Architecture Design Works Portfolio 2015-2017

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Architecture Design Works Porᅵolio 2015-2017

DOI SHUNTA


01

02

03

廃墟から生たれる堎所性」

「人ず杜が織りなすモアレ」

「凹凞」

Competition for student -2017-

Subject of 4th degree -2015-

Diploma Design -2017-

04

05

「Flat Connection」

Others

Subject of 5th degree -2016-

CONTENTS This portfolio contains selected works from design projects while architecture degree at National Institute of Technology Sendai College, Department of Architecture and Design.


「廃墟から生たれる堎所性」

01

DIPLOMA DESIGN

敷地 宮城県倧厎垂叀川 甚途 矎術通 指導教員 坂口倧掋 化女沌レゞャヌランド。 1979幎に宮城県倧厎垂叀川に開園し た巚倧な遊園地。倚いずきには幎間40 䞇人の来園者を蚘録し、この地域を支 配するような存圚であった。しかしバ ブル厩壊による日本経枈の瞮小、それ に䌎うナヌザヌの瞮小により2001幎 に閉園しおしたう。 遊具たちは閉園埌に遺棄されお以来、 雪や雚、倪陜に晒されおきたために、 か぀おの遊園地のアトラクションたち は珟圚は廃墟ずなっおいる。 建築はその時代毎の思想が衚出する媒 䜓ずしお郜垂に配眮され続けおきた。 時ず共に蚘憶ず情報は集積し、郜垂環 境はより耇雑になる。元々存圚した歎 史的な堎所性は郜垂の発展ず共に解䜓 されおしたう。 こうした環境䞋で化女沌レゞャヌラン ドは開園から 1 5 幎、遊園地から廃墟 ず解䜓した埌20 幎間ここに残っおき た。しかし、2017幎ここは再開発さ れるこずが決たった。 本提案は建築ず郜垂がおおよそマヌケ ティングの手段ぞず矮小化する商業経 枈の文脈に察しお、その土地がも぀颚 土的か぀文化的な蚘憶を継承するため の矎術通を提案する。


化女沌からみる。自然に囲たれ、シンボルである芳芧車が巚倧パサヌゞュ空間に収められおいる


過去

1979 化女沌を䞀倧芳光地に遊園地

1.「遊園地」終戊埌の故郷を掻気づけるための装眮

「パブリックスペヌス」 仮想珟実はより身近なものずなり、珟実のパブリックスペヌスの朜圚的可胜性 に察する関心は䞀局剥奪の危機に盎面しおいる。これは公的領域が私的領域ぞ ず倉化するこず、叀くから芪したれた自由であった空間が耇合商業区画ぞず姿 を倉えるずいう事を意味しおいる。

機胜消倱 珟圚

2001 芞術が創出される堎ずしお萌芜廃墟

2.「廃墟」人の䞍完党さを蚱容し欠萜を充たしおくれる

「廃墟」 時間の経過によっお機胜は倉化し぀づけ、極端な堎合機胜は倱われる廃墟 。しかしながら䟋え機胜が倱われたずしおも、圢態は䞻匵し続ける。そしお、 機胜をすおた空間こそ、もっずもよく機胜を発芋できる空間である。なぜなら 、生掻こそ機胜の曎新であり、生掻䞻䜓ずしおの人間は぀ねに機胜を遞択し、 創造するからである。

保存・曎新

未来

2017

芞術を介しお亀流が生たれる堎ずしお矎術通

3.「矎術通」廃墟を超えた矎術圏を構成し郜垂の再掻性化を図る

1.化女沌リレヌ

「建築の保存」 歎史に察する矩務感ず哀愁成長する䞀方で、本圓の知識ず深い蚘憶は枛退 を䜙儀なくされおいる。保存ずは䜕か建築ず郜垂がおおよそマヌケティング の手段ぞず矮小化する商業経枈の文脈においお、私たちは倉化し続ける生掻様 匏を包含する適応胜力や生呜力ず劥協するこずなく、郜垂の本質をいかに保存 するべきだろうか


化女沌

SITE

察象敷地は䞘陵地で起䌏に富む。西偎にはラムサヌル条玄登録湿地化女沌が広がり景勝地ずしおも有 名である。生態系も倚様で 126 科 783 皮の怍物が生育し、ガンや癜鳥などの枡り鳥の飛来地でもある。

映画「スヌプオペラ」

PV『SALU「In My Life」』

元職員によるボランティア枅掃掻動

敷地である化女銬レゞャヌランド跡は元運営者の「化女沌を䞀倧芳光地に」ずいう倢を受け継いでくれる人が珟れるたで撀去しないずいう方針により、 遊具や土地などを分割売华せず元運営者が所有し続けおいた。 実質的に廃墟状態である䞭、か぀おの埓業員が定期的に園内の枅掃等を実斜しおおり、地域に愛された堎所であるこずが分かる。 たた、矎術ず廃墟の関係は密接でありこの空間は映画や音楜 PV のロケ地ずしおの䟡倀が芋出されおいる。 ここには芞術的な堎所性が朜圚しおいるこずが確認できる。

2.察象敷地化女沌レゞャヌランド跡


1

芳芧車

2

ティヌカップ

2

3 4

線路跡

1

2

ゎヌカヌトレヌス跡

2

メリヌゎヌランド

回る車

SL 機関車

トランポリン

3 1. 垂盎方向の動きをする遊具   2. 氎平方向の動きをする遊具   3. 来園者が自ら䜓を動かす遊具  4. なにも存圚しない堎所

アスレチック

遊具を分類化し特性を捉える。空間分けを行いプログラムを決定する。

3.敷地に残る遊具堎所性をもずに空間の分類


3 4

1 2

N

0

2

5

15

配眮図兌 1 階平面図

S:1/200

0. ゎヌカヌトのコヌス跡をデザむンのヒ 1. 垂盎方向に動く遊具は泚目の的ずなる。2. 氎平の動きをする遊具は芖界がすばや 3. 自らが䜓を動かしお楜しむアスレチッ 4. なにも存圚しおいなかった堎所には利 ントずしお、そのたた倖圢を立ち䞊げる。ここでは「みる・みられる」の行為を促 く曎新される。ここでは廃墟ず矎術が共 クの空間は自らが運営をする堎所ずしお 甚者が矎術を鑑賞埌䜙韻に浞れる堎所ず 倖呚に沿った䞀筆曞きプランを構成する。すようにオヌプンスペヌスを぀くる。

存した空間を味わえる展瀺空間を぀くる。捉えババックダヌドの空間を぀くる。

しおの空間を぀くる。


展瀺準備宀

収蔵庫前宀

テラス

平面図

収蔵庫 珟代矎術展瀺宀

吹き抜け

垂民ギャラリヌ ホワむ゚

吹き抜け

2FL

蹎䞊差を利甚し

珟代矎術展瀺宀 328 ㎡

鑑賞スペヌスずしお機胜

N

屋䞊庭園

利甚者の鑑賞ストレスを解消する

荷解宀 EV

S:1/200 事務宀

電気蚭備

PLAN GL+5000

応接宀 通長宀

倉庫

カフェスペヌス 倧階段

廃墟展瀺宀

電気蚭備    198 ㎡ 事務宀     67 ㎡

劇が行われる

荷解宀     55 ㎡ N

廃墟展瀺宀

パヌマネントむンスタレヌションずしお働く

入口

S:1/200

1FL 5

15

䌚議宀     53 ㎡ WC       33 ㎡ 倉庫      32 ㎡

敷地に残る廃墟がそれぞれ

2

951 ㎡

カフェスペヌス 273 ㎡

臚時搬入口

芳芧車

0

垂民ギャラリヌ 58 ㎡

メむンホヌル  899 ㎡

2FL

むンタラクティブアヌトや

カりンタヌ

展瀺準備宀   67 ㎡

1FL メむン ホヌル

䌚議宀

ホワむ゚    216 ㎡ 収蔵庫前宀   70 ㎡

倖郚の森林ず連続し

搬入口

収蔵庫     192 ㎡

PLAN GL+1800

通長宀     32 ㎡ 応接宀     20 ㎡

建築面積    3476 ㎡


2F ホワむ゚ずカフェスペヌスの぀ながり

廃墟ず矎術が同時に存圚するこずで矎術に新たな解釈が生たれる

廃墟展瀺宀

0

珟代矎術展瀺宀ず廃墟展瀺宀が察になるようにレベル差を甚いお察照づけおいる

2

5

15

東西断面図 S:1/200


敷地東偎よりみる。屋䞊庭園が倖郚の緑ず連続する。

倧階段からメむンホヌルで行われる劇をみる。


「人ず杜が織りなすモアレ」

02

Competition for student

2017 郜垂のパブリックスペヌスデザむンコンペ 孊生察象コンペティション 甚途 パブリックスペヌス 敷地 ( 任意指定 ) JR 仙台駅前 共同制䜜䜐々朚倧 䞭島祐介仙台高専

審査員  岞井隆幞日本倧孊教授 西沢立衛暪浜囜立倧孊 Y-GSA 教授 / 建築家 宮城俊䜜奈良女子倧孊倧孊院教授 / 建築家 吉芋俊哉東京倧孊倧孊院教授 / 瀟䌚孊者 亀井忠倫日建蚭蚈代衚取締圹瀟長 課題抂芁 成長を超え、成熟に向かう「これからの郜垂」に おいお、わたしたちはどのような堎を「パブリッ クスペヌス」ずずらえ、その堎をどのようにデザ

人ず杜が織りなすモアレ

むンするのか。たた、そこでのアクティビティは

自然ず察立するものずしお郜垂をずらえおこなかった日本の歎史を螏たえるず、怍栜を人為的に利甚しお自然で挔出された

仕組みをどのようにデザむンするのか。これから

空間を提案するこずは、あたり優先順䜍の高いものではなのかもしれない。しかしながら、仙台ずいう郜垂空間に眮いおは、 自然ず非自然を区別しおいたか぀おの庭のように、普段芋るこずのできないような花卉で食ったり、人為的に倧量の怍栜で 埋め尜くすほうがより「杜の郜」らしさが創出できるのではないかず考える。 この空間は珟代の人々の習慣や文化を刺激し、新たな郜垂空間を倚様にしおいくパブリックスペヌスずなる。

どのようなもので、それらを生み出し営むための

の郜垂に生き、぀くり、䜿いこなす䞻圹である皆 さんの鋭い着県ず柔軟な発想で実圚する任意の堎 所を想定しお、これからの郜垂のパブリックスペ ヌスをデザむンしおください。


駅前空間を圩るパブリックスペヌスが郜垂の顔になる

仙台におけるヒヌトアむランド珟象

敷地ず珟状 1.「杜の郜」仙台

宮城県仙台垂は「杜の郜」 ずいう愛称を持぀。 これは仙台の気候颚土や地圢的な特色から積極的な怍林奚 励策が必芁になり、江戞時代から倚くの怍林をしたこずで生たれた景芳が由来ずされおいる。珟圚ではこの 杜を利甚したむベントが数倚く開催され、街に賑わいをもたらしおいる。

2.「杜の郜」の発展ず消滅

戊埌から珟代にかける郜垂の開発ずずもに倚くの緑は埐々に姿を消し、珟圚は「定犅寺通り」がその郜垂の むメヌゞを䞀手に担っおいる状況ずなった。駅前は雑倚に建おられた殺颚景なビル矀が颚景を圢成し 「杜 の郜」 ず呌ばれた仙台の街は駅を出た瞬間にその蚀葉の意味が急速に倱われおいく。 察象敷地

仙台駅

仙台の幎平均気枩は、100幎あたり2.3℃の割合で䞊昇しお おり、地球枩暖化によるず芋られる日本の平均気枩の䞊昇 1.2℃/100幎を倧きく䞊回っおいる。駅呚蟺には高局ビル や商業斜蚭が密集し、呚蟺の田畑は䜏宅地に倉わり、゚アコ ンや自動車の普及で倧量の熱が排出され「ヒヌトアむランド 珟象」を匕き起こしおいる。この提案で郜垂に緑を介入させ おいくこずで、CO2の削枛だけでなく倏堎の枩床䞊昇を抑 えヒヌトアむランド珟象などの郜垂の課題を解決する䞀歩 ずなる。

駅前広堎の緑芖率 緑芖率 珟圚

本提案

3. 駅前広堎の可胜性 仙台駅の 1 日の利甚者数の平均は 84,964 人であり JR 東 日本゚リア内で 51 䜍の順䜍を誇っおいる。たた芳光客の 数も倚く、䞀番最初に目に映り蟌むこの駅前空間は人々 の蚘憶に残る堎所である。その空間をデザむンするこず は普遍的な駅前空間に倉化をもたらすだけでなく、郜垂 の顔ずなり人々の蚘憶に残り続けるものになる。

0

5

10

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30 

「緑芖率」は、路䞊に立った人の芖野に占める草朚の緑の割合を指しおいる。䞀般的に、街䞊みや地区など広い範囲を察象にしたずきの景芳芏制 の指暙ずしお甚いられるこずが倚い。囜土亀通省等が行った調査によるず、「緑芖率がおよそ25を超えるず緑が倚いず感じ始める」ずいう結果 が出おいる。緑芖率が高たるに぀れ、「最い感」「安らぎ感」「さわやかさ」などの心理的効果が向䞊する傟向が芋られる。 本提案では、仙台駅の呚蟺に雑倚に広がったビルの無機質なファサヌド空間にパプブリックスペヌスず緑が介入する仕組みを提案するこずで緑 芖率の向䞊を目指した。結果、仙台駅から䞀歩倖にに出たペデストリアンデッキ䞊から緑芖率を芳枬し提案前7.87から提案埌27.65ぞ向䞊さ せるこずが可胜ずなった。


ビル

■緩やかに䌝える    光の透過60

A

B

B

A

ビル

窓の䞋端に A の動線を授けるこずでビルの採光を阻 害するこずなく倖郚に空間を授けるこずができる。た た、この動線空間はビルの庇にもなり倏の匷い日差し を遮り、冬の暖かい光を内郚にもたらしおいく。さら に、B の緑があるこずで、ビルの䞭に緩やかな光を䌝 える。

■自然に集たる    雚の透過10∌20

1200 は人2人がすれ違える幅、人 の動線ゟヌンずなる。

B の緑が圩る空間には、朚䞋の雚宿りを圷圿ずさせ るような雚が少しづ぀降り泚ぐ。堎所により雚の透過 率が異なるこずで、人々は、雚の入りが少ないずころ を芋぀け集たる。人間がより自然に集たる空間が雚の 日には出珟する。

は非垞時、 避難経路ずなり埗る。 家具屋などのビルの内郚 機胜が れる。

颚は緑を揺らしながら透過しおいく。郜垂の喧隒の 䞭でこの空間では緑同士がぶ぀かり合う心地のいい音 が広がる。

階段が䞊䞋の足堎を繋 ぎ自由な動線を぀くる。 窓の䞋端に足堎が入り、 窓からのアクセス。

■音の倉化      颚の透過70

は朚栌子。栌子をもずに杜 が介入しファサヌドを圩る。

■ペデストリアンデッキ䞋

2000 栌子がない空間は足堎がたではら れ、郜垂のパブリックスペヌスずなる。

ペデストリアンデッキの䞋郚空間の機胜は倧幅に萜 ち、駅前広堎ずいう敷地ながら仙台の圱の空間になっ おいる。そこで、暗く人の目が぀かなかったこの堎所 に B の空間が広がっおいくこずで緑があふれた心地の いい空間に倉わる。人の目が少ないこずで倚かったゎ ミのポむ捚おも枛少しおいく。

ファサヌドの構成芁玠は 2 ぀。栌子ず動線を軞に仙台の「杜」が介入しおい く。A の足堎が延長し幅 2000mm ずなるこずでパブリックスペヌスずなる。 A の幅を最小限に抑えるこずで AB のスペヌスに人は自然ず導かれおいく。

ファサヌドの構成 呚蟺の建物が時間の経過ずずもに朜ちおい くなか、ファサヌドが怍栜された建物は時 間ずずもに成長しおいく。季節の倉化ず共 にそれらは衚情を倉え、壁面を うツタ科 の怍物は生い茂り郜垂のひず぀の生態系を 䜜り出す。それは郜垂の開発によっお倱わ れたオリゞナル「杜の郜」を再生させ、仙 台駅前を起源ずしグラデヌショナルに緑が おおわれおいく。非人間的スケヌルの高局 建築が囲う郜垂においお、怍物のファサヌ ドは本胜的な安らぎを䞎え、䞀局挟んだ人 間のアクティビティはファサヌドに恒久的 なモアレを発生させる。

4

郜垂環境ずの関わり 5

6

7

緑が芆うこずで涌しさを感じる

8

9

10

玅葉が郜垂に圩りを䞎える

四季ず気枩による倉化

11

12

1

3

2

葉が萜ち力匷くツタが

う

寒

暖


A の動線 : 窓から入りパブリックスペヌスぞ向かう

A+B のパブリックスペヌス商品の家具を䜓隓しながら空間を利甚する

郜垂の䞭で玅葉を楜しむ

新たな動線から商品を眺める

珟圚、定犅寺通りのむベントずしお開催されおいる「仙台光のペヌゞェント」や「ゞャズフェスティバル」は県内倖数倚くの人を呌び蟌み賑わいをもたらすが、定犅寺通り以倖での盛り䞊がりに欠けおいる。その理由ずしお、定犅寺通り以倖に「杜の郜」 を衚すようなシンボル的な空間がないからである。しかし、本提案で駅前広堎に杜のパブリックスペヌスが広がり空間が生たれるこずで、駅前空間でむベントを開催するこずが可胜になる。このパブリックスペヌスでむベントが開催されるこずで、 定犅寺通りず仙台駅の間の郜垂空間に賑わいをもたらし新たな郜垂空間を生み出すこずに繋がっおいく。

パブリックスペヌスのむベント性


人ず杜が織りなすモアレ 自然ず察立するものずしお郜垂をずらえおこなかった日本の歎史を螏たえるず、怍栜を人為的に利甚しお自然で挔出 された空間を提案するこずは、あたり優先順䜍の高いものではなのかもしれない。しかしながら、仙台ずいう郜垂空 間に眮いおは、自然ず非自然を区別しおいたか぀おの庭のように、普段芋るこずのできないような花卉で食ったり、 人為的に倧量の怍栜で埋め尜くすほうがより「杜の郜」らしさが創出できるのではないかず考える。 この空間は珟代の人々の習慣や文化を刺激し、新たな郜垂空間を倚様にしおいくパブリックスペヌスずなる。

高䜎差による怍栜のグラデヌションが郜垂を鮮やかに圩る

敷地ず珟状

仙台におけるヒヌトアむランド珟象

郜垂の䞭で玅葉を楜しむ

駅前広堎の緑芖率

ファサヌドの構成

1.「杜の郜」仙台

緑芖率

宮城県仙台垂は「杜の郜」 ずいう愛称を持぀。 これは仙台の気候颚土や地圢的な特色から積極的な怍林奚 励策が必芁になり、江戞時代から倚くの怍林をしたこずで生たれた景芳が由来ずされおいる。珟圚ではこの 杜を利甚したむベントが数倚く開催され、街に賑わいをもたらしおいる。

郜垂環境ずの関わり

ビル

A

珟圚

■緩やかに䌝える    光の透過60

B

本提案 0

2.「杜の郜」の発展ず消滅 戊埌から珟代にかける郜垂の開発・発展ずずもに倚くの緑は埐々に姿を消し、珟圚は「定犅寺通り」がその 郜垂のむメヌゞを䞀手に担っおいる状況ずなった。仙台駅を䞀歩出るず、気持ち皋床に怍栜が怍えられた ぺデストリアンデッキず雑倚に建おられた殺颚景なビル矀が珟れる。 「杜の郜」 ず呌ばれた仙台の街は駅を 出た瞬間にその蚀葉の意味が急速に倱われおいく。 その駅前広堎を察象敷地ずする。 察象敷地

3. 駅前広堎の可胜性 仙台駅の 1 日の利甚者数の平均は 84,964 人であり JR 東 日本゚リア内で 51 䜍の順䜍を誇っおいる。たた、この䞭 には、芳光客の人数も数倚く含たれおおり、䞀番最初に 目に映り蟌むこの駅前空間は人々の蚘憶に残る堎所であ るず考えられる。その駅前空間をデザむンするこずは普 遍的な駅前空間に倉化をもたらすだけでなく、郜垂の顔 ずなり人々の蚘憶に残り続けるものになる。

仙台駅

仙台の幎平均気枩は、100幎あたり2.3℃の割合で䞊昇しおおり、地球枩暖化によるず 芋られる日本の平均気枩の䞊昇1.2℃/100幎 を倧きく䞊回っおいる。駅呚蟺には高 局ビルや商業斜蚭が密集し、呚蟺の田畑は䜏宅地に倉わり、゚アコンや自動車の普及 で倧量の熱が排出され「ヒヌトアむランド珟象」 を匕き起こしおいる。この提案で郜垂 に緑を介入させおいくこずで、CO2の削枛だけでなく倏堎の枩床䞊昇を抑えヒヌ トアむランド珟象などの郜垂の課題を解決する䞀歩ずなる。

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「緑芖率」は、路䞊に立った人の芖野に占める草朚の緑の割合を指しおいる。䞀般的に、街䞊みや地区など広い範囲を察象にしたずきの景 芳芏制の指暙ずしお甚いられるこずが倚い。囜土亀通省等が行った調査によるず、「緑芖率がおよそ25を超えるず緑が倚いず感じ始める 」ずいう結果が出おいる。緑芖率が高たるに぀れ、「最い感」「安らぎ感」「さわやかさ」などの心理的効果が向䞊する傟向が芋られる。 本提案では、仙台駅の呚蟺に雑倚に広がったビルの無機質なファサヌド空間にパプブリックスペヌスず緑が介入する仕組みを提案するこず で緑芖率の向䞊を目指した。結果、仙台駅から䞀歩倖にに出たペデストリアンデッキ䞊から緑芖率を芳枬し提案前7.87から提案埌27.65 ぞ向䞊させるこずが可胜ずなった。

四季ず気枩による倉化 呚蟺の建物が時間の経過ずずもに朜ち 4 おいくなか、ファサヌドが怍栜された 建物は時間ずずもに成長しおいく。季 節の倉化ず共にそれらは衚情を倉え、 壁面を うツタ科の怍物は生い茂り郜 垂のひず぀の生態系を䜜り出す。それ は郜垂の開発によっお倱われたオリゞ ナル「杜の郜」を再生させ、仙台駅前 を起源ずしグラデヌショナルに緑がお おわれおいく。非人間的スケヌルの高 局建築が囲う郜垂においお、怍物のファ サヌドは本胜的な安らぎを䞎え、䞀局 挟んだ人間のアクティビティはファ サヌドに恒久的なモアレを発生させる。

A の動線 : 窓から入りパブリックスペヌスぞ向かう

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1200 は人2人がすれ違える幅、人 の動線ゟヌンずなる。

は非垞時、 避難経路ずなり埗る。 家具屋などのビルの内郚 機胜が れる。

は朚栌子。栌子をもずに杜 が介入しファサヌドを圩る。

2000 栌子がない空間は足堎がたではら れ、郜垂のパブリックスペヌスずなる。

■プログラム

葉が萜ち力匷くツタが

う

暖

A

ビル

B の緑が圩る空間には、朚䞋の雚宿りを圷圿ずさせ るような雚が少しづ぀降り泚ぐ。堎所により雚の透過 率が異なるこずで、人々は、雚の入りが少ないずころ を芋぀け集たる。人間がより自然に集たる空間が雚の 日には出珟する。

■音の倉化      颚の透過70

寒

窓の䞋端に足堎が入り、 窓からのアクセス。

玅葉が郜垂に圩りを䞎える

B

窓の䞋端に A の動線を授けるこずでビルの採光を阻害 するこずなく倖郚に空間を授けるこずができる。たた、 この動線空間はビルの庇にもなり倏の匷い日差しを遮 り、冬の暖かい光を内郚にもたらしおいく。さらに、B の緑があるこずで、ビルの䞭に緩やかな光を䌝える。

■自然に集たる    雚の透過10∌20

階段が䞊䞋の足堎を繋 ぎ自由な動線を぀くる。

緑が芆うこずで涌しさを感じる

新たな動線から商品を眺める

ファサヌドの構成芁玠は 2 ぀。栌子ず動線を軞に仙台の「杜の郜」の芁玠で ある「杜」が介入しおいく。たた、栌子を授けない空間には A の足堎が延長 し幅 2000mm ずなるこずでパブリックスペヌスずなる。A の幅を最小限に 抑えるこずで AB のパブリックスペヌスに人は自然ず導かれおいく。

颚は緑を揺らしながら透過しおいく。郜垂の喧隒の 䞭でこの空間では緑同士がぶ぀かり合う心地のいい音 が広がる。

■ペデストリアンデッキ䞋  ペデストリアンデッキの䞋郚空間の機胜は倧幅に萜 ち、駅前広堎ずいう敷地ながら仙台の圱の空間になっ おいる。そこで、暗く人の目が぀かなかったこの堎所 に B の空間が広がっおいくこずで緑があふれた心地の いい空間に倉わる。人の目が少ないこずで倚かったゎ ミのポむ捚おも枛少しおいく。

A+B のパブリックスペヌス商品の家具を䜓隓しながら空間を利甚する

■パブリックスペヌスのむベント性 珟圚、 定犅寺通りのむベントずしお開催されおいる「仙台光のペヌゞェント」や「ゞャズフェスティバル」は県内倖数倚くの人を呌び蟌み賑わいをもたらすが、 定犅寺通り以倖での盛り䞊がりに欠けおいる。その理由ずしお、 定犅寺通り以倖に「杜の郜」 を衚すようなシンボル的な空間がないからである。しかし、本提案で駅前広堎に杜のパブリックスペヌスが広がり空間が生たれるこずで、駅前空間でむベントを開催するこずが可胜になる。このパブリックスペヌスでむベントが開催されるこずで、 定犅寺通りず仙台駅の間の郜垂空間に賑わいをもたらし新たな郜垂空間を生み出すこずに繋がっおいく。

駅前空間を圩るパブリックスペヌスが郜垂の顔になる

00222


「凹凹」

03

Subject of 4th degree -2015-

4 幎次蚭蚈課題 甹途 ( 指定 小孊校 敷地 ( 指定 ) 宮城県名取垂愛島小孊校地

指導教員 坂口倧掋仙台高専       内山隆匘東北倧孊 課題抂芁 察象敷地に珟圚建぀「愛島小孊校」を実際に 蚪れ十分なリサヌチを行い問題を発芋しおく ださい。たた呚蟺環境や地域の文化や構造ぞ の関心を持ち、環境に適したデザむンを行っ おください。

「凹凹」 宮城県名取垂愛島に䞀孊幎 70 人 6 孊幎総蚈 420 人の小孊校を蚈画する。 子䟛たちにずっおここは䜏たいであり、遊ぶ堎であり、瀟䌚孊習の堎である。 子䟛の勉匷する姿、倖で遊ぶ姿、地域の掻力ずなる颚景を地域に開いた建築で提案する。


N

小川が流れる 駐車堎

察象敷地東面道路に察しお プヌル

建物を寄せるこずで建物内 の掻動を地域に開く配眮を

䜓育通

蚈 画 し、反 察 面 に æ ¡ 庭 を 確

小川が流れる

保 し た。た た、分 棟 配 眮 に するこずで建物のボリュヌ ムを抑え通りに察する圧迫 感を緩和させた。

教宀棟

100m トラック

建物間の小路は東西の抜け を぀くり広がりを持たせた。

教宀棟

パブリック圏

察象敷地呚蟺南偎には保育園が䞊び、道路を挟んで察面

保育園

公民通

東偎には公民通が蚭眮されおいる。ここは子䟛から高霢 者たで倚くの地域䜏民が過ごすパブリックな堎であるこ ずが分かる。たた西偎から北偎にかけおは小川が流れ朚々 で囲たれた地圢をも぀。建物の密集具合も同様に東偎ず 西偎は察照的で東は郜垂的・西は自然的な印象をも぀。

敷地図兌配眮図 S:1/800

0

10

30

60


N 2-2

特別孊玚 校長宀 2-1 職員宀

倉庫

䌚議宀

1-2

事務宀 1-1

倚目的オヌプンスペヌス

楜噚宀

保健宀

1 階平面図 S:1/300

CP 宀

絊食宀

0 3

10

30


N 4-2

4-1

6-2

デッキ広堎 3-2 6-1

特別孊玚

3-1 5-2 曎衣宀 曎衣宀

5-1

0 3

2 階平面図 S:1/300

10

30


9000 9000 9000

6000

9000×9000mm の教宀プランを䜜成し、6000×9000 の䞭間局を蚭け、これを 1 ぀ の教宀ナニットずしお構成する。このナニットを反転しお察面させるこずで十分に採 光を確保した柔軟なオヌプンスクヌル圢匏をずるこずができる。

デッキで遊ぶこどもたち。東西に抜ける小路が郜垂に開く

2 階教宀から 1 階教宀ぞの぀ながり

1 階オヌプンスペヌス


「Flat Connection」

04

Subject of 5th degree -2016-

5 幎次蚭蚈課題 甹途 ( 指定  認定こども園震灜メモリアル斜蚭 敷地 ( 指定 ) 宮城県名取垂増田川沿い

指導教員 小地沢将之仙台高専       小林仁仙台高専 課題抂芁 宮城県名取垂は仙台垂のベッドタりンずしお 居䜏人口は増加傟向にあるが、保育所の数は 十分ではなく、慢性的に埅機児童が生じおい る。たた垂内においおは、子䟛たちや子育お 䞖垯の居堎所は十分ではない。そこで、名取 駅西口においお認定こども園のある耇合斜蚭 や芪氎空間を蚭蚈し、安心・安党な子育お環 境を圢成しなさい。 たた認定こども園の芏暡は各自蚭定しおよい が面積配分は法什に埓うこず。増田川沿いの

『開かれた斜蚭を目指しお』 「保育園萜ちた日本死ね」ずいう蚀葉が代衚したように 2016 幎の日本、特に郜垂郚では埅機児童問題、隒音問題など保育斜蚭に関する倚 くの問題が存圚する。そもそも子育おずいうのは保育の斜蚭だけで成立するものではなく街そのもの、子䟛ず芪の生掻ずの぀ながりに぀ いお考えおいく問題ではないかず思われる。建築的には子䟛の䞖界ずそれを包含する倧人の䞖界の境界面により倚くの接点を぀くるよう なデザむンの提案が必芁であるが、珟圚の日本では軋蜢を避けようずしお建築を閉じるような察凊をなされおいる。建築を閉じれば閉じ るほど蚗児に察する近隣の理解は進たないず思われる。ここでは斜蚭でなにをやっおいるのかを地域に䌝える、開いたこども園を提案する。

ランドスケヌプにおけるたたずたいを最倧限 に意識し歩行空間に぀いおも蚈画・蚭蚈する こず。


川 田 増 増田倧橋 敷地図 S:1/1000

0

10

30

100


M UD AS A G BI BR

MEMORIAL

ID

CONNECT

GE

ENTEI

SITE AREA 2609 ㎡

KODOMO

MASUDA RIVER

-SITE-

PROGRAM

-CONECTION-

増田川沿いの敷地

増田川にプログラムを寄せお配眮する。 察しお川から離しお園庭を確保する。

2 ぀のプログラムの間に半屋倖空間を蚭け 空間を緩やかに繋ぐ。

-GRID-

-ADJUSTMENT-

こども園のプログラムにおいお 2×2m のグリッ

ナニットの高さ方向を怜蚎し、増田倧橋ず南面道

ドを構成し孊幎ごずに 4 ぀のナニットを䜜成

路に察しお開く

『構成ダむアグラム』


ギャラリヌ

事務宀 朚挏れ日広堎 䞋駄箱

ギャラリヌ

応接

0 歳児 職員宀

1 歳児

0 2WC 2 歳児 3 5WC

職員 WC 調理宀

3 歳児

園庭

5 歳児

4 歳児

ステヌゞ 遊戯宀

0

2

5

15

平面図 S:1/200


増田川沿いからみる。こども園ず震灜メモリアル斜蚭の䞭間領域朚挏れ日 広堎では、地域の人たちの亀流の堎、子䟛の芪たちの情報亀換の堎、鑑賞 埌の䌑憩スペヌスずしお䜿われる

1 歳児宀前廊䞋からみる。 可動壁による間仕切りで平面的な぀ながりを芋せ、空間を広く芋せる。

園庭からみる。川沿いから離しお子䟛たちの安党を守る。

震灜メモリアル斜蚭ギャラリヌ。震灜の蚘憶を写真で䌝える。


仙台高等専門孊校 平成 27 幎床

建築デザむン孊科 総合セミナヌ梗抂

小氎力発電を䞭心ずした再生゚ネルギヌ促進による集萜再生の可胜性 1200427

土井 俊汰

指導教員

坂口 倧掋

力発電所事故をうけお新゚ネルギヌの関心が高たったこ

1.はじめに

ずが挙げられる。

珟圚、日本の䞭山間地域では少子高霢化が進み、地域コ

4)導入を劚げる課題

ミュニティを維持するこずが困難な集萜が倚数存圚する。 これらの集萜は倖郚からの集客を図り、むベント事業を起

倧きく技術的芁因、経枈的芁因、法的芁因が挙げられる。

こす等、様々な手法で再生を詊みおいる。たた、゚ネルギ

技術的芁因は、小氎力を扱う関連事業が少数であるため普

ヌ促進を起こしお再生プロゞェクトを掲げおいる集萜も

及が進たないこず。経枈的芁因は導入のための工事費、斜

存圚し、特に䞭山間地域の急傟斜開氎路や蟲業甚氎を掻甚

蚭費が埗られる収益に芋合わないず考えられおいるこず。

した小氎力発電は瀟䌚から広く期埅されおいる。しかし期

法的芁因は、河川法が関係し、川の氎の暩利は䞻に郜道府

埅ほどに蚭眮件数が増えおおらず、それには導入を劚げる

県や垂町村ずいった地方自治䜓が管理しおいるため、暩利

諞芁因があるこずが予想される。

を利甚したい堎合は耇雑な手続きを芁するこず。

本研究はこれらの背景を螏たえ、具䜓的に再生可胜゚ネ

5)小氎力発電導入事䟋

ルギヌ導入状況の敎理を行う。

䞊蚘課題がある䞊で導入に成功した事䟋を挙げる。特に 䞭山間地域に倚く存圚する蟲業甚氎は河川法の手続きが

2.調査方法 既埀論文から、

簡易であるため、広く利甚されおいる。それらをたずめ、

1)集萜の抱える課題を把握する。

ペヌゞ䞋衚に瀺す。

2)日本の小氎力発電を取り巻くこれたでの情報を収集

4.考察

し珟状を敎理する。

小氎力発電が地域に䞎える圱響に着目するず、富山の事 䟋から芳光資源ずしお働いおいるケヌスも確認できた。こ

3.調査結果 1)囜内の䞭山間地域に䜍眮する集萜の課題

れは集萜再生の芳点から集客の機胜ずしお有益であるず

党囜の䞭山間地域に䜍眮する倚くの集萜は今、 「限界集萜

考えられる。たた、FIT による売電収入から地域財源ずし

化」問題に盎面しおいる。たた、灜害が起きた堎合の察策

お掻甚できる可胜性がある。自立的か぀持続的な収益ずし

ずしお、自立的䞔぀持続的に察応できる甚意が必芁ずされ

お期埅できる。

おいる。

5.参考文献

2)たちづくりず小氎力発電

1)斉藀浩志

「䞭山間地域に䜍眮する集萜の再生におけ

近幎、再生可胜゚ネルギヌを加えたたちづくりが地方に

る小氎力発電の圹割」

広がり぀぀ある。芁因ずしお、2012 幎 7 月 11 日より斜行

2)党囜小氎力発電利甚促進協議䌚

された「電気事業者による再生可胜゚ネルギヌ電気の調達

http://j-water.org/about/index.html

に関する特別措眮法」により、再生可胜゚ネルギヌの固定

3)経枈産業省資源゚ネルギヌ庁

䟡栌買収制床が始たったこず、加えお、導入手続きの煩雑

http://www.enecho.meti.go.jp/

さに問題があった河川法ず電気事業法の䞀郚を改正し、手 続きが容易になったこず。たた、東日本倧震灜による原子 蟲業甚氎路における 小氎力発電導入事䟋 地点情報 発電所所圚地

発電所名

技術諞元 河川名

氎車圢匏

最倧䜿甚氎量(㎥/s)

事業諞元

有効萜差(m)

出力(kW)

運転開始幎月

備考 

FIT の認定

蚭眮に至る 経緯

珟圚の状況

囜営土地改良事業ずしお党囜で初めお蚈 画蚭眮された。

東京電力の送・配電線を 利甚しお地区内 野土地改良斜蚭に䟛絊され蟲業甚斜蚭 の維持管理費の軜枛を 図っおいる 。

取氎や氎路の維持管理費の䞀助

-

栃朚県那須塩原垂

那須野ヶ原発電所

戞田東甚氎路

暪軞フラ ン シス

1.6

28

340

1992.3

-

長野県䌊那垂

䌝兵衛井貝沌発電 所

䌝兵衛井筋甚氎路

プ ロ ペラ 型

0.13

1

1

2005.5

-

山梚県北杜垂

六ヵ村堰氎力発電 所

北杜垂村山六ヶ村 堰蟲業甚氎路

暪軞フラ ン シス

0.5

85.24

320

2007.4.1

無

北䞊川

開攟型䞋掛け氎車

0.8

2

9.9

2011.1

有

球環境の保党ずいう芳点から、再生可胜 ゚ネルギヌ等の調査怜蚎や地球枩暖化 察策に取組み

電力䌚瀟ぞの売電

岩手県八幡平垂

明治癟幎蚘念公園 小氎力発電所

å…šé•·16km、萜差85mの蟲業甚氎路で掗浄 電力は倧門浄氎堎に䟛絊され、幎間電力 堎の電力を 賄うために建蚭された。 を 賄っおいる 。

熊本県球磚郡湯前 町

幞野溝発電所

球磚川

ロ ボシリン ダヌ付プ ロ ペラ 氎車

0.105

10

6.7

2013.8

有

-

電力䌚瀟に売電し、蟲業氎利斜蚭の維持 管理費の䜎枛を 図っおいる 。

富山県砺波垂

庄発電所

庄川

発電機䞀䜓圢瞊軞 プ ロ ペラ 氎車

5.4

4.55

190

2013.9.17

有

-

発電所の電気棟内に、地球枩暖化や氎力 発電所の仕組み、歎史など 玹介する 展瀺 斜蚭も垞蚭。芳光資源。

猿厩れ甚氎路

流氎型

0.47

1

4.6

2013.9.20

-

新期県䞊越垂

集萜小氎力発電導 入モデル

*

FIT ずは,、固定䟡栌買い取り制床で゚ネルギヌの買い取り䟡栌を 法埋で定める 方匏の助成制床である 。

18

集萜が蚭眮を 蚈画する 小氎力発電に぀ 電力は党量売電し、収益を 町内䌚斜蚭の いお、事業家に向けた課題敎理や地域振 電気料金に充おられおいる 。 興に぀ながる 効果など を 調査


仙台高等専門孊校 建築デザむン孊科 平成 28 幎床 卒業研究論文梗抂

仙台高等専門孊校 建築デザむン孊科 平成 28 幎床 卒業研究論文梗抂

などがその䟋である

宮城県矎術通における 先駆的教育普及プログラムの実践ず持続的展開 1200427 土井俊汰

人々の関心が物や経枈から心や文化の偎面に傟斜しおき

を単に制䜜するこずだけでなく鑑賞ずも関連付けお教

1978 幎に基本構想がたずめられた。特に基本構想第 3

育普及掻動ずしお統括的に指導するこずが求められる。

の「開かれた矎術通」を目指すべく基本方針のなかに

その点䞖田谷矎術通(1986)目黒区矎術通(1987)平塚

「教育普及䞊びに創䜜指導」 「生涯教育の堎」が盛り蟌た

垂矎術通(1991)の掻動は定評を埗おいる。

れ組織ずしお孊芞郚に䞊列する独立した普及郚ハヌ ドずしお垂民が自由に䜿える創䜜宀が蚈画された。創䜜 の教育普及掻動を充実させる矎術通は 囜内に䟋がなく

になる。矎術通はその倚様化高床化する人々の孊習ニ

この構想を実珟すべく 3 人の孊芞員が蚭蚈段階から携わ

ヌズの高たりに応えうる掻動が求められるようになり

った 7, 8)。

通の掻動報告曞に加え地元新聞誌の論考矎術通に関

これたでは展瀺や収蔵品に泚目が集められ展瀺のおた

4.3

する論文 情報誌から宮城県矎術通の特異性を把握する。

け皋床に䜍眮づけられおきた教育普及掻動は博物通の

調査 3

あらゆる掻動の栞であるず考えられるようになっおく

(1979)山梚県立矎術通(1978)熊本県立矎術通(1976)

る。

など地方の公立矎術通を数倚く手がける有名建築家であ

担圓孊芞員ぞのヒアリング

たこずを背景に 1970 幎代から矎術通建蚭ブヌムが起こ

宮城県矎術通教育普及郚孊芞員を察象に普及掻動の倉

る 1)。1970 幎兵庫県立近代矎術通の開蚭を皮切りに地方

遷に぀いおのヒアリングを行い特に珟圚の掻動状況を

自治䜓では磯厎新前川國男らの有名建築家の蚭蚈によ

捉える。

っお倧芏暡な矎術通が造り䞊げられ矎術通県 1 通時代 を迎える。その埌 80 幎代にかけお明治 100 幎県政 100

3.

幎たた垂制䜕十呚幎などの事業ずしお公立矎術通の建

3.1

矎術通掻動における教育普及掻動の䜍眮づけ 70 幎代以前の矎術通の教育普及に察する考え方

80 幎代以降の矎術通は”開かれた矎術通”をコンセプ

蚭ラッシュが続く。

蚈画・建蚭段階19731981 幎

2000 幎代にかけお瀟䌚は急速に情報化囜際化少

キヌワヌド矎術通教育普及掻動瀟䌚教育斜蚭創䜜宀

日本瀟䌚党般を芆った高床成長期(19541973)を経お

4.2

子高霢化が進みそれに䌎い生涯孊習が重芖されるよう

指導教員 教授 坂口倧掋建築蚈画研究宀

1. 研究背景ず目的

6)。創䜜宀の掻動では矎術の楜しみ

建築による取り組みに぀いお

蚭蚈者は前川國男であり 1981 幎以前犏岡垂矎術通

る。建蚭準備宀時代から専属の孊芞員が蚭蚈に携わっお 4.宮城県矎術通における先駆的教育普及掻動の蚈画プロ

おりハヌドにおいおも教育普及に配慮したデザむンに

セスに぀いお

なっおいる。平面蚈画の特色ずしおアプロヌチから正

各皮文献及びヒアリング調査などからの知芋ず倉遷を

面玄関たでの間に回廊ず䞭庭がありこれを講堂・実技

敎理したものを図 1 にたずめる

研修宀・食堂などが囲っおいる。教育普及郚門を充実し

4.1

玄関たでに顕圚化させお開かれた矎術通のむメヌゞを建

䌁画・萌芜段階19601972 幎

築的に衚珟しおいる 9,

10)

珟圚公立矎術通を取り巻く課題ずしお高霢化瀟䌚ぞ

トにかかげ開蚭されおいく。日本の矎術通の堎合䞀般

宮城には矎術の叀い䌝統があり戊前から珟圚も続く

の察応や孊校教育ずの連携など瀟䌚的に矎術通が察応

に矎術通が普及し始めたのは実業家や個人のコレクショ

河北矎術展の存圚が地元の矎術家たちの原動力ずなり矎

すべき問題が増倧しおいる。たた予算・人員ずもに削

ンの公開(根接矎術通ブリヂストン矎術通など)からで

術通建蚭運動を起こす。県芞術協䌚の幹郚が 1972 幎ず

枛されるなど通垞の運営に支障をきたしおいるずころも

優れた矎術品をゆっくり”芋せおいただく”ずいうもので

翌幎県に陳情し最初は 2 侇 7 千人の眲名を぀いで

組織図を図 2 に瀺す。䞀般に孊芞員の職務ずしお展

倚い。矎術通党䜓ずしおは様々なメディアが発達しニヌ

あった 4)。こうしたこずから矎術通には「敷居が高い」

慈善事業で集めた 2 千䞇円を携えおいた。こうした熱意

芧䌚の䌁画教育普及収蔵品の管理・研究などが求

ズが倚様化する瀟䌚の䞭で新たな鑑賞者の創出が課題ず

ずネガティブなむメヌゞを䞀方で䞎えるこずずなっおし

に圹人が根負けし䌁画の具珟化に動いた 2)。

なっおおりそれの解決には矎術通ず人ずを぀なぐパむ

たった。それに代わっお広く倧衆ぞの普及が意図され

プ圹ずしおの教育普及掻動が重芁ずされおいる。

気軜に矎術通を楜しもうずしたのが公立の”開かれた矎

1981 幎前川國男蚭蚈のもず開蚭された宮城県矎術通

術通”ずいう蚀葉である。䞊蚘背景から矎術通がも぀基本

は圓時ずしおは非垞に進展した方向性を持ち専門の

的な䜿呜ずしおの研究機関ずいう事に加え垂民ず接す

孊芞員が積極的な教育普及掻動を展開しおきたこずで知

る教育普及掻動ずいうサヌビスの提䟛が考え始められる

。その取り組みに぀いおは第 4 節以降に

ようになる。 特に 70 幎に開通した兵庫県立近代矎術通

られおいる

2, 3)

4.4

は圓初から「普及課」を蚭眮し矎術通における教育普

詳しく説明するこずずする。 本研究ではたず 70 幎代以降の日本の矎術通の倉遷な

及を開拓した。 74 幎開通の千葉県立矎術通は開通時か

どを敎理し宮城県矎術通の蚈画経緯及び蚈画プロセス

ら「みる・かたる・぀くる」をキャッチフレヌズに展瀺

の分析を行うこずでその蚈画が持っおいた斜蚭理念を明

のみならず総合的な矎術通掻動を目指し教育普及掻動

確にする。たた宮城県矎術通における先駆的教育普及

の拠点ずしお「県民アトリ゚」を蚭眮した 5)。

掻動の圢成過皋を明確にし同時代に建おられた公立矎

3.2

術通の䞀般的な掻動内容を把握するこずで特異性を確認

80 幎代から 00 幎代の教育普及掻動の動きに぀いお

開かれた矎術通ずしお出発した近代矎術通の掻動に加

する。

えお垂区町村レベルの地域矎術通の開通が盞次ぐ。そ れに䌎い垂民ずの関係を䞁寧に築いおいく掻動が重芁に

2.

研究方法

調査 1

なっおくる。この頃が矎術通における教育普及掻動の倧

各皮文献及びヒアリングなどから戊埌から珟代

きな転換期ずいわれおおり80 幎埌半にかけお「ワヌク

たでの矎術通建築及び運営課題を敎理する。

ショップ」の掻動が増えおくる。たた建築プログラムに

調査 2

おいおも「創䜜宀」を備えた矎術通が倚く開通するよう

宮城県矎術通の掻動の抂況調査

開通から珟圚(2014)たでの党おの幎報をはじめずする

になり町田垂立囜際版画矎術通(1987)暪浜矎術通(1989)

-71-

-72-

。

組織による取り組みの展開


仙台高等専門孊校 建築デザむン孊科 平成 28 幎床 卒業研究論文梗抂

図-2

宮城県矎術通組織図1999

仙台高等専門孊校 建築デザむン孊科 平成 28 幎床 卒業研究論文梗抂

「盞談」から芋るこず・぀くるこず・考えるこずなど,さ

2002 幎の孊習指導芁領改蚂により 「総合的孊習の時

金沢 21 䞖玀矎術通においおも建築家ず孊芞員蚭蚈者

たざたな内容ず個人の方法や孊習スペヌスを生かし

間」が実斜されそれを契機に県内の教育機関ず連携し

ず運営者のニヌズが盞互に理解し合えた結果利甚者か

た掻動が圢成される。鑑賞か制䜜かを問わずスタッフが

た教育普及掻動を行っおきた。 しかし団䜓利甚の受け

ら高く評䟡を受けおいるのだずいう。35 幎前も今も利甚

関䞎する掻動はワヌクショップず呌び創䜜宀を利甚し

入れず創䜜宀での通垞掻動の察応は䞡立が難しく教

者良い建築良い斜蚭を構築するには蚈画時におけるぶ

お自䞻的に行う制䜜掻動はオヌプンアトリ゚ず呌ばれる。

育普及郚スタッフ 7 名での運営が困難ずなっおいる。

れない斜蚭理念の圢成が必芁なこずが分かった。

「い぀行われおいるか」ではなく「い぀でも行われおい

こうした人員䞍足の問題は宮城県矎術通に限った課題

められる。珟圚日本の公立矎術通では孊芞員の人数が少

る」 「䜕ができるか」ではなく「䜕をしたいかから始

ではなく他の公立矎術通も抱えおいる 16)。スタッフ数

7.

匕甚文献

ないため本来それぞれの分野に粟通した人物が事業を

める」 ずいう掻動コンセプトから開通時は必ず開かれる

の問題に加えお予算が足りないこずから解決策ずしおボ

1)

新建築孊倧系委員䌚新建築孊倧系 30 図曞通・博物

行うべきであるが䞀人の孊芞員が兌任しおいるこずが

それは開通から珟圚に至るたで倉わらぬ運営スタむルで

ランティアの導入を行う矎術通も少なくない。通内の受

倚い

11)。宮城県矎術通は孊芞郚は収集保存展瀺ずそ

ある

13)。

通の蚭蚈地囜瀟1983.1

付案内や事務凊理など補助的な仕事を任せる䟋が倚い䞭

2)

河北新報

1981.11.32001.10.72001.10.282001.12.2

2004.7.6

れに䌎う専門的な教育普及掻動(講挔䌚・矎術通講座等)

この掻動理念に察し普及郚の霋は”営利的ではない運

氎戞芞術通(1990)では䌁画展の展瀺解説にもボランティ

を行い普及郚は矎術ず矎術通の実技創䜜掻動ず盞談

営の必芁今珟実に生きおいる人の同時代性個人にも

アが導入しおおり利甚者ず孊芞員の䞭間的圹割を担い初

3)

仙台垂仙台垂通史線 9 珟代 2P.544-545

心者を鑑賞の入り口たで連れお行く機胜を果たしおいる。

4)

小原巖博物通展瀺・教育論暹村房2000

に䜿える創䜜宀にもかかわらず利甚者はだれもいないか

宮城県矎術通においおも 5 幎前から導入をはじめおい

5)

暪山勝圊矎術通を知るキヌワヌド矎術出版2014

6)

雄山閣出版生涯孊習ず博物通掻動1999.12P.234-

事業を含む教育普及掻動党般を行う。

ずづく掻動の必芁がある” ずいう

建蚭準備宀時代から圚任する教育普及郚霋正匘は”教

14)

。矎術通開通䞭は垞

育普及が専門の職員に任せられるようになるず孊芞員の

もしれないずいうリスクを負う䞭”矎術通での教育普

るがボランティアの控え宀がなくたたボランティアに

仕事はより専門的な螏み蟌みが時間的にも粟神的にも

及掻動においお倧事なのは矎術がい぀でも可胜なこずで

任せお良い仕事の範囲が明確になっおいないなどの課題

可胜になる。研究が深たれば普及に察するフィヌドバ

ある”ず語る 15)。時間や立堎に関わらず矎術の本質を芋

もある。特にワヌクショップスタッフは通垞の指導者ず

7)

宮城県矎術通幎報 1981~2014

ックもより现やかになるので教育普及掻動の展開の深み

極め結果ずしおより地域に開いた掻動を継続しおきた

は異なり䞀方的な知識の䌝達の堎合のような明確な䞊

8)

調垃画廊 「POSI」1994P40-41

ず広がりも倧きくなるずいう良埪環が匷く宮城県矎術

こずが分かる。開通以前 70 幎代たでのそれたで倚くの

䞋関係のもずに存圚するものではなくスタッフの育成

9)

地囜瀟建築文化1982.1

通の普及掻動の基本を支えおいる”ず語る。12)䞀方で孊

博物通や矎術通においお教育普及掻動ずみなされおきた

に関しおはさたざたな団䜓で取組が行われおいるもの

10)

新建築瀟新建築1982.1

11)

束川その矎震灜を契機ずした矎術通の瀟䌚的な圹

芞郚ず教育普及郚ず組織を分けおしたったこずによっお

ものは収蔵物や展瀺にかかわる問題を䞭心に定期的に

のいただ暡玢䞭であり確立されたものはないずいう

17)。

2)。圓時からそれらの

今埌もオヌプンアトリ゚を䞻䜓ずした掻動を展開する䞊

特別展の䞭に教育的なプログラムを組み蟌めば新しい展

䞀回完結型でむベント的な掻動に察する詊みも感じ取れ

で人員の補充及びボランティアの育成が急務に思われ

芧䌚の楜しみ方もできるはずだがそれは 1996 幎の開

る。

る。

䞡者間に垣根ができたこずも吊定できないずもいう

2)。

開催される講座・講習䌚であった

237

割ず運営課題の倉化2016 米子垂矎術通米子垂矎術通「8 ぀の矎術通」コレ

14)

株匏䌚瀟ぎょうせいクリ゚むティブな孊習空間

クションの倚圩な展開1994.3 P108-109

通 15 呚幎蚘念展「アヌトりォッチング」で詊みられお以 来途絶えおいる 7)。

13)

を぀くる2001.6P.214-215

8.たずめ

通倖では 4.2 で玹介した目黒区矎術通は教育普及掻動

80 幎以降の”地域に根差した””地域にひらいた”を謳

15)

を組み入れた特別展を䌁画しおいる。同矎術通は䞭小芏

う矎術通が日本各地に存圚する䞭宮城県矎術通は建蚭

16)

暡で孊芞ず教育普及の担圓を分ける䜙裕はなく展芧䌚

準備期間からその先駆的な取り組みを発信しおきた。矎

䌁画ず教育普及を同時䞊行で考えなければならない状況

術ずは䜕かず暡玢した結果より基本的な個人ず矎術 図-3

にあるずいう。しかし孊芞員の降旗は”䌁画を担圓する

掻動の組み立お

こずで教育普及だけでは分からなかったこずが芋えおく る”ずいうメリットも匷調する

2, 4)。

6. 7.1

宮城県矎術通ではそれぞれの仕事の進め方の違いや組

宮城県矎術通における今埌の教育普及掻動運営課題 財政ずの関係に぀いお

織間の意識の違いずそこから発生するコミュニケヌシ

バブル厩壊埌から続く日本党䜓の経枈䞍振に加え東

ョンの䞍足などがあり組織間の暪断的な連携が今埌必

日本倧震灜の圱響から珟圚の総事業費は 90 幎代前半の

芁に思われる。

ピヌク時ず比べ半分以䞋に抑えられおいる。教育普及掻 動においおも経費削枛の圱響を受けおおりそれでもオ

5.

ヌプンアトリ゚の掻動を維持すべく倖郚講垫を招く講座

宮城県矎術通における教育普及機胜ず創䜜掻動運営

理念に぀いお

の

宮城県矎術通の創䜜掻動は 146.15 ㎡144.52 ㎡同芏暡

数を枛らしお運営を図っおいる。矎術通はプロの逊成機

の 2 ぀の創䜜宀で行われる。創䜜掻動ずいう行為そのも

関ではなく営利目的の絵画教宀でもなくあくたで瀟

のも芞術の䞀郚ずしお芋せるべきだずいう䞻匵に基づい

䌚教育斜蚭であるずいうコンセプトが継続しお持たれた

お廊䞋には倧きな窓を蚭けおいる。掻動はたず各人ずス

運営が実珟されおいる。

タッフの間で「盞談」ず呌ばれる事前掻動が行われる。

7.2

-73-

矎術通教育普及囜際シンポゞりム報告曞P.31-33 的堎康子矎術通・博物通の教育普及掻動に぀い お-矎術通・博物通に関するアンケヌト調査から

17)

杉本芚岡田猛 矎術通におけるワヌクショップ

の関係を芋出し圓時では他に䟋をみない「い぀でも、

スタッフ初心者の認識の倉化-東京郜珟代矎術通ワ

なんでも」なオヌプンアトリ゚を展開しおきた。たた

ヌクショップ”ボディ―・アクション”ぞの参加を通

その先駆性の背景にある 3 幎の建蚭準備期間がこの掻動

しお 2016 幎 10 月 20 日

のを支えおいるのだず思われる。近幎高く評䟡を受ける

Sustainable expansion and practice of pioneering educational program In Miyagi Art Museum SHUNTA DOI Keyword: Museum Educasion, Art Museum, Social educational facilities

孊校教育ずの連携ず人員䞍足に぀いお

-72-


「Others」

05

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いただきたす 斜工 1 材料切断 流し調敎 斜工 2 接合

斜工 3 接合郚調敎



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