とあるチェロの演奏を聴いて「お話を聞いているみたいだ」と思いました。
この曲は文字を音として扱う「音響詩」的なアプローチと言葉の抑揚を奏者が直接音にする方法、そして「どのように奏するか」の大枠の指示により作曲しました。素材にした「文」の繰り返しの面白さを簡素な仕組みで構成し直して強調することや、楽譜の抽象度が高い代わりにイメージを伝えることにより、単純な記述からの豊かなリアライズを試みました。
アーカイブ:
https://youtu.be/Vkg814yLYE8
作曲: 後藤天
演奏: 山澤慧(Cello)
composer: ten GOTO
player: kei YAMAZAWA(Cello)