portfolio 2019-2021

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2000

島根県出雲垂 生たれ

2015 å…«å°Ÿåž‚ç«‹æ¡‚äž­å­Šæ ¡ 卒業 2018 倧阪府立垃斜高等孊校 卒業 2018 近畿倧孊 建築孊郚 建築孊科 入孊

近畿倧孊 建築孊郚 建築孊科 ランドスケヌプデザむン研究宀 〈技胜〉

殿山 愛匓 TONOYAMA AYUMI

Rhinoceros 3D モデリング 2Dcad

2D 図面

Illustrator

レむアりトデザむン

Photoshop

着色 / パヌス䜜成

〈受賞歎〉 NEXTA20 個人賞 受賞



01

ほずり

02 小さな堎からの広がり

03 VOICE - 自然の音倉化から孊ぶこず -

04 ニトニブンノむチ

05 想像する倧地 - 新たな蚘憶継承のかた -


小さな堎からの広がり 甚途地域亀流図曞通 ( ラむブラリ・カフェ・ギャラリヌ・ショップ )

00

NEXTA20 個人賞受賞䜜品


長瀬のたちを歩いおいるず、それぞれの日垞が垣間芋えたす 私はそれらのたちの堎景から亀流が偶発的に、たた連鎖的に生たれおいるように感じたした 本蚭蚈では、そんな偶発性のあるたちの颚景のリサヌチを行いたちに溶け蟌むような地域亀流図曞斜蚭を目指したす

01


line1

site line2

site: 東倧阪垂⟧瀬町

02


line1 : ( 駅から倧孊 / 倧孊から駅ぞず ) せかせかず歩く匷烈な人の流れ →人通りが激しい ( ほずんどが孊生 )/ 立ち止たる暇もなくコミュニティはうたれおいない →掻性化しおいるように芋えるが、亀流がうたれおいるわけではない →長瀬の衚通りずいう認識が朜圚しおいる

今敷地は、 倧きく 2 ぀の人の流れの分岐点に䜍眮し、 たた 2 ぀の流れを぀なぐ堎所にもなっおいるこずが分かる この堎所から、

line2 : ( 長瀬で生掻する地元䜏民の ) おだやかな人の流れ

⟧瀬ならではの新たな亀流が生たれおいくのではないだろうか

→人通りは少ない / 家々が密集する地域なので昔ながらのコミュニティが色濃く残る →掻性化しおいるようには芋えないが、小さな亀流があちらこちらでうたれおいる →長瀬の裏通りずいう認識が朜圚しおいる

03


d-3 b-1

d-2

c-1

c-2

a-2 a-3

b-2 a-1

d-1

c-3

d-4

a. 空地から垣間芋えるりラ空間 / 生掻のあふれ出し a-1

a-2

りラの倖郚空間・勝手口

04

a-3

りラの公共空間 /

私的空間が倖郚ず぀ながる /

個々の生掻があふれ出す

生掻があふれ出す


b. 道が぀くる衚りラ / 道に珟れるたたり堎 b-1

b-2

衚が半倖郚なので道に堎が生たれる

くがみがあるこずでたたり堎が生たれる

c. ノォリュヌムずノォむド配眮 / 距離感に違いがでる c-2

c-1

異なるレベルのノォリュヌムずノォむド / 人の気配を感じる

c-3

連なるノォリュヌム / 密な亀流の堎

同じレベルのノォリュヌムずノォむド / 適床な距離感の亀流

d. ものの差し出しあい・介入の蚱容 / 偶発的に堎がうたれる d-1

d-2

d-3

d-4

ベランダの介入 /

ダネの介入 /

庇の差し出しあい /

重なり合うようにかかるダネ /

ノォリュヌムを぀なぐ半倖郚空間

ノォリュヌム間に共有の軒䞋空間

私的なものが公的な庇空間に

耇数のノォリュヌム間に公的な軒䞋空間

05


→

→

→

ベランダのような半倖郚空間を挿入 1. 䞀郚の内ず倖でしか接觊がなく、

今たで接觊しなかった内ず倖の

コミュニティの堎がそれぞれで完結しおしたう

぀ながりができる

内

半倖

内ず倖を぀なぐ半倖郚空間

06

倖


→

→

→

空間にグラデヌションが生たれ、

軒䞋が連続するようなダネをかける

倚様な空間䜓隓ができる

連続性が生たれ、 思いがけない堎で亀流が広がっお行く

内

半倖

倖

内 / 半倖郚 / 倖を差し出しあい、介入させる

07


カフェ

ギャラリヌ

ラむブラリ

曞庫

s:1/250 1 階平面図

08


ショップ

ラむブラリ

ラむブラリ ラむブラリ ショップ

ラむブラリ

←view1

ラむブラリ

カフェ

s:1/250 2 階平面図

A

09


VOICE

- 自然の音 / 倉化から孊ぶこず -

埌期合同講評䌚 遞出䜜品 甚途アヌトギャラリヌ _ 内郚空間の可胜性を考える

課題文 : この小課題では、本課題の矎術通を考えるための根幹ずなるような小芏暡のギャラリヌを考えたい。 展瀺する䜜品は垞蚭ずし、その䜜品ず呌応するような内郚空間をも぀こずが課題ずなる。 埓っお逆に内郚空間の可胜性をひきだすような䜜品や䜜家を遞ぶ必芁もある。 自分が遞んだ䜜品をどのように挔出するか、鑑賞者はそれにどのようにアプロヌチし向き合うか等を考えるこず。 たたこの機䌚に、建築ず近い距離にあるずされるアヌトずいうものに぀いおも考えおみたい。 アヌトには、絵画や圫刻、建築や写真・映画、音楜や文孊等倚様なゞャンルがある。感動の質は様々であるが、 いずれも人が朜圚的に感じおいたものに圢を䞎えるこずで共感を誘い、人の粟神䞖界を発展させる圹割をしおき たずされる。難解な珟代アヌトを芋るず、䜕がアヌトで䜕がそうでないかの区分も難しくなる。しかし基本に戻 るなら、人の心を倧きく揺さぶるもの、もしくは深く癒しおくれるものずいうこずであろうか。既成のアヌトに ずらわれるこずなく、今日アヌトはどうあるべきかあるいは自分にずっおどうあっおほしいかを考え、特定の自 分が関心をも぀䜜家や䜜品を遞び出し、その展瀺空間を蚭蚈しおほしい。

構造 :RC 造

芏暡 : 階数は自由、延床面積は 150~200m2 皋床、高さは 10m 前埌たで。 展瀺宀以倖の玄関ホヌルや事務宀・収蔵庫・トむレ等の諞宀の芁・䞍芁ず、倧きさは自由に蚭定するこず。



自然は時間ずずもに倉化するものである、その小さな倉化がずきには地球に新たな堎を生み出し、人々の心にも圱響を䞎える。 自然ずはそのようなものであり、存圚である。しかし、人々は自然の倉化や存圚、圱響に぀いお気づいおいないのではないだろうか そこで蚪問者が蚪れたずき地球や自然の存圚を感じ、たた地球や自然に぀いお再考するこずで 心に豊かさを生むきっかけずなるアヌトギャラリヌをアヌティストず共に創造しおいく

01


敷地 / 恩智川治氎緑地

Ⅰ. 氎たたりダむアグラム (ⅰ) 地圢ず氎たたり

自然により䜕床も

され倉化

→

する堎所

氎が傟斜に沿っお道に流れる

傟斜の頂䞊に氎たたり

/ 新たなアプロヌチを生む

(ⅱ) 道ず氎たたり

措氎時

(ⅲ) 建築ず氎たたり

小さな

ギャラリヌ

氎たたりが

たでの

道を぀くる

道を぀くる

平垞時

↓ 措氎時 浞氎被害を防ぐため、川の氎を貯留する堎ずしお機胜する

↓ 道が消えお

氎たたりが出

倧きな

入口を

氎たたりに

ずおせんが

平垞時 人々の憩いの広堎ずなる / 野鳥や動物も芋られ自然の森でもある

Ⅱアプロヌチダむアグラム Parmafrost 「Parmafrost」 「

倩井から吊るされた氞久凍土が溶解し、 地䞊に萜䞋する際の衝撃音をスピヌ カヌで増幅させるむンスタレヌション

短い ・目的地たですぐ蟿り぀く ・䜙韻を楜しめない

「TAO」

→

長い ・䜙韻を楜しめる ・次ぞの期埅感が高たる

・次ぞの期埅感が薄い

倩井に吊るされた氷、

“ギル・デリンドロ” 人間の未知の領域を解攟するアヌティスト

その䞋には高枩の金属板が眮かれ宀枩により 溶けおいく。 金属板に觊れた瞬間の蒞発や沞隰の音。 党おの氎滎が蒞発し終わった時 この䜜品は幕を閉じる

Ⅲ内郚空間ダむアグラム 「(UN)MEASUREMENT」

回転し続ける巚倧な倧朚の衚面を ニヌドルが削り出す、その有機的 な時間の流れを音に倉換しおいる

䞀棟案 ・音が混ざっおしたう

分棟案

→

・その䜜品のための空間で 1 ぀の音を感じられる

䜜品

02


配眮図 S:1/500

art:「Parm

・平面的に

・音 / 動線

04


の流れ

の流れ

mafrost」/ 氞久凍土

に枊を巻くような圢

線に回遊性をもたせる

S:1/100

S:1/100

S:1/200

箄 90 ㎡

art:「TAO」/ 蒞発沞隰

art:「(UN)MEASUREMENT」/ 倧朚

・倖壁は朚造 / 間隔をあけお建おる

・内郚に壁を挿入するこずで

・朚は気候により膚匵・収瞮を繰り返し

奥たりをだす / 内のうち

自然の取り蟌み方が倉化する

箄 60 ㎡

・たたり堎を生む

の日 ダネの隙間から

箄 30 ㎡

氎が流れ蟌む

断面図 S:1/250

05


pers1:sound1 の半倖郚空間

pers2:sound1 の内郚

pers3:sound2 ぞのアプ

ハレ

〈だんだん音が聞こえる / 内ぞの期埅感〉

pers1:sound1 の半倖郚空間

〈6m の倩井高 / 氞久凍土の奏でるサりンド〉

pers2:sound1 の内郚

〈氎たたりが道ず

pers3:sound2 ぞのアプ

アメ

〈半倖郚にも氎たたりができる〉

06

〈氞久凍土ず雚音の䞍思議なサりンド〉

〈氎たたりが昚日ず


プロヌチ

ずたたり堎を぀くる〉

プロヌチ

ずは違う道ず堎を぀くる〉

pers4:sound2 の内郚

pers5:sound3 の半倖郚

このギャラリヌで 時間ずずもに倉化する 自然の存圚を認知し

〈暗闇に珟れる氷ず氎ず蒞気の䞖界〉

pers4:sound2 の内郚

〈ダネのすき間から零れる光〉

pers5:sound3 の半倖郚

自然に぀いお 再考する 新たな発芋ず驚きが 埅ちうける

〈暗闇に珟れる氷ず氎ず蒞気の䞖界〉

〈ダネのすき間から滝のように流れる雚〉

07


ニトニブンノむチ

- 暮らしに添える居堎所 -

第 3 孊幎埌期スタゞオ課題 最終講評䌚 優秀賞

甚途パブリックスペヌス 課題文 : 新しいパブリックスペヌスの「かた」 これたで、公共空間は各皮の公共斜蚭ずいう型にはめられ、囜や自治䜓によっお所有・管理されおきた。 囜や自治䜓がも぀公共空間が行政を圧迫し、広倧な公共空間の維持・曎新がなされおいないこずが問題芖されおいる。 たた、耇雑な制床によっお管理されすぎた公共斜蚭や公園などのオヌプンスペヌスが、珟代郜垂で倚様化するパブリックスペヌスの䞭で、 居心地の悪い堎所ずしお取り残されおいるようにも感じる。近幎のパブリックデザむンの詊みでは、埓来、狭い範囲の芪密な人間関係のなかで 築かれおきた仕組みや民間の知恵を、公共に導入するこずで新たな息吹を吹き蟌んできた。収益化や持続可胜なマネゞメントずいった゜フトな アプロヌチが盛んに語られる䞭で、蚭蚈理論における「かた」ずいう抂念を甚いお、本来公共空間がも぀柔軟さに呌応するような、公共の「建 築空間の原型」を探求しおほしい。

ナニットテヌマ :「ヘタ地」×「居方」= 豊かな暮らし

00


ファヌスト - セカンド - サヌドプレむスず蚀われるように 家から職堎ぞ / 孊校からカフェぞ / 公園から家ぞなどの目的地から目的地ぞの移動が暮らしの基瀎である。 本蚭蚈はその暮らしの䞭で、目的地ずならず暮らし・生掻の副産物的ふるたいを受け入れるものであり、 なるべく暮らしのリズム ( 習慣 ) を保ちながら暮らしの領域が少し拡匵されるようなパブリックスペヌスの提案です。

01


察象地区

倧阪府八尟垂にある山本 / 䞊之島の 2 ぀の地区を察象ずした

察象地区で芋られる習慣的ふるたい 垰り道に神瀟ぞ参拝しに行く

校区倖の公園ぞ遊びに行く

神瀟

山本ず䞊之島の孊校の間くらいに 1 ぀公園がある。 䞊之島の子䟛たちにするずこの公園は校区の倖であるが、 公園ず呌べるのはここくらいなので 校区を飛び越え毎日子䟛たちが集たっおくる。

たちに神瀟が倚く残っおおり、 日垞生掻の䞭にどこかぞ向かう途䞭で 神瀟に寄り参拝するずいう習慣がある。

公園

河川沿い遊歩道

通孊・通勀 ( 駅たで ) のために 河川沿い遊歩道を利甚する 小䞭高の孊校ぞの通孊や通勀の際に 南方面の河内山本駅に行くため、 河川沿いの遊歩道を移動する。

各 SITE × 呚蟺環境 山本ず䞊之島で暮らす人々の習慣的ふるたいが芋られる公園・神瀟・遊歩道の 3 ぀の敷地、これらに付随 / 近接するヘタ地 を本提案の蚈画地ずする

川ず共に暮らしたたち ここはか぀お川幅 200皋の玉

川 ( 倧和川からの分流 ) が流れおいた地域である。

しかし、1704 幎の倧和川付け替えに䌎い、川幅は倧幅に枛少した。 これにより、この地域は蟲業甚氎源を倱っおしたったため甚氎を匕いお氎を流すこずずなった。 それが珟圚の川幅 3-5皋の玉䞲川である。 旧河川は倩井川で川床が呚囲よりも 1-1.5皋高くなっおおり、察象地区の旧河道沿いに地圢の名残りがみられた。

倩井川の旧河道に沿っお地区の区分が行われ、結果的にこの地圢の名残りがたちの分断芁玠ずなっおいる。

02

SITE 1神瀟境内の自然堀防跡ヘタ地

SITE 2たこ焌き屋さんの䞉角ヘタ地

SITE 3遊歩道ず河川に挟たれた现⟧ヘタ地 敷地の珟状

敷地の珟状

敷地の珟状

二぀の地区の境にある埡野瞣䞻神瀟境内の森林を遞定した

2 ぀に分岐した道路に挟たれる䞉角ヘタ地

境内の森林には措氎時に流れ蟌んだ土砂が堆積し生たれた

たこ焌きを買っお食べられるスペヌスだが、

それぞれ幅は 1.2m ず 1.5m 繋

自然堀防の跡が残っおいる

珟圚利甚者は芋受けられない

珟圚は䞀人座れるくらいのベンチが眮かれおいる

河川ず遊歩道

/ 河川ず道路

ずの間にある现⟧ヘタ地、

呚蟺プログラム

呚蟺で行われる習慣

呚蟺プログラム

呚蟺で行われる習慣

呚蟺プログラム

遊歩道で行われる習慣

䜏宅街 / å­Šæ ¡

参拝

公園 / スヌパヌ / お肉屋さん /

校区倖の公園で遊ぶ

バス停 / カレヌ屋さん / å­Šæ ¡

散歩 / ランニング /

酒屋さん / たこ焌き屋

サむクリング / 通勀・通孊


敷地写真 呚蟺環境提案プログラム

SITE 1神瀟境内の自然堀防跡ヘタ地

呚蟺環境䞻に䜏宅街

提案プログラム孊習スペヌス / 腰掛埅合所 / サンセットデッキ

site2

想定するふるたい ①孊校垰りの孊生がか぀おの寺子屋のように利甚し、小高校生の倚䞖代が集う ②神瀟ぞ来た人が座っおおしゃべり ③散歩しおいる人がひず䌑憩、倕日を眺める

SITE 2たこ焌き屋さんの䞉角ヘタ地 呚蟺環境公園 / スヌパヌ / お肉屋さん / 酒屋さん / たこ焌き屋 ( 䞻に生掻の䞀郚であるプログラムが集たる )

提案プログラム駄菓子屋さん / 䌑憩所

想定するふるたい ①集合堎所に䜿われる ②駄菓子を食べる ③スヌパヌ垰りの寄り道

SITE 3遊歩道ず河川に挟たれた现⟧ヘタ地

呚蟺環境 バス停 / å­Šæ ¡ / 川沿いでのランニング・サむクリング / 通勀通孊 提案プログラム既存の呚蟺プログラムに沿った居堎所

site1

03


人々のふるたいを創出する空間のリサヌチ

距離感のスタディ

道に察する壁の角床

切劻

片流れ

フラット

たたぐ

二枚の片流れ

プラむベヌト性 匷 匱 すき間 400

100

倧きな通りから奥たりを感じるたたり堎 / 壁の角床

ダネパタヌン

壁の厚み /100-400

たたぐ距離間

芪氎空間 ( 歩く / 座る )

ずぶ

腰掛ける

もたれる

閉鎖的

座る

300 皋の幅

スラブ ( 厚 )

内倖の境界のあいたいさ / 奥たったたたり堎

ステップフロア

じぐざぐスロヌプ

厚みのあるスラブ

跳ぶ距離間 わたる

奥のたたり堎

開攟的 スラブ ( 薄 )

ミチからの奥たり

ミチずくがみ

ミチず膚らみ

薄いスラブ

1500 皋の幅

枡る距離間

柵の高䜎差により異なる居方

たたり堎①

たたり堎②

曲のたたり堎 囲われた居堎所

斜めラむン

座る

ミチず 6060°

ミチず 30°

゜トのりチ

ミチず 12060°

ミチず 60°

小たたり堎

斜め゚ッゞ / 平面 ver

朚陰に集たる人びず

ファニチャヌのように

スムヌズな導入

もたれる

自然な動線誘導

入りやすい゚ントランス

フラット゚ッゞ

04

段差 (level)/ 歩行空間の幅 (space)

斜め゚ッゞ / 断面 ver

緩やかな地圢゚ッゞ

ミチず 120°


デザむンプロセス

ダネパタヌン

‐様々なダネの圢態による内倖の぀ながり方や

内に居る人、倖を歩く人の距離感をスタディする

断面パタヌン

‐ステップの蹎䞊高さやスロヌプの傟斜の操䜜により生たれる

ふるたいを想定しながら断面方向でスタディする

ミニマムな居堎所の構成芁玠

滞留スペヌスのパタヌン

‐様々な圢態のたたり堎によるミチずたたり堎の関係性や

たたり堎同士の関係性をスタディ

゚ッゞのパタヌン

ふくらみ

高䜎差のある腰掛け

‐ある堎所ず私のいる堎所ずの距離感を

堎ず堎の境界 ( ゚ッゞ ) 郚分においおスタディする 緩やかな぀ながり / スロヌプ

カベの厚みパタヌンずスラブの厚さ / 薄さ

ピヌスの組み合わせ方によりそれぞれ の異なる性栌の居堎所が生成される

‐カベの厚みパタヌンずスラブの厚さ / 薄さによる

隣に居る人ずの距離感や空間同士の関係性をスタディする

スラブの距離間パタヌン

‐スラブの距離間によっお少しず぀倉わる人のふるたいを

スタディする

カベの角床パタヌン

‐あるミチずカベの先に続く空間・たたり堎・道ずの

ミニマムな居堎所ニトニブンノむチ

距離感をカベの角床によりスタディする

05


SITE × 呚蟺環境

SITE × 呚蟺環境

スロヌプ å…Œ 屋根

腰掛け埅合スペヌス

孊習スペヌス

サンセットデッキ

SITE × 呚蟺環境

腰掛けファニチャヌ

軒䞋空間

A 孊習スペヌス

腰掛けファニチャヌ

腰掛けファニチャヌ

孊習スペヌス

前庭

゚ントランス

サンセットデッキ

゚ントランス

平面図

S:1/250

平面図

S:1/200

北西断面図

S:1/150

孊習スペヌス 腰掛け埅合スペヌス 腰掛けファニチャヌ

サンセットデッキ

軒䞋空間

南断面図

06

S:1/150

A’


たこ焌き屋さん

+1000 駄菓子屋さん +150

+60 +40

+0

+150

±0

南断面図 配眮図 S 1/1000

平面図

S:1/200

S:1/150

芪氎階段

芪氎デッキ

疲れた人が䌑憩しおいく

ランニング・散歩コヌス

バス停たで぀ながる半透明の階段 壁柱が居堎所を倚様に

C

カレヌ屋さん

B

前庭

ミニ菜園 バス停

怍栜空間からデッキが䌞びる 奥たったたたり堎ぞ

配眮図 å…Œ 平面図

S:1/300

北北西断面図 C-C

S:1/250

B’

芪氎階段

バス停

北北西断面図 A-A

S:1/250

北北西断面図 B-B

S:1/250


想像する倧地 - 新たな蚘憶継承の堎 -

Millennium Memorial Place 課題文 : 2011 幎の東日本倧震灜の接波被灜地にある鉄道沿線地域を察象ずし、被灜地が再び「自然」に移り倉わる 再野生化のプロセスの䞭でも、千幎スケヌルの時間軞を想定し、 その蚘憶を地域の生業・生掻ずも盎結する文化的景芳ずしお継承しうるメモリアルプレむスの空間圢態ず その倉容に着目したランドスケヌプデザむンの提案を求める


01

02

千幎先の人類を考える

メモリアルプレむスの䜍眮づけ

震灜の蚘憶を継承しおいく既存のツヌル

Site

震灜の蚘憶の継承者である被灜者は枛少し続け、震灜を経隓しおいない未灜者だけが残っおいくだろう そこで、震灜を経隓しおいない未灜者に焊点を圓おおメモリアルプレむスを考察する

・教育 ( 授業 )

限定的な出来事・瞬間が

・経隓者が未経隓者ぞ出来事を䌝える ( 語る䌚 )

切り取られたモノ

・写真 / 映像 ・蚘念碑 ( モニュメント )

珟圚

千幎埌

このモノ自䜓がダむレクトに震灜を感じさせる , 受信者

経隓しおない人 / 未灜者 震灜を経隓した人 / 被灜者

提案 / 震灜の蚘憶を継承しおいく新たなツヌル

想像できる (人間が自ら考え、 発信者ずなっお想像するこずが できる空間

メモリアルプレむス 珟圚

千幎埌

経隓しおない人 / 未灜者

人々が気仙沌ずいう土地で震灜に぀いお想像できる䜙地

震灜を経隓した人 / 被灜者

がある , 受信者→発信者ぞ

03

04

接波による颚景の倉化を読み解く

自ら考え、想像する堎所

蚈画゚リア / 倧谷海岞呚蟺

堎の境界の操䜜

道の駅の建蚭などが行われ、地元の人々以倖にも焊点を圓おおいる゚リアである

気仙沌の玄関ずなり぀぀ある倧谷海岞 + 堎に蚘憶のアプロヌチを䞎える

巊図より、河川を䞭心に接波が逆流し被害は臚海党域を飲み蟌んでいる。

再野生化され忘れられおいくメモリアルな堎所ず呚蟺コンテクストずの境界をデザむンするこずで未来人ぞの想像する堎ずなる

珟圚は道の駅や堀防などで新しく颚景が぀くられおいく䞭、

境界に斜すデザむンは䞀郚共通しおいるが、呚蟺の環境によっお堎所が倉化しおいく

メモリアルな堎所がいく぀か残っおいる

〈平面的〉境界の操䜜

蚘憶の堎遺構

Site

ランドスケヌプ

敷地 / か぀おの蚘憶が残る堎所遺構 b 河川沿い

a 曎地

c 廃線跡 かたどる

削れる

がかす

倖郚からの浞食

がかす

倖郚ぞの浞食

厚み

混ざる

2011/08/02

裞地化

裞地化ず被灜草地

震灜前は䜏宅や田畑がみられるが

震灜埌、街ず海を繋ぐ川の存圚は薄れおいる

接波で廃線ずなり、電車の颚景が倱われた

震灜前

廃線の䞀郚分は防波堀ずなり、 残された廃線跡は再野生化が続く

接波により流されたため、広倧な湿地が残る

震灜前

開発ず再野生化 震灜埌

《断面的〉境界の操䜜

震灜埌 震灜前

Site 掘る 震灜埌

平らな土地 せき止め 盛る

堆積


site1 Site 広倧な曎地 呚蟺コンテクスト

怍物 がかす

道をがか

土

怍物は成

新たなコンテクスト

䞘

平らな土地

網 ( 支柱 )

以前は䜏宅や田畑が取り巻く䞻芁動線である道があった

か぀おの生掻に欠かせない道を瞁取り、居堎

接波で倚くの䜏宅が流され、今ずなっおはか぀おの生掻の跡を想像するこずはできない

そこは、憩いの堎でもあり生掻をも感じさせ

接波は人の居堎所たでも流しおしたった

時間ずずもに緑に纏われ生掻空間の蚘憶を空

拠点を行き来するこずができるケモノ道がか


×

過去

倖郚ぞの浞食

怍物が網 ( 支柱 ) を䟵略

かすように配眮した網 ( 支柱 ) に怍物がからたる

成長ずずもに曎地ぞず延び、空間を包み蟌むような居堎所を圢成



掘る

地



珟圚

土を緑が芆い、䞘ができる

地圢の操䜜により 盛る

メモリアルな堎を顕圚化させる

堎所ずなる拠点を蚭眮する。

せる空間ずなる。

空間的にアプロヌチする支柱。

か぀おの道を浮かび䞊がらせ蚘憶が呌び起される。

XX 幎埌


site1 Site 河川沿い 呚蟺コンテクスト

川

厚み

土

新たに加

新たなコンテクスト

道

かたどる

新たな生

昔の人々にずっお川の存圚は生掻しおいく䞊で欠かせないものであった

道を氎のはたらきによっお浞食されるであ

それは今も倉わらず、人々の生掻に必芁ずなる氎の源ずしお倧切な堎所である

できる空間を蚭ける。

しかし、接波が来たこずにより川から氎が逆流し朚や䜏宅は流されお、

川が増氎した際、増氎する前を未来人が想

人々の拠点は川から遠ざかっおしたった

道を蚭眮するこずで、か぀お川呚蟺で人々


過去 ×

自然ず人の居堎所が混ざる

混ざる

加えた道が川ず呚蟺ずの領域を展開する

る

珟圚 ×

削れる

川の流れにより倧地が削れる

生態系を圢成する

あろう圢に沿うように蚭眮し、人々が川呚蟺に近づくこずが

想像できる空間ずする。

々が掻気づいおいた颚景が蘇る。

XX 幎埌


site1 Site 廃線跡 呚蟺コンテクスト

砂

ふちど

æµ·(æ³¢)

波の満ち

新たなコンテクスト

せき止

突堀

砂

沿岞郚を走行する JR 気仙沌線の䞀郚が䞍通ずなった 電車の代わりずなる高速バスが台頭したこずにより、圓時の線路は攟眮されおいた 今では廃線跡も段々ず無くなっおいき、雑草が生い茂る“再野生化”が進んでいる か぀おの電車から海ぞ抜ける颚景は消えおしたった

地域の人々にずっお倧切な砂浜を残し

時間が経぀に぀れ、海により、砂は䟵

突堀により、電車から芋えおいた颚景


×

倖郚からの浞食

どる

×

過去

砂が浞食される

ち匕きにより突堀の平面圢状に沿っお砂浜が浞食される

珟圚 堆積

止め

×

砂が堆積する

朮颚により運ばれた砂が 突堀の壁面に堆積しおいき 新たな芖点堎を生む

し぀぀、海ず地域を繋ぐ砂浜に突堀を蚭眮する。

䟵食され、突堀に砂が堆積される。

景は消えるこずなく、蚘憶ずしお継承されおいく。

XX 幎埌


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