Corso tecnico EPS jp

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Technical course

テクニカル・セミナー


プログラム 1

EPS と操作

2

取り付け

3

取り付け後の調整

4

メンテナンス

5

診断

6

スペアパーツとワランティ

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2


EPS システム

製品

セクション

インフォメーションと確認事項 重要なお知らせ 危険: 注意を怠ると、作業者や近くにいる人 が怪我をする場合があります。

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インフォメーションと確認事項

ダウン シフト

アップ シフト

アップ シフト 11th REV.08

ダウン シフト

1st 4


1

EPS とその操作

2 3 4 5

• • • •

製品情報 走行中の操作 システム・コンポーネント エンド・ユーザーによる調整

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EPS システム

プロジェクト EPS エレクトロニック・パワー・シフト は カンパニョーロが設計、開発し、販売する 11 スピード 電子式ドライブトレイン・システムです。 2 バージョン が用意されています: 1. スーパーレコード EPS 2. レコード EPS REV.08

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EPS システム

走行中の操作 ハンドル・バーにある2つのエルゴパワーから伝えられた ライダーの指示は、電子システムによって受信されます。 このシステムは、いくつかの最適化されたステップを経 て、電動モーターを通じ、リア・ディレイラーとフロント・ ディレイラーを動作させる命令を出します。 同時に、電子式システムはリア・ディレイラーとフロント・ ディレイラーが正しく動作し、必要な位置まで到達してい るかを検証します。 システムは、この後に述べるその他の機能を実行します。 REV.08

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EPS システム

走行中の操作 EPS システムのコマンド・レバーは 機械式エルゴパワーと同じ 設計思想で配置され、動作します。

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レバー 1 ブレーキ レバー 2 ブレーキに沿ったレバー レバー 3 内側のレバー

2 1

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EPS システム

走行中の操作 右側エルゴパワー レバー 2

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EPS システム

走行中の操作 右側エルゴパワー レバー 3

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EPS システム

走行中の操作 右側エルゴパワー

レバー 2、またはレバー3を 押し続けると、リア・ディレイ ラーは連続して動作し、 アップシフト、ダウンシフトと も多段変速が可能です。

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EPS システム

走行中の操作 左側エルゴパワー レバー 2

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EPS システム

走行中の操作 左側エルゴパワー レバー 3

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EPS システム

走行中の操作 自動補正の例

フロント・ディレイラーの自動補正 選択されるスプロケットによって、 チェーン・ポジションを最適にするた めに、EPS フロント・ディレイラーは 位置を変更します。 これによって、今までのシステムで は難しかったチェーンのたすき掛け が可能になりました。 アップシフト、ダウンシフトとも、2回 の自動補正の動作が起こります。 REV.08

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EPS システム

走行中の操作 フロント・ディレイラー オーバーラン チェーンが大きくたすき掛けになる 場合、リア・ディレイラーのアップシ フトを助けるために、フロント・ディ レイラーはオーバーランの動きを行 います。 オーバーランは使用するスプロケッ トによって異なり、ユーザーが調整 することはできません。

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EPS システム

走行中の操作 大きなたすき掛けになる場合の、 フロント・ディレイラーのダウンシフト 大きなたすき掛けの状態で、フロン ト・ディレイラーがインナーにダウン シフトする場合、フロント・ディレイ ラーはオーバーランしません。通常 の動作の後、すぐに位置を修正し ます。

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EPS システム

走行中の操作 リア・ディレイラー オーバーラン システムは、最初の5枚のスプロケット 上をダウンシフト、アップシフトする場 合、リア・ディレイラー・オーバーランを 行います。

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4th スプロケットにダウン シフトする場合

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EPS システム

走行中の操作 EPS システム のその他のアドバンテージ: 機械式ディレイラーに比べて、格段に正確になった動作 (電気モーター・ポジション・リゾルバにより、最大の誤差 は0.05 mm) ケーブルの摩擦がないため、フロント・ディレイラー、 リア・ディレイラーの動作速度が一定であること レバーのタッチがソフトで、少ない動作でレバーを操作 できること 変速しながら、ブレーキを掛けることができること フレームのジオメトリーに制限がなくなること

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EPS システム

システム・コンポーネント EPS システムは、今までのシステムと異なり、6つのメイン・コンポーネントか ら構成され、そのうちの2つは全く新しいコンポーネントです: 右側エルゴパワー 左側エルゴパワー インターフェース パワー・ユニット フロント・ディレイラー リア・ディレイラー これらのコンポーネントはそれぞれ、他のコンポーネントと接続するための、 1本、または複数のケーブルが備えられています。 バッテリーを充電するためのバッテリー充電器と、システムを切断する マグネットが用意されています。 REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント

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EPS システム

システム・コンポーネント

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EPS システム

システム・コンポーネント 右側エルゴパワー レバー 1 ブレーキ レバー 2 大きいスプロ ケットに“アップシフト” します レバー 3 小さいスプロ ケットに “ダウンシフト” しま す。 モード・ボタン: このボタン を短く押すと、バッテリーの 充電状態を確認することが できます。

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モード・ボタン

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EPS システム

システム・コンポーネント 左側エルゴパワー レバー 1 ブレーキ レバー 2 アウター・チェー ンリングに “アップシフト” し ます。 レバー 3 インナー・チェー ンリングに “ダウンシフト” し ます。 モード・ボタン: このボタン を短く押すと、バッテリーの 充電状態を確認することが できます。 REV.08

モード・ボタン

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EPS システム

システム・コンポーネント インターフェース 主な機能:  LEDをさまざまな色に点灯させ、 ユーザーに情報を伝えます。  動作の指示 を受信します。  デジタル・ラインを通じて、パワー・ ユニットと交信します。

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EPS システム

バッテリー充電状態の確認 バッテリー充電状態は、2つあるモード・ボタンのひとつを短く押し、確認することがで きます。 グリーンLEDの点灯 100 % ~ 60 % 充電 グリーンLEDの点滅 60 % ~ 40 % 充電 イエローLEDの点灯 40 % ~ 20 % 充電 レッドLEDの点灯 20 % ~ 6 % 充電 レッドLEDの点滅 + 音によるアラーム (ブザー) 6 % から 0 % 充電 (少しずつ点滅の頻度が減っていきます) REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント パワー・ユニット 主な機能:  バッテリー・パックを内蔵し、 管理します。  リア・ディレイラーとフロント・ ディレイラーを動作させ、制御し ます。  LEDを通じて、不具合を知らせ ます。  デジタル・ラインを通じて、 インターフェースと交信します。  ブザーを鳴らします。 REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント EPSは、いくつかの電子式コンポーネントが交信 し、最高のパフォーマンスを発揮するように変速 を制御する、電子式システムであることが分か りました。

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システム・コンポーネント

電気回路の例 (電動システム)

EPS: 電子システム …11100101101..

I = VxR

…110101..

インターフェース

パワー・システム

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EPS システム

システム・コンポーネント バッテリーの平均的な使用期間は: • 平均 500 km/月間: 1500 km • 平均 1000 km/月間: 1800 km • 平均 2000 km/月間: 2000 km 充電が 0‐6% の状態から走行できる距離は、気温や使用状況に よって、変わります。 充電状態が 0‐6 % の時から 100% まで充電するのにかかる時間: 約4時間

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EPS システム

システム・コンポーネント リア・ディレイラー は次の構成部品でできています: 機械式 ストラクチャー リゾルバの付いた電気式 モーター メカニカル・リミット・スイッチ調整 ねじ プーリーとスプロケット・セット間の 距離を調整するねじ

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EPS システム

システム・コンポーネント フロント・ディレイラー は次から構成されています:  フォークを備えた機械式 ストラクチャー  リゾルバを備えた電気式 モーター REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント シャット・オフ・マグネット コンポーネントの取り付けや取り外し、メンテナ ンスを行う際、パワー・ユニットの下側にある穴 にマグネットを差し込み、EPSをスイッチオフする 必要があります。 自転車を輸送する場合、 システムをスタンバイ 状態にしておくことをお勧めします(マグネットを 挿入しないでください)。突発的にフロント・ディレ イラー、またはリア・ディレイラーに力が掛かった 場合、システムが正しい位置の基準点を失って しまうからです。 REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント バッテリー充電器 充電器のボディには2つの LEDがあり、 次の機能を果たします: •電源から電気が来ている状態で点灯 します。 •バッテリーが充電されている間、点 灯します; バッテリーが完全に充電さ れると、消灯します。 REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント バッテリー充電器 バッテリー充電器は以下に適合します : •電圧110‐220V 周波数50‐60 Hz •自動車のシガー・ソケットからの電圧 12 V (ケーブル別売)

EPS システムのバッテリー充電器以外は使用しないでくだ さい。 REV.08

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EPS システム

システム・コンポーネント バッテリー充電器 充電中 インターフェースはバッテリー充電の状態を 表示します。充電中は、リア・ディレイラーとフロント・ ディレイラーのモーターは動作しません。 この状態で、システムを切断するために マグネットを 挿入しても、 バッテリーの充電は継続します。

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1

2 3 4 5

取り付け • • • • •

必要な工具 フレームとのインターフェース 適合性 フレームとコンポーネントの準備 ケーブルの取り回しと取り付け

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取り付け

必要な工具 EPS システムの作業を行う上で (S.C., OEM, プロ・ショップ)、必要な専用工具: •ケーブル・ラン・マグネット・ガイド

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取り付け

必要な工具 • コネクター取外工具

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取り付け

必要な工具 EPS システムに必要な一般的な工具: Tool Chain tool Torque wrench BB cups tool (for torque wrench) Allen wrench Torque wrench Allen wrench (for torque wrench) Torx wrench (for torque wrench) Caliper Allen wrench Torx wrench Philips screwdriver Philips screwdriver Screwdriver Wrench Cutter Pliers flat tips Derailleur Hanger Alignment Gauge Bottom Bracket Tapping & Facing Set Thickness gauge REV.08

code or size UT‐CN300 20‐100 Nm UT‐BB130 UT‐BB110 0 ‐ 20 Nm 5 T25 2‐3‐4‐5‐6 T25 1,5 medium medium 7

used for chain BB axle, BB cups BB cups BB ergopower, rear gear, f. deraill.clamp on ergopower, rear gear, f. deraill.clamp on rear derailler frame various rear derailler ergopower cover

front derailler housing various to check the drop out frame chain position

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取り付け

フレームとのインターフェース EPS システムは次のボトム・ブラケット・シェルと カップに適合します。 TYPE

X

イタリアン・スレッド

69.2 ~ 70.8

イングリッシュ・スレッド 67.2 ~ 68.8

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取り付け

フレームとのインターフェース プレス・フィット 86.5 x41 ボトム・ブラケット・カップ のフレームの場合、次の寸法に適合している必 要があります。

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取り付け

フレームとのインターフェース プレス・フィット BB30 68 X 42 ボトム・ブラケット・ カップ のフレームの場合、次の寸法に適合してい る必要があります。

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取り付け

フレームとのインターフェース プレス・フィット BB30 68 X 46 ボトム・ブラケット・ カップ のフレームの場合、次の寸法に適合してい る必要があります。

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取り付け

フレームとのインターフェース 直付タイプ

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取り付け

フレームとのインターフェース 直付タイプ (other than mechanical front derailleur)

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QUOTA L

CENTRATURA ATTACCO A SALDARE

INGRANAGGI COMPATIBILI

138 140 142 144 146 148 150 152

48T 49T 50T 51T 52T 53T 54T 55T

45T,46T,47T,48T,49T,50T,51T 46T,47T,48T,49T,50T,51T,52T 47T,48T,49T,50T,51T,52T,53T 48T,49T,50T,51T,52T,53T,54T 49T,50T,51T,52T,53T,54T,55T 50T,51T,52T,53T,54T,55T,56T 51T,52T,53T,54T,55T,56T 52T,53T,54T,55T,56T

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取り付け

フレームとのインターフェース バンド・タイプ 32 mm と 35 mm 径のフレー ム用に、 新型のクランプが用 意されました。 このクランプ はEPS以外の直付フロント・ ディレイラーにも使用できま す。

必ずこのカンパニョーロ製クランプを使用してください。 REV.08

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取り付け

フレームとのインターフェース リア・ディレイラー

L = 405 mm 最短

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取り付け

フレームとのインターフェース リア・ディレイラー |LA-LB| e |LC-LD|< o = 6 mm 数値が交差の範囲を超えて いる場合、工具を使用しリア・ ディレイラー・ハンガーを修正 してください。

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取り付け

フレームとのインターフェース リア・ディレイラー

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取り付け

フレームとのインターフェース リア・ディレイラー

B = 30 mm

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取り付け

フレームとのインターフェース 穴の直径と位置 は左 の図にある寸法に適合 します。 (コネクターの 直径が7 mm であること に注意してください。)

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取り付け

フレームとのインターフェース

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取り付け

フレームとのインターフェース M4

M2,5 M5

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取り付け

フレームとのインターフェース

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取り付け

適合性 クランクセット の適合性: 53‐39, 52‐39, 50‐34 (コンパクト), 55‐42 , 54‐42 (タイム・トライアル) 11s スプロケット・セット の適合性: 11‐23, 11‐25, 12‐25, 12‐27, 12‐29

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取り付け

適合性

EPS システムを完璧の機能で動作させるには、 適合する歯数のチェーンリングとスプロケット 以外を組み合わせて使用しないでください。

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 電気コネクターを接続する際は、不純物や水 分の混入を避けなければなりません。EPS シ ステムの取り付けは、埃や油、水などを避け るために、手を清潔にし、きれいな環境で 行ってください。湿気の多い、荒れた天候時 に戸外で作業しないでください。

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 取り付ける前には、必ず切削工具を使って、 ボトム・ブラケット・シェルの下準備をしてください。 • フェース・カット • 正しいチェーンライン: 43,5 mm フレームの内部に障害物(カーボン製フレームを制作 する際に使われるビニールなど)がないことを確認して ください。

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 リア・ディレイラーが、リア・ディレイラー・ハンガーのス レッドに、正しく取り付けられることを確認してください。

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 パワー・ユニット: ボトル・ケージ用か、フレー ムの下側用のブラケットを取り付け、マグネット が挿入されていることを 確認します。

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 コンポーネント・コネクター 接続する双方のコネクターは、 異なる色のケーブル・タイに よって、色分けされています。

55 cm

55 cm 55 cm

85 cm

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70 cm 50 cm

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 コンポーネント・コネクター

誤った接続ができないように、 コネクターには 偏極スロット が付いています。

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スロットの例

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 コンポーネント・コネクター 正しく取り付けるために、すべてのコネクターには お互いに向き合う矢印が付いています。

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取り付け

フレームとコンポーネントの準備 コンポーネント・コネクター フレームに取り付ける前に、明るい場所で、ホワイト・ マーカーで矢印に印を付けることをお勧めします。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け ケーブル接続の解説

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け ケーブル接続の解説 左側 エルゴパワー

ブルー

インターフェース

バイオレット

右側 エルゴパワー

レッド イエロー パワー システム

フロント ディレイラー

グリーン リア ディレイラー

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラー ケーブルの取り回し 左側 エルゴパワー

ブルー

インターフェース

右側 エルゴパワー

フロント ディレイラー

パワー システム グリーン

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バイオレット

リア ディレイラー

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け パワー・ユニットの仮止め

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラー接続ケーブルの取り回し

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け インターフェースへのケーブルの取り回しと接続 左側 エルゴパワー

ブルー

インターフェース

バイオレット

右側 エルゴパワー

レッド パワー システム

フロント ディレイラー

グリーン リア ディレイラー

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け ケーブルの取り回しとインターフェースの接続

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラー接続ケーブルの取り回し 左側 エルゴパワー

ブルー

インターフェース

バイオレット

右側 エルゴパワー

レッド イエロー パワー システム

フロント ディレイラー

グリーン リア ディレイラー

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラー接続ケーブルの取り回し

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け エルゴパワーのハンドル・バーへの取り付け 締付トルク 10 Nm

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け パワー・ユニットの取り付け

振動減衰ラバー・ワッシャーの 取り付け REV.08

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラーの取り付け 締付トルク: 15 Nm (トルクス・レンチ T25)

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け Do not let the front derailleur cable slide internally, anchoring it with adhesive tape

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け クランクセットの取り付け リア・ディレイラー・ケーブルの取り回しに注意してください。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け R 1137097: BB ケーブル・ガイド + n°2 ガスケット プレス・フィット・カップに取り付けた、BB ケーブル・ガイドの例

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け BB ケーブル・ガイド・カバー・シリンダー を面のある側から挿 入し、リア・ディレイラー・ケーブルがあってもクランクを挿入し やすいようにします。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け クランクセットの取り付け BBカップ 締付トルク: 35 Nm (工具 UT‐BB130 を使用) クランクセット 締付トルク: 42‐60 Nm

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラーの取り付け: 締付トルク 5 Nm

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け フロント・ディレイラーとアウター・チェーンリングとの距離 (1.5 – 3 mm) を確認し、フォークとチェーンリングが平行になるように注意 しながら、 フロント・ディレイラーを取り付けます。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け インターフェースの取り付け 伸縮リングと粘着ラバーの取り付け

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け エルゴパワー・コネクターの取り付け

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け 取り付け後の システム・ファンクション・テスト: システム・シャットオフ・マグネットを 取り外し、左右それぞれのエルゴパ ワーのレバー 2、レバー3、モード・ボ タンを押し、 インターフェース のLED を確認します。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け 取り付けの最終段階: •エルゴパワーの取り付け •パワー・ユニット・ケーブルの保護 •ラバー・プラグの取り付け •チェーンの取り付け

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け 下の写真のように、特殊な取り回しに注意しながら、 エルゴパワー・コネクターをセットし、カバーを取り 付けます。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け パワー・ユニット・ケーブルの保護

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け インターフェース周辺の3つの穴に、ラバー・プラグを取 り付けます。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け リア・ディレイラーとフロント・ディレイラーの近くにある 穴に、ラバー・プラグを取り付けます。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け チェーン 機械式グループセットと同様に、専用工具UT‐BB300 を使用し、必要な手順に従ってチェーンを取り付けま す。

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取り付け

ケーブルの取り回しと取り付け

EPSグループの取り付けを完了し、 調整の方法に移ります。

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取り付け後の調整 • • • • • •

調整の段階 リア・ディレイラー リセットの手順 リア・ディレイラー メカニカル・トラベル・ リミット プーリーとスプロケット間の距離の調整 フロント・ディレイラー リセットの手順 まとめ 94


取り付け後の調整

調整の段階 取り付けを行った後、すべてのスプロケットとチェーンリングの 位置を計算するために、2つのスプロケットの位置をEPSシステ ムに覚えさせる必要があります。 更に、機能を完璧にし、どんな状態でもリア・ディレイラーとス プロケットが接触しないように、リア・ディレイラーのメカニカル・ セッティングをいくつかする必要があります。 この後、取り付け後の調整段階の説明があります。

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取り付け後の調整

調整の段階 リア・ディレイラーの保護 リア・ディレイラー トラベル・リミットの調整 Rocker distanceの調整 フロント・ディレイラーの保護 Test on the road of EPS システム with evaluation of the behaviour of the transmission F. Correction of the system behaviour with the front and/or rear derailleur adjustment or resetting of the front and/or rear derailleur. A. B. C. D. E.

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取り付け後の調整

リセットの手順 The rear and front derailleur reset procedures are fundamental for proper operation of the system. These procedures allow the system to learn the reference positions of the chain on the sprockets and the chainrings from which it can then calculate the position to assume in all operating conditions. During the reset phase movements of the rear and front derailleur take place continuously, and not with fixed movements as during adjustment, depending on the time that rear derailleur levers 2 and 3 are held in. It is possible to modify the position even by just a few tenths. REV.08

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー リセットの手順 This procedure allows the system to learn the position of the 2nd and 10th sprocket with respect to the rear derailleur drop‐out attachment. Starting from these two reference positions, the system will calculate the position of all the other sprockets. In the 11 speed units the distance between the two close sprockets is 3.8 mm except that: •between the 1st and 2nd it is 4.3 mm for 11 series and 4.2 mm for 12 series •between the 2nd and 3rd it is 3.94 mm for 11 series Overall tolerance for each sprocket position with respect to the first: +/‐0.1 mm. REV.08

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー リセットの手順 1. フロント・ディレイラーをアウター・ チェーンリングに、リア・ディレイラー を11°スプロケットに動かします ( 11°スプロケットまで行かない場合 は、10°スプロケットまで)。

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー リセットの手順 2. ブルー LEDが点灯するまで、2つの モード・ボタンを同時に押し続けます (約6秒間)。

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー リセットの手順 3. リア・ディレイラーを2nd スプロケットま で動かします。

4. レバー2と / または レバー3を押し、 位置を調整します。

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー リセットの手順 5. 右側モード・ボタンを押し、 2nd スプロ ケットの位置を記憶させます。 6. リア・ディレイラーを10th スプロケットま で移動させます。

Pay attention when press Lever 2 because the speed of the rear derailleur is not constant so it’s possible that the rear derailleur get in touch with the spokes. REV.08

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー リセットの手順 7.レバー2と / または レバー3を押し、位置 を調整します。 8. 右側モード・ボタンを押して、 10th スプロ ケットの位置を記憶させ、調整を終了しま す。

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取り付け後の調整

リア・ディレイラー メカニカル・トラベル・リミッット フロント・ディレイラーとリア・ ディレイラーをリセットした後、 メカニカル・トラベル・リミット・ スクリューを調整し、リア・ディ レイラーがホイールのスポー クに当たる位置よりも中に動 かなくする作業が必要です。

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取り付け後の調整

プーリーとスプロケット間の距離の調整 より “迅速な” 変速をするた めに、最大スプロケット(11th) とプーリーの距離を調整する 必要があります。 調整ねじは機械式リア・ディ レイラーと同じ場所にありま す。

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取り付け後の調整

プーリーとスプロケット間の距離の調整

この距離は、5 mm ~ 7 mm にしてください。

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取り付け後の調整

フロント・ディレイラー リセットの手順 この作業を行うには、フロント・ディレイラーをインナーに、リア・ ディレイラーを11枚目のスプロケット(最大)に動かします。 フロント・ディレイラー・ケージの内側とチェーンの距離を 0.5 mmに調整します。 この位置から、システムはアウター・チェーンリングとユーザー が求める位置に基づいたすべてのStarting from this position the system calculates the position of the largest chainring and all of the proportional travel based on the position requested by the user. REV.08

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取り付け後の調整

フロント・ディレイラー リセットの手順 フロント・ディレイラーをインナー・ チェーンリングに、リア・ディレイラー を11枚目のスプロケット(最大)に 動かします。

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取り付け後の調整

フロント・ディレイラー リセットの手順 1. ブルーのLEDが点灯するまで、2つの モード・ボタンを同時に押します (約 6 秒間)。

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取り付け後の調整

フロント・ディレイラー リセットの手順 2. レバー2 と / または レバー3を押し、チェー ンとフォークの距離が約 0.5 mm になるよう に、位置を調整します (必要に応じて、ノギ スを使用してください)。

3. 左のモード・ボタンを押して、位置を記憶さ せ、作業を終了します。

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取り付け後の調整

リセットの手順を終了しなかった場合 フロント・ディレイラー、またはリア・ディレイラー のリセットをした後に、モード・ボタンを短く押さな かった場合、その作業は終了せず、アクティブな 状態を維持します。 The system operates but movement of the rear or front derailleur is continuous and not in steps as in normal operation. It is ABSOLUTELY necessary to exit the procedure and carry out the reset again if required REV.08

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取り付け後の調整

まとめ The next phase is to check the correct working of the transmission on the road. If the working wouldn’t be perfect, it’s possible to make the adjustment of the rear or/and front derailleur as seen in the first chapter. If the system wouldn’t work perfectly anyway, repeat the resetting of the rear or/and front derailleur

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メンテナンス • 通常のメンテナンス • 特別なメンテナンス 113


メンテナンス

通常のメンテナンス クリーニング システムは防水性に関する IP67 基準に適合して いますが、 自転車を圧力を掛けた水と攻撃的な 洗剤を洗浄しないことをお勧めします。 定期的に、リア・ディレイラーの汚れを落とし、 サーモ・プラスチック製コンポーネントに対して攻 撃性のないオイルで、ピボットに注油してください。

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メンテナンス

通常のメンテナンス パワー・システム バッテリーの電圧が9ボルトになると、そ れ以下に下がらないように、システムは 自動的にスイッチが切れ、バッテリー・ パックのダメージを防ぎます。 7.2 ボルトになると、システムは他の電子 コンポーネントをシャットダウンし、更なる 電気の低下を防ぎ、バッテリーをダメージ から守ります。

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メンテナンス

通常のメンテナンス 長期間使用しないとき

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メンテナンス

通常のメンテナンス インターフェースのLEDが消えたら、バッテリーの 充電を行うことを強くお勧めします。 先程のバッテリーの電圧が低下する時間は、35°C までの温度下での指標です。その温度を超えると、 電圧は大きく低下します。 そのため、パワー・ユニット、または自転車を高い 温度の場所で何か月も保管することは、お勧めで きません。

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メンテナンス

特別なメンテナンス エルゴパワー レバー 1 は機械式と同じように交換できます。

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メンテナンス

特別なメンテナンス フロント・ディレイラー ケージの部品は、機械式 システムとして交換する ことができます。

Pay attention to not damage the component because the 3 pivots are inserted with pressure since they have a knurled area. Use Molikote 40 grease on the pivots. REV.08

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診断 • ユーザーによる診断 • サービスセンターによる診断 • LEDが点灯しない場合の不調

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診断

エンド・ユーザーによる診断 EPS システムは、自動的に不調を検知し ます。 不調を検知すると、EPS システムは パワー・ユニットのLEDを点灯させます。 不調が検知された場所によって、LEDは 異なる色のLEDが点灯します。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 パワー・ユニットの LED ホワイト イエロー グリーン ブルー バイオレット レッド REV.08

パワー・システム フロント・ディレイラー リア・ディレイラー 左側エルゴパワー 右側エルゴパワー インターフェース・システム 122


診断

エンド・ユーザーによる診断 不調によりパワー・ユニットのLED が点灯する原因は、一時的なもの である場合があるため、次からの 作業はエンド・ユーザーが行うこと をお勧めします。 それでもLEDが点灯している場合 は、カンパニョーロ®サービスセン ターに連絡してください。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 パワー・システム: 正規サービスセンターに連 絡してください。 フロント・ディレイラー: give a command and short press the MODE button フロント・ディレイラーを動作させます: 正しく動 作した場合は、モード・ボタンを短く押し、LEDを 消します。正しく動作せず、LEDが点灯したまま の場合は、正規サービスセンターに連絡してく ださい。 REV.08

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診断

エンド・ユーザーによる診断 リア・ディレイラー: 解決方法: モード・ボタンを短く押します。 正しく動作せず、LED が消えない場合は、 正規サービスセンターに連絡してください。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 右側エルゴパワー: どちらかのレバーを 9秒以上押したときに、点灯します。 解決方法: モード・ボタンを短く押します。 正しく動作せず、LED が消えない場合は、 正規サービスセンターに連絡してください。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 左側エルゴパワー: どちらかのレバーを9秒 以上押したときに、点灯します。 解決方法: モード・ボタンを短く押します。正 しく動作せず、LED が消えない場合は、 正 規サービスセンターに連絡してください。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 インターフェース・システム: 解決方法: モード・ボタンを短く押します。正 しく動作せず、LED が消えない場合は、 正 規サービスセンターに連絡してください。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 衝撃によるリア・ディレイラーの解放 落車や事故でリア・ディレイラーに衝撃 が掛かった場合、リア・ディレイラーは、 損傷を避けるために、 «解放されます» 。 復旧するには 、リア・ディレイラーに手 で力を加えて、基に戻します。 元の状態に戻ったら、リア・エンドが曲 がっていないこと、ディレイラーの取り 付け状態、正しく動作するかを確認して ください。

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診断

エンド・ユーザーによる診断 Rear derailleur disengaged due to impact In the normal situation the rear derailleur make short or longer the parallelogram screwing or unscrewing the electrical motor screw in the yellow female screw. The female screw is locked by a trasversal screw that push a sphere into a hall. While, when the rear derailleur is disengaged, the sphere run into the external cave of the female screw And so, independently from the motor activation, permit to change the lenght of the parallelogram

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診断

エンド・ユーザーによる診断 リア・ディレイラー 衝撃による解放 リア・ディレイラーが解放される位置

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診断

エンド・ユーザーによる診断 «ライド・バック・ホーム» 機能 走行中にバッテリーが切れて しまった場合、リア・ディレイ ラーを手で «解放» し、 リア・ ディレイラーを好きなスプロ ケットの位置に動かすことが できます。 «帰宅後» リア・ディレイラーを 元に戻し、バッテリーを充電し てください。

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診断

サービスセンターによる診断 Since in some cases EPS システム is not able to detect a malfunction or the malfunction does not trigger turning on the LED on the power unit, please follow the EPS トラブル・ シューティング・フロー・チャート. いくつかの場 合、チャートはパワー・ユニットのLEDに基づく 診断を表しています。 次にit indicates the diagnostics to follow. REV.08

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診断

サービスセンターによる診断

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診断

LEDが点灯しないで起こる不調 トラブル・シューティング・チャートにあるように、 いくつかのケースで、 パワー・ユニットのLED が点灯しないで、電気的な不調が起きる場合 があります: •リア・ディレイラー、フロント・ディレイラーの回 線が遮断されている場合 •バッテリーの電気が完全に切れた場合 REV.08

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診断

LEDが点灯しないで起こる不調 One or more circuits of the rear and front derailleur are interrupted This situation is the normal situation in which the rear or front derailleur command is not activated by the user. Therefore the system is not able to detect the malfunction and when the defective circuit's lever is activated the system therefore does not activate the requested command. Check the entire cable that goes from the interface to the rear or front derailleur command, ensuring that there are no cuts, crushed sections or abnormalities. Visually check that the connector is properly connected, disconnect it, check to see whether there are traces of dirt, oxidation or abnormalities in the pins and reconnect the connector. If no abnormality is detected, replace the command.

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診断

LEDが点灯しないで起こる不調 バッテリーが完全に切れている: バッテリーの 充電レベルが低いことを示すための、十分な 電気がない場合

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アクセサリー スペアパーツ ワランティ • • • • •

製品のオプション アクセサリー スペアパーツ ワランティ: 適用の条件/範囲 ワランティ: 手順 138


アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

プロダクト・オプション フレームに取り付ける方法や、システムが使 用される場所(地形)によって、EPS システ ムのいくつかのコンポーネントを選択する必 要があります: • パワー・ユニット用のブラケット • BB カップ • バッテリー充電器用の電源ケーブル REV.08

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

プロダクト・オプション

POWER SYSTEM

AC12‐HOSTDEPS POWER SYST. BRACKET + VIBRATION DAMP. AB

POWER SYSTEM

AC12‐HOOPTEPS POWER SYST.BRACKET FIXED HT.

BATTERY CHARGER

AC12‐CACEEEPS EEC POWER CABLE

BATTERY CHARGER

AC12‐CAUSEPS

AMERICAN TYPE POWER CABLE

BATTERY CHARGER

AC12‐CAUKEPS

BRITISH TYPE POWER CABLE

BATTERY CHARGER

AC12‐CAAUSEPS OCEANIA TYPE POWER CABLE

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

プロダクト・オプション BBケーブル・ガイドを取り付けるための、新しいカップが用意されています。こ れは、機械式ドライブトレインにも使用できます。 新しいカップには、 EPS COMPATIBLE と刻印されています。 新しいBB ライト用カップ (サーベロ用) も用意されています。

Series SUPER RECORD SUPER RECORD ‐ ‐ ‐ RECORD RECORD REV.08

thread / press fit italian english press fit press fit press fit italian english

Code OC12‐SRI OC12‐SRG IC12‐SR41 IC12‐SR42 IC12‐RE46 OC12‐REI OC11‐REG

Mechanical Name series compatibility outboard cups SUPER RECORD™ ULTRA‐TORQUE™ ‐ IT yes outboard cups SUPER RECORD™ ULTRA‐TORQUE™ ‐ BSC yes Ultra Torque™ OS‐Fit™ integrated cups 86,5x41 yes Ultra Torque™ OS‐Fit™ integrated cups BB30 68x42 yes Ultra Torque™ OS‐Fit™ integrated cups BB30 68x46 yes outboard cups RECORD™ ULTRA‐TORQUE™ EPS ‐ IT yes outboard cups RECORD™ ULTRA‐TORQUE™ ‐ BSC yes 141


アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

アクセサリー PART COMMANDS FRONT DER FRONT DER FRONT DER FRONT DER EPS EPS

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CODE

DESCRIPTION

R1137084

LARGE HANDS INSERT KIT FOR EPS

R7204008

FRONT DER. STIFFNESS INCREASER CHAIN SAVER SYSTEM

DC12‐SR2B

SR Ø 32 mm BLACK clamp front derailleur

DC12‐SR5B

SR Ø 35 mm BLACK clamp front derailleur

AC12‐CAADBBEPS CABLE EXTENTION KIT AC12‐CAADSPEPS UNDER SADDLE CABLE EXTENTION KIT

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

アクセサリー フロント・ディレイラー・スティフネス・インクリーサー フレームの直付台座の強度が不足している場合、フ ロント・ディレイラーの完璧な動きを保証します。 特に、カーボン製の直付台座が付いたカーボン・フ レームで、ディレイラー・ケージを手で押したときに、 10 mm 以上動いてしまう場合は、必ず必要になりま す。

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

アクセサリー フロント・ディレイラー・スティフネス・インクリーサー 蝶番で固定され、スプリングで開く、2つの部品から 構成されています。 ボルトで固定され、六角レンチ を使用します。 取り付けの手順 1. Unscrew the screw, close the 2 sides and lock it with an Allen wrench.

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

アクセサリー フロント・ディレイラー・スティフネス・インクリーサー 2. スティフネス・インク リーサーをフロント・ ディレイラーのフレー ム側に取り付けます。 ディレイラー・ボディに あるねじ穴に固定ね じを締め込みます。

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

アクセサリー フロント・ディレイラー・スティフネス・インクリーサー 3. フロント・ディレイラーをフレームに取り付け ます。

4. 付属のラバー・ピースを、インクリーサーと フレームが接触する位置に取り付けます。

5. インクリーサーが開くまでねじを緩め、イン クリーサーがフレームとフロント・ディレイラー に当たる位置で、ねじを締め込みます。

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

アクセサリー チェーン・ガード

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スペアパーツ & ワランティ

アクセサリー チェーン・ガード チェーン・ガードは、チェーンがインナー・チェーンリングに ダウンシフトしたときに、過度な力が掛かってもチェーンが 内側に脱落するのを防ぎます。 以下の場合に、使用することを推奨します: • レースでの使用: メカニックが十分に調整することがで きない緊急の場合 • レースでの使用: カーブを曲がりながら、インナー・ チェーンリングにダウンシフトしなければならない場合 • 荒れた道や石畳での使用 REV.08

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スペアパーツ & ワランティ

アクセサリー ケーブル・エクステンション・キット

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Access., spare parts and warranty

アクセサリー ケーブル・エクステンション・ キット A-B または C(D) – B の距離が、67 cm 以上あるかどうかを確認してください。

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

スペアパーツ リア・ディレイラー

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

スペアパーツ フロント・ディレイラー

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

スペアパーツ スーパー・レコード EPS エルゴパワー

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

スペアパーツ レコード EPS エルゴパワー

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アクセサリー、スペアパーツ、ワランティ

スペアパーツ

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スペアパーツ & ワランティ

ワランティ Behaviour of the end customer In case of malfunction, after having conducted any checks suggested on the instruction sheet, the end customer must contact an authorised Service Centre for the necessary checks.

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スペアパーツ & ワランティ

ワランティ Behaviour of the dealer/pro shop In the event that malfunctions are found after having conducted the prescribed checks, the authorised Service Centre sends the defective component, after reporting, to the Service Center in its country. Together with the component, the Centre also sends the EPS Check Control document, filled in as far as the customer and Service Centre area are concerned. REV.08

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Spare parts and warranty

ワランティ 3年間のワランティ The Record EPS and Super Record EPS groups, in addition to the 2 year warranty required by the law, have a warranty extention of 1 year if: •they are used on the same bicycle •they are registered on the Campagnolo web site •the components subject to wear are replaced with Campagnolo components REV.08

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 モード・ボタンは、バッテリーの充電状態を示す だけでなく、次の操作が可能です。 機械式システムのケーブル・アジャスターで 行われるのと同じ、フロント・ディレイラーとリア・ ディレイラーの調整を行います。 システムが発見し、パワー・ユニットのLEDが 知らせる一時的な不調をリセットします。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 フロント・ディレイラーとリア・ディレイラーの調整 ユーザーは調整手順によって、リア・ディレイラーと / または フロント・ディレイラーのリファレンス・ポジションを調整するこ とができます。 リア・ディレイラーの調整は、主にホイールを交換した際に行 われます。 レバー2、またはレバー3をそれぞれ押すと、システムは決め られた動作を実行します。リア・ディレイラーの場合は約0. 25 mm、フロント・ディレイラーの場合は約0.1 mm 動作します。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 フロント・ディレイラーとリア・ディレイラーの調整 一度調整が完了すると、 システムは調整でリセットされ た位置に基づき、すべてのスプロケットの位置を変更し ます。例えば、For example, if the distance of the first rear derailleur sprockets from the drop‐out is: 12.40 ‐ 16.60 ‐ 20.4 mm…after a correction of about 0.25 mm with lever 3, therefore toward the drop‐out, the new positions which the rear derailleur assumes will be about: 12.15 – 16.35 – 20.15 mm ….

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー&フロント・ディレイラーの調整 Remember that the chain is perfectly centred, for the sprockets from the 3rd to the 10th, with about 3 movements in descent the chain approaches the lower sprocket and with 3 movements in ascent it approaches the upper sprocket.

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー&フロント・ディレイラーの調整 注意 走行中に調整を行うと、危険な状況を 引き起こし、乗車している人や周囲の人が怪 我をする可能性があります: 走行しながら調 整を行うときは、十分に安全に注意してくださ い。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラーの調整 A

右側モード・ボタンを約6秒間長押しします。 レバー2と / または、レバー3を押し、位置を 調整します。 右側モード・ボタンを短く押し、調整を記憶 させます。 REV.08

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 フロント・ディレイラーの調整 左側モード・ボタンを約6秒間長押しします。 レバー2と / または、レバー3を押し、位置 を調整します。 左側モード・ボタンを短く押し、調整を記憶 させます。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 調整を完了できなかった場合 調整手順を終了させるために、モード・ボ タンを押さなかった場合、あらかじめ設定 された時間 (タイムアウトまでの時間は約 48秒)が経過すると、システムは自動的 に調整手順を終了し、 新しく設定した調 整内容は記憶されません。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 リア・ホイールを交換し、そのスプロケットの歯 数が前のスプロケットと大きく異なるとき、リア・ ディレイラーのリセットを行い、より正確な調整 を行う必要があります。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 この手順によって、システムは2枚目と10枚目のスプロケット上 のチェーンの位置を記憶し、そこから他のスプロケットの位置を 計算します。 リセットを行う間、リア・ディレイラーを続けて動かし、右側エル ゴパワーのレバー2、レバー3を押す時間によって、and not with fixed movements as during adjustment, depending on the time that rear derailleur levers 2 and 3 are held in. It is possible to modify the position even by just a few tenths.

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 1. リア・ディレイラーを11°スプロケットに、 フロント・ディレイラーをアウター・チェー ンリングに動かします。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 2. 2つのモード・ボタンを同時に押し(約 6秒間)、ブルー LEDを点灯させます。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 3. リア・ディレイラーを2nd スプロケットに

動かします。

4. レバー 2 と / または 3を押し、 位置を調整します。 REV.08

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 5. 右側 モード・ボタンを短く押し、 2nd スプロケットの位置を記憶させま す。 6. リア・ディレイラーを 10th スプロ ケットに動かします。

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EPS システム

エンド・ユーザーによる調整 リア・ディレイラー リセットの手順 7. レバー 2 と / または 3を押し、位置を 調整します。 8. 右側モード・ボタンを短く押して、 10th スプロケット の位置を記憶させ、調整 の手順を終了します。

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ご清聴 ありがとうございました。

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