Rate the Raters 2023:
岐路に立つESG評価
以下はThe SustainAbility Institute by ERMにより発表されたレポート「Rate the Raters 2023: ESG Ratings at a Crossroads」を紹介した際の原文の参考訳となります。原文は英文であり、和英に齟齬がある際に は英文が優先となります。
原文のご案内
Rate the Raters 2023: ESG Ratings at a Crossroads (sustainability.com)
最初のRate the Raters reportが発表されてから10年以上が経ちますが、ESG評価には依然 として高い関心が持たれています。しかし、業界は岐路に立っています。直面するプレッシャーに評 価者がどのように対応するかによって、今後10年間にこの分野がどうなるかが決まり、そして実際、 私たちが現在考えているようなESG評価がそもそも存在し続けるかどうかが決まると思われます。
投資家や企業がESG評価者とそのサービスをどのように評価しているかについて、Rate the Ratersの最新の調査は、現在のESGの状況をあらゆる混乱の中に反映しています。ESG評価 機関がサステナブル投資のエコシステムにおいて主要なプレーヤーとなった一方で、投資家、企業、 その他のステークホルダーの間で、評価やその仕組みに対する不満や混乱が高まっています。これら のトレンドは、いつまでも共存できるものではありません。