Portfolio 2016-2024 Yuji Hirota

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Site - Shinjuku

Opened seibu-Sta. Shinjuku (eastern)

Sampling objects

system visualizing the functions -finding a design strategy ryhthm

サンプリングした構築物から「ふるまい・ 特徴となる要素・リズム」を抽出し、それ ぞれ異なる住居空間の機能とを掛け合わせ る。

これらの住拠点では、生活者はある時間帯 は「ふるまい」の役割をし、それ以外の時 間(裏拍)を生活空間として利用できる。

10 3

友達が増えた。そのうちの一人がバイトを紹介してくれた。

しかし、彼女は24h勤務だとは教えてくれなかった。大変 そうに見えた。幸運にも管理人は優しく、給料は手渡しだっ た。でも、冬は凍えてまともに作業できない。

12 25 私は、道端で最近出会い意気投合した彼女とクリスマスを 過ごした。初夜は最高の時間を過ごすために朝から働き彼 女にプレゼントを渡そうと考えた。いい雰囲気の場所を探 すのは難しかった。見つけたものの、5pmには閉まるとい う。サプライズは成功したが、外側から丸見えだとは予想 してなかった。

2 1 今日は一段と冷えていた。昨日は飲みすぎた。朝目が覚 めた時にこの箱にいることに気が付いた。でも、朝は人 が大勢通るからうるさくて寝心地は最悪だった。彼女と の別れはかなり応えた。もう隠れたい。また来年会おう。

晴れ

8 17 今日は私の誕生日。この生活を始めてから今日で100日目。 これまで苦労もあったが、楽しいこともたくさんあった。 最近、同じ生活者と友達になった。誕生日会はその人もお 祝いしてくれる予定だったから、椅子と机を収集所から回 収しに行った。

4 25 子供の声を聞きながら昔の自分を思い出していた。同期は 何してるかな。あまりの空腹で倒れそうだったので、火が 使える場所と食材を保存しておける場所を見つけに出掛け た。 晴れ

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晴れ B 6 28 今日は一日中雨だった。近頃は警察に追われ、シャワーを浴び れてない。まずは、シャワーを浴び、水を貯蓄できる新しい拠 点を探しに行った。雨が止んだ後、倉庫に向かい夕食用の食材 を調達。そして、調理場へと向かった。

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今日は秋分の日だけど特別なことは起きない。夏から 育ててきたバス停の欅が満開だったので時刻表を差し 替えるついでに向かった。そろそろ寒くなってきたし、 暖をたける拠点が欲しいな。

今日は一日中雨だった。近頃は警察に追われ、シャワーを浴びれていない。まずは、シャワーを浴び、水を貯蓄できる新しい拠点を探しに行った。

雨が止んだ後、倉庫に向かい夕食用の食材を調達。そして、調理場へと向かった。

「あれ、もう誰か入っている。でも知らない人だな、、」

「貯蔵庫には誰も入れさせないぞ!」

「調理場が見えてきたぞ。今日は何を作ろうかな~」

カラーコーンの生活

カラーコーンの可動性と色を継承し、パイプを主構 造として倉庫の拠点を設けた。既存の植栽を建ても の内に含み空間に色あいをもたせた。

可動式のパイプ

マンホール内の比較的暖かい状況を利用して 冬場にはここで長く過ごせる。十分な床と地 上からの塵やゴミを除去できる樋を設けた。

この拠点では駐車場の監視と郵便の受け渡しの場所と して住み手には給料が頂ける場所である。労働時間が 長いためかなりきついとのこと。

この拠点は、季節ごとに彩る木の移り変わりを感じな がらリラックスできる。バスの時刻表を変えたり、自 然を育て続ける必要がある場所である。

雨天のような自然の天候を生活の一部の糧と することで水を蓄える。一方で、晴天時は休 憩所として使う。

既存電柱の構造とクレーン構造で支え生活で きるスペースを確保。半透明材でおおわれて いるが外に生活が丸裸である。

交通規制のポールの機能を保持しつつ、中で 寝そべる位の空間を用意。歩行者だけでなく 車等にも規制を働かせる。

ここで寝泊りするのは次の日の廃品回収が溜 まるのをまつためである。しかし、ドアの開 け閉めを行う必要がある。

ガードレール の生活

H ceremony guardrail house ガードレールが持つ境界性を具現化し、堅く 高い囲いを設けた。その中では休憩所、パー ティー会場として拠点となる。

電柱の生活 J

電柱を肥大化させ、中を空 洞としてキッチンや火を使 う場所として設けた。RC壁 は耐火壁として使える。そ して、周りの緑地を利用し て果物や野菜を栽培する畑 として利用した。

重奏のしらべ - キャンパスに漂うリズムの再編 -

Period : Location : Members :

Role :

Awards :

Feburary - April 2019

明治大学生田キャンパス4号館

鈴木遼太/ 大川珠瑞季 / 菊池裕基 / 小本佑花子

基本設計/ドローイング

佳作 賞金5万円

日本の人口は、出生率の低下と高齢化により減少傾向にあり、情報技術の高度 化や働き方改革が進む中、社会の合理化に対する要求はさらに高まると言われ ている。このような背景から、建物ストックが新たな社会的ニーズを満たすた めの資源として活用される需要が高まっている。

大学キャンパスにおいても次の時代の新しい学びの形態に対応するためには、 新しい形式の教室や研究室が必要である。そして、大学の活力を周辺地域に戻 すことも重要である。

本プロジェクトは、既存の建物を活用しながら、新しい形態の大学と街との関 係性を考慮し、持続可能なデザインと学生や地域住民の新しい生活様式を導き 出すことを目的する。

B4 Design Competition

敷地/ 現状

入り口

小田急線

★ 敷地

正門

建築学科棟

対象建物は利用者環境に対していくつか欠点を もつ

・閉鎖的な環境は内部の認知を損なう

・建物の老朽化、50年経過

来賓用動線

よく使われる動線

・換気設備が古いため新鮮な空気を取り入れるこ とが難しい ・他校舎と切り離されているため、舎にいる生徒 と他生徒との交流関係が弱い

構造計画

屋根の形により意識的に 空間を分けてくれる

環境デザイン → → → → → Tension Tension Counterforce

Lab

Workshop

構造システム

Revegetation / Community

Eco-friendly

Greening the building envelope on the south side by hunging angles between buttrees and planters will help block out the strong sunlight and secure privacy for users.

The greening of the 135m long building will have a significant impact on the surrounding environment and contribute to improving the environment in the campus.

Community

Management of the planters will be outsourced to the Faculty of Agriculture, which is located on the same site. This will create new relationships among students from other departments.

ゾーニング 建物を分割し、共有部と専用部 を明確に分ける。

A side of entranceway
A side of main gate

周囲のリズムを変え、呼吸できるようになった建築学科棟は明治大学の門となる

M1 Studio B

THE MARK

Period :

Building Use :

Location : Supervisor :

Awards :

September - December 2021

Lift + Activity Spaces

Klis / Croatia

Prof. Davisi Bundam

1st Prize, Published in “Archives”

クロアチアのスプリットという町は海辺に面するのどかで歴史的建築物の多い 小さな街である。本課題では、北側にある100m以上のMarkenzina Gredaとい う崖に対して地域との関係性を考慮した設計が求められた。

この崖にはクライミングや山登り、トレッキングのような豊かな自然を利用し たアクティビティが多い。

私は、様々な人がクライミングを楽しめ、山頂の眺望を味わえるリフトを建設 し地域の人や来訪者の動線計画を単純明快にした。また、建物足元の緩やかな 傾斜にはランドスケープ状に小さなアクティビティスペースを建設し、山頂ま での道のりも楽しめるマスタープランを計画した。

Viewshed Analysis

A project envisions a sequential journey from Split City to the peak of Markezina Greda, harmonizing with the rich natural landscape. We introduce new circulation routes, both vertically and horizontally, integrating various activity spots that respond to the site’s unique context.

Markezina Greda
Klis Fortress
Klis Kosa

Exterior facade is composed of the reflection of traditional surrounding building material which is ridge tile. The feature of the tile shows the protection of rain by overlapped tiles and browned orange colour. Reflecting the texture through sunlight, I created translucent glass with printed texture.

Ridge Tile

M1 Design Competition

Refugees in Refugees

Period : Location :

Members :

Supervisor :

Role :

Awards :

September - December 2021

Misa Aoki / Chiaki Tamura / Ayako Mizuno / Yui Miyata / Vicky

Manuel Tardits

Design / Drawing / Modelling

Finalist Mock-up exhibition (Selected in 8 Schools)

Seoul Biennale of Architecture and Urbanism 2021は“CROSSROAADS Building the Resilient City”をテーマに掲げ、持続可能な世界の実現に貢献する様々な研 究やデザインを追求している。

本コンペでは、”Refugee”をテーマとしたパビリオンを4m×4m×6mの範囲 内に設計することが求められた。

私たちは、女性や子供たちなどいまだ社会的弱者の立場にある人たちに対して 開かれた避難所と、コアに位置する平等性を表す閉じた避難所をBox in Boxの 形で設計した。

建設の実用性が評価項目にあったことから木造を主構造とし、外壁にはプチプ チシートをカラフルで彩ったデザインとした。

While the term “refugee“ tends to erase differences between individuals, we are questioning the very essense of the meaning of refugees.

In a time when we are concerned with the protection of minorities, we can also consider that within groups of refugees there are differences between these people, even minorities, such as women, children, and the elderly or weak- refugees existing within refugees.

Our pavilion reflects this mission. Its design is based on a series of layers or limits that create a succession of protections and spaces to enhance relationships, recalling the tea pavilion which is the smallest protective and egalitarian space created by men. Within the refuge two main rooms based on multiples of tatamis sizes allow both encounters, the room of Equality, and protection, the room of Recovery.

Mizuno
Kobayashi

Righton Building 2.0

MA Architecture and Adaptive Reuse

Period :

Building Use :

Location : Supervisor :

Awards :

October - December 2023

Student Hub / Shared Studio

Manchester / Britain

Dr. Sally Stone

1st Prize

1870年建設以来、過去3回ほど用途変更が行われ、現在は美術系の学生が使う 施設となっている。学生を中心とした多くの人にとって通行の結節点となる一 角に位置し、マンチェスター大学の顔となりえる歴史深い建築である。

既存建築物が持つフォーム、プロポーション、マテリアル要素を再解釈し、現 代的な方法でデザインを施し新たなレイヤーを複層させる。

周辺校舎との関係性から学生専用のスタートアップビジネスや展示、発表する 場として、Studen Hubを主要用途とし生まれ変わらせる。

The Righton building was originally a drapers, one of the many department stores on the historic Stretford Road.

Site Analysis

Vertical Strategy

Lower Ormond Street placed between some art departments has been becoming a more popular street. Righotn will be useful as a student hub and we-work space.

Horizontal Strategy

The most notable feature of Rigiton Building is the grid structure, showing the 33 nearly equal zones. That’s the basic concept of our design.

We divide up zones into 1st floor height and 2nd floor height units using model. The analysis of the rythm from existing facade helps to determine the balance of new form.

3 different entrence porposals

Combining both vertical and horizontal strategy following the original proportion of Righton Building

Single units prototypes
Zoning
1. Entrance Hall

06

KIT

研究室の机改修プロジェクト。年代が変わるごとにメ ンバー構成員の人数が増えていることもあり、早い者 勝ちで座れなかった人は共有スペースを利用している ことが多い。

机の足で居場所が決められるのではなく、フリーアク セスにすることでこの問題解決を図った。

Period : Location :

Members : Role : April - September 2019

明治大学生田キャンパス第二校舎 A館 A1117, A1118室

構法計画(門脇耕三)研究室第7期生 基本設計/ドローイング/施工

B4 Project

Background

例年、定員数は8人程度であるため、各メンバーは自身の 座席が確保されている。しかし、私たちの代から10人に 変わり、翌年以降からはさらに人数が増加するという。

将来的な研究室の使い方を考慮し、メンバー同士のやりと りを円滑を促すフリーアクセスとし、クリエイティブな環 境を目指した。

机が足りない、、、

Concept

Construction

机の足を除去し、足元の可動域を拡げ、視界に天 板や壁側の下部構造が入らないようにする。

視覚スタディから下部構造の合板の切り 出しの奥行、角度を設定し、壁側はケー ブル見えないように少し切り出している。

天板はたわみ防止のため、鉄板を挟み込 み複層させて補強した。

「ある日の研究室」

00-1

00-2 繋ぐ

[ BA Design Studio 1 ]

Period : September- November 2016

Building Use :

住宅 Location :

生田 / 東京

Supervisor :

田村裕希

Awards :

講評会選出 学内8選

明治大学建築学科初めての設計課題 は生田キャンパスに向かう途中にあ る老舗料理屋の隣の敷地に住宅を建 設するものだった。

線路沿いの風景と北側の豊かな自然 を視覚的に繋ぐために南北方向にク ラックを作り奥行を楽しめる住宅と した。

共有空間から生まれる住まい方

[ BA Design Studio 3 ]

Period : May - July 2018

Building Use :

集合住宅

Location :

目黒 / 東京

Supervisor :

山本俊哉 Awards :

目の前を目黒川が流れるとある目黒の一角に50人規模の集合住宅を設計 する課題。住居人同士の交流を増やすことを重点に置いたため、Hubと なるシェアスペースを各階に螺旋状に配置した。一階2層吹き抜けのカ フェラウンジからは春の桜を堪能できる。

TCDC (Tokyo Creative Design Centre)

[ BA Studio 2 ]

Period :

May - July 2018

Building Use :

オフィス + 美術館 +カフェ

Location :

青山 / 東京

Supervisor :

須部恭浩(ゲスト)

Awards :

00-4 Patterns of Segregation

- Study on Bottom-Up Approach to Understand How Small Difference inIndividual Preference Influence Urban and Architectural Space -

青山、渋谷、原宿の中心地に位置し、大通りから少し外れた本敷地は、 喧噪な都会空間から少し外れた静かでありながら様々な小店舗に囲ま れ多様な人々が行きかう場所に面してる。

青山大学が近いことや土地の価値が高い本エリアに対し、スタート アップビジネスと緑と共に安らぎを得られ、都会らしくない周辺コン テクストに応じた複合施設を提案した。 00-3

Case 1 Introverted type of housing (applied segregation along X-Z axis)

[ MArch Graduation Design ]

Period : April2021- January 2012

Building Use :

Housing Complex

Location : Shibazono-cho / Saitama

Supervisor :

Junko Tamura

Awards :

ここ芝園団地では現在、中国人と日本人コミュニティの中で分断が起きている。

言語の壁や価値観の違いをなくすというソフト面の改善以外に建築デザインで お互いが住みやすい環境は築けないだろうか。

マクロの視点から分居現象を分析、また、ミクロの視点からは人の空間の嗜好 性、各人種の住戸プランを研究し、両視点を組み込んだ計画を試みる。

Chinese and Japanese

00-5

Rescaling Planning

- 建築的スケールを用いた公共空間の設計 -

[ MArch Studio C ]

Period :

May - July 2021

Building Use :

パブリックスペース

Location :

池袋 / 東京

Supervisor :

増田信吾

Awards :

コロナを経て公共空間の使われ方や価値、需要は転換期を迎えている。

本敷地である池袋サンシャインシティには無用で使われていない屋外 スペースが多々ある。その原因の一つには、閉じたファサードにより

屋外空間へ海溝はかなり限定されていることがあげられる。建築的ス ケールと商業スケールの中間的スケールを挿入するデザインによっ て、サンシャインシティを解体していく。

00-6

Urban Adaptive Reuse - The House Coexisting with Old Memory -

[ MA Adaptive Reuse ]

Period :

May - July 2024

Building Use :

Museum + Accommodation + Cafe

Location :

Shrewsbury / Britain

Supervisor : Dr. Sally Stone

Awards : -

This project focuses on the Urban Adaptive Reuse of The Rowley’s House and Mansion, highlighting the interplay between past, present, and future.

A significant finding shows the impact of the 1930s Social Cleansing, which led to the demolition of surrounding buildings. Reclaimed materials were used for Rowley’s House’s restoration, ensuring its preservation.

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