Daiki Toyama portfolio

Page 1


ずおやた

だいき

遠山 倧茝

Profile 1998 幎 神奈川県茅ヶ厎垂生たれ 2016 幎 神奈川県立倧船高等孊校 卒業 2017-21 法政倧孊デザむン工孊郚建築孊科 (2019-21 幎 北山恒研究宀 ) 2021 幎 京郜工芞繊維倧孊工芞科孊研究科 建築孊専攻 長坂倧研究宀 所属

Skill Adobe Illastrator

0

100 70

Adobe photoshop

80

Adobe Indesign

80

Auto CAD

70

Rhinoceros ARCHICAD Vectorworks Powerpoint

80 50 60 60

Word

Intern parttime 2019 幎 Studio velocity むンタヌン 週間 2019-21 竹䞭工務店 アルバむト暡型、モデリング、䌚議資料䜜り補助 2019-21 Eureka アルバむト暡型、プロポ玙面手䌝い その他 短期 2017 䌊東豊雄建築蚭蚈事務所 2018 石䞊玔也建築蚭蚈事務所

01


Contents 雑叞ヶ谷シリヌズ

p03-38

孊郚 4 幎前期蚭蚈課題

卒業蚭蚈①

卒業蚭蚈②

光ず闇のモザむクアゞト

芪密なみんなの道

プレ卒制 参道前生掻混䜏䜓 生掻の溢れ出しが぀なぐ 街の拠点のあり方

街の䞭にひっそりず存圚する p09-18

蚭蚈課題

独特な商店街再興蚈画

最も身近な集たる堎所ずしおの p19-24

道を再考する

p25-38

p39-76

修士 1 幎 前期第 2 課題

修士 1 幎 前期第 1 課題

孊郚 3 幎 前期第 2 課題

Kyoto temporary plaza in kamogawa

Bio landscape center in valley

倢想の山

川床の開かれた新しい

自然の保党のアクティビティが

街の結節点ずしおの

集合のあり方

p41-52

p53-62

地域図曞通のあり方

p63-76

p77-94

建築䜓隓蚘

ワヌクショップ運営

北山研での孊び 郜垂理論やフィヌルドワヌクに 向き合う

新たな颚景ずなる

p79-80

海倖䞀人旅

建築を䌝える楜しみを味わう p81-86

颚景に魅せられお p87-94

02


雑叞ヶ谷シリヌズずは孊郚 4 幎の䞀幎をかけお 堎所ぞの愛着を東京の雑叞ヶ谷を舞台ずしお 思考した䜜品矀です

03


孊郚 4 幎前期蚭蚈課題 プレ卒制

参道前生掻混䜏䜓 生掻の溢れ出しが぀なぐ 街の拠点のあり方

卒業蚭蚈①

光ず闇のモザむクアゞト 街の䞭にひっそりず存圚する 独特な商店街再興蚈画

卒業蚭蚈②

芪密なみんなの道 最も身近な集たる堎所ずしおの 道を再考する

04


生掻の溢れ出しはデザむンの芁玠になり埗るか

シリヌズ通しおの䞻題ずしお、 たちや空間ぞの愛着の蚌である生掻の溢れ出しは デザむンの蚀語ずしお掻甚できるかを考えおいたす。

05


街の角に残された䞉角の隙間

哀愁を感じる車

残されたテむクアりトの痕跡

塗装された柱

バルコニヌの壁ディスプレむ

自転車のための屋根

䜿いこなしの始点ずしおの階段

詰め蟌みピロティ

ねこの家

たちを歩いおいお芋぀けた地域䜏民の空間の䜿いこなしから、 生掻や時間の倉遷が感じられる颚景を愛着の痕跡ず名付け、個採集したした。 この痕跡からどのように雑叞ヶ谷のたちが圢成されおいるか、 それはどのような空間芁玠の関わりで成り立っおいるのかを スケッチを甚いお調査したした。

06


愛着の痕跡の分析から芋぀けた、空間芁玠たちを集め、 これを蚭蚈蚀語ずしおそれぞれを蚭蚈したす。

07


08


参道前生掻混䜏䜓 生掻の溢れ出しが぀なぐ 街の拠点のあり方

卒業蚭蚈②

09


敷地雑叞ヶ谷 鬌子母神参道 指導教員北山恒 䞭川゚リカ 高橋䞀平 課題期間2020 幎 4 月〜 6 月

10


敷地は東京郜豊島区雑叞ヶ谷にある鬌子母神参道沿いにありたす。 雑叞ヶ谷は池袋ずいう倧郜垂ずせめぎあい、 独自の䞋町らしさを残した豊かな䜏宅街です。

11


ケダキのアヌケヌドを持぀芪しみやすい参道 この参道は高さメヌトルを超えるケダキが 䞊んでいるこずが特城的です。 このケダキのうち五本は江戞時代から残っおいお、 この参道ずずもに歩んできた蚘憶を残しおいたす。

囜立囜䌚図曞通デゞタルコレクションより

 『目で芋る豊島区の 100 幎―写真が語る激動の

囜立囜䌚図曞通デゞタルコレクションより

ふるさず䞀䞖玀』郷土出版瀟、2014 より

たちの生掻の拠点であったか぀おの参道 か぀おの鬌子母神参道はケダキの朚陰に建぀茶屋で䞀䌑みをしたりず、 近隣の人々そしお商人たちなどの生掻に欠かせない拠点でした。 珟圚はそのような姿はほずんど芋られず、 どこでもよくみるアパヌトや䜏宅が䞊ぶようになっおしたいたした。

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提案 - 生掻が密集する、ケダキずずもに過ごす集合䜏宅 そんな背景を持぀敷地に察しお、今回は 䜏民の生掻が密集し、ケダキずずもに過ごす集合䜏宅を提案したす。 お互いの生掻を皋よく感じ぀぀も、おおらかなケダキに芋守られるように暮らす堎所を目指したす。 雑叞ヶ谷の生掻感を反映したこの建築は雑叞ヶ谷ぞの愛着を繋ぐたちの新たな拠点ずなりたす。

13

そのためにこの建築には、職䜏䞀䜓のスタむルが根付くようナニットを蚭蚈したす。


Work space Work space

Open space LDK

Bed room

1F

2F

隙間を含んだ生掻密集型䜏宅ナニット 抜出した空間芁玠を党おひず぀のナニット内に玍めるこずで、 隙間や䞭間領域ずいった曖昧な空間を倚様に含む䞀䜏居を蚭蚈したす。

14


15


a-a' 断面

b-b' 断面

平面図 1/500

16


17

䜏宅ナニットぞの入り口


a-a' 断面図 1/500

b-b' 断面図 1/500

参道から匕き蟌たれるような屋倖空間

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光ず闇のモザむクアゞト 街の䞭にひっそりず存圚する 独特な商店街再興蚈画

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敷地雑叞ヶ谷 雑二ストアヌ 指導教員北山恒 小堀哲倫 課題期間2020 幎 10 月〜 2021 幎 1 月 卒業蚭蚈 孊内ファむナリスト

20


敷地は東京郜豊島区雑叞ヶ谷にある雑二ストアです。 戊埌から続く小さな商店街で闇垂的な様盞が芋られるこずが特城的です。

21


22


シャワヌルヌム前のラりンゞでく぀ろぐ

共甚リビングで集䌚

共甚ダむニングを眺める

みんなの瞁偎に行っおみる

䜏民ず話す

賑わっおるずころに向かう

猫奜きの䜏民ず觊れ合う

路地の隙間を冒険

呚蟺建物をくぐり抜けお

闇垂的な䜿い方をされおきた、歎史の溶け蟌むこの暗い道を際立たせるた めに光を取り入れるリノベヌションを行いたした。 その操䜜によっお、郜垂の䞭にモザむク的に存圚するアゞトを蚭蚈したす。

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みんなの瞁偎 単身者

ゲストハりス 颚呂 ゲストハりス 単身者

颚呂

みんなの瞁偎

トむレ

共甚リビング

シャワヌルヌム

単身者 ゲストハりス ゲストハりス

単身者

共甚ダむニング 庭

ゲストハりス

みんなの瞁偎

閉じおいたボリュヌムが

みんなの瞁偎

たちに察しお開かれる。

1F 平面図 1/200 パンチングメタル

ゲストハりス

単身者 ゲストハりス 颚呂 トむレ

単身者

ゲストハりス

吹き抜け 単身者 ゲストハりス ゲストハりス 共甚リビング䞊

光

単身者

吹き抜け

フレヌムで囲たれた

ゲストハりス

光が差し蟌む空間 滞圚する人の共有空間

ゲストハりス

ゲストハりス

みんなの瞁偎

2F 平面図 1/200

単身者

単身者

ゲストハりス

ゲストハりス

トむレ

トむレ

単身者

颚呂

颚呂

共甚リビング

単身者

倜になっおも目立぀色によっお共 有空間を明るくする。

断面図 1/200

24


芪密なみんなの道 最も身近な集たる堎所 ずしおの道を再考する

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敷地雑叞ヶ谷 指導教員北山恒 小堀哲倫 課題期間2020 幎 10 月〜 2021 幎 1 月 卒業蚭蚈 孊内ファむナリスト

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Site2

Site4 Site3

Site1

敷地は東京郜豊島区雑叞ヶ谷の道四本です。 特城的な生掻の溢れ出しが芋られる䞀方で、 党く生掻の溢れ出しがない敷地もあるそんな道を遞びたした。

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そんな道たちが最も身近なコモンズの居堎所ずなるように、 倖郚空間のリノベヌションを行いたす。

28


29


道がコモンズの堎所ずなれば、ネむバヌフッドの関係性はより豊かになり、 持続可胜なコミュニティの小さな繋がりが生たれたす。

30


Site1 みんなの䞭庭

生掻感ず自然の振る舞いが絡み合う庭

生掻感ず自然がうたく溶け合うような みんなの庭を提案したす。 ここの呚囲の人がこの堎所を 䜿いこなす習慣があったので、 その習慣をよりよくする空間を考えたした。

31


䞀軒家

䞀軒家

䞀軒家

䞀軒家 裏路地の プラむベヌトバヌ

グラりンドリビング

䞀軒家

GL

アパヌト

GL+1000

䞀軒家

N

䞀軒家

断面線

䞀軒家

䞀軒家

平面図 1/200

ポリカヌボネヌト 半透明屋根 1,000 ミリの埮劙な隙間でもここ のたちの人は䜿いこなせる。

䞀軒家 人の動きを取り蟌むように

裏路地の プラむベヌトバヌ

開かれた屋根 グラりンドリビング

䞀軒家

䞀軒家

生い茂る境界

小フレヌム

螊り堎

道で共生するための

隙間の小さな

みんなの䞭庭

プラむベヌトバヌ

断面図 1/200

䞭庭に呚囲の生掻が 展開しおいく。

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Site2 回遊ず滞留

回遊を促す曲線は滞留の堎ずなる

このみちの持぀回遊性を顕圚化させ、 それず察比しお、淀みずしお人々の滞圚する堎を 蚭蚈したした。高䜎差のあるさたざたな居堎所が ここの堎所の振る舞いを掻性化させたす。

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䞀軒家 䞀軒家

䞀軒家

路地裏テラス

プラむベヌトサヌクル

䞀軒家

䞀軒家

N サヌクルテラス

䞀軒家

䞀軒家

平面図 1/200

断面線

サヌクルテラス

路地裏テラス

バルコニヌ付加

断面図 1/200

無採光の窓

円匧は滞留の居堎所ずなり、

隣ず共有する

回遊を促す。

小さな居堎所

塀の呚りは 滞留の堎所ずなる。

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Site3 たちなか秘密基地 遊びの空間ず芋守る空間による掻性化

空地が倧きく残るこの道ではもずもずあった 家のグリッドをもう䞀床匕き起こし、 䜏民の遊び心を換気するような空間を蚭蚈したした。 そしお疲れお垰っおきた䜏民の心を萜ち着ける ような空間を玄関先に蚭けるこずで 家の範囲を拡匵したす。

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アパヌト

䞀軒家

出迎えの屋根俯瞰

断面線 出迎えの屋根 垰っおくる䜏民を 優しく迎え入れる屋根空間

たちのお道具箱 道で遊ぶための道具をしたう バックダヌド

遊戯テラス

N

䞀軒家

䞀軒家

䞀軒家

平面図 1/200

展望スペヌス 道の様子が展望できる。 道の雰囲気を気持ちよく感じる

ここの呚りで遊具のように䜿っお 遊んだり、く぀ろぐこずができる。

半透明屋根

遊戯テラス

䞀軒家

䞀軒家

䞀軒家

たちのお道具箱

倜には存圚感を消し、人の振る舞 いが照らされる。

出迎えの屋根

断面図 1/200 階段段分の床 フレヌム

小フレヌム

賑わう道を 眺められる居堎所

家の近くにもう䞀぀の自分の 居堎所ができおいく。

柱は倜になるず存圚感を匱め、 人の振る舞いを目立たせる。

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Site4 奥行き 900 ㎜の庭

现いながらも倚様なシヌンを持぀庭

䞀軒家で囲たれたこのクルドサックは 敷地の现分化の圱響からか建物の間 にある隙間がずおも狭くなっおいたす。 そのような状況に察しお、现くながらも 倚様なシヌンを持぀小さな庭を提案したす。

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䞀軒家

䞀軒家 ベランダから接続する。

䞀軒家

ベランダでの生掻を拡匵し、 䜿いこなしの幅を広げる。

断面線 䞀軒家

匕き戞になっおいお、 匕くずいう振る舞い䞀぀で 空間のあり方を倉えられる。

䞀軒家

䞀軒家 䞀軒家

N

䞀軒家

平面図 1/200

ベランダから接続する。 ベランダでの生掻を拡匵し、 䜿いこなしの幅を広げる。 スラむドドア 開閉するこずで空間の性質 を倉えられる。

穎がこベンチ 塀にあけた穎に床板を付加する。 塀内郚の開攟感を高め぀぀、く぀ ろげる堎所ずなる。

断面図 1/200

塀や庇を䞭心ずしお、

道の真ん䞭で

庇の䞊で

道で共生する。

お茶䌚

猫の集䌚

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この章では今たで行っおきた蚭蚈課題を玹介したす。 どの䜜品も自分にずっお印象深く、 建築ぞの向き合い方を教えおくれた䜜品たちです。

39


修士 1 幎前期第 2 課題

Kyoto temporary plaza in kamogawa 川床の開かれた新しい 集合のあり方

修士 1 幎前期第 1 課題

Bio landscape center in valley 自然の保党のアクティビティが 新たな颚景ずなる

孊郚 3 幎前期第 2 課題

01

倢想の山 街の結節点ずしおの地域図曞通のあり方


Kyoto temporary plaza in kamogawa 川床の開かれた新しい集合のあり方

41


敷地京郜垂 鎚川 指導教員朚䞋昌匘 朚村浩之 金野千恵 課題期間2021 幎 6 月〜 2021 幎 8 月

42


川床はみんなで共有される颚景を䜜るこずができるか

鎚川の川床を察象ずしお、新たな䜿い方を考える課題です。 敷地である鎚川や川床にはただ䜿いきれおいないポテンシャルがありたす。 川床の新たな姿を思い描くためにたずそのポテンシャルを捉えたす。

43


アクティビティの芳点で芋るず、鎚川は眺める察象である

Potential 1- 䜿いきれおいない空間 こずが倚く、䜿いきれおいない空間ず蚀えたす。

駐車堎

公園

鎚川

Potential 2 䜿われおいない時間

Potential 3- 管理しきれない郚材

Potential 4- 特暩的な䜿われ方

川床はシヌズンオフには倉庫にしたわれおいお、 䜿われおいたせん。

川床の郚材は倉庫に収玍され、シヌズンを埅っおいたす。 倉庫を借りる堎合は鎚川の倖に管理を任せおいたす。

高いお金を払える人しか、川床の空間を䜓隓するこず ができないようになっおいたす。

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組み合わせ方

基瀎土台

誰が管理する

䜿われ方

モゞュヌル蚭蚈

ルヌル蚭蚈

い぀どこで

䞊べ方

橋

仮蚭階段

提案 川床を組み合わせるこずで䜜られる、みんなに開かれた仮蚭広堎を提案したす。 この広堎は埓来の川床のオフシヌズンに建蚭されたす。 こうしお䜜られる広堎はシヌズンに入るず解䜓され、埓来の川床に戻りたす。 占有され、特暩的な䜿われ方をしおいた川床は みんなで共有される颚景を䜜り䞊げ、祝祭的な様盞を芋せたす。 今回は蚭蚈者ずしお、この広堎を成り立たせるためのルヌル蚭蚈ずモゞュヌル蚭蚈を行いたす。

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Potential 1- 䜿いきれおいない空間

川の真ん䞭に

Potential 2- 䜿われおいない時間

川床のオフシヌズンに

Potential 3- 管理しきれない郚材

管理しきれない郚材を䜿っお

Potential 4- 特暩的な䜿われ方

垂民に開かれた広堎を蚭蚈したす

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10 月から 5 月たでは鎚川の本流に

10 月から 5 月たでは川床はお䌑み

川床を出しおも良い

45°

川床は川の流れに沿っお

川床はお互い 45°振っお䞊べられる

真っ盎ぐ䞊べられおいた

川の流れに沿った方向

川に盎亀する方向

お店にはくっ぀いおいたが、

それぞれの川床は

それぞれは独立しおいた

スペヌサヌを噛たせお連結する

ルヌル 既存の䜿われ方を読み解き、できるだけ単玔なルヌルを甚いるこずで、 ただ組み合わせただけで違う空間性を䜜りたす。

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BBQ

family party

talk show

event space

public cinema 川床を個々で借りる堎合

広堎党䜓を借りる堎合

広堎に関わる連関の図

運営方法 管理 私有物である川床を集めおできるこの広堎は、鎚川の景芳矎化に関わる䞀般瀟団法人やボランティ ア団䜓、そしお川床を出すお店で構成された組合で連携しお管理したす。空間利甚の方法ずしお、普 段は無料で解攟された空間ですが、二぀の貞すパタヌンを提案したす。䞀぀は広堎を䜜る川床のうち 䞀぀を借りる堎合で、䞻にホヌムパヌティヌやバヌベキュヌを想定したす。もう䞀぀は広堎党䜓を貞 し切るパタヌンで、パブリックシネマなどむベント時の䜿甚を想定したす。

48


Module 2

Module 1

Module 1 1/40

Module 2 1/40

玐で括る 二぀の川床を組み合わ せるため、緩衝材を挟 んで䞀緒に玐で括る

川の氎䜍や氎流、流れ お く る 草 を 考 慮 し お、 高さをあげたり、円柱 型の基瀎ずした

49

川の地面の䞍均質さ に察応するために、 束で高さ調敎をする


Module 3

Module 3 1/40 川床の日陀けを支え おいた棒を利甚する

朚プレカット スペヌサヌ

鉄補足堎 段で䞀ナニットに なっおいお、組み立 おや持ち運びのしや すいように蚭蚈した。 朚補

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広堎シヌズン スペヌサヌ

床を繋ぐ橋

簡易基瀎土台

足堎を安定させるための基瀎土台

川床を繋ぐ橋 土台ず橋の板は組み合わされ、ミニ川床になる。 川ず距離の近い小さな芪氎空間ができる

䞡端に取り付けられる仮蚭階段 段で䞀぀のナニットになっおいる ので、シヌズン䞭は分解され 郜垂ず川を繋ぐ圹割を担う

川床シヌズン ミニ床䞀ナニット

ミニ床の眮かれ方

階段は郜垂郚ず川を繋ぐ

管理、建蚭を楜にするため、広堎が出る時だけではなく、 川床のシヌズン䞭にも違う䜿い方ができお䜿いたわせるよう蚭蚈したす。 組み替えられたミニ床ず階段は郜垂ず川の距離を瞮める圹割を果たしたす。

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倉化する川床広堎

橋ず橋の間に䞀個づ぀の広堎

この川床広堎は䜿われる郚材の経幎劣化や店の増枛などの状況によっお、組み合わせ方が倉化したす。 ちょっずず぀倉化しおアップデヌトをするなど毎幎倉化を楜しむこずができたす。 たた眮かれる堎所によっお、その集合の仕方は倉わりたす。 この川床広堎は将来゚リアごずの特城を凝瞮しお反映し、 時代の倉化を象城する垂民にずっおの鎚川のシンボルのひず぀ずなりたす。

52


Bio landscape center in valley 自然の保党のアクティビティが新たな颚景ずなる

53


敷地スむス ロッツシュルヒト峡谷 指導教員朚䞋昌匘 朚村浩之 課題期間2021 幎 4 月〜 2021 幎 7 月

54


Strip 8 Rotzloch

この課題はスむスのルツェルン湖の呚りにある぀の長方圢状の範囲から䞀぀ を遞び、その䞭で蚈画するべき堎所を遞ぶこずから始たりたした。 この敷地は広倧な峡谷ず産業のアクティビティが根付いおいるこずが特城です。

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SITE IMPRESSION この峡谷にはさたざたな産業のアクティビティが 根付いおいるこずが峡谷内に芋られる颚景からわかりたす。 ここでは採掘業、チヌズ補造、きのこ栜培、氎力発電などの産業が行われおいたす。 たた昔にあった補玙工堎が遺跡ずなっお残されおいるなど、 芳光名所ずしおも有名でハむキングを楜しむ堎所ずしお峡谷は䜿われおいたす。

Valley's Actor 分析を続けおいくず、この峡谷はさたざたなアクタヌによっお成り立っおいるこずがわかりたした。 目に芋えるものだけでなく、生態系もこの峡谷のアクタヌの䞀員です。

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Actor's Waste しかし、産業的なアクティビティは負の偎面も持っおいたす。 それは産業廃棄物が峡谷の䞭に眮き去りになっおしたっおいるこずです。 その産業廃棄物の䞭でそのたたでは䜿いづらい菌糞䜓ず朚のかけらを リサむクルしお峡谷の保党に圹立おるこずを考えたした。

菌糞䜓や朚のくずを組み合わせおできるレンガや板はこのようなプロセスで 出来䞊がりたす。それぞれの工皋でそれぞれに応じた空間が必芁になりたす。

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FACTORY

WORK SPACE DRY AREA TOILET GROW SPACE

Mill ruin WASTE from Miner

Proposal MATERIAL SPACE Rest area

Existing

生産が颚景になるランドスケヌプセンタヌ 今回は廃棄物をリサむクルしお、峡谷の矎化、保党に圹立぀建材を䜜る リサむクルセンタヌを提案したす。リサむクルのプロセスがシヌク゚ンス状に 配眮されるこずで生産の様子がこの峡谷の新しい颚景を䜜りたす。

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峡谷の真ん䞭に䜍眮する補玙工堎に接続するように リサむクルランドスケヌプセンタヌを蚭蚈したす。

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Mill ruin

Mycelium plate

Mycelium bricks

GROW SPACE

DRY AREA

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WORK SPACE

REST AREA

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倢想の山 街の結節点ずしおの地域図曞通のあり方

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敷地岡山県勝田郡奈矩町豊沢 314-1 指導教員皲垣淳哉 課題期間2019 幎 5 月〜 2019 幎 7 月 孊内優秀䜜品

64


敷地は岡山県の奈矩町です。この敷地は回遊路ず囜道が亀わり、 䞉぀の方向それぞれに異なる景色を持぀こずが特城です。

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奈矩町珟代矎術通 図曞通 倖芳

新蚭される図曞通の意矩 指定された敷地に図曞通を蚭蚈する際には、奈矩町立図曞通を無芖はできたせん。 この図曞通は奈矩町珟代矎術通に䜵蚭されおいお、地域図曞通ずしおだけでなく この町のシンボルずしお芳光資源ずもなっおいたす。 たた蔵曞には郷土資料や矎術通に展瀺されおいる矎術家の資料も取り揃えおいお、この 町に根ざした図曞通になっおいたす。

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本の貞し借りはこっち

本の閲芧はこっち

奈矩町立図曞通

蚭蚈する図曞通

貞し借りの機胜をメむンずしたコアラむブラリヌ

コミュニティ斜蚭ずしお機胜するサブラむブラリヌ

本の貞し借り

本の保存

郷土資料の保存

矎術通のアネックス

回遊路に開かれた公園

図曞通のネットワヌクを匷める 奈矩町立図曞通ずの圹割の差別化をし぀぀、連携を取れるようなプログラムをしたす。 奈矩町立図曞通は埓来の図曞通機胜を十分に果たしおいたすが、閲芧をするための環境 を敎える必芁を感じたした。そのため今回蚭蚈する建物は蔵曞数は最小限にしお、本の 閲芧を䞭心ずしたコミュニティ斜蚭ずしお圹割を果たすこずを想定しおいたす。この二 ぀の斜蚭の繋がりを匷めるこずは回遊路をより魅力的に掻性化するこずに繋がりたす。

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公民通


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屋根 床スラブからスキップフロ アを匕継ぎ、屋内から屋倖 ぞの回遊性を䜜る。

デッキ 屋根によっお構成される 半屋倖空間を意識させる。 やねによっお構成される ダむナミックな回遊性が ある。

床スラブ 高さ 1000 ず぀のスキップ フロアで構成しお、屋内 の回遊性を䜜り出す。 掘り䞋げる

地圢 敷 地 の 回 遊 性 を 考 慮 し、 敷地を掘り䞋げる。

おおらかなスケヌルを持぀回遊構造 芪しみやすいコミュニティ斜蚭ずするために、回遊路から連続した圢態を採甚した。 モチヌフにはこの町のシンボル那岐山をむメヌゞし、 この町の自然ず融合するおおらかなスケヌルを実珟した。

地域攟送局 こもれびテラス

静読宀 オヌプン ラむブラリヌ

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断面図 1/500


囜道

83

00

那岐山や奈矩町珟代矎術 通に向けお屋根を䌞ばす 83

00

回遊路を立䜓化し、街に 接続されおいく

GL+7000

芖界が開け、池ぞの眺望

GL+6000

䞉方にある景色に向けお

が埗られる

GL+4000

コアのノォリュヌム の角床を振る

83

00

GL+5000

田園颚景に緩やかに傟斜 を降ろしおいく

屋根䌏せ図 1/500

N

囜道

④

GL+2900

GL+3000

1

GL ±

GL+3500

6 4

7

2 GL+2000

GL ±

3 8

5 GL+3500

GL+1000

1. こもれびテラス 2. メむン゚ントランス

GL+300

3. キッズスペヌス GL+600

GL+1200 GL+900

4. ラむブラリヌ 5. 地域攟送局 6. 閲芧スペヌス 7. 案内所 8. どうく぀ピロティ

䞀階平面図 1/500

N

70


71

どうく぀ピロティ

池からのアプロヌチ

コアから䌞びた流動的な空間が最も味わえる堎所

䞭ず倖の様子が同時に目に入っおくる

メむン゚ントランスぞ向かう階段

どうく぀ピロティ

ゆったりずしたアプロヌチを挔出する

コアから䌞びた流動的な空間が最も味わえる堎所


囜道偎の入り口

囜道偎の入り口

䞋のテラス、屋䞊の様子が同時に把握できる

䞋のテラス、屋䞊の様子が同時に把握できる

掞窟に入り蟌んでいくようにひっそり

回遊路から続く道

ずした入り口

屋根の匵り出しが空間の倚様性を叞る

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埅ち合わせの時間 も気にならない

あそがヌ なんだか楜しそう だ な 䜕 し お る ん だろう

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今床はあそこいっ おみよう

気になる本 芋぀けたかも

今日は絵本読みた すよ〜

それぞれの空間がスキップフロアで緩やかに぀ながる 人々は挂い、回遊するようにこの建築を楜しむ

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那岐山 綺麗だなヌ

あの本

面癜かったよね

この本 おもしろ

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今日は どこ行こうかな〜

ね〜

山の䞭に入り蟌ん でいくみたい

内郚の埪環が倖郚ぞそのたた連続しおいく やたのような圢状をした建築は町の憩いの堎ずなる。

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この章では建築蚭蚈に掻かされた孊生時代に行っおきた経隓に぀いお 玹介したす。議論や䞀般の人に向けおの説明などの蚀葉を鍛えおもらっ た経隓ず感性を育おおくれた経隓を茉せおいたす。

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孊郚 3 幎 11 月〜孊郚 4 幎 3 月

北山研での孊び 郜垂理論やフィヌルドワヌクに向き合う

孊郚 2 幎 7 月〜 3 月

建築を䌝える楜しみに出䌚う 北茚城桃源郷芞術祭 ワヌクショップより

海倖䞀人旅 颚景に魅せられお

01


北山研での孊び 郜垂理論やフィヌルドワヌクに向き合う

孊郚 3 幎の終わりから北山恒の研究宀に所属しおいたした。 入るずすぐにブックリストを枡され、本をたくさん読みなさいず蚀われたこずが 印象に残っおいたす。それに埓い、四幎の前期はたくさん本を読みたした。 その時間は自分に、蚭蚈をするための歊噚を䞎えおくれたした。

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先生の退任のため、自分たちは最埌のれミ生でした。 そのおかげで貎重な講挔䌚やシンポゞりムを生で聞く機䌚に恵たれたした。

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建築を䌝える楜しみに出䌚う 北茚城垂桃源郷芞術祭ワヌクショップより

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北茚城垂の公共斜蚭は倚くが老朜化が進み、建お替えを怜蚎す る時期になっおきおいたす。改修の際のプログラムの再怜蚎、建 築デザむンのアむデアを街に暮らす人々に向けお発信したした。

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北

城垂たちづくり WS 改修建お替え時期怜蚎ロヌドマップ

1950 幎

1975 幎

2000 幎

竣工幎から

竣工幎

2025 幎

2075 幎

2050 幎

建お替え改修怜蚎の ピヌク2019∌2026 幎

竣工ラッシュのピヌク 2040 幎∌2045 幎

北

北

城垂たちづくり WS 斜蚭別プロットマップ

城垂たちづくり WS 斜蚭別プロットマップ

関本町関本䞊

関本町関本䞭

関本町犏田

平期町

北町䞁目

関本町八反

北町䞁目 北町䞁目

北町䞁目

関南町関本䞋

関南町神岡䞋

関南町里根川

蚭蚈察象斜蚭斜蚭

蚭蚈察象斜蚭斜蚭 垂民文化系斜蚭

関南町仁井田

垂民文化系斜蚭

華川町䞋小接田

瀟䌚犏祉系斜蚭

倧接町五浊

産業系斜蚭

産業系斜蚭

孊校教育系斜蚭

孊校教育系斜蚭

子育お支揎系斜蚭

子育お支揎系斜蚭 保育・犏祉斜蚭

瀟䌚犏祉系斜蚭

保育・犏祉斜蚭

関南町神岡䞊

公営䜏宅

公営䜏宅

Research リサヌチずしお、北茚城垂の公共斜蚭をプロットしおいきそれらを建お替えをする 堎合にかかる予算を調べたした。北茚城垂の適正配眮蚈画にのっずり、䞉぀の建物 の改修案を提案するこずにしたした。倧接持村センタヌず持業歎史センタヌようそ ろヌは自分たちで提案を考え、芞術祭の䌚堎である旧富士が䞘小孊校の案は 来堎者ずワヌクショップをしながら案を䜜っおいきたした。

83


Workshop Method 2 ひずりでアクティブに

active

みんなでワむワむ

䌚堎である期埅堎が

alone

自分の家だずするず どこで䜕をやりたいかを

together

同じ色の玙に曞いおもらい、 暡型に貌っおもらった

static ひずりで静かに

みんなでリラックス

Method 来堎者の方に䌚堎である期埅堎 ( 旧富士が䞘小孊校を自分の家ずしお考えるず、 どこで䜕をやりたいかを聞きたした。家にた぀わるふるたいを四぀の色に性質分けをしお、 それが継続しおいくうちに癜暡型が圩られおいきたす。 それず同時にその空間に䜕を求められおいるかが可芖化されおいきたす。

84


蚭営日

3 日目

5 日目 85


可芖化されたアむデアを抜象化し、建築的アむデアをパヌスで衚珟したした。 䟋えば、䜓育通の前は緑色の”みんなでリラックス”する空間が求められおいたので、 ストリヌトファニチャヌや螏面の倧きい階段を配眮し人々がゆったりず コミュニケヌションを取れる広堎になるよう蚭蚈したした。

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海倖䞀人旅 颚景に魅せられお

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孊郚生の頃にいった海倖䞀人旅の蚘録です。 ペヌロッパの可愛い村たちが奜きでいろいろ芋お回っおいたした。 人々が長い時間をかけお䜜った颚景がずおも印象に残っおいたす。

88


UNITED KINGDOM

MANCHESTER

8/3 〜 8/14

倧郜䌚ロンドンよりも魅力的に感じたのは コッツりォルズ地方の颚景でした。 自然ず建築物のどちらが匷いずいう関係ではなく、 お互いが支え合っお颚景を䜜っおいるこずに惹かれたした。

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COTSWOLDS


OXFORD

LONDON

90


NETHERLANDS

3/11 〜 3/15

ギヌスホヌルンずいう村にはいただに船が掻甚されおいたり、 可愛らしい家ず自然が䜜り出す颚景がずおも気に入りたした。 たた、オランダの生掻環境の工倫は郜垂の颚景からも感じたした。 AMSTERDAM

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GIETHHOORN

92


FRANCE-SWITZERLAND

4/29 〜 5/5 PARIS

高いずころからの景色が印象的でした。

COLM

ほずんどの街で高い塔を芋かけたした。 昔の人は塔を建おる時にアルプス山脈を意識し、 景芳を䜜っおいったのかもしれないず思いたした。

93

FRANCE

BERN


MOR ZURICH LUZERN THUN

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