SAJNEWS Issue22

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■CJK 事務局長会議(速報)

No.

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2013 年 10 月 3 日 Headline 1. CJK 事務局長会議 2. 橋本龍太郎元総理のスカウ ト制服寄贈

3. ユースリーダーシップ参加 4. 5. 6.

者募集 体験の風をおこそう運動 平成25年度ユースフォー ラム 委員会・会議報告

10月2日(水)から3日間、東京・ボーイスカウト会館にて、CJK 事務局長会議が行われています。各国の活動の報告や、CJK ベンチャー プロジェクトの報告、今年初めてバングラデシュで行われる CKJ プロジ ェクト、2015年に行われる第23回世界スカウトジャンボリーに関 することなど、各国の状況や協力体制などの意見交換が行われています。 日 時:10月2日(水)~4日(金) 場 所:東京・ボーイスカウト会館 出 席 者:中国(台湾)連盟:リン・チンチェン事務総長、チャン・ウ ェンシン国際部長、チェン・ジュンチェ国事部長 韓国連盟:ギン・ギドッ事務総長、チョー・ヨンタク国際部 長 日本連盟:鈴木国際副コミッショナー、木村事務局長、佐藤 23WSJ 事務局次長・国際部長、他4人

中国(台湾)連盟 リン・チンチェン事務総長

日本連盟 木村事務局長

韓国連盟 ギン・ギドッ事務総長

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■総社市長(岡山県)から 橋本龍太郎元総理のスカウト制服寄贈 9月22日(日)に開催された岡山県連盟主催のセミナー会場におい て、総社市の片岡聡一市長から奥島理事長に、橋本元総理のスカウト制 服をご寄贈いただきました。 片岡市長は、内閣総理大臣公設第一秘書など20年以上にわたり橋本 龍太郎先生の秘書を務められ、その後、平成19年から市長として総社 市発展のためにご活躍されています。 橋本先生の制服は、先生の逝去後に橋本家から片岡市長に託されてい ましたが、橋本家のご了承 も得て日本連盟にご寄贈い ただきました。 なお、この実施にあたっ ては地元の総社第3団のご 協力もいただきました。 片岡市長はもとより、関 係者の皆様に深く感謝申し 上げます。 日本連盟ではスカウトミ ュージアムにて保管展示し、 広く皆様にご紹介してまい ります。

片岡総社市長(左)から制服の寄贈を受けた奥島理事長 (写真は片岡市長のブログから)

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●お知らせ ■世界スカウト財団 第66回ワールド べーデン-パウエルフェローシップイベ ント ユースリーダーシップセミナー 参加者募集 世界スカウト財団(名誉総 裁:カール16世グスタヴ・ スウエーデン国王陛下)では、 11月26日から30日に 京都で資金造成のための第 66回ワールド べーデンパウエル フェローシップイ ベントを開催し、このイベン トの一部として、日本のロー バースカウトたちを対象と した「ユースリーダーシップ セミナー」を開催することと なりました。 セミナーは、社会におけるリーダー像やリーダー教育のあるべき姿な どをテーマとして、世界スカウト財団理事による講演、日本のローバー スカウトの活動紹介を交えながら、議論いたします。

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日 時:11月29日(金)14:30~16:00 場 所:京都・ホテルオークラ 会議室 募集人数:ローバースカウト及び同年代の指導者20人程度 参 加 者:上記募集による参加者の他、世界スカウト財団名誉総裁 他 理事 計約30人 参 加 費:無料 内 容:基調講演:「リーダー教育」 講演者:ラルス・コリンド(オーティコン元 CEO、前世界ス カウト財団理事長) 活動紹介他 ※すべて英語で行われます。 応募締切:11月8日(金)日本連盟必着 (定員となり次第締め切りま す) 詳しい内容、申し込み用紙等は、今後、日本連盟ホームページ他、各 県連盟を通してご連絡いたします。 …………………………………………………………………………………

■体験の風をおこそうフォーラム(再掲載) 体験の風をおこそう推進月間事業として、「体験の風をおこそうフォ ーラム」を開催します。 青少年の体験活動に関心のある方はどなたでも参加できます。この度 は、講師に建築家の安藤忠雄氏をお迎えして、体験活動の推進について お話いただきます。また、フォーラムの中で、本連盟からの実践報告と して、第23回世界スカウトジャンボリーのアピールをする予定です。 まだ若干の空きがございますので、ぜひご応募ください。 日 場

時:10月12日(土)13:30~16:30 所:東京・国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟レセプションホール 講 師:安藤 忠雄 氏 建築家、東京大学名誉教授 演 題:本を捨てるな 定 員:200人(定員になり次第締切) 参 加 費:無料 主 催:体験の風をおこそう運動推進委員会(構成団体:公益財団法 人ボーイスカウト日本連盟 他) 詳細・申し込み方法等は日本連盟ホームページのトップページ、「体 験の風をおこそう」のバナー(右側の列)よりご覧いただけます。 …………………………………………………………………………………

■平成25年度ユースフォーラム 先週の日本連盟ニュースでご報告しました、平成25年度ユースフォ ーラムの「採択文・提言文」を当号の巻末に添付しました。ぜひご確認 ください。 今後、ローバースカウト自身はアクションプランを実行し、提言を受 けた日本連盟は、各委員会・部署において調整を行っていきます。 …………………………………………………………………………………

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●会議・委員会等の報告 ■スカウトゲーム集作成タスクチーム会議 (第9回)の開催(報告) 日 時:9月27日(金)19:00~22:10 場 所:東京・ボーイスカウト会館 出 席 者:福嶋主任、他タスクチーム員5人 参 席 者:第2回スカウトゲーム研修会スタッフ2人 議事内容:1.参加者について 2.研修会の運営について 3.セッションについて 4.会場利用計画 5.前日のスタッフ会議 他 第2回スカウトゲーム研修会のスタッフ会議も兼ねて開催しました。 現在86人の参加者を予定しており、そのための運営方法とセッション 展開の確認を行いました。 …………………………………………………………………………………

■ローバースカウト部門在り方 検討タスクチーム(第4回) (報告) 日 時:9月28日(土)19:00~29日(日)16:00 場 所:東京・ボーイスカウト会館 出 席 者:津田主任、黒澤、小山、中野、中村、各チーム員 議事内容:1.ローバースカウト全国調査の結果について 2.ローバースカウトセミナー(仮)について 3.ローバースカウトハンドブックについて 今回のタスクチーム会議では、ウェブで行った全国調査の結果を踏ま え、本運動の有意性を再確認し、分析していくことを確認したとともに、 ローバースカウトセミナーを試行することを検討していくこととしま した。また、ローバースカウトハンドブックに関しては、現在チーム員 で調整を行っており、今月末に開催されるプログラム委員会に最終版を 提案することとしました。 …………………………………………………………………………………

■16NJ実行委員会・部長会議(第9回)の開催(報告) 日 時:9月29日(日)12:00~16:30 場 所:東京・ボーイスカウト会館 出 席 者:堀江実行委員長、他27人 議時内容:1.16NJ概要報告について 2.決算見込について 3.16NJの評価・反省、23WSJに向けた提言につい て 4.16NJの効果測定について 5.16NJ報告書の作成について 4


6.今後の予定

16NJを終えて、最後の実行委員会・部長会議を開催し、16NJ の概要報告、決算見込、評価・反省、および23WSJに向けた提言、 効果測定について話し合い、23WSJ実行委員会へ申し送ることとし ました。 ………………………………………………………………………………… 本日発行のニュースは5頁です。 この後は、平成25年度ユースフォーラムの採択文・提言文になります ………………………………………………………………………………… ボーイスカウト日本連盟 http://www.scout.or.jp/ Facebook http://www.facebook.com/scout.or.jp Twitter https://twitter.com/#!/ScoutingJapan …………………………………………………………………………………

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平成25年度ユースフォーラム採択文・提言文 私たち「平成25年度ユースフォーラム」参加者57名は、 「ローバースカウト年代の活 動の強化と必要な支援について -ジャンボリーの経験、RCJとの協働、自団・自地区・自 県連での実践-」のテーマのもと、活発に議論を行いました。 以下の内容を採択し、提言します。

A.ユースができる世間へのスカウティングのPR ボーイスカウトがどのような活動をしているか知らない人が多い現状がある。時代のニ ーズに沿った広報活動ができていないことが原因なのではないかと考えられる。ローバー スカウト年代が考える、今の時代のニーズにあった広報活動を行うことで、ボーイスカウ トの魅力を知ってもらい、ボーイスカウトの人口増加を目指す。 

新しく今の時代に適したSNSなどのメディアを使用し、一般の人にも解りやすい広 報を行う。

全国に向けたPR活動と、各地域に向けたPR活動を行う。 我々が考える広報の4つのメディアを以下に記す。 

プレゼンテーション(学校、講習会)

インターネット(Facebook、Twitter、Blog 等の SNS)

ムービー(YouTube)

フリーマガジン(コラム、全国のスカウトの紹介ページ、最新おすすめアウトドア 商品の紹介、ボーイスカウトを始めて私に起きた変化の記事等)

日本各地のボーイスカウト情報をまとめたホームページを作成する。

日本連盟の広報委員会にローバースカウトを所属させることを提言する。

日本各地のボーイスカウト情報をまとめたホームページの作成の協力を要請する。

B.ローバースカウト活動を魅せるために ベンチャー隊からローバー隊に上進する際、多くのスカウトが活動から離れる傾向があ る。その理由として、ローバー隊の活動の魅力がベンチャー隊員にうまく伝わっていない ことに加え、ローバースカウトとしての質が低下していることが考えられる。 

「ちかい」と「おきて」を改めて意識し、ローバースカウトとして必要とされる技能 を自分で研鑽し続けられることができるスカウトを増やす。

ローバー主体の社会貢献を地域・団などで継続的に企画実行する。その成果を団のホ ームページや個人のSNSを通じて報告する。

スカウト個人の活動を知ってもらうため、個人のローバースカウト活動の写真やムー ビーをアルバムやDVDにまとめ、各団で共有する。

各団、各地区、各連盟のローバースカウト活動の内容を網羅するデータベースを作成 する。


C.世界における日本のローバースカウト活動 日本のローバースカウト活動を活性化するため、そのひとつとしてスカウトの視野を世 界にも広げることを提案する。 

海外派遣の公式報告会を毎年実施する。また、報告会の内容を記録し、インターネッ ト上で共有することで、全国のスカウトに配信する。

日本連盟に報告会の開催を提言する。開催期間としては、毎年行われる全国大会期間 中が望ましい。

RCJとして海外派遣の情報を蓄積し、全国のスカウトと共有する。

日本連盟に、これまで行われてきた海外派遣の情報の提供を提言する。

第23回世界スカウトジャンボリーに向けて海外スカウトとの交流プロジェクトを展 開する。

日本連盟に、日本のスカウトと海外から来るスカウトが事前に交流できる場をインタ ーネット上に設けることを提言する。

D.ニーズに応じたローバースカウト活動のあり方 自らのニーズに応じたローバースカウト活動を行いつつ、よりよき指導者となることを 目指す。 

後輩や指導者を対象にローバースカウト活動のPRの場を設け、ローバースカウト活 動への理解を得る。

他隊への奉仕や研修等に参加し、指導者になるための準備をする。

RCJおよび各県連ユース組織を活用し、活動の幅を広げる。

ローバースカウトの定義を明瞭なものにするため、規程集、ローバースカウトハンド ブックなどの書籍の改訂・出版を日本連盟に提言する。

E.RCJのミライ RCJの活動があまり知られていない。加えて、その本来の目的についてローバースカ ウトたちの間で認知が低いという現状を踏まえて、以下のことを提案する。 

ユースフォーラムの報告会を参加者が開催する。その告知や報告をRCJから発信す る。ユースフォーラムの報告会の内容は、今回の参加者たちが主催となり開催する。

「情報の発信、情報交換の場の提供」、「各活動の支援」というRCJの方向性を正し く理解してもらうために、ユースフォーラムの参加者が中心となって広報を行う。そ の際SNSを利用することが望ましい。

憲章とは別個にRCJの方向性について明確に記された文章を、日本連盟のホームペ ージに掲載することを日本連盟に要請する。


F.ローバースカウト・コミュニティの創設に向けて 現在、ローバースカウトの自律が充分に達成されているとは言いがたい。そこで、我々 はローバー・コミュニティによる活動を提起する。ローバー・コミュニティは、既存の隊・ 地域ベースの活動単位とは異なり、趣味・関心ベースの活動単位を指す。これを普及させ ることで、隊や地域を超えた幅広い人脈に基づいた、高度な専門性を有する活動を達成す ることが可能となり、自律の確立が促されると考えられる。 

RCJが、ローバースカウトが自分の趣味と関心を軸に仲間を集めることのできるプ ロセスを創設する。

日本連盟に対して、ローバースカウトハンドブックに掲載を求める活動例を提出する。 活動例はローバー・コミュニティを基礎とする。

趣味・関心を軸に集まれるデータベースを創設する。そこには、大容量の掲示板が求 められる。

日本連盟にローバースカウトハンドブックの活動例に、ローバー・コミュニティを活 用したプランを盛りこむことを提言する。

日本連盟にデータベースの創設と普及を実現できるよう支援を要請する。

G.ユースフォーラム以後の活動について ユースフォーラムの採択文が実行されない傾向がある。その上、中には実行されている にもかかわらず、その活動内容が見えにくい現状がある。 

ローバースカウト同士がつながることのできるネットワークづくりを進める。

ローバースカウトは今回のユースフォーラムのアクションプランのそれぞれの達成度 合を様々な場で報告する。

次回ユースフォーラムまでに、ローバースカウトがアクションプラン全体の達成度合 を評価する機会を2回設ける。

日本連盟には、それぞれの採択文の実行に必要なアドバイザー及びインストラクター の紹介の依頼を提言する。

※1 採択文、提言文の●マークは、ローバースカウト自らが主体的にアクションを起こ す項目、■マークは、その活動を行うために県連盟もしくは日本連盟に対し支援を要請す る項目(提言)と位置付ける。 ※2 本採択文においてRCJとは、全国ローバースカウト会議を指すものとする。 ※3 『日本連盟規程集』54頁以降に、「ローバースカウト」及び「ローバー」に関する 規程があるため、採択文の表記はこれにならうものとする。


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