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今日の目的 「InDesign を䜿い続けるための スキルを身に぀ける」

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なぜ InDesign はずっ぀きにくいのか

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答え ...

レむアりトのお玄束的知識を身に着 けおいないから。 文字組み、ペヌゞ構成、グリッドレむアりト ... レ むアりトのお玄束をもずにデザむンしようず思っ たら、間違いなく InDesign が䞀番ラク。 5


どうすればその「ずっ぀きにくさ」をぶち壊 せるのか

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InDesign のずっ぀きにくさをぶち壊すには ...

レむアりトのお玄束的知識を身に着 けお、ひたすら手を動かそう

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レむアりトのお玄束ずは ... • 文字組み • 色の扱い方 • レむアりトの 4 原則 • レむアりト原則から「倖す」 この 4 ぀ 8


したがっお、今日は「文字組み」「色の扱い方」 「レ むアりトの 4 原則」 「倖し」の 2 ぀に぀いお、実践 を通しながら孊んでいきたす。 この 4 ぀は、いわばデザむンのルヌル。぀たり、 レむアりトを孊ぶずいうこずは、デザむンを孊ぶ こず。 9


今日の実践 ... • 芚えたレむアりトの原則を掻かしお、架空 のポヌトフォリオを䜜っおみる

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デザむンに入るその前に → 今日䜿うツヌルは InDesign。゚ディト リアル = 耇数ペヌゞあるデザむンに特化。 「耇数ペヌゞ」ずいうずころがキモで、単 ペヌゞをデザむンするなら Illustrator、耇 数ペヌゞで構成させるものを぀くるなら

出兞+DESIGNING

InDesign ずいう䜏み分けがある。 そしお、InDesign はずにかく文字に匷い。

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InDesign の立ち䞊げ方 1. Cmd(Ctrl) + n で新しいドキュメントを䜜成する。 2.「マヌゞン・段組み」を遞択、すべおのマヌゞン ( 䜙癜 ) を0に 3. 玠材集フォルダの 13-14 フォルダから任意の画像を䞀枚 遞んで配眮 4. ツヌルパレット巊䞊の矢印マヌクをクリックしお折りた たんでおく ( そのたただず芋づらいので )

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InDesign のずっ぀きにくい操䜜や抂念 1. テキストはドラッグしないず入力できない 2. Q や H ずいうテキストサむズの単䜍 3. 画像には、 「フレヌムず内容」ずいう抂念がある ( 埌述 )

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文字の扱い方を知る

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文字がきれいに䞊んでいるかどうかは、メッ セヌゞの䌝わりやすさを倧きく巊右する。

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文字の入力方法ず䞋準備 1. ツヌルパネルから T マヌクの「暪組み文字ツヌ ル」を遞択 ( 右図参照 ) 2. ペヌゞ䞊でマりスをドラッグし、テキスト入力 ゚リアを䜜成 3. 「コピペ甚本文䜿甚テキスト 1」をコピペ InDesign では、テキスト゚リアはドラッグしな いず䜜れない

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ベタ組み

ベタ・あのむヌハトヌノォのすきずおった颚。

カヌニングを 0、もしくは和文等幅 に蚭定したテキスト。 仮想ボディをベタっずくっ぀けお䞊 べるこずに由来。基本は和文のみ。

ツメ組み

ツメ・あのむヌハトヌノォのすきずおった颚。

カヌニングを自動 ( 自動が効かないずきはオ プティカル ) に蚭定したテキスト。文字のか たちに沿っおアキを調敎する。和文、欧 文に察しお䜿う。これもツメ組み。 18


ベタ組み・ツメ組みの 蚭定方法 1. りィンドり > 曞匏 > 文字 をクリックしお文字 パネルを衚瀺 ( すでに右偎に衚瀺されおいる堎 合もある・右図 1) 2. ベタ組みの堎合 → 文字パネルのカヌニングを 「和文等幅」に蚭定 ( 右図 2) 3. ツメ組の堎合 → 文字パネルのカヌニングを 「メトリクス」に蚭定 1

2・文字パネル

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箱組 レむアりトでは文字や画像などの諞芁玠を面ずしお扱う。その際に、文字を最も面化する こずができるのは「箱組」 。巊も右もきっちり揃えるこずで面にする目的がある。箱組に 察しお、単玔巊揃えを「ラグ組」ず蚀う。和文は箱組、欧文はラグ組が適しおいる。 箱組は調敎が倧倉な組み方。厳密に指定するには、以䞋の蚈算匏を甚いる。 䞀行の文字数 × フォントサむズ (mm) = テキスト゚リアの暪幅 (mm)

箱組

ラグ組

レむアりトでは文字や画像などの諞芁玠を面ずしお扱う。その際に、文字

レむアりトでは文 字や 画 像などの è«ž 芁 玠を面ずしお扱う。

を最も面化するこずができるのは「箱組」。巊も右もきっちり揃えるこず

その 際に、 文 字を最も面 化するこずができるのは 「 ç®± 組 」。

で面にする目的がある。箱組に察しお、単玔巊揃えを「ラグ組」ず蚀う。

巊も右もきっちり揃えるこずで面にする目的がある。 ç®± 組に察しお、

和文は箱組、欧文はラグ組が適しおいる。

単 箔 å·Š 揃えを「ラグ組 」ず蚀う。和 文は箱 組 、欧 文はラグ組が 適しおいる。

Karabiner-Elements provides a subset of the features planned for the next

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generation Karabiner for macOS Sierra. The current version of Karabiner

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does not work with Sierra, so Karabiner-Elements was created to keep

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Sierra users up and running until a new version of Karabiner is published.

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箱組を぀くるための巊右均 等揃え ( ゞャスティフィケヌ ション ) の蚭定方法 1. メニュヌ > りィンドり > 曞匏 > 段萜 をク リックしお段萜パネルを衚瀺 ( 文字パネルの隣 のタブにある堎合も・右図 ) 2. 文字パネルのカヌニングを「和文等幅」に蚭定 ( 右図 )

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暪組みグリッドツヌ ル (InDesign 最高 ) むラレで箱組をしようずす るず、前項の蚈算をしない ず行けなかった。InDesign は違う。 「暪組みグリッド ツヌル」を䜿えば、いちい ち蚈算せずずもゞャスティ フィケヌションになるよう な文字組みをしおくれる。 22


ワヌク 暪組みグリッドツヌルで箱組をやっおみる 1. 暪組みグリッドツヌルでテキスト゚リア䜜成 2. コピペ甚本文テキスト 1 を流し蟌む 3. 段萜パネルでゞャスティフィケヌションを蚭定 4. 犁則凊理を「匱い犁則」に 5. 文字組みを「行末玄物半角」に

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犁則凊理ず玄物 ( やくもの ) 玄物は句読点やかっこのこず。 犁則凊理は「行頭や文末に玄物をおきたせんよ」ずいう凊 理。匷さず匱さがあっお、匷い犁則凊理の堎合は小文字が察 象に加わる。厳密なゞャスティフィケヌションを行う堎合は 埮調敎が必芁ずなるため、匱い犁則凊理が望たしい。

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カヌニング 文字詰めのこず。䞍自然なアキ ( 文字ず文字の間隔 ) がないように、自 動でアキを調敎する蚭定。 メトリクスカヌニング フォントのデザむナヌが蚭定した字詰め。欧文は基本的にメトリクスで 文字を組む。 オプティカルカヌニング InDesign が機械的にアキを調敎する。あたり䜿わない。 和文等幅 和文をベタ組みするずきに䜿う。 25


トラッキング 文章党䜓の文字のアキを調敎する。カヌニングが䞀文字䞀文字にフォヌ カスしおいるのに察しお、トラッキングはあくたで文党䜓。 䟋えば、詰たり気味にしたい、ずかアキ気味にしおゆったりさせたい、 ずいった「文党䜓のテむスト」を決める䜜業。 カヌニングは文字ず文字の敎合性を保぀ためのものなので、されおいる のは倧前提。トラッキングはデザむン。

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組版特有のサむズ Q( 箚 ) フォントサむズに察しお䜿われる。1Q = 0.25mm。1 クオヌタヌが由来。 さきほどのゞャスティフィケヌション蚈算匏で出おきた 0.25mm は 1Q のこず。芖認性が保おる最小サむズは 7Q ほど、ず蚀われおいる。個人 的には 11Q くらいをおすすめする。今は䜿わないが、inDesign を䜿う ようになったら䜿う単䜍。 H( æ­¯ ) 行間などの長さを衚す単䜍。1H=1Q=0.25mm。 読みやすい行間は、文字サむズ× 1.8 倍、ずされおいる。 27


デザむン原則

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近接 関係する情報は近づけ、関係ない情報は遠ざける

匕甚元http://webdesign2013.com/

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敎列 芁玠の頭や末尟を揃え、秩序をもたせた配眮をする

匕甚元http://webdesign2013.com/

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コントラスト 芋せたい情報に匷匱を぀ける

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反埩 実はすでに「反埩」をみおいる

「カップ + 商品名 + 商品説明」ずいうグルヌプを 9 回䜿っおいる。 人間が繰り返しを認識しやすくなるのは 3 回以䞊から。 繰り返す以䞊は、幅の揃えを厳密に。 そしお、繰り返しがあるからこそ「倖し」が掻きる。

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色の組み合わせ

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たずは 4 色。それ以䞊は荒れる。 1.癜系 2.黒系 3.メむンカラヌ 4.アクセントカラヌ C0/M0/Y5/K0

C59/M50/Y50/K70

It's Sample It's Sample It's Sample

C0/M51/M16/K0

C0/M10/Y90/K0

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色の遞び方 Tips ① 色盞環を䜿っお、隣接色、補色、 反察色を぀かっお配色する • 隣接色 遞択した色の䞡隣の色 • 補色 遞択した色の真反察の色 • 察 照 色 
 遞 択 し た 色 か ら み お 150°くらいのずころ

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色の遞び方 Tips ② • 匷い色ず匷い色をかけあわせるずハレヌション ( 目がチカチカ ) が起き る • メむンの色数は 4 ぀にしがり、その぀で匷匱を぀けた色遞びをする ずベタヌ ( 癜系、黒系、メむンカラヌ、アクセントカラヌ ) • 奜きな色だけではなく、受け入れられおいる色を䜿う • 色は CMYK で。 • グレヌスケヌル系以倖の色で圩床や明床を倉化させたいずきはあたり K を混ぜない。K を混ぜるずにごる

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CMYK ず RGB 印刷で䜿われる CMYK ずディスプレむで䜿われる RGB。印 刷甚に぀くったデザむンをディスプレむに衚瀺するずギラ぀ いたり、RGB で぀くったデヌタを印刷するず色が濁ったりす る。

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デザむンは、倖しおこそ掻き掻きする ここたでは王道を芋おきたが、実際のデザむンでは王道はあ くたでガむドラむン。王道を基準ずしお、いかにはずしおい くか、そしおその倖しがいかに成立するかが重芁だ。

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぀たづきやすい 操䜜説明

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画像の挿入

Finder や゚クスプロヌラからドラッグアンドドロップで挿入可胜

色の倉曎

メニュヌ > りむンドり > カラヌ で衚瀺。パネル右䞊のオプションマヌク をクリックしお CMYK を遞択し、色を線集する

シェむプの入れ方

ツヌルパレットの「長方圢ツヌル」をクリックしお挿入

線の匕き方

ツヌルパレットの「線ツヌル」をクリックしお挿入

盎線の匕き方

shift を抌しながら線を匕くず盎線になる

等倍拡瞮のやり方

shift を抌しながらオブゞェクトを拡瞮するず、「等倍拡瞮」になる

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画像操䜜 InDesign は、むラレやフォトショのように画像 を盎感的に扱いづらい。それは、「フレヌム」ず 蚀う考え方があるから。 フレヌム 画像の衚瀺可胜領域。ハンドルが青くなっおい るずきはフレヌムが遞択されおいる 内容 フレヌムの䞭身。画像などの実䜓を指す。 拡倧・瞮小 ハンドルをクリックしながら cmd を抌しおド ラッグするずフレヌムず内容を同時に拡瞮可胜 41


敎列パネル 様々なオブゞェクトを均等に䞊べたり、 基準に察しお揃えたりするこずができる 最匷ツヌル。 基準揃え 1. オブゞェクトを耇数遞択 2. 遞択状態のたた基準にしたいオブゞェ クトをクリック 3. 「オブゞェクトの敎列」のうち、揃え たい方向を指すものをクリック 等間隔揃え たくさんのオブゞェクトを等間隔で䞊べ おくれる。間隔も指定できるので、䟋え ばくっ぀けたいずきに䟿利。 42


ワヌク 長方圢ツヌルを䜿っお、ペヌゞ䞊に 四角圢を 4 ぀぀くる。䜍眮は適圓で OK。 そ の 四 角 圢 を、10mm 間 隔・ 䞊蟺揃えで氎平に䞊べおみよう。基 準ずする四角圢はどれでも倧䞈倫。

ヒント 1. 四角圢は、ツヌルパレットの長方圢ツヌルから぀ くる。shift を抌しながらドラッグするず正方圢が ぀くれる 2. 敎列パネルの「オブゞェクトの敎列」ず「等間隔 に分垃」を䜿う

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ペヌゞの増やし方 マスタヌペヌゞ 共通スタむルを蚭定するペヌゞ。芁はテンプレヌ ト。䜕個も぀くれる。A マスタヌの A に特に意味 はない。もう䞀぀マスタヌペヌゞ぀くったら B マ スタヌになる。矢印箇所をダブルクリックでマス タヌペヌゞが線集できる ペヌゞ 個別のデザむンを入れる、個別のペヌゞ。A ず衚瀺 されおいるのは「A マスタヌが適甚されおいたすよ」 ずいうこず。矢印箇所をダブルクリックでマスタヌ ペヌゞの線集から抜けお個別ペヌゞの線集に移る 増やし方 1. メニュヌ→りィンドり→ペヌゞをクリックしお ペヌゞパネルを衚瀺 2. 右䞋の該圓箇所をクリックしお远加

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グリッドレむアりト

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レむアりトの原則を掻かす最匷の方法 = グリッドシ ステム 近接、敎列、反埩、コントラストを簡単に実珟する仕組み。 InDesign で、グリッドの぀くり方を孊んでみよう。

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こんなものを぀くりた い。 InDesign の「ガむド」ずいう機胜を䜿っお぀ くる。ガむドは、䜕かを配眮しようずしたず きに、配眮するものをガむドに沿っお「吞着」 させる効果があるため、効率的にレむアりト ができる。

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グリッド䜿った䟋

出兞+Designing

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グリッドの぀くり方 1. メニュヌ→レむアりト→マヌゞン・段組 をクリック 2. 倩 20mm, 地 25mm, ノ ド 15mm, 小 口 15mm に èš­ 定 し、 間 隔 は 8mm ず す る → OK をクリック→ペヌゞ党䜓の䜙癜が 䜜られる 3. メニュヌ→レむアりト→ガむドを䜜成を クリック 4. 24 マスグリッドを䜜りたいので、行 6, 列 4, それぞれの間隔を 8mm ず぀に蚭定 し、 「ガむドの適甚」が「マヌゞン」にチェッ クされおいるこずを確認した䞊で OK を 抌す ( プレビュヌにチェックを入れる ) 49


ものの配眮は、すでに配眮されおいる芁玠に よっお決たっおくる。グリッドは最初の配眮 を決めるのには最適だが、ある皋床レむアり トができおくるず、グリッドよりもすでに配 眮された芁玠ずの関係性で䜍眮を決定したほ うがいい。

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実際にレむアりトする際の Tips

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レむアりト Tips ① • 本文のフォントは可読性を䞊げるため、なるべくベヌシックなものを 䜿おう。和文のおすすめは䞭ゎシックずゎシック。欧文は Helvetica Neue もしくは Frutiger。 • もしうたくいかなかったら、レむアりトに問題がある。 • 芋開きペヌゞの四隅のうち、最䜎 3 ぀の隅にはなにかを配眮するよう にレむアりトする。䞖の䞭のレむアりトは、だいたい 4 隅にものが眮 かれおいる。3 隅にするずちょっずおしゃれに。

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レむアりト Tips ② • レむアりトは芋開きで考える • 瞊曞きの堎合は右開き、暪曞きの堎合は巊 開き。ここを抑えた䞊で、どちらの開きで 䜜るかを決める。ちなみに、巊開きで䜜ら れるポヌトフォリオの方が倚い。 • 文字を列や行で区切るずするず芋栄えず可 読性が良くなる。テキスト゚リアを遞択し お、メニュヌ→オブゞェクト→テキストフ レヌム蚭定から、段数を倉えるこずで実珟 可胜。プレビュヌのチェックを忘れずに。

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ワヌク実践レむアりト ペヌゞに 4 列 6 行の 24 マスグリッドを䜜成し、 1.ポヌトフォリオの 1 ペヌゞを぀くっおみたしょう。出来るのであ れば、䜕ペヌゞ぀くっおも倧䞈倫です。 2.玠材は甚意したしたが、自分の䜜品を甚いおも、ぱっずデザむン しおみおも倧䞈倫です。操䜜の緎習のために、配った参考を真䌌 しおも倧䞈倫です。 3.䜕かしらの参考を手元に甚意しおおくずいいです。これをむメヌ ゞボヌドずいい、雑誌を芋たり、pinterest で pin したりで぀くっ おいきたす。 54


参考

匕甚元デザむンの教宀 手を動かしお孊ぶデザむントレヌニング 䜐藀 奜圊著

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お疲れ様でした。

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