PortFolio SHINJI IWASAKI

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2 Port Folio Shinji Iwasaki


PortFolio 2020 / 09 / 01 Shinji Iwasaki 岩崎伸治


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4 Port

岩崎 伸治

Shinji Iwasaki 1998

神奈川県川崎市生まれ

2017-

京都大学工学部建築学科

2016

[ Award ] 2019

東京都立青山高校卒業

建築新人戦 2019 16 選

OPENHOUSE 学生デザインコンペ 優勝


つくること、えらぶこと 「バベルの図書館」(J.L. ボルヘス 著 ) では、世界は図書館として描かれる。 そこには同じ形式で記された、 410 ページの蔵書が無数にあり、1冊として同じものはないという。意味のあるものから無いもの、真実の 記述から虚偽の記述、そしてその修正の指摘まで、アルファベット 25 文字で表現可能な全ての可能性がこ の図書館には修められている。

いま、新たな物語を綴ったとしても、バベルの図書館にゆけばピタリと一致する本に加えその続編までも がすでに存在するということだ。ものづくりを志すものとしては、それでは虚しいし、ペンを握る力が抜

スの描く世界は重なってゆくように感じた。考えてみればすべての創作は、白い紙に線を引いて(自分の 手を汚して!)先に無限に存在する可能性をむしろ減らしていくことだとおもった。

すべての可能性から何をどう選び取るか、なにか発見をうむためになにか別のことをしたり、それこそが 新たなものをつくるということだろう。

じぶんにしか選び取れないものがあると信じて、今日もえらぶことと向き合いたい。

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しかしこのバベルの図書館に他にはない魅力を感じ、ことあるごとに読み返すうち、僕の世界とボルヘ

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けてしまうような気もする。こんな世界だったら嫌だな。


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01 03

01 For Infancy / Library × FAB./ 2020.04-2020.07

03 Orbital - 軌跡 - / MUSIC / 2019.05-2019.08


02 04 04 30LDK / Housing/competition 2019.11

02 SHINTOU / Media Complex / 2019.12-2020.01

05

05 和泉旅館に住まう / Housing/ 実施案 / 2019.10


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For Infancy

人間は最初から人間として生まれるわけではない。ヒトは人間たちによって育てられ、人間になっていく。建築はおそらく、ヒトの歴史の最初から建築であったわけではない。 巣のようなものが建築になったとき。 それは種としてのヒトが人間になったときと重なり合う。そしてそれは人間社会のはじまりでもあるだろう。 社会形態の変容に伴う建築を考える上で、しばしば子供たちの存在が鍵となるのも、これと無関係ではない。何故ならそこには人間や社会が固まった形態になる前夜の、うごめく過渡性があるからだ。 このような過渡性なことを、Infancy と呼ぼう。Infancy とは一般的に 幼少、未発達、初期段階 を意味する言葉である。社会のありようが過渡期的様相にある今日、Infancy は建築を根本から問い直す きっかけを与えるのではないか。どのようなアプローチでも良い。建築に infancy を介在させることによって生まれる、新しい公共の場を提案してほしい。Infancy を手なずけるための建築ではなく、 Infancy と向き合うことによってしか生まれない、新しい建築を期待したい。


ふるまいに溢れる公共 Public - Infancyness

人が集うことで場所が生まれ、場所に対して人が集う。多様な生態系が重なり合い、場を共有することで人々は社会を更新していく。 場を共有することで各々のふるまいが共存し、そのなかで極めてヒト的な原理に基づいて、新たに文化・社会が獲得されることこそ、

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本提案では、図書館と工房のふたつに注目した。情報を管理し収集する場所である図書館、そしてそれを活用する場所としての工房。 新

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公共の場の秘めたる Infancy-ness であると考えた。

び共存させる。 図書館 や工房 といった言葉よりも前にある、豊かなふるまいを誘うことが、私の For Infancy である。

たに生み出されるもののそばには蓄積された知識があるだろう。本来限りなく近い存在であるが分たれてしまった、二つの場を細分化し再


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様々な場が重なりあい生まれる公共のイメージ

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図書館と工房を建具やふるまいといった細かさまで分化し、ひとつの建築をかんがえる


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敷地 : 東京都渋谷区神南 / 約 1300 平米 / 駐車場


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facade sketch [pen on paper]

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Floors isometric [ARCHICAD/colorpen]


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Horizontal plane sketch [pen on paper]


西側 ( 図面左 ) から図書館的機能が、東側から工房的機能が敷地中央へ向かって広がる。中間的領域においては 作品の展示や販売の他、作業スペースを共有するなどの直接の交わりが想定される。

公共の場において様々な生態系が重なり合う様子は施設真下を通る階段広場をはじめとして都市に還元される。

Section 1 [ARCHICAD/pencil on paper]


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空間認識を新鮮に受け取る。図書館や工房などの言葉よりも前にある人々の営為が感じられるような集合がかたち作られ、そのなかに自分の発現すべき座標をみつける。

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二つのビルディングタイプにおける活動を、読むことや考えること、共有すること、といったおおきさまで細分化し配置していくようなプラン。それぞれの空間は別なふるまいを宿し、人々は細分化された


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South facade sketch [pen on paper]

スラブの重なり合いが外観に現れ、グランドレベルに広く取られた階段から敷地の外まで活動の様子が波及する


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PLAN1 (GL+2,500)

0 5 10 20

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PLAN2 (GL+5,000)

0 5 10 20

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PLAN3 (GL+7,500)

0 5 10 20

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開架図書

FAB スペース(新しい設備を備え試行的な活用を議論する場)


共有デッキ(作品の展示、販売。飲食や喫煙。交流の場となる)

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木工室


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-

2020 Jun.

京都大学桂キャンパス デザインラボ 下宿

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2020 Apr.

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製作期間


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設計演習Ⅳ -2 Media Complex

SHINTOU 浸透

茶屋町メディアコンプレックス 建築とは極言すれば人々の集まる場所をつくることである。しかしながら現代にお いて人々の文化的志向性は多様化し、断片化しているように見える。またインター

ネット上のメディアの発達に伴って、人々のつながりはますます実空間上の場所を

介さないものになってきている。とはいえ、そのような時代だからこそ、異なる傾 向を持った人同士が偶発的に出会い、様々な形で同じ時を過ごせる場所をつくるこ

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との重要性は高まっているのではないだろうか。

大阪の茶屋町は、劇場、映画館などの文化施設や大小さまざまなスケールの店舗が

共存する魅力的な街である。本課題は、茶屋町の只中にあって、街路性を取り込み ながら立体的に展開する文化交流施設を設計するものである。人々の集まる場とし て、劇場、シネマ、アートブックを中心としたライブラリー、ギャラリー、スタジ オ、研修室などをもつメディアコンプレックスをデザインする。敷地は梅田芸術開 場、阪急電車の線路などに隣接する。

こうした条件を踏まえて、街の持つ魅力やにぎわいを建築の中に取り込む工夫を凝 らして設計する。


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Chaya-Machi / UMEDA 周囲に比べ低層の建物が多く、街区が細かい。 細かな隙間を共有し構成される梅田、茶屋町。

このスキマにおいて文化の混ざりや共存が起こ りうるが、現状スキマはグランドレベル付近に

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おいて二次元的にのみ広がっている。

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様々な文化、スケールをもつ建物が

SITE MODEL s = 1:500


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SUKIMA ー機能のスキマー

スキマは機能をつなぐ。

機能が集わせる様々な人々が交わる。

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舞台となるのは、スキマである。

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複合施設の持つ大きな可能性は、スキマである。

Building MODEL s = 1:150


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それぞれの機能の間にうまれるスキマ。

細かなスキマに水が浸透していくように

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人がのぼっていく。

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SHINTOU ー浸透ー

Building MODEL s = 1:150


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0 5 1F PLAN 10

0 5 10 20

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周囲の高層ビルに対し,豊かな街路をもった敷地である茶屋町。 一つの建物というよりも,すでにメディアコンプレックスの様相を呈している , 梅田という都市を垂直方向に展開するような感覚で設計した。 都市の立体性を考えたとき,浸透圧によって垂直方向にもめぐる液体と,建物を地 形のように登っていく人々の存在が重なり合う。 機能をポンプのようにして引き上げるのではなく細かな隙間を重ねてゆくことで 人々が地面から自然な形で鉛直方向に足を進める。

敷地 : 大阪府大阪市北区茶屋町

延面積 : 約 10000 平米

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機能 : ギャラリー,ライブラリ,実験劇場,シネマ,スタジオ,研修室,カフェ 他


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製作期間 2019 Dec.

-

2020 Jan.

京都大学吉田キャンパス製図室Ⅲ ---


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どこにいても世界中の音楽を聴くことができる現代にお いて、わざわざホールへ出向き音楽を聴くという行為に はことさら充実した空間体験が求められる。ホール内部 の空間に加え、ホワイエ、ロビーの空間の質、そこに行 き着くまでの街、それぞれの関係の取り方によって音楽 を聴く体験の充実度は何倍にでも膨らむだろう。 本課題の対象敷地のある地域は、京都の主要な文化遺産 の一つである元離宮二条城の南ということもあり、季節 を問わず世界中から多くの観光客が訪れる。しかし一方

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で、敷地以南は住宅や商店街からなる地域に住む人々の 街であり、本敷地はその境界上に在るとも言える . 今回 は、ある特定の時間に人々が集まり音楽に触れる音楽堂 と、この地域の日常機能として多くの人々によって親し まれるプログラムを同時に計画すること。この何らかの プログラムは、音楽を聴きに来る人、周辺住民、観光客等、 多様な人々が利用できること。

非日常空間と日常空間

の境目を建築化するということである。それぞれの空間 の体験によって生まれるこの敷地ならではの建築を目指 す。様々な属性の人々がここにどのような関係を結ぶか について、考えたい。


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0

5

10

  20


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三つの動きがからまりあって一つの建築が浮かび上がる。

近い距離まで近づき合うが、交わることはなく儚く解散していく。

建築に関わる人々びとを三者想定し、其々に三様のシークエンスを与える。

それぞれは 音という 共通の引力をもって引きよせられ、互いに限りなく

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Orbital = 軌跡

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動きを設計する


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Sequence 1 Gravitated

動線1 惹き寄せられた

家を出る時は音楽堂に来るつもりなどなかった、

然し道中 音楽堂の近くを通りかかると、漏れ出す音

楽とたたずむ建築、それらを引力として、Gravitated 惹き寄せられるひと がうまれる。

この音楽堂はそんな人々を歓迎する。 アプローチ / キャットウォークギャラリー / カフェ

Sequence 1 Gravitated 惹き寄せられた


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Sequence 2 Audience 動線2 聴衆

音楽堂で演奏を聴く。非日常的な体験として建築を訪

れる人々が居る。 大きく傾斜した二枚の壁面がつくる 隙間は、もぎりを兼ねたアプローチであり、動的に日 常と非日常の連続的な推移を演出する。

ホワイエは独立しては設けず、手洗い・休憩所は客席

裏に、柱の落ちる広場と 40m 弱のアプローチが集合・ 解散場所としての役割をはたす。

アプローチ / メインホール / 化粧室 など

Sequence 2 Audience 聴衆


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Sequence 3 Staff 動線 3 スタッフ

音楽堂を運営するスタッフたちにとって仕事場となる この建築は日常を形作るものという側面が大きい。

聴衆や立ち寄る観客との間には、行動やそれに伴う感 覚における違いが生じる。

建築は彼らのあいだに表裏をもって現れる。 搬入口 / 大階段 / オフィス / 控室

スタッフ


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0 5 10 20

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PLAN 1 (GL+1200)

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0 5 10 20

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PLAN 2 (GL+10,000)

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0 5 10 20

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PLAN 3 (GL+20,000)

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東西方向断面

音楽ホールを照らす照明よりも高い位置にあるギャラリー。(図左上)北側ファサードからスロープをつたい登り、ホールを上から見下ろしてから広場に降り立つ動線。

広場は斜め壁により鈍角に切り出された開放感ある空間。南に開けた空から光が差し込み、スロープから降りた柱の森が影をながく伸ばす。( 図左下)斜め壁の裏側はホ


ホールに入ってゆく動線。

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North section s=1:150


Port 100 Folio Shinji Iwasaki


Port 101

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Folio Shinji Iwasaki Port 102

東立面

垂直とは水平面の 180 度を二分するという定義をもつ。表裏を均等に扱う垂直の壁に対し、斜めの壁を挿入する操作により南北方向には空間的差異がダイナミックにあらわれる。 北(パース右)に面する二条城と南(パース左)に面する低層の町屋地区の中間に位置するこの壁は、敷地のスケールに合わせた方向に傾斜をもたせた。


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製作期間 2019 May.

-

2019 Aug.

京都大学吉田キャンパス 小部屋 1 建築新人戦 2019 16選


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国内では高齢化や少子化など世代による課題が,介護や働き方,子 育てや教育といった問題として顕在化してきている。さらには近年 外国人の増加により,住まいのあり方も変わろうとしている。こう した多世代,多国籍の人びとの住まいを考えることには,同じ世代, 同じ考えだけのコミュニティではなし得ない,可能性が秘められて

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いるのではないだろうか。我々の日常を見回してみると,多世代が 共に住むことで生まれるコミュニケーションがまるで教育の場のよ うになったり,そうした実践の萌芽はあちこちで生まれ始めている。 このような小さな一歩が,これからの時代を切り開く新しい価値を 生み出すかもしれない。近代の核家族の住み方を経験した先にある, 多世代,多国籍で生まれ変わる集合住宅を提案せよ。−課題文より



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0

1

3

5

人は所属したがる。 家は境界を閉じようとする。 所属することで生じてしまう排他的な感覚を改め、個人に焦点を当てることによって 新たな形で人々が


1

3

5

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つながる場所を、集合住宅として考えられないだろうか。本提案では、住宅の構成単位 " 世帯 " を個人に置き換えることでうまれる繋がり方を描こうとした

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0

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Unit Arrangement 。


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Pars 1 3F 共有スペース

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Pars 2 2F 吹き抜け

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-

2019 Nov.

京都大学吉田キャンパス製図室Ⅲ 長谷工住まいのデザインコンペ応募作品

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2019 Oct.

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製作期間


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真北 455

敷地である杉並区和泉はかつてこの地にあった泉に由来するという。

真北

-480

敷地面積 用途地域

第1種低層住居専用地域 / 準防火地域

高度地区

第1種高度地区

その他 日影規制

7 ム リu

ャy y7

さ10m

3h−2h(測定高さ:1.5m)

容積率

100.00%

P

70.00% (準防火地域内の準耐火建築物等+角地 50%+20%)

建物概要 延床面積

0u0ナリuy

建築面積 容積率

100.00%

P

62.75%

3,185

真北距離 3 2544 真北 真北距離 2 2699

真北

604 採光-2

敷地状況

1,820

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隣地 ( 一戸建ての住宅 )

6,370

都心の喧騒から一歩離れたこの場所で温泉旅館のような寛ぎと非日常を味わう,そんな住宅を提案した。

吹き抜けや渡し廊下,中庭に面したえんがわといった、空間の豊かさを追求し設計した。

1,027

910

OPENHOUSE デザインコンペ優勝 / 実施案 2020 年5月竣工

建売住宅として間取りを確保しつつ,” 旅館のような体験” を掲げ,

682 ±0

グループワーク 共同製作者 : 遠藤瑞帆 小松奈々 中村亮

隣地境界線 7. 459

和泉旅館に住まう

-470

真北距離 1 1039

749 ±0


道路斜線検討距離 1 444

道路境界線 12. 285

723

新設CB2段 GL+200 -360

-260

新設CB土留 設計 GL+200

813

±0

W.M

新設CB土留 設計GL+50

道路境界線 2.838

736

369

VOID

母屋下がり 6.5 寸 3.5 寸 3.5 寸

1,695

隣地 (1 号棟 ) 4,550

±0

2,957.5

±0

1 号棟合わせ 新設CB土留 設計GL+50

3,185

-90 -70

金属鋲

-90

ガス

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隣地境界線 14.033

400 910

( 平均GLより)

400

3.5 寸

下屋根 3.0 寸

申請建物 最高高さ H=7.209 最高軒高 H=5.959

道路境界線 5. 500

-190

2, 01

金属鋲 P20 -190

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3. 5寸

820

3.5 寸

-140

2, 0


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East Elevation

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127 Port

Section 1

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Folio Shinji Iwasaki

128 Port

南から中庭をのぞむ。1F リビングルームや2F 六畳和室が面し、斜め方向に視線が抜ける


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129 Port 玄関からリビングルームへつづく渡り廊下のような空間。中庭には縁側を設ける


130 Port

0 1 3 5 1F PLAN

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131 Port

Folio Shinji Iwasaki


132 Port

0 1 3 5 2F PLAN

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133 Port

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134 Port 実施案に選ばれた際のプレゼンテーション用のレンダリング

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-

2019 Oct.

OPENHOUSE 学生デザインコンペ優勝作品 2020 年 05 月 竣工

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2019 Aug.

135 Port

製作 / 構想 期間


136 Port Folio Shinji Iwasaki


137 Port

Folio Shinji Iwasaki



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