H30 年度 修士設計
「モノ空間」による設計手法と、 あるお年寄りへの住宅提案
大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 建築・都市計画論領域 修士 2 年 澤地祐輔
「モノ空間」による 設計手法と、 あるお年寄りへの 住宅提案
この作
「モノ」を介して施主と設計者
「モノ」から人間性と空間
「モノ」による設計手法
ひとつのケースス
モノによる設計手法が出来るまで
一人暮らしのお年寄りの家のモノを調査
「モノ空
作品は
者がコミュニケーションを取り
間性を抽出し建築化する
法を確立させるための
スタディである
空間」を定義
「モノ空間」の定義からあるお年寄り空間を読み取り ⇩ 住宅を提案してみる
「モノ空間」の抽出 現場から「モノ空間」を探す 「モノ空間」による設計手法において大切 なことは、設計者が直接本人の自宅に行き、 モノを介したコミュニケーションから「人 -モノ」を繋ぐ空間を見つけるということ。 その為「モノ空間の定義段階」においても、 出来るだけ多くの方の自宅を調査した。
モノ配置図
F さん
1F
赤…使用を目的としたモノ 青…現在使われていないモノ 飾り物 矢印…生活動線
C さん
0
1
3
6m
B さん
0
1
3
6m
A さん
1F
E さん
2F
1F
一人暮らしのお年寄り 8 名の自宅調査 ・A さん (93) 男性 [ 要介護度:-/ 一軒家 ] ・B さん (75) 男性 [ 要介護度:4/ サ高住 ] ・C さん (88) 女性 [ 要介護度:1/ グループハウス ] ・D さん (96) 女性 [ 要介護度:1/ 市営住宅 ] ・E さん (101) 女性 [ 要介護度:1/ 一軒家 ] ・F さん (88) 女性 [ 要介護度:2/ 一軒家 ]
0
1
3
6m
・G さん (87) 女性 [ 要支援 :1/ グループハウス ] ・H さん (91) 男性 [ 要介護度:2/ グループハウス ]
▽
G さん
D さん
調査内容 □インタビュー □写真撮影 □自宅内実測
▽
抽出内容 □自宅内の居場所 □生活動線 □モノエピソード □モノ配置図
0
0
1
3
6m
1
3
モノと空間との関係
2F
8 名の調査から見つかったモノと空間との 4 つの関係 □モノを使う為の空間 使用を目的とするモノの周りは、そのモノを使う為の人の 振る舞いを考慮したスペースが担保されており、他のモノは それよりも外側に配置されていた。 □空間の細分化 モノを配置し空間を狭くすることで、大きな室内を小さな スペース毎に細分化。それぞれのスペースで行われる活動は 決まっており、居住者はそれらのスペースを行き来しながら 0
1
3
日々生活を送っている。
6m
□居場所を中心としたモノ配置 家の中における住まい手の定位置となる居場所。 その周囲にはよく使うモノ、 そこからの可視範囲には大切にしているモノが置かれる。
2F
□モノによる二空間接続 場所を移動してモノを使用する習慣がある方は、使用時に 普段の居場所とモノのある場所とを一続きの空間として認知 し、その固定化した動線上に他のモノを置くことはない。
0
1
3
6m
抽出される3つのモノ空間 H さん
一 行為的モノ空間 二 物質的モノ空間
6m 0
1
3
6m
三 場所的モノ空間
一 行為的モノ空間 人がモノに対してなんらかのアプローチをかける際に、人とモノの 間にはある一定の距離と方向性、自身の中でのモノへの意識が定まる。 この距離感と方向性、意識という不可視の抽象的要素を「行為的モノ 空間」と定義し、人が生活の中で形成する場の要素とする。
抽象
このアプローチが暮らしの中で何度も反復され習慣化している場 合、その人にとって、その個々のモノとの間に生じる「行為的モノ空 間」は特別な意味合いを持つ空間となる。
「行為的モノ空
「人-モノ
二 物質的モノ空間
室内において、モノが体積としてその場所で占領している可視的な 空間を「物質的モノ空間」と定義する。その際「物質的モノ空間」は 「行為的モノ空間」に介入することは無く(使用時に邪魔になるため)、 必然的にモノは行為的モノ空間外に追加されていき、少しずつ「行為
具体
的モノ空間」を縁取るような配置がなされていく。 これにより、不可視であった行為的モノ空間がその他の要素で具体 的に可視化され、建築空間よりも細分化された個々の「モノ空間」形 態としてアウトプットすることができる。
「物質
「行為的モノ
三 場所的モノ空間
住居内において人が過ごす居場所を「座」、その中でも最も長い時 間を過ごす、生活の中心になる座を「常座」と呼ぶ。 各モノ空間と「座」・「生活動線」との位置関係と、ヒアリングから
関係
得たモノとの精神的な関係性から読み取った、モノ空間同士の関係性 を「場所的モノ空間」と定義し、それらを抽出し「物質的モノ空間」 を形成することで、新たに提案する住まいにおいての全体を構成する モノ空間の広がりをデザインするヒントになっていく。
「場所
個々の「物質
設計フローチャート ○
計画開始 「モノ空間」による設計手法 □
本人とのコミュニケーション
空間」はモノを意識した際に生じる
ノ」間の不可視の関係性である。
現場のモノの読み取り
個々のモノ空間構築
モノ同士の関係構築
質的モノ空間」によって、
ノ空間」は間接的に可視化される
所的モノ空間」によって、
質的モノ空間」を関係付けていく
環境
構造
町との距離感
・・・
施主(N さん)モノ読み取り
A:現在使用されているモノ・・・赤 a:移動可能なモノ・・・斜線
N さん (88) 女性 [ 要介護度:1/ グループハウス ]
最近少し忘れっぽく、同じことを繰り返し話すことが多くなってき
Aʼ:移動できないモノ(主に家具類)・・・格子柄 B:現在は使用されていないモノ・・・青 b-1:装飾としておかれているモノ・・・稲妻型 b-2:移動可能なモノ・・・斜線 Bʼ -2:移動できないモノ・・・格子柄
ている N さんは、お喋りで優しく明るいお喋りなおばあさんである。
N さん
インタビューの気付き
身長 130 ㎝の小柄なおばあさん
頻出ワード:「私は守ってもらっている」「安心なんです。」
足腰は元気で一人で散歩に行くのが日課
・飾り物を毎週デイサービスで作って追加 ・狭く散らかって見えるが、本人曰く「分かりやすくていいでしょ」
冷蔵庫
→意図的な面縮小、モノによって空間形成&包まれる安心感 話題に挙がったモノ
飾り物・ぬいぐるみ
・神棚 ・やかん、カップ ・仏壇
・洋服 ・TV ・椅子 ・ベッド ・飾り物
枕元にはうさぎのぬいぐるみ がぎっしり置かれている
カラーボックス リモコン ぬいぐるみ 携帯 N さんの部屋
ゴミ箱 飾り物・習字
クッション
ベッド 小柄な N さんには大きすぎる モノが多く配置
写真・飾り物
棚 グループハウス全体平面図 1:300
椅子
一日で最も長くいる場所
部屋の中心に配置されて
所
ている
a
Aʼ
b-1
N さんが意識する動線ルール
b-2
Bʼ -2
やかん・カップ・砂糖等
・入口から窓への非難動線
モノを置くワゴンの一部分を
・常座から神棚への動線
ダイニングテーブルとして使っている
・常座から仏壇への動線
TV
飾り物
周りにモノがたくさん 集まっているが 椅子からはよく見える
アルバム
飾り物・人形
タンス
360
花
神棚 200
400
N さんしか入れないスペース 「神様が守ってくれている」
280
仏壇 花・お供え 大事なモノの一つ 身近に置いて毎日お供えする 飾り物・ぬいぐるみ
人形ケース
箱 タンス
数独・塗り絵
習字
飾り物
鞄
飾り物
棚
服 ( 山積み )
足元は飾り物だらけで 手を伸ばさないと届かない
N さん個室平面図 1:25
さん室内写真
N
「神様はどうか今日も一日元気で 暮らせますように、よろしく御願
「仏壇というのはね、私を守って くれてるんです。やから大事にし てます。」 「毎日線香あげて、ご飯とか晩の
いしますと言います。神様にはこ
ご飯とかおかずとか、ほんでお菓
うしてね、合掌。」
子とか、色んなものをあげます。」
□現場のモノ配置 ・神棚への動線は家具と飾り物で
「なんかあった時は神様と中の遺 灰だけね、持って逃げます。」
狭められている(200mm)。
□現場のモノ配置
・神棚の前は N さんが正対できる
・常座付近に配置
だけの狭いスペースが確保
・棚は仮設、大切なのは中の仏具
-座を形成
・正対し「祈り」と「お供え」
□インタビュー 「好きなテレビを見ます。ほんで
ダイニング
ります。」
□インタビュー
テーブル
「大事な物っていうのは神様があ
仏壇
神棚 □インタビュー
ベッド
行為的モノ空間の抽出
テレビ
一
□インタビュー 「向こうの炊事場でね、お湯を沸
□インタビュー
「とにかく主人が兎
テレビ見てますもう、時代劇とか
騰させて、ほんでここにコーヒー
サスペンスとかね、好きですから
のとこジャーっと入れて、ほんで
やから私うさぎば
うね、傑作ですわ
ね。いっつも見てますねん。」
ね、みるくはね、ブライトとかい
「あっち枕があって
「テレビはこっちからあっち。こ
うこういうのがあるんですよ。こ
う 9 時になったら
こにすわって。でこっち向いて。
れをね、三杯くらいここへ入れて、
入るんです。ほん
こうやったらテレビが見えるで
ほんで飲んで。」
に頭乗せたらすぐ
しょ。」 「楽でしょ?あんた、こういうと こに座ってテレビを見る 全然テレビの邪魔にはなりません からね、こういうもんはね。」
□現場のモノ配置
□現場のモノ配置
□現場のモノ配
・やかん、コップ、皿が乗る程度
・枕元はうさぎのぬ
の平面が確保されている
集している
・ほとんどは飾り物によって飾ら
・足元にはクッショ
れている
・ベッド周りのモノ
・椅子に近い位置に配置
いる時の体勢が分
□N さんと
□N さんと「ベ
・常座と TV の間にモノは置かれ ない-見えない境界
□N さんと「神棚」 「祈り」という、
□N さんと「仏壇」
□N さんと「テレビ」
正面で一対一で「祈る」と共に、
一定の距離で正対して見るモノ
感謝と安心感の行為でもって
モノを「供える」為の座を作る
一対一で向き合うモノ
他の座と繋がる行為的モノ空間
行為的モノ空間イメージスケッチ
室内に長く伸びる行為的モノ空間 他の座からの視認性
モノに包まれている 「ダイニングテーブル」 一般的な計画要素 食事に必要な 500×250mm の部 分的平面とモノを追加できる棚
安心感と、
自身の身体に合わせ
□インタビュー 「もう、若い時から。ほんであの
てね、ほんでここに鍵があって、
ズボンなんかもね、自分で縫いま
わ。」
開けたら出られるんです。
す。あの私は洋裁学校行ってまし
出口だけはちゃんとあります。
たから。」
らね、私ベッドに
んで、もう枕の上
ぐ眠ります。」
配置
ぬいぐるみが密
トイレ
□インタビュー 「ここは入り口出口になってまし
ばっかりです。も
てね、ほんでも
椅子
洋服棚
窓 と
カーテン
ー
兎年でした。せ
no photo
そっちへ逃げれます。」 「カーテンは閉めたまま、こっち
「あの、色んな型紙持ってますか らね、パジャマとかね、ズボンと
□インタビュー
□インタビュー
「いつもここへ座ってテレビを見 てるんです。好きなテレビをね、 見てます。」
発現なし(室外の為)
「ここにいたら全部よく見えるで しょ。」 「ほんで昼はここ、自分で食べま
側。なんかいっぱい吊ってるから
か、縫うてましたけど。まぁ今はー
す。」
ね。外見ることもないですね。」
あきまへんで、年がいったら」
□現場のモノ配置
□現場のモノ配置
・部屋の中央に配置
・右側の窓までは動線が確保され
・足元に飾り物が広がっており、
・部屋のモノが全て目に入る
□現場のモノ配置
□提案できるモノ配置 ・完全な個室空間になりうるとい うこと ・「モノを追加+狭くする」行為に よる安心できる空間作り ・メインの居室からは離れた位置
ョンが多い
ている
手を伸ばさなければ服が取れない
・室内動線の分岐点に配置
ノの配置で寝て
・左側のカーテンには飾り物多数
・取りやすいように表出している
・椅子に座って行われる行為が多
で常に閉じたまま
服も多い
い為、他のモノとの距離感も近い
□N さんと
□N さんと「洋服棚」
□N さんと「椅子」
□N さんと「トイレ」
手を伸ばせる範囲に配置
住まいの居場所かつ様々なモノと
狭く考え事が出来る場所
気に入った服ほど手に取りやすい
繋がるための拠点的な役割
用を足す以外の意味合いがこれか
分かる
ベッド」
ることで感じる
せて狭くする
「窓とカーテン」 出入口としての窓の役割と、 モノを飾りつけるためのカーテン
場所に配置
ら生まれる可能性がある空間
二
物質的モノ空間化 1/5 「神棚」 □物質的モノ空間形成ルール ・「祈る」というたった一つだけの行為の為の空間であること ・N さんの「神様に守られている」という強い思い ・小柄な N さんにしか入れない小さな空間
「生活空間から独立した最も個別性の高いモノ空間」
神様と一対一
円筒状の狭く窮屈だが、上から光の落ちる祈りのモノ空間
1:40
「仏壇」 □物質的モノ空間形成ルール ・「祈る」という行為の為に正対できる空間であること ・お供えとして色々なモノが集まる空間であること ・外枠は仮設、大切なのは中の仏具
「収束し向き合う祈りの場」
仮設仏壇に集まるお供え
常座と接続しつつ、ある一定の空間を作り先祖と正対し向き合う場を作る
StPL 9mm 曲げ加工
1:40
二
物質的モノ空間化 2/5 「テレビ」 □物質的モノ空間形成ルール ・N さんは 1 日で「テレビ」を見ている時間が長い ・テレビが椅子からよく見えること ・椅子とテレビの間にモノは置かない
「テレビが見やすい空間を可視化」
テレビ視認空間の担保
境界にモノを置く棚を作り、経年的にテレビ鑑賞のベストスポットが明確化
Fix 窓:すりガラス 5mm
1:40
「ダイニングテーブル」 □物質的モノ空間形成ルール ・必要なのはやかんと湯飲みと昼食が置けるだけの水平面 ・それ以外は使われないが立ち入れないスペース ・お湯を沸かすため唯一室外であるキッチンとを行き来する行為が行われる
「モノを付加させて意味合いを重ねていく」
部分的ダイニングテーブル 1:40
二
物質的モノ空間化 3/5 「窓とカーテン」 物質的モノ空間形成ルール ・右側の窓は非常口として動線確保 ・左側のカーテンに飾り物が集中 ・換気や採光の為に開け閉めはしない
「窓とカーテンのシュルレアリスム」 窓はドアに、カーテンはキャンバスに、全く異なる用途のモノ空間に変換
非常口窓とキャンバスカーテン
帆布 コルクボード
1:40
「洋服棚」 物質的モノ空間形成ルール ・N さんの手の届く範囲(650~700mm)に洋服があること ・手が届けば近くにいけなくてもよい ・取りやすい位置によく着る洋服が集まる
「取りやすさが愛着のバロメーター」
身体洋服棚
身体寸法によるモノ空間 時が経つにつれ愛着によってモノの配置が変わる
5
67
1:40
二
物質的モノ空間化 4/5 「ベッド」 □物質的モノ空間形成ルール ・ベッド周りはモノが多く、安心感が集まる空間 ・枕元にはうさぎのぬいぐるみ、兎年だった夫に包まれる空間 ・小柄な N さんの体型に沿って必要なスペースが変わる
「周りのモノと接続していく下地の役割」
モノと一体化するベッド
飾り物の一部のように周囲にシーツを貼り付け、体も心も包まれる空間に
ポリエステル布地 2way ストレッチ
1:40
「椅子」 □物質的モノ空間形成ルール ・最も長い時間を過ごす、住居の中心となる常座空間 ・各モノ空間へと広がっていくための空間 ・動線の分岐点上に位置
「椅子から始まる一日」
常座椅子からの空間接続
周囲のモノ空間によって、椅子の上の吊り天井のレベルが変わっていく
パンチングメタル t=1.0mm 曲げ加工
1:40
二
物質的モノ空間化 5/5 「トイレ」 □物質的モノ空間形成ルール ・現在は居室外の共用部分のスペース ・唯一完全な個室空間 ・N さんの日々モノを追加し空間を狭くする行為が、安心感に繋がっている
「心に寄り添う可変的モノ空間」
トイレの包容力
追加するモノによって空間が形を変え狭くなるモノ空間
中空ポリカーボネート板
パンチングメタル t=0.5mm
1:40
物質的モノ空間の集積
三
場所的モノ空間の整理
テレビ 近すぎると目が痛い、 遠すぎると見えない、 現在の距離が N さんの一番テレビが見 やすい距離。
ダイニングテーブル
20
現在椅子との間に距離があるため、少
18
し引き寄せて常座の一部になるように
1500
して、活動の幅を広げる。 料理はせず、昼食のパンと果物を切る ことだけは自身で行うため、冷蔵庫は
1000
足元に設置。
675
窓・カーテン 窓は不必要な部分を縮小 動線として分かりやすく軸が通る 配置に移動。
ベッド
ト
ベッドそのものの位置に意味合いは無
現在
いが、N さんの動線ルールを考慮した
常座
モノ配置により、横にずらして動線軸
新し
をより明確に。
神棚 神様と 1 対 1 になる空間であり、 現在隣り合うモノによって動線が狭め られているので、心理的な距離は実際 より遠く、個別に座を形成している。
仏壇 現在の距離感から、ある程度常座から近 い必要がありつつ、きちんと正対するス ペースを取るため、N さん一人分の距離 を離した。 また神棚との動線を明確にするため、時 計回りに少し移動
洋服棚 生活における機能的なモノ空間。 3000
000
800
本人からに発話が無かったため、現在
と同じ距離感。
0
トイレ
在は共用空間に設置されているため、
座からは離して配置。
しく座となる可能性が生まれる。
キッチン 現在は共用空間に設置されているが、 ダイニングテーブルと行き来する習慣 があるため、距離を離して室内と外部 とを大きく接続させる。
Bʼ 神棚
ダイニングテーブル 900
テレビ
18
00
500
250
GL+300mm
GL+150mm
▷
900
1800
900
A
窓とカーテン
1085
1085
9 4720
z
B
ベ
仏壇
▼
950
ベッド
150
0
45
410
洋服棚
5
4075
1290
67
1390
GL+100mm
Aʼ
1825
GL+200mm
800
200 100
椅子
1600
トイレ
平面図 1:30
□モノ空間仕様書 神棚 壁 コンクリート打ち放し
ダイニングテーブル 天板 シナ無垢
漆喰塗
フレーム St φ=
床 モルタル金ゴテ押え t=100mm 窓 丸窓 fix タイプ
窓とカーテン 窓 fix 窓 6
棚 ヒノキ板 t=20mm
キャンバス 木枠
コルクボ 仏壇 壁 StPL t=9mm
帆布
床 モルタル金ゴテ仕上げ t=100mm 棚 シナ合板 t=20mm
洋服棚 壁 コンクリー 天井 漆喰塗
テレビ 壁 コンクリート打ち放し
床 モルタル金
天井 漆喰塗
棚 シナ合板
棚 シナ合板 t=30mm
StPL
窓 すりガラス fix タイプ t=5mm
ガルバリウム鋼板 0.4mm AS ルーフィング 構造用合板 12mm
1450
2000
1900
中空ポリカーボネ
2300
2675
925
5900
A-Aʼ 断面図
垢材 t=30mm
ベッド ベッド 木枠
=10mm
綿 タオル生地
600×600mm
カバー ポリエステル布地 2way ストレッチ
ボード t=10mm
椅子 柱 St 75×75mm 天井 パンチングメタル t=1.2mm
ート打ち放し
トイレ 壁 コンクリート打ち放し PB t=10mm
金ゴテ押え t=100mm
床 モルタル金ゴテ押え t=100mm
t=30mm
天井 パンチングメタル t=0.5mm 側窓 突き出し窓 300×300mm 天窓 中空ポリカーボネート板 t=10mm
外壁:石灰モルタル塗
150
最高高さ
1500 天井:パンチングメタル t=1.2mm
スタイロフォーム
4010
内壁:曲げ合板 t=5mm
500
160
165 95
150
580
ネート板 10mm
515
200
床:モルタル金ゴテ押え t=100mm
図 1:40
2600
300 885
2265
1900
構造用合板 12mm
▼1FL
2145 4745
B-Bʼ 断面図 1:40
神棚
窓
ベッド
神棚は少し離れた位置に 神様と 1 対 1 になれる 上方向に抜ける空間
体を包み込むようなベッド 眠る時も安心感に満たされる
飾り物を自由に
ベッドカバー
洋服棚
テレビ
窓とカーテン
ダイニングテーブル 仏壇
椅子
テレビは見やすい位置に 椅子から好きな番組を見る 椅子により近い位置に
取りやすい棚には お気に入りの洋服を 届きにくい棚には 飾り物が置かれてゆく
お茶と軽食が取れるだけの水平面
に追加できるキャンバス
ーへと連続し続いてゆく
毎日お供えを欠かさない N さんの為に、仏壇前に ゆとり空間を
全てのモノが見える位置に椅子を配置 吊り天井が緩やかに空間を包む
展開図 1:50
▽模型全体写真
△模型内観写真①
△模型内観写真②
△トイレのモノ空間
△仏壇のモノ空間