ERMデジタルサービス

Page 1


ERM デジタルサービス

Sustainability

ERM デジタルサービスのご紹介

私たちは、戦略から実行まで、クライアントと共に旅を管理するためのエンドツーエンドの ESG および GHG 能力を持っています。 デジタルおよびドメインの専門家からなる統合された経験豊富なチームを提供し、ソリューションの実装の旅を支援します。

データを洞察と行動に変える

ソフトウエア戦略

コンフィギュレーション

望ましいビジネス成果の要件を満たす

プロセスとデータモデルを設計

データ移行

管理システムにデータをマッピング、 検証、インポート

要求事項とターゲットアーキテク チャに合わせたオプションからソ リューションセットを選択 グローバル データサービス

プログラムの目標を満たすように ソリューションを構成

変化と変革 デジタル システム デザイン

データ分析

EHSコンプライアンスとパフォーマ ンス最適化のためのデータ分析 デジタル

デプロイメント

設計どおりにプログラムを実行する ためのソリューションを展開

サポート

ソリューションをサポートし、段階的な 変更を組み込んで効率的な運用を実現

チェンジマネジメント

強力な文化と変革プログラムを推進し、 変革を定着させる

ERM デジタルサービスは、リーダーがテクノロジーとデータを活用して 持続可能性の目標を達成できるよう支援

ERMは、 ESGプログラムとデジタルソリューションに精通しており、1,000以上のプロジェクトを成功に導く

Getting started and Implementation

ERMのシステム事業は、顧客が デジタル ソリューションを導入 できるようサポート

• デザイン

• 実装

• 展開

• 機能強化 / アップグレード

• テクニカルサポート

• トレーニング

• 変更管理

• テスト

• 統合

• データ分析とレポート

Beyond Implementation

ERMのサステイン&サポート事業 は、顧客に以下のサポートを実施

• 稼働開始後のテクニカル サポート

• テスト、品質保証、管理

• 機能強化

• ユーザー機能

• スタッフ増強

ソフトウェア導入に向けて 組織を準備する

データを収集し、ユーザー をオンボードする システムの実装と コンフィギュレーション

開示のための データの分析

持続可能性戦略と 行動の実施 クライアントがソフトウェアを 使えるようになるまでサポート

ERM は、データ ソースを特定 してコンパイルし、排出量の計 算方法を適用することで クライアントを支援 ERMはシステムの実装と コンフィギュレーションの あらゆる側面を支援

GHG データの分析、 削減機会の決定、

SEC、TCFD、CDP、CSRD などの

開示の準備支援

顧客の持続可能性と

脱炭素化戦略の実行を支援

ERMのサービス

調査 とベンチマーク

ステークホルダー エンゲージメント

トピックの優先順位 パフォーマンス評価

開示報告 – SEC、 CDP 、 CSRD、 TCFDなど

脱炭素化事業と バリューチェーン データの準備

ESG投資家向け広報 トレーニングの促進

製品とサービスの再考 バリューチェーン マッピング

プログラム開発 基準 への準拠

対象の設定

保証と検証

大規模資本プロジェクトへの 対応

グローバル ESG 情報開示時代における

ESG ソフトウェアの必要性

ESG 情報開示とデジタルツールの必要性

CSRD

• 網羅的な ESG 項目に対し、バリューチェーン全体を対象とした対応

• ダブルマテリアリティ評価

• 指標と目標の設定、達成計画と実行状況の把握

• EU タクソノミーなどとの関連性

• 第三者保証対応

⇒ 極めて多くの ESG 項目について、第三者保証レベルで対応可能な データ情報管理が必要となる

今後続く他のサステナビリティ情報開示規則

• 国際会計基準 ISSB

• 日本のサステナビリティ開示基準 SSBJ

• 米国の気候変動開示規則( SEC とカリフォルニア州法)

⇒ 求められる内容(要求事項や基準)が CSRD は異なり 、それぞれ の 規則で微妙に異なる

• 多種多様なESG項目に対し異なる基準 での開示が求められるが、データ・情報 は同じであることが望ましい

• デジタルツール等を活用したデータ ベースの整備と情報・データ更新体制 の整備が求められる 7

企業が管理し、開示するESGデータは爆発的な広がりを見せ、かつ正確性が 求められている。

• 配送方法と距離

• 移動距離 環境

• エネルギー

• 廃棄物

• 水

• 生物多様性等

• 配送方法と距離

• 移動距離

• 研究・調査データ

• LCAデータ

• フェアトレード データ

• 責任ある調達 データ

• 倫理的な労働慣行

• 中小企業や地域 コンテンツ情報

• 調達慣行

• DE&I情報

• ステークホルダー の苦情及び課題

• 倫理

• 社会課題

• 公正な価格設定

• 反競争的行為

• 政府の転用及び 処分データ

• 環境正義に 関する社会課題

• 廃棄物の不法投 棄等

Inputs

Outputs

ESG ソフトウェアにおけるデータフロー

1. ESG 情報のコミュニケーション パスまたはルート設定が可能

2. 検証レベルの 設定が可能

管理部門 プラットフォーム上にバーチャルな組織を構築することで、 組織は ESG トピックに焦点を当てたコミュニケーションパスを 確立することが可能になる

3.

Topics

:日本企業におけるグローバル EHS/ESG 管理における傾向の変化

• コーポレート全体を網羅する管理プログラム/スタンダード/プロトコルがない。買収した企業についても自律管理を尊重

• 企業グループ全体を統括管理するソフトウェアを導入している企業は少数

• 1 - 2 年前から DX 担当部門を設立する企業が増えたが、主眼は生産性向上

• 全社的な EHS/ESG 管理に関するトップマネジメントの関心は高いとは言えず、予算がつきづらい

• EHS/ESG 担当者の人海戦術によるデータ管理が継続

• グループ内だけでなく、バリューチェーンにわたり、 ESGの極めて幅広いデータ及び情報 を収集、管理する必要性が出てきた

• 自主的な情報開示ではなく、法令対応 としての対応が必須となることに加え、財務や経営情報と合わせての開示が求められる

• 第三者保証が必要となり、情報の正確性 がより求められるようになる

• CSRDのみでなく、ISSBやSSBJ、SECなどの対応が必要となり、同じデータ・情報を異なる基準で開示する事が必要となる

• ESGデータ管理体制の変化

◦ ESGデータ管理専属部門の設置、担当部門の変更(財務・経営管理部門)、タスクフォース体制の確立

• コーポレートでのESGデジタルツール(ソフトウェアの採用)

ERM ESG SW Experience – some

企業・業種

飲料

自動車部品メーカー

広告・メディア

飲料

複合企業(エネルギー、化学、小売り)

石油化学

印刷とディジタル大手

業務内容

Sphera SCCSを用いたGHGデータ収集、およびGHG排出削減目標

達成状況把握を見据えた報告書作成

Intelex SPIを用いた精度の高いデータ収集、報告および効果測定

Net Zero Cloudへの入力支援

今後の更新、第三者保証を考慮したグローバルな情報・データ収集 支援としてのマニュアル作成、 QA/QC 体制構築支援、Net Zero Cloud

カスタマイズ支援

下記モジュールへのEnablonの導入

• 指標モジュール – ESGデータ収集および報告、KPIの報告

• インシデント管理モジュール – EHSに関するインシデントの管理、 調査、報告

Sphera SCCSを用いた GHG、社会(social)、ガバナンスデータの収集 及び報告

Sphera SCCSを用いたESGデータ、KPIデータの収集及び報告

Persefoniの導入およびデータ移行

地域:グローバル

導入事例 – GHG データの報告、分析の深化

クライアントの課題

• クライアント企業は複数拠点を有しており、各拠点の数値がスプレッドシート の電子データとして別々の場所に保存されていた。このスプレッドシートは excel の複雑な計算を用いて手動で作成されており、各種状態がしっかりと記 録されていなかった。スプレッドシートの情報はメールにて共有され、複数の ファイルが存在する、計算ミスが含まれるといった状況であった。そのため、 排出量の時系列データのレビュー、修正に多くの工数を割くことになった。

クライアントのメリット

• この分析システムによりクライアントは企業としての排出量把握、すなわち GHG 排出に対する環境面の取り組み、に対処できた。連続したデータが整備 され、 KPI の時間変化に対する傾向が検証された。また、手動計算等によるエ ラーがなくなることで70% 工数が削減された。

• データ粒度の異なる散逸しているデータをグルーピングし表に整理し分析す るアプローチを採用。続いて、排出データを構造化、効率化したデータモデル を適用。データ変換はPower BI ツールの M, DAX 言語等を使用して行われた。

ERM ESG SW 導入事例 - 排出量報告の統合プラットフォーム

地域:グローバル クライアントの課題

業種:コンシューマビジネス

支援内容:

排出量報告の統合プラット

フォーム

• 法令開示、 ESGレーティング機関からの情報開示要請に対応するための資源、 時間的制約に直面

• 既存データは一貫性がなく、情報開示や認証取得用に一貫性をもった形に整 理必要がある

• 開示 / 報告の過程では、作業や報告方法の定型化が限定的

解決策

• この B2C の大企業が DXによりスムーズにサステナビリティ開示できるよう支 援

• プラットフォーム選定をサポートし、拠点および企業レベルでのデータの管理、 特に排出量報告に推進し、システム上でアセスメントを受けられるようにする

• ワンストップの統合データプラットフォームが開発され、各種サステナビリティ 開示要請にこのシステムで対応可能に

クライアントのメリット

• サステナビリティ情報開示に対応するための、全社的なアプローチとしての戦 略策定だけでなく、人材、企業文化、プロセスや能力、技術、ガバナンス、並 びにビジネス戦略を変革するロードマップを策定

提供可能なものの例

A – GRIにおけるエネルギー

関連KPIのスナップ

ショットの機能要件

B – 統合報告におけるデー

タモデル

C – サステナビリティ開示プ

ラットフォームにおける

適合度分析

D - カスタマイズされたサス

テナビリティ開示ツール

構築に向けたワークフ

ロー概要提示

地域: APAC

業種:コングロマリット

支援内容: ESG データとシステム実装

クライアントの課題

クライアントは香港に本社を置くコングロマリットで、香港・中国本土にて 100 箇

所以上の拠点にて土地開発および設備管理を行っている。この企業は

Schneider Resource Advisor (RA) からの乗り換えを決定しており、 Workiva

ESG solution を採用することでESG データの管理を効率化し ESG 報告のプロセス をスムーズにしたいと考えている。

解決策

• Workiva とのパートナーシップのもと、サステナビリティアドバイスおよび段階 的な Workiva のESG 開示モジュールの導入、設定作業サポートサービスを提 供

• 最初のフェーズでは、 RA および Excel を一時ソースとした ESGデータを Workiva 上に集約するためのテンプレート開発(英語および中国語)を行った。

• 弊社は複数社、複数拠点データが含まれるワークシートのデータを構造化を 行い、 Workiva Chains という機能を用いコントロールパネルにて複数の ESG ト ピック、指標が連携、自動更新されるようにした

クライアントのメリット

• 12週間と予定より早く導入プロジェクトを完了

• 導入完了に際し ESGチームが、体系的に ESG データを収集し 2024 年度のサス テナビリティレポートおよび品質保証のための設定を行った。

• 2024年後半に開始されるフェーズ2では、 Workiva ESG プログラム、 ESG ファ クトブックを統合し、Workiva ESG report と連携する。

Workiva platformの例

ERM について

Sustainability is our business

世界最大のサステナビリティ専門

コンサルティングファーム

1971 年設立、サステナビリティに特化した世界最大のファームとし

て専門知識と幅広い知見を有しています。

世界のリーディングカンパニーのパートナー

世界有数の代表的企業における持続可能性の推進をサポートし、 より良い未来を実現します。

ERM OVERVIEW

サステナビリティの Thought Leader

数々のベンチマークやレイティングにおいてマーケットリーダーとし ての地位を確立しており、 案件の過半数が特命契約であることも、 クライアントからの信頼を裏付けています。

イー・アール・エム日本は、 ERM グループとして 1980 年代から日本 での活動を開始、 1999 年に日本法人を設立しました。日本の大手 上場企業に対しても、多くのコンサル実績があります。

ERM は「 ESG 及びサステナビリティ・コンサ ルティングリーダー」に選出されました。

世界最大のサステナビリティ ・ コンサルタント会社である ERM は 、

独立調査会社である Verdantix 社の 2024 年版レポートにおいて 、

「 ESG およびサステナビリティ ・ コンサル ティングリーダー 」 に選ば れました 。

さらに ERM は、環境管理情報システムの導入において、どの ベンダーよりも高いスコア 2.7/3.0 を獲得している。 ERM は、 著名なソフトウェア・パートナーと緊密に提携し、広範なデ ジタル化プログラムをサポートしている。

Source: Verdantix, Green Quadrant for ESG consulting services 2024

ERM のグループ CEO である Tom Reichert のコメント: 「 ERM は 、 Leaders‘ Quadrant に選出され 、 能力評価で最高得点を獲得した ことを誇りに思います 。 サステナビリティをビジネス戦略に組み込 み 、 製品やサプライチェーンなどの重要な分野でサステナビリティ ・ パフォーマンスを強化するために 、 クライアントを支援していること が評価されたのです 。 」

プレスリリース: リンク

Source: Verdantix, Green Quadrant for Green Quadrant for environmental services 2024

Sustainability is our business

ERM のサービス

大規模なインフラ建設などを含む大規模設備投資プロジェクト は 、 環境 ・ 社会及び安全面の適切な管理がプロジェクト成功の 鍵となります 。 事業が予算内で計画通りに進むよう 、 プロジェ クトライフサイクル全体を通じて 、 環境 ・ 社会及び安全面の リスク低減に向けた支援を提供します。

気候変動リスクから人権に至るまで 、 戦略的方向性の明確化 、 コーポレートプログラムの設計 、 ディスクロージャーにおける 透明性と健全性の向上など 、 主要ステークホルダーと連携し 、 複雑なサステナビリティの課題に取り組みます。

キャピタルプロジェクト コーポ ―レートサステナビリティ&気候変動 Health & Safetyサービス

クライアントが従来のコンプライアンスと是正対応の取組 みを超え 、 安全への投資対効果を最大化し 、 命を守り 、

資産を保護し 、 レピュテーションを強化するよう支援 します。

環境債務ポートフォリオ管理及び対策 M&Aソリューション

戦略的アプローチやデジタルアプリケーション 、 環境債務を 特定・ 評価 ・ 管理する最適な技術的手法を通じてリスクを管理し ます 。 サイトの調査 、 修復 、 廃止 、 除去の最初から最後までを 総合的に管理しながら 、 クライアントに積極的に働きかけ 、 クライアント独自の進化するニーズと責務を理解し 、 対応します。

サステナブル・プロダクト&サプライチェーン

クライアントが安全で 、 サステナブルに 、 かつグローバルな 規制に準拠して 、 ビジネス目標を達成し 、 主要なステーク ホルダーを満足させる方法で製品を市場に投入する事を支援 します。

ビジネス側面に焦点を当て 、 深い知見とともにデューディリ ジェンスを実施することで 、 環境 ・ 社会 ・ ガバナンス (ESG) 及び サステナビリティ面でのリスク低減を支援し 、 クライアントの 投資ライフサイクル全体での価値最大化と保護をいたします。

オペレーションのパフォーマンス向上を目指し 、 EHS機能の 最適化と変革において 、 データドリブンのアプローチを 採用し 、 管理されたサービスを提供することで 、 グロー バル企業がオペレーションリスクを軽減し 、 収益を伸ばし 、 コストを管理できるよう支援します 。

詳細はこちら→ https://www.erm.com/ja/service/

戦略的変革と技術支援を組み合わせる能力が 当社の強みです

世界クラスの専門家からなる当社の多様なチームは、組織全体にわたってクライアントが持 続可能性を実現できるようサポートします。

ERM は、 3,000 人を超える修士および博士を擁しており、グローバルな技術コミュニティを通 じて、事業戦略を現場の行動に変換するために必要な深い専門知識を発揮しています。

私たちはこの機能を「取締役会~ブーツ」アプローチと呼んでおり、 ERM が組織のあらゆるレ ベルで目標を前進させる戦略的および技術的ソリューションを開発します。

戦略的変革と技術支援に関連する専門知識

• 戦略の変更と企業文化の変革

• 持続可能性のレポートと戦略

• 戦略的コミュニケーションと利害関係者の関与

• エネルギーと気候変動

• サイト デューデリジェンス

• 健康と生態学的リスク

• 人権

• 生物多様性と生態学

• インパクト評価

• 管理体制とコンプライアンス

• 現場調査とリスク評価

• 社会的パフォーマンス

• 海洋システム

• データ分析と視覚化

• 土地と用地

• メディア制作の安全性

• 廃止措置、除染、解体

• 修復管理

戦略的変革

(ビジネスモデル、市場、ポートフォリオ) 技術支援

取締役会

(日常業務における実践)

イー・アール・エム日本株式会社

本社 〒 220-8119

神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1

横浜ランドマークタワー 19 階

東京オフィス

〒 100-0004

東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル 5 階

大阪オフィス 〒 530-0017 大阪市北区角田町 8-47 阪急グランドビル 20 階

Turn static files into dynamic content formats.

Create a flipbook
Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.