portfolio -five works-

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Portfolio Hojo Taichi

Contact email

h.taichi.369@gmail.com

Education 2012-2015

大阪府立富田林高校

2015-2019

神戸大学 工学部 建築学科

2015-2019

京都工芸繊維大学 博士前期課程

Skill 2D design

AutoCAD

VectorWorks

3D design

Rhinoceros

SketchUp

Adobe

Photoshop

Illustrator

Renderer

CINEMA4D

LUMION3D


刑の形

DIPLOMA PROJECT

2018,09 - 2019,02

1. Problem ■

個々によらない隔離管理

与えられる生活と単純作業

再入者 (12,165)

無職

有職

72.9

27.1

出所者の帰住先別構成比 仮釈放 (13,260)

窃盗

傷害

2. Proposal

再犯者率の増加(軽犯罪者、生活困難者)

詐欺

殺人

1.2

36.0

11.1

5.7

4.2

31.8

7.3

再犯率の増加

地域

・職や住まいなど社会での居場所の喪失 ・社会での生活に対する意欲の欠如 ・社会に順応できない悪循環 再犯

2.2

住民

逮捕 入所

地場産業

0.4

満期釈放 (9,649)

16.8

6.2

3.8

6.8 2.9

父・母 雇主

配偶者 社会福祉施設

4.3

4.3

49.1

4.7

1.0

兄弟姉妹 更生保護施設等

その他の親族 自宅

知人 その他

出所

食事と寝床

単純作業

刑務所

第二段階

第三段階刑務所 - Final Phase ■ Plan Diagram

■ Plan Diag

ルーバー:受刑者との境界

製材所を通し

1. 視覚的連続と隔てる行動

利用者からは連 続的な空間に感 じるが、動線は 分断されている。 ここではルーバ ーが受刑者との 間を形成する。

4枚の渦巻く

2. ルーバーを超えた貫入による境界の揺れ

ルーバーを超え 一般の利用が受 刑者の領域に貫 入するこで、隔 たりが曖昧とな り、受刑者と住 民の差を見えな くする。

複層 外壁

■ Section D 斜壁とルーバ

■ Section Diagram ルーバー:内外の境界 膨らみによる行動 1. 従来の内外分類

1.空に広がる壁

1. 従来のルーバー

第三段階刑務所

見える 入ろうか迷う

ダブルフレームによる境 界の解きが交流を生む。

2.二列ルーバー架構

高齢者・官舎棟

堀と複層壁に

ワンフレームによりプライ バシーを守る。

2.膨らみルーバー

堀による街への

見えにくい 入ろうか迷う 外

外内 内内 内外

外内

3.上階スラブ貫入

3.膨らみルーバー

外 外内

求心性を持ち製

見えにくい 手間に 入ってみよう

内内上 内上 外内上 内外 内内

外内 0

20

1F Plan

50

3階共有廊下

材木市場から他刑務所を見る

中央コンコース

南側外観

JR 播但線

精肉・調理

加工・制作 第三段階刑務所

高齢者・刑務官棟

仕上げ・乾燥

皮むき・挽き割

第二段階刑務


osal

3. Site

刑務所×地場産業=更生×地方創生

住民が山の管理を再開

地域の森林健康化

寺前小学校

段階的な構成

木材利用の多用化

寺前駅

刑務所誘致

受刑者の労働とコミュニティ 後継者・雇用の創出

段階刑務所 -Middle Phase -

個人 個人

■ Diagram -Private Space-

Diagram

渦巻く斜壁と空間の方向性

後期

関り方

片岡生コン工場

製材

第一段階刑務所 -First Phase -

を通した山から街への流れと溜まり

集団

活動

神河町役場 神河中学校

個人 中期

空間

木材利用を通したコミュニティ

兵庫県

初期

素材

中はりま森林組合所

寺前幼稚園

林業基盤の再興

住石マテリアルズ採石場

林業を主幹産業として来たが、 少子高齢化に伴い衰退し、現在 では全収入の2%にまで減少し ている。

森林・木材との関係

4. Proposal

金谷神社

兵庫県神河町

地形からの躯体

自然による分節 木々と住空間

自然の貫入

地形の貫入

木々への採光

分節される躯体

木々への譲渡

木々への通風

製材所を通して街へと向かう 2 重心巻貝平面構成

層 外壁

苗木の育成

on Diagram

■ Diagram -Common Space-

ルーバー屋根による活動の選択

広がる壁

2.覆いかぶさる壁

製材所

第二段階刑務所

山から町へと鉄道を跨ぎ 傾斜を持ちながら通る。

層壁による視線の広がり

る街への視線の抜けと複層斜壁による空間

浴室

学習室

個室棟

運動場 受付 食堂 搬入兼入場口

■ Path Diagram

個室間に自然が介在す る。採石場への視線のみ 確保される。

共有棟

内向きの活動と堀によ る、外向きの視線。

大きな開口により、外部 への憧れが生まれる。

◀1F

共有廊下

個人廊下 ▶

◀ 2F

個室の 共有廊下

を持ち製材所方向に開かれた中庭 ◀共有棟へ

◀街向きの廊下

◀食堂へ

0

20

1F Plan

50

斜壁の間

中庭と右手製材所

地階運動へ ▶

0

20

外周から町へ

搬入動線

駅側外観

1F Plan

50

共有空間

共有廊下

共有廊下

個室

採石場 市川

・挽き割り

育林・貯木

段階刑務所

第一段階刑務所

South Elevation 0

10

30

50

100


日常の延長線上にある避難所

Academic-Industrial Collaboration Competition

2019,10 - 2019,11

4. time line

日常では誰か

定する。場所

小屋・児童館 と集会所。

1 . theme 南海トラフ地震の推定浸水深が 6m の高知県種崎地区に津波避難タワーを建設する。種崎地区では、すでに 3 つの津波避難施設が存在し収容人数としては十分であるが、推定到達時間内に避難することができない範囲が あり、そのような場所に点在的に小規模な避難施設が必要である。今回新たに小規模な 3 つの津波避難タワー を提案する。ここでは日常誰かの居場所となるような場となり、日常の延長線上に避難があるような建築となる。

2 . site Scale 1:25000 0

100

N

300

500

Scale 1:25000 0

100

N

300

500

Urado Bay

5 5 Tosa Bay

2f plan

Time until tsunami

Mimase

over 60minutes 40~60minutes 30~40minutes

Tanezaki

五区

20~30minutes

4 3

10~20minutes 5~10minutes

3m

planned site

Nagahama

6m

9m

12 m

Evacuation Time 15 m

18 m

21 m

24 m

Moving Distance for 3 minutes : 129M

1f plan ハザードマップによるとほとんどの地域で1 m 以上の浸水が予想される。現在種崎地区では 4

つの避難施設が設けられ、住人分の避難人数は確保されている。しかし、避難施設から 300m 以内でカバーすることのできない地域も存在する。

3 . concept

日常の延長線上に避難行為が存在するような場所を提案する。ま ず、地続きでアプローチできるようにスロープを設ける。次に、 もう一つ動線を二重螺旋型に設けることで、日常の利用と非常時 の利用が表裏一体となる。非日常の動線を日常化するために円周 を大きくとり、幅も広げることでテラスのような場となる。最後 に非常用スロープの周期を大きくし低勾配とする。それにより 2 つの螺旋でズレが生じ、そのズレが棚や腰掛のようなアクティビ 0

▼Rf

4,300

1,400

N

5,500 15,800

▼3f

10

1. 2. 3. 4. 5.

20

30

5

multipurpose toilet workspace toilet meeting room warehouse

5

2f plan

▼2f

4,600

4 3

▼1f

1f plan

▼Rf

4,300

1,400

1

5,500 15,800

▼3f

4,600

▼2f

▼1f

Ground plan and site plan

2


team: TomoyaHori, Nalan

e daily

かの居場所となるような自由な使われ方を想

disaster

restoration

津波発生時、高さ 10m 以上の 3 階と屋上に避難を行う。 被災後は地域の復興の中心となり、非常用備蓄の供給、

所によって使われ方は変化し、漁師小屋・農 避難面積は 409 ㎡あり、一つで約 300 人が避難すること

簡易テントによる炊き出し、2 階部分の個室利用など、

館・図書館などを想定する。ここでは農小屋 ができる。

支援に対応した拠点となる。

5. structure

フラットスラブと RC 造コア 中心に RC 造のコアを持ち、そこからトラス梁に より各スラブが形成される。コア部分は円形二層 壁により、津波や地震に耐えうる構造である。

吊構造上部スロープ 動線を上部と下部に分断することで津波に対応 した構造をヒューマンスケールで形成する。上 部動線は吊構造とコア部分からのトラス支持。

木造ラーメン下部スロープ 下部動線は木造ラーメンによって支持される。 木造部分を小部材で形成することで、津波で破 壊された後の被害を抑え、再建を容易にする。

warehouse and RC core

handrail by parapet

underfloor heating by heat tube bench by stair

desk by ceiling

half-outdoor by wooden louver

bookshelf by slab shelf by slab

eaves by ramp

clotheshorse by handrail chair by ramp

emergency water tank

Section scale 1:200 0

1

3

5

10


残滓の空中菜園

Hulic Competition

2020,05 - 2020,06

1 . theme JR千駄ヶ谷駅徒歩1分の敷地で東京体育館に対面している。かつてのオリンピック・パラリンピッ クが当時の日本を盛り上げ、開催後も有益なレガシーを残したように、この敷地に今回のオリンピ ック・パラリンピックのレガシーとなる施設―Legacy @ Sendagaya―を提案して下する。

2 . concept

+20000

2021年に開催される東京五輪。それは、四年に一度の世界的なスポーツの祭典であると同時に、 会期中には約1000万人の人々が訪れるとされている。そしてそれに伴い、会場には莫大な量のゴミ が残されるだろう。このゴミの量を人類の活動記録として捉え、後世に残していくことは出来ない だろうか。ゴミに新たな価値を与え、レガシーとして語り継ぐ建築を提案する。

型枠

ベール

+15900

ゴミの量

打設

+12000

空間の体積

オフィス +8100

五輪期間中に廃棄したペットボトルと缶を圧縮して箱型の塊【ベール】に変える。このベールをコ ンクリート打設のための型枠として利用する。こうすることで、ゴミが持っていた体積を内部空間 の体積へと置換し、ゴミの量が空間化し遺すことができる。

研究室 +4120

選別機

3 . garbage flow 回収された生ゴミな どの有機ゴミはコン ポストとして堆肥化 し、それを地上の都 市型菜園へ還元する 。ユニットを単位と した賃貸菜園やレス トランや直売店など が内包された地上で 排出された有機ゴミ はコンポスト設備で 再び堆肥へと生まれ 変わり、施設内で完 結した循環が行われ る。

PE T・ 缶 圧縮ライン ■五輪開催期間中

ゴミ量の指標 としての仮囲い

【圧縮梱包ライン】 破袋

PET・缶

選別

【ベール置き場】

街路

賃貸型空中菜園

送風機室

有機ゴミ 五輪後の ゴミ提供 渋谷区

汚水 処理槽

吸引機室

土 の 塔

見学

油圧 EV

第 2 次発酵槽 (7-10 日 )

油圧 EV

-8740

(EV)

空調 設備室

見学 第 1 次発酵槽 (7-10 日 )

展示室

サンクン ガーデン

送気

破袋

展示室

施設運営菜園

【堆肥化施設】

■五輪期間中から終了後

送風口

提供

ゴミ投下 バイオガス

地上構造

送風 機室

-3700

提供

レストラン

ベール

ベルト コンベア

\

レンタルキッチン

600 (mm)

+400

GL

買取

直売店・研究所 ホームセンターなど

400

地下構造

【開閉式温室】

【ベールを型枠に用いた建築】 【ベール型枠】 ピラミッド状に積む

圧縮・梱包

600

渋谷区

■五輪開催後

農具倉庫

第 3 次発酵槽

汚水 処理槽

( 約 1 ヶ月 )

-14000

ふるい

排水

液肥

吸気

コンポスト

0

1

2

10(m)

4 . construction process - 五輪開催前 -

1.

- 五輪会期中 -

2.

3.

- 五輪会期後 -

4.

5.

五輪の開催前に、有機ゴミの堆肥化施設を建設す

五輪の開催中に排出された PET ボトルと空き缶を

五輪の開催中に蓄積された全てのベールを型枠として

ベールを用いた構造体が竣工。ゴミの体積は内部

場として利用する。

ゴミは堆肥化のために第一次発酵槽に投下する。

消費されるにつれてベールの仮囲いが減っていく。

れ、地上に還元される。

る。その際に、後の温室となる建屋を建設し、足

圧縮し、 「ベール化」したものを蓄積していく。生

利用し、ピラミッド状の構造物を構築する。ベールが

空間として遺される。有機ゴミはコンポスト化さ

建屋に可動式の屋根フィルムと ETFE ファサー ドを取り付け、全体を覆う温室とする。

5 . unit structure

鉄筋

800 200

組み立て式 鉄骨フレーム

2800

せき板

200 3600 200

ベール (600 600 400mm)


team: KoichiTamura, MasaruFukuoka, TomoyaHori

スライド式 屋根フィルム 開閉式 E TFE フ ァ サ ー ド

賃貸菜園

農業用 品 売 り 場

野菜直売店

レストラン

土 の 塔

吸引 機室 ゴミ出 口

ベルトコンベア

第一次発 酵槽

-5800

第二次発酵槽

堆肥用油圧 EV

第三次発酵槽 (1)

第三次発酵槽 (2)

第三次発酵槽 (3)

-10600

ふるい -14600

堆肥用油圧 E V

6 . functional arrangement スライド式屋根フィルム (五輪開催中)足場兼仮囲い

(五輪後)温室 五輪期間中は、仮囲いとして使われる他、一般客の見学 用足場となる。 五輪後は、 屋根などを取り付け、 温室とする。

開閉式 ETFE ファサード

1 賃貸型菜園 ユニット単位で借りることができる菜園。主に、自分の 菜園を持ちたいが、時間や場所がない人などが借りる。 4 施設運営菜園 施設運営菜園で育った野菜を使ったレストラン 施設運営菜園 この施設を運営する農業企業が育てる農園。ここで収穫 されたとれたての野菜は施設内で利用される。 土の塔 ( 堆肥の EV) ゴミ投入口 PET・缶圧縮ライン

3 展示室 東京五輪の環境問題に対する取組の記録を展示する場所。 展示物と共に第一次発酵槽の内部がガラス越しに見える。 第一次発酵槽 第二次発酵槽

サンクンガーデン ( イベントスペース) 火曜日と土曜日はここでマルシェが開催され、外部から の農家も野菜を販売しに訪れる。 2 水耕栽培プラント 集められた雨水を利用して栽培される。 第三次発酵槽

a.【菜園型】

7 . thermal circulation system

b.【OA フロア型】

温室の内部は、開閉式 ETFE シェルターとスライド式屋根フィルムによって、季節ごとに作物の育成に合わせて調節されると同時に、快適な半屋 外空間を作り出しレストラン・オフィス等内部空間の空調負荷を大幅に軽減する。堆肥化時に発生する発酵熱は、ガスと共に吸引されアンモニア は液肥に、熱は温水や温風に変換され再利用される。 600・600・400mm の ベ ー ル を

6×6×7 個積んだものを一つの

<夏>

<冬> スライド式屋根フィルム

ユニットとして捉える。このユ

開閉式ETFEシェルター

ニットをピラミッド状に積み上 給水管

コンクリート

げることで一つの建築物を形成 する。 ベールの表面にはセパレー

断熱材

タが設置不可であるため、組み

透水管

を支え、片面型枠セパ無し工法

断水層

排水管

OA フロア

立て式の鉄骨フレームでせき板 とする。

ユニット屋上には深さ 800mm の窪みがあり、機能によってこ れを使い分ける。

温風

液肥

液肥 温水

発酵熱 ガス

液肥

発酵熱

発酵熱

ガス

ガス

排気塔 吸引通気式装置

液肥 発酵熱 ガス


層と化する場

3 r d G R A D E P R O J E C T 『 S T A T I O N × A R C H I T E C T U A L S T U D I O S』

2017,11 - 2018,01

1. theme

2. site

阪急六甲駅北側に建築教育施設、建築の周辺にかかる情報の発信拠点 、 そ し て 駅 機 能 の 複 合 施設 を 計 画 す る 。 教 育 施 設 の 主 た る 利 用 対 象 者 は 3 5 0 人 。こ こ を 通 過 ま た は 滞 留・ 滞 在 そ し て 交 錯 す る 人 々 が 建 築 や そ の イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン を 介 す る こと で 創 造 的 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 生まれ、多様なアクティビティが可視化される場所。

東西に阪急神戸線が走り、三宮のベットタウンと し て 住 宅 地 が 広 が り 、学 生 の 街 で も あ る 六 甲 。阪 急六甲駅の乗降客数は一日約3万人と多いが、駅 と 周 辺 に は 滞留・ 滞 在 す る ス ペ ー ス が な く 、 人 は 流れていくのみとなっている。

北側幼稚園からの外観

改札前コンコース

東側からのホーム

JR 六甲道駅 六甲風の里公園

3. concept

六甲寺 六甲小学校 都賀川

六甲八幡神社

六甲幼稚園

阪急神戸線 神戸青年センター

六甲カトリック教会

Overall perspective

lab ticket exam

lab

library

阪急神戸線による東西の軸 線 と 山 か ら 海に か け る 南 北 の軸線に対し、斜めの人の 動きを取り込むことで、今 ま で に な か った 流 れ と 滞 留 が生まれ、さらにそれを積 層することで新たな交差点 と な る 。ス ラ ブ の 帯 に そ れ ぞ れ 、 電 車 利 用 者 、 駅施 設 利用者、大学利用者の3つ の タ イ プを 与 え 活 動 に よ っ て 配 置 す る 。 そ れ に より 、 それぞれの利用者にとって は 単 純 な動 線 と な る が 、 活 動 が 交 差 し 新 た な 出 会い が 生まれ、視線が行き交い新 た な 興 味が 生 ま れ る 。

改札前コンコース

活動が交わる交差点

大学

一般

lecture library

cafe

company

restaurant

short section 1/1000

short section 1/1000

long section


学生 16

一般

19 20

11

移動

16

19

11

16 16 19

14.company booth 15.cafeteria 16.laboratory 17.library 18.studio 19.lecture room 20.terrace 4f Plan 1/2000

20

14

17

16

18

17 16

15

9.digital fabrication 10.workshop space 11.meeting room 12.kiosk 13.tickets examination

8

5 14

13 13

9

13

11 11

Axonometric

3f Plan 1/2000

12

10

13

1.service counter 2.bookstore 3.hall 4.foyer 5.cafe 6.restaurant 7.platform 8.digital archive

2f Plan 1/2000

研究室から見る食堂 4

3

5

6

2

1 7

7

活動が交わる交差点

0 10

terrace

studio

d-fab

counter

0

10

30

50

1f Plan 1/2000

100 m

lecture

company archive cafe

gallery 1/1000

50

lab bookstore

library

lab

cafe

restaurant

foyer hall

100

terrace


境界の幅

3rd GRADE PROJECT 『近畿圏の大学のためのセミナーハウス』

2 0 1 7 , 0 4 - 0 5

1.theme

2.site

大 学 内 で の 活 動 と し て の 講 義 や 演 習・ 実 習 と は 別 に 、 あ る 一 定 の 期 間 、 空 間 を 共 に し 、 集 中 した 活 動 や 共 通 の 目 的 を 持 っ て 活 動 す る 場 が 求 め ら れ て い る 。 こ の 課 題 は 近 畿 圏 の 大 学 共 通 施 設と し て 位 置 づ け 、 セ ミ ナーや共同制作、スタジオ、社会との連携など学内では難しい様々の 活動 に 対 し て 、 自 由 で 豊 か な 場 を 提 供 す る こ と を 目 的 と し て い る 。

神戸市灘区の山麓市街地に位置する灘丸山公園の土 地 を 敷 地 と する 。 標 高 1 6 0 m の 高 さ に あ り 、 南 の 住 宅 街 か ら 海 ま で 絶 景 を 望 むこ と が で き る 。 敷 地 と な る 公 園 は 、 住 宅 街 よ り も 標 高 が 高 く 周 辺か ら 分 離 さ れている。

宿泊棟沿いの壁

高齢者住宅の共有庭

3.concept 非 日 常 的 な 空 間 で 刺 激 を 受 け な がら 生 活 、 学 習 す る セ ミ ナ ー ハ ウ スの 提 案 。 壁 の 配 置 に よ り 機 能 を 分割 し 、 生 活 と 学 習 の 場 を つ く る 。壁 を 厚 く す る こ と に よ り 明 確 な 境 界 を 消 し 、 壁 を 歩 く 中 で 各 々 の 境界 を 見 つ け 、 各 々 の 居 場 所 を 見 つけ る 。 そ れ に よ り 、 緊 張 感 が あ り緩 や か な 空 間 が 生 ま れ る 。 ま た 壁内 に 諸 機 能 を 配 置 し 、 一 部 壁 構 造 に す る こ と で ホ ー ル な ど の 大 空 間を 作 り 出 す 。 セ ミ ナ ー ハ ウ ス と 共 に 高 齢 者 住宅 を 計 画 す る こ と で 、 非 日 常 の 中 の 日 常 を 作 り 出 し 、 街 と の関りの中間地点をつくる。

B-Section scale 1:800

axonometric 壁

東西の一連の壁を 軸とし、南北の二 つの壁が東西に分 割する。壁内に機 能を配置すること で、豊かな空間を 作り出す。

壁厚を大きくする ことで、壁をまた ぐときの境界を揺 るがし、壁に沿い ながら個人によっ て境界を感じる。

壁から屋根を伸ば す形で大きな空間 をつくり、そこか ら木造の壁により 個々の室にがうま れる。

空間を生む壁 空間を切る壁 空間を変える壁

0

C-Section scale 1:800 3

5

10


大廊下から見る食堂

ロビーと庭

Ground and First Floor Plan scale 1:1200

A

C

B

0 0

1

10

30

60

1. entrance 2. lobby 3. office 4. seminar room 5. cafeteria 6. creative studio 7. digital studio 8. lodgings 9. bath 10.senior appartment


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