Ponsse News 2/2018, JA

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PONSSE ニュース PONSSE お客様と投 資家の皆様のマガジン 2018年2月

勝利の組み合わせ PONSSE DUAL

積荷操作の効率向上 PONSSE K121 ローダー

ブラジルの PONSSE

ブラジルのスパイス の効いたフィンランド製


PONSSE ニュース

PONSSE お客様と投資家 の皆様のマガジン 発行者

Ponsse Plc Ponssentie 22, FI-74200 Vieremä, Finland 編集責任者

Katja Paananen

22 24

編集、コンテンツ

Ponsse Plc 編集員

Juho Nummela, Katja Paananen, Juha-Matti Raatikainen, Marika Ryytty, Jarmo Vidgrén, Juha Vidgrén レイアウト

Mainonnan Työmaa

ブラジル ハーベスタ マーケットでの Ponsse

カバー写真

9 PONSSE の人々プロダクト マネージャー

イラスト

10 ハーベスタ ヘッド

印刷

12 スウェーデンの DUAL のお客様

Ponsse Plc Henna Ryynänen (Ponsse キッズ) Painotalo Seiska レポート

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ADDRESS SOURCE

Ponsse ニュースと Ponsse お客様登録のメーリングリスト

PONSSE Plc お客様と投資家の皆様 のマガジン Ponsse ニュースは年に 3 回の発行 です。

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4 ブラジルのスパイスの効いたフィンランド製

JANNE LOPONEN

16 PONSSE モーメント

18 PONSSE K121 ローダー

20 フランス POUSSANGES の

PONSSE MANAGER のお客様

長い経験が卓越した製品の特長を示します。

21 PONSSE サービス契約書

SONÖ JORD & SKOG AB

24 木材の効率的な利用法は日本文化遺産の一部

すべてを 1 つの機械で。

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22 南スウェーデンの新しいサービスセンター


VIEREMÄ からのご挨拶!

28 26 伐採ニュース

28 父の仕事に対する敬意

よい態度は世代交代成功のもと

32 PONSSE OPTIMAP2 マップ アプリケーション 33 PONSSE キッズ

34 PONSSE コレクション

ストーリーへの て賞を アイデアを共有し ! う ょ し ま 獲得し

se.com. ponssenews@pons ーリーへの ト ス で ル 宛の電子メー アイデアをお フィードバックと 送りください。 関して、アイデア それぞれの課題に うちのお一人が、 を共有した方々の ョン製品 Ponsse コレクシ 。 す ま し 得 を獲

2018 年は Ponsse にとってアクションいっぱいの年です。林業は好調で フィンランドおよび海外の両方において我々のビジネスに反映されてい ます。収穫量は増えてきており、弊社のお客様はご自身のお客様のニー ズに答えるべくお忙しいことと存じます。Ponsse は開発の良好な ステージにあり、弊社の投資は前進しています。Ponsse の従業員は 現在全世界で 1,600 人です。社員の優秀なグループによって、どこで操 業していても、お客様のための開発とベストで可能なサービスを確実に 提供します。 国際的なハーベスタ マーケットにおける弊社の存在は、セールスと サービスのネットワークの拡大を通して 発展してきました。弊社の世界規模の ネットワークにおける投資は、過去数年 の間広範囲にわたってきました。弊社の サービス投資にはスウェーデン Värnamo の新しい PONSSE サービスセンターが含 まれますが、スウェーデン南部における サービスの改善において弊社にとって大 きなステップ になります。弊社のメンテ ナンス サービスは本質的な役割を果たし ており、サービス ネットワークの開発は 続いています。 弊社 Vieremä 工場の投資は計画に 従って進捗してきました。春の間に新し い倉庫システムを導入し、現在弊社は組 立て機能を新しい施設に移す準備をして います。組立てラインのほとんどは夏休 みの間に新しい工場内に移し、工場の 最終的な変更は年末までに行ないます。 工場の投資は製品の品質、生産性、 柔軟性、安全性を改善します。弊社は今 生産技術の点で大きな飛躍をしており、 それから継続的な改善の通常モデルに 戻ります。 今年は何十というイベントと製品の発 売をこなしてきました。新製品の発売は 来秋の FinnMETKO 展示会で広範囲にわ たります。新製品は弊社の 増強/節約理念の一部であり、それによってお客様は適切な製品、 情報システム、トレーニング、メンテナンスの助けを借りて収穫の 生産性とコスト効果を改善することができます。環境面の責任 はすべての開発ステップの一部です。 秋に Jämsä の FinnMETKO 展示会でお会いしましょう! Juho Nummela 社長兼 CEO

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レポート / ブラジル

ブラジルのスパイス の効いた フィンランド製

Ponsse のブラジル子会社は、ラテンアメリカ中央部にあるフィンランドの一部 もちろん製品の選択から始まってブラジルの大きな影響を合わせ持つ、と言われ てきました。Ponsse Latin America Ltda は、ローカルなニーズに対して仕立て直 したソリューションを特別に提供することでそのマーケット シェアを拡大するこ とができました。

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onsse は 2006 年に Mogi das Cruzes に子会社を 設立、21 世紀に入って南 アメリカでまさに最初の PONSSE の機械がお目見え しました。その黄色い機械は、 ブラジルの耕作された森林の収穫に

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ファミリー ビジネスのキーとなる 要素、言い換えれば個人の経験に 基づいたお客様のニーズのパート ナーシップと知識をもたらしてきま した。何年にもわたって、その成長 はローカルな条件用に開発された技 術によって支えられてきました。

当時ローカルな条件用に設計さ れた技術は多くは無かったため、 Ponsse がブラジルに入ってマーケッ トに動揺を与えました。最初の大き なチャレンジは、ブラジルのビジネ スの文化を理解することとユーカリ の樹の収穫のチャレンジでした。


Ponsse Latin America Ltda の新し い常務取締役の Fernando Campos は言います。「Ponsse の財産は、 フィンランドの親しみやすさと他 の人々への誠実な応対と物事を明 白で率直な方法で行なうこととロー カルな要求を理解し仕立て直した ソリューションを提供することでし た。」PONSSE H7euca と H77euca ハーベスタ ヘッドはブラジル用に 特別に開発されました。急斜地の チャレンジは 8 つのホイールを持つ 機械、ウインチのソリューションと 特別な設備で克服され、メンテナン ス サービスは、例えば、フル サー ビスの形式でのローカルなニーズに 従って完全に計画されました。長い 間ブラジルのマーケットは 2 つの 森林機械の製造会社によってコン トロールされていました。 マーケットの大多数は工場、 土地、森林、機械を持つ大きな林業 会社によって支配されていました。 「彼らのお客様になるためには 彼らの信頼を勝ち取る必要がありま した。いま Ponsse はメイン プレー ヤーの 1 つであり、開発のための大 きなチャンスがまだあります。」 と Campos は言います。黄色い機械 の人気は番号によって測ることがで きます。ハーベスタ ヘッドが含ま れる場合、ブラジルには 250 以上の PONSSE の機械があります。 ブラジルは完全に大陸の大きさで すが、その森林機械のマーケット はヨーロッパのマーケットよりも 小さいです。Ponsse はブラジルに 230 人の従業員がいますが、そのほ とんどがサービスセンターで働いて います。 Ponsse はブラジルに 5 つのサー ビスセンターがあり、1 つは本社に 関連して Mogi das Cruzes に、その 他は Eunápolis (BA)、Venda Nova do Imigrante (ES)、Belo Oriente (MG)、 Telêmaco Borba (PR) にあります。 「国の南部にある弊社の販売店 Timber Forest は、Curitiba に本社が、 Lages (SC) と Guaíba (RS) にサービス センターがあります。スペアパーツ の価値は 4000 万ブラジル レアルを 超えていると見積もられています。 距離が遠いためストックは広範囲に 持つ必要があります。

8 月の初めに Ponsse Latin America の常務取締役に就任します。現在の 常務取締役 Marko Mattila はフィン ランドに戻って会社のグローバル ディストリビューション ネットワー クの開発を開始します。 「我々はブラジルにおける弊社 のサービスと操業の品質を改善する ために懸命に働いてきました。」 と Mattila は言います。 「次の仕事で私は発展し拡大す るであろうすべての Ponsse 販売店 のネットワークに焦点を当てます。 弊社の販売店と Ponsse の両方が将 来も成功することを保証するため に、パートナーに提供されるサポー トを改善することに関して我々は常 に働いています。」 と Mattila は言 います。 「会社に対する責任を大いなる 自信を持って Fernando に移すつも りです。彼は真剣に仕事に取り組み ます。プロフェッショナルであり、 なすことすべてにおいて Ponsse の価値に強烈な光を当てます。彼は ほとんど創業開始から会社のために 働いてきました。ですから、経験が 豊富で弊社のお客様は彼に尊敬の念 を抱いています。 Campos は マーケティングと輸 入計画のコーディネート役として 2006 年に Ponsse の勤務を開始しま したが、その後スペアパーツのマ ネージャーとして 4 年間、セールス とマーケティングのマネージャーと

して 6 年間働きました。彼はビジネ ス マネージメントの大学院コース を修了しケンブリッジ大学でも学び ました。 「我々の目的は、機械のセールス とメンテナンス サービスの両方にお いて良好なマーケットシェアを達成 することです。操業の品質は従業 員の継続的なトレーニングを含む厳 しい品質プログラムによって導かれ ます。」 と彼は言います。 「我々は親会社からは遠く離れ ていますが、Ponsse の価値によって 多くを導かれています。」お客様の 利益は常に弊社の優先順位です。 柔軟なお客様サービスは弊社にとっ て他社に負けない優位な点なので、 それは我々の活力源です。」 と彼は言います。 トレーニングと安全性に焦点を当てる

安全性とトレーニングのプログラム は明らかに Campos が語りたい テーマです。 「十分にトレーニングを積んだ チームはアクシデントを避けること ができますし、より生産的です。 我々は安全にかなり真剣に取り組ん でいますし、お客様にも高い水準 をお願いしています。」 と Campos は言います。トレーニングもお客様 の現場で提供させて頂いています。 50 の理論レッスンの後に 50 の実践 レッスンをフィールドで行います。 サービス エンジニアの Leonildo

常務取締役の変更 (進行中)

Fernando Campos がセールス兼マー ケティング マネージャーを退任し

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レポート / ブラジル

「我々は親会社からは遠く 離れていますが、Ponsse の価 値によって多くを導かれてい ます。お客様の利益は常に 弊社の優先順位です。」 Fernando Campos は言います。

Camargo は、機械のオペレータには特に 安全性と生産性の改善を目的とした 5 週間のトレーニングが行われると言い ます。 「トレーニングは受講者に森林機械の 操作の資格を与えるものではありません が、専門化を可能にするものです。」 と彼は言います。「新しいオペレータが 安全にかつ効率的に作業できるまでには さらに 6 ヶ月がかかります。」 トレーニングを通して、例えば必要で ない動きを省略することなどによって作 業の方法についてオペレータに影響を与 えることができます。 「圧力のもと急速なペースで作業が 行なわれるとき、たくさんの材木が収穫 されクレーンがすばやく動く場合があり ます。オペレータは、すばらしい仕事を してはいるが、現実には例えば必要でな い動きを止めるなど作業の計画を立てる 時間がないとしばしば考えます。」 と Camargo は言います。 新しい技術がトレーニングの中で大き な役割を果たします。シミュレーターに よってオペレータはどのエリアで展開す べきかを発見することができます。 「我々は、様々な機械タイプ用のシ ミュレーターやバーチャル リアリティを 通して学ぶ可能性などトレーニングのリ ソースを発展させてきました。我々は、 例えば PONSSE EcoDrive アプリケーショ ンなどを使って、効率のテスト、結果の 比較、それにより作業方法の開発ができ ます。」 と Camargo は言います。

「モニタリングを通してのみ展開す べきエリアを見出し新しい作業方法を 教えることができるので、オペレータの パフォーマンスをモニターする価値があ ります。」 メンテナンス

Ponsse は操業を増強する必要性のあるブ ラジルの会社にフル サービスのソリュー ションを提供します。 「セールスに加えて、Ponsse は機械の ライフサイクルの最初から最後まで機械 の面倒をみます。」 と Fernando Campos は言います。ブラジルではサービスは 3 つの紙とパルプの大会社によって利 用できます。Veracel、Cenibra と Fibria Aracruz です。 作業時間の間、オペレータは常に Ponsse の技術者や専門家とコンタクトす ることができ、可能性のある問題を現場 で解決することができます。機械的また は電気的問題が絡んでいる場合は、機械 を最寄りのセンターへお持ち込みくださ い。「専門家がメンテナンスの品質とコ ストを管理下に抑えることを保証してく れることは、お客様にとって大きな利点 です。ハーベスタとフォワーダの使い易 さと生産性は著しく改善します。」 と Campos は言います。 サービス技術者の Marcelo Paes は熟練 した従業員の優れた一例です。彼は早 く起きて午前 8 時に健康的な朝食を楽 しみ、一日の最初のお客様に会います。 彼は 4 つの州、São Paulo、Espírito Santo、

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Timber Forest には、ブラジルの最南端の 3 つの州でメ機械を販売しアフター セールス サービスを提供する72 人の従業員がいます。

Minas Gerais、Paraná のメインの会社 とのお客様関係の担当者です。地域は ホームから木材パネルとその他木材製品 の生産者 Duratex、 大きな紙とパルプの 会社 Carstran 同様 Fibria、Klabin、関連 サービスを提供するMartinelli、Prado までです。 「メンテナンス サービスにおける作 業のベストな部分はお客様関係です。 何年にもわたってお客様とオペレータの 多くは私の親友になりました。」 と Paes は言います。Marcelo Paes は 29 年前に専 門的なキャリアをスタートさせ、Ponsse に過去 12 年間勤務してきました。彼の 信念は、すばやいメンテナンス サービス を受けてお客様の問題に対して効果的な ソリューションが見つかった後、お客様 が満足したときに作業は終わるというこ とです。 初回ミーティング以降のハーモニー

誰かに最初に会った時もう何年も前から の知り合いのように感じるということが 時々起こります。これはまさに Ponsse とブラジルの南部にある Ponsse を代表 する Timber Forest との間に起ったこと です。 「両社の期待値と機会を評価した後、 会社の価値のシナジー効果はとても強か ったので、最初のコンタクトからわずか 15 日後に Vidgrén ファミリーとの契約

書にサインするために我々はフィンラン ドにいると認識しました。」 と Timber Forest. の機械ビジネス部門の取締役 Jober Fonseca は言います。提携は 2015 年の中頃に発表され、Timber Forest は最 初の PONSSE 森林機械をその年の末に供 給しました。 Timber Forest には、ブラジルの最南 端の 3 つの州で機械を販売しスペアパー ツや技術サポートなどメンテナンス サー ビスを提供する72 人の従業員がいます。 Jober Fonseca は、フィンランドの会社と の提携は専門的な開発、財務の安定へ、 そして Timber Forest がブラジル南部 における指定材長での切断機械でマー ケット リーダーになるように導いてくれ たと言います。 Fonseca が述べたシナジー効果は結果 に反映されています。「2017 年末まで に、指定材長での切断機械における我々 のマーケット シェアは 58% でした。 PONSSE 機械のパフォーマンスと信頼性 およびメンテナンス サービスの評判を通 してそのレベルを達成しました。」 と Fonseca は言います。 Timber Forest も森林機械マーケット においてその他のソリューションを提供 しますが、これらの結果を達成するた めに、PONSSE の製品にもっぱら焦点 を当てる 3 人のセールス担当を指定し ました。

「我々は現在そして将来フィンラン ドの Ponsse の工場をお客様が毎年訪問 することを提案します。この旅行の間お 客様は、Ponsse の創立者 Einari Vidgrén も森林機械の契約者だったように Ponsse の歴史はまさにお客様自身の会社の歴史 と同じだと認識します。] と Fonseca は言います。

ブラジルにおける収穫 • •

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ブラジルは面積と人口で世界の中で 5 番目に大きな国です。

ブラジルは世界の中で 2 番目に広い 森林面積を持ち国土の 58% を占め ています。

森林のうち 48500 万ヘクタールが 自然林で、一方 770 万ヘクタールが 耕作された森林です。 耕作された森林の年間丸太容積はお よそ 19440 万立方メートルです。 耕作された森林の大部分はブラジル 南部にあり、 一方自然林はほとん どすべてがアマゾンの雨林内にあり ます。

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レポート / ブラジル

CARVALHO ファミリー ビジネス

Valdenei “Valdo” Carvalho と Rosemary “Rose” Pereira Carvalho が所有する農場 には必ず何かすべきことがあります。 手入れが行き届いたユーカリの森林 の中央部に位置し、農家の庭には水泳 プール、バーベキュー エリア、釣り 池、馬がいて、ウォータースポーツ用 の湖があります。ファミリーは自然食 材を育て毎日の生産用と肉製品用の牛 を飼育しています。「週末にはしばし ば友人と家族をみんな招き、農場は親 睦会用の素敵な設定を提供します。」 と Rose Carvalho は言います。

チャレンジにも関わらず安定してきま した。Carstran は毎月 10,000 平方メー トルのユーカリのプランテーションか ら樹木を収穫し、少なくとも 60,000 立 法メートルの木材を輸送します。プラ ンテーションから収穫される木材は、 平均樹齢 6~7 年でおよそ 22 メートル の高さがあります。Papel e Celulose や Melhoramentos CMPC のような大きな 紙とパルプの生産会社は、木材を使っ てバイオマスを 作ります。

財務状況はブラジルではやりがいのあ るものですが、3 年間国を痛めてきた 景気後退は次第に薄らいで行くことが 期待されます。Carvalho のビジネスは

Carstran は 2011 年に最初の PONSSE 機械を最新のは昨年に購入しました。 「PONSSE 機械を購入後我々の純売上 高は 35% 増えました。」 と Rose は

Pilar do Sul の近くに住んでいるので、 カップルは週末をユーカリの丸太を紙 とパルプのミルに換えることを専門に 扱う会社 Carstran Carvalho Serviços de Transportes e Comércio de Eucalipto を経営して過ごします。加えて、会社 は機械化された収穫、輸送、読み込み サービスも提供します。会社は自身が 生産する材木と他社から購入する材木 も販売します。

1990 年に設立されたファミリー会社は 過去 30 年にわたって著しい成長を遂げ ました。輸送は 2~3 台のトレーラーの 編成単位に組み合わせた 10 台のトレー ラーで行います。「我々は6 つのロー ダーと 2 つの BuffaloKing フォワーダを 搭載した積み込み用の機械も持ってい ます。さらに、我々は 3 台のハーベス タを持っています。そのうちの 2 台は 8 つのホイールの Ergos です。」 と Valdo Carvalho は言います。会社には 50 人の従業員がいます。

言います。会社が着実に成長している 背景にある最も重要な理由は、マネー ジメントに対するそのシステマチック なアプローチです。オフィスを経営す る Rose は、人的資源管理および経営 戦略の MBA と同様に経営管理学の学 位も持っています。決定が正しい情報 に基づいて下されることができるよう に、Valdo はほとんど毎日フィールド を訪問して監督と一緒に作業がどのよ うに進んでいるかを見ます。「牛は農 夫の注意深い目の下でのみ太る。」 と Valdo は笑いながら言います。

Valdo と Rose はビジネスをリスクに 晒したくありません。「財政危機の間 は地位を維持することに焦点を当てる のは意味があることなので、我々の目 的はビジネスを安定した状態に維持す ることです。」 と Carvalhos は言いま す。森林経営と材木輸送会社の収益性 に影響を及ぼす主な要因は、燃料費の 高騰と熟練された従業員の不足である とカップルは信じています。しかし、 ブラジル経済が回復し始めれば - それは 徐々にでしょうが - Carstran はビジネス の拡大を検討するでしょう。

1990 年に設立されたファミリー会社は過去 30 年にわたって著しい成長を遂げました。

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PONSSE の人々 / JANNE LOPONEN

世界的なハーベスタ ヘッド マーケット で仕事をする

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Janne Loponen のブラジルのプロダクト マネージャーの地位に至る道のりは様 々な仕事と大陸を経たものでした。「お客様には本当に声を聞かれているという 感覚を持っていただく必要があります。それは必ずしもいかにすばやくフィード バックが製品開発に反映されるかについてではなく、重要なのはそれが進捗して いることをお客様がを知り信用することです。

oponen の Ponsse でのキャリアは、千年紀の変わり 目に夏季労働者として Iisalmi 倉庫で始まりました。 彼はスウェーデンで短期間過ごして、それから兵 役に就き、その後 Ponsse は IT と電子工学を学んだ Loponen にすぐには仕事を与えませんでした。 「そのとき私は Pirkkala で測定デバイスのサービス部門の 就職口があると聞きました。私は車を買い運転して就職面談 に向かいました。」 とJanne Loponen (36 歳) は言います。. 「私の目は国際舞台で働くチャンスを得るときにのみ 開きました。」フランスとベルギーのお客様の機械 を修理するローカルなメンテナンス チームと一緒 に 6 ヶ月間旅をして回りました。私の測定デバイ スの知識はもはや十分なものではありませんでし た。機械についてもっと多くのことを学ぶ必要が ありました。Iisalmi で技術アシスタントの仕事募 集があり、すぐに応募しました。私は会社のベス トな技術の専門家の何人かは Iisalmi で働いている ということを知っていました。Harri Saarela、Pertti Rönkkö、Terho Tanskanen、Jarmo Partanen のお蔭で 技術について多くのことを学びました。」 2007 年に Ponsse は中国の Stora Enso と援助協定を結び、Loponen は何か新しい ことを試みる準備をしました。Ponsse は 中国での営業を開始するために 3 人のチ ームをまとめ、Loponen は出発前に数回 将来の同僚 Kalle Mäenpää、Lars Ahlberg と会っただけでした。ところが、2009 年 財政危機がすべてを一変させました。 「突然多くの従業員が過剰となり、Opti チームを指揮するため、私はフィンランド に戻りました。国際的なネットワークの中 で仕事をするという考えはまだ心のうちに あり、Michigan でトレーナーを探している のを知って行くことを申し出ました。2 年間 アメリカ中で仕事をした後、Ponsse がウルグ アイで大きな取引きをして技術サポートが必 要だという話を聞きました。私はもう一度前 へ進む準備ができていると感じました。」 「私の契約にはウルグアイの前にブラジル でのある期間が含まれていました。6 ヶ月後 将来の妻に出会いました。初めて私の人生の 中で仕事の他の何か他の事がありました。 それ以来家族の生活と仕事とのバラン スを取ることを試みてきました。」 と Janne Loponen は笑いながら言います。

お客様によって考えは具体化する

Ponsse の国際的な企業活動における変化はたくさんありまし た。Janne Loponen がブラジルで仕事を始めたとき、会社の従 業員は 35 人でした。それがいまや 230 人以上の従業員です。 「長期的な観点を持っていることはフィンランドの会社に は利点です。物事は長い目で見て検討されますが、一方ブラ ジルの文化は四半期の結果に焦点を当てます。政治環境の急 激な変化は、計画作りに影響を与え、樹木の急速な 7 年サイ クルも林業を急速なサイクルのセクターにします。」 「昨年の初め、私は Ponsse Latin America のアフタ ーセールス マネージャーとしての地位を離れ、ハー ベスタ ヘッドのグループのプロダクト マネージャー に就任しました。年に 150 日旅に出るので、Ponsse Latin America のオフィスにある私のデスクはしばし ば空っぽです。」 「プロダクト マネージャーとして、フィールド運 用と特にメンテナンスの長期的な観点から物事を検 討するために学んできたことは大きな利点になって いました。新しい製品またはモデルの改善を計画する 際には助けになります。」 Ponsse はハーベスタ ヘッドのセールスにおいて よい成長路線上にあると Loponen は言います。 様々なベース機械用のハーベスタ ヘッドを 販売するのはやりがいのありますが、 会社はそれに多くの努力を注ぎます。 Loponen はなぜ Ponsse が広範囲にわた る機械のセレクションを持つのかを説 明します。 「いかに運転環境が様々で機 械の使用が様々なマーケットで あり得るかは信じられないほど です。そのため、製品のセレク ションも幅広くならざるを得ま せん。機械の選択は環境ばかり でなく文化にによっても影響を受 けます。 「Ponsse で仕事をしてチャンスを与え られ同僚とお客様から多くを学んできまし た。国際的なネットワークによって様々な チャレンジを与えられてきました。我々は 仕事をし、お客様が満足し続けるようにし なければなりません。」

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ファクト / ハーベスタ ヘッド

PONSSE ハーベスタ ヘッドのほとんど すべてが、追加の設備やそれによって 加わる重量およびメンテナンスの必要 がなくエネルギー木材の複数幹切断に も適しています。

設計

厳しい条件用に

Ponsse にはハーベスタ ヘッド製造の長い歴史があります。最初の PONSSE ハーベス タ ヘッドは 1986 年に Vieremä で作られました。PONSSE ハーベスタ ヘッドは最もタ フな条件にも耐えられるように設計されてきました。ハーベスタからトラックベース のソリューションまで様々な収穫のアプリケーションでの使用を可能にする簡単で堅 牢な構造によって特長づけられています。

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れぞれのハーベスタ ヘッド モデルは効率、 耐久性、使いやすさを 基に設計されています。 ハーベスタ ヘッドは、 正確に操作しながらかつできるだけ優 しく必要以上にトランクの表面を損傷 させないで極端な条件に耐える必要があ ります。 PONSSE ハーベスタ ヘッドは、 Vieremä の Ponsse 工場で設計され製造さ れています。設計プロセスは広範囲にわ たり、機械部品に加えて、電子制御シス テム、制御、ソフトウェアをカバーして います。製造プロセスは、高品質と測定 精度を保証するために、高度に自動化さ れています。ハーベスタ ヘッドのフレー

ムは、溶接組立て後の一体物から機械加 工されます。これによってすばらしい 精度を持つ最高の品質が保証されます。 耐久性のあるホースと枝払ナイフが信頼 性の重要な部分を形成します。 Ponsse のセレクションには、間伐から 再生伐採および処理まで様々な条件用の 11 の異なったハーベスタ ヘッドがあり ます。すべてのモデルにおいて基本的な 製品の特長には急速で効率的な横鋸断と 同様に強力な送り出しがあります。ハー ベスタ ヘッドは収穫した樹木と使用して いるベース機械に応じて調整することが でき、スムーズな操作と長期のサービス ライフを保証します。強いグリップと正 確な測定システムが優れた測定精度を保 証します。


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1) PONSSE H5 は効率的な間伐に特に適した多目的 ハーベスタ ヘッドです。

2) PONSSE H6 はマーケットでベストな多目的ハーベ スタ ヘッドとして称賛されています。低木の間伐現 場から再生伐採まで様々な使用に適しています。 3) PONSSE H7 は厳しい再生伐採および後の間伐作 業用のコンパクトで堅牢な強力ハーベスタ ヘッド です。

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4) PONSSE H8 は高木の厳しい作業用の堅牢で強力 なハーベスタ ヘッドです。効率的な横鋸断高による 極端で十分なセンター寄せのジオメトリによって高 い生産性を可能にしています。上部のこぎりでも利 用可能です。

5) PONSSE H10 はセレクションの中で最大のハー ベスタ ヘッドで、巨大木の処理に適しています。 H10 は非常に堅牢な構造で 25 トン以上の重量を 持つトラックベースの機械用に設計されています。 H10 はその大きさにも関わらず処理ばかりでなく伐 採にも適しています。

6) PONSSE H7euca はユーカリの木の処理と剥皮用に 設計されています。H7euca はセンター寄せのジオメ トリのお蔭で巨木でよい作業をします。ホイールと トラックベースの機械の両方に適しています。

7) PONSSE H77euca は比較的低いユーカリの木処理 用の効率的で堅牢な剥皮ハーベスタ ヘッドです。 H77euca は側面の送り出しローラーが特長で非常 に効率的な剥皮が可能です。H77euca は必要に応 じて従来の収穫用の装備をつけることが可能です。 ホイールとトラックベースの機械の両方に適してい ます。 8) PONSSE H7HD は非常に堅牢で強力なハーベスタ ヘッドで主としてトラックベースの機械用です。 構造は人気の H7 モデルに基づいていますが、 トラックベース機械の特別な操作条件用に補強 されました。

9) PONSSE H8HD は高出力で厳しい条件用の優れた ジオメトリを持つ堅牢なハーベスタ ヘッドです。 H8HD は強力な油圧システムを装備した大きなト ラックベースの機械の上での厳しい使用用に設計さ れています。上部のこぎりでも利用可能です。

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お客様 / SONÖ JORD & SKOG AB

「Dual のオペレータとしてすべての決定を下します」

BO が選択した 勝利の組み合わせ

Bo Noaksson は森林で働いて 55 年以上の経験がありますが、まだその仕事を楽しんで います。収穫も輸送も好きですが、両方の仕事を同じ機械でこなせるので Dual のコン セプトでさらに幸せです。「森林と人々は共通点が多い:それぞれの中でベストな品 質を引き出す必要があります」。 とアスレチック コーチとして若い人々と一緒に働い てきた Bo は言います。 このような場所は Bo と彼の孫 Fredrik Gustafsson が所有する林業会社 Sonö Jord & Skog AB のトレードマークになってきま した。2 人の男は、森林と景観管理の仕事の 両方を含むこれらの様々な仕事に感謝して います。この眺めは 2007 年 に会社に勤務し 始めて 9 年間会社でパートナーでもあった Sonny Pettersson とシェアしています。 用途の広い DUAL のコンセプト

ウェーデンの Roslagen の海岸地域、すばら しい 5 月の日です。 企業家の働く環境は、 鳥の鳴き声とアネモネ として知られる小さな白い花の真ん中 でほとんど牧歌的に見えます。2 つの PONSSE BuffaloDuals のオーナー、 森林機械の企業家 Bo Noaksson は機械 から降りてポプラを積んだ隣に腰掛 けます。 「ここにはすべてが少し - 針葉樹、 落葉樹、丸太、パルプ材があります 作業が必要な古い牧草地もあります ので、しなければならない間伐がいっ ぱいあります。 ここは用途が広い作業 場で、作業の結果を見るのは最高の気 分です。」 と Bo は言い笑います。

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「我々はすでに BuffaloDual に馴染みがあり、10 のホ イールを持つモデルならか なり緩い地盤の現場に対す る完全なソリューションに なるだろうという認識でし た。」 と Bo は言います。

ハーベスタとフォワーダの両方である BuffaloDua を使って作業をするのが Sonö Jord & Skog の特徴です。Bo は最初の 機械を 2003 年に購入しました。その当時ス ウェーデンから輸入された 3 番目の Dual の機械でした。 「過去 4 年間我々は BuffaloDual のみを 使っていました。」 と Bo は言います。 そのうちの 1 台は 2013 年に購入され、 世界初でこれまで唯一の 10 のホイール を持つ BuffaloDual でした。 「お客様の一人である Hargs Bruk は非常に軟らかい地盤の現場に相応しいソ リューションを見つけてほしいと我々に依 頼しました。最初に我々は軟らかい地盤の エリア用に設計された機械を購入すること を考えましたが、そのパフォーマンスにつ いて確信がありませんでした。我々はすで に BuffaloDual に馴染みがあり、10 のホイー ルを持つモデルなら問題に対する完全なソ リューションになるだろうという認識 でした。」 と Bo は言います。 「Ponsse はアイデアを取り入れて我々 のために仕立て直ししたモデルを設計 しました。」


「我々が 2 台の Dual を持っているということは 偶然の一致ではありません。大きな利点はその柔軟 性、生産性そして常にするべき仕事があるという事 実です。」 と Bo Noaksson は言います。

改造した 10w ソリューション、そこ では 3 番目のペア ホイールがリア ボギ ーの後ろに取り付けられますが、通常 PONSSE Wisent フォワーダ用の固定さ れた追加の車軸および Elk と Buffalo の機械用の油圧の追加の車軸があって 利用が可能です。 「10 のホイールの構成は我々にとっ て大きな資産でした。次の 9 月に我々 は新しい BuffaloDual を手にするでし ょうし、それも 10 のホイールを持つで しょう。 FINNMETKO 展示会から抜け出たような

新しい BuffaloDual は 8 月末に初めて公 表する予定の FinnMETKO の展示会か ら直接スウェーデンに納品されます。 「もちろん我々もイベントを訪問し ます。いま我々にはそこにいるべき多 くの理由があります。」 と新しい Dual の機械を心待ちにしている Bo は言います。 「新しい Dual には新しい世代の キャビン ソリューションもあります。 クレーンと油圧もアップグレードされ ています。機械を見て使うのが待ち遠 しいです。」

1995 年以降の PONSSE の機械

新しい Dual は会社の歴史の中で 13 番目の PONSSE の機械になります。 黒と黄色の伝統は会社が S15 フォワー ダを購入した 1995 年に始まりました。 「従業員の一人が私に PONSSE フォワーダの写真を見せた時にすべ てが始まりました。それはしっかり 機敏で高パフォーマンスのフォワー ダに見えました。Edsbro の Nyströms Mekaniska が機械用のメンテナンス サービスを提案していることも聞きま した。メンテナンス サービスは会社 の営業エリアの真ん中にある専門的な センターですから、一層興味を持ちま した。数年後我々は PONSSE Cobra ハーベスタを購入しました。」 「8 つのホイールを持つ Cobra は水上 も移動できるすばらしい機械でした。」 何年にもわたって、会社は Bison と Caribou フォワーダと同様に Ergo と Beaver ハーベスタも所有しました。 Ponsse はそのカラーをよく表してい ると Bo は信じています。 「機械は信頼性があり、我々はセー ルスとメンテナンス組織の両方からの 理解と熱心なサービスを常に受けてき ました。それは我々にとってとても重 要なことです。」

Sonö Jord & Skog はその保有車両を 新しい状態で維持してきました。機械 のほとんどは新しく購入され、およそ 11,000~12,000 の運転時間の後交換さ れてきました。 「新しい機械は一緒に作業をする のがすばらしく、それは我々や従業員 にとって重要なことです。我々はダウ ンタイムを減らすこともできてきまし た。それに、もちろん新しい技術を試 すのはいつも楽しいです。 ビジネスのための新たな増強

2000 年代の初めには、Bo は 2 つの機 械を所有して会社には 4~5 人の従業 員がいました。業界内の財務状況はさ らにもっと悪化したため、Bo は森林機 械の企業家としての仕事にうんざりし ました。 「すべてにおいて節約が必要でし た。それはとても元気の出る雰囲気で はありませんでした。」 それにも関わらず、Bo は続ける決 心をし、新しい BuffaloDual を見つけ た後ビジネスは新しい後押しを得 ました。 「BuffaloDual が動くのを見たこと はありませんでしたが、本当にすばら しい機械だという感触は持っていまし

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お客様 / SONÖ JORD & SKOG AB た。ですから、それを見ることなしに 購入しました。S15 を それより 8 年 前に購入したときも同じことをしまし た。Dual は操作するのが本当に楽 しかったです。急激に、他の設備を使 うことなく収穫、積み込み、切断がで きるようになりました。」 「他の人も Dual コンセプトの利点 に目を開くべきです。特徴は、それら 自身のクラスの中にあり、ダウンタイ ムは最小限です。1 つの機械からその 他の機械への切り替えはわずか 10 分 以下です。たった 1 つのスイッチで 2 倍または実に 3 倍の機能を働かせる ことができます。様々な仕事に加え て、最大の利点はいまや常にするべき 作業があるという事実です。Dual のお 蔭で最も可能性のある方法で作業日を 計画することができます。作業日は目 いっぱいで、そのため生産的でもあり ます。」 「タスク間の切り替えも機械にとっ て利点です。強力なクレーンも大きな 積み込み使用時の大きな資産です。」 生産的な作業日

Dual 機械の高い利用率と効率的な 作業日もプラスの収益性の数字に表 れていると Bo ははっきりと気が付 きました。そのため、Dual 機械がなぜ もっと使われないのかを問うのはもっ ともらしいことです。 「これはハーベスタとフォワーダが 別の製品グループにはっきりと分かれ

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ているという事実と大きく関係してい ると私は信じています。しかし、もし 収穫と積み込みが単一の機械でできる なら、多くのオペレータはありがたく 思うだろうと私は思います。」 「私は 1 つまたはその他を選びたく ありません。タスク間の切り替えは 作業日に多様性と後押しをともたらし ます。Dual でとても自然に感じます。

Dual コンセプトの利点は作業に関して 常に決定を下せる - 全体として自主的に という事実と Bo は言います。 「冬期には、すべての材木を各週の金 曜夕方までに輸送する必要があり雪が材 木を覆わないようにまたは週末の間経路 をブロックしないように保証します。.心 配なく休むことができるのは輸送が終わ った後だけです。

Bo によると、理想的な仕事は、最初の 間伐が牧草地の作業および道路脇の清 掃と組み合わされた場所の仕事です。 これらの仕事のタイプもお客様や土 地の所有者との対話を増やしますが、 それは Bo と同僚が高く評価する何か です。 「森林の中を走行するのに天気が 雨が多く地盤が緩んでいる場合、 切断ヘッドに切り替えるだけです。」 お客様はほとんど常に時間単位で請 求されます。 「特別なタスクがたくさんある 場合は、この請求書の形式が最も道理 にかなっておりお客様も同じように 感じています。」 Bo は仕事を楽しんでおり、専門家 の誇りも十分持っていることははっき りしています。 「何かいいことをしながら労働の 成果を見ることはすばらしいことで す。」 と作業をし終えた後でも作業現 場に戻るのが好きな Bo は言います。

Bo は田舎で幼少期を過ごしました。父親 は木こりで Bo も 7 年生の後すぐにロー カルな森林オーナーの組合に勤務し始め ました。 「仕事をもらうのは簡単で 15 歳で初 めての税金を納めました。」 と Bo は言 います。 Bo は大工仕事も試みましたがすぐに森 林の仕事に戻りました。 「トウヒやマツの臭いがなくて寂 しかったです。森林で働くことについて 何かがあります。」 1970 年に Bo はローカルな森林オー ナーの組合で森林機械の仕事を始めま した。機械が伐採した木を拾い集めて 枝を払い、切断して積み重ねました。 「当時測定ホイールは持っておらず、 材木はデシメートルで測定したので、 測定は今日ほど正確ではありませんで した。切断はコンピュータを使わずに行 いました。けれども、コンピュータがあ るにも関わらずいまでも頭も使う必要が あります。コンピュータは結局補助に過 ぎません。 森林機械のキャビンで 4 年間過ごした 後、Bo は農夫としての仕事に加えて再 び木こりとしての仕事を始めました。 1980 年に会社は後に単一グリップのハー ベスタに変更される 2 つのグリップのハ ーベスタを購入しました。 「最初私は単一グリップの技術に懐疑 的でしたが、まもなく持っている機械は 単一グリップだけになりました。」 最初 Bo は個人商人として事業しまし たが、1990 年にビジネスは有限会社にな りました。彼の長兄 Ove Noaksson は数年 間材木の輸送を取り扱いました。

重要な対話

父の足跡を辿る

Bo Noaksson はお客様と材木の購入者 との対話を高く評価しています。写真中、 Bo Noaksson の隣に Brogarn Förvaltning の代表者 Magnus Berkefelt と材木の購入者 BillerudKorsnäs からの Henrik Larsson


SONÖ JORD & SKOG AB オーナー:Bo Noaksson と孫の Fredrik Gustafsson 営業:間伐, 牧草地の作業

地理的な営業エリア:主に高地エリア 従業員数:3 人、オーナーを含む

機械:H53 ハーベスタ ヘッド搭載の PONSSE BuffaloDual 2 台PONSSE EH25 エネルギー木材ハーベスタ ヘッド Dual のうち 1 台は 10 のホイールを持 つ機械

新しい投機的企業に向けてMonika と Bo Noaksson はキャンパー バンが提供してくれる自由が好きです。

アスレチック コーチング

ローカルな森林は Bo Noaksson が林業 で働くことを選んだ事実から大きな利 益を受けました。同時に、ローカルな アスリートも彼が仕事の傍ら他の活動 をする時間があるという事実から利益 を受けました。ユースのアスレチック コーチとして Bo は多くの若い才能、 主に中距離ランナーをサポートしてき ました。Bo は 1978 年から 2013 年まで コーチとして働きました。アスリート は普通週に 3 回トレーニングしました が、すべてはボランティアを基本に行 なわれました。 「この 35 年間は多くの喜びとすばら しい経験に満ちたよい歳月でした。 子供たちは様々なレベルで競い合い、 20 の全国選手権を勝ち取りました。 Bo も若いときローカル レベルで競 ったアスリートでした。好きな種目は 100 メートルの短距離、80 メートル障 害でした。 「長く苦しみたくありませんでした ので、短距離に固執しました。」 ゆっくり急ぐこと

Bo によると、ビジネスとアスレチック に共通しているのは、ゆっくり急ぐこと ができる必要があるということです。 「結果は重要ですが、そこにたどり 着く正しい方法を見つけ、決定し展開 する十分な時間を自分自身に与える必 要があります。そうでなければ困難が やってくる可能性があります。」 「企業家にとってこれは、財務をよ く見る、よく働いて喜んできちんとし た代償を払ってくれるよいお客様を見

つける必要があるということを意味 します。ビジネスの収益が上がらない 場合は、すぐに必要な決定を下し、 悪いお客様で自分自身をくたくたにさ せて借金が増えるのを見ないようにす るべきです。私の目的はいつも借金に 陥ることなくビジネスを展開すること でした。

彼女の友人の輪の中にも移民がおり、 彼女は当局との付き合いやスウェーデ ン語の学習で彼女らを手助けをするの が好きです。 「他の人を手助けできることはすば らしいことだわ。」 と地元の住宅共同 組合にも関係している Monika は言い ます。

若いアスリートのコーチはとてもやり がいがあったけれど、当時 Bo は家族と 過ごす方が好きでした。妻の Monika と一緒にしばしばキャンパー バンに荷 物を載せ近くも遠くも自然や文化的な 目的地に向かいました。キャンパー バンは子供たちや孫たちを訪問すると きも便利です。 「ボートに乗ったものでしたが 1 年前に売ってキャンパー バンを買 いました。ボートに乗るには楽しいで すが、キャンパー バンは違った種類の 自由を与えてくれます。」 Bo と Monika はスウェーデンのあ ちこちにある多くのすばらしい場所を 見つけました。夫婦の好きな場所は、 家に比較的近い Älvkarleby と同様に Jämtland 高原地帯です。 「この夏は Skåne の Österlen エリアに行きます。私たちは長い間 ずっとそこに行きたいと思っていたの ですが、いまその計画を実行するとき がきました。」 Monika は美容師やマッサージ師とし て働いたものです。活動的な退職者は アウトドアで時間を過ごしたり友人と 散歩に出かけたりするのが好きです。

Bo は仕事のことを脇に置いて週末休む 方法を知っており Monika もそれを認め ています。 「それは本当です。彼は自由時間に 仕事について話しません。」 と Monika は言います。 Bo も友人や家族と話し合うのが楽 しい他の話題がたくさんあると考えて います。 「ユースのコーチとしての仕事は、 金曜日の夜になったら仕事のことは 脇に置くことを教えてくれたと思いま す。もし週末に仕事のことが浮かんで きたら、できるだけ月曜日までそれを 延期するように努力します。」 と Bo は言います。彼は仕事が好きですが、 自由時間の重要性も理解しています。 「何年か前に退職しましたが、働く のが好きで Fredrik の企業家精神の初期 段階の間は彼をサポートできるので、 まだ時折仕事をします。」

キャンパー バンで旅行

自由時間はリラックスのため

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PONSSE の瞬間

do Pranto にある Transportes Ferreirense Lda 伐採搬出現場のポルトガルの PONSSE Scorpion。 最初のSenhora

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革新 / PONSSE K121 ローダー

積荷操作の効率向上

Ponsse は Elephant と ElephantKing フォワーダ用の新しいローダーを発売 しました。新しい PONSSE K121 ローダーは厳しい条件の下での積荷操作用 に無類の効率とスピードを提供します。

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ONSSE K121 ローダーは Ponsse のローダー セレク ションをすべての新しい サイズの範囲まで拡大しま す。新しいローダーは、 高いトルク、伸びたリーチを伴う 吊上げパワー、新しいタイプのロー ダー ジオメトリと良好な制御性を 組み合わせています。これらの特性 は、マーケット上で最も強力なロー ダーを作って、積み込み、積み降ろ し時間の短縮ができるように一緒に なりました。 新しいローダーは、特に積荷操作 が作業時間の大きな割合を占める条

件の下で、作業をより効率的にしま す。大きな木の取扱いと高いパワー の設備が必要な傾斜地での作業を容 易にします。 短い駆動距離用の速い積荷操作

ローダーの性能は、積荷操作が作業 時間のほとんどの割合を占める条件 の下ではとても重要です。駆動距離 が短く積荷が大きい場合は、ローダ ーの使用は作業時間の 60 パーセン ト以上を占める場合があります。 そのような現場には、例えば駆動距 離が短くローダーの効率が生産性に 大きな影響を及ぼすプランテーショ

ンがあります。PONSSE K121 ローダ ーの新しいジオメトリと良好な制御 性は、大きなグラップルを取り付け られる能力と合わせて極めてすばや い積荷操作を可能にします。 傾斜地での作業用のより大きなパワー と大きな丸太の取扱い

傾斜地での収穫は世界中でますま す一般的になってきています。 PONSSE の森林機械は急勾配の 傾斜エリアの作業用の新しい可能性 を広げました。PONSSE K121 ローダ ーは傾斜した地面でのパフォーマン スをさらに改善します。そのような


K121 ローダーは 2018 年 4 月 にブラジルの ExpoForest 展示 会で初めて発表されました。

技術的な詳細 • 吊上げトルク 195 kNm • 旋回トルク 48 kNm

• リーチ 8 m/10 m (S/M モデル) • チルト ベース角 -12~+24°

• 大きなグラップル表面エリア 0.50 m2 • PONSSE Elephant、ElephantKing フォワーダに利用可能

再設計構造

長い間、基本的なローダーの機能は同様のソ リューションを基に特長づけられてきました。 PONSSE K121 ローダーについては、従来の構 造が著しくアップグレードされ、ブームとシリ ンダの構造が再設計されました。 シリンダの構造と位置は依然のソリューション とは異なります。そのため、溶接継手の点数を 減らして鋳造箇所を増やすことができました。 これらの点が相まってコンポーネントの引張力 と歪が減りローダーの寿命が延びます。新しい 構造のソリューションは、Ponsse 自社設備で の疲労テストと同様に広範囲なフィールドテス トを受けています。 油圧システムも製設計されました。ローダー の新しい構造のお蔭で、ブームの外側の油圧 パイプとホースはもう必要がなくなり、その代 わりさらに保護するために構造物の中に入れま した。グラップルの末端にはハンガーの中をロ ーテータまで配管が通っています。このため、 油圧部品は外部からの損傷に対してより保護 されています。

吊上げパワー、伸びたリーチのお蔭 で丸太は、機械を動かしたり地面の 上で丸太を引きずったりする必要が なく遠くから吊り上げることができ ます。 新しいテストされた構造

条件の下では、スムーズな操作には 高いローダーのパワーとクレーン ピラー用の広いチルト角が必要 です。K121 のチルト ベースは、 他のローダーよりも大きなチルト角 (-12°…+24°) を持ち、急勾配の傾斜地 で作業する際に機械が正しい位置に 留まるのを保証します。 PONSSE の Elephant と ElephantKing フォワーダは極端に大 きな丸太を操作する作業現場で広く 使用されます。新しいローダー モ デルは大きな丸太の効率的な操作、 例えば貨物運送の鉄道貨車への積み 込みを容易にします。高いトルクと

PONSSE K121 ローダーは最もタフ な作業条件に耐えられるように設計 されました。ローダーは、数千時間 ずっと作業で置かれたカナダ、 ロシア、アメリカの厳しい条件で フィールドテストを受けました。 フィールドテストの結果は良好でし た。ローダーは、非常に強力で制御 しやすく、頑丈な構造のお蔭で信頼 性もあります。新しい構造を設計す るにあたって、ローダーのジオメト リは重い積荷でも高い扱いやすさを 保証するように再考されました。 油圧のホースとパイプはさらに保護 するようにブームの中側に置きまし た。エクステンション シリンダもブ ームの中側で保護され、ローテータ の配管はパイプを直接ハンガーに通 して保護されました。さらに、シリ ンダの動きの極限で操作する場合の オペレータの作業を容易にするため に、油圧の終端減衰が吊上げシリン ダに追加されました。新しい構造的 な革新が最大利用率とメンテナンス のしやすさを保証します。

ローダーの設計に当たっては、作業灯のオペ レータの安楽さに与える影響が徹底的に調査 されました。作業灯の位置が新しい方法で決め られ、ローダーは効率的で十分保護された LED ライトを装備することができました。 このソリューションによって、丸太ゲートを原 因とする反射を著しく減らし、必要なエリア、 言い換えれば積荷場所、グラップル、作業場所 のエリアに灯を向けました。効率的かつ正確に 灯を向けるとオペレータの目に対する負担を減 らし、夜間作業での対処の手助けになります。

K121 ローダーは 0.50 m2 グラップルを装備可能です。.

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革新 / PONSSE MANAGER

PONSSE Manager のお客様

を幸福に導くホーム – フランス、Poussanges

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.D.M.L.(Abattage Débardage Mécanisé du Limousin) はフランス、 Poussanges にある森林機 械の会社で、2004 年に David と Alexander Gregoire によって 設立されました。会社のルーツは 二 人の兄弟の父 Patrick Gregoire が彼の 父の先例に倣って収穫の会社を設立 した 1978 年に遡ります。2016 年に Patrick の会社は A.D.M.L. と合併 し現在すべての仕事を共にしてい ます。現在、会社には 19 人の従 業員がいます。Gregoires は最初の PONSSE の機械を1996 年に購入し、 それ以来保有車両は増えています。 今会社は 11 台の森林機械を所有 しており、そのうちの 8 台はフィン ランドの Vieremä で作られてきま した。 過去数ヶ月以上、A.D.M.L は PONSSE Manager をテストする機会 がありましたが、そのツールは毎日 の操作を容易にしていると確信して います。

「我々は Manager システムを監 督、低ベッド オペレータ、燃料サプ ライヤー、機械オペレータ、メンテ ナンス スタッフなど異なる人々の間 の機械の位置決め、輸送手配、情報 のリアルタイム フローのために使っ ています。我々の最も好ましいこ とは、伐採物当たりの生産高をお客 様に見せられるという事実です。」 と Gregoire 兄弟 はいいます。 Gregoire 兄弟によれば、PONSSE Manager の助けを借りれば収穫の現 場で計画を作成ができます。 「Manager でたくさんの保有車両 をモニターし様々な場所で何が起 こっているのかを見るのはすばやく 簡単です。作業が終わり輸送が必要 かどうかを確認するために毎日オペ レータを呼ぶ必要はありません。 我々は Manager で輸送計画作成の 節約ができるということをすぐに分 かりました。PONSSE Sync もテスト してみてデータのネットワークが利 用できない場合によく機能すると分 かりました。

「Ponsse は我々や他の森林会社 に真に利点をもたらすアプリケー ションを開発し続けてくれると信じ ています。現在の機械指定のコスト と生産の歩留まりを電話でちょっと 確認して知ることができるいつの日 かかを想像してみましょう。まもな くやってきます?」 と Gregoire 兄弟は熱心に聞きます。

知っていました?

PONSSE MANAGER は、収穫の機 械を維持し作業計画を作成しより効 率的にレポートさせるのを手助けす るユーザーに優しいツールです。 PONSSE MANAGER はパフォーマ ンスと現場の両方の点で保有車両 についての広範囲でリアルタイム なデータを提供します。MANAGER はスマートフォン、タブレット、 コンピュータで利用できます。


革新 / PONSSE ACTIVE CARE

PONSSE サービス合意書

森林会社向けのベストなサービス

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onsse は 10 年以上にわたって お客様サービス契約書を提供 してきました。何年にもわ たって契約書は機械の発達や お客様のニーズに従って内容 が改められてきました。現在まで、合計 720 件の PONSSE Active Care サービス契 約書と 300 件の PONSSE Active Care+ 追加カバー契約書が世界中で締結されて きました。 「森林機械は急速に開発が進んでお り開発のペースはスローダウンしていま せん。機械のメンテナンスもより専門知 識が必要になり、ツールの新しいタイプ も増えています。お客様が認定をうけた PONSSE サービスセンターに機械を持ち 込まれた場合は、メンテナンスは必ず専 門技術者が行うと信用できます。メンテ ナンスの手順はすべて機械のメンテナン ス履歴に記載されますが、それは再販の 価値を高めます。」 と PONSSE サービ ス契約書の世界的な展開の責任者 Harri Saarela は言います。 Ponsse が定期メンテナンスと機械 の最適化の面倒をみている間にお客様 は収穫に焦点を当てることができます。 PONSSE Active Care サービス契約書 は森林機械の会社にとってベストな サービスと言ってよいです。PONSSE Active Care+ の追加カバーでお客様は 通常のサービス契約に追加し部品用 の保証を拡張することができます。 Active Care+ はすべてのメイン コンポー ネント、コンピュータ、制御モジュール をフルにカバーします。 サービス契約書で定義された定期メン テナンスは、直接機械のパフォーマンス の向上とそれによるよりよい生産性の 向上につながります。現代的な森林機械 も機械的なアップグレードに加えてます ます情報システムのアップグレードが必 要で、メンテナンスの一部として必ず確 認します。正しい調整と設定は、弊社の 増強/節約理念に即して機械の生産性と 燃料効率を改善します。 PONSSE Active Care サービス契約書 には Basic と Complete の両方のメンテ

ナンス手順が含まれています。それら には、機械とアクチュエータのグリース アップと例えばタイヤの圧力などの確認 と同様に、エンジン、ポンプ ギア ボッ クス、転送ボックス、フロント車軸、 ボギー、中央ピボット、冷却、油圧、 電子システムに関する予防的なメン テナンス作業も含まれています。 追加的な作業は別途合意することが できます。 固定価格の合意は財務的な観点か らお客様にとって大きな利点です。 合意された価格は、たとえ原材料コス トが上がっても Active Care サービス合 意書 (3 年/7,200 時間) が有効の間は変わ らないままです。新しい機械用に追加で Active Care+ カバーと組み合わされた 場合、お客様は正確なメンテナンス コストが分かり不愉快な追加コストを 避けるでしょう。 「サービス合意書のコスト効果に ついて話すときは、メンテナンス施設 のコストについても考慮すべきです。 PONSSE サービス合意書のお客様は、 メンテナンス施設、スペアパーツまたは 別のツール用の倉庫に投資する必要があ りません。最後になりましたが大事 なこと、PONSSE ボーナスシステムが使 われている国では、お客様はサービス合 意書締結のボーナスも手にします。

「PONSSE サービス合 意書のお客様は、メンテ ナンス施設、スペアパ ーツまたは別のツール 用の倉庫に投資する必 要がありません。」 と Harri Saarela は言います。

知っていました?

サービス合意書は古い PONSSE 森林機 械にも利用可能です。最寄りの営業所か らまたは PONSSE サービス申し込みを 通して見積もりを依頼してください。

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PONSSE ネットワーク / スウェーデンのサービスセンター 南スウェーデン VÄRNAMO の新しいサービスセンター

高品質な メンテナンス サービス

Johan Andersson は工学に興味があったので、航空機産業でのキャリアを選択し ました。スウェーデンと多くのその他の国々の両方で 18 年間航空機の機械工、 技術者、監督として働いた後、彼は故郷からたった数十キロの Småland に戻り ました。新しい Ponsse サービスセンターをスウェーデンの Värnamo に開設す るのに関わるにつれて、飛行機は森林機械に置き換ってきました。 5 月の末、Värnamo の新しい Ponsse サービスセンターのオープニング セ レモニーで 黒と黄色のリボンがカッ トされました。しかし、4 月初旬に はセンターは既にスペアパーツの販 売を開始していました。建物のプロ ジェクトと地理的な位置は慎重に検 討した結果です。 「ここではお客様に寄り添い、 南スウェーデンのかなりの数の PONSSE 森林機械に数時間のうち に到達することができます。我々 には十分な装備をした修理店とス ペアパーツの広範囲なセレクショ ンがあります。サービスセンターに は自然なミーティング場所もありま す。皆様にはニーズの大小を問わず 歓迎されている感じを持って頂きた いです。」 と新しい人々および機 械と同様に新しい業界にはっきりと 興奮している Johan Andersson は言 います。 スウェーデンで 5 番目の サービスセンター

Värnamo の施設は 5 番目でスウェ ーデンの最南端にある Ponsse サー ビスセンターです。新しいセンター は現在あるお客様のニーズにお応え しますが、新しいお客様にサービス する十分な能力もあります。目的は はっきりしており南スウェーデンの PONSSE 機械の数を増やし、それぞ れのかつすべてのお客様に素晴らし

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いサービスを提供することです。 センターはお客様の指導とサービス の提供という点で重要な役割も果た します。 「機械の数が増えてくること によって高品質なサービスが必要 になります。南スウェーデンは 林業が非常に重要な戦略的なエ リアです。」 と Ponsse Plc の営 業兼マーケティング担当取締役 Jarmo Vidgrén は言います。 2 台のサービスカー

「まったく新しい業界につ いて学ぶことは興味深いこ とでした。」 と Värnamo. の Ponsse AB 部門のマネー ジャー Johan Andersson は言います。

サービスセンター開設時には 3 人の従業員がいます。センター のマネージャー Johan Andersson、 フィールド機械工 Johan Claesson と Jonas Bromin です。サービスカーは Anderstorp と Ljungby を拠点にして Ponsse をお客様により近い存在 にします。Claesson はセンターです でに仕事を始めており、Bromin は 8 月 20 日に仕事を始めます。 Ponsse AB のアフターセールス マネージャー Urban Folkesson は、 会社の長期目標は将来アフターセ ールスの大部分を手掛けることだ と言います。この一つの表れが Runemovägen 1c にある Värnamo の新しい Ponsse サービスセンター です。 「このエリアでの機械の数は全国 で最も多いです。弊社の存在感を通 して、PONSSE 機械の数が増えるに


つれて我々は営業を展開することが でき、お客様に必要なメンテナンスサー ビスを保証できます。 認定下請け会社の数は少しずつ減って きましたが、同時に会社は現在のサービ ス契約のネットワークとの協業を改善し てきました。 サービスセンターの近くで

メンテナンスと近くのスペアパーツ サービスの両方を利用している Niklas Savilahti は Ponsse のお客様の一人で す。彼の森林機械会社 Savilahti Skog AB は Värnamo からわずか 20 キロメートル の位置にあります。 「場所は申し分ありませんでした。」 と Niklas Savilahti は言います。 Savilahti は Övertorneå の出身で、いつ も森林や機械に興味を持っており Kalix 森林学校を卒業して以来ずっと森林で働 いてきました。1990年代中頃、Savilahti は Småland に移ったとき兄弟と姉妹の 両方を助けました。そこで将来の妻に出 会った後、また南スウェーデンに移る決 心をしました。そのエリアには多くの PONSSE 機械があると彼は以前すでに気 づいていたし、それははっきり強みだと 感じました。 2005 年に Savilahti は自分の会社を設 立しました。それ以来 PONSSE Ergos 3 台と PONSSE Bear ハーベスタ 2 台を持

ちました。夏に会社は Bear をもう 1 台 購入します。新しい機械はちょうど現 在のような 8 つのホイールを持つ機械 です。 Savilahti は妥協しないハーベスタのオ ペレータです。彼は昼間勤務で働くたっ たひとりのトレーダーでもあります。 ローカルで大きな製材所 Ture Johanssons Trävaru AB で働いています。彼の妻 Jenny は会社で簿記を扱いその他の管理 業務をしています。 「私自身は毎日のメンテナンス手順 を処理していますが、大きな作業につい ては必ず認定を受けたサービスセンター を使います。このシステムはよく働き休 日の約束のスケジュール作りができてい ます。

効率的な仕事

Savilahti は PONSSE オペレータとしての 仕事を楽しんでいますが、効率の形式で も示しています。彼は年におよそ1,800 時 間ハーベスタのキャビンで過ごし、計画 作りは別に 200 時間かかります。年間の 収穫量はおよそ 65,000 m³ です。 「機械の信頼性が増せば増すほど 目標の達成はしやすくなります。」 と Savilahti は言います。彼によると、 PONSSE 機械は効率的で人間工学的に優 れています。

棚から直のスペアパーツ

Värnamo サービスセンターの建設工事は まだ終わっていませんが、棚にはすでに 幅広いセレクションのスペアパーツがあ ります。Niklas Savilahti とその他のロー カルな企業家は棚から直にスペアパーツ と燃料を手に入れます。 「我々が Västsura から何かを注文し なければならない場合、製品は通常ここ に翌日届きます。フィンランドから注文 する製品と同じです。たとえ製品が他の Ponsse の場所から来る場合であっても、 製品を貨物輸送料金無料で製品を必ず手 にしているお客様にとって利点です。」 と Johan Andersson は言います。 Andersson にとって目新しい業界でス ペアパーツの倉庫を準備することやサー ビス店を立ち上げることはチャレンジで したと彼は言います。 「航空機のサービスセンターを立ち 上げることはもっと簡単だったでしょう けど、Ponsse の同僚はとても助けになり ました。我々の目的は、スペアパーツの 幅広いセレクションを維持してお客様の ニーズに基づいた製品セレクションを提 供することです。」

「Ponsse から購入することは簡単です。それらにとっ てお客様が重要であることは明らかです。お客様が 1 台の機械を持っているのかそれとも 30 台の機械を 持っているのかは関係なく、すべてのお客様は価値が あります。」

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PONSSE ネットワーク / 日本

株式会社新宮商行 株式会社新宮商行は1906年(明治39年)から林業

や生産加工に携わっており、一世紀以上にわたって 木の文化の素晴らしさを発信しています。

新宮商行は2008年にPONSSEと正式に日本代理店

契約を結んでおりますが、それより前の1990年より PONSSEハーベスタヘッドを販売してきました。

木材の効率的な利用方法は 日本文化の一部

板越宏明

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式会社板越林業代表取締役 の板越宏明はかなり急進 的な企業家です。ゴムク ローラーベースの機械が 日本のフォワーダでは主 流ですが、夏の初めに彼はホイール式の PONSSE Gazelle を購入しました。 人材不足、オペレータの労働環境の改 善、生産性の向上の為機械購入を決意 しました。 株式会社板越林業は毎年 60,000 m³ の木材を収穫する林業会社で今年 10 周 年を祝います。作業は収穫される木の 70% がスギで 30% がヒノキのエリアで 主に行ないます。丸太は板越自社の製材 所またはお客様の製材所や中国に輸出さ れます。

「PONSSE Gazelle で機械のオペレー タが安全に作業ができて効率も上がって いるのを見て大変安心しました。弊社は さらに PONSSE Gazelle と PONSSE H6 ハーベスタヘッドを恐らく購入するで しょう。自社の製材所を新たに建設中 です。今後もPONSSE、南国殖産株式会 社、株式会社新宮商行と共にビジネスを 続けて行きたいし、私の購入したフォワ ーダが今後日本の林業にどの様な影響を 与えるのか楽しみにしています。

PONSSE H6 は急勾配の傾斜地でよく働きます

山岳地形のため、日本の伝統的な収穫方 法は、チェーンソーによる伐採と樹木が 油圧ショベル搭載のグラップルによって 枝払いと切断のために処理現場に輸送さ


れる造材方法です。森林機械は主に ハーベスタ ヘッド付きの油圧ショ ベルです。株式会社迫田興産代表取 締役迫田成満は彼自身の会社を設立 する前に林業会社に勤務していま した。 2006 年に自分の会社を立ち上げ て、12 年後の今会社には10 人の従 業員がいます。 株式会社迫田興産 は収穫される木の 60% がスギで 40% がヒノキのエリアで主に営業してい ます。丸太は木材市場、バイオマス 用、韓国・中国向け輸出用、合板・ 製材所用として出荷している。 株式会社迫田興産の現在の保有 車両は、PONSSE H6 ハーベスタ ヘ

ッド 1 台、クローラーベースベース のフォワーダ 2 台、その他のハーベ スタ ヘッド 1 台、その他の機械 5 台 です。 展示会でPONSSE H6知り、その 後九州大分県のお客様に稼働現場を 見学させていただきました。2014 年 に我々は PONSSE H6 ハーベスタ ヘ ッドを購入して 4,300 時間使用しま した。その能力と仕事の品質がとて も高いので、他社の機械は同じレベ ルに到達できていません。」 と代表 取締役の迫田成満は言います。 「日本の木材に対する要求は大き くなって主伐が主流となり、油圧シ ョベルタイプの林業機械では限界が

来る。その結果、少人数でも稼働が 可能で、しかもホイール式のポンセ の様な機械が必要になる。能力の高 い機械で生産性を上げるのが目標で す。」 と迫田成満は言います。

日本での収穫 •

日本の国土の 3 分の 2 は森林で覆われて

合計で 年に 2500 万立方メートルの木材

おり、そのうちの 40% は耕作された森 林です。

が収穫され、5000 万立方メートルの木

材が他の国から輸入されます。自給率は • •

• •

迫田成満 (右)

33% です。

樹木の大多数は収穫が難しい急勾配の傾 斜地で育ちます。

現在、耕作された森林の 35% は少なく とも 45 年経っており、2020 年代には シェア 60% になります。

最も一般的な樹種はスギ、ヒノキ、 カラマツ、トウヒです。

日本での Ponsse ベストセラー製品は

PONSSE H6 ハーベスタ ヘッドです。

九州の山で作業する Gazelle丸太は処理 現場から段々になった経路に沿って道路 脇に輸送されます。代表的な走行距離は 1~2 キロメートルです。

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伐採ニュース / 2018 年

伐採ニュース

子会社オブザイヤーと販売店 オブザイヤーはロシアに

EINARI VIDGRÉN 財団が森林プロフェッショナル賞を授与

Einari Vidgrén の生涯の業績を維持している Einari Vidgrén 財団は Vieremä で 143,000 ユーロの賞金を授与しました。今年財団は Einari アワードとして 知られるメインの賞を Koneurakointi Mutikainen Oy の Janne Mutikainen と Iin Metsätyö Oy の Janne と Tuomas Paakkola に授与しました。アワードは模 範的なビジネス運営と成功した世代交代が認められての受賞でした。 Ponsse Plc の創業者 Einari Vidgrén は 2005 年機械化された木材収穫の分野 での仕事に対するアプリケーションを増やすことを目的に Einari Vidgrén 財 団を設立しました。財団の目的は、木材の収穫に関連する企業家精神の意識 を高めることと機械化された収穫地域を特に若い人々の間での潜在的な作業 場としてより魅力的にすることです。 www.evsaatio.fi

PONSSE パーツ オンラインに 350 以上のユーザー

PONSSE パーツ オンライン サービスは 1 年以 上利用されてきており、現在 350 以上のユーザ ーがいます。発注の機能に加えて、サービスは パーツの価格と入手の可能性をリアルタイム に表示します。必要なパーツは選んだ店から PONSSE Parts Online を通して注文することが できます。サービスにはスペアパーツ、マニュ アルも含まれており、マニュアルには機械指定 の注意書きがあり保存されています。 ブラウザベースの PONSSE Parts Online サ ービスは 2005 年以降に製造された PONSSE 森林機械用に利用でき、複数の機械用のデータ を組み合わせるためにも利用できます。サー ビスはコンピュータと携帯デバイスの両方で 利用できます。お客様は最寄りの PONSSE サ ービスセンターまたはオンラインで PONSSE Parts Online サービスを利用するための登録が できます。

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Juha Vidgrén、Valeri Andruhin、Oleg Sheverev、 Ismail Magomedov、Jaakko Laurila

2 年連続で OOO Ponsse が Ponsse 子会社オブザイ ヤーに選ばれました。力強くマーケットを開拓し たことと販売でのプラスの成長がセレクションの 背景にある主な理由でした。 「これは、我々が精力的にかつ継続的にチー ムを改善していることに対するすばらしいかつ重 要な評価です。」 と OOO Ponsse の常務取締役 Jaakko Laurila は言います。 「我々には成功するという強い願いがあり一生 懸命に働く準備ができています。ローカルなサー ビスを生み出し発展させる中で我々も販売店の ネットワークを力強くサポートします。Ponsse の創立者 Einari Vidgrén の価値は、我々の心の中 では鋭く明確で新しい従業員にも必ず引き継ぎ ます。」 と Laurila は付け加えます。 OOO Remtechnica は、ロシアの Krasnoyarsk エリアで営業していますが、販売店オブザイヤー に選ばれました。選ばれた背景にある理由は、 会社が新しい機械の販売を著しく伸ばしてその エリアでのいいマーケットシェアを獲得したこ とでした。お客様満足度はすばらしく、営業は Ponsse スピリットに即しています。会社は将来の 成功を保証するために経営の発展に投資もしてき ました。


PONSSE と SOTREQ ブラジルで提携を開始

PONSSE は新しい STAGE-V エミッション

エンジンを EU マーケットに発売

新しい Mercedes-Benz / MTU Stage V エミッション エンジ ンは最新のエンジン技術を特長としており、生産性、信頼 性、一方で同時に環境に優しい燃費が必要な森林機械に対 する優れたソリューションです。新しいエンジンは様々な マーケット エリアで幅広くテストされてきました。エンジ ンは、寒い、暑い両方の天候で広範囲なテストの対象にな り、フォワーダとハーベスタ両方について数千時間のフィ ールドテストを受けてきました。フィールドテストの結果 は心強いものです。低い回転数のレートでもパワーの高い レベルは速い応答で達成されますが、それによって機械の 生産性と燃費が改善されます。 Stage V は 2019 年に効力を発するヨーロッパ連合の 排出基準です。Ponsse の EU マーケット向けの森林機械 は、2019 年の第一四半期に Stage V エンジンに切り替わり ます。

Ponsse Plc と Sotreq S.A. は、ブラジル Minas Gerais 州 で PONSSE ハーベスタ ヘッドの販売、メンテナンス、 マーケティングのための援助協定にサインしました。 「Minas Gerais 州はブラジルの重要な林業エリア で、我々はそのエリアで操業しているお客様によりよ いサービスを提供したいと思います。この提携は、 ブラジルのハーベスタ ヘッド マーケットにおいて強力 なプレーヤーでいるという我々の目的をサポートする でしょう。」 と Ponsse Plc セールス兼マーケティング マネージャーの Jarmo Vidgrén は言います。 Sotreq S.A. の最高経営責任者 Marcelo Orberg によれ ば、Ponsse と Sotreq は Minas Gerais 州で共通の目標を シェアしています。 「我々はトラックベースの機械の分野で 75 年以上 にわたって Minas Gerais 州の林業のお客様に奉仕して きましたが、いまや Ponsse との提携のお蔭でお客様 に完全な範囲の製品を提供できます。我々はブラジ ルで PONSSE 製品を提供することに大変興奮してい ます。収穫の製品を開発する Ponsse の長い歴史は 比類がなく Sotreq のアフターセールス サポートと一緒 になりました。これは産業を変えるような提携になる でしょう。」 と Orberg は言います。 Sotreq には Minas Gerais の地域に 4 つのサービス センターがあります。収穫機械の販売店であることに 加えて、マルチ産業の会社は材料の取扱いと同様に建 設、鉱業、エネルギー、石油、ガスの分野での事業も します。同族会社は 1941 年に設立され、ブラジルのリ オデジャネイロに本社があります。会社にはブラジル 全域の 40 箇所で 4,345 人の従業員がいます。 Ponsse のブラジル子会社 Ponsse Latin America は 2005 年に設立されました。Sotreq に加えて、Ponsse はブラジルにその他の販売店もあります。Timber Forest Equipamentos は 3 つの最南端州 (Paraná、 Santa Catarina、Rio Grande do Sul) にある PONSSE サービスに対して責任を持っています。

新しいエンジンは 2018 年 8 月 30 日から 9 月 1 日までフィ ンランド Jämsä の FinnMETKO フェアで発表されます。

OOO Ponsse マネージメントチーム: Sergey Sviridenko (左)、Mikhail Menshikov、 Tatyana Trishevskaya、 Harri Perätalo、 Jaakko Laurila、Arbo Louke。

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基盤 / 世代交代

立派な態度が世代交代の成功を保証

父の仕事に対 する敬意

収穫部門の同族会社を経営するには忍耐が必要です。若い世代に事業をうま く移すには、引き継ぐものと脇に置くものの両方からの勇気が必要です。 Iin Metsätyö と Puunkorjuu Mutikainen は世代交代をうまく行なった会社のよ い例です。両方の会社については、家族中心のアプローチが将来に対するし っかりした基盤を作りました。

K

「同族会社の中では気 軽に話をします。」 と Janne Paakkola は膝の上の 息子 Väinö と言います。

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oneurakointi Mutikainen Oy のサ ービス店に入ってあなたが最初 に目にするのは、三輪車とペダ ル付きのトラクターです。家族 とビジネスは連帯しています – この他の例を上げればコートラックに掛 かっている 2 対の可愛いオーバーオール です。ミニチュア設備とオーバーオール は Koneurakointi Mutikainen Oy の常務取 締役 Janne Mutikainen の子供で 6 歳の Aino と 2 歳の Aaro のものです。 「企業家には家族からたくさんの ものが必要です。彼らのサポートや柔 軟性が無かったら無理だったね。」 と Janne は言います。 33 歳の Janne Mutikainen は彼が生 まれる前に父親が設立した会社を経営し ています。彼の父親 Matti Mutikainen は 1979 年に森林から木材を輸送する事業を 始めました。 会社は少しずつ成長し Janne も成長し ました。彼は 20 歳の年 2005 年に会社に 勤務を始め、2 年後後を継ぎました。 世代交代は、数年前に最後の株式が Janne に譲渡されただけだったので、 合計およそ 10 年かかりました。会社の 少数株主は Eero Matikainen Dear で10% を保有しています。 Janne の企業家のキャリアの始まりは 2008 年秋に世界不況が起きたときの教育

経験です。収穫された産業用木材の量は フィンランドで急落しました。 2007 年はよい年でした。始めるのは簡 単でしたし会社は好調でした。2009 年、 4 月から 8 月まで機械は空回り状態の活 気がない時期がありました。 「やっていけるのかどうか不安で した。」後から考えると、早い段階でそ のような課題を抱えたのは良いことで した。将来のために貴重な経験をしま した。」 と Janne は言います。 現在まで、会社がオペレータをレイオ フしなければならなかったのは 2009 年だ けです。Koneurakointi Mutikainen Oy は Simpele と共に営業エリアとして Metsä Group の Lappeenranta 配送地域にある地 域の契約者です。会社の保有車両には、 機械を輸送するための低床トラックと同 様にハーベスタ 5 台、フォワーダ 3 台が あります。会社にはエアコンのサービス をするための設備などのサービスバンも あります。 Janne は収穫の計画作り、作業現場の 手配、会社の経営および機械と人の世 話に焦点を当てています。父親の Matti は機械の輸送を取り扱い、母親 Pirjo と 妻 Emmi は家族の仕事、給料支払いの世 話、簿記、スペアパーツの輸送に関わっ ています。


「私は会社がうまくいくと信じなけ ればなりません。もし父がしたこと と同じ状況に達すれば幸せです。」 と Janne Mutikainen は言います。

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MATTI は息子が後を継ぐことを 信じていました

Janne は認定を受けた電子技術者で実 務経験を通して – その際は試行錯誤を 通して、林業と収穫の知識を身に付け ました。Janne は森林機械のキャビン の中でよく昼寝をした子供たちの一人 でした。 「私は Janne が事業を継いでくれ るといつも信じていました。学生のと きでさえも週末と休日には戻って来 て収穫を手伝ってくれました。」 と Matti Mutikainen は言います。

「事業を継続することに二の足を 踏むことはありませんでした。時々 たくさんのことが同時に進んでいるこ とがありますが、ひるむことはありま せん。」 と Janne は言います。 「彼が私に耳を傾けるだけで十分です。」

父親と息子は会社のマネージメント について議論する必要はありませんで した。意見の相違はいくらかあったか もしれませんが、交渉を通して二人の 男はいつも一方がそれでハッピーに なる決定にたどり着いてきましたと Matti は笑いながら付け加えました。

「我々は必ずしもすべてについて合 意するわけではありませんが、お互い にいつも話し合うことはできました。 「一番よいことは、私が父にアドバ イスを頼むことができて、いつも最 も正直な答えをもらえることを私が分 かっているということです。もし父の 意見が私のと違っていれば、そのこと で自分自身の考えを問い直します。 しばしば自分自身のビジョンに従いま すけれども。」 Janne は笑います。 「彼が私に耳を傾けるだけで十分 です。彼は私の言う通りにする必要は ありません。」 と Matti は言います。 Janne の目的は会社を慎重に発展さ せることです。目的は誇大妄想者のや り方でビジネスを成長させることでは ありません。むしろ収穫能力の高い、 評判の良い、財務的に健全で生産的な 会社を作り上げることです。我々は約 束を守ることで知られたいです。 「私は会社がうまくいくと信じな ければなりません。もし父がしたこと と同じ状況に達すれば幸せです。」 と Janne は言います。 停滞と成長

「現在では急流の両側には家がありま すが、若い人々はより良い生活を求め てしばしば他のよころに移ります。 これは Ii の Raasakkakoski 急流につい てフィンランドの Wikipedia の記事に 書かれていることです。Iin Metsätyö Oy の常務取締役 Janne Paakkola はより 良い生活を求めてどこか他のところを 探したくはありませんでした。代わり に急流のそばに家を建てる決心をしま した。 Paakkola の家族はいつも川縁に住み ました。彼の古い家は今の家から数キ ロメートル下流にあり、そこには彼の 両親がまだ住んでいます。 1975 年に農業機械工 Heikki Paakkola は森林機械と掘削機を購入しました。 森林機械は木こりによって切り落とさ れた後の丸太を輸送するために冬期 に使われ、掘削機は森林の溝を掘る

交渉を通して我々はいつも一方がそれでハッピ ーになる決定にたどり着いてきました。」 と Matti は笑います。

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ために夏期に使われました。1991 年に Heikki Paakkola Ky は最初のハーベスタ を購入しました。 当時現在の常務取締役 Janne は 13 歳 で夏の仕事としてフォワーダを運転しま した。週末にはするべき作業もありま した。 「友達は皆出かけている時に森林で 作業をするのはティーンエイジャーとし てはいらいらすることでしたが、今はそ れに感謝しています。」 と Janne は言 います。 Janne は Rovaniemi の森林学校に行 き父親の会社で実践的なトレーニング をしました。2001 年 Janne は 23 歳に なり、より多くの責任を負う準備がで きました。Heikki Paakkola Ky は 3 つの 収穫会社のチェーンを持つ有限会社 Iin Metsätyö Oy になりました。世代交代 は 15 年後に完了し株式は Janne と弟の Tuomas の間で分割されました。 兄弟は 13 歳差があります。そのた め、Tuomas は学校を終了して 18 歳にな る必要があったためもあり、世代交代は 時間がかかりました。Tuomas は 9 年生 の後森林学校に行きませんでした。その 代わりトラック運転手のトレーニングを 選びました。

「我々はいつも本当にいい 関係できましたし父の仕事 に深く敬意を払っています。 彼はとても支えになってく れており、最近私も Tuomas から支えられています。」 Tuomas が成人になるのを待っている 間に Janne と Heikki は懸命に働き続けて 会社を発展させました。収穫チェーンの 数は 6 つに増えました。Iin Metsätyö Oy は今掘削機 2 台、材木トラック 6 台も 持っています。会社にはおよそ 40 人の 運転手がいます。 「我々は 2004 年に最初の材木トラッ クを購入して保有車両は1 年または 2 年 の周期で増え続けました。」 と Janne は言います。 会社の成長と広範囲な収穫サービス の提供への移行によって Janne は避けが たい決定を下す必要がありました。彼は 会社の経営に焦点を当て他の人に車両を 運転させなければなりませんでした。 父親がまだ担当していたとき、Janne の数学的なスキルはすでに役に立ってい ました。 「もっと勉強しておくべきだったかな と時々思いましたが、企業家であること にもっと興味がありました。すべてがう まくいきました。そして私ははっきりと

自分の脳を使い始めます。」 と Janne は 言います。 Tuomas は他のキャリアについて考え もしませんでした。彼は家族の事業を続 けたいということを常に分かっていま した。

父の仕事に対する敬意

同族会社の中では人は気軽に話をし ます。Janne は父親と何かについて合意 したときに時々また父親と議論したこと があると話すと笑い始めました。 「我々はいつも本当にいい関係でき ましたし父の仕事に深く敬意を払ってい ます。彼はとても支えになってくれて おり、最近私も Tuomas から支えられて います。」 会社の将来について話をするとき、 Janne Paakkola は言葉を注意深く選び ます。現在の状況はいいですが、将来の 成長も可能性があります。 「もし誰かが彼らのために働くこと を我々に頼むのなら、私は駄目とは言え ません。拡大は可能性がありますが、 それは賢明で着実な成長でなければなり ません。

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革新 / OPTIMAP2

OPTIMAP2

は作業の計画作りを強化します

O

「2 年前ドイツの Ponsse 販売 店 Wahlers が私に OptiMap2 をテストするチャンスをくれ まして、我々の 11 台の機械 のうちの 6 台でそれを手に入 れました。特に近くのいくつ かのスタンドからお互いのス タンドまで丸太を輸送する必 要がある場合は、そのアプ リケーションでより素早く反 応することができます。 嵐の後伐採した木材を収穫す る場合、アプリケーション によってフォワーダをおよ そ 20% 素早く働かせます。 普段は違ったブランドの機械 を操作しているドライバーに とってさえもシステムは使 いやすく、非常に便利です。

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ptiMap2 は PONSSE 森林機械 用のマップ アプリケーショ ンで、収穫と近距離輸送の計 画を立てるために利用できま す。ハーベスタの出力ファイ ルがフォワーダの OptiMap2 アプリケー ションに転送されると、フォワーダのオ ペレータは重要な情報にアクセスして作 業を簡単にします。情報は異なるシフト で作業する人々の間でスムーズに流れる ことができます。 操作の最適化は時間と燃料を節約し土 壌を保護します。OptiMap2 アプリケー ションを通してフォワーダのオペレータ は、種別、量、トレイル当たりのまたは 定義されたエリア内の束の位置と同様ハ ーベスタのトレイルを見ることができま す。これによってオペレータは旅の数の 計画を立て、更なる輸送のために丸太を 道路脇に運ぶ最も最適な方法を判断する ことができます。 アプリケーションの利点は特別な現 場でさらに明らかになります。例えば、 嵐、虫害または大雪で伐採された木材が エリアの周りに散乱して木材を見つける のが困難な可能性がある現場です。冬期 にはアプリケーションはオペレータが雪 で覆われた束を見つける手助けをしてく れ、それですべての丸太を道路脇に運ぶ

のを保証してくれます。緩い土壌の上や 厳しい収穫の条件で作業をする場合は、 トレイルの計画作りとそれによって旅の 数を減らすのにアプリケーションは非常 に助けになります。オペレータが用途の 容積を知っている場合は、道路脇の束の ためにどれだけスペースが必要かを判断 するのも簡単です。 フォワーダのオペレータは、リスト の用途を選択して、マップ上の走行した トレイルをクリックまたは作業が終わっ ている定義されたエリアを選択すること によって、マップから輸送された束を削 除するアップグレード機能を使うことも できます。ハーベスタが同じエリア用の アップデートされたファイルを後で送る と、アプリケーションは状態をアップデ ートしマップに新しい束を追加します。 OptiMap2 アプリケーションは PONSSE Opti4G 情報と制御システムの一 部です。ハーベスタに必要な事項は GPS と PRI ファイル用の座標の保存を設定 できることです。機械間のデータ転送は 通常の電子メール経由で可能です。また は、作業が通信ネットワーク外のエリア で終わった場合は、フラッシュドライブ を使ってデータを転送することができま す。アプリケーションは30 日間無料でテ ストできます。

OPTIMAP2 トレイル ネットワーク ビューは、用途 の容積とトレイル当たりまたは定義さ れたエリア内の位置同様にトレイルを 表示します。


木材は用途の広い材料で、多くの違った物を作るのに使われる可能性があります。キシリトールを作るプロセ スにはカバノキが使われますが、紙はトウヒから作られます。ですから、チューインガムでさえ木材ベースの 製品なのです。家具も日用品も家も木材から作られます。いくつの木製アイテムを家庭で見つけられますか?

Kurre 木製アイテムを追う 木を使って作られたアイテ ムで四角を追ってリスの Kurre を迷路を通してリー ドします。

いくつのアイテムを見つけましたか? お答えを Ponssentie 22, FI-74200 Vieremä, フィンランドの Ponsse Plc / Communications 宛の郵便または ponssenews@ponsse.com 宛の電子メールで 9 月末までにお送りください。 連絡先をお忘れなく!次回の号では、そのタスクの正解と幸運な勝者の名前を発表します。

木の樹皮のボートで遊ぶことは楽しい夏の活動で、 ボートを作るのはとても簡単でもありました。 フレームには樹皮、マストには棒、帆にはカバ ノキの樹皮または大きな葉が必要なだけです。 マスト用の樹皮に穴を開けます。マストを帆に 突き刺し、マストを穴の中に置きます。 これらの小さなボートは友達と作るのが楽 しいです。誰のボートが一番速いのかな?

Ponsse ニュース 2018 年 1 月

Minttu Lönnroth, Riihimäki

おめでとうございます!

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PONSSE コレクション に加えられた環境を 維持する製品 2018 年夏のために、Ponsse コレク

ションに加えられた新しい Tシャツは Neutral® コレクションからです。

Neutral® 製品は、綿の栽培および収穫か ら製造プロセスまで最高の倫理および 環境基準に従って製造されています。 詳細な情報:www.neutral.com

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オーガニック コットン 綿は有害な肥料や化学物質を使わずに栽培されて います。その結果、より清潔な地下水と湖沼だけ でなく、人々の健康を損なうことのない無毒な収 穫プロセスが生まれます。 環境 製造時に生成された廃水は処理され再利用 されます。よりクリーンな飲料水、より健康的 な食べ物、そしてきれいな環境につながります。


PONSSE コレクション www.ponsseshop.com

SCORPION Tシャツ €20 黒、サイズ S–4XL.製品番号 1354 ロゴTシャツ €15 黒、サイズ S–4XL.製品番号 1332

ロゴTシャツ €25 ネイビー、サイズ S–4XL.製品番号 1333

エネルギー 生産は伝統的なエネルギー源の代わりに風力を利用 します。これは、一般的に、ローカルな空気の純度 や環境への影響において重要な役割を果たします。

農民 農民は勤勉の結果として栽培された綿花に対して、 より現代的な設備に投資したり、子供を学校に送る 機会を与えたりして、追加の報酬を受け取ります。

労働条件 労働者は安全で良好な労働環境にあります。持続可 能な Neutral® 製品の生産は、労働者の権利を守るた めに SA8000 基準に常に準拠しています。

テキスタイル 製造プロセスでは、綿の生産に有害な化学物質を使 用することはできません。最終製品は、最初に洗う 必要なくすぐに着用することができます。

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新しい

何かが

来ています...

... 速い。

未来に何がある のかを見に来てく ださい。 FinnMETKO 2018 年 8 月 30 日~9 月 1 日 へようこそ!


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