Architecture portfolio for Y-GSA(2018-2022)

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PORTFOLIO Chen Yuze

チン  りタク

陳 宇柀

1998      日本で生たれる 1998      䞭囜に垰囜 1998~2006   䞭囜犏建省泉州、厊門 2007~       日本で生掻 2018~2022    暪浜囜立倧孊郜垂科孊郚建築孊科

2022.03~       SANNA        アルバむト

2022.04~       南俊光建築蚭蚈事務所  アルバむト

2019.05~2022.02    竹䞭工務店  アルバむト

2020.06~2021.03    岡安泉照明蚭蚈事務所  アルバむト

郜垂ずは小さな建築の集積であり、

私は建築を通じお、郜垂を様々な人が平等に、そしお居堎所を持おるような堎所にしたい。

なぜそのような状況を目指すのかは自分のアむデンティティヌに起因するず考えたす。

昔のガラガラ济堎のように緩やかに人々を包む建築はそのような力を持っおいるず信じ、課題に取 り組んできたした。

建築αによっお、 埓来の機胜的な建築に流れのある空間を差し蟌み、それらを媒介ずしお人々が建築の空間の䞭で自 分の居堎所を持ち぀぀、緩やかに繋がる建築を目指したす。

αを呚蟺の環境から抜出するこずで、そのような建築はそれ自䜓も矎しくなりうるず考えたす。

1 神田川ナヌトピア 卒業蚭蚈

2 時間ず共に    デザむンスタゞオⅢ「新しい集合䜏宅」

3 滲み       デザむンスタゞオⅠ「私たちのキャンパスの図曞通」

4 カタドリ暮らし  日新工業建築蚭蚈競技「人間の家」

優秀賞受賞
䞀等賞受賞

神田川ナヌトピア

卒業蚭蚈 2022

いい郜垂的状況ずは みんなが平等に、お互いを気にするこずはない

が、立堎や囜籍関係の隔たりがなくなっおいる状況であるず私は考え る。

郜垂の䞭においお、そのような状況を達成できるのは建築ずその呚り の環境が神田川には䜕かそのような状況を成し遂げるものを感じた。

今は郜垂から芋攟され、ただの氎の流れになっおいるが、これを人々 の生掻に近づけおみる。

河岞

広堎の遷移

郜垂で生きる悊びずは

今の郜垂空間には少し圧迫感や疎倖

感を感じる。

広堎でなされおいた掻動が建物内に入り、 斜蚭になる。人が入れなくなる

珟代瀟䌚の䞭で広堎ぞ向かう欲求

郜垂のスプロヌル

広堎でなされる郜垂掻動

人が掻動しおいる様子をみる

人ず話す、議論する 歌や芞など自分自身を衚珟する

叀代では、人々は郜垂の広堎においお、様々な掻動をし、 広堎を通じお郜垂に生きる悊びを受容しおいた。

瀟䌚的孀立 第の居堎所

生掻甚氎ずしお垂民に芪したれおいた。

河岞空間の倉化

高霢化 少子化瀟䌚

しかし、珟代瀟䌚においお様々な問題が生たれおきた。 そのような問題によっおも広堎的なスペヌスを芋盎すベ クトルは匷くなるはずである。

これからの瀟䌚に必芁な広堎

斜蚭化した建物の䞀郚を街に開攟し、それらを広堎から始たる空 間で包み蟌む。その䞭では様々な盞互関係が生たれる。

建物

明治に入り、物流の氎運利甚が盛んになり、川沿いには河 岞が倚く蚭立された。これらの河岞では、宿屋や食事凊、 芝居小屋など倚くの公共機胜が集たっおいた。

広堎を媒介ずした空間

死ずコミュニティヌ 広堎

建物内においお、倖郚に開かれた郚分

しかし、これたた経枈化を優先した結果、そのような 堎所は消えおいく。今残っおいるのは、垂盎堀防ず土 地の利益を優先し、川に背を向けたビルたちである。

再び、郜垂の䞭の広堎ずなっおいく。

貎重な広堎であった河岞も資本䞻矩や効率重芖瀟䌚の䞭で消えおいく。

垂民ず近い所にあった。 護岞が成立する。

川を気にしないビルに埋め尜 くされ、぀いに忘れられる。

2. 川・河岞
日本においお、川は広堎ずしおの圹割を果たしおきた。
1590
1960 1870 20XX
神田川
1. Background
いい郜垂的状況ヌ色々な人が 平等に、お互いを気にするこず ない状態で、同じ堎を共有しな がらその堎に居るこずができる 郜垂が豊かな郜垂である。
広堎
掻動の斜蚭化

秋葉原ず神田駅の間に䜍眮し、様々な人が通る 堎所であるこの敷地には譊察眲、雑居ビル、オ フィスビルなどのプログラムがある。たた、神田 ふれあい橋ずいう歩道橋やホテルのテラスカフ ェ、芪氎広堎、防灜船着堎など、川ず接する芁玠 が他地域より芋受けられた。

たた、ふれあい橋の䞋に神田川唯䞀の定期船 であるゎミ運搬船の䞭継地点が䜍眮しおいる。

河岞ず共に発展し、匷力な団結力があったが、今は建物の䞭に閉じられた。

朚材商人街で あったが、その 発展を支えたの は神田川の舟運 ず河岞であった。

川の芁玠の抜出

関東倧震灜時に は匷い団結力を 持っお消火掻動 を行い、唯䞀被 害を免れた。

川に珟れる掻動は画䞀ではなく、倚様である。

掻動は もはや 川を向 いおい ない。

①傟きによる連垯感 ②氎が入っお来るこずによる自然のリズム→ 防灜意識

①広堎的圹割をはたす。 ②高床や玍涌床が珟れる。 ②地域の人々の散歩の道ずなる。

①か぀お、神田川にもアナなどの魚がいた。 ②氎鳥は今やコンクリヌト護岞の䞊に降りるしかない。 ②氎草などは氎を綺麗にする。

①船は普段ず違う速床、芖点で街を眺める事を可胜にする。

①川をわたるには橋が必芁であるが、それゆえに もっずも簡単な操䜜で呚蟺に様々な掻動が生たれる。 ②地域の人の亀通手段ずなりうる。 ②灜害時には船は貎重な道具ずなる。

4.
なだらかな地圢
自然ず近づく 船などの掻動を感じる 橋
ひらけおいる颚通しのよさ
3.敷地 䜐久間町 川 に 向 か う 二 組 の ベ ン チ 、 こ こ か ら èš­ 蚈 が 始 た っ た 。
䞇䞖橋
川に開かれた旧䞇䞖橋駅

川の芁玠を建築に転換し、それらを媒介ずしお郜垂を開いおいく。

川に向く壁面にはのっぺりした壁ではなく、衚情あるファサヌドが珟れる。

4.
なだらかな階段 立面図 1/700
建築ぞの展開
スロヌプ 吹き抜け・倧空間 フォリヌずしおの柱・壁 氎溜り 桟橋・船着堎 展開ダむアグラム

広堎的ボむドを建築を解䜓しながら、匕き蟌む。

この垯状の流れは過密

郜垂に倱われた新たな

広堎を持ち蟌み、人々

に居堎所を提䟛するず

共に、建物内の掻動や、

薄れおいた地域のコ

ミュニティヌを緩やか

に繋げる。

空間ダむアグラム

Master plan

階段の挿入

階段などの瞊動線コアによる支え

柱の挿入

トラス構造の挿入

建物の 間

吹き抜け

階段の居堎所化

トラス構造 柱スパンの倉化に よる空間の違い 均質なグリッド

空間ダむアグラム

bbʌ断面 aaʌ断面 駅からホテ ル ラ ã‚Š ン ã‚ž に 向 か う 動 線 昌 䌑 み 埌にオフィス前に向かう 地域䜏民の犬の散歩 川に匵り出すステヌゞ 橋䞋広堎 開攟的な倧空間 建物内ぞず䌞びる吹き抜け 防灜甚船着堎 ゎミ運搬船䞭継所 垂圹所ず 地元の本屋を開く 和泉橋 䞇䞖橋 秋葉原譊察眲 非垞階段ず接し、屋䞊たで続く 鉄道高架 1/700 master plan AP+5.5m AP+1.0m 平均氎䜍 AP+4.0m □敷地内でのプログラム Multi use Police Office Office Rental Plaza Rail bridge Office Rental Hotel Stairs Office City hall Book store Plaza in the city Kanda River
Concept
敷地内のビル矀は前述した建築芁玠を元に解䜓され、地域及びビル内の人々が緩やかに䜜甚し合う。
解䜓ダむアグラム 構造ダむアグラム

地域及びビル間の亀流を促す。

地域の人、及び近くのオフィス街 ぞの出匵の人、秋葉原駅を利甚す る人など様々な動線がある。

吹き抜け、及び小階段 でなだらかに繋がれる

DN 2F 1/500 aaʌ断面    ホテル棟の枛築。

ホテル䞭の掻動がテラス䞊に滲み出る。

ゎミ運搬船

川ぞの芖線

ホテルラりンゞ

察岞ず船の亀通ぞの芖線

ステヌゞ

階段ず街䞭に向けられる芖線

ex) ランゞ、カフェ、䌑憩堎、船着堎、ステヌゞ   1.5F 1/200

UP Hotel
町ずの
接 続
ホテル䞋からの眺め

道は開かれたビルず川の狭間に たた続いおゆく。

元々はここは狭い店が䞊んでいたが、 広堎ずするこずにより垂民の掻動の堎が 増える

道より広堎に接続する階段は腰などを䌑める 堎所、広堎の掻動を眺める堎所ずなる。

パヌス

鉄道橋䞋の枛築。少しばかり䞭心的な圹割をはたす。 ex) 倧階段、運動堎、ステヌゞ、裏劇堎。

階段ず街䞭に向けられる芖線

Plaza
連続する道 川ぞの芖線 裏劇堎 橋脚
橋䞋広堎
広堎を暪切っお街に再び出る。
ごみ運搬船
再び䜐久間町内䌚の亀流を促す。

閉じおいるオフィス内郚は倖 郚に少し開かれたものずなる。

オフィス内郚からはスラブ 䞊や川の掻動を芋える。

bbÊŒ 断面     オフィス棟の枛築。

オフィス䞭の掻動がテラス䞊に滲み出る。 ex) 瀟食やミヌティングスペヌス、䌑憩堎

2F 1/500 1F 1/200 Office UP 階段ず街䞭に向けられる芖線 瀟内広堎 察岞ビル裏 屋圢船 川ぞの芖線 瀟倖食堂 満ち朮
ある日の通勀の動線
仕事する前に川でリフレッシュ
地域及びビル間の亀流を促す。

Activities caused by the slab and voids

船の掻動を匕き受ける。

このスラブ䞊では、船の乗船や 䞋船、たた、川の掻動を匕き 受けるこずが可胜になる。

様々な芖点堎が生たれる。

ビルの枛築によっお、様々な高さに おいお眺望が開ける。

このこずによっお、 みる・芋られる関係が 倚様な高床においお実珟される。

様々な動線が可胜になり、川・街ずの接続が気軜になる。

今たで、川ず街を隔おおいたビルの枛築により 人々の動線はこの敷地においお倚様なものずな たた、それは街の動線も倉化するこずを意味す 䞀番の近道を取るこずが可胜になったりする。

灜害拠点

灜害時においおは、 氎運の拠点ずなり、 たた、それに接続される ホテルやオフィスはそのたた 避難所ずなる。

ビルのファサ ドも 環境に釣られお、 川を取り蟌むようにし お 倉化しおいく。

ビルの枛築、地面の操䜜により川を流れおいた颚 が垂街地やビル内に入るようになる。 これは日光も同様である。 この結果、今たでのビル内の掻動環境も改善される。

A E D B F C
これらアクティビティヌは時間ず共に地域の景色になっおいく。
ビルのファサヌドの倉化
颚ず光を取り蟌む
オフィスからの眺め 神田川は流れゆく䞭で広堎・呚蟺の建物を巻き蟌み、 人々の生掻に溶け蟌んでゆく。

流れゆく共同䜓

我々にずっおの時間ずは䜕か。

人々は違う時間軞の䞭で生きおいる。

郜垂も違う時間軞の䞭で存圚しおいる。

その時間軞が重なり合う所に建築はでき、 錯綜する時間軞の䞭で郜垂生掻者に少し でも居堎所や心の拠り所を䞎える。

「新しい集合䜏宅」 2020 廊䞋 優秀賞
䞉幎前期デザむンスタゞオⅢ

.防火垯建築の時間

防火垯建築はその名の通り、防火・延焌などを防ぐために戊埌日本で蚈画された。しかし、暪浜関内では米軍の段階的な接収 解陀などによりたずたった「面的」な防火建築垯の蚈画が困難であった。戊埌の埩興事業ずしおの倧きな流れずしお出珟した 防火垯建築が圓時の姿のたた珟代郜垂に残っおいる事は倧倉䟡倀のある事だ。

吉田町の時間

吉田町は東海道が町を暪断しおおり、開枯圓時では吉田橋に近い通りは商店、芝居小屋、料理屋やその他の商売の堎所ずしお 魅力のある堎所であった。その䞭でも「吉田町通り」は「䌊勢厎通り」ず同じく劇堎通りずしお栄えおいた。䜕床ずなく倩灜 や戊争で砎壊され、その郜床垞に再建された。町内の建物も様々な幎代に建おられたものが倚く、吉田町は色々な時間が存圚 しおいる。

珟代郜垂においお、人々の掻動は益々䞍安定なものになっおいる。か぀おであれば、郊倖の䞀軒家に䜏むこずで「双六䞊がり」

などず蚀われおいたように決たったラむフスタむルがあったが、それが倉わったからだ。倉動するラむフスタむルにより、郜 垂に䜏む人の定䜏時間は倚皮倚様になっおいる。

50 m 1/1000 ~49 50~59 60~69 70~79 80~89 90~99 00~09 10~20 暹朚60~69)
居䜏者の時間
SITE
敷地リサヌチ 䞉぀の時間軞を持぀建築。

街の防火性から垯状ぞず なっおいた。

Concept

戊埌、倚くの劎働者が倧郜 䌚に流れ蟌み、䜏宅需芁が 跳ね䞊がった。

様々な人、コミュニティヌの時間が亀差する立䜓路地

吉田町においお、様々な流れゆく時間が亀差しおいる。その亀差し おいる所に䜍眮する防火垯建築には「コモンズ」があり、そこに珟 代を生きる人々は居堎所を芋぀けるこずができるのではないかず考 えた。

しかし、珟状ではでは間取りや建築圢匏が固定的であるため、倉動 する時間の流れの䞭でラむフスタむルを持っおいる郜垂生掻者 のために、建物をリノベヌションし、流れゆく新しい「コモンズ」 を蚭蚈する。

防火垯建築は䞀生の䞭での特別な経隓ずなる。

建蚭圓初から、コンクリヌ トブロックなどの材料で壁 を䜜り、倉化に備おいた。

それそれの時間軞を持぀人

防火垯建築はその土地管理 や暩利の関係䞊、䜏民たち が協力しあったり、お互い を意識しおいた。

流れゆく廊䞋・路地の䞭でそれぞれの時間軞が亀差する。

様々な存圚意矩を存圚を持぀建築。
吉田町防火垯建築 垯 郜垂生掻者ぞの䟛絊 可倉性
共同䜓

Diagram

街から道がそのたた入り蟌み、溜たり堎を䜜る。

今たでの防火垯建築は、裏・衚がはっきりしおおり、たた内 偎に閉じこもっおいた。その長さの故に街倧通りず裏偎 の小道を隔おおいた。

しかし珟圚、この防火垯建築の圧迫感を消し、街ゆく人ず 居䜏者、防火垯建築ず呚囲の街をゆるやかに繋ぎ、この歎 史的建造物を垂民の生掻や日々の時間軞の䞭にさりげな く眮くこずが求められる。

そのため、䞀階・二階郚分のリノベヌションでは芖芚的・動 線的な繋がりをできるだけ意識しおいる。

街から通り抜ける動線 今たでの防火垯建築では垯であるが故に 街区を通り抜けないものずなっおいた。

再び豊かな通りぞ 昔は賑わっおいた倧通りだが、珟圚は鉄道開通などにより掻気がなくなっおいる。 防火垯建築の内郚動線が掻性化するこずで、もう䞀床賑わっおいく。

犏富西公園 倧岡川 犏富町
吉田町倧通り
House House House house store store store house house store plaza plaza store store house store store house plaza □敷地内のプログラム

How to change?

昔の防火垯建築は通りを歩き、階段を登っお倧倉長い半屋倖の廊 䞋を通っお家に着くず蚀うこずが繰り返されおいた。

その廊䞋では䜏民のシャンプヌの匂いがしたり、窓からかすかに 溢れる光によっおのみ他䜏民の存圚を感じおいた。

この蚘憶を留めながら廊䞋を立䜓路地にし、生掻が混ざり合うよ うに蚭蚈した。

E/V E/V Site pan and 1F plan Old plan New plan
通りぬけ 通りぬけ 通りぬけ 老舗粟肉店ぞず向かう 2階ぞず向かう 吉田町倧通り 犏富西公園 野毛 関内 1/600

ピロティ空間を暪切る通路

建物の䞭の掻動ず倖郚空間が亀わる

各局を立䜓路地が貫き、居堎所が圢成されおゆく。

階段裏劇堎

地域䜏民がギャラリヌの準備に䜿甚したり、小さな催しに利甚する。

党局を貫く吹き抜け 公園に開かれたカフェ

2F plan

䞊䞋階を繋ぐ吹き抜け

䜏民の気配を感じるこずができる。

ギャラリヌず屋䞊を繋ぐ倧階段

3F plan

4F plan

屋䞊倩窓 䞋にあるギャラリヌ、倧空間の採光を考えお倩窓を蚭ける。 ここから䞭の掻動を垣間芋るこずもできる。

屋䞊公園 今たで掻甚されおいなかった屋䞊を街の人に開き、みんなの空間ずしお䜿う

RF plan

棟を繋ぐ屋根 屋䞊空間を歩けるようにし、たた防火垯建築の垯ずしおの 性栌を感じさせる。 RF

E/V E/V E/V E/V E/V E/V E/V E/V
Floor plan 1/600

The difference of the flow experience

before after

防火垯建築は連続的な䜓隓をもっお、街の䞀郚ずなっおいく。

叀いプランでは同じ颚景が続くだけであったが、リノベヌション埌は廊䞋ヌ路地空間ヌを経お、様々な颚景を䜓隓する。

廊䞋の途䞭に突劂珟れる溜たり堎 䜏民同士が談話をしたり、たた䜏民が開 く音楜教宀が開催される

原颚景 人々は立䜓廊䞋の存圚を感じるこずがで きる。

䜏民が䜿わないキッチン 䜏民が頻繁に䜿わないキッチンを郚屋の 倖に出しおいるこずで、この堎は共同キッ チンずなる。このように、立䜓廊䞋の圹 割は䜏民によっお巊右される。

階段廊䞋 平面的な繋がりだけではなく、立䜓的な 繋がりを付加させ、䞊䞋の階の人の気配 を感じる。

狭い廊䞋ず䞀面の窓

防火垯建築の䞭にいながら、街を感じる こずができる。このこずは防火垯建築の 䟡倀を再認識する。

公園廊䞋 この倧空間は過密郜垂の䞭においお、 貎重な広堎、オアシスずなる。珟代 の防火垯建築はそのような圹割をも 持぀べきである。

異なる芖点から街ず建築を芋る

街ぞず攟り出された立䜓廊䞋は郜垂 の䞀郚ずなり、自分たちが䜏んでい

る街を再認識する。たた、防火垯建 築の街の䞭での芋え方も倉わる。

ゲリラ講矩 優しい瀟䌚人が倧孊生にパ゜コンの䜿い 方を教えおいる。

防火垯䌁画展 立䜓廊䞋は突劂ずしお、䜏民や街ゆく人 の衚珟の堎ずなるこずがある。ここでは 防火垯建築にお知り合った芞術倧孊生ず 画家が個展を開いおいる。

賑やかな所ず静かな所が緩やかに繋がる

少し静けたこの堎所は䜏民にプラむバシヌを䞎 える。たた、バルコニヌから公園を眺められる。

自然を感じる廊䞋 倖の空気や自然を感じられる半屋倖。

The future of the building

宀 から出お廊䞋を通しお郚屋に入 る 流れである。党宀倖の廊䞋が路 地 の延長ずされ、動線が単玔で空 間 的倉化が芋られない。

既存の壁や蚭備などの䞭、蚘 憶 を思い浮かべるものにピラル キ ヌをおいお残す

長期滞圚䞖垯は子䟛が成長しお 子どもだけの郚屋が必芁になる  䞭期滞圚の人が出お短期滞圚 甹 の郚屋ができる

新しい壁や蚭備などを入れお 新 しい路地を䜜り、䜏民たちのコ ミ ュニケヌションの空間を䜜る

長期滞圚䞖垯の子共が倧人に な っお郚屋が䜙り、短期の郚屋ず し お倉わる

䞭期滞圚の人たちが出お長期 滞 圚の人や短期滞圚甚の郚屋たた は 䜏民のアトリ゚や店ずしお倉わる

1/500 立面図
元々の時間を残す 新しい時間を入れる
6ヶ月埌 3幎埌 幎埌 短期滞圚の人たちが出お 䞭期滞圚の人が入る
元々の建築は片廊䞋匏で階段

4: 廊䞋

5: 廊䞋より溜たり堎をみる

6: 階段より、倧空間を望む

7: 街路より芗く

1: 屋䞊では今たで掻甚されおいなかったスペヌスが生かされ、䜏民及び街をゆく人々の亀流の堎ずなる

2: 建物内を路地・廊䞋はここで倧空間に代わり、たたり堎が様々な高さにお圢成される。

3: 吉田町で働く人が仕事終わりに蚪れたり、この防火垯建築に䜏むアヌティストが自分の䜜品を発衚する。

倉わりゆく立䜓路地ず壁によっお、絶えるこずなく倉化しおいく

吉田町防火垯建築ず䜏居者たちの生掻・コミュニティヌはその存圚を消されるこずなく
1/500 立面図       

a:「今日どこの図曞通にいく」

b:「俺はメむンストリヌトの方行こうかなあ。」

c:「私は裏の方行くよ」

「あ、その前に建築孊棟の方で本借りるかも。」

a:「了解じゃあずで垰る時野音で集合で」

䞭倮広堎 道
䞉幎埌期デザむンスタゞオⅠ 「私たちのキャンパスの図曞通」 2020
滲み

.ゎルフ堎の改修による豊かな地圢

暪浜囜立倧孊の敷地は元々保土ヶ谷カントリヌ倶楜郚のゎルフ堎であった。

そのために、ゎルフ堎の起䌏ある地圢が継承されおいる。孊生はこの豊かな 地圢を身䜓的な䜓隓ずしお獲埗しおる。

.メむンストリヌトを䞻軞ずするキャンパスデザむン

「増築」ず「改修」による建物の倉化

これたでにいく぀ものキャンパスデザむンのフェヌズを経おいるが、それらは抂 ねメむンストリヌトに向けお、建物内の掻動の滲み出しを目的ずした既存の建物 の増築・改築であるず感じる。

.「野音」 䞭倮野倖音楜堂

このメむンストリヌトから少し脇にそれたすり鉢状の広堎は孊生の孊内生掻の リズムに倧きく組み蟌たれおいる。

矀造圢ずしおの怍生ず建造物

キャンパス内においおは、宮脇方匏の森林蚭蚈により蚈画された怍生の䞭に、 ある䞀定の様盞を持った建築物矀が散圚しおいる。

Research about Site Research about Library

図曞通は時代ず共にその圹割を倉化させおきた。これからの図曞通はどのような堎になっおいくのだろうか

䞊流階局のみに開かれ、本 を保管するためだけの堎所

倧衆に開かれ、閲芧機胜も 付加した堎所

閲芧・保存の機胜以倖に様々な公共 機胜が入っおくるようになった。

そのような倚様な機胜が建物内だけに 閉じ蟌められるのではなく、呚蟺環境 ぞず掻動が滲み出る図曞通



Concept

・回廊状の空間では、図曞通の䞭の掻動 ず野音などでの掻動が盞互に混ざり合う 堎所である。

たた建物間を緩やかに繋ぐ空間でもある。

・メむンストリヌト、 たたは野音からの人の 流れ を匕き蟌む。 ・スラブの重なりずズ レにより、 ・所々に地圢を生かし たオヌプンスペヌスを 蚈画する。

図曞通→野音 ・今たで図曞通の建物内で行われおきた 掻動、䟋えば本を読む、本を探す、勉匷 するずいう行為は野音などの庭での掻動 を感じながら行われる。 たた、その掻動は時ずしお野音にはみ出 す。

野音→図曞通

・今たで野音で行われおきた掻動、䟋え ば友達ず䞀緒に匁圓を食べる、サヌクル 掻動をするずいう行為は回廊の屋根の䞋 で行われたり、図曞通ずいう倧孊の知を 感じながら行われる。

野音の裏偎に䜍眮するこの建物はその堎 所に元々あった静けさを利甚し、より知 ず向き合える堎所ずした。

息抜きに野音ぞ連続したテラスで野音 庭の掻動を感じるこずができる。

ここでの庭の定矩は 䞋蚘の通りである。

・野倖音楜堂 ・メむンストリヌト ・図曞通敷地内の散圚 するオヌプンスペヌ ス

図曞通はもはや本を所蔵する堎所だけではない。

人々が知を探怜し、分かち合う堎。

その䞭でも䞀人で向き合う人やグルヌプで向き合う人双方を蚱容する堎。

倧孊内での異なる孊郚や孊科の人々が空間を共有する堎。

たた、友達ずお話をしたり、

倧孊の䞭の様々な掻動が混ざり合っおいるのである。 ぀たり、庭園のような、䞭庭にような堎所になっおいるず思う。

䞀方で、野倖音楜堂はたさしく倧孊内の庭であり、様々な孊生掻動が行われおいる。 ここで、埓来の図曞通ず庭野音を䞀䜓にし、メむンストリヌトずも緩やかに繋ぐ堎を蚭蚈する。 庭オヌプンスペヌスや溜たり堎は野音だけではなく、様々な所に矀圚するものずなる。 その庭の䞭で人々はそれぞれの居堎所を芋぀け、その掻動が庭の掻動ずしお滲み出す。

回廊 庭 衚図曞通
図曞庭園
裏図曞通
衚、裏、道、たたはその間に。

Master plan

図曞庭園は連続的な䜓隓をもっお、メむンストリヌトや野音ず䞀䜓化しおいく。

今たでハコモノであった図曞通は呚りの環境ず溶け合い、庭のような空間で知の探求や他人ずの亀流を深めおいくこずができる。

ストリヌトに寄り添う

暪囜を歩いおいるず、ストリヌトに察しお人々の溜たり堎を蚱容するよう な倧階段・フォリヌ・アゎラがある。図曞庭園もそのようなものず倧きさ は違えど同じ立堎である。

研究むノベヌション゚リアず繋がる 今たで森の奥ぞず隠れおいた研究゚リアは新たにできた動線により 孊生にずっお身近な堎所になる。

食堂ず繋がる第のストリヌト メむンストリヌト メむンストリヌト

建築孊棟が開かれる

メむンストリヌトは建築孊等内を通り、 䞀階分䞋がっお野音ず繋がる。

野音に寄り添う

散圚する溜たり堎図曞庭園は野音・メむンストリヌト等を媒介ずしお盞互に関係し合うものずなる。

野音裏ず繋がる 新たにできた動線により、野音裏のこの堎 所はもうひず぀の溜たり堎ずなる。

郜垂科孊郚号通 倧階段 経枈孊郚号通
むンフォメヌション フォリヌ 工孊郚研究棟
工孊郚研究棟
教育孊郚号通 倧階段 ③
アゎラ
アゎラ
フォリヌ
野音ず䞀䜓化した図曞通ず回廊
Diagram 道ず溜たり堎の連続的な発芋。

Plan

匕き蟌んだ道は様々な溜たり堎ぞず倉化する。

メむンストリヌト、野音から匕き蟌んだ道は途切れるこずなく、吹き抜けなどの開攟的な堎所に集たる。

裏溜たり堎 裏道に面し、萜ち着いた雰囲気の䞭勉 孊に励むこずができる堎

静かな溜たり堎 䞉局にわたる繋がりの䞭で、他人の気配を 感じながらも自らの孊びに没頭できる堎

サンクン広堎

サンクン広堎ぞず抜ける芖線

衚溜たり堎 メむンストリヌトの近くに䜍眮し、道歩く人を芋 ながら、他人の孊びにも觊れるこずができる堎

メむンストリヌトぞず抜ける芖線

ホヌル

吹き抜けぞず抜ける芖線

ホヌルず連続し、䞀䜓的な空間

開架曞架 䞭庭
階ぞず続く動線 䞭庭を突き抜け 、食堂ぞ向かう動線 1/400 F

流動的な空間

溜たり堎は吹き抜けがある端郚にあり、曞架は建物真ん䞭郚 分に集められる。

こうするこずで、利甚者は知の倉庫ずしおの倧孊図曞通を意 識し、呚囲の環境を感じ、たた本は日圓たりから守られる事 ができる。

吹き抜ける倧空間

小さな溜たり堎 吹き抜ける堎所は孊生の

小さな溜たり堎 䞭庭は方向からアクセスできる。 メむンストリヌトから少し離れた奥にあり、流れる道の䞭で 人々の憩いの堎になっおいる。

屋䞊庭園 屋根はひず繋がりの動線の終わりにある。野音ずメむンスト リヌトを異なる高さから芋られるもうひず぀の溜たり堎で ある。

迎え入れる斜面 動線は匕き蟌たれ、人々は庇ず倧階段によっお、 䞭に導かれる。階段の䞊にも掻動が生たれる。

曞庫 開架曞架 カフェ 倉庫 開架曞架 知 溜たり堎 溜たり堎 溜たり堎 平面 断面
Diagram Section 䞭庭 屋根
倧階段
1/1000 3F 1/1000 RF 1/1000 1F
Plan
テラス テラス
1/200 断面図

野音の䞀郚ずなる

叀いプランでは建築孊棟はメむンストリヌトに察しおは開かれおいたが、野音に察しお閉じおいた。蚈画埌では、メむンストリヌトから建築孊棟内を通り野音に 出る動線はひず繋がりのものずなる。たたアゎラによっお野音裏や裏道からのアプロヌチがしやすくなる。

䞭倮広堎から䞀歩入る ず、壁や本棚に囲たれ た静かな堎所が珟れる

䌁画展 建築孊科の孊生たちの暡型展瀺などがされる。 ここで興味を持った歩行者は䞋階の建築図曞 通に降り、曞物を読むこずができる。

Plan
回廊
野音ぞず抜ける芖線
䞭倮広堎野音 野音ぞず抜ける芖線 1/1000  F 建築図曞通 1/400 F

広堎ずのささやかな繋がりの䞭で知を探求する

叀いプランでは建築孊棟はメむンストリヌトに察しおは開かれおいたが、野音に察しお閉じおいた。蚈画埌では、メむンストリヌトから建築孊棟内を通り野音に 出る動線はひず繋がりのものずなる。たたアゎラによっお野音裏や裏道からのアプロヌチがしやすくなる。

野音ず回廊ぞず抜ける芖線

ここでは䞭倮広堎ず近いにもかかわらず、静かな孊びが蚱容される。

裏道ぞず抜ける芖線

裏溜たり堎 野音裏の静かな堎所を利甚しお、自らの知を探求する堎

Plan
野倖劇堎 開架曞架
開架曞架 テラス架 䞭倮広堎野音
1/1000  RF 裏図曞通 1/1000  1F 開架曞架 1/400 F

Section

このようにしお、野音は図曞通ず䞀䜓になる。様々な人が自分の奜きな堎所で過ごせる。

1/800 断面図 森の䞭に䌞びおいく野音閲芧宀

人々は道を通り、図曞通に入る。 たた、別の人々は野音を感じながら裏図曞通ぞず向かう。

こうしお、図曞庭園は倉わりゆく動線・盞互関係の䞭で日 垞生掻の䞭に溶け蟌む。

昚幎からのコロナ犍に生きる私たちは、感染拡倧防止策・感染予防が最 優先ずなる瀟䌚の䞭で、行動にさたざたな制玄がかけられおいたす。 生掻が管理される䞭で、その必芁性は理解し぀぀も抑圧状態にあるず蚀 えるでしょう。特殊な状況䞋においおは、倚様性が削がれ、問われおい たはずのさたざたな課題も圱を朜めおしたう、忘华ずいう名の淘汰が起 きおいるようにも思いたす。

ル・コルビュゞ゚が著した『人間の家』1942幎発衚、F・ド・ピ゚ヌ ルフりず共著。鹿島出版䌚、1977幎では、第二次䞖界倧戊䞭の疎開 先から、ナチスに砎壊されたパリの街をいかに再建するかずいう意欲的 な郜垂蚈画案が瀺されたした。

私たちも、このコロナ犍においお、その先にある本質的でポゞティブな 提案を考え、投げかけるこずが倧切なのではないでしょうか。

そこで、今回のテヌマを「人間の家」ずしたした。

身の回りの蚭えや、街の理想的なあり方でもよいでしょうし、制床的な 提案になるかもしれたせん。これたでの家の枠組みを倧きく超えお、幅 広く考えおみおください。

みなさんの提案をお埅ちしおいたす。

第48回日新工業建築蚭蚈競技 「人間の家」 䞀等賞
N10234 思 た な 颚 呂 が 欲 し い ず は 思 た に 座 り た い ず な そ れ ぞ れ が 思 た は ど ん ど ん 広 く な た 侖 界 も 広 く な た 人 間 お な ん だ ろ う 自 ら 考 え 、 自 ら も の を 䜜 り 出 す 家 お な ん だ ろ う 人 間 の 家 は 生 掻 の カ タ チ そ の も の 色 ず り ど り の 人 間 が い る よ う に 色 ず り ど り の 空 間 が あ る 。 ア リ が 自 分 で å·£ を 広 げ お い く よ う に ヒ ト も 自 分 で 家 を 広 げ お い け た な ら れ る の だ ろ う 。 家 の カ タ チ の カ タ チ カ タ ド リ 暮 ら し

Others, Personal works

光、音楜ず連動するむスの構想 䞭が空掞なため、音響効果が向䞊しおいる。 ボルドヌの家暡写 音楜掻動
倧桟橋ホヌル卒制展瀺䌚

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