tuv.com munication 2014 年
第7号
今月のトピック REACH 規則 SVHC 候補リスト 新たに 4 物質が追加(合計 155 物質)‒ p. 2 新 ATEX(防爆)指令 2014/34/EU の概要 ‒ p. 3
最新国際規制情報 – p. 4 ホスピタリティマナーコーチの個人認証で 4 社と協力 – p. 5 「かがわ EMC 技術研究会・EMC 講習会」で 講演 – p. 6 テュフ ラインランド ジャパン サービスのご案内(サービスハンドブック) – p. 6
NEWS from TÜV Rheinland Group テュフ ラインランド、ワールドカップ応援 T シャ ツの製品テストを実施 – p. 7 POWER-GEN ASIA 2014 に出展します – p. 10 <連載コラム> 異文化発見!ドイツ人学生のつぶやき No.3:「食」について ドイツ人インターン生が日本での発見やドイツ文 化を紹介します!‒ p. 11 セミナー・展示会情報 ‒ p. 12
REACH 規則 SVHC 候補リスト 新たに 4 物質が追加(合計 155 物質) 6 ヵ月以内に ECHA への報告が必要 ECHA(欧州化学物質庁)は SVHC(高懸念物質)候補リストに 4 物質を追加し、SVHC は合 計 155 物質となりました。 これらの 4 物質を含む品目を扱う製造者や輸入者は、以下の条件に当てはまる場合、2014 年 6 月 16 日から半年以内に、ECHA へ報告の義務があります。 (i) 高懸念物質の総重量が事業者につき年間 1t を超えている、および (ii) SVHC 候補リストの物質いずれかが製品重量の 0.1%以上含まれている SVHC 候補リストとは、人体や環境に対する危険性が公的に認められている物質の一覧です。 テュフ ラインランドは、候補リストの物質すべてについて分析サービスを提供しています。 REACH SVHC 追加候補 4 物質 物質名 1
Cadmium chloride
EC 番号
CAS 番号
233-296-7
10108-64-2
271-093-5
68515-50-4
231-556-4
7632-04-4
Sodium perborate; perboric acid, sodium salt
239-172-9
-
過ホウ酸ナトリウム
234-390-0
塩化カドミウム 2
1,2-Benzenedicarboxylic acid, dihexyl ester, branched and linear 1,2-ベンゼンジカルボン酸、ジヘキシルエステ ル、分岐および直鎖
3
Sodium peroxometaborate ぺルオキソメタホウ酸ナトリウム
4
詳細は ECHA ウェブサイト(英語)をご参照下さい。 テュフ ラインランド ジャパン REACH サービスページ もご覧ください。 ◆お問い合わせは、カスタマーサービスセンター(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com)までお願いします。◆
2014年 第7号
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新 ATEX(防爆)指令 2014/34/EU の概要 ATEX(防爆)指令 94/9/EC が、2016 年 4 月 20 日、新指令 2014/34/EU に置き換えられます。新指令施行後も、94/9/EC の型式試験証明書は引き 続き有効であり、メーカーにとって必要な対応は、適合宣言書を新指令 に切り替えることのみです。 新指令では、第 1 章よりも前の部分に 52 項目に及ぶ前文があり、新指令 の要求事項が列記されています。 新指令 2014/34/EU の主な変更点として、すべての公認機関(ノーティファイド・ボディ) が再度申請を行い、新指令の公認機関として認定を受ける必要があります。EU 全体で高度 な統一性を確保するには、旧指令 94/9/EC の基準は十分ではなく、公認機関に対する要求 事項がより厳密にチェックされ、同水準の条件と適正な競争が確保されることになります。 公認機関に対するアセスメント、通知、監督に関して、質および履行のレベルの均一化を 徹底することに、より一層重点が置かれています。また、新技術を利用してオンラインで の通知を実現することにより、通知制度の透明性が高まると記載されています。さらに、 サプライチェーン全体を通して製品のトレーサビリティを確保することにより、市場監視 の簡易化および効率化が図れるとも記載されています。 新指令には、輸入業者に対する要求事項として、市場に出す製品が新指令に適合している ことを確認するよう明記されています。 ATEX 指令の対象となる機器については、ATEX 指令およびその他の適用指令すべての要求 事項を網羅する、単一の EU 適合宣言書を作成することになります。 メーカーに関する規定に、大きな変更はありません。新指令の附属書 2 で定められている 必須安全衛生要求事項に変更点はなく、指令の改定により現在の適用規格が影響を受ける ことはありません。また、メーカーの適合性評価手続きに関する残りの附属書についても、 大きな変更はありません。 ATEX 指令 2014/34/EU は、下記ウェブサイトからダウンロード可能です。 http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32014L0034&from=EN テュフ ラインランド ジャパン 防爆(ATEX)評価サービスについての紹介ページ http://www.tuv.com/jp/japan/services_jp/plants_machinery/industrial_plants/atex_1/exp losionprotection_2.html ATEX および IECEx 防爆認証について、ぜひお問い合わせください。 ◆お問い合わせは、カスタマーサービスセンター(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com)までお願いします。◆
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最新国際規制情報 テュフ ラインランドは、ウェブサイトで、世界の規制や国際規格に関する最新情報をお届 けしています。記事により日本語訳もご覧いただけます。ぜひご活用ください。 テュフ ラインランド 最新国際規制情報 http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/regulations_and_standard_updates_jp/latest_reg ulations.html?et_cid=19&et_lid=19&et_sub=ht_JP_Regulations+and+Standard+Updates
最新国際規制情報一例 BSMI 、モニター製品への注意書きを推奨する C.C.C コード を発表 http://www.tuv.com/news/jp/japan/about_us_jp/regulations_and_standard_updates_jp/latest_reg ulations_2/latest_regulations_content_215553.html/BSMI_072014 ディスプレイ用 ENERGY STAR プログラムの要求事項のドラフト(Version 7.0)が発表されました http://www.tuv.com/news/jp/japan/about_us_jp/regulations_and_standard_updates_jp/latest_reg ulations_2/latest_regulations_content_206528.html/energy-star-7_042014 シンガポール国家環境庁(NEA):エネルギーラベル規制の対象品目を拡大 http://www.tuv.com/news/jp/japan/about_us_jp/press_2/news_1/newscontentjp_21382 5.html/singapore_NEA メキシコ、新たな省エネ規格(NOM‐32‐ENER‐2013)を公布 http://www.tuv.com/news/jp/japan/about_us_jp/regulations_and_standard_updates_jp/la test_regulations_2/latest_regulations_content_200705.html/NOM-32-ENER-2013_032014 SASO 2664/2007、SASO 2692/2007 が 2015 年 1 月より更新されます http://www.tuv.com/news/jp/japan/about_us_jp/press_2/news_1/newscontentjp_213824.ht ml/saso
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ホスピタリティマナーコーチの個人認証で 4 社と協力 テュフ ラインランド ジャパンは、2013 年 5 月より、ホスピタリティマナーコーチの個人 認証サービスを提供しています。このたび、本サービスのパートナーとして、4 社の研修機 関と協力体制を構築しました。研修は、それぞれの研修会社が実施し、テュフ ラインラン ド ジャパンが試験と認証を行います。 それぞれの企業が培ってきた知識、経験をアライアンスメンバーで共有し活用することで、 質の高い研修と試験を受講者に提供いたします。国際的第三者認証機関による認証を取得 することで、受講者はより明確に、個人の習得スキルを証明することが可能です。 アライアンスメンバー4 社 株式会社アレス グーテ 株式会社ライビウム 株式会社ベターコミュニケーション 株式会社ハンズインターナショナル ■ テュフ ラインランドの個人認証 テュフ ラインランドは、産業用装置の安 全評価技術者、放射性物質測定実務者など、 長年にわたりさまざまな分野で個人認証 を行っています。個人認証を取得した人に は、それぞれ個別の ID 番号が発行されま す。またオプションとして、テュフ ライ ンランド ジャパンのウェブサイトに認証 情報を公開することもできます。 ■ ホスピタリティマナー/コーチ資格 ホスピタリティマナーとは、お客様やそれぞれの現場で関わるすべての方々に対して、ビ ジネスパーソンとして必要なマナーを基本として、おもてなしの心や思いやりの心を伝え るホスピタリティマインドを具現化する技術です。ホスピタリティマナーコーチは、職場 でそのホスピタリティマナーを強化、定着させるために、リーダーシップが発揮できると 認められる人に与えられる資格です。 ■ ホスピタリティマナーコーチ講座/ホスピタリティマナー実務者講座内容 研修内容は、それぞれの研修会社がこれまでに培ってきた知識と経験を共有した、質の高 い内容となっています。アライアンスメンバーは、自社の付加価値を加えた研修を受講者 へ提供します。詳細は、各研修会社のウェブサイトをご参照ください。ホスピタリティマ ナーコーチ講座コースの他に、ホスピタリティマナー実務者講座があります。
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「かがわ EMC 技術研究会・EMC 講習会」で 講演 海外の主要な法規制、その動向を解説 公益財団法人かがわ産業支援財団は、香川県における新産業の創出、地域企業の経営基盤 の強化などを目的に、1984 年に設立されました。以来、中小企業支援や新技術研究のため の事業などを展開している機関です。 6 月 13 日、かがわ産業支援財団主催により EMC 講習会が開催され、EMC に関する幅広い 情報交換が行われました。テュフ ラインランド ジャパン、製品部の上田典宏、穐原一真 は「海外における法規制概要」と題した講演を行い、新 EMC 指令の概要説明や各国の規制動 向、第三者検査機関の役割を解説するとともに、テュフ ラインランド ジャパンの EMC 任 命サイトであるネクスト香川との協働ついて紹介しました。講習会には、約 80 名の参加者 があり、EMC 試験への関心の高さが伺えました。 講習会終了後には、個別相談会を実施しました。事前にお申込みいただいた企業の方々よ り、具体的な案件に関する相談を受ける新しい試みでしたが、双方にとって有意義な相談 会となりました。CE マーキング対応、各国無線認証についてなど、多くの相談が寄せられました。 かがわ産業支援財団による開催報告(PDF): http://www.kagawa-isf.jp/topics/h26/20140627-040.pdf ※「ネクスト香川」および「かがわ EMC 技術研究会」については、本誌 2013 年 7 号をご覧下さい。 テュフ ラインランド ジャパンは今後も、効率的な試験・認証サービスがご提供できるよ う、最新情報を発信してまいります。EMC 試験に関するご質問、その他各国の規制や認証 に関するご質問がございましたら、ぜひお問い合わせください。 テュフ ラインランド ジャパン 電磁適合性(EMC)評価サービスについての紹介ページ http://www.tuv.com/jp/japan/services_jp/product_testing_jp/testing/emc_jp/emc.html ◆お問い合わせは、カスタマーサービスセンター(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com)までお願いします。◆
テュフ ラインランド ジャパン サービスのご案内(サービスハンドブック) テュフ ラインランド ジャパンの最新サービスハンドブック「サービスの ご案内」が発行されました。海外規制・認証情報、テュフ ラインランド ジャパンのサービスが詳しく掲載されています。 テュフ ラインランド ジャパンのウェブサイトより、PDF 版をダウンロードし てご覧ください。 http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/download_document/down load.html#tab4 ◆お問い合わせは、マーケティング部 広報課(TEL: 045-470-1860 E-mail: pr@jpn.tuv.com)までお願いします。◆
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NEWS from TÜV Rheinland Group テュフ ラインランド、ワールドカップ応援 T シャツの製 品テストを実施。 90 種類の応援 T シャツを検査したところ、その 3 割が禁止物質を含有
本稿は、テュフ ラインランド ドイツ本社が発表したプレスリリースの日本語訳です。 2014 年 6 月 4 日、ワールドカップキックオフ 8 日前に、早くも初代世界王者が誕生しまし た。テュフ ラインランドは、FIFA ワールドカップに出場する全チームの応援 T シャツ 90 種類を(出場各国およびインターネットにて)購入し、繊維製品に関する欧州規制値に照 らして製品テストを行いました。テュフ ラインランドの繊維試験部門がすべての T シャツ を対戦させ、グループリーグと決勝トーナメントの末に 2014 年世界チャンピオンを決定し ました。 今回購入した T シャツは FIFA や DFB(ドイツサッカー連盟)の公式製品ではなく、ユニフ ォームメーカーが販売している T シャツでもありません。テスト対象製品は市場、土産物 店、インターネットで販売されていた子ども用 T シャツで、1 着当たりの平均価格は 15 ユー ロです。トルコにあるテュフ ラインランドの繊維試験室で、応援 T シャツ 90 種類に対し、 有害物質および品質に関するテストを実施しました。繊維製品チームは、組み合わせ抽選 を経て行われたグループリーグとその後の試合で対戦。1 試合ごとに、繊維製品の勝利チー ムが決定されました。テュフ ラインランドの繊維試験部門がこの方法で決勝戦までの各試 合を実施したところ、憂慮すべきと言ってもよい、意外な結果になりました。
テュフ ラインランド広報担当者のフランク・ダドリーは次のように述べています。「この キャンペーンはもともと、結果を占う場外戦として企画したものに過ぎません。しかし、 テストの結果は驚くべきものでした。応援 T シャツの 3 分の 1 は、有害物質が非常に多く
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含まれており、少なくとも欧州や米国では一切販売してはならない製品です。すべてのテ ストに実際に合格した T シャツは、わずか 3 分の 1 のみでした」。 テュフ ラインランドは専門的な試験施設を世界中に展開しており、繊維検査をはじめとす る各種分野に対応しています。2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会応援 T シャツの製 品テストは、テュフ ラインランドのイスタンブール試験所が担当。国際的に認知された規 格や試験基準に基づき、欧州規制値を全製品の評価基準に用いて実施しました。 当該 T シャツの製品テストに用いた規格および試験基準は、以下の通りです。 -
特定アゾ染料の使用について、DIN EN 14362-1 および-3 に基づき検証: 一部のアゾ染料は、発がん性の疑いがあるため繊維製品への使用が禁止されてい る。
-
DIN EN 1122 に基づき、カドミウムを検出: カドミウムおよびその化合物は、「健康に有害」から「高い毒性」までのランク付 けがされている。2011 年 12 月以降、カドミウムの染料等への使用は固く禁じら れている。
-
フタル酸エステル類の試験方法は、DIN EN 15777 および DIN EN 14372 に準拠: プラスチック製品の可塑剤として使用されているフタル酸エステル類の一部は、 ホルモン様作用により不妊症等を引き起こす疑いが持たれており、健康問題を引 き起こす可能性がある。
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SNV 195651 に基づいて臭気検査を実施し、繊維加工における臭気発生を確認。
-
繊維製品のラベリングに関する欧州規制(規則 1007/2011)に基づき、製品のラ ベル表示を評価。
-
繰り返し洗濯後の、繊維製品の視覚的印象。
-
目視検査により得られた、製品の仕上がりおよび全体の印象。
テスト結果の概要 試験所で行ったテストの結果、30%を超える応援 T シャツから規制値を超える有害物質が検 出されました。主に繊維製品のプリント部分に可塑剤として用いられるフタル酸エステル は、32 種類の T シャツで欧州規制値を超過しました。フタル酸エステル系可塑剤は、ホル モン様作用の疑いがあるため、繊維製品への使用が規制されています。当該物質は、簡単 に他の物質に切り替えることが可能です。 5 種類の T シャツでは、カドミウムが欧州規制値を超えていました。重金属であるカドミウ ムは、高濃度になると有害性を示す恐れがあり、皮膚反応などを引き起こす場合もありま す。また、ある製品(ベルギーの応援 T シャツ)は、アゾ染料が欧州基準値を超えていま した。一部のアゾ染料は、発がん性があるために繊維への使用が禁止されています。 そして、25 種類の T シャツは、仕上がりの質に不十分な点がありました。洗濯後には、さ らに多くの問題が生じており、検査員が 28 製品について洗濯後の変化を指摘しています。 有害物質が含まれず、試験所での全テストに合格した応援 T シャツは、30 種類のみでした。
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有力チームが 1 次リーグで敗退 グループリーグ終了後、メキシコ、カメルーン、オーストラリア、チリ、ギリシャ、コス タリカ、ウルグアイ、スイス、ホンジュラス、ナイジェリア、アルゼンチン、ガーナ、韓 国、ロシアの各国は荷物をまとめて去り、2014 繊維製品ワールドカップの残り試合をフィー ルド外で観戦することになりました。ワールドカップ優勝候補のアルゼンチンとドイツの 両国*も、有害物質の許容値に関するルールに違反したとして、ベスト 16 を前にして、敗 退しました。 第 1 回応援 T シャツワールドカップの決勝戦は、ポルトガルとボスニア・ヘルツェゴビナ との対戦になりました。最も優れた応援 T シャツを有する国として、ボスニア・ヘルツェ ゴビナが優勝しました。 お断り:この比較テストの対象となったのは、各国の土産物店などで販売されていた子ど も用サッカーT シャツです。オフィシャル T シャツやスポーツブランドメーカーのものは含 まれていません。日本は参加していません。 *6 月 4 日のテュフ ラインランドのプレスリリースでは、アルゼンチンとドイツを既に優勝 を候補として挙げていました。
ドイツ4度目V 延長戦アルゼンチン破る 第 20 回ワールドカップブラジル大会は、7 月 13 日(日本時間 14 日)、決勝戦がリオデジャ ネイロのマラカナン競技場で行われ、ドイツが延長戦後半に決勝点を挙げ、1−0でアル ゼンチンに勝利しました。西ドイツ時代の 1990 年イタリア大会以来、6 大会ぶり 4 度目の 優勝を果たしました。欧州勢が南米大陸開催の大会を制したのは初めてです。 PK 戦もちらつき始めた延長後半 8 分、途中出場のゲッツエが左サイドからの浮いたパスを 胸でトラッピングし、そのまま左足でシュート。高い技術があるからこそ決まった得点で した。ここ数年ドイツは技術のある選手が増え、今大会は、徹底してパスでつなぐ攻撃サッ カーを貫いた結果と言えるでしょう。準決勝のドイツーブラジル戦の勢いで、ドイツが一 方的に攻める展開になると予想した人が多いはずですが、アルゼンチンの成熟の守備は称 賛に値するものでした。 前回優勝は西ドイツ時代。それから 4 半世紀近く経ち、ドイツ社会の変化 を取り込んだ代表チームが、前回と 見違えるようなサッカーで、ドイツ 統一後初めて W 杯を制しました。多 くの移民やその子供たちが代表選手 に名を連ねる背景には、2000 年以降 の選手育成の改革があります。改革 の一環で、各クラブは移民の子を積 極的に受け入れました。異なる文化 的背景、身体的特徴を備えた彼らが 入ることで、ドイツの粘り強さに、 これまでになかった個性がプラスさ れました。まさに多様な文化が混ざり、代表が成長した結果です。東西統一、移民との融 合が、新生ドイツの勝利を持たらしたと新聞報道にありました。
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POWER-GEN ASIA 2014 に出展します 日本をはじめとするアジア、EU からのテュフ ラインランド の専門家がブースで皆さまをお迎えします 9 月 10 日からマレーシア クアラルンプールの KLCC で開催される POWER-GEN ASIA は、 開催 20 年を超える歴史あるイベントです。発電業界の技術や問題に焦点を当てた展示・発 表により、アジアのエネルギービジネスのためのソリューションを求める企業にとって情 報収集・情報交換の最適な場となっています。また、Renewable Energy World Asia も同時 に開催され、発電・エネルギーの幅広い情報が提供されます。東南アジアをはじめ、全世 界 60 ヵ国から出展、来場者は 7,000 人が見込まれています。 本展示会では、ヨーロッパおよび日本、アジアのテュフ ラインランドから専門家が集まり、 発電所プロジェクトの全段階にわたるサービスポートフォリオをご紹介いたします。安全 性やコスト効率改善などの課題について、意義ある意見交換の場として、またお客様のプ ロジェクト成功のためのヒントを探していただく場として、ぜひご活用ください。
POWER-GEN ASIA 日程:2014 年 9 月 10 日(水)- 12 日(金) 場所:マレーシアクアラルンプール KLCC オフィシャルサイト:http://www.powergenasia.com/index.html テュフ ラインランド ブース番号:1146 ご紹介サービス:原子力、石炭、ガス、風力、太陽熱発電、太陽光プロジェクトなどに関 する初期設計コンセプトから運転開始までのトータルサービス。プロジェクト監視と監督、 施行監視、品質保証と品質管理、規制コンプライアンスの認証、圧力機器の検査と認証、 機能安全と防爆、非破壊試験、プラントの最適化、サプライ・チェーン・サービスなど。 ブースでのお打ち合わせをご希望の方は、下記ウェブサイトよりお申し込みください。 http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/event_info/eventdetails_jp_214099.html 非破壊試験デモンストレーション(無料) 日程:2014 年 9 月 10 日(水)、11 日 (木)、12 日 (金)、第 1 回 11:00∼/第 2 回 14:00∼ 場所:テュフ ラインランド ブース(1146) 内容:ToFD & PA 試験装置を使った実演 講師:Juanito Maulion (非破壊試験エンジニア、非破壊試験担当) カンファレンスでの講演 日程:2014 年 9 月 10 日(水)トラック 4 セッション2(14:00∼15:30) 場所:Room 305 内容:パワープラント部品の点検やタービン部品の修理のためのサービス。 既存の発電所部品の近代化についてのケーススタディ。 講師:Dr. Ansgar Kranz(材質試験マネージング・ディレクター)
◆お問い合わせは、カスタマーサービスセンター(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com)までお願いします。◆
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異文化発見!ドイツ人学生のつぶやき No.3:「食」について ドイツ人インターン生が日本での発見やドイツ文化を紹介します! 今回は「食」についてです。私はとにかく日本食が大好きですし、食事の仕方も好きです。 日本食の文化には感銘を受けました。もちろんヨーロッパの食べ物も大好きですが、まっ たく違う食べ物です。 日本食の旅のスタートは、寿司からでした。それまで寿司を 食べたことはありませんでした。日本の友人に寿司屋に連れ て行ってもらい、職人を目の前にカウンター席に座りました。 店の雰囲気、しゃり、わさび、魚・・・すごいです!寿司は 日本で食べようと、ずっとこの機会を待っていたことは正し かったと感じました。私はグルメではありませんが、この寿 司屋での経験は一生忘れることはできません。 日本では、友人がみんなで注文し、テーブルの真ん中に運ばれた料理から、自分の好みの ものを取って食べます。私はこの食べ方が好きです。スペインの Tapas(小皿料理)に似て います。わいわいがやがや、食べたり、おしゃべりしたりと、楽しい夜の時間を過ごすに はもってこいです。ドイツの高級レストランでは、友人の料理を味見することは厳禁です。 自分のオーダー分を自分で食べる、これが原則です。例外はミュンヘンのビアガーデン(本 当に数多くあります)です。飲み物はそこで注文しますが、料理を持ち込むことができ、 ドイツの「Brotzeit(パンの時間)」を楽しめます。プレッツエルやパン、ソーセージ、サ ラダ、チーズなど、お好みのものと共に、世界各国の人々が一日中楽しんでいます。 日本の友人は、私が毎晩何を食べているのか気にかけてくれます。薄く切られたパンで、 ドイツパンに似た味のものを見つけました。そのパンを日本のパンサイズの 4 分の 1 に切 り、マーマレード、チーズ、サラミまたはヌテラとともに食べています。夕食にパンを食 べる私を見て、友人の頭の上には???マークが見えます。ただ、これは変えようとは思 わない、私の文化の一部です。 日本での経験に戻ります。日本では食事の種類も豊富です。ラーメン、蕎麦、寿司などな ど。どれが二番、三番かは言えませんが、一番はもちろん寿司です ドイツの友人には、日本人と一緒に食事に行く際には、どこの店、どの料理、すべて任せ るのが楽しいと伝えています。しかし、そのため、私は今も自分でオーダーすることがで きません。解決策は、料理が運ばれて来た時に写真に残すという手段、と考えています。 嫌いなものは後で削除します(今のところありませんが)。今度ひとりで店に行った時に、 店のスタッフに食べたいものの写真を見せれば良いわけです。この方法がうまく行くか楽 しみです。 食については、もっと語ることがたくさんあります。ただ一つ言えるこ とは、世界各国のそれぞれの多様な食文化を訪ね、味わう楽しさ、素晴 らしさを体験できることは貴重な経験であるということです。もし誰か がどこの食が一番?と尋ねてくれば、「ナンバーワンはありません。人 生をもっともっと素晴らしいものにしてくれる新しい世界があるだけで す」と答えます。(英語で執筆。編集部で翻訳) ヤン・パランドさん
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セミナー・展示会情報 セミナー 入門編
IEC 60950-1(第 2 版)セミナー 定義コース (定員 10 名)
日 時:2014 年 9 月 5 日(金) 対象 電気製品の安全規格を初めて勉強する方 13:30∼17:00 電気製品から発生する危険、安全規格の基本原理、安全規格の基 本定義(用語)について説明いたします。IEC 60950-1 を基本とし 参加費:10,000 円(税込み) て説明いたします。IEC 60950-1 以外の安全規格を対象とする方 場 所:テュフ ラインランド にとっても安全規格の基本を理解するためには役立つ内容です。 ジャパン 新横浜本社
入門編
要求コース (定員 10 名)
対象 規格の基本的な要求を確実に理解したい方 IEC 60950-1 の各章の要求について、基本的な考え方を解説いた します。規格書の 1 章から 7 章までが対象範囲です(定義を除 く)。基本的要求、要求に対する例外、試験方法に関して解説い たします。
全般
日
時:2014 年 10 月 24 日(金) 10:00∼17:00
参加費:15,000 円(税込み) 場
所:テュフ ラインランド ジャパン 新横浜本社
Q&A コース (定員 10 名)
対象 実際の製品に対して安全規格がどのように適用されるか をさらに詳しく理解したい方 具体的な問題に対して、どのように規格書を適用するか、どのよ うに規格を解釈するかを、参加者の質問に回答する形で解説いた します。実際に参加者が悩んでいる問題、規格書の詳細な解釈な どに関して、事前にお送りいただいた質問や、参加者からその場 でいただく質問に対して解説いたします。規格書すべてが対象範 囲です。
セミナー
日
時:2014 年 11 月 14 日(金) 13:30∼17:00
参加費:10,000 円(税込み) 場
所:テュフ ラインランド ジャパン 新横浜本社
機能安全エンジニア(FSE)資格トレーニングコース - ISO 26262
機能安全規格は、製品の開発初期段階から廃棄までの、ライフサイ クルを通して安全を保証することを求めています。本コースの受講
日
9 月 12 日(金)
により、機能安全の概念と、開発・生産・運用・廃棄に関する ISO 26262 要求事項を理解することができ、規格に適合する部品サプライヤの
参加費:350,000 円+消費税 (講義と試験)
選定をはじめ、機器またはシステムの設計を、より確実・専門的に 行うことが可能になります。
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時:2014 年 9 月 9 日(火)∼
場
所:新横浜
セミナー
IEC 62368-1(第 2 版)セミナー 新しく導入された要求およびその他の要求
IEC 62368-1 第一版は、2010 年 1 月に発行。その後、実使用を目指 して準備されていた IEC 62368-1(第 2 版)が 2014 年 2 月 26 日に
日
時:2014 年 11 月 6 日 (木)、 7 日(金)
発行されました。
セミナーでは、IEC 62368-1 で新しく導入された要求とその考え方、 参加費:20,000 円(消費税込み) および IEC 60065 と IEC 60950-1 からの変更点を主体に説明いたし
場
所:テュフ ラインランド テクノロジーセンター
ます。今まで IEC 60065 または IEC 60950-1 に基づく安全規格の設 計・申請等の経験がある方はもちろんのこと、これから安全規格の 仕事をスタートする方も対象としています。2 日間で IEC 62368-1 の 要求全体をご説明します。
セミナー
機能安全エンジニア(FSE)資格トレーニングコース - IEC 61508
機能安全規格は初期からの安全設計を要求しており、当コースの受 講で設計・開発に関する要求事項を理解できます。機能安全の概念を
日
時:2014 年 12 月 2 日(火)∼ 12 月 5 日(金)
理解することで、IEC 61508 に適合する部品の選定をはじめ、機器又 はシステムの設計を、より確実・専門的に行うことが可能になりま
参加費:350,000 円+消費税 (講義と試験)
す。また、機能安全には機能安全管理に関する要求事項があり、人 員の適性能力を立証する必要があります。当コース試験の合格者は、 場
所:新横浜
機能安全エンジニアの資格を取得することで、その職務を逐行でき る能力が証明されます。
セミナー
放射性物質測定の実務者研修 【3 検査機関 共催】
この研修は、食品に含まれる放射性物質に対する消費者の不安の解消 に貢献するため、放射性物質測定の技術向上や精度管理を支援するこ とを目的としています。研修プログラムは、公益財団法人 日本分析セ ンター 、一般財団法人 日本冷凍食品検査協会 、テュフ ラインラン
日時など詳しくは下記ウェブサイト をご覧ください。 http://www.jffic.or.jp/news/20140502-1429
ド ジャパン株式会社の 3 検査機関が共同で提供するものです。
■機能安全エンジニア資格(FSE)コース 年間開催スケジュール http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/fse/schedule/fscourseschedule.html 詳しくはセミナー・イベントページ http://www.tuv.com/jp/training_and_education.html をご覧く ださい。 セミナー全般に関するお問い合わせ:マーケティング部 広報課 TEL: 045-470-1874 FAX: 045-470-8055 e-mail: academy@jpn.tuv.com
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