ルイ・マックス畑区画2017年版

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PORTRAIT 2012

LOUISMAX.com Copyrights : Louis Max 2016


ブルゴーニュはさまざまな気候条件 が交差する地: •南部は地中海気候の影響 •北部は大陸気候の影響 •西部は海洋性気候の影響を受ける

この立地条件がブルゴーニュのワイ ンに個性を与え、またピノ・ノワー ルとシャルドネがこの地に最も適し た品種となる。

ブルゴーニュ


数字で見る ブルゴーニュ

• それぞれの特徴を持つ5地区: シャブリ (5,400ha)、コート・ドゥ・ボーヌ (4,400ha)、コート・ドゥ・ニュイ (2,400ha)、コート・シャロネーズ (4,000ha)、マコネ(7,000ha) • 南北に約230km • 国内エー・オー・シーの畑の3%を占める・世界のワイン総生産量のたった0.5%


ブルゴーニュ
 vs
 ボルドー

• ボルドーの畑面積はブルゴーニュの4.5倍 • ブルゴーニュは100エー・オー・シーを持つのに対し、ボルドーはわずか57


ワイン醸造

2000年の 歴史

• ブルゴーニュは2000年以上ブドウ栽培の歴史を持つ • ローマ帝国時代に初めてブドウ畑が誕生 • 中世の時代に、僧(シトーとクリュニー修道院)やブルゴーニュの公 爵が栽培や醸造技術を高めた。 • 現代の醸造や栽培法は、その当時の技術を基盤にしている


シャルドネとピノ・ ノワールの本 家

• ブルゴーニュはシャルドネとピノ・ノワールの本家 • 白の90%がシャルドネ • 赤の83%がピノ・ノワール


ブルゴーニュのテ ロワール: 大変貴重な資産

ブルゴーニュの“テロワール”は、各要素の絶妙な化学反応から形成 • ブドウ •自然的要素の複合: -気象 -土壌と下層土 - 畑への日射と方角 • 栽培家のノウハウ


クリマのコンセプト

•ブルゴーニュ特有

•“クリマ”とは特殊なテロワールを持つ特定の区画

•ブルゴーニュに600以上のクリマ

•クリマはフランスの偉大なるワインの卓抜した特長を表現

•2015年ユネスコ世界遺産に登録

クリマ:
 テロワールの 究極の表現


ブルゴーニュの エー・オー・シー

エー・オー・シーワインはブルゴーニュワインの特徴の多様性を反映 全てのブルゴーニュワインはアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ(エー・オー・ シー)で、今日100に上る。


偉大なヴィンテージ の秘密

最も偉大なるワインは以下の条件が •斜面で栽培 •砂利質土壌 •適度な粘土と豊富な白亜を含む

う:


メゾン・ルイ・マックスはフランス全土で230ha以上の畑を持ち、 ブルゴーニュ、ローヌ・ヴァレー、ラングドックに広がる。 世界中60カ国以上で販売


ブルゴーニュのメゾン・ルイ・マックス


1859年、エフゲニー=ルイ・マックスはジョージアから移住し、ワインビジ ネスを創業。最初ボーヌで始め、そしてニュイ=サン=ジョルジュへ移 転。 4代のマックス家がブルゴーニュで154年を経たメゾン・ルイ・マックスは、 2007年に新しいマネジメントチームへと移行し、新たな気運を高めた。


メルキュレ、リュリーのプルミエ・クリュと単一畑を含む、コー ト・シャロネーズの有機栽培の畑20ha以上を所有


ドメーヌでは完全に有機栽培で、伝統的農法を使用。 馬を使って耕作やその他の作業を行う。


コート・ドゥ・ボーヌ、コート・ドゥ・ニュイ、シャブリや他 ブルゴーニュ全土の50haの畑にブドウを提供する長期の提携関 係を持つ


ニュイ=サン=ジョルジュの自社セラーで完全発酵。 2014年からは、コート・ドゥ・ニュイの高名なヴィニュロン(栽培家で あり醸造家) のダヴィド・デュバン氏が、技術ディレクターとして醸造チームに参加。


ルイ・マックスの全てのラベルは、著名なフランス人イラストレーター、 ピエール・ルタン氏がデザインしたものだった。 ルタン氏はエルメスやコーチなどの高級ブランドや、ニューヨーカーのデ ザインを手掛けたこともある。


毎年ルイ・マックスのワインは最も権威あるテイスティングの大会でい くつものメダルを獲得し、ジェームス・サックリング、アレン・メドウ ズ、ビル・ナンスン等の著名な批評家から高い評価を得ている。


グラン・クリュ


ドメーヌ・ルイ・マックス  オーガニック
 メルキュレ : クロ・ラ・マルシェ (赤), レ・ロシェル (白), レ・ コドロワ (白), メルキュレ プルミエ・クリュ レ・ヴァッセ (赤) リュリー・レ・ プラ ントネイ (白)


ラングドックのルイ・マックス・シュド


ルイ・マックスはラングドック地方の土地340haと ブドウ畑165haの所有者で、畑は有機農法。


クリマ・ドゥ・ルイ・マックス : 北仏が南仏へ語りかけるとき ブルゴーニュのルイ・マックスの歴史と南の自社ドメーヌを完璧につなぐ象徴 南仏のピノ・ノワールとシャルドネをブルゴーニュスタイルで醸造


コート・デュ・ローヌのドメーヌ・ラ・リール


ポン・デュ・ガールから数キロ、 地中海から車で1時間以内の距離


・・・そして、愛らしい中世の風景が残るユゼス村の近く


ドメーヌ・ラ・リールは45haの畑で、プジアックの小さな村に位置する。 2009年から有機農法。


ドメーヌ・ラ・リールのワインも、毎年いくつかの賞を受賞


ドメーヌ・ラ・リール- エー・オー・シー コート・デュ・ローヌ


テロワール
 ブルゴーニュ全土に広がる幾つかの畑のブドウから造られたワイン。コート・ ドールの複雑性とコート・シャロネーズやマコネの濃厚な果実味が合わさっ たブレンド。グイヨー式で栽培し、厳しい収量制限が行われる。石灰岩を豊 富に含む土壌で、シャルドネの理想的な土地。

ブルゴーニュ   シャルドネ ボーシャルム 2015

ブドウ品種 : シャルドネ100%

等級 :

リージョナル・ アペラシオン

醸造: 手摘みで収穫、選果、伝統的製法で醸造
 
 相性の良い料理: ソースを使用した白肉、グリルした魚、大皿のシーフード 料理 サーヴする温度 : 12-13°C

熟成ポテンシャル : 飲み頃。最長4年熟成可能

ロケーション : ブルゴーニュ地方


テロワール 世界に名の知れたムルソーは、コート・ドゥ・ボーヌに位置しており、石灰岩マール 土壌から成る。このテロワールは何世紀もの間、傑出した風土を持つことで知られて おり、シトー修道会の僧が1098年にブドウを植樹したのが始まり。 このワインはムルソーのアペラシオンの南西部で造られる。樹は石灰岩を豊富に含む 傾斜地で育つ。このクリマの名は、古代の言葉“beleniacum”に由来し、 太陽と若さ

ムルソー  プルミエ・クリュ ブラニー

のガリア神であるベレヌスを奉る場所という意味がある。

2014

ブドウ品種

等級: プルミエ・クリュ

シャルドネ100% 醸造 手摘みで収穫し、選果後に醸造。30%新

のオーク

で12か月発酵&熟成させる

相性の良い料理 仔牛肉、繊細な味わいの家禽肉料理、グリルした魚介類と好相性。フォアグラやヤギ のチーズと合わるのもお薦め サーヴする温度 : 12-13°C. 熟成ポテンシャル : 10- 15 年

ロケーション: コート・ドゥ・ ボーヌ


テロワール
 コートで生長した単一品種のピノ・ノワールは、多くの異なる表情を見せる。コート・

ブルゴーニュ

ドゥ・ボーヌのピノは非常に繊細で、たくさんのフィネスを感じる一方、コート・

ピノ・ノワール

ドゥ・ニュイはより力強く、よりタンニンの強いもの。コート・シャロネーズはまろや

ボーシャルム

かでコクがあり、飲みやすい。このブルゴーニュ ボーシャルムは、コート・ドゥ・ニュ イとコート・シャロネーズのブドウをブレンドしたもの。

等級 : リージョナル・ア ペラシオン

ブドウ品種: ピノ・ノワール100% 
 醸造: 手摘みで収穫し、選果。50%のブドウを除

2014

し、伝統的方法で醸造

ロケーション: 
 相性の良い料理:コールドカット、ローストやグリルした肉料理で特に牛肉と好相性。 ソフトチーズとも理想的な相性。 サーヴする温度 : 14-16°C 熟成ポテンシャル飲み頃。 最長4年熟成可能

ブルゴーニュ地方


テロワール ドメーヌ・ラ・リールは、南仏のプジアック・テロワールの中心に位置し、ユ ゼスとポン・デュ・ガールのチャーミングな村に近い。畑は傾斜地の理想的な緯 度に広がっている。日照量の多い気候条件に恵まれながらも、近くに中央高地 があるおかげで、フレッシュさを維持する。ドメーヌは有機栽培しており、エ コサート認定済み。

コート・デュ・ロー ヌ
 ドメーヌ・ラ・リー ル 2014 オーガニックワイ

ブドウ品種 シラー、グルナッシュ

醸造 完塾した時にだけ葡萄を収穫する。注意深く選果し、完全に除

ン
 
 してから発酵

させる。伝統的な大桶で発酵させ、6か月熟成させる。

ロケーション: 南ローヌ・ヴァ

相性の良い料理 ソースを使用した赤肉料理、ジビエのシチュー、家禽肉のロースト、チーズと 好相性 サーヴする温度: 16°C 熟成ポテンシャル: 3- 4年

レー


テロワール ブルゴーニュ南部のコート・シャロネーズで生産されたワイン。このプルミエ・ クリュ レ・ヴァッセは、メルキュレのドメーヌ・ルイ・マックスに位置し、

メルキュレ プル

美しい20haの土地。

ミエ・クリュ

有機栽培。

レ・ヴァッセ

土壌は粘土マール質で、程良く石灰岩を含む。 ブドウ品種

イン

ピノ・ノワール100%

等級:

醸造 手摘みで収穫し、選果。50%のブドウを除 発酵させ、オーク

2014 オーガニックワ

し、伝統的醸造法で木製タンクで

プルミエ・クリュ

で18ヶ月熟成させる。

相性の良い料理

ロケーション:

ソースを使用、またはグリルした赤肉料理、繊細な味付けの家禽肉やエキゾチッ

コート・シャロ

クな料理、風味の強いチーズと好相性

ネーズ

サーヴする温度 : 15°C  熟成ポテンシャル : 7年


テロワール
 ジュヴレ=シャンベルタンの村は、ディジョンとニュイ=サン=ジョルジュの間のコー ト・ドゥ・ニュイの中心に位置する。畑は東向きで完璧に日光を浴びる立地のため、 素晴らしいワインを産出するポテンシャルを持つ。石灰岩、粘土、マール、シルト、

ジュヴレ=シャン ベルタン レザロット

小石から成る複雑な地質。

2014 ブドウ品種: ピノ・ノワール100%

等級: 
 醸造: 手摘みで収穫し、選果。50%のブドウを除 ク

し、木製の大

で発酵させ、オー

で18ヶ月熟成させる。

相性の良い料理:赤肉料理全般と良く合い、特にジビエなどの強い風味の肉料理と好

ヴィラージュ・ アペラシオン ロケーション:

相性。またレッドソースを使用した魚料理とも良く合う。強い風味のチーズで、例え

コート・ドゥ・

ばシトーチーズ、エポワスチーズ、ウォッシュチーズのラミ・デュ・シャンベルタン

ニュイ

などと合わせるのもお薦め 
 サーヴする温度 : 16°C 熟成ポテンシャル : 今飲み頃で、今後15年間熟成されていく だろう


ルイ・マックスのサインが入った各ワインは、素敵なサプライズ: 各アペラシオン、クリマ、テロワールの特徴を尊重する。 加えて、ルイ・マックスが直接責任を負う各区画に対し、持続可能な農法を採用している。 ルイ・マックスは受け継がれた遺産と、ブルゴーニュの伝統に関する深い理解を持ち、 クリエイティブでポジティブな影響を与えたいという情熱がある。 そして積極的にこれらの価値を共有し、広めたいと考えている。 ルイ・マックスのスタイルは、ふれあい、五感、芸術をいとおしむ優しさを持ちながら、自然 の贈り物を解釈すること。 そしてルイ・マックスルの個性とは、現代的であり芸術的な方法で、素晴らしいワインを再解 釈することである。

LOUIS MAX 6, rue de Chaux 21700 Nuits-Saint-Georges FRANCE Tel. 00 33 (0) 3 80 62 43 01 Fax. 00 33 (0) 3 80 62 43 16 louismax@louis-max.fr

www.LOUISMAX.com


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