 問2. あなたの隊は、日本ジャンボレットの開催 これで実施 を何で知りましたか 30%
問1. あなたの隊はジャンボレットとは別に夏季キャ ンプを実施しましたか
他団 4% 実施して いない 別に実施 別に実施 30% 40% 40% 実施して いない これで実施別に実施 これで実施 30% 30% 40% 30%
実施して いない 30%
他団機関誌 4% 29% あまり良く 大変良かった 17% なかった 22% 県連盟 県連盟 54% 54% 良かった 61% 県連盟 54%
これで実施 30% あまり良く 大変良かった 大変良かった 問3.開会式について あまり良く 17% なかった 17% なかった 22% 22%
その他 4% 機関誌 その他 29% 4% 機関誌 29% ホーム ページ 9%
ホーム ページ 9% ホーム ページ 9%
問4.オープニングセレモニーについて
大変良 かった 5%
参加していない 11%
あまり良く 大変良かった 良かった17% なかった 良かった 61% 22% 61%
良くなかった 17%
良かった 61%
良かった 28%
あまり良くなかった 39%
大変良 大変良 参加していない かった 参加していない 11% かった 5% 11% 5% ・ プロジェクションマッピングは気象が理由とは 大変良 言え残念でした 良くなかった 良くなかった 参加していない 良かった 良かった かった 17% ・ 17% スカウト主体になっておらず、主旨は理解する 28% 11% 28% 5% があまり良くない あまり良くなかった 良くなかった あまり良くなかった ・理事長の熱い思いをうかがうことができた 良かった 39% 39%17% ・厳かな雰囲気がとても良かった 28% ・大会に向けてやる気が出た(スカウト報告) あまり良くなかった ・ジャンボリーらしかったので良かった 39% ・これから大会が始まるのだなと強く感じた 参加していない 参加していない ・ 挨拶が長かった。スカウトがもっと主の方がよ 11% 11% かった 大変良かった 大変良かった ・指導者の話が良かった 良くなかった 28% 良くなかった 参加していない 17%11%28% ・ マ ッピングはぜひ霧のないときにもう一度見た 17%
・開会式と同じような感じでスカウト的には良くないと思われた 参加していない ・BVS、CS年代がわかりやすい形式で実施してほしい 11% ・ スカウトの視点での開催をしてほしい、単なる贈呈式であるよ 大変良かった り、スカウトが楽しいと思えるような演出を 良くなかった 28% ・開会式に統合してもよいかと 17% ・ 大人には素晴らしい内容であったが、スカウトに伝わったかど 良かった あまり良くなかった うかは疑問 22% 22% ・初めて参加したスカウトに日本連盟行事を見せられてよかった ・演出が良かった
い。日本連盟HPなどにアップできないか 大変良かった 良かった あまり良くなかった 良かった あまり良くなかった 良くなかった 28% 22% 22% 22% 22% 17%
あまり良くなかった 22%
他団 その他 4% 4%
良かった 22%
62
良かった 良くなかった 33% 17%
良かった 大変良かった 28% 61%
あまり良くなかった 39%
問6.プログラムについて 良くなかった 6%
参加していない 未記入 11% 6% 大変良かった 良くなかった あまり良くな 28% かった 17% 17% 良かった あまり良くなかった 大変良 かった 22% 22% 44% 良かった 33% ・臨機応変の対応で良かったです
・スカウト達の意欲や挑戦させる工夫があった
・ 天候不良にて簡略化され、スカウトが参加できな
・ 基本スキルを使うプログラムだったので、よかったと
良かった 33% 大変良かった 61%
かったのが残念に思いました
思う
・ シンプルでスカウトらしかった。できればスカウ
未記入 6%
・ 野あまり良くな 営工作、競争などスカウト教育法に則ったスカウト かった
トも一緒にしたかったと思います
17% の冒険心をくすぐるプログラムやゆったりリズムに 大変良
・感動的であった
のってソングなど静と動のバランスの良いプログラム かった
・ 天候に対する臨機応変さが素晴らしかった。制服
44% になっていたため、サイトに戻ってからの余韻もあっ
なし、リーダーのみ出席でスカウトは表彰式のみ
た
の対応が良かった
良かった 33%
<良かったプログラム>
・ 天候の為簡略化した閉会式はしようがないが、せ
ローマ戦車 8
めて、隊から1~2人のスカウトを参加させるべ
トムソーヤ 6
きだと思う
我が旗かざし 6
・トランペットの演奏があり素晴らしかった
高萩村を救え 2 土岳登山 2 野営工作コンテスト、投石器、苔の箱庭、森の音楽会
問7.アワードの取り組みについて
未記入 5% あまり良くな かった 17%
各1
大変良 かった 11%
未記入
大変良
かった 問8.次回大会に望むプログラムについて 5%
11% あまり良くな ・水(河)を利用したプログラム かった 17%
良かった 67%
・開拓プログラム ・我が旗かざし
・ローマ戦車良かった ・ハイキング 67% ・早めに情報がほしかった
・焚火競争
・ 事前の具体的な取り組みも含められればもっと良
・大型工作 ・野外料理コンテスト
かった ・必須プログラムがもう少し多くてもよい
・手旗のプログラム
・自隊でできないことができた
・投石器問
・スカウトが意欲的に取り組んだ ・ 積極的に参加した。必須プログラムには、ハイキ ングも設定していただけるとうれしい ・アワードを目指してがんばれました
63
voice
問5.閉会式について
Ⅲ
参加者の声
問9.会場の「高萩スカウトフィールド」について
未記入 5% あまり良くな かった 17%
問10. 会場の高萩スカウトフィールド」 の利用計画、 シャワー・ トイレなどの既設設備について
未記入 未記入 5% 5%
大変良 かった 11%
大変良 良かった 大変良 良かった かった 39% 39% かった 56% 56% 良かった 67% ・初期トラブルはしかたなし
・ 駐車場所が狭いのが問題。できれば緊急退避場所を 近くにほしい ・場所がよかった。道路がもっとよくなると良い ・傾斜が多いので開拓を進めたい ・ 駐車場、携帯の電波、道路の幅が良くなればもっと 良い
未記入 ・人数にあったスペースで良かった 5% ・コンパクトで本部と距離が近く楽だった
・ 初回の利用のためキレイであったが、スカウトキャンプとし ては良すぎ 未記未記 入 入 ・ 素晴らしい施設でした。今後ぜひ利用したい、少人数隊には 6% 6% 人数でカウントしてほしい(1人400円) ・シャワーが温水で良かった 大変良かった 大変良かった ・ シャワー、トイレはきれいだったが、使用する側の私たちの 44% 44% 良かっ 良かっ マナーが良くなかった た た ・シャワーのところに砂落としがあるとよい 50% 50%
・ 整備が進んでいないためサイトつくりに苦労したが ボーイスカウトとしては逆に良かった 大変良 良かった ・傾斜のあるサイトでつらかった かった 39% 56% ・汚水を捨てにいくのがつらかった
問12.食事について
大変良 大変良 かった かった 6% 6% 未記入 未記入 11% 11%
問11.大会本部各部の対応について
良くなかった 良くなかった 22% 22%
未記 入 6%
あまり良くな あまり良くな かった かった 28% 28%
大変良かった 44% 良かっ た 50%
良かった 良かった 33% 33%
・内容は良かったが量については改善の余地はあるはず ・サイトにいる人の数のみ配給してほしい ・氷の配給があるとありがたかったです
・BSプログラム部には特に感謝している ・ 今回体調不良等トラブルがあったが各本部におかれ 大変良 ては大変良く対応いただいた かった 6% ・ 皆様トラブル対応お疲れ様でした。大変感謝してお ります
未記入 11% ・咄嗟の要望も対応して頂けて助かった ・ 誰に聞くのかスタッフの方がよくわからなかった 良くなかった 良かった 22% ・親切に対応していただけた 33%
あまり良くな かった
・最終日の朝食に工夫が必要 ・調味料が少なすぎる ・サラダ系をもう少し工夫をお願いします ・野菜が多すぎた(キャベツ) ・ 150%の食べ物提供に感謝します。できましたら日持ちのす るものを多く提供していただけると助かります ・ 食事はスカウトの楽しみの一つなのでよく考えてほしかった ・お肉が大きくて男子スカウトには人気
64
voice
問13.自由意見 ・ 各本部の横連絡が足りないと思います。何か変更があった場合など連絡を徹底していただきたいと思います。(指 示と現場へ行ったら話が違う) ・スカウトが5泊6日を楽しく過ごせたと感じています ・自然の変化を全部体験できたと思います ・ 来年のジャンボリーの参考としていただけると助かります。配給については多いところ、足りないところを調整で きるような伝言板があればいいのかと思います。また、今回はありましたが、各隊の居場所がわかる地図があると 便利かと思います。交流するにも、相談するにも、各隊の位置がわかると参加していて安心です ・ 大きな大会は細部まですべてのサービスが行き届かないのは仕様がない事ではあるが、各隊長たちの要望や質問に 真摯に向かいあってくれた事が参加隊と運営側との距離が近くなったように思います。私も大きな大会に色々参加 したが今回の運営側の対応は一番でした ・ドコモが使えないので困りました ・高萩駅からシャトルバス以外の方法で来る手段がないと次回来られないと心配しています ・山中の様な貸し出し備品があると助かります
4.VSアンケート
対象者:大会に参加したベンチャースカウト 提出人数:59人 ※自由記述の意見は紙面の関係で抜粋した。
問1. あなたの年齢 (平成29年8月4日現在)
18歳 17歳 4% 20%
18歳 16歳 17歳 4% 44% 20%
問2.あなたの性別
問3. 大会参加を契機にプロジェクト に取り組みましたか 未記入 5%
女 24%
15歳 32%
女 24%
15歳 32%
取り組まなかった 37% 未記入 5%
男 76%
取り組まなかった 37% 男 76%
16歳 44%
取り組 んだ 58%
取り組 んだ 58%
未記入 大変良かった 参加していない 2% 10% 7% 問4. 全体行事(開会式・オープニングセレモニー・閉会式)について 良くなかった 10%
・面白かったが話が長かった
参加していない 7% 良くなかった 10% あまり良く なかった 24%
あまり良く なかった 24% あまり 良くな かった 14%
あまり 良くな かった 14%
未記入 2%
大変良かった 10%
・ プロジェクションマッピングなどのさまざまな工夫がこらされてお りとても充実をしていた ・ オープニングセレモニーで自衛隊のコンサートがすごくよかった。
良かった 47%
・お偉い方の話が長い。お偉い人が主役なのかと感じた ・ 現在ボーイスカウトがどうなっていて、これからどうすればよいか 知ることができた
良かった 47% 良くな かった 2% 大変良 良くな かった かった 30% 2%
・ スカウトに話すべき話をして欲しい ・ たくさんの方々が協力していたのがよく分かった。閉会式もあった らよかったです… ・ 霧 の中でのプロジェクトマッピングは幻想的で、オープンセレモ ニーの大会長のお言葉には感銘をうけた
65 大変良 良かった
Ⅲ
2%
7%
良くなかった 10%
10%
参加者の声 あまり良く なかった 24%
良かった 47%
問5.プログラムについて あまり 良くな かった 14%
問6.生活について 良くな かった 2%
大変良 かった 2%
良くな かった 22%
大変良 かった 30%
良かった 19%
あまり良くなかった 57% 良かった 54%
・ 普段の自県のVS活動でやらないようなことができ
・ 滝エリアは水はけが悪く、主会場からも遠く、夜に出歩くの 大変良 良くな 未記入 もさびしく、夜にシャワーに行こうとしてもできない
た
かった
2%
かった 5%
・サバヒバが楽しかった
・対応がスムーズでよかった 9%
・他の隊との交流ができて楽しかった
・覚悟していたけれど、なかなか質素だった
・みんなと協力してなしとげられた
・台風のわりには生活できた
・ リーダーがとてもたのしめるように計画してくれて
・ チームのみんなととても楽しく、仲良くすごせて良かった ・食品の量が多い
いた
あまり良くなかった
良かった 42%
・体力的にきつかった。山までが遠い
・時間に余裕を持って行動できた 42%
・ベンチャースカウトらしい高度なプログラムたった
・ FaceBookで発信しようというわりにはWi-Fi環境及び充電環
・友情が深まった
境が整ってなかった。また指示が二転三転して分かりにく
・自然を楽しめたことが良かった
かった。そして雨対策する時間があまりなかった
大変良 ・ブユの対策など事前に詳しく教えてほしかった かった 2% ・モンキーブリッジの作り方を覚えることができた 良くな 良かった かった ・営火でみんな楽しかった 19% 22%
・ テントは水没するし、地面をほると、石や木が大量にでてく るし、水はけがわるすぎ
・大雨の中のキャンプファイアはつらかった ・開拓がちゃんとしていて、たのしかった あまり良くなかった ・ふつうのキャンプとは規模が違った 57%
問7.食事について 良くな かった 9%
未記入 2%
・調味料が少なく、野菜が使い切れないくらい多かった 大変良 かった 5%
・美味しかったけど、量が多かった ・献立とは違うものを作ったけどおいしく作れた ・食材の急な変更により的確な調理が出来なかった ・量がかなり多く無駄になったのが多い ・美味しかったけど、量が多かった
あまり良くなかった 42%
良かった 42%
・友達と作るご飯はおいしかった ・あまりの食材の量に皆困惑しています。食べ切れません ・調味料をもっと多くしてほしい。量の調節をお願いしたい ・茨城の物はおいしい ・意外とうまくできたのだが、少し配給が多くて困った
66
voice
問8.自由意見 ・SNSを更新したくてもサイトでインターネットが使えなかったので、Wi-Fi環境をもう少し整えてほしい ・個人的に、ステージで楽しく盛り上がれたり、他のベンチャーの人たちと仲良くできて楽しかった ・場所や雰囲気がとてもよいのでこの次に期待しています ・場所などの整理をしてほしい/水はけがわるい ・滝エリアのメインストリートをアスファルトでとは言わないが、もう少し木などで舗装してほしい ・今までの自分が参加した大会で一番大変でした。このジャンボレットで自分の良い面と悪い面を再発見できました ・滝エリアから本部が遠い
67
日本ジャンボレット高萩2017 報告書 平成30年3月 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 〒113-8517
東京都文京区本郷1丁目34番3号
電 話
03-5805-2561(代表)
ホームページ
URL : http://www.scout.or.jp
68