tuv.communication 2016年第2号

Page 1

tuv.com munication 2016 年

第2号

今月のトピック 高圧ガス試験サービス開始‒ p. 2 ニチコン株式会社の電気自動 車用急速充電器に CHAdeMO 1.0.1 の検定評価‒ p. 3 CNG/LPG 自動車部品施設設備 グランドオープン

テュフ ラインランド ジャパンのオロボ セレ、IECEE の CTL 委員長に就任 p.4

「ソフトウェア利用医療機器の日米欧規制対応の 徹底解説セミナー」を開催中‒ p.8

米国 p.5

テュフ ラインランドの地域活動 テュフ ラインランド フォーラム 「まちのこども作品展」 vol.4‒ p.10

マイクロビーズ除去海域法が成立‒

世界初 Color Accuracy 認証取得 EIZO 株式会社のこだわりに迫る‒ p. 6

セミナー・展示会情報‒ p.11


高圧ガス試験サービス本格稼動 CNG/LPG 自動車部品試験設備を公開 テュフ ラインランド ジャパンは、関西テクノロジーセンター(KTAC:大阪市)における CNG(圧縮天然ガス)と LPG(液化プロパンガス)の自動車部品試験設備の新設に伴い、2 月 10 日に高圧ガス試験サービスを開始しました。同日、報道関係者と関係企業に試験設備 を公開しました。 国内では、この試験を必要とする車両メーカーや部品メーカーは 50 社以上あり(テュフ ラ インランド ジャパン調べ)、この度開始したサービスを実際にご利用いただく企業は現時 点で 20 社以上になる予定です。今後 5 年間で約 2 億円の売り上げを見込んでいます。

CNG/LPG自動車部品試験設備

天然ガスは世界各地に豊富に埋蔵されており、安定した供給が見込まれています。シェー ルガスなど非在来型を含めると、回収可能な埋蔵量は約 250 年分と言われ、新しいガス田 も次々と発見されています。天然ガスは、メタンを主成分としているため、CO2 排出量が石 油より 20%少ないなど環境改善が期待できます。そのため、環境負荷の低減に向けた取り 組みとして天然ガス自動車の普及が進んでいます。日本政府は「次世代自動車」の普及を 促進しており、2030 年までに総新車販売に対し、次世代自動車の普及を5割∼7 割にする ことを目標に掲げています。次世代自動車とは、電気自動車、燃料電池自動車、ハイブリッ ド自動車などですが、天然ガス自動車もその一種です。特に重量車であるトラックやバス などで実用化されており、将来的に需要が増えるとされています。

◆お問い合わせは、カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com )までお願いします。◆

2016年 第2号

2


ニチコン株式会社の電気自動車用急速 充電器に CHAdeMO1.0.1 の検定評価 テュフ ラインランド ジャパンは、このたびニチコン株式会社の電気自動車用急速充電器 に最新の CHAdeMO 1.0.1 の検定評価を実施しました。2016 年 1 月 13 日∼15 日に東京ビッ グサイトで開催された、第 8 回 EV・HEV 駆動システム技術展 ∼EV JAPAN∼で、テュフ ラ インランド ジャパンのブースで、同社の急速充電器を展示し、CHAdeMO 認証の事例とし て紹介しました。 CHAdeMO 規格は、世界で唯一の急速充 電器規格です。テュフ ラインランド ジャパンは、CHAdeMO 協議会の検定機 関として、CHAdeMO 認証を取得するた めの検定評価をおこなっています。急速 充電器が CHAdeMO 規格に適合するため には、テュフ ラインランド ジャパンの ような登録検定機関で試験・評価を受け、 合格する必要があります。 CHAdeMO 認証は、1) CHAdeMO 標準仕 様書への適合を確認し、2)車両への互換 性の保証を目的とした試験・評価を行い ます。 テュフ ラインランド ジャパンは、急速 充電器と電気自動車の普及に一助とな るべく、貢献してまいります。

テュフ ラインランド ジャパンのブースで展示 (EV Japan 2016)

CHAdeMO(チャデモ):EV(電気自動車)の急速充電方法。62.5kW までの直流を用いる急速充電方法で、 コネクターの規格や充電方法、通信方法を CHAdeMO 協議会で統一しています。CHAdeMO は他の規格(米 コンボ、独コンボ、中国 GB/T 規格)と共に IEC で国際規格に認定されています。

◆お問い合わせは、カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com )までお願いします。◆

2016年 第2号

3


テュフ ラインランド ジャパンのオロボセレ、 IECEE の CTL 委員長に就任 テュフ ラインランド ジャパン 製品部のジョン・オロボセレが、 2016 年 1 月より国際電気標準会議が管轄する電気機器・部品適合 性試験認証制度(IECEE* 1 )の試験機関委員会(CTL*2 )の委員長に 就任しました。これは、アジアから初めての委員長就任であり、か つテュフ ラインランド グループからは、欧州も含め初めての就任 となります。オロボセレは今後 3 年間に渡り、CTL 委員長として、 世界の試験機関の品質向上に携わります。

ジョン・オロボセレ

* 1 IECEE :IEC (International Electrotechnical Commission) System of Conformity Assessment Schemes for Electrotechnical Equipment and Components * 2 CTL :Committee of Testing Laboratories

IECEE は、現在世界 50 ヵ国以上が加盟しています。電気機器の安全認証手続きをスムー ズにし、国際貿易の促進を図ることを目的として、各国共通の電気機器安全試験・認 証の仕組み(CB スキーム)を定めています。CTL は、IECEE の中の試験機関に関する 委員会で、試験方法などの品質向上に努めています。 オロボセレはナイジェリア出身で、1999 年よりテュフ ラインランド ジャパンで、製 品の安全や品質の向上に関わる業務に従事しています。CTL には、2003 年より技術審 査員として参加し、その後主任審査員として、指導的立場で多くの試験所を審査して きました。そして、日本代表として CTL の委員長にノミネートされ、2015 年 6 月、IECEE CMC のドバイの会議で委員長に選出されました。 CTL 委員長就任にあたり、オロボセレは次のように述べています。 「 CTL 委員長として、 電気製品の安全を守る任務をいただき、とても光栄に思っています。今般、無線技術 の発展により、電気製品の安全や品質にも新しい挑戦が始まっています。今後は、先 駆者の実績や自分の経験をもとに、IECEE の CTL 委員長として、安全・品質のさらな る発展を目指します。そして、人、技術、環境の調和の一端を担ってまいります」。 ※オロボセレの CTL 委員長就任についてのコメントは、映像でもご覧いただけます。 右記リンクをご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=HmetnYUxnpo

<ご参考> IECEE ウェブサイト

http://www.iecee.org/

◆お問い合わせは、カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com )までお願いします。◆

2016年 第2号

4


米国 マイクロビーズ除去海域法が成立 マイクロビーズをご存知でしょうか。マイクロビーズとは、サイズが 5mm 未満で洗顔もし くは体を洗うための化粧品に使用されている固体のプラスチック粒子です。私たちがなに げなく使っているスクラブ洗顔料や歯磨き粉などの一部に含まれています。その粒子が、 昨今世界的に問題になっています。 マイクロビーズは、家庭の排水などから排出され、フィルターなどで除去されることなく 海や湖、川に排出されます。このような小さな粒子は、有害物質を吸収する特性があるた め、魚などがこの粒子を食べることで、食物連鎖として人が汚染される要因になってしま うことが問題視されています。 米国全体で意図的に添加されたプラスチック製のマイクロビーズを含む洗顔、または洗体 用化粧品の製造と流通を禁止する「マイクロビーズ除去海域法」という法案が署名され、 法律が成立しました。すでに米国の複数の州では、化粧品に対するマイクロビーズを禁止 している法律が存在していましたが、今回の法律によって州法は差し替えられます。この 法律は、歯磨き粉中のマイクロビーズも禁止しています。

この法律により、プラスチック製マイクロビーズを含む製品の製造は 2017 年 7 月 1 日から 禁止され、1 年後の 2018 年 6 月には販売も禁止されます。

最新国際規制情報のウェブサイトはこちら www.tuv.com/jp/latest-regulations ◆お問い合わせは、カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com )までお願いします。◆

2016年 第2号

5


世界初 Color Accuracy 認証取得 EIZO 株式会社のこだわりに迫る テュフ ラインランド ジャパンは、2015 年 10 月に EIZO 株式会社の液晶モニター 「ColorEdge」4 機種に対し、世界で初めて Color Accuracy 認証を発行しました(ご参照: tuv.communication 2015 年第 11 号)。この度、同モニターの開発に携われた映像商品開発 部 アプリケーション開発課 開発マネージャーの米光 潤郎様に、同認証取得の目的や製品 戦略についてお話を伺いました。 読者の皆様へ御社の紹介をお願いします。 米光:EIZO は、EIZO ブランドの多岐に渡る分野

のコンピュータ用モニターを企画、開発し、世界 各国に向けて販売しているグローバル企業です。 自社一貫生産の優れた品質力と、1968 年の創業 以来培ってきた映像関連ノウハウが当社の強み です。オフィス用液晶モニターを基軸に、メディ カル、グラフィックス、航空管制、船舶、セキュ リティなどの特別な性能や機能が求められる分 EIZO株式会社 開発課

映像製品開発部 アプリケーション

開発マネージャー

米光 潤郎様

野のニーズに応える高付加価値製品を開発し、 80 を超える国と地域に送り出しています。

御社のグラフィックス市場向けモニターColorEdge は、世界初の Color Accuracy 認証を取 得されました。

米光:ColorEdge は、写真、印刷、映像制作などの創造的な分野におけるプロフェッショ ナルワークでお客様の創造性や制作効率の向上を支援することを目標として作られた製 品です。ColorEdge は一般的なモニターと比べると、色精度や安定性などにおいて、飛び 抜けた高い性能を持っています。これは、お客様からの厳しいご意見に基づいて性能を磨 いてきた結果得られたものです。 印刷市場では、印刷関連団体により、印刷ワークフローに適したモニターを選定する規格 が制定されています。ColorEdge もその規格を取得していますが、それらの既存の評価基 準では性能の一部分しか評価できず、かと言ってカタログ上で自作しても説得力がありま せん。Color Accuracy 認証では、ユーザーの利益に直結する重要なポイントが、客観的か つシビアに評価されています。これによって ColorEdge の真の価値をお客様にご理解いた だけるようになったことを、大変嬉しく思います。 Color Accuracy 認証取得の際、厳しかった要求事項はどのようなところでしょうか。

2016年 第2号

6


米光:要求はどの項目も厳しく、初めからプロフェッショナルワークでの利用を想定して 開発された高性能なモニターでなければ、全ての要求事項を満たすのは難しいと思います。 中でも特に、モニターの電源を入れてから表示色が安定するまでの時間が短いモニターに は「Quick Stability」の称号が付与されるのですが、これを実現するにはさまざまな経験や 知識に基づいた大きな開発努力が必要です。先に述べた通り、ColorEdge は既存の規格を クリアできる以上のところを目標点として作られているため、安定時間を含む全ての要求 に応えることができています。 今後、ColorEdge の製品戦略はどのように 展開されますか。

米光:ColorEdge は、ハードウェアとソフ トウェアをうまく組み合わせて市場ニーズ に最適化したソリューションを提供するこ とにより、写真や印刷などの静止画を扱う 分野において多数のプロフェッショナルの 方々の信頼を得ています。今後は静止画分 野での市場拡大を図るとともに、映画や放 送などの映像制作分野においても高い評価 をいただけるよう活動を続けていきたいと 考えています。 昨年は、Flicker Free/Low Blue Light など認証も取得されました。御社のモニター製品全般 に対して、品質への深いこだわりを感じます。

米光:画面のちらつきや、有害と言われるブルーライトの低減など、映像に関するエルゴ ノミクスは、 当社が CRT 時代から拘りを持って培ってきた部分です。現在はそれに加えて、 ハイエンド市場から求められる表示精度や安定性などについても高度なレベルで追求し ています。このような追求はこれからも続けていきますが、同時にそれをひとりでも多く の方の目に留めていただけるようにアピールしていきたいですね。Color Accuracy のよう な認証の取得は、当社製品の技術・品質を証明し、アピールするのに最適だと思います。 EIZO 様は、テュフ ラインランド ジャパンとは長 いお付き合いで、cTUVus や Certipedia Premiuim ID など、当社のサービスをもっともうまく活用して いただいている企業の一社です。テュフ ラインラ Color Accuracy 認証を取得した EIZO 株式会社の認証マーク

ンドの認証を御社のビジネスにどのように活用さ れているかお聞かせください。

2016年 第2号

7


米光:多岐にわたる市場分野で、各国の当社製品に必要な認証を適宜適切に取得すること が当社には求められています。テュフ ラインランド ジャパンは充実したワンストップ サービスを提供されていて、スムーズに認証取得を行えることは当社にとって大変ありが たいことだと思っています。今後も当社のブランド・バリュー向上のためにサービスを活 用していきたいです。 今後、どのような分野に事業を拡大されていく予定でしょうか。

米光:当社は、オフィスや家庭を起点に、お客様の幅をメディカル、グラフィックス、船 舶、鉄道、航空管制などの専門分野に拡げてきました。これができているのは社員ひとり ひとりの力の向上により会社力が向上しているからですが、それもお客様に安心と感動を お届けしたいという社員ひとりひとりの姿勢が背景にあってこそ可能になっています。こ の姿勢を大切にして、既存の市場をより深く掘り下げるとともに、新たなお客様に対して もニーズに合った高付加価値製品をご提案することで、新しい市場を切り開いていきたい と思います。 ◆お問い合わせは、カスタマーサービス(TEL: 045-470-1850 E-mail: info@jpn.tuv.com )までお願いします。◆

「ソフトウェア利用医療機器の日米欧規制 対応の徹底解説セミナー」を開催中 近年、医療機器データの処理や医療機器内のデータ処理、アクチュエータ制御、ユーザイ ンタフェースおよびネットワーク接続などで、ソフトウェアが大きな役割を果たすように なり、医療機器はますます多くのハザードにさらされるようになっています。 欧米の規制当局は、ソフトウェアを利用した医療機器のハザードに対して安全を確保する には、従来のような医療機器の製造後の試験や測定だけでは十分ではないと考え、医療機 器の設計開発プロセスに対しても規制要求事項を規定するようになりました。医療機器の 設計開発プロセスに対する規制要求事 項は、QMS の設計管理の要求事項に加 え、医療機器の基本要件、欧州整合規 格、FDA ガイダンスなどで規定されて います。 また、日本においても、平成 26 年 11 月に施行された医薬品医療機器等法で、 承認または認証を要するすべての医療

2016年 第2号

8


機器は、QMS 省令の設計管理の要求事項が適用されるようになりました。また、JIS T0601-1 第 3 版の適用猶予期限が平成 29 年 5 月 31 日までとなっており、平成 29 年 6 月 1 日以降 は、JIS T0601-1 第 3 版に適合した医療機器の製造販売が必須になります。JIS T0601-1 第 3 版は、ユーザビリティエンジニアリングプロセス IEC 62366 やプログラマブル医用電気シス テム IEC 60601-1 箇条 14(PEMS)などへの適合を要求しており、これらの要求事項に適合 した設計開発プロセスの確立が必須になります。 テュフ ラインランド ジャパンは、昨年 12 月より「ソフトウェア利用医療機器の日米欧規 制対応の徹底解説セミナー」を開催し、さまざまな規制対応についての解説を行っていま す。①ソフトウェア自体が医療機器であるものや、②ソフトウェアを内蔵する医療機器を 日米欧に製造販売するために、適合が必要な基本要件、欧州整合規格、FDA ガイダンス、 および国際規格などを説明します。ぜひ、この機会にご参加ください。 セミナータイトル

日程

プログラマブル医用電気システム(PEMS)IEC 60601-1 箇条 14 の

東京 3 月 11 日(金)

詳細解説

大阪 3 月 23 日(水)

(1 日セミナー)

IEC 62366 ユーザビリティエンジニアリングプロセスの解説と ISO

大阪 3 月 15 日(火)

14971、ISO 13485 とのリンケージ方法 (半日セミナー) ソフトウェア設計開発プロセス/リスクマネジメントプロセスと

東京 4 月 12 日(火)

連携がとれたソフトウェア利用医療機器の設計開発プロセスの構

大阪 4 月 15 日(金)

築方法

(1 日セミナー)

医療機器ソフトウェアの設計開発における自動化ツールの活用

東京 4 月 28 日(木)

(半日セミナー)

大阪 5 月 12 日(木)

欧米のソフトウェア利用医療機器のスムーズな市販許可申請のポ

東京 5 月 13 日(金)

イント (1 日セミナー)

参加費: 1 日セミナー

29,000 円(税別)

半日セミナー 19,000 円(税別) <詳細、お申し込みなどはこちら> http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/fse_1/medical-seminar-index.html

◆お問い合わせは、マーケティング部 (TEL: 045-470-1860 E-mail:academy@jpn.tuv.com までお願いします。◆

2016年 第2号

9


テュフ ラインランドの地域活動 テュフ ラインランド フォーラム 「まちのこども作品展」 vol.4 テュフ ラインランド ジャパンのギャラリー「テュフ ラインランド フォーラム」では、 東山田中学校コミュニティハウスの土曜クラブで制作された作品を展示しており、今年で 第四回目を迎えます。 東山田中学校コミュニティハウスは、生涯学習の場、地 域活動の場、そして地域と学校を結ぶ場など、多くの目 的を持つ市民利用施設です。土曜クラブは、東山田中学 校コミュニティハウスの柱となるプログラムの 1 つで、 天体観測や化学実験などの「サイエンス」 、地域に密着 した「アート」などを年間を通して学習されています。 今年の作品を制作するにあたり、都筑区の読書ボランテ ィアの方による「王子様の耳はロバの耳」の語りを聞き ました。 「語り」は、絵本の読み聞かせと異なり絵を見 せずに話をするので、聞く人の心の中にイメージが膨ら みます。 今回の展示作品は、 「王子様の耳はロバの耳」の話に出てくる登場人物の顔を表現しました。 小学生 38 人がそれぞれの立場、思いなどを考えながら、38 通りの登場人物を描いています。

テュフ ラインランド フォーラム 住 所:横浜市港北区新横浜 3-19-5 新横浜第二センタービル 1F 電話番号:045-470-1860 会 期:2016 年 2 月 10 日(水)∼2016 年 4 月 28 日(金)9:00∼18:00 休 館 日:土・日・祝日 入館無料

◆お問い合わせは、マーケティング部広報課(TEL: 045-470-1860 E-mail:pr@jpn.tuv.com までお願いします。◆

2016年 第2号

10


セミナー・展示会情報

セミナー

☆無料セミナー☆ スマート社会・電力自由化に向けた取り組み最前線セミナー

2016 年 4 月からの小売電力自由化が目前に迫っています。スマート 社会に取り組む各方面のリーダーの方々を招聘し、スマートメー

13:00∼16:40

ター、HEMS・BEMS・MEMS、デマンドレスポンスなどの実証、事業

(交流会 16:50∼18:00)

性、標準化動向、課題などをテーマにしたセミナーを開します。テュ フ ラインランドは、スマート社会に貢献すべく、安全で安定した運

参加費:無料 (交流会は 1,000 円税込み)

用システムを支える通信プロトコル技術の認証試験サービス業務に 場

ついて、紹介します。

時:2016 年 3 月 9 日(水)

所:東京国際フォーラム ガラス棟 会議室 G406

セミナー

【医療機器ソフトウェア 日米欧規制対応シリーズセミナー】 プログラマブル医用電気システム(PEMS)IEC 60601-1 箇条 14 の 詳細解説

ソフトウェア利用医療機器とプログラマブル医用電気システム (PEMS)との関係を含め、IEC 60601-1 箇条 14 の各要求事項につい

て、アウトプット文書(適合性証拠)を明確にし、個々の要求内容

時:東京 2016 年 3 月 11 日(金) 10:00∼17:00

を詳細に解説します。基本性能と PEMS のリスクマネジメントにつ

大阪 2016 年 3 月 23 日(水)

いては、具体的な事例をあげます。また、Amendment1 の箇条 14

10:00∼17:00

の変更点も説明します。

他、本シリーズセミナーを 複数開催

<お申し込みなど詳細はこちら>

所:テュフ ラインランド

http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/fse_1/med

ジャパン 西日本地域担当

ical_software_6/a6medical.html

オフィス (大阪) UDX Conference 秋葉原

医療機器ソフトウェア

日米欧規制対応シリーズセミナー

∼設計開発プロセスとリスクマネジメント∼ 徹底解説

(東京) 参加費:29,000 円(消費税別)

(2015 年 12 月 - 2016 年 5 月) http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/fse_1/med ical-seminar-index.html

2016年 第2号

11


ISO 9001:2015 および ISO 14001:2015、改訂対応のための解説 セミナー

セミナー

ISO 9001:2015 年度版および ISO 14001:2015 年度版の改訂作業が終 了し、2015 年 9 月 15 日に、両 ISO 版規格が正式に発行されました。 日

時:2016 年 3 月 11 日(金)

今回の改訂では、事業プロセスと ISO 9001/14001 マネジメントシス

2016 年 3 月 18 日(金)

テムの、更なるシームレス化が課題となっています。

ISO 9001/14001 規格改訂の主要なポイントと各箇条の詳細につい

9:30∼13:00(14001)

て、認証取得企業の皆様を対象に、改訂対応のための解説セミナー

14:00∼18:00(9001)

複数回開催

参加費:3,000 円(1 規格)

を開催します。

6,000 円(2 規格)

東京/横浜、浜松、名古屋、大阪、福岡で、複数回開催します。

(消費税込み) <お申し込みなど詳細はこちら>

所:横浜、浜松、名古屋、大坂、 福岡

http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/event_info /eventdetails_jp_260612.html

セミナー 入門編

IEC 60950-1(第 2 版)セミナー 定義コース (定員 10 名)

対象 電気製品の安全規格を初めて勉強する方

時:2016 年 5 月 13 日(金)

電気製品から発生する危険、安全規格の基本原理、安全規格の基本

13:30∼17:00

定義(用語)について説明します。IEC 60950-1 を基本として説明しま

参加費:10,000 円(消費税込み)

すが、IEC 60950-1 以外の安全規格を対象とする方にとっても、安全

ジャパン 新横浜本社

規格の基本を理解するために役立つ内容です。

入門編

所:テュフ ラインランド

要求コース (定員 10 名)

対象 規格の基本的な要求を確実に理解したい方

時:2016 年 6 月 3 日(金) 10:00∼17:00

IEC 60950-1 の各章の要求について、基本的な考え方を解説します。

規格書の 1 章から 7 章までが対象範囲です(定義を除く)。 基本的要求、 参加費:15,000 円(消費税込み) 要求に対する例外、試験方法に関して解説します。

所:テュフ ラインランド ジャパン 新横浜本社

全般

Q&A コース (定員 10 名)

対象 実際の製品に対して安全規格がどのように適用されるかをさ

時:2016 年 7 月 1 日(金) 13:30∼17:00

らに詳しく理解したい方 具体的な問題に対して、どのように規格書を適用するか、どのよう

参加費:10,000 円(消費税込み)

に規格を解釈するかを、参加者の質問に回答する形で解説します。

実際に参加者が悩んでいる問題、規格書の詳細な解釈などに関して、 事前にお送りいただいた質問や、参加者からその場でいただく質問 に対して解説します。規格書すべてが対象範囲です。

2016年 第2号

12

所:テュフ ラインランド ジャパン 新横浜本社


セミナー 入門編

IEC 62368-1(第 2 版)セミナー

(新規コース)

定義コース (定員 38 名)

電気製品の安全規格の知識を身につけて今後の仕事に生かしたいと

時:2016 年 5 月 27 日(金)

お考えの方を対象としたコースです。IEC 62368-1(第 2 版)で規定され

13:30∼17:00

ている定義に関して、また、安全規格の基本的な考え方についても

参加費:10,000 円(消費税込み)

解説します。IEC 62368-1 以外の規格を扱う方に対しても安全規格の

所:テュフ ラインランド

基本的な考え方を理解するのに役に立つ内容となっています。

ジャパン

本セミナーは、IEC 62368-1(第 2 版)の 1∼3 章までを説明します。

テクノロジーセンター

入門編

要求コース (定員 38 名)

電気製品の安全規格の知識を身につけて今後の仕事に生かしたいと

時:2016 年 6 月 24 日(金)

お考えの方を対象としたコースです。定義コースでの内容をベース

10:00∼17:00

にして、IEC 62368-1 の主要な要求に関して基本的な考え方を解説し

参加費:15,000 円(消費税込み)

ます。

所:テュフ ラインランド ジャパン

本セミナーは、IEC 62368-1(第 2 版)の 4 章以降を説明します。

テクノロジーセンター

全般

Q&A コース (定員 38 名)

安全規格に関する業務の初心者および経験者の両方を対象とした

時:2016 年 7 月 15 日(金)

コースです。セミナー参加者からの実際のご質問に対して回答する

13:30∼17:00

形で進行します。入門編の内容および規格書全般に対して、具体的

参加費:10,000 円(消費税込み)

な問題をどのように規格書と結び付けて考えるか、規格書の内容を

所:テュフ ラインランド

どのように解釈するかについて、説明します。事前に頂いた質問お

ジャパン

よびその場でいただく質問に対して解説します。

テクノロジーセンター

本セミナーは、IEC 62368-1 のすべての範囲が対象となります。

セミナー

ハラスメント研修 ∼職場のハラスメントがもたらすリスクと対策・対処法∼

セクシャルハラスメントやパワーハラスメントをはじめとする職場 内での各種ハラスメントが、近年労務管理上見過ごせない問題と なっています。本研修では、セクハラ・パワハラが企業にもたらす

日時など詳しくは下段ウェブサイト をご覧ください。

リスクの大きさを理解し、未然に防ぐ方法や起きたときの対処法な どを学んでいただきます。ぜひ企業内でハラスメント対策に取り組 む機会としてください。 http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/event_info/eventd etails_jp_221954.html

2016年 第2号

13


職場における倫理・コンプライアンスアドバイザー 【主催:The Japan HR Society (JHRS)】

セミナー

JHRS 主催の職場における倫理・コンプライアンスアドバイザーの研 修です。研修を修了し、テュフ ラインランド ジャパンの試験に合 格した方には、習得した知識と技能に対する証明書がテュフ ライン

日時など詳しくは下段ウェブサイト をご覧ください。

ランド ジャパンより授与されます。 http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/personal_certificat ion/workplace_compliance_ethics_advisor/workplace_compliance_1.html

展示会

国際太陽電池展 PV EXPO 2016

テュフ ラインランド ジャパンのワンストップ認証サービスは、日 本国内はもちろん、欧州、北米、そしてアジア市場へのアクセスを

時:2016 年 3 月 2 日(水)

可能にします。太陽電池モジュールの試験・認証およびカスタマイ

∼3 月 4 日(金)

ズ試験、二次基準太陽電池校正や太陽電池モジュールの性能測定・

10:00∼18:00

長期信頼性評価、太陽光発電所のテクニカルデューデリジェンスお

(最終日は 17:00 まで)

よび認証など、太陽光発電に関わるあらゆる面でサポートします。

所:東京ビッグサイト 当社ブース:E13-13

<出展社セミナー> 「新たな太陽光発電評価技術の最新動向とその評価事例」 3 月 3 日 (木) 12:20∼13:20 会場:A (東展示棟) 太陽光発電所の発電量評価やテクニカルデューデリジェンス及び太 陽電池モジュールの長期信頼性を、より短期間で評価可能な最新技 術「高加速温度サイクル試験」を紹介します。

展示会

MEDTEC Japan 2016

テュフ ラインランドは日本で 20 年以上、多種多様な医療機器の製 品試験・品質システム監査・認証業務を提供しており、カテーテル

時:2016 年 4 月 20 日(水)

や機能材料等の非能動医療機器の分野でも豊富な実績と審査能力を

∼4 月 22 日(金)

有しています。医療機器専業メーカーはもとより、新規参入のお客

10:00∼17:00

様にもわかりやすい ISO 13485 や医薬品医療機器法などの認証サー ビスをご紹介します。 <出展社セミナー> 「EU を中心とする新しい医療機器規制の最新動向と、最新の第三 者監査内容の勘どころ∼いまさら訊けない重要管理点(技術文 書・臨床評価・業務委託先管理等)のワンポントアドバイスも含 めて解説します∼」 2016 年 4 月 21 日(木) 15:30∼16:00 会場: 東ホール

2016年 第2号

14

所:東京ビッグサイト 当社ブース:210


■機能安全エンジニア資格(FSE)コース 年間開催スケジュール http://www.tuv.com/jp/japan/about_us_jp/fairs_events/fse/schedule/fscourseschedule.html 詳しくはセミナー・イベントページ http://www.tuv.com/jp/seminar をご覧ください。 セミナー全般に関するお問い合わせ:マーケティング部 広報課 TEL: 045-470-1874 FAX: 045-470-8055 e-mail: academy@jpn.tuv.com

2016年 第2号

15


お問い合わせ先・オフィスのご案内 カスタマーサービス

カスタマーボイス

東日本地域 TEL: 045-470-1850 西日本地域 TEL: 06-6355-5400 EMAIL: info@jpn.tuv.com

222-0033 横浜市港北区新横浜 3-19-5 新横浜第二センタービル TEL: 045-470-1850 FAX: 045-470-8055 EMAIL: hotline@jpn.tuv.com

オフィスのご案内 新横浜本社 222-0033 横浜市港北区新横浜 3-19-5 新横浜第二センタービル TEL: 045-470-1860 FAX: 045-473-5221 テクノロジーセンター(GTAC) 224-0021 横浜市都筑区北山田 4-25-2 TEL: 045-914-3888 FAX: 045-914-3377 太陽光発電評価センター(SEAC) 224-0033 横浜市都筑区茅ヶ崎東 4-5-24 TEL: 045-271-3508 FAX: 045-271-3525 西日本地域担当オフィス 530-0044 大阪市北区東天満 2-9-1 若杉センタービル本館 16F TEL: 06-6355-5777 FAX: 06-6354-8636 関西テクノロジーセンター(KTAC) 537-0002 大阪市東成区深江南 1-3-14 TEL: 06-7656-6888 FAX: 06-7668-5777 九州オフィス 812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町1番 40 号 三井生命福岡祇園ビル 4F TEL: 092-261-8801 FAX: 092-261-8802 九州 EMC ラボラトリー 822-0031 直方市大字植木 1245-2 直鞍産業振興センター ADOX 福岡内 TEL: 0949-28-9345 FAX: 0949-28-9346

ニュース送付に関するお問合せは、新横浜本社 澤 (pr@jpn.tuv.com) までお寄せください。 皆様のご意見、ご要望をお知らせいただければ幸いです。 受信されるメールソフトによっては、まれですが、配信メールに文字化けが発生いたします。文字化け の際には、文字エンコードを Shift-JIS もしくは Unicode(UTF8)へ変更ください。恐れ入りますが、ご理 解・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。 編集責任者

澤 操、吉家 由貴子、井田 美穂

新横浜本社

テュフ ラインランドで認証を取得された企業の認証情報は、Certipedia(サーティペディア)でご覧頂けます。 http://www.certipedia.com 本誌掲載記事を転載希望の方はご連絡ください。

2016年 第2号

16


Turn static files into dynamic content formats.

Create a flipbook
Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.