ポートフォリオ:日本語版

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九州大学 大学院 芸術工学府 永嶋 拓仁 ポートフォリオ

ナ ガ シ マ ヒ ロ ト



ナ ガ シ マ ヒ ロ ト っ て こ ん な 人 で す

負けん気 と忍耐力 の根源はココにあり!

高校時代ボート競技でのインターハイ準決勝進出決定の瞬間

2013

ナガシマ ヒロト

永嶋 拓仁

福岡県北九州市出身 1996 年 2 月生まれ 福岡県立 東筑高等学校 卒業 九州大学 芸術工学部 工業設計学科 卒業 九州大学 大学院 芸術工学府(平井研究室)在学中

経験

インクルーシブデザイン を専攻してます。 インクルーシブデザインとは:身体的なものに限らず経済的 や感情的、デジタルなどあらゆる領域でこれまでの製品・サー

その後のバネになった

ビスから排除されていた人々を、企画・開発の初期段階から

悔しい良い想い出

巻き込んで、一緒に考えていくデザインの方法

2014.4

九州大学 芸術工学部 入学

2015.8-9

アメリカ・シリコンバレーにて短期留学 ( 留学期間中に IDEO や Adobe など企業訪問 )

2015.9

九州大学が IDEO を招いた短期プロジェクトに参加

2015.10-2016.2

フィンランドのアールト大学との協働プロジェクト

2016.4-7

ドイツの Köln International School of Design との協働プロジェクト

2016.8-2017.2

ドイツの Köln International School of Design に交換留学生として留学

2017.5-12

Re:public にて8ヶ月インターンシップ

2017.9

台湾の成功大学にて学生アンバサダーとして ICPD 2017(台湾のデザインカンファレンス)に出席

2018.4

九州大学 大学院 芸術工学府 入学

2018.5-9

中国の大連理工大学との協働プロジェクト

2015

IDEO パルアルトにてデザイナー Dennis Boyle とのお気に入りの写真

デザイン修行をした 今でも繋がりのある 第三の故郷

ドイツでの留学を共にした友人たちとの集合写真

受賞歴 2015

力不足を感じ

Cocci Design Award 2015 特別賞 自転車のカゴのデザイン:プロダクトデザイン

2015

HAPPY CLEAN BUSINESS IDEA COMPETITION 準グランプリ 掃除を楽しくするためのアイデア・デザイン:プロダクトデザイン

2016

U-40 グローバルソーシャルデザインコンペティション 奨励賞 カンボジアの水問題を解決するためのデザイン:プロダクトデザイン

2016

福岡丸本株式会社第一回学生デザインコンテスト 優秀賞 『つつむ』をテーマにしたデザイン:プロダクトデザイン

2017

第 2 回 HAPPY CLEAN BUSINESS IDEA COMPETITION グランプリ 掃除を楽しくするためのアイデア・デザイン:プロダクトデザイン

ちょっとした自慢ですが 受賞しなかったコンペは コクヨとシャチハタの 2回だけです。次回こそは!

g n i com

2016

! ! n soo

デザイナーとして日本をはじめ世界で活躍してる姿

2020~


こういうデザインを目指し、デザインしてきました。 そしてこれからもこういうデザインの仕事がしたいです。

デザインへの関心

単に「使いやすくなる」「楽になる」デザイン 人の行為や習慣を変えるデザイン 「今」と「未来」の社会や人々を変えるデザイン

個人

社会

今と未来


私のデザインは 問題解決だけの デザインではありません。

目次

今までこんなことをしてきました。

ナガシマらしさ

オリジナルプロジェクト NEW!!

問題発掘 問題提起

問題を見つけ共有するデザイン

NEW!!

もしものもの +未来洞察 Re:public でのインターンシップ 編集の椅子

研究者の一面

発想プロセス開拓

デザインのプロセスのデザイン

学部と大学院での研究 ガンの未来をデザインする

NEW!!

問題解決

ヒトとモノのミスコミュニケーション

問題解決のデザイン こんなことも

私は、問題を見つけ議論を生み出すところから始め、 デザインのプロセスでさえ自ら工夫し設計しながら、 課題を解決するサービスをプロダクト含めデザインします。

授業や展示会での制作物 脳内シャッター

にだって帰る家がある

うさぎとかめ

もしも外国人になったら 失敗をデザインする

人をダメにするデザイン テープをモノに変える

Transdisciplinarity の具現化


オリジナルプロジェクト

『もしも』の『もの』 未来のシナリオをデ


デザインする

も し も の も の


問題を見つけ共有するデザイン 未来のシナリオ集 『もしも』の世界の『もの』

もしものもの 培養肉のシナリオ 豚や牛などの細胞から培養させた所謂動物を殺さ

これナニ?

15 つのデザインフィクション

ずに作った人工的な肉「培養肉」が当たり前のよ

ナニした?

うに食卓に並ぶ未来がまさに実現しつつありま

プロダクトデザインと未来洞察の融合で、

す。豚の細胞から作った、豚肉ではない「肉」は

「もしもこんなものがあったら… ?」という、 ありうるかもしれない未来を想定し、その 未来で存在するかもしれないプロダクトを デザインしました。 成果物は?

Web への投稿・本 どれくらい?

構想 + 制作 約 30 日・本制作 7 日

イスラム教徒に受け入れられるのでしょうか?ベ

別冊子を ご覧下さい 詳細は同封している別冊子に 書いております、ぜひご覧下さい!!

ジタリアンやヴィーガンの人にとって、培養肉は 食べることのできる食料なのでしょうか?「培養 肉」の実現が引き金となって、芋づる式に様々な 問いが生まれてきます。そこで私は肉を簡単に作 れる培養肉生産機をデザインしてみました。この ように世の中で起きている実際の出来事を起点に したシナリオを現在 15 つデザインしています。


作ったシナリオのプロダクトの一部

プロダクトデザイン × クリティカルシンキング × 未来洞察 作成した「スキャニングマテリアル」の一部

私は学部時代に 3 つの大きな経験をしました。「大学での専攻」「ドイツ での留学」「Re:public でのインターンシップ」です。これらの中で学ん だことは刺激的で私の貴重な体験でありました。しかし、体得した能力 はそれぞれがそれぞれで独立していて、能力同士のかけ算がうまくでき

リパブリックでのインターン 未来洞察

ていませんでした。どうにかそれらを掛け算し、一つ形に残したいと思い、 『もしものもの』というオリジナルの制作を始めました。 実際の出来事・記事を集め、その中から私たちの生活や行動、ライフス タイル、価値観などが変わるかもしれないという「変化の兆し」を見つけ、

株式会社リ・パブリックで8ヶ月インター ンシップをしていた期間に取り組んだ業 務の一つです。様々な新しい記事の中か ら世の中の変化の兆しとなる出来事を探

その変化が起こった先で何が起こり何が問題で、何がありうるのかとい

し、その出来事ごとにどのような未来が

う議論のたたき台を作ることがこの取り組みの目標です。デザイナー、

ありうるのか洞察しました。約 100 200

特にプロダクトデザイナーとして、言葉だけでなく、モノを作り、モノ を通すことでその議論を生み出せるのではないかと考えています。簡単 にいうと、ドラえもんの未来のひみつ道具を新たに提案しているような ものです。しかしただの絵空事ではなく、 「もしものもの」のものは全て、 実際に起こった事件や現在開発されている技術など、現実に起こってい る事柄 ( 全て 2018 年の記事 ) が起点になってます。 まだ継続中なのですが、現在 15 つのシナリオと 24 つのプロダクトをデ ザインし、作品は随時 Behance というウェブサイトで公開し、現在約 1000 回 (1 作品 1 人 1 回 ) 閲覧されています。(2018 年 12 月現在 )

程のシナリオを作成し、かなり鍛えられ ました。文章でのシナリオ作成だったの ですが、デザイナーの性なのか言葉では ない形あるもので表現したかったという 一つの後悔が「もしものもの」の元にも なってます。

Web 上での反応 面白いという意見が多かったです。特に直感的に背景とアイデアが分かるデザ インは好評でした。SNS に投稿していた恩恵を受け、閲覧してくれる人の中 から新たな友人ができ、「この問題には共感する。」などの意見を貰いました。


オリジナルプロジェクト

編集の考え方を応用し


編 集 ノ 椅 子

し椅子をデザインする


へんしゅう【編集】とは 素材(マテリアル)を集め それらを整理し並び替え 文脈を作ること 編集者でもある池田美奈子准教授のプロジェクト

デザインのプロセスのデザイン 編集という考え方の応用

椅子の造形を通して編集を繰り返す

で広義の編集を学びました。 その後、プロダクトデザインへ応用してみたいと いう興味本位で椅子のデザインを「編集」の力で 試みました。最初は椅子を実験的に一つ制作する 計画でしたが、制作後椅子を見た友人からは不評 の嵐でした。悔しさのあまり、もう一度異なるア

編 集 ノ 椅 子

プローチで新たに椅子をデザインしました。結局 2脚の椅子をデザインした結果、「編集」の持つ 可能性に気づくことができました。

これナニ?

椅子2脚 ナニした?

編集という考え方をプロダクトデザインへ 応用できないかと考え、椅子の造形の編集 を繰り返すことで新たなデザインの手法を 見つけようと試みました。 成果物は?

椅子2脚・映像 2 本・本1冊 どれくらい?

構想 2 日・一脚目 4 日・二脚目 3 日 ・映像+本制作 1 日(全 10 日)

material (data)

Edited-chairs

マテリアル:

最初の編集(2次元の編集):

シンプルな 3 つの図形を用意し、

3 つの図形を5人に見せ、側面

それらを素材としました。

図ベースに椅子をデザインして もらいました。


Edited-Edited-chairs

Edited-Edited-Edited-chair

Edited-Edited-Edited-Edited-material

Edited-Edited-Edited-Edited-Edited-chairs

Edited-Edited-Edited-Edited-Edited-Edited-chair

2回目の編集(3次元の編集):

3回目の編集(融合的編集):

4回目の編集(破壊的編集):

5回目の編集(連想的編集):

6回目の編集(抽出的編集):

それぞれのスケッチを素材とし

2回目の編集の 5 つのスケッチ

作った椅子を実際に新たな3人

また別の3人に 3 つのオノマト

5回目の 3 つの椅子から、再度

て、さらに別の5人に椅子をデ

を素材として、私自身が一つの

に見せ、その印象をオノマトペ

ペを連想する椅子をデザインし

私自身で椅子をデザインし、制

ザインしてもらいました。

椅子をデザインし制作しました。

で表現してもらいました。

てもらいました。

作しました。


過程の映像

実験的に進めたプロセスを表現したグラフィック

本の映像


編集の力 編集という考え方を広義に解釈し、それを椅子の 造形に応用してみました。1 から∞を作り出せる 可能性に気づきました。椅子の編集を繰り返すう ちに、そのプロセスはまさに「ブリコラージュ」 だと気づきました。地球という限られた空間・素 材の中で私たちは如何に既にあるものを使い二次 創作すれば良いのか考える必要がある今世紀にお いて、編集という考え方は魅力的です。これから 編集の力をデザインに使っていこうと思います。


学部と大学院での研究:学部編

がん検査の未来


をデザインする


早期発見・早期治療ができれば治るのに ステージ0,1の 5 年生存率

生存率 約 90%

(胃がん,大腸がん)

主要 5 大がんの検診受診率

検査受診率 約 30%

(肺がん・大腸がん・胃がん・子宮がん・乳がん)

長年、日本人の死因の第一位は「がん」です。癌と聞いたら死を連想する 人も少なくありません。しかし実際は癌を早期発見して早期治療すれば治 る病気になりつつあります。治療技術は向上し、検査の技術も開発が世界

問題解決のデザイン ガンの未来をデザインする

もしも癌が 簡単に検査できたら

各地で行われています。検査の現状に関して言えば、多くの課題があります。 現在開発中の技術が普及すればそれらは解消されると言われています。そ の一つに株式会社 HIROTSU バイオサイエンスの広津崇亮氏の「線虫の嗅 覚を利用したがん検査の研究」があります。尿一滴で癌かどうかがわかる という画期的な技術です。私は、広津氏の元を訪れ、調査を行いました。 その中で、癌検査の技術の精度が向上し、普及したとしても依然として問 題があることを発見しました。癌検査の技術が一定以上に達したとしても それらは病院や研究機関でのみ扱われることが多く、多くの人は日常生活 の中でそれらと関わりを持つことがありません。癌検査を人々の生活に結 びつけ、検査するという習慣を与えることが社会におけるデザイナーの役 割だと考え、癌検査の技術の開発が進んだ未来を想定したサービスデザイ ンを創造しました。

インタビュー 九州大学 理学研究院 生物科学部門 元助教 株式会社 HIROTSU バイオサイエンス

広津 崇亮 氏

医療と日常を繋げるサービスや空間が必要 癌を含む生活習慣病の現状の改善において厚生労働省健康局によると検査

これナニ?

癌検査の技術が発展した未来でのサービス ナニした?

癌検査の技術が向上し、普及した近い未来 でいかにして癌検査を私たちの生活と結び つけるべきか研究者の広津崇亮氏へのイン タビューやインクルーシブデザインの手法 を用いた調査により癌検査の理想のあり方 を探求しました。その上で近い将来におけ るサービスを 3 種類デザインしました。さ らに関連するプロダクトを実際に制作しま した。 どれくらい?

1年(卒業研究)

や健康や治療に関する取り組みへの参加率の低さが最大の課題で行動変容 に繋がるようにすることが重要です。また行政や外郭団体、医療機関だけ でなく産業界を含む社会全体の活動が必要であるとも厚生労働省は発表し ています。癌検査における行動変容において主に重要とされる要因は「癌

日常と医療行為を繋ぐ 「健康になる」サービスデザイン がん検査がバイタルデータ等で容易に可能になった近い未来を想定 し、日常と医療を繋ぐ「健康になる」場として「職場」 「外出先」 「自宅」 の 3 つを設け、それぞれ従来と異なるがんの告知とその後のサポー トのサービスをデザインしました。

脅威」「目標意図」「実行意図」であり、行動変容のステージモデルは一般 的に5つの段階に分けられ、中でも実際に行動をする「実行期」に移行す るためには実行意図が重要です。また行動変容のアプローチとしてポジティ

医療行為

ブ・デビエンス・アプローチという考え方があり、「病気を治す」のような

病院

短期的な改善ではなく、「健康になる」と言った長期的なビジョンを持ち、 ポジティブな点に着目するという手法で癌検査への行動変容を起こすこと が有効であることも判明しています。また医療機関ではなく企業や NPO

いつも

医療行為

日常の中で健康になるためのサービス

病院 行動変容

怖い

忙しい

もしも

面倒

法人が日常と医療行為を繋げている先行事例が既にあります。またフィー ルド調査として癌経験者の男性一人にインタビューを行った結果、がんの 告知とその後のフォローが重要であることがわかりました。経済面と心理 面の両方でフォローが重要と調査から結論づけられました。

癌(病気)の可能性が判明した場合

日常 現実:検査への参加率 低

日常 理想:3-4 ヶ月に一度の頻度

癌告知から治療までのサービス


職場 食堂 医療

いつも

いつも

いつも

もしも

もしも

もしも

新たな社員食堂

ウエルネス食堂

外出先

ジム 医療

病院経営のジム

メディカル・フィットネス

自宅

警備 会社

医療

警備会社による新サービス

ヘルスセキュリティ

社員食堂の中に日頃から健康に関する相談や取り組みをしてくれるアウトソース

病院がジムを経営し、ジムの利用者の健康を「元気な状態」から見守り、いざという

SECOM やアルソックなどのセキュリティ会社が、自宅の警備と平行して展開するサー

によるサービスです。健康に関するアドバイスのために社員が意識しすぎること

時も連携してサポートするサービスです。病院はこれまで病気になった人を治療する

ビスです。セキュリティ会社特有のネットワークを活用して、自宅のトイレ等にバイ

のない形でバイタルデータを収集し、社員の健康を見守るサービスです。収集し

だけでしたが、健康を促進する目的としてジムを経営します。そのジムにはトレーナー

タルデータを採取するシステムを導入し、管理することで自宅のみならず利用者の健

たデータを常に癌などの病気がないか、自動でチェックします。万が一、収集す

だけでなく、医療スタッフが利用者の健康を管理し、利用者に対してアドバイス等を

康の安全も保証するサービスです。万が一、癌などの病気がバイタルデータより判明

るバイタルデータから癌などの気の可能性が判明した場合、病気の告知から治療

行います。病気になった際は病院と連携し、医療スタッフがサポートをするのですが、

した場合、病院まで送迎したり、その後のサポートもします。

と治療後までサポートをします。また、食堂に医療や精神ケアを専門とするコン

その延長でがんの告知、治療中のサポートも含まれるというアイデアです。ジムの随

シェルジュが滞在し、社員らが容易に私生活や健康に関する相談ができ、サポー

所で利用者のバイタルデータを採取する仕組みが組み込まれており、それらを医療ス

トを受けられる環境を作ります。

タッフと経営する病院で管理するというシステムです。ジムには、筋肉トレーニング、 ダイエット、健康的な身体作りなど様々なガイドブックが置かれ、それらを利用して トレーナーとのコミュケーションが取られます。ガンの告知の際にも同様にガイドブッ クを渡されます。 がんの可能性が判明した時、食堂にい

克服体験記

るコンシェルジュから三種のチケット

肺がん克服!

の場合早期発見で、ステージ 1 で、このがん克服ガイドブッ

です。というのも、いつもジムで共に汗を流す僕の友人が以前、

クをもらって早期治療すれば治ると知りました。実際に私の

がんを患っていました。すぐに無事完治し、がんは治る病気 なのだと彼のそばで感じていたので、自分の身にがんがある とわかった時かなり冷静でした。また、彼と僕のトレーナー である森永さんからのがんについて以前から話を伺っていた アパレル店員

中村さん(29)

ので、基本的な知識はありました。ただ唯一、友人より治療 期間が長かったので、まだ終わらないのかと思う時期はあり

ような状況で治った人たちの事例をみていたら私も問題ない

篠原さん(26) 広告代理店 会社員

んだと感じ、不安は徐々になくなっていきました。それでも やはり安心しきれていなかったですが、トレーナーの田中さ んとお話しているうちに安心感が増してきました。治療自体 は 1 週間ほどで、そのあとさらに 3 ヶ月ほど月に 1 度くらい のペースで通院してました。治療から 2 年経った今では不安

ました。

の欠けらもなく、田中さんと楽しくトレーニングしてます!

友人も僕もこのジムでがんが判明し助かったので、通ってい るジムがここでよかったなと感じてます。 14 日後

用できたり情報を手に入れることが可 能になる。

がんだとわかって確かに少し不安になりました。しかし、私

がんだと判明した時、僕は驚きもショックも不安もなかった

QR コードを読み取ると、「健康・身体」

No.004

トレーナーの田中さんが心の支えでした。 腎臓がん克服!

正直、僕は不安がなかったです。

を 受 け 取 る。そ れ ぞ れ に 記 載 さ れ た 「家族」「仕事」に関するサポートを利

克服体験記

No.003

現在

直後

3 日後

ポジティブ

ポジティブ

3 ヶ月後

1 日後

現在

肺がん ステージ 2

腎臓がん ステージ 1

判明:2018.12.5

判明:2019.2.18  3 ヶ月後 直後

時間

完治:2019.1.20  30 日後

トレーナー:田中祐介 通院:-2019.5(約 3 ヶ月)

中村さんのマインドグラフ

治療:通院型

時間

完治:2019.2.24

トレーナー:森永玲子 通院:-2019.8(約 8 ヶ月)

ネガティブ

篠原さんのマインドグラフ

治療:入院型

ネガティブ

卒業研究のフィードバック 3 つのサービスそれぞれに対する意見と「医療の課題に関して、デザインでの シナリオ作成は有効性があると思いますか?」というアンケートを取りました。 研究の有効性が示されるような意見もあり、また辛辣な意見もありました。


学部と大学院での研究:大学院編

ヒトと モノの ミスコミュニ


「ドアを開けようと押したら、引き戸だった」

「ブラインドの紐を引っ張る向きをいつも間違う」 では IoT という単語をよく聞くようになりました。私たちの身の回り のモノのあり方が変わろうとしています。これから「モノ」の変化が次々 と起こるであろう未来が不明瞭な時期に今我々はいるのではないかと私 は考えています。コンピュータ等の誕生からデジタル社会の中で我々は デジタルというソフトに注目し、モノというハードの面の注目がおろそ かになっているようにも思われます。その中で、これからモノがどのよ うにあるべきなのかという問いが私の頭の中にあり、修士研究としてモ ノのもつ可能性を探求したいと考えました。 「ドアを開けようと押したが開かず、実は引き戸だった」 「ブラインドを開けようと紐を引っ張ると逆に閉まって閉まった」 このような経験はないでしょうか?このように誰かがモノに対して何か をしようとした行為に不具合が起こる状況を「ヒトとモノのミスコミュ ニケーション」と名付けました。そのミスコミュニケーションだと言え る事例を集め、分析しモノ自身が持つことのできる情報やアフォーダン スについて、IoT という時代の背景を踏まえ、研究を進めていきます。 2018 年 12 月現在、「ヒトとモノのミスコミュニケーション」の事例を収

ニケーション 集している段階であり、今後分析や、異なるアプローチでの調査をして

いく予定です。


授業や展示会での制作物

プロダクトデザイン

プロダクトデザイン

脳内シャッター

感動という「ドキドキエネルギー」を使った新たなカメラ

身につけていれば感動する だけで、感動した瞬間の目

にだって、帰る家がある

を差し込むと明かりが灯る

測定&計算

感動

感動を感知・認識

帰宅した際、

を適当に机

の上などに置いて、翌日の

の前の光景の写真を撮るカ メ ラ を デ ザ イ ン し ま し た。

朝どこに

学部の副専攻である人間工

ず探してしまった…という

学で学んだ脳波の仕組みを 応用しました。

3 4秒

あるのかわから

経験ありませんか?

の帰

る家をデザインしました。

置き場


プロダクトデザイン

サービスデザイン・社会実験

うさぎとかめ

うさぎ型のキーホルダーと亀の甲羅型の

落ち着かない

集中できない

やる気ない

のんびり

もしも外国人になったら Have you ever been a foreigner?

置き てきぱき

2016 年当時ドイツでは、トルコなどから難民が 大量に流れ込み、各地で事件が起きたことでド イツ中が難民問題について敏感でした。そこで、 私たちは「外国人」や「移民」について考えさ かめモード

うさぎモード

せることを目的に実験し映像を撮りました。

映像です。是非ご覧下さい。

https://vimeo.com/186082621


サインデザイン

プロダクトデザイン

失敗をデザインする

人をダメにするには?

No PVC! サインボード注意喚起と学びのサイン

我々を非生産性にするためのプロダクト

自身の失敗をサンプルにレーザーカッ ターを使用する人に失敗した例を提示

思わず握ってしまう

す る こ と で、「学 び」と「注 意 喚 起」 が同時に行えるようなサインボードを デザインしました。その後、その作品

柔らかい

全行程を公開した Web です。

を3つの形で、失敗をデザインしたこ

https://fabble.cc/hiroto-nagashi/nopvc-signboard

の例を発信しました。 学内工作工房での設置

暖かい 展示会「つくると!」に出展

Web「Fabble」への投稿

バッテリー・重り

ついつい怠けてしまうプロダクトをデザインしました。


プロダクトデザイン(造形)

テープをモノに変える

テープからインスピレーションを得たマガジンラック

グラフィックデザイン

Transdisciplinarity の具現化

Interdisciplinarity でも Multidisciplinarity でもない「学際的」をグラフィックに

Magazine rack

「Transdisciplinarity」という概念を大学のロゴに テープの自然な曲線を表現しました。

使われている3色でグラフィックで具現化しました。 ご観覧いただきありがとうございます。


連絡先 九州大学 芸術工学府

永嶋拓仁 tel: 080-2710-0959 e-mail: naganagaisland@mbr.nifty.com


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