Doyu Hyogo 0803

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Doyu Hyogo

(全面広告)

︵代︶FAX078 3 ︵代︶ 2008年2月 日発行/兵庫県中小企業家同友会/県広報委員会〒650 0 - 042神戸市中央区波止場町5の4中突堤中央ビル3F ☎078 3 - 34 1 - 230 - 34 1 - 355

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2008

March

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人材育成委員会からの報告

『道学(人間学)特別一泊研修』に13社17名が参加!

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経営指針書で会社を動かす7つの手法

兵庫同友会会員にみる課題別経営指針実践事例 3

その4 社内プロジェクト・小集団活動の巻

「ビジョン2010」 検証レポート

はりまセンター長 小幡八郎氏に聞く

支部のページ 兵庫支部

兵庫支部 News 2008

14

テイク&リターン

15

ふりいだむ

16

阪神支部からこんにちは! !

17

神戸中央支部

中神戸支部 阪神支部

中はりま支部・西はりま支部・北はりま支部・北播支部

HARIMA CENTER NEWS 18 東播支部

アクセス 東神戸支部

HARMONY 西神戸支部

20 21

WEST KOBE MONTHLY 22

5

会員企業訪問

有限会社 花萌

6

会員企業の「環境保全」実践事例紹介② 8

英貴自動車株式会社

第5回会員拡大月間MVPは、阪神支部!! 9 我が社の経営理念

WEB情報局 青年部

理事会報告 新会員紹介

季節のたより

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【人材育成委員会からの報告】

『道学(人間学)特別一泊研修』に13社17名が参加!

2月2日∼3日に清水義昭先生による『道学一泊研修』が、 スペースアルファ神戸 (神戸市北区藤原台)にて開催されました。この研修会は、 2007年5月から5回 シリーズで開催された、 「経営者と幹部が共に学ぶ道学(人間学)研修」 (人間 を基軸とした経営のための自己革新研修∼人としての可能性を花開かせ、組 織が元気よく発展していくために∼)の集大成として企画された一泊研修です。 今回の研修では、 CSR (企業の社会的責任) とは何か、 お客様のお役に立つ(お 講師の清水先生 客様に支持される)経営をどうつくるか、 それ以前にES (従業員満足) をどれだ け実行しているかといったテーマでディスカッションしました。働く意味(原点) を考えさせることがCSRにつながり、 社員一人ひとりの働き甲斐を束ねることがCSRの原点であるということを学習しました。また、 「教育で大切なこと は、ほめること、 あたためることであり、知能指数(IQ)や能力の差ではなく、 どういう姿勢やどういう受け止め方で 仕事に取り組むかである」といったことを学びました。

講義に引き込まれる参加者

昨年1年間 (計5回) の研修を終えて、昨年末特別一 泊研修の案内がありました。行きたい!、でも土日の朝か ら晩まで(あかん、体がもたんわ)、でも清水先生の話が 聞きたい、 と自分の中でウジウジとしていたところ、人材 育成副委員長の小林氏をはじめ計3名の誘いがあり頭 数あわせの気持ちで受講しました。内容はあまり言いた くはないですけど、 「CSR (企業の社会的責任)、が果 たせるための経営幹部の生き様の点検とさらなる人間 的魅力を増すための人間学」と言う題材でした。最終 的にCSRとは、 お客様から「あ りがとう」とい ってもらう事だ と再認識しまし た。そういって もらうにはES ( 社員満足) し かない。3つの キーワード、1 . バズセッションで真剣討議 社員の自律 性、 2.社員同士の協力、3.社員が誇りを持てる企業、つまり 社員の成長(実学と道学)を援助していく事が私の会社 における役割と気づかせてくれました。早速、全社員に むけて、研修内容を報告し、更に、推薦図書購入アンケ ートも行い、合計30冊の本を井戸書店へ注文することが 出来ました。 「道学」、即効性はないですが、ボクシング のボディーブローのように数年後効果が出るよう少しず つ読書をつづけていきます 。清水先生ありがとうござい ました。また来年度、 よろしくお願いします。         サワダ精密株式会社 小林 功治

道学(人間学)と言う私としては聞き慣れない分野の講 習に2007年5 月より参加させて頂く様になり、今回の一泊 研修で6回目となりました。  私が清水先生の道学研修を受講する事となったきっか けは、当社の現社長が、先代のオーナー社長よりその立場 を継承され、1950年 から続いていた家業としての会社から 本当の意味での株式会社への変革をとげていかなければ ならない当社の現状の中で、 この道学研修で得られるもの が次世代の経営者もしくは経営幹部になる人材にとって必 須であるとの配慮に端を発しています。  実際に研修を受講して、清水先生の講義内容や講習資 料、推薦図書を通じて得られる様々な人物の生き方や考え 方に触れる内に、今までの自分自身の行き方や考え方が、 いかに甘く浅いものであったかを痛感せずにはいられませ んでした。恐らく受講させて頂くことがなければ、 この研修 で得られる人間の本質について一生気付く事が無かった のではないかと思います。  今の課題は、幸いにも本研修や推薦図書等で知り得た 人物の生き様や遺訓などをたとえひとつでも自身の日々の 生活に取り入れ実践していく事に努めて行くという事と、 清水先生も講義の中で同様の事を仰っておられたと思い ますが、「人は一生学び続けなければならない」を実践し人 間の本質をより深く知る事によって自身の人生を充実させ たものにしていきたいという事です。  清水先生を始め、研修でお会いする異業種の経営者や 経営幹部の皆様との交流も楽しいものがあります。同じ目 的と同じ悩みを共有し学んで行く事が一泊研修では懇親 会を中心に特に実感でき、 自身にとって大変意義のある経 験をさせて頂けましたし、 お世話になった方々には大変感 謝しております。  最後に、研修のテーマにも掲げられておりますが、 中小企 業は今後ますます人材が重要になってくると予想される一 方で多数の人は何事に於いても自己を中心にする考えに 捉われている感があり人材育成に苦労しています。当社も 同様の状態ですが、現状打破には本研修受講の経験等 から道学が良いと感じています。又、 最近読んだ本の中に「道 徳は人からしか学べない」との記述がありました。清水先生 の道学研修は正にこの言葉を実証していると思います。ま だまだ未熟な私ですので今後とも機会があればぜひ参加 させて頂きたいと考えております。有難う御座いました。      川西航空機器工業株式会社 平野 直樹

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経営指針書で会社を動か す 7 つの手法 兵庫同友会会員にみる課題別経営指針実践事例 その4 社内プロジェクト・小集団活動の巻  昔からあるQCサークル活動をはじめ、5S委員会、就業規則見直しプロジェクト、新事業研究開発プロジェク

ト、テーマ別勉強会など、中小企業・大企業を問わず、実際にさまざま取り組みが各社の工夫ですすめられ、そ の一部はハウツーとしてもまとめられています。

社内改革プロジェクトや小集団活動は、企業そのもののしくみやあり方を変えてしまう大きな改革から、現場を

中心とした方針や計画を具体化する改善の取り組みまで、経営指針実現に大きな力を発揮します。しかし、ここ

で注意をしたいのは、同じテーマであっても安易にノウハウだけを導入しても上手くいかないということです。

この取り組みを成功させるポイントは社員の主体性につきるのではないでしょうか。社員の「その気づくり」

をすすめてきた企業では、①自分たちで進捗状況をチェックできるしくみ、②目に見える成果・成功体験づくり、 ③確実にすすめることができる小さいことからはじめて全体に巻き込む、④的確なリーダーの選出と組織づくり

などの特徴がありました。

兵庫同友会KNNプロジェクト

【事例①A社 ∼外部から評価されることで社員に達成感】

社員の意識が変わり、新しい社風も生まれました。

社長が「企業環境セミナー」に参加したことをきっかけ

現在では、 KEMSもステップ2に移行し、ひょうご経営

に、地域との関係を大切にしたいという思いと、第三者

革新賞にチャレンジするなど、 これまでに培った習慣を本

に評価される会社を意識し、外部評価される事で、会社

業で生かす取り組みに挑戦しています。

を変えるきかっけにしたいという強い考えで、 KEMS (神 戸環境マネジメントシステム審査登録制度)に取り組み、 2004年 にKEMSを取得。このKEMSのマネジメントシス テムを活用して、社員が主体となった社内委員会(KE MS委員会、 6S委員会、安全衛生委員会)の取り組み をすすめています。  KEMS取得までの社内委員会は、経営者や幹部か ら指示しなければいけない、社員も仕方なしに取り組ん でいるにすぎませんでした。しかしKEMS取得にあたって、 はじめは強制的な参加であっても、委員会として定期的 にメンバーが集まる場ができて、その成果としてKEMS ステップ1第1号(登録番号KEMS1-0001) として認証 取得することができ、マスコミ等で報道されることで自分 たちが意識した以上の反響と現場での数値目標の達成 という成功体験が会社と社員を変える大きなポイントとな りました。  その後、 KEMS委員会以外の社内委員会でもKEM Sと同じしくみと体制で委員会活動をすすめると同時に、 毎年の委員交代で社員の半数以上がこれらの活動に 参加してきています 。幹部にやらされているから自主的 に取り組むように変わり、社員が本気になることにより、


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【事例②B社 ∼社員・スタッフをやる気にさせ自主的な改

【事例③C社 ∼社内の改革から自主的な勉強会まで】

善をめざす】

C社では1999年 にはじめて経営指針を発表。以降、

創作居酒屋を6店舗経営しており、接客スタッフは学

毎年経営指針の作成と発表を続けてきましたが、2003

生アルバイトが主体。お客様に直に接するのは、ほとん

年より2年間の間に9名が新しく入社(当時の社員数の

どアルバイトなので、彼らを楽しませながら、のせていくシ

半数) してくるなかで、自社が目指すものを明確にして

ステムや教育が必要で、経営理念を社員だけではなく、

共有することを目的に「C社Vision2010 」の作成に取り

アルバイトとも共有しようとして様々な仕掛けをしています。

組むことになり、 この時の経験が今日の社員が中心とな

経営会議や店長会議、営業会議などの方針を決める会

ったプロジェクト・小集団活動の基本となりました。

議とともに、店舗ごとの店舗サミットや3Cサミット (接客向

全社員参加の一泊研修をスタートに、社長が推薦した

上委員会を名称変更) と呼ばれる小集団活動を行って

委員で「ビジョン委員会」をつくり、社長がリーダーとなっ

います。店舗サミットは、 「D店サミット」 「E店全員集合」

て週1回の委員会で作成をすすめていきました。委員

というように名称もスタッフ自身で発案し、接客の改善や

会では、①コミュニケーションの重視、②検討結果を記録

新しいメニューの創作などをテーマに自主的に楽しく運

すると同時に共有する、③スケジュール化して計画通り

営しています。そして、会議を1回行ったら、飲み会やキ

にすすめる (委員会の開催)などのポイントを意識しました。

ャンプ、ボーリング大会などの楽しいイベントを1回行うよ

このVision2010 は2006年4 月に発表されて、今日の経

うにしています 。そのイベントには、予算も付けて、店舗

営の基礎となっています。

サミットのスタッフが交代で企画しています。アルバイトス

翌年には、全社会議での改善提案で「ムダのないよう

タッフも主体的に企画に加わることで、 コミュニケーション

に仕事の整理が必要」 「自分の会社のことを全員がキ

の向上をはかり、権限と責任を与えて達成感と成功体

チンと知っておくべき」 「新入社員でも仕事の基本がで

験で成長する仕組みを構築しています。

きるように」との意見から、 それまで明文化されていなか

また、学生のアルバイトは多くが卒業と共に退職しま

ったマニュアルづくりが決まり、各部署から選ばれた委

すが、年度末に卒業式を社内で行っています 。その企

員で「NMP委員会(2005年9 月∼2006年6 月)」が発足

画は毎年社長や幹部が考えますが、本人にも内緒で両

しました。ビジョン作成委員会との大きな違いは、今回は

親を呼んで、一人ひとり両親から手紙を渡すなど感動あ

社員がリーダーとなり、総務課長が計画づくりや進捗管

る企画を毎年続けることで、卒業生が新たな新人学生を

理を行なうなど、社員によるプロジェクト運営が行なわれ

連れてくる好循環を生んでいます。

たことです。

スタッフのやる気と心から楽しむ姿勢がお客様に伝わ

2007年4 月から社名変更に取り組んだ「CIプロジェク

り、 リピーターを形作る基本になります。スタッフが自主的

ト委員会」では、新社名の公募・選考や実施体制づくり

にグループを運営できる仕組みをうまく活用して、楽しみ

がすすめられました。また経営指針との関係では、部門

ながら成長していく仕組みを上手に活用されています。

方針を実現するための個人目標を決めており、その計 画に基づいて一人ひとりがリーダーとなって必要なメン バーの招集∼協力することで、業務標準化や勉強会な

ス 社員・ タッフ

どの自主的な小集団活動が行なわれています。

V

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ision

2010

Vi s ion2010検証レポート

はりまセンター長 小幡八郎氏に聞く  現在の支部活動においては多様化した経営課題を

解決するための活動が充分に会員に対して提供できて

いないのが現状です。支部の会員規模の大小による会 員に対するサービスの差異も生じています。支部の役割

を「支部例会の企画運営」と「会員増強活動」に集約 有限会社オバタ 代表取締役

小幡 八郎 氏

1995年に入会。姫路支部時代、播磨北A地区地区長の役 を経て、2003年初代北はりま支部支部長に就任。3年間の 支部長経験を経て、2006年はりまセンター長に就任。在任中。

ビジョンの実現をサポートする同友会活動

第4章. 1. 「 同友会活動の意義と2010年の到達点」

において「同友会理念」 「労使見解」について述べ、 そ

して「中小企業憲章」 「中小企業振興基本条例」制定

に向けた取り組みについて述べています。会員増強の

活動強化により入会間もない会員が増え、ややもすると 同友会活動の原点である理念と労使見解についてしっ

かりとした理解がなされていない状況も見受けられます。  改めて原点を理解し進むべき方向を定めることが大

切だと感じています 。同友会活動の特徴として私が意 識していますのが、三 つの目的の三番目「よい経営環

境をつくろう」という項です。 「よい会社をつくる」 「よい 経営者になる」は経営者しては当然に考えることだと思

います。ただし「よい経営環境をつくる」という目的が加

わることによって「よい会社」「よい経営者」の持つ意味

が大変奥深い意味をもってくるように思っています 。自

社あるいは経営者が住み、経済活動を行なう地域に自 社や経営者個人がそして同友会の活動がどのように貢

かと思います。兵庫県同友会は、以前、赤石前会長が「瀬 戸内同友会」と表現されたことがありましたが、現在の活

成し、仕事のやり方を改善し、組織の活性化を図るこ

とにほかなりません。まずテーマ・目的を明確にして、 社員を自主的に参画させ、小さな課題からPDCAを回

していく習慣づくりと、成果を出させて成功体験を重 ねていくことで組織の活性化と自律的社員が育つ風 土づくりを行っていきましょう。

広報委員会 Visionグループ

センター(協議会)化および支部の変革

献できるのだろうかを考えなければいけないのではない

プロジェクト・小集団活動の目的は、 自主的社員を育

5

動は、瀬戸内沿岸を中心に行われています 。兵庫県は

東西南北に横幅・奥行きが広く、気候風土も違うように

それぞれの地域において誇るべき発展の歴史を持ち、 特色ある文化圏・商圏を形成しています。それぞれの地

域で経営に悩みを抱えた経営者がいます。兵庫県全域

に会員が増え、真の兵庫県中小企業家同友会になるた

めにも地域に根ざした体制を作り組織的な活動を行なっ ていかなければならないと考えています。

することにより支部の負担を軽くすることで、支部が経

営体験の交流の場としての機能を果たしていけるので

ないかと思います。支部の役割を集約し明確にすること により地域センターの役割が大切になってきます 。支部

から切り離された役割を全て県の組織で担うのは無理

があると思います。センターの組織を確立することにより

細やかな会員に対するサービスを提供出来ると思います。

またセンターの組織を確立することで行政に対する窓

口を明確にできると考えます。センターの組織が確立し、

センターとしての活動が始まるとそれをサポートする事務

局の存在が大切になります 。単なる実務を受け持つの

ではなく同友会運動を広げていく拠点としての役割を

自覚することが必要になります。また、会員も事務局員を 実務の「世話役」としてではなく、大切なパートナーとし

て共に学びあうことが大切だと思います。

専門委員会活動の明確化と再編

経営課題が多様で複雑化する中で、臨機応変にそし

て柔軟に対応できる組織づくりが必要不可欠です 。会 員の抱える経営課題を吸い上げ、専門委員会を実施す

ることで、時代に即応した経営課題を解決のできる同友

会活動に繋がっていくものと思います 。また「e. doyu」

を活用し同友会内のSNS (ソーシャル・ネットワーキング・サー

ビス)構築等を進め、支部や地域センターを越えた連携 へ広げていく必要があります。

現在の取り組み

2008年度「はりまセンター」においては支部単位で

活動をしていた委員会の一部をセンター内にも設置し、

支部を越えた地域連携により会員サービスの強化を図っ

て行く予定です 。また、年に3回のセンター合同行事を 開催し、そういった連携によってセンター内において研

究会活動等の経営課題を解決するための活動に広がっ

ていけばと考えています。


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会 員 企 業 訪 問

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会われました。人生にはいくつかのターニングポイントが

あると思いますが、西村さんにとって大きな出会いでした。

「感性」ではなく理論での勉強に大いに感動し、猛勉強

有限会社 花萌

され、 たくさんの資格を取ったそうです。

恩師の先生の主催される花阿彌を通してドイツでの

デモンストレーションに参加されます 。最先端の場所へ

行かれてまた多くのことを学んで来られることと思います。

本当に先生との出会いが無ければ今の西村さんが無い

企業概要

と言ってもいいくらいでしょうか。

代表取締役社長:西村 由希子 創     業:1996年12月

同友会への思い

従  業  員:社員6名、パート4名

花萌さんのはじまり

ご自分の結婚式の際に素敵なお花に囲まれてとても

いい思い出があったことをきっかけにお花のお仕事が始

まったそうです 。始まりは小さなサロンのような教室から

経営指針成文化セミナーに参加して、経営指針を作 関連業者をパッケージでつれてくるので地元の業者に

は何のうまみもないそうです。一見華やかな世界ですが 市場環境は厳しいです。

成されて変わったことといえば、 「自分自身我慢が出来

るようになったこと」だそうです 。なかなか思うようにコミ

取材を終えて

かないことに対して、以前は短気に対応してしまうことが

取材を終えて何かすがすがしい気持ちになりました。ど

ュニケーションが取れ ずに経営者の思いが伝わってい

あったようですが、現在は様々な工夫をして気長く対応し、

始まりました。その当時何かを得たいとフランス留学をし

社内での経営理念の浸透に力を注いでおられます。同

ましたが、 「植物は太陽に向かって咲いている」とだけの

友会は素直に自分をさらけ出すことに出来る場所で、素

教えを得て帰国をし、 なんだか納得のいかない思いだっ

直なままにいる方が多くの気付きを得ることが出来るそう

たそうです。

です。

そして長田の駅前で店舗を開業、毎日お花が売れず

社員さんにアレンジメントをしていただきました

本当に小さい体で一生懸命というのが伝わってきて、 この会社でも課題は山積みです。でも、経営者がその課

題に対してしっかりと向き合っていけるかどうかが会社

の今後を決めていくと思います 。たくさんの気付きを頂

きました。西村さん、有難うございました。

に大変だったそうです 。店舗での販売に限界を感じて いたので、 ブライダル部を開業され仕事の幅を広げて行

きました。

そして店舗の立地はやはり三宮、 というこだわりがあり 2000年 に現在の店舗へ移転をされました。

勝ち残りの販売戦略

どんな商売でも季節変動があるのですが、 とりわけ花

の業界はそれが顕著なようで、経営的には固定費を賄

うことの出来る売上を確保することが課題です。

場所を新たに借りてお花の教室を展開されています。

チケット制などを取り入れて、 しっかりとお勉強したい方、 楽しみながらお花に触れ合いたい方などのコースを準備

しておられます。

また、 ネット販売での需要も多く今年は力を入れて行

こうと考えておられます 。三宮のショップは経費的にもき ついようですが、今までは三宮にショップがあるというご

業界の状況、外部環境の変化とその中での対策

自身のこだわりがあったようですが、今後は展開を考え

との20%をブライダル、ギフト需要で、 日常的に家庭でお

に出来、信頼関係を気付ける場でもあるのですが。

人の喜びのシーンでのお花にこだわり続けておられます。

ブライダル産業の市場が縮小しているのに、神戸という

ドイツで開かれるインターナショナルプランツメ ッセへの出展

からの参入がたくさんあり、取引先が厳しい状況です 。

屋さんでの一冊の本がきっかけで恩師である先生に出

なんと花の需要の80%はお葬儀関係だそうです 。あ

花を飾る環境は日本ではまだまだないようです 。あえて

土地柄が多くの需要があるように考えられるのか、外部

ておられます。ネット販売にはない人とのつながりを大切

ショップを始めた頃、何かを模索し続けていたとき、本

スタッフと


シリーズ

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会員企業の「環境保全」実践 事 例 紹 介 ②

会 社 名 英貴自動車株式会社

会 員 名 山城 雅照氏(阪神支部) 事業内容 車のトータルサポート

(鈑金・塗装・修理・販売・保険) 社 員 数 25名

2005年11月 KEMSステップ2認証取得

「お客さまからの環境活動賛同書」に大企業も注目! 環境保全活動に取り組んだきっかけ  経営理念に「リユースを徹底し、環境を壊さない会社 にします」とあるように、従来から中古パーツの活用に取 り組んで来ましたが、昔は地球環境をまもるというよりは 経費削減の意味合いが大きかったように思います 。本 格的に取り組み出したのは、社長の「このままだと地球 がゴミだらけになるだけでなく、孫の代には住む場所すら なくなる」との号令で、英貴自動車は徹底してゴミを出さ ないと宣言すると同時に、 KEMS (神戸環境マネジメン トシステム)ステップ2の取得に取り組みました。 環境保全が技術の衰退をとめた  はじめに取り組んだのは、創業当時(40年前) の仕事 のやり方に戻ることでした。  自動車鈑金工場に事故車が持ち込まれると、たたき 鈑金で修理するかパーツ交換( 新品か中古)するかを 決めますが、通常はその判断を職人に任せることになり ます。事故の程度(見た目)、時間(手間)、仕事の段取 りなどで判断するのですが、自動車ディーラーをはじめと して、ほとんどの工場では早い・作業が楽ということもあっ てパーツ交換中心の修理があたりまえになっています 。 そこを英貴自動車では「どのような状態であっても、はじ めからパーツ交換は考えない。まず、たたき鈑金で修理 する」という、本来の仕事である「たたき鈑金」に徹底し てこだわりました。  鈑金修理ならゴミを出さないということは理解できる。 だけれど、交換修理に比べると手間も時間もかかるので、 これまでの交換社会に慣らされた社員からは不満の声 も出ました。しかし、大した技術も求められずに、部品代 ばかり高くて安い工賃の交換修理と、部品代ゼロで高 い技術力で工賃を頂ける鈑金修理のどちらが自分たち にとって正しいことなのかは明確でした。こうした取り組 みが、原価を意識できる仕事の仕組みづくりや鈑金技 術の飛躍的向上に繋がりました。  しかし、 ここに欠かすことができないのが、お客さまの 鈑金修理へのご理解でした。 大企業もまだ実現できていない問題  一般に事故修理と言うと、たたき鈑金よりパーツ交換

を希 望されるお 客さま の 方 が 圧 倒 的 に多 い です。その大きな理由は、 たたき鈑 金よりパーツ 交 換 の 方 が 綺 麗 に仕 上がるだろうという思い 違いです。  そこで、修理についてのお客さまのご要望を十分にお 聞きした上で、英貴自動車が環境問題に積極的に取り 組んでいることをお話して、 ご理解・ご協力頂ける方に「環 境活動賛同書」にサインを頂くようにしました(ほぼすべ てのお客さまがサインされます)。そうして、鈑金修理と交 換修理の違い(見積りや仕上がりなど)についてご説明 します 。そうすると、 よほどの事情がない限りたたき鈑金 で仕事をさせて頂けるようになりました。実は、 このことが 事故修理の窓口となる保険会社に大きな評価を得るこ とになりました。  みなさんご存じの通り、大企業では環境保全を理念 やテーマに掲げています。ですが、 その取り組みが自社 内の改革や地域活動に留まっている企業が多くあります。 例えば、保険会社では事故受付の際に環境保全のため にパーツ交換ではなくたたき鈑金を奨めることになって いますが、実際にそうしてしまうと「なんのための保険な んだ」 「新品交換に決まっている」と言い返されるだけで なく、契約を失う危険すらあります 。そのデリケートな部 分を私たちはクリアすることができるのです 。保険会社 から見てみれば、社内だけでなくお客さまのレベルで環 境に取り組めて、保険支払額も下げることができたのです。

第5回会員拡大月間MVP(11月・12月度)は、阪神支部!! 「私が入会を決めたあの一言」

新会員さんに聞きました。 「いろんな異業種交流会や勉強会がある中で同友会を選ばれたのは?」

高岡さんの「気付きを大切にしよう」 という言葉で入会を決めました。

十川 裕加さん

活発な活動が自社に役に立つなと  感じました。

柴田 春雄さん

同友会入会のきっかけは、い つも大変お世 話になっているアイタウンの飯田社長からお 誘いを受けたことです 。ただ、実際に会合に 参加させて頂いて、単なる交流の会ではなく、 経営者の勉強の場としてとても有意義だと 感じたことや、後継者育成の場としても効果 的と考えたことです 。弊社はまだまだ未熟な ところがありますが、同友会にてご指導を受 さこ・石尾雅子さん けることができれば、 もう少しいい会社に生ま れ変わるかな、 と期待しています。

兵庫同友会の皆さまが、 とてもフレンドリ ーで、温かい雰囲気だったからです 。そ れがとてもすばらしく、魅力的でした。 田ノ本智子さん

山城さんの「下請けを脱却した」の 一言が効きました。

戸川 順次さん

「経営者は自分が居心地のいい環境にばか りいてることができる。でも、 あえてそうならな いために違う世界で生きている人たちと関わ ることが大切である」というお言葉がありました。 確かに個人で仕事をしていると自分の都合 のいい環境を作れることが出来る反面世界 が狭くなってしまうと思っておりましたので、 こ れを機に広い世界を見て多くの諸先輩方の 田中 和子さん 意見を聞く機会をいただけたらと思い入会を 決意いたしました。

初参加でも、他の経営者の方々と気軽に交 流できる場を提供して頂けたのと、会員の皆 様が相互に成長しようとするスタイルに共感 したので、入会を決めました!

いろんな社長の考え方が聞け、自社の ヒントになるなと思いました。

お客さまから頂く「賛同書」の署名部分

「中小企業家の環境宣言」について  これからの時代、環境問題に取り組めない企業は成 り立たないと思います。そのなかでも中小企業は、 どのよ うなカタチでもいいので環境をビジネスモデルに取り入 れる必要があると思います。私たちもそうした結果として、 粗利総額の増収、鈑金技術の見直し、作業効率の向上 に繋がったと確信しています。  同友会で学んで実践しているからこそ、全ての会員 企業で環境保全に取り組んで欲しいです 。もしも、取り 組み方がわからない、 きっかけが欲しいのならば、負担 が少なくても効果があるKEMS取得に挑戦してみて下 さい。本当に会社がよくなります。

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藤原 弘政さん

1月例会で、抱負、決意を述べられる新会員のみなさん

森岡 寛さん


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経営理念

わが社の 経営指針を作ったのは4年前位になります。

第4期の社 内の経 営 指 針 発 表 会では、第3

同 友 会 の仲 間が経 営 指 針を発 表するから

期目の反省を取り入れ25ページとなり社員が

参加して欲しいとの依頼がありました。それ

実践するように勉強中です。

が第一歩です、経営指針の勉強をしたこと

これから成文化される会員へのメッセージは、

のない私ですから見よう見まねの自己流で

経営者には儲けたい・良い会社にしたい・会

した。会員さんの経営指針書を参考に四苦

社を大きくしたいと、大きな会社・小さな会社

八苦しながら作り最初は3ページと単純でした。

関係なく夢があります。がむしゃらに働いても

指針が必要なのか?の説明から入り社員全 員に会社に対する思いや将来の希望などを

株式会社 アクアクリーン 代表取締役

年度が始まります。

成長したい人、成長をしたいと思い行動している仲間

を見 つけたい人は、4月からはじまる新しい青年部の活

「わが社の経営理念」は、経営理念への想いをはじめ、経営理念成文化の きっかけや社内での変化、 これから経営指針を成文化される会員へのメッセー ジを投稿・取材させて頂いているページです。

目標・到達地点を目指して頑張っています 。

今では社員16名アルバイト4名に何故経営

か後継者)がありまだ入会されてない方、 もうすぐ新しい

41

同友会に入会して早10年が経過しました。

久崎 直樹氏

創業 平成2年2月

儲ける人や良い会社にする人もいますが、早 道として目的を持ち経 営 指 針を作 成して成 文化するようにお勧め致します。

文章として残す事により各個人が自覚をし、

動に是非参加してみてください。そしてその前にある、3

青年部大新年会開催! ! 2008. 1. 11 新年会は旅館だよ、全員集合  青年部イベント委員長の 村山です 。1月11日(木)青

年部の新年会が、県庁前の

宝月旅 館で行われました。

テーマは『昔、親戚が集まっ

て鍋を囲んだ田舎の正月』。 参加者は大人22人、子供6人。

経営理念

真心、敏速を最優先しお客様の立場となり、社員が力を合わせ会社の発展と社員全員の 健康と幸福を目指す為努力します。

お父さんあてゲームや、 ビン

ゴなど、終 始 和やかな雰 囲

気で開催された新年会でした。

今年度、青年部の数ある活動を通じてたくさん学ば

せていただきました。ただ楽しいだけならそれで終わって

しまうイベントも、 目的の明確化、三方良しの考え、 スケジュー

会 員 企 業 ホーム ペ ージ紹 介

WEB 情 報 局

神戸プラス工具 株式会社・東神戸支部 http://www.kpt.co.jp/

新第10回は、 1986年に灘区で工具の専門店として 創業され、電設工具を中心に材料・消耗品等幅広く販 売されている森岡さん(神戸プラス工具株式会社・東神 戸 支 部 )のホームページ『工 具の専 門 店K PT』を覗い てみます。  ホームページは通信販売を目的に1999年に自主制 作された。その後2003年に、お客様( 電設工事店)の 使い勝手を良くすることを第一に考え全面リニューアル された。インターネットといっても一つのツールでしかなく、

そこになくてはならないものは、人と人との信 頼 関 係と の思いから、 システム化の波に流されることなく、従来の 店売りと同等のサービスを心がけているとのこと。さらに、 県外から仕事に来られた方にご利用いただき、 また地元 に戻られてからも注文いただいているケースや、地元の お客様が遠方に出張された場合などの発送業務も日常 的にあり、 このこともオンラインショッピングの最大の利用 価値と考えているとのこと。取り扱い商品が多岐に渡る ことや、会員制にされていることから、店売り以上に手間 を掛ける必要があることから、森岡さんを含めスタッフ3 人で毎日更新をしているとのこと。  現在、 ホームページからの直接売り上げは25%になっ てきているとのこと。  今後、 ホームページのさらなる有効活用を目指してメー ルマガジンの発行に取り組みたいとのこと。ただ単に顧 客の開拓に繋げるだけでなく、多くの生の情報提供す ることによってお客様と共に発展する企業を目指したい とのこと。  また、同友会では多くの経営者の方から色々なことが 吸収できるのでこれからも積極的に参加したいとのこと。  自薦・他薦を問いませんので元気印の会員企業情報 をお寄せください。このページで紹介いたします。

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ルの設定など、 日頃まなんだことを活かし、 またさらに高め

る場にもなりました。

同友会の活動をただしんどいと思えばそれまで、 して

あげていると思ってもそれまで、楽しんでやってなにかが 残るような気がしています 。あまり参加できていない青

年部の会員の皆さん、入会資格(42歳以下で、経営者

月例会に是非どんな仲間がいるのか聴きにきてください。 Most Welcome な気持ちでお待ちしています。

有限会社 プロシード 村山 力


Doyu Hyogo

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第11回理事会 議事録 イ.日 時 2008年2月6日(水)18:30∼21:00

3.第39回定時総会実行委員会の報告を承認しました。

ハ.出席者 澤田代表理事、仲内・山城・藤岡・

◇と き 4月23日(水)午後3時開会

ロ.場 所 神戸市産業振興センター

山下各副代表理事、岡田・三宅・小河・       植松・石橋・前田各支部長、

小幡センター長、小川・佐藤・

能崎各委員長、松原・谷口・池本・山田・

内橋各理事、高木・難波来期理事予定者、       仲村・中澤・河野・珍坂・中島・谷池       (事務局) 《報告事項》 1.対外活動

<新エネルギー技術創成研究会>

2月8日 (金)津田久雄氏 (新星電気株式会社・社長)

<埼玉同友会役員研修会>

2月16日(土)田中信吾氏(筆頭代表理事) 2.経営者大学について

【第4講】 1月29日(火)

「中小企業金融の変化と有利な資金調達」       講師 田中 敦氏

(関西学院大学経済学部教授)  【第5講】 2月28日(木)

「WEB2.0時代の地域中小企業の自立化を考える」       講師 池田 潔氏

(兵庫県立大学経営学部教授) 3.尼崎工業高校ガイダンス

◇と き 2月19日 (火)午前10時30分 ∼12時45分

2年生約180名 基調講演 と職種別分散会

◇参加者 31名 《承認事項》

1.10∼12月度収支決算報告を承認しました 。 2.役員選考委員会の報告を承認しました。   ①副代表理事候補について

新たに副代表理事候補として松田光治氏を選    考しました。

<第39回定時総会>

◇ところ ニューオータニ神戸ハーバーランド   ①プログラム

第1部 総会セレモニー&基調講演

基調講演、3ヵ年計画発表を受けて、バ       ズセッションで深めます。   第2部 総会議事

第3部 懇親パーティー

・今回のグループ長は、来期の方針をきちんと    捉えて進行する必要があるので、理事を中心    に担当して頂くことを申し合わせました。

・委員会活動の充実は必要だが、行事が増えて

◇と き 3月14日(金)午後3時∼

大切だ。

ました。

◇ところ 神戸市産業振興センター

「待ったなし、神戸発“マイナス6%”         への取り組み」 《審議事項》

統一性が無くなる事のないようにすることが   ・少人数で学びあえる「研究会」活動をもっと    活発に出来ないか。

・活動を検証(チェック)する仕組み、体制を    確立して、単年度の活動による弊害を無くし

1.入退会者を承認しました。

入会者14名、休退会者10名 2月度会員数1313名

ていく必要がある。

※会員企業の自宅兼工場が全焼するという事態

①支部例会担当者会議の開催を決めました。

な被害にあった場合に会費免除する制度が必

◇ところ 兵庫同友会事務局

が発生したことの報告があり、こうした甚大    要ではないかとの意見がありました。次回理    事会で案を提案することになりました。

◇と き 2月27日(水)午後6時∼9時    ◇対象者 2008年度の支部例会担当者+正副         支部長より(各支部から複数参加)

②「同友会型経営の真髄を学ぶステップアップ例会」

年度の参加者数を下まわらない目標に、また

があり審議しました。

体化することになりました。

各支部参加登録目標について、原則として昨    各支部の運営委員の数をも考慮して2月の運    営委員会で確認し、最終的に実行委員会で調    整し決めます。   ③参加費

参加費は7,000円とし、第3部の費用(飲食費・

澤田代表理事から、活動方針(第2次案)の提案  <出された意見>

参加費の登録・支払は会費口座からの自動引    き落としを基本とし、それ以外の方は請求書    を送付します。

参加費の会費自動引落し

(日程予定)受付締め切り日:4月4日→引落日:         4月22日

④議事運営のルールについて

イ.特定の人が総会当日に長時間質問をする

企画案の提案があり、支部例会担当者会議で具

・支部例会で学んだことの社内での実践が弱い    と感じているので、それを強化するようにし    たい。

設営費・アトラクション代)に充当します。

新 会員のご紹 介 所属支部

会 社 名

阪 神 clear hearing salon

会社役職名

代表者

会員氏名

事業内容

推薦者

西山 泰代 アロマセラピーを中心としたリラクゼーションサロン 谷口 享子

(株) 代表取締役 柴田 春雄 電気通信建設 阪 神 柴田通信システム 戸川 順次 建築塗装業

阪 神 戸川塗装

代表者

(株) マーズデザイン 阪 神

代表取締役 田ノ本智子

爪の装飾、 ネイル商品の製造・販売

柴田  博 安本 清一 高野 直樹

のでなく、多くの方に事前に質問してい

(株) 代表取締役社長 池田 昭夫 石油掘削材料管のセミナー、オリジナル石油掘削機用部品製作・品質管理支援 岡田 敏嗣 東神戸 エムアイエヌコンサルタント

封するようにします。

ヒロセ 東神戸 (株)

プラント塗装工事 代表取締役 廣瀬 文重 船舶、

神戸中央 (株)神戸設計ルーム

専務取締役 大里 雄一 土木設計図の作成業務、CADデータの入出力業務及び付帯するデータ処理 佐伯 里香

リアル・ワン 神戸中央 (有)

代表取締役 大西加奈子 健康に関わる講師業、イベント企画・運営、健康食品の販売 菜切 秀和

(株) 中神戸 eサプライズ

代表取締役 河口 悦子 オリジナルチョコレート・オリジナルマット製造販売

中神戸 谷口司法書士事務所

所長

ただくよう、「ご意見・ご質問書」を同    ロ.質問の内容に正確にお答えするために、      質問は事前に文書で出していただき、総      会の席上でその質問にお答えするように      します。

女性部長候補として三上昌子氏(新任)、

◇ところ 神戸ポートピアホテル

久原和仁氏(新任)を選考しました。

5.ワット神戸シンポジウムへの後援依頼を承認し

2.来年度の活動方針について審議しました。

4.第21回オール兵庫の開催を決めました。

会計監査候補として小塩健治氏(留任)、

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②参加目標

②はりまセンター長・女性部長・会計監査候補

はりまセンター長候補として小幡八郎氏(留任)、

Doyu Hyogo

◇と き 10月24日(金)    設営担当 東播支部

中神戸 合資会社ミツワ材木店

北野 友之

和田 至弘

谷口  博 会社不動産登記

松尾 壮一

田中 宏道 木材・住宅建材小売・卸

米林 和敏

吉村陽出之 外壁工事、耐火被覆工事等

河本 一郎

中はりま (株)姫路商工

取締役

中はりま 三ツ星製作(株)

代表取締役 林  憲嗣 主導体関連の設備部品及び精密部品の製造・組立 古谷 伸雄

西はりま(株)龍野実業建築家

代表取締役 藤井 啓良 一戸建て新築住宅、一般住宅リフォーム

圓尾 哲也


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Doyu Hyogo

支部のページ

Doyu Hyogo

兵庫支部News2008

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神戸中央支部

「 Connection 」 繋 がる!  関わる! 関係 する! 新春例会「受けようマンモグラフィー検診、早期発見で笑顔の暮らし」

『2008年、消え去る企業とは!』

講師 松田 壽美子氏(NPO法人 J.POSH 日本乳がんピンクリボン運動・事務局長)

兵庫県立大学教授 佐竹 隆幸氏

0.5mmの乳がんもみつけるマンモグラフィー検診で死亡率低下を  2008年1 月18日神戸市産業振興センターで兵庫支部

支部のページ

の向上を究極の目的に、啓発と情報提供、マンモグラフ

じました。

の助成、患者と家族のサポート、 マンモグラフィー検診機械・

最後にまとめられたのは、

2005年 の、 日本の乳がん患者は世界第9位、41,494

者が求められる。②経営理念をもつこと。社会に対して

新春例会が行われました。 「受けようマンモグラフィー検診、

ィー検診の普及促進、乳がん専門医療スタッフ育成へ

先生が我々に伝えたいことはたくさんあるでしょうが、

SH日本乳がんピンクリボン運動の事務局長松田壽美子

車の寄贈等の活動をしています。

①カリスマ経営者ではなく、 リーダーシップがとれる経営

ゲスト3、新会員2) は、エネルギッシュな松田さんのお話

人(22人に1人) でした。ちなみに米8人に1人、英6人に

どういうお役立ちができるのかを社内で明確にする。

間違った理解を打ち砕かれました。

30%、死亡者数は2006年 に女11,177人 、男97人です。

ということでした。

交通死亡事故者数は、2006年 の6,352人 と乳がんの約

はどう確立していくのか?その先にあるのは何か!?

早期発見で笑顔の暮らし」という題で、 NPO法人J. PO

さんのお話を聞きました。出席者女性5名、男性25名 (内 により、乳がんや乳がん検診についての少ない知識や  同法人は2002年 に設立され、マンモグラフィー検診率

③企業の社会的責任、社会貢献を果たす。

1人、独12人に1人でした。日本での死亡率は発病者の

いろいろな課題がある中で、自社の独自性というもの

女性だけの病気ではありません。毎年必ず話題になる 半分です。

非常に多くのことを考えさせられる講演でした。

のに8 年から1 0 年かかる、1 c mになる前 の 0 . 5 m mや

お料理とお酒、和やかな雰囲気の中、ゲストの方々のご

非常に頭をつかった(?)後は懇親会です 。おいしい

しこりが出来ないタイプの乳がんもある、 1cmに育 つ

NPO法人 J.POSHシンボルマーク

新春例会タイトル

1mmでもマンモグラフィーで見つけることが出来るという

精度には驚きました。乳腺専門医という医者がいること、 乳腺外科の存在も知りました。

日本の死亡率は上昇している一方、マンモグラフィー

検診の普及により欧米での死亡率は低下しています。

この検診では、 どんな名医でも触診では見つけられない、 微細石灰化状態という、 しこりになっていない乳がんも

見つけることが出来ます。

参加者の受診状況はというと、参加女性5名のうち2

名しか乳がん検診を受けていませんでした。そこで検診

による早期発見のメリットもお話いただきました。それは、 乳房を保存できる、手術が早く (日帰りや1泊2日)、安い(早

期は20万円、遅いと100万円) 、救命率が高い等々です。

早期発見で医療費が減れば健康保険の保険料も少な

くなります。 J.POSH事務局長 松田氏

次に、企業のマンモグラフィー検診の実施の有無を訊

いてみると、参加企業では実施0社でした。社員が健康

であってこそ会社が成り立つのに、胃の検診をしてもマ

ンモグラフィー検診をしないのはなぜかと問いかけられま

した。2005年 にJ. POSHからマンモグラフィー検診車の

寄贈を受けた神戸市も10.1% の受診率でまだまだです。  自分はガンにはならないぞと思い込んでいる私も1回

ぐらいは受けてみようかと心動かされました。女性会員

はもとより、男性会員も愛する家族のため、従業員のた

めピンクリボン運動に参加しましょう。 皆さん真剣に!

文責:角森 洋子(かくもり労務管理事務所)

講演に熱がこもり、時間延長をしてもまだ話し足りない佐竹先生

1月24日 (木)神戸中央支部の新春例会が、兵庫県立

大学の佐竹教授をお迎えしてペガーズで行われました。

前半は佐竹先生による『2008年 、消え去る企業とは!』

というタイトルでの講演でした。

現在の世界情勢などマクロ的視点からのお話、現在

の原油高、円高、株安の3重苦という日本を取り巻く厳し

い環境、 しかし、2011年7 月24日に控えた地デジの日に 向かっての2015年 まで少なくとも上がり続ける日本の景

気。150兆円のテレビの世界市場のなか、90%を日本が

占め、そのメーカーのほとんどが関西圏

紹介がありました。

ゲストで参加された神戸設計ルームの大里さんは、壇

上で入会を表明されていました。ようこそ大里さん!

神戸中央の新春例会は、佐竹先生の広い視野と多

くの示唆にあふれた講演と、和やかな懇親会で大いに 盛り上がりました。今年も仲間を増やし、多くのことを学

びながら、みんなで発展して行きたいものです  参加させていただいて感謝!

文責:有限会社 プロシード 村山 力

に工場を作っていますが、 そこに存在し

ている我々中小企業経営者が、今何を

なすべきなのかを非常にわかりやすく、 かつ面白く、お話されました。

特に、先生が強調されていたの「新

連携」です。それは地域のコアとなるリー

ダー企業になることです 。地域ブランド

を作ること、地域密着型企業になること、 そしてこれから考えていかなければなら ないのは、 「農商工連携」だそうです。

これからの中小企業の経営者は、そ

の企 業の経 営だけにとどまっていられ

ない。生き残っていくには、小さな枠組

のなかにとどまらず、他の企業や団体、 組織などと繋がっていく必要がある。そ

んな社会になってきていることを強く感

熱心に耳を傾け、 メモをとる参加者達。画面中央で真剣にメモを取っているのが筆者。


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ふ り い だ む

阪神支部から こん にちは!!

1月新春例会

1月 度 支 部 例 会レポ ート

支部のページ

中神戸支部だより

「変革なくして継続なし」

∼創業 150年老舗旅館の不易流行∼

支部のページ

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黒字企業の作り方がわかった!

∼業 界の 淘 汰に勝ち残る企 業 改 革 ∼ 講師 増田 晴信氏    (株式会社 陵楓閣(くつろぎの宿やぎや陵風閣) ・代表取締役)

報告者:山城 雅照氏(英貴自動車株式会社・専務取締役)

るともおっしゃいました。周りの支えなくして経営は絶対 に不可能であると。

おっしゃった内容は、言うのは簡単なことですが実践

するのは難しいことばかりです。それを30年間自ら先頭

に立って実践し、いろいろな経験を積み重ねてこられた 増田氏の言葉には、説得力があり、 また内面から湧き出

る温かさもありました。

100名が集まった1月例会

1月23日に中神戸支部新春例会が開催されました。今

回は『変革なくして継続なし』と題して、有馬で温泉旅

阪 神 支 部1月例 会は、我らが阪 神 支 部より、現 在 、

館業をされている株式会社 陵楓閣の増田晴信氏をお

兵 庫 県 中 小 企 業 家 同 友 会 副 代 表 理 事 でもあります

迎えし1857年創業以来150年続 く経営の基本姿勢に

山 城 氏に、ご報 告 頂きました。

ついて講演していただきました。

最 近では、他 支 部での報 告が多く、なかなか、地 元

温泉地として全国でも有名な有馬ですが、外資参入・

でお 話が 聞けなくなってしまい 運 営 委 員 の 方 々から

老舗旅館の民事再生法適用等、近年は厳しい経営状

の要 望も多く今 回の報 告となりました。久々の阪 神 支

況となっています 。その中で増田氏が先代から事業を

継がれて約30年、売上を承継前の155%に増やしてこら

れたポイントとして以下の3点を挙げられました。

1「自分の営業スタイルを確認する為に早朝より出社

する」。自分のスタイルというものを以って、それを従業

部での報 告と言うこともあり、山 城さんも力が入ったよ

の会員でもある株式会社 天安閣の藤田様のご厚意に

金を狙った経営は絶対にどこかで歪みが生じる。結局、

非常に有意義なものとなりました。私は昨年11月に入会

3「競合他社とは決して戦わない、奪わない」実質的

だきました。舌鼓みを打ちながら会員同士懇親を深め、

したばかりですが、いろいろな面で非常に勉強になる例

会でした。今後もこのような熱い例会を期待いたします。

には他社と戦うことにはなってもそれを意識せず自らの 識することであると。増田氏は特に食材にこだわり、旅館

そして最後にすべてのベースはやはり人間関係であ

すが、副 代 表 理 事 の会 社! !」と思わ せるものでした。 ▲いつも盛りあがるバズセッション▼

例 会にも多く社 員さんが参 加され 、山 城さんの力 強さ

と社員さんが会社を一丸となって経営されていることを、 実 体 験として聞ける貴 重な例 会となりました。バズセ

ッションの中でも経 営 指 針の実 践の重 要 性、経 営 者と

しての責 任と姿 勢が多く話し合われ 、今 年 最 初 の例 会にふさわしいものになりました。

山 城さん、運 営 委 員 の 方々、参 加して頂いた会 員

事業を差別化させること、社会貢献に寄与することを意

で使う食材の80%を自らで仕入れされているそうです。

経 営 指 針 の実 践 、社 内 改 革 、社 員 教 育   等々「さ

歓会が開催されました。今回の会場であり、中神戸支部

より、美味な料理をリーズナブルな値段で提供していた

地道な営業が大切だということですね。

うです 。

その熱い講演の後、お腹もすいてきたところで賀詞交

員に見せることが特に重要であると。

2「売上というものは毎日の積み上げ算」逆に一攫千

この日の会員証授与は10 名

の方々、有 難うございました。 松村 敏史

(松村敏史税理士社会保険労務士事務所)

清水 幸樹(株式会社スニップ・代表取締役)


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HC N

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HARIMA CENTER NEWS 中はりま・西はりま・北はりま・北播 4支部合同

はりまセンター合同新春例会&賀詞交換会

司会の辻本氏

島田氏から御礼の挨拶

澤田代表理事の挨拶

藤井北播支部長の乾杯の音頭

お疲れさまでした!

同友会仲間の初顔合わせ

中はりま支部

西はりま支部

北はりま支部

北播支部

2008年1 月18日(金)於:ホテル日航姫路 「日本を支える主役、それは中小企業」

2008年初の合同例会は駒澤大学

∼地域に根ざした文化型産業 企業づくり∼

第二部 賀詞交換会

講師:吉田 敬一氏 駒澤大学 経済学部教授 特化するべきだというご指摘は、 目から鱗でした。

また最後にされた『なぜ桃太郎が鬼に勝てたか』とい

うお話もわかりやすく、我々も猿、犬、キジをうまく使って 桃太郎的な集団を作っていかなければならないと思い

ました。桃太郎の集団を作れば、大企業の鬼の集団に

も勝てるという、自信につながりました。

我々も先生がおっしゃった「なくなったら困る中小企業」

を目指し、 日々努力し「行きすぎず、行きとどいた」サービ

経済学部教授の吉田敬一先生の素

晴らしいお話で始まりました。テーマは

「日本を支える主役、 それは中小企業」 文 明 型 産 業 主 導から文 化 型 産 業 尊

重の時代へ、 と云う自分の身に置き換えて考える事の出 来るテーマで大変勉強になりました。

中でも、教える【教育】では無く、社員と共に考え、共

に築いていく、共に育つ【共育】と云うお言葉が心に強

く残りました。この言葉を自分なりに考え実行して行きた いと思います。ありがとうございました。

スを提供できる中小企業をめざしたいと思います。

新春から我々中小企業の経営者に、夢と希望と、 また

その方向性を示していただいた吉田先生に、はりまセン

はりまセンター合同新春例会での駒

第一部 記念講演

澤大学の吉田敬一先生のお話は、私

たち中小企業の経営者にとって大変

有意義で、且つわかりやすいお話をし

ていただきました。

“豊かさ”を“便利さ”と勘違いしているという先生のお

ター中小企業家同友会の一員として感謝したいと思い ます。

西はりま支部

株式会社ミノル堂 代表取締役 井上 陽介  また、賀詞交換会に於いては、今年も仲間の元気な

話に、感銘をうけました。

顔を拝見する事ができました。

産業より、衣食住など生活必需品産業の文化型産業に

と同友会の仲間と共に、新たな“島田色文化“を築いて

中小企業は、万国共通で便利にしようという文明型

当日ご挨拶されました島田氏も、 ご自身のバイタリティ

行って下さる事でしょう。

私にとって同友会のメンバーは仲間であり、家族であり、

指導者であり、私の支えとなっております。その仲間と新

年を迎える事が出来き、爽やかな気分で1年をスタートさ せる事が出来ました。

今後とも、たくさんの方々の体験談やお考えを伺い成 長して参りたいと思っております。

ご指導、 ご鞭撻を賜りますよう、 よろしくお願い申し上

げます。

中はりま支部

株式会社アイ・ティー建設 代表取締役 眞邊 豊治


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福地 茂雄 氏

東播支部 新春講演会・賀詞交歓会

東神戸支部 2008年 新春のつどい

初夢・シェフの夢・経営者の夢 ∼先を読む経営で社員の目を輝かす∼

特別講演会

講師 佐野 靖夫氏 (株式会社 レーブドゥシェフ・代表取締役)  中小企業家同友会の皆様はじめまして、 この度同友 おおき

会に入会しました株式会社大木産業(運送業) の大亀と

申します。今回東播支部新春講演会・賀詞交歓会に初 参加をさせて頂きました。

講演会で講師を務められた佐野靖夫氏本当にお疲

れ 様でした。講演を拝聴し、幼い頃から父親に商売の

お生まれになった環境が、和菓子屋さんで、お菓子が

大好きと聞くとそれだけでとても羨ましいことだと思いま

した。でも、原材料から設備に至るまで妥協を許さない

佐野社長のご苦労話を聞き、私には出来ないと思いま

した。

一番興味深い、社員の教育、育成の事で「苦手な社

【講演内容】

Report

◇価値判断のものさし

常   識△:今までの常識が非常識になってしまう時代

原 理 原 則◎:いつの時代も変わらない。アサヒビールの原理原則

私自身も感動しました。社員の目を輝かすことは、経営

ったのです・・・

@

者が情熱を持ち、 目の輝きがないとダメということ、 そして

私自身もっともっと目の輝きを持たなければいけないと 痛感しました。

それと、講演を拝聴した中で、私自身の目標が一つ出

来ました。「社風の良い会社」をつくる事です。内容は考

えます。

アサヒビール株式会社・相談役

村井 剛 (有限会社

ていたんだなと感じました。それから大きく変わられ、今  それと佐野氏の直球魂(チェンジアップあり)と情熱には、

実際にはお店に行ったことも、 ケーキを食べたこともなか

例会参加者レポート

経   験△:前年対比では本当の数字は見えない→目標対比が重要

現在があるんだなぁと思いました。

ました。実はお店の名前はよく聞いて見ていましたが、

「変化の時代」の経営マインド

心意気と男気を学んだこと、そして創業し、業績の悪化

等での「おじや作戦」を聞き、家族からの愛情に支えられ

講演会のお知らせを見た時からとても楽しみにしてい

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師 講

アクセ ス

東播支部だより

東神戸支部のページ HAR M ONY

支部のページ

平均点発想△:今は勝ち組と負け組が分けられる。平均点は落第点

神戸リスクマネジメント・代表取締役)

この日は福地氏のアサヒビール勤続51年最後の日で

あり、明日からはNHK会長に就任されるという大変お忙

しいまた大切な日を共有できるということで、若干身構え ておりましたが、非常にソフトな語り口でお話も非常にわ

かりやすい内容でした。原理原則に基づく経営、お客様 満足から感動へ、 3現主義といったアサヒビールが実践

は顧客満足に立って考える。発泡酒出す出さない時

していることは、同友会においていつも教えていただい

◇高度情報化

いますが、つながり、一体感を感じる講演でした。

もこれに基づいた。原理原則→経営理念

話し上手は多いが聞き上手は少ない。特に今の若者、 そして社長・ ・ ・  デジタルはアナログをよりよくするためのもの 言葉、 味覚、 触覚をもっ

ていることと限りなく同じものであり、会社規模は全く違  また懇親会は神戸の夜景を一望しながらフランス料理

と大切に

のフルコース&生演奏ということで、講演もあわ せ 参加

◇価値観

うか。大渕例会委員長、担当の岡田武ブロック長をはじ

3現主義:現場・現実・現物

お客様満足からお客様感動へ

考え方、行動→変える勇気を。変えてはいけないもの→理念

者の皆様にも満足をこえた感動があったのではないでしょ

めお世話係の方、 お疲れ様でした。東神戸支部のパワー

を感じる例会でした。

賀詞交歓会では「ガンバロー」の乾杯発声後、皆で唱 和しその後は、 とても熱気のある懇親会でした。

大亀 宏徳(株式会社大木産業・専務取締役)

員を片思いのように愛する」を、私も見習い実践してみ

ようと思います。

講演会の後、 どうしてもお店を見て、ケーキを食べた

いと強く思いました。翌日朝から10時の開店に向けて事

務所を出て、名谷店へ向いました。雨の中ドアを開けると、

オルゴールの心地よい音色が流れていました。やわらか

な色で飾られた店内スタッフの明るい対応、 カフェでケー

キとお茶をはさんで楽しそうに語らう子どもさんとお母さ ん達その全てが温かく、佐野社長の夢がここにあるんだ

なと感じました。

本当に貴重なお話をありがとうございました。私も永

遠の課題である経営者と従業員とが、同じ夢に向かって 進めるよう頑張って行きたいと思います。

松下 真由実(株式会社メタルテック・代表取締役)

東神戸支部2008年 新春のつどい

2008年1 月の東神戸支部例会は1月24日に101名の方にお集 まりいただき、新春のつどいを開催いたしました。今回は特別講演 会の講師に福地茂雄氏(アサヒビール株式会社相談役) をお招きし、 北野クラブ ソラでフルコースを楽しんでいただくという、東神戸支 部例会史上最もゴージャスな会! ?になりました。

1月24日(木)18:00∼ ◇ところ:北野クラブ ソラ


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WEST KOBE MONTHLY 西神戸支部ニュース

2008年度新春合同ブロック会開催!  1月21日(月)に、本年最初のブロック会として、合同ブ

ロック会をJR神戸駅北側の「天安閣」さんで開催しまし た。

その後は、三井副支部長の華麗な司会運営で参加

者全員より一言づつご発言を頂きながら、美味しい中華

料理を堪能し、非常に有意義な合同ブロック会を開催す

る事ができました。

今回は特に、会の内容はもちろんの事ながら、天安閣

23

春 夏 秋 冬

西はりま

支部

海の見える梅 林 、綾 部山 梅 林と菜の花 畑

さん(中神戸支部 藤田 寿江氏)のご厚情にも深く感

謝し、改めて同友会の仲間意識の高さを実感できたブ

ロック会を行う事が出来て、西神戸支部にとって幸先の 良いスタートがきれたのではないでしょうか。

3月は神戸中央支部との合同例会です ご参加をお待ちしております!

ピンクがきれいな、満開の梅の花

と き 3月19日(水)午後6時 開会 ところ ニューオータニ神戸ハーバーランド6F 報告者 大野栄一氏  当日は大変寒い日にもかかわらず、38名の支部会員

(株式会社 大栄電機工業・代表取締役、

親を深める事ができました。

委員長)

から、同友会の良さや同友会への取組み方等々貴重な

の経営する社員9名の家業を引継ぎました。最

が参加し、三井副支部長の司会のもと終始和やかに懇

愛媛同友会代表理事、中同協経営労働

三宅支部長の挨拶の後、歴代支部長経験者の方々

大野氏は1983年放送関連企業を退職後、父親

お話を聞かせて戴き、非常に良い勉強をさせていただき

ました。

また新たに入会された、浅川 享氏(株式会社オーシ

ャン交通・代表取締役)、坂野 嘉則氏(マニーオート・ 代表)、西本 忠司氏(有限会社こうべホームサービス・ 取締役)の3名が三宅支部長より入会証を授与され自

己PRや抱負について発表されました。

梅林から見た菜の花畑

初に驚いた事は、挨拶しても返事が無い、「机 の上に足を放り投げて新聞を読んでいる社員」 の姿。  86年同友会入会後に経営指針に着手し毎年更 新しました。「自社の教育責任者は経営者。夢 と誇りの持てる、活力ある企業を作ることが経 営者の使命」と腹をくくり、カーラジオの販売 修理からITコンサル・コーディネート企業へと 業態変換を図っています。その要因は、経営理 念と科学性に裏づけされた経営戦略の浸透、そ

たつの市の南西に、 24haの広大な綾部山丘陵地に、約2万本の梅林があります。歴史は 古く、管原道真公の時代に切り開かれました。綾部梅林からは、瀬戸内海国立公園の潮干

狩りで有名な新舞子浜や、家島群島、小豆島、天気の良い日には淡路島まで一望すること

できます。

また、梅の花が咲く頃、綾部山のふもと一帯は、菜の花が満開になり、海の青、山のピンク、

ふもとの黄色のコントラストが大変美しいです。

住  所 兵庫県たつの市御津町黒崎1391-2  アクセス 山陽電車「網干駅」下車、駅前より路線バスに乗車し約15分、「綾部山」下車。

して、そのことを担いきる人づくりにあります。  人材育成、経営革新など経営の課題は山積み ですが、テクニックだけでは社員は付いてきま せん。「経営指針書の浸透を地道に積み上げて

編 集 後 記

いく事が最大の人材育成」とおっしゃる大野氏 の報告から、社員を活かす経営を学びます。  今期の総まとめとして、是非、お知り合いの 経営者の方をお誘い頂き、皆さんのご参加お待 ちしています。

西はりまには、風景がきれいな所がたくさんあります。海、山、畑、 さまざまな 名所があります。ぜひ、兵庫同友会の皆様、姫路、 たつの、赤穂、他、訪れて 下さい。                        西はりま支部 Y.I


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