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プレス資料 2012

プロヴァンス do s s i・ e アルプ r d e・コートダジュール地方 p r e sse 2 0 1 1

次のページへ プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方観光局 プレス・コンタクト : presse@crt-paca.fr

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

トップ 10

プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方は神々の祝福を受けた大地です!自然と遺産の豊かさは多種多様です。

この地方に足を運んでいただき是非、皆さまご自身で様々な見どころを発見なさってください。

プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方といえば地中海。太陽、香り、そして千年にも及ぶ文化のこの海 が、様々な姿を見せてくれます。カマルグ湿地帯の手付かずの自然、カランクでは、地中海の岩に挟まれた細長

い入り江の絶景、レランス諸島、ポール・クロ島とポルクロル島は自然の宝庫、コート・ダジュール地方ではモダ

ンなビーチ・リゾート、そして各町の港。内陸の地域にもこの地方独特の地中海文明の見どころがたくさんあり、 多くの観光客を魅了しているのです。

皆 さまにこの 地 方 の 魅 力を 十 分 に 満 喫していただくため の 手 助 けとして、中 でも特 にお すすめ の 場 所、

「トップ 10」をご紹介いたします。皆さまと一緒に見どころを分かち合いたいと思います。このプロヴァンス・アルプ・ コートダジュール地方で、皆さまご自身の物語を作ってください。皆さまのお越しを、心よりお待ちしています。

旅の出発点として、 まずはこの地方を象徴する街からご紹介しましょう。どの街もそれぞれに特徴がありとても多彩で、

きっとご満足いただけることでしょう。

マルセイユは、地中海のリズムが脈打っています。フランス最古の都市は活気に満ち多彩です。旧港から町の中心地

まで、昔ながらのマルセイユの雰囲気が味わえるパニエ地区や、美しい地形のコルニッシュ(切り立った崖の横を走る 道路)をドライブすれば、 マルセイユの魅力を余すことなく感じとることができるでしょう。

エクス・アン・プロヴァンスは、マルセイユからそんなに遠くはありませんが、街の雰 囲 気は全く異なります。

ルネサンス様式の個人邸宅の家並みはとても魅力的です。時間をかけて街を歩いてみましょう。エクス・アン・プロ

この土地にインスピレーションを得たセザンヌの足跡をたどってみてください。 ヴァンスに生まれ育ち、

アルルは古代ギリシャ・ローマ時代にさかのぼる古い歴史のある街ですが、街としてではなくむしろ精神的な

よりどころの場所、といえるでしょう。巡礼の地、カマルグもすぐそばです!古代ローマ時代の遺産には目を見

張るものがあります。「プチット・ローマ( 小ローマ) 」と呼ばれていたこの街はヴァン・ゴッホ、ピカソ、そして

ゴーギャンを魅了しました。今日では、毎年夏に開かれるアルル国際写真展に、最も著名な写真家達が全世界から集 います。

なおマルセイユ、エクス・アン・プロヴァンス、アルルは、マルセイユとプロヴァンス地 方での 2013 年 欧 州 文 化 首都の開催都市となっています。

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

トップ 10

アヴィニョンは法王庁のおひざ元。プロヴァンスのゆったりした時間が流れます。その法王庁は毎年、世界的に有名 なアヴィニョン演劇祭でにぎわいます。

サン・トロペは、夏にはジェット機で世界を飛び回る上流階級の人々が集い、 それ以外の季節では小さな広場の木陰、

ペタンクに興じる人々、 カフェテラス、細かい砂のビーチが広がる静かな漁港の街です。

そのサン・トロペから数キロの場所には、 プロヴァンス・ワインのブドウ畑が一面に広がります。特に有名なロゼワイ

ンはよく冷やしてブドウ畑の木陰で是非、味わってください!そこから北に広がるヴォークリューズ地域では、 コート・ デュ・ローヌ(赤ワインと白ワイン)、 シャトーヌフ・デュ・パープが有名です。ワイン蔵や造り手を訪れ、 ブドウ畑の広が

る美しい風景とともに、 これらのワインのすばらしさを発見できるでしょう。

6 月から 8 月にかけてはラベンダーの季節、畑一面が青紫色に覆い尽くされます。ヴォークリューズを通りさらに北へ

と進むとアルプ・ドゥ・オート・プロヴァンスからオート・ザルプ地方にかけて、一面ラベンダー畑の景色を見ることがで きます。

ヴォークリューズ地域こそ、 プロヴァンスの真実、静寂、風景、遺産どれをとっても、 比類ない洗練された大地と言えるで

しょう。ルシヨンのオークル採取場跡、 ゴルド村のすばらしい遠景、 またヴァントゥー山は、多くの見どころがあるこの 地方の中でも、 訪れた人の心を虜にします。

リュベロン地方自然公園は、 ここを訪れる人が最大限にその自然を満喫できるための自然保護地区となっています。 ヴェルドン渓谷もまた保護領域となっており、地質学的に有名な場所として世界的に知られています。トルコ石色の 水と峡谷の深さには驚きを隠しきれません。ハイキングやカヌーで、 この魔法の峡谷を存分に堪能してください。

最後にプロヴァンス地方の頂上を目指すのであれば、 ツール・ド・フランスのコースをたどってみてはいかがでしょう

か?このフランス最大の自転車競技では、 この地方の 6 つの伝説的な峠―ガリビエ峠、 ロタレ峠、 ヴァール峠、 アロー峠、 ボネット峠、 ケヨル峠―を通過します。

出会い、分かち合い、歴史、 グルメ、文化、 スポーツ、 そしてまだまだ他にもたくさんのすばらしい経験を、是非プロヴァン ス・アルプ・コートダジュール地方で!皆さまのお越しを心よりお待ちしています。

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

トップ 10

目次 1./ マルセイユ、地中海のリズム

2./ エクス・アン・プロヴァンス、セザンヌの足跡を訪ねて 3./ アルル、魔法の街

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4./ アヴィニョン、法王の都市

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6./ プロヴァンスのワイン

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5./ サン・トロペ、波乱の歴史をくぐりぬけた街 7./ 見渡す限りのラべンダー

8./ ヴァントゥー山∼リュベロン、ピュアなプロヴァンス

9./ ヴェルドン峡谷、景色と感動

10./ ツール・ド・フランス、伝説の峠

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方 プレス・コンタクト : スザンヌ・ズルン–セイラー Susanne Zürn-Seiller : s.zurn-seiller@crt-paca.fr ヴァレリー・トシュ Valérie Toche : v.toche@crt-paca.fr マリヌ・フェレ Marine Féré : m.fere@crt-paca.fr

+33 (0)4 91 56 47 13 - +33 (0)6 72 31 55 56

+33 (0)4 91 56 47 35 - +33 (0)6 08 37 32 50 +33 (0)4 91 56 47 38 - +33 (0)6 72 31 68 65

ラビア・ベナイサ Rabiha Benaïssa : r.benaissa@crt-paca.fr

+33 (0)4 91 56 47 32 - +33 (0)6 09 08 96 00

Copy-rights : C.Duranti, P.Leroux, CRT PACA.

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マルセイユ、地中海のリズム

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

マルセイユ、地中海のリズム

« いつも騒々しいカヌヴィエール大通り、 青い海が広がる港、 たくさんの白い船、 ロープや目の細かい紐の

レース。» 著名な作家、 コレットはマルセイユをこう表現しました。

ノートル・ダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂の 地中海の主要都市、マルセイユは国際色豊か 聖母子像を見ずして、 マルセイユを訪れたとはい な街であるとともに、さまざまなコントラスト えません。海抜 160m の丘にたたずむこの聖母 を見て取れます。非常に活気のある中心地か 子像は、 マルセイユの守護の聖母でもあります。 ら旧市街の古めかしい魅力、ヴェロドローム 競技場のどよめきからビーチの砂の心地よさ、 丘から 360 見渡すことのできる街の景色の美 しさは、本当にすばらしいの一言で、 フリウル島 港 湾 地 区 再 開 発「 ユ ー ロ メ デ ィ テ ラ ネ (Iles du Frioul) からさらに遠く、 ガルラバンの丘 Euroméditerranée」の進む地域からプロヴァ ンス地方の田舎の別荘「パストレ Pastré」があ (Collines du Garlaban)までも見渡すことがで きます。この聖堂はローマ・ビサンチン時代に建 る場所・・・どこを訪れても驚きと発見の連続で てられ、市民は金色に輝くこの聖母子像を「ラ・ す。 ボンヌ・メール(優しい聖母さま)」と呼んでいま す。また聖堂の中には、 カトリック信者が祈りが フランス最古の街は、その中心に位置する旧港 かなえられたことを感謝して捧げる額(ex-veto) で知られています。毎朝、漁から港にもどった漁 がたくさんあり、 すばらしいモザイク画も飾られ 師が、捕れた魚をその日のうちに売っているので ています。人種や宗教を超えて多くのマルセイ す!色とりどりの船に太陽―それが旧港の景色 ユの人々が、守護の聖母にお祈りを捧げにやって です。 きます。地元のサッカーチーム、 オリンピック・マ ルセイユ(OM)の勝利を聖母にお祈りする人も パスティスは、 プロヴァンスになくてはならない いるのですよ! アニスのお酒。マルセル・パニョルの三部作の 舞台となったマリーヌ・バーで一緒に味わいま 街の中心地とプラド・ビーチ、 ポワント・ルージュ しょう。フェリー乗り場には旧港を横切り、対岸 (Pointe-Rouge)地区からトルコ石色の水が輝き のパニエ地区の旧市街やマルセイユ市庁舎へ向 手付かずの自然が残るカランクへは、 コルニッシ かう小さな船が行き交います。街を歩いてゆく ュの道路を通ります。地中海のクルージングを楽 と、 とても狭い小さな通りやアパートの間にたな しみながら、 イフ島を訪れるのも良いでしょう。 そ びく洗濯物、 そして小さな広場といった 19 世紀 の港町や下町の雰囲気が十分に堪能できます。 の島にあるイフ城(Château d If)は、国王フラン ソワ1世支配の治世下に建てられ、 アレクサンド ヴィエイユ・シャリテ(Vieille Charité)という旧 ル・デュマの小説、 「モンテ・クリスト伯」 によって 慈善院にも足をのばしてみてください。バロック 有名になりました。大型船、 もしくは«ポワンチュ 様式建築の代表作で、その丸天井の美しさには Pointu»と呼ばれるプロヴァンス独特の艇に乗船 目を見張るものがあります。 して、地中海の海原へ身を置いてみましょう。 カ ランク、地中海に浮かぶ島々を訪れたり、 ダイビ さらに街を歩いてゆくと、それぞれの建築物に ング、 スノーケルといったマリンスポーツも楽し マルセイユの歴史が感じられます。古代ギリ むことができます。詳細はこちらのサイトからどう シャ・ローマ時代からの港、中世に建てられた ぞ。 サン・ヴィクトール修道院(Abbaye de SaintVictor) 、 ピエール・プジェが手がけたマルセイユ www.visite-des-calanques.com の市庁舎、 オスマン様式の美しいレピュブリック www.croisieres-marseille-calanques.com 通り、 完成当時はシテ・デュ・ファダ (間抜けな家) と呼ばれたル・コルビュジェ(Le Corbusier) それでは最後に、 マルセイユのグルメで締めくく の手がけた集合住宅、そしてザハ・ハディッドが りましょうか。マルセイユの郷土料理、ブイヤ 設計した超高層ビルの CMA CGM タワーなど ベースは地中海の新鮮な魚をふんだんに使い、 が挙げられるでしょう。 サフランとスープがさらに深い味わいを引き立た せます。

おすすめショッピング: 豊かな伝統を誇るマルセイユには、 数多くのおみ やげがありどれを選ぶか困ってしまうほどです。

有名なマルセイユ石鹸 良質な天然のオリーブオイルを原料とし、肌に とってもやさしい石 鹸です。マルセイユ石 鹸 の専門店、サヴォヌリー・マルセイエーズ・ド・ ラ・リ コ ル ヌ(Savonnerie Marseillaise de la Licorne)では、 昔ながらの製造方法を見学でき、 正真正銘のマルセイユ石鹸が購入できます。

www.savon-de-marseille-licorne.com

サントン人形 人々をモデルにした粘土の人形で、 プロヴァン ス地方のクリスマスを飾るクレッシュ(Crèches キリスト生誕像)には欠かせません。サントン 人形作りの職人、 マルセル・カルボネル(Marcel Carbonel)のアトリエでは、昔ながらのサントン 作りの技法が見学可能で、18 世紀から今日ま でのサントン人形のすばらしいコレクションを見 ることができます。

www.santonsmarcelcarbonel.com

ナヴェット オレンジの香りが漂うビスケット。マルセイユの 伝統として、地元の人たちは聖母マリアの御潔め の祝日 (2 月 2 日) に、 フール・デ・ナヴェット (Four des Navette)というパン屋で買います。ここは サン・ヴィクトール修道院の建つ丘に 200 年以 上も続く、 マルセイユで最も古いパン屋です。

www.fourdesnavettes.com

パスティス アペリティフとしてとても人気のあるアニス酒で す。旧港にあるメゾン・デュ・パスティス (Maison du Pastis)では、多彩な香りや種類のパスティ スがあり、太陽の下で、また木陰のテラスで、 ア ペロ(食前酒) の文化を楽しみましょう。

www.lamaisondupastis.com

手帳にチェック!

マルセイユは 2013 年、 ここにいるべき場 所―The place to be となるでしょう! 欧州文化首都 (Capitale Européenne de la Culture) に選ばれたマルセイユでは、 エクス・アン・プロヴァンス、アルル、オー バーニュ、マルティーグ、サロン・ド・プロ ヴァンスと共同で 2013 年の 1 年間、特別 展、 コンサート、街中でのアートなど国際的 な規模の様々な文化イベントが開催されま す。詳しくはこちらからどうぞ。

www.mp2013.fr

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

マルセイユ、地中海のリズム

おすすめホテル&レストラン : ル・プチ・ニース・ルレー&シャトー Le Petit Nice Relais & Châteaux(5ッ星) 空と海、 その調和が美しいこの近代ギリシャ建築 の館では、 ミシュランガイドの三ッ星シェフが監 修する地中海の味覚の逸品を堪能できます。

www.petitnice-passedat.com ソフィテル・ヴュー・ポール Sofitel Vieux-Port(5ッ星) 旧港のすばらしい眺めとスパ、 またレストランで はすばらしい食事が味わえます。

www.accordhotel.com マルセイユ・ニュー・ホテル Le New Hôtel of Marseille(4ッ星) おしゃれでデザインなホテルの洗練された部屋 からは、 ファロ会議場の庭と旧港の景色が広が り、 日曜日には、地元の人たちがホテルの有名な ブランチを味わいに足を運びます。

www.new-hotel.com

ル・ミュージック・ホテル Le Music Hotel(3ッ星) 最近オープンした豪華なブティック・ホテル。年 中無休のバーラウンジは、午前 7 時から午前 2 時までオープン。プロのための録音スタジオや、 マルセイユを訪れたアーチストのためのフォト& ビデオスタジオがあります。特別展、 プライベー ト・コンサート、 プライベート DJ パーティー、車 のパーキング・サービスもご利用になれます。

www.music-hotel.fr シャンブル・ドット、 ペンション・エーデルワイス La Chambre d hôte Pension Edelweis マルセイユの中心地にあるペンション。都会的 で真心のこもった 4 つの部屋は、 1930 年、 50 年、 60 年、70 年代の様々なスタイルを取りいれた 家具や骨董品で飾られています。

www.pension-edelweiss.fr ミシュランガイドにも紹介されている 2 つのおすすめレストラン : ユン・ターブル・オ・シュッド Une table au Sud 創意工夫を凝らした地中海料理を提供。

ル・マシリア Le Massilia(4ッ星) 海を見晴らし、プラド・ビーチとポワント・ルー ジュ地区からもすぐ近く、9 ホールのゴルフ場が あります。スパ、 ジャグジー、 サウナ、ハマムで癒 しの時間をお過ごし下さい。

レピュィゼット L Epuisette ヴァロン・デ・ゾーフルの小さな漁村にあるレスト ラン。

www.marseille.concorde-hotels.fr

www.l-epuisette.com

ル・プルマン・マルセイユ・パルム・ビーチ Le Pullmann Marseille Palm Beach(4ッ星) デザインでモダンなホテルにはプライベート・ ビーチがあり、 見渡す限りの地中海の風景が広が ります。テラスで味わうカクテルには定評があり ます。

www.accorhotels.com

ラ・カサ・オノレ La Casa Honoré 旧港とサン・ビクトワール修道院から程近く、 かつ ての印刷工場を改修したホテル。中庭とプール に面した 4 部屋の内装は、 センスが光ります。

www.casahonore.com

www.unetableausud.com

その他おすすめのレストラン: ル・ミラマール Le Miramar ブイヤベースが味わえる有名なレストラン。木 曜日には、 シェフと一緒に旧港の魚市場に買出し に行き、料理教室が開かれます。ブイヤベース の秘伝のレシピを是非どうぞ!

www.bouillabaisse.com ラ・ボワット・ア・サルディーヌ La Boîte à sardines かつて魚屋&牡蠣屋だったお店は、中にレストラ ンとして食事ができる場所があり、毎日その日に 取れる新鮮な魚を使った料理や貝類を提供して います。またからすみ、魚のスープ、漁獲年付の いわしの缶詰なども販売しています。

ル・ミナクーク Le MinaKouk 伝統と革新の両方を兼ね備えた地中海&マグレ ブ料理が味わえるレストラン。手作りのお菓子 も逸品。

www.minakouk.com

ル・グラン・バー・デ・グード Le Grand Bar des Goudes グードの小さな港にあるレストラン。テラスから はすばらしい地中海の景色が広がります。カラ ンクのふもと、小さな港町の和気あいあいとした 雰囲気の中で、南仏の伝統料理を味わってくださ い。

www.grandbardesgoudes.com

シェ・マディー・レ・ガリネット Chez Madie les Galinettes 地元の人はもちろんのこと、世界中から観光客が 訪れる知る人ぞ知るレストラン。マルセイユで 最も象徴的なパノラマを鑑賞できる場所にあり、 ノートルダム・ド・ラ・ガルド聖堂の光やアーチの 中のひんやりした空気をもとめて旧港を散歩す る人たちがやってきます。タイムの風味がよくき いたアサリ、 アイオリ(ニンニク入りのマヨネーズ ソース) 、 ブイヤベースといったプロヴァンスの伝 統料理がおすすめです。

www.chezmadie.idhii.net ラ・カンティーヌ・ド・マルセイユ La cantine de Marseille 南仏、地中海の伝統料理専門のレストラン。恵 まれた立地、 アンティークの内装、 お好みにより日 のあたる、 又は日陰で味わう料理は逸品です。

www.la-cantine-de-marseille.com

詳しくはこちらからどうぞ。 www.prestigetourismepaca.fr www.tourismepaca.fr www.marseille-tourisme.com

www.laboiteasardine.com

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エクス・アン・プロヴァンス、 セザンヌの足跡を訪ねて

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

エクス・アン・プロヴァンス、 セザンヌの足跡を訪ねて « 一つ一つの大作がばらばらになっているよりも、全作品の調和がより必要なこともある。なぜならその全 体こそが、 日々の人々の生活を表現しているからである。» フェルナン・プイヨン

(Fernand Pouillon、20 世紀フランスの建築家) プロヴァンス地方の歴史的首都として、エクス・ アン・プロヴァンスはそのすばらしい建築物の 街並みから18世紀には、«ル・プチ・ヴェルサイユ (小ヴェルサイユ)»と呼ばれました。 ローマ時代 の遺跡から善良ルネ王の像、そしてミラボー大 通りに代表されるように、通りや場所の一つ一つ が尊厳を保っているこの街を訪れることで、 エク ス・アン・プロヴァンスが歩んできた歴史を是非、 感じ取ってください。 ロトンド広場(Place de la Rotonde)のすばら しい大噴水から続く、 ミラボー大通りの 17 ∼ 18 世紀の館の家並みの美しさには、圧倒されるば かりです。そのミラボー大通りで目を引く 3 つの 噴水の中でも、34℃の温水が湧き出す一面苔に 覆われた泉は大変有名です。またエスパネ邸宅 (Hôtel d’Espagnet) のバルコニーを支えるがっし りとした大きな男像柱は、 ピエール・プジェによる 彫刻作品です。<ドゥ・ギャルソン Deux garçons >のカフェでワインを飲みながら、通りを行く人々 を眺めるのもいいですね。そして大通りの端にあ る噴水では、 ブドウの房を手に抱えたルネ王の像 が出迎えてくれます! 小さな抜け道、 パッサージュ・アガール (Passage Agard) を通って裁判所の広場に出ると、周囲は ルネサンス様式の家々が並びます。ウインドー ショッピングを楽しみながら小さな通りを歩いて しばらくすると、今度はバロック様式の壮大な市 庁舎。その時計塔は市民の目印です。

市庁舎から少し行くと見えてくるのがサン・ソ ヴュー ル 大 聖 堂 (Cathédrale Saint-Sauveur )。 最も古い部分は 5 世紀に建てられたとも言われ ています。大聖堂の向かいにある政治学院に は、かつてポール・セザンヌが法学部に在籍して いました。 テルム・セクスティウス (Termes Sextius) は ローマ時代以来の温泉の町にできた温泉治療セ ンター。エクス・アン・プロヴァンスでくつろぎの ひとときをお約束します。

www.thermes-sextius.com

市内の高台にあるセザンヌのアトリエを訪れる 前に、マザラン地区を是非訪れてください。グ ラネ美術館は、セザンヌが描いた 9 点の絵画を 所蔵しています。特別展も定期的に開催され、 特に 2013 年は、« マルセイユ・プロヴァンス 欧 州 文 化 首 都 Marseille Provence capitale Européenne de la Culture» の開催場所となっ ています。 絵画の巨匠、ポール・セザンヌを愛してやまない あなた、歩道に埋め込まれた C の文字のエン ブレムを っていけば « セザンヌの足跡 » を訪 ねることができますよ。

www.cezanne-en-provence.com

手帳にチェック!

2012 年 7 月 5 日∼ 7 月 27 日 : エクス・アン・ プロヴァンス音楽祭

2012 年 8 月 19 日 : ラ・ロック・ダンテロン・ ピアノ国際フェスティバル

おすすめショッピング :

カリソン アーモンド・ペーストで作った小さなひし形の砂 糖菓子。エクス・アン・プロヴァンスのこの名物 菓子は、主要なキリスト教のお祭りの際に信者に 配られました。

www.leonard-parli.com

ピュイリカール (Puyricard) のチョコレート その繊細さやオリジナリティー、 また高品質のカ カオからつくられる深い味わいで知られていま す。

www.puyricard.fr

オリーブオイル 18 世紀よりオリーブの産地として知られている、 エクス・アン・プロヴァンスとその地域で生産され るオリーブオイルは、原産地呼称統制 (AOC) オ リーブオイルとしてその品質を保証されていま す。

www.huile-olive-aix-en-provence.com

エクス・アン・プロヴァンス地方のワイン 原 産 地 呼 称 統 制( a p p e l l a t i o n d o r i g i n e contrôlée) ワインです。複数のブドウ品種から生 産される赤ワインは、 ブレンドや製法によって芳 醇な香りの若いワインから、熟成ワインまで様々 です。果物の香りが一杯に広がるロゼは、是非冷 たくしてどうぞ!

www.vinsdeprovence.com

エクス・アン・プロヴァンスのマルシェ 朝市、 マルシェも是非お忘れなく。色とりどりの 花や野菜、 そして洋服や蚤の市、 また骨董品にい たるまで、 市場で毎日買い物ができますよ!

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

エクス・アン・プロヴァンス、 セザンヌの足跡を訪ねて おすすめホテル&レストラン : シャトー・ドゥ・ラ・ピオリーヌ Le Château de la Pioline(4 ッ星) 歴史的遺産となっている 16 世紀のお城を改築し たホテルは、街の中心地からすぐの場所にあり、 2012 年は全面的な改装工事が行われました。

www.chateaudelapioline.com

ヴィラ・ガリシ Villa Gallici(5 ッ星) 18 世紀のプロヴァンス様式の豪華別荘を改築し たホテルは、街の歴史地区から徒歩で数分。エ クス・アン・プロヴァンスでの魅力的な滞在をお 約束します。

www.villagallici.com

ホテル・セザンヌ L Hôtel Cézanne (4ッ星) 市内の文化・歴史地区の中心にある、都会的セン スと心地よいデザインを兼ね備えたブティック・ ホテル。

cezanne.hotelaix.com

ホテル・エスカル・オセアニア L Hôtel Escale Oceania(3ッ星) エクス・アン・プロヴァンス近郊にあるホテル。 バーラウンジ « エスカル・イン・エクス Escale in Aix» での待ち合わせはいかがでしょうか?

www.oceaniahotels.com/hotel-escaleoceania-aix-en-provence ホテル・ル・ピゴネ L Hôtel le Pigonnet (5ッ星) 中心地から徒歩圏内にあり、18 世紀の洗練さと 現代プロヴァンス様式が見事に調和した優美な 邸宅を改築したホテル。

www.hotelpigonnet.com

ホテル・ロワイヤル・ミラボー L Hôtel Royal Mirabeau (2ッ星) サント・ヴィクトワール山を見晴らすホテル。18 ホールのゴルフ場もあります。

www.hotelroyalmirabeau.com

レピスリー L Epicerie 旧市街の中心にある感じの良いペンション。個 性的な装飾は、1960 年代初めの古きよき食料 品店を思い起こさせます。

www.unechambreenville.eu

ル・ヴァンチュイット・ア・エクス Le 28 à Aix 17 世紀の個人邸宅を改装し、ティーサロン、 ブ ティック、芸術作品のギャラリーや装飾のアトリ エがある豪華ペンション。

www.28-a-aix.com

ラ・メゾン・デクス La Maison d Aix シックな歴史地区、マザラン地区の威厳ある邸 宅。ラヴ・スイートルームでの宿泊とシークレッ ト・スパを是非、 ご堪能ください。

www.lamaisondaix.com

ル・クロ・ドゥ・ラ・ヴィオレット Le Clos de la Violette ミシュランガイド一つ星レストランシェフのジャン =マルク・バンゾ (Jean Marc Banzo) は、彼のあ ふれるオリジナリティーで革新と現代性を取り入 れたフレンチ王道の伝統料理を提供します。

ル・ミルフィーユ Le Mille Feuille 旬の食材を使った料理、特に有名なミルフィーユ はお店の象徴ともなっています。

+33 (0)4 42 96 55 17 レ・キュイジーヌ・ドゥ・シュッド Les cuisines du Sud 18 ∼ 19 世紀のプロヴァンスの農家で開催され る料理教室では、当時のレシピを使用し、農園も 訪れることができます。 連絡先:Mr. エラークル

Mr. Héracle

+33 (0)4 42 61 87 47 ラ・ヴィラ・デ・シェフ La Villa des Chefs エクス ・ アン ・ プロヴァンスとその近郊の由緒あ る農家や邸宅で開催され、 この地方で活躍する シェフに学ぶ本格メニューの料理教室、又はワイ ン教室です。

www.lavilladeschefs.com

詳しくはこちらからどうぞ。 www.prestigetourismepaca.fr www.tourismepaca.fr www.aixenprovencetourism.com

www.closdelaviolette.fr ル・ポワーヴル・ダンヌ Le Poivre d Ane モダンでおしゃれなレストラン。プロヴァンス料 理をワインとともに是非味わってください。

www.restaurantlepoivredane.com

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アルル、魔法の街

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

アルル、魔法の街

ヴァン・ゴッホは弟、 テオにあてた手紙の中でアルルについて、 「芸術家達がアルルに来て、南仏のアトリエを 構えるのを見てみたいものだ」 と書きました。

ゴッホをとりこにしたプロヴァンス独特の光は 健在です!そしてケルト人からローマ人、現代に 至る世代が残した壮大な建築遺跡とともに、訪 れる人々を魅了してやみません。 ローマ人が小ローマと呼んだアルルでは、各時 代を超えた旅が約束されます。様々な文化遺 産が集まり、それが街以上のものを形成してい ます。それはまさに 精神的なよりどころ と いえるでしょう。プラタナスの並木と多くの 人でにぎわうカフェテラスが続くリス大通り (boulevard des Lices)、そしてジャルダン ・ デ テ (jardin d’été 夏の庭園)からポルト ・ ド・ロー ル通り (Porte de Laure) に出てみましょう。古 代アルルの街へようこそ!最近改修されたア レーヌ (Arènes) と呼ばれる壮大な円形闘技場 では、 復活祭から 9 月初めまで闘牛が行われま す。そのすぐそばの紀元前 1 世紀に建てられ た古代劇場では、舞台を取り巻く壁の跡と 2 本 の大理石の円柱が、見事に調和しています。 夏に数多く行われるスペクタクルが、この古代 遺跡に華を添えます。古代劇場からフォーロ ム広場にいたるまで、小さな通りに立ち並ぶ美 しい館の街並みは、ローマ人による日々の労働 の賜物です。フォーロム広場は、ヴァン ・ ゴッ ホの « 夜のカフェテラス Terrasse du Café, la nuit» で有名になりました。

フォーロム広場に面して建つホテル ・ ノール ・ ピニュス (Hôtel Nord Pinus) は、 ピカソをは じめ多くの有名人が宿泊した由緒あるホテル で、ギリシャ神話ゼウスの神殿の名残であるコ リント様式の 2 本の円柱は見ごたえがありま す。ホテルのブラッスリーでワインを味わい、 居心地の良い雰囲気を楽しんでみましょう。 その横にある市庁舎では、玄関を抜けて、かつ て年季明けの国内巡歴の職人たちが称賛した、 平に近い丸天井をご覧下さい。 そしてサン ・ トロフィーム教会正面入り口の すばらしい彫刻を後に中へと進んでゆくと、ロ マネスク様式の身廊の美しさと、ゴシック様式 の装飾や石棺のコントラストに魅了されます。 アリスカン(Alyscamps プロヴァンスの方言 ではシャン ・ ゼリゼと呼びます)は、 ガロ・ロー マ時代までは、ヨーロッパで最も有名な墓地の ひとつでした。 参道にならぶ石棺の多くはギリシャ石棺で、そ の横にひっそりと建つサン・トノラ教会は墓地 の守り神が祭られています。 « グランド・アール grande halle» は、 昔のアト リエを文化ホールに改築した現代建築物で、ア ルルの文化発信地となっています。 アルル古代博物館 (musée Arles Antique) に は有名なカエサル大帝の半身像があり、古代ギ リシャ・ローマ時代におけるアルルの役割につ いて、より深く知ることができます。 レアチュー美術館 (Le musée Réattu) はかつ てのマルタ騎士団の館で、所蔵作品も豊富で す。この美術館に魅せられたピカソは一連の デッサンを寄贈し、その作品はピカソの特別展 示室に飾られています。アルル生まれの有名 なデザイナー、クリスチャン・ラクロワは、アル ルの多彩な色彩とスタイルに大きな影響を受 けています。

おすすめショッピング : ガルディアン(Gardian 牛や馬の番人)の 装具一式 ブーツ、帽子、ズボン、ビロードの上着などは、 すべてアルル市内にあるお店で購入できます。 プロヴァンス生地専門店 ソレイヤード Souleiado.

www.souleiado.com レ・ゾリヴァード Les Olivades www.lesolivades.fr

アクツ・シュッド Actes Sud アルルが本社のフランスで有名な出版社。世 界中の著名な作家や小説家の作品を取り扱っ ています。

www.actes-sud.fr

ヴィラ・ナチュラ Villa Natura カマルグ米、フルール・ド・セル(塩の花)と呼 ばれる天然塩、アルルのソーセージなどを販 売しており、土曜の午前中は、アルルの主な広 場や通りでプロヴァンス地方でも最大のマル シェが開催されます。

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4月6日∼9日:復活祭の闘牛

7月∼8月にかけて:«アルル国際写真展» このイベントは、カンヌ国際映画祭の写真 版 ともいえるでしょう。 7月第 2 週:«レ・シュッド・ア・アルル L e s Suds à Arles »  ワールド・ミュージック・フェスティバル

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

アルル、魔法の街

おすすめホテル&レストラン : ホテル・パルティキュリエ L hôtel particulier(5ッ星) ひっそりたたずむチャーミングで、無限なほどの 美しさを最大限に兼ね備えたホテル。

www.hotel-particulier.com

ホテル・ノール・ピニュス L hôtel Nord Pinus(4ッ星) « ホテル・ノール・ピニュスは、全てのアルル市民 の記憶が詰まったホテルです。子供の頃の私に とってこの場所は保養地、社交界、そしてなによ りも闘牛にゆかりのある殿堂でした。まるで旅 への手ほどきのようで …。» クリスチャン・ラクロワ Christian Lacroix

www.nord-pinus.com

ル・ジュールセザール Le Jules César(4 ッ星) 17 世紀カルメル会修道女の住んだ修道院を改 装したホテル。

www.hotel-julescesar.fr

ル・マ・ドゥ・ラ・シャペル Le Mas de la Chapelle(4ッ星) 聖なる地(Terre Sainte)に向かう巡礼者の交通 と安全を守るため、中世に結成された独立騎士 修道会の修道院を改装したホテル。

www.masdelachapelle.fr

ル・マ・デ・パン Le Mas des Peints(5 ッ星) 広大なカマルグの湿原・自然地帯に位置する 17 世紀に建てられた美しい邸宅。家族経営で温か いおもてなしを受けることのできるペンションと 魅力あるホテルの中間にあたり、 プロヴァンス料 理を堪能できます。

アルル周辺のお勧めのホテル

ラ・ギャラリー・ユイット La Galerie Huit 円形闘技場からすぐのすばらしい館は、ペンショ ンとアート・ギャラリーを兼ね備えています。

www.hotels-provence.com

www.masdepeint.com

www.galeriehuit.com アトリエ・ド・ジャン=リュック・ラバネル L Atelier de Jean-Luc Rabanel 有機栽培食材を使ったフレンチのシェフとして、 ミシュランガイドで初の二つ星に輝き、 また別の レストランガイド、 ゴー・エ・ミョーで最高の評価 を授与されたジャン=リュック・ラバネル (JeanLuc Rabanel) が作り出す、有機栽培農法ででき た野菜や食材を使用した料理を是非味わって ください。« ア・コテ・ル・ビストロ A Côte Le Bistrot » では、 より簡単な食事を楽しむことがで きます。

www.rabanel.com

ル・シラントロ Le Cilantro (ミシュランガイドで一つ星) 地中海の伝統料理と他の味わいをうまく組み合 わせた料理が特徴です。

ホテル・ドゥ・ランフィテアートル www.restaurantcilantro.com L hôtel de l Amphithéâtre(2ッ星) 17 世紀の美しい館を改装したホテルは、旧市 ラ・シャサネット La Chassagnette 街の円形 闘 技 場と古 代 劇 場からもすぐです。 (ミシュランガイドで一つ星) シェフ、 アルマン・アルナルが、庭で有機栽培する www.hotelamphitheatre.fr 食材を使った料理を提供します。

アベイ・サント・クロワ Abbaye Sainte Croix(4 ッ星) 12 世紀に建てられたロマネスク様式のかつての 修道院を改装したホテルで、 ラベンダーやローズ マリーの香りがいっぱいに広がる食卓からは、 す ばらしい景色を眺めることができます。 シャトー・デ・ザルピーユ Château des Alpilles(5 ッ星) サン・レミ・ド・プロヴァンスに近く、 すばらしい庭 園が広がる 19 世紀の城館にはその昔、 シャトー ブリアンやラマルティーヌが泊まったこともある 由緒あるホテルです。

www.chateaudesalpilles.com

ル・ヴァロン・ドゥ・ヴァルリューグ SPA Le Vallon de Valrugues SPA(5 ッ星) ミシュランガイドで、その施設とレストランで高 い評価を得ている魅力的な由緒ある、 サン・レミ・ ド・プロヴァンスにあるホテル。ハイキングコー スもすぐ近く、 ヴァン・ゴッホがここに滞在して描 いた様々な場所を訪れ、彼の軌跡をたどることが できます。

www.vallondevalrugues.com

詳しくはこちらからどうぞ。 www.prestigetourismepaca.fr www.tourismepaca.fr www.arlestourisme.com

www.chassagnette.fr

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アヴィニョン、法王の都市

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アヴィニョン、法王の都市

« 秋の日の入りの美しい時間帯にアヴィニョンへ到着すること。それは本当にすばらしいことだ。秋、 日の入

り、 アヴィニョンが 3 つのハーモニーを奏でる。» ヴィクトル・ユーゴーは妻に、 アヴィニョンの街をこう語り ました。

アヴィニョンは、 だれもが子供の頃に口ずさんだ 童謡の歌詞で有名なべネゼ橋と、15,000㎡にも 及ぶ広大な法王庁で世界的に知られています。

夏のアヴィニョン演劇祭の期間中は、法王庁広 場をはじめあらゆる場所が劇場の舞台となり、 様々なスペクタクルが繰り広げられますよ!

アヴィニョンの街の観光はまず、法王庁から 始めましょう。建物は 1334 年にベネディク ト 12 世によって建てられた旧庁と、1342 年 にクレメンス 6 世によって建てられた新庁の 二つの部分に分かれています。法王庁の中庭 は、アヴィニョンの活気が最高潮に達するア ヴィニョン演劇祭の舞台となります。中を進 んで行くにつれ法王の部屋、大法廷、大礼拝堂 が続きます。法王庁見学の最後、ブテイユリー (Bouteillerie)と呼ばれるワインショップで は、有名なシャトー・ヌフ・ドゥ・パープやコー ト・デュ・ローヌといったワインのテイスティ ングができます。

この古い歴史を持つアヴィニョンの街を歩い ていくと、様々な通りの一角で、例えばサド侯 爵の館、ケレスティヌス会の修道院(Couvent des Célestins) 、タ ン チ ュ リ エ(Teinturiers 染 物屋)通り、ぺニタン・グリ礼拝堂(Chapelle des Pénitents gris) 、 ルネ王の館といった、 法王 庁時代の気品が今も漂う街の情緒や石畳の続 く道に、驚きを隠せないでしょう。

調和の保たれた街の歴史的建造物の美しさ に魅了されながら、法王庁の周りを歩いてゆ く と、ミ ラ ン ド 広 場(Place de la Mirande) に出ます。緑豊かなロシェ・ドゥ・ドン公園 (Rocher de Doms)、 そしてローヌ川に突き出た ベネゼ橋、その対岸はヴィルヌーヴ・レ・ザヴィ ニ ョ ン(Villeneuve-les-Avignon)の 街 が 広 が ります。 また法王庁広場と時計台広場の間にあ る、17 世 紀 に 建 て ら れ た 造 幣 局(hôtel des Monnaies)のすばらしいファサード(正面) は必見です。

中央市場レ・アール(Les Halles)では、地元産 の食材と市場の雰囲気を是非、楽しんでくださ い。 アヴィニョンの中心地を囲む、14 世紀に築か れた城壁に沿って歩いてみましょう。有名な アヴィニョンの橋、別名ベネゼ橋は、言い伝え によると同じ名前の羊飼いによって架けられ たと言われています。子供の頃に歌った童謡 の歌詞に敬意を表し、橋の上でダンスを踊って みてはいかがですか ?

手帳にチェック!

おすすめショッピング : 色とりどりの果物や野菜、トリュフ、オリー ブオイルといったプロヴァンス地方の特産 物は、アヴィニョンの中央市場、レ ・ アール (Les Halles)でどうぞ。

www.avignon-leshalles.com

有名なコート ・ デュ・ローヌとシャトー ・ ヌフ ・ デュ・パープのワインが、法王庁のブテイユ リーと呼ばれるワインショップ(Bouteillerie du Palais des Papes)で、ワイン製造元と同 じ価格で購入できます。

www.avignon-bouteillerie.com

ショコラティエ、 アリーヌ ・ ゲアン (Aline Gehant Chocolatier) チョコレート専門店、アリーヌ・ゲアンでは毎 週土曜日の午後、アトリエでチョコレートの試 食ができます。

http://agchocolatier.e-monsite.com タプナード、キャビア風なすのピューレといっ た特産物は、アヴィニョン近郊のデリス ・ デュ ・ リュベロン(Délice du Luberon)がおすす すめです。

7 月 : アヴィニョン演劇祭 3 週 間にわたり公 式プログラム IN と、 900 以上にも及ぶ演劇グループによる自主 公演 OFF の 2 種類が行われます。特に OFF の公演では、 しばしば思ってもなかっ たすばらしいサプライズ公演に出会うことが ありますよ!

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アヴィニョン、法王の都市

おすすめのホテル&レストラン : ホテル・ラ・ミランド L Hôtel La Mirande(5ッ星) 歴史ある枢機 の館を改築したホテルでは、 穏や かな時間が流れます。700年の歴史をもつミラン ドの館は、 ゴシック様式の建築物として世界最大 の法王庁の目の前にあり、 まさしく生きたモニュ メント、 といえるでしょう。17世紀の建物正面を 入るとカラフルな板張りの壁、古い寄木張りの床 のシックな内装の部屋と、 ガストロノミー・レスト ランがあり、1年を通して料理教室や即興でコン サートが開かれています。 ミシュランガイドで一 つ星のホテル内レストランでは、有機栽培で生産 された食材を使った高級フレンチと、木の窯で料 理に火をいれて煮込む19世紀の調理方法のコン セプトを取り入れたシェフたちによる料理でテー ブルが華やぎます。

ラ・シャンブル・ドット、 ル・リマ La Chambre d hôte Le Limas 13 世紀の館を改装したペンションは,静寂な中 にもコンテンポラリーな雰囲気があり、 テラスか らは法王庁を眺めることができます。

www.le-limas-avignon.com ラ・メゾン・ドット、 リュマーニ La Maison d hôtes Lumani アヴィニョン歴史地区にある、緑豊かな敷地にた たずむ美しいプロヴァンスの一軒家。芸術家の 夫婦が営むこの B&B では、 アート気分に浸るこ とができます。

www.avignon-lumani.com

レストラン・クリスチャン・エチエンヌ Le restaurant Christian Etienne 法王庁すぐそばのレストラン。地元産の食材を 使った料理を提供するシェフ、 クリスチャン・エチ www.la-mirande.fr エンヌは、 メートル・キュイジ二エ・ドゥ・フランス ホテル・ヨーロッパ L Hôtel d Europe(5ッ星) (Maître Cuisinier de France)と呼 ば れるフラ ンス名料理長協会に所属し、 ミシュランガイドで 街の中心にあり、1580年にグラヴソン伯爵の 命令で建てられた館。19世紀には、 ヴィクトル・ 一つ星を与えられています。 www.christian-etienne.fr ユ ーゴ ー やシャルル・ディケンス( C h a r l e s Dickens) も宿泊した由緒あるホテルで、2007年 レストラン・ル・ディアパゾン に トラベル&レジャー 誌によって、世界で最も Le Restaurant le Diapason 美しい100のホテルのひとつに数えられていま シェフのエルワン・ウッサン(Erwan Houssin)は す。 様々な修行をつんだ後、 カルカッソンヌで彼の夫 www.heurope.com 人となる菓子職人に出会い、2009 年にアヴィ ニョン郊外の自宅を改装してレストランをオープ ル・クロワートル・サン・ルイ ンしました。2011 年、 ミシュランガイドで一つ星 Le Cloître Saint Louis(4 ツ星) を獲得しています。 16 世 紀の歴 史 的 建 造 物でアヴィニョンの中 心、法王庁附属修道院の中庭に面しています。 www.lediapason-restaurant.com

おすすめのエクスカーション& アクティヴィティー : レ・バトー・プロムナード・ダヴィニョン社 (les bateaux promenades d Avignon) ローヌ川クルージングで見渡す限りのパノラマを 堪能してください。弊社ではローヌ川のミニ・ク ルージングからディナー・スペクタクル付きのク ルージングまで、幅広いプログラムを提供いたし ます。

www.mireo.net

レピキュリアム L Epicurium 果物と野菜について楽しく学ぶ体験型博物館。 世界中の野菜や果物を実際に果樹園、温室、菜 園で見て学ぶことのできる、ヨーロッパで唯一 の場所です。季節を通じて、料理教室や家庭 菜園といった様々な催し物が開かれています。

www.epicurium.fr

詳しくはこちらからどうぞ。 www.prestigetourismepaca.fr www.tourismepaca.fr www.provenceguide.com www.avignon-tourisme.com

www.cloitre-saint-louis.com

コンセプト・シェフ Concept Chef 中央市場、 レ・アールとビストロ・デュ・カベスタン オーベルジュ・ドゥ・カサーニュ& SPA (Bistro du Cabestan)で開催している大人、ま L Auberge de Cassagne & SPA (5ッ星) たは子供向けの料理教室。 1850 年にその歴史がさかのぼるアヴィニョン近 郊のプロヴァンスの邸宅は、緑豊かな庭園と、水 www.conceptchef.com の湧き出る泉のオアシスの中にひっそりたたずん でいます。ポール・ボキューズのかつての弟子、 フィリップ・ブッシュ(Philippe Bouche)は、プ ロヴァンスのあらゆる色彩と香りを操る味覚の魔 術師です。

www.aubergedecassagne.com

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サン・トロペ、波乱の歴史をくぐりぬけた街

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サン・トロペ、波乱の歴史をくぐりぬけた街

« かつてグリモー湾とよばれた美しい湾に面するサン・トロペは、 サラセン帝国の首都であり、峰の頂上に建

てられたほとんどの村々は、外部からの侵入者の攻撃を免れることができた。現在でもアーチ形の門や小さ な窓が特徴のムーア様式の家並みが残り、 中庭では屋根より高いヤシの大木が茂っている。»

1887年、モーパッサンは小さな漁村をこう表現 し、 さらにシニャック、 マティス、 コレットといった 芸術家によってサン・トロペは次第に知られるよ うになりました。 この街に魅せられたピカソは大 作 オダリスク を描き、 フランソワーズ・サガンと ブリジット・バルドーの呼びかけで、 サン・トロペ には世界中の有名人が集まるようになりました。 サン・トロペの例の憲兵を演じたルイ・ド・フュネ ス主演の映画も、 この小さな港町を有名にしたこ とを最後につけ加えておきましょう。 ただ、これはサン・トロペの一部の顔でしかあ りません。あふれる光と美しい入り江の地形、 この小さな村に秘められた多くの魅力を是非、 発見してください!

といった多くの画家の作品も鑑賞できます。 入 り 江 の 最 も 美 し い 眺 め を 堪 能 す る に は、 ちょっと苦労することも必要です!でも、17 世紀初め、高台に建てられた城塞から見下ろす 街の家並みと青い入り江の美しい眺めに、その 苦労も吹き飛んでしまうことでしょう!!ふ もとにある海辺の墓地のすぐそばまで、波が押 し寄せてくる風景は圧巻です。 ポルタレ塔(Tour du Portalet)から伝説のパ ンプロンヌ(Pampelonne)ビーチまでは散歩 道となっており、 途中カヌビエ(Canebiers)の 浜辺と、ブリジット・バルドーが家を購入し歌 のタイトルにもなった ラ・マドラーグ (la Madrague、邦題―ふたりの夏にさようなら) を通ります。

まだ入り江の水の流れが静かな早朝、港の周り を歩いてみると、色彩豊かなファサードやテラ サン・トロペのナイト・ライフも良く知られ スの眺めはすばらしいのひとことに尽きます。 ています。ジェット・セッター(ジェット機 港に面した « セネキエ Sénéquier » は、かつて で世界各地を飛び回る大金持ち)やスターの スターたちが頻繁に通ったカフェ。その港に 気 分 を 一 晩 中 味 わ い た け れ ば、VIP ル ー ム 、又はレ・カーヴ・デュ・ロワ(les は、漁師の様々な大きさの船が浮かんでいま (VIP Room) Caves du Roys)へどうぞ。 す。 旧市街では、家々の屋根を見下ろすノートル ・ダム・ドゥ・ラソンプション教会(l église de Notre-Dame de l Assomption)の鐘楼が目 印となるでしょう。教会はイタリア・バロッ ク様式で、聖トロペの上半身像が祭られてい ます。 風情ある小さな通りに身を任せて進んで行 くと、リス広場(Place des Lices)へ出ます。 « カフェ・デ・ザール Café des Arts » で食事を 楽しんだら、ペタンクにトライしてみましょう か ? ペタンクは南仏を起源とするボールを転 がして競うスポーツで、地元の人のみならず、 保養でやってくるお金持ちの人たちにも人気 があるのですよ! 19世紀以降、サン・トロペの村が有名になっ た歴史を理解するためには、ラノンシアード 美術館(musée de l Annonciade)を訪れてみ るとよいでしょう。この村の素朴な雰囲気と あふれる陽光に魅せられた点描主義の巨匠、 シニャックの最も美しい作品の他、この地に 足を運んだマティス、ブラック、マイヨール

www.viproom.fr www.lescavesduroy.com

街を観光した後はショッピング を楽しみましょう。 サン・トロペ 正真正銘のサンダル 1920 年代から小さな港のそばのアトリエ、ロ ンディニ(rondini)で作られているひも付きサ ンダルで、オーダーメイドも可能です。

www.rondini.fr ギャス かわいらしいファンタジーにあふれたアクセ サリーショップ。現在では世界中に知られて おり、このお店の第 1 号店が 1971 年、サン・ト ロペにオープンしました。

www.gasbijoux.com

サン・トロペのタルト ほのかにオレンジの花の香りのする、カスター ドクリームを詰めたブリオッシュは、デリシャ スの一言です!

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2012年9月29日∼10月7日 : サン・トロペ ヨットレース 300隻以上のヨッ トが集結するヨットレースの一大イベント。

おすすめのホテル&レストラン :

ル・シャトー・ドゥ・ラ・メサーディエール Le Château de la Messardière(5 ッ星) サン・トロペ最大のホテル。スパ、アートギャラ リー、10ha の広大な敷地と、 ミシュランガイドで 一つ星のついたレストラン。この上ない贅沢な 滞在となることでしょう!

www.messardiere.com

ホテル・ドゥ・パリ L hôtel de Paris(5ッ星) より上質なサービスを提供するために全面改 装中。2012 年初夏に再オープンの予定です。

www.hoteldeparis-sainttropez.com

ラ・ヴィラ・ベルローズ La Villa Belrose(5 ッ星) 海と空にはさまれたガッサン(Gassin)の丘に 建ち、7,000 ㎡の敷地を誇ります。サン・トロ ペ湾を一望でき、ミシュランガイドで一つ星の レストランを併設しています。

www.villabelrose.com

ホテル・ビブロス L hôtel Byblos(5ッ星) サン・トロペの中心にあり、ホテル自体が地中 海の小さな村のようです。

www.byblos.com

« ヴァーグ・ドール Vague d Or » ミシュランガイドで二つ星のレストラン。« リーディング・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド Leading Hotels of the World » に 加 盟 す る レジデンス・ホテル、ラ・ピネード(5 ッ星 La Pinède 5*)にあります。

詳しくはこちらからどうぞ。 www.prestigetourismepaca.fr www.tourismepaca.fr www.ot-saint-tropez.com

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プロヴァンスのワイン

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

プロヴァンスのワイン

« ワインのない1日は、太陽の出ない1日のようだ » プロヴァンスのことわざより。 プロヴァンスでは、古代からブドウ畑が広がりワ インが造られていました。紀元前5世紀に、ギリ シャ人が南のガリア地方にブドウを栽培したの がその始まり、 と言われています。肥沃な地中海 の土壌で赤、 白、 ロゼワインの全てを生産してい ます。 ヴォークリューズ県ではコート・デュ・ローヌ と、味がしっかりした力強さを持つジゴンダ ス、ヴァケラス、ラストー、といった名の知れた 赤ワインを生産しています。さらにシャトー・ ヌフ・デュ・パープは、世界の最も優れたワイ ンのひとつに数えられています。その特徴と して、赤ワインは力強く味がしまっており、白 ワインは濃厚で芳醇な味わいです。ボーム・ ドゥ・ヴニーズ(Beaume-de-Venise)などで生 産されている甘口ワインは、フォアグラやクッ キーと一緒にどうぞ。 コート・ドュ・ローヌ・・・この比類ないブドウ 畑を是非、散策してみてください。ぎざぎざ の起伏にとんだすばらしい景観が続くモンミ ラ イ ユ 山 塊(dentelles de Montmirail)を 通 り、 遺跡が村に残るジゴンダス(Gigondas)へ 行ってみましょう。セギュレ(Séguret)は フ ランスの最も美しい村々 のひとつに認定さ れ、家々が丘の脇に段階上に折り重なるように 並び、 ヴァケラス(Vacqueyras)は小高い丘に ある村です。オランジュ(Orange)の見どこ ろは古代劇場。次にラストー(Rasteau)と カリアンヌ(Cairanne)を訪れてみましょう。 カリアンヌの村の頂上まで上がった場所から 眺める、見渡す限りのブドウ畑は圧巻です。 ヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison-la- Romaine) の見どころはローマ遺跡で、その周辺に広がる コート・デュ・ローヌでは、若いワインの造り 手たちが活躍しています。道すがら見つけた 数々のワイナリーやワインの造り手たちを訪 ねていけば、それぞれのワインを味わい温かい おもてなしを受けること、間違いありません! プロヴァンスで特に知られているワインは、 コート・ドゥ・プロヴァンス。中でもロゼワイ ンは、冷やして夏に庭の木陰で味わうのが一番 です。気のおけない友人たちと一緒にワイン を分かちあい、楽しい時間を過ごしましょう。 くつろいで楽しむロゼワインは全ての料理と 相性が良く、 様々な国の料理にもあいます。

ロゼワインは、それだけで味わうことのできる ワインです。心からの自然な喜びが、体中から わいてきます。より自由で、よりくつろいだ気 分で楽しめるという意味では、今までとは違う 新しい味わい方が可能なワインなのです。少 し離れたお隣の地域、ブッシュ・デュ・ローヌ県 やヴァ―ル県でもロゼワインを生産していま す。 まだまだロゼワインの生産地域は広がってい ますよ!セザンヌがあがめたたえたサント・ ヴィクトワール(Sainte-Victoire)山のふもと から、巨匠の描いた風景が続くルセ(Rousset) を通り断崖絶壁の岬を望むカシ(Cassis)へ。 そして入り江のカランク一帯に広がるブドウ 畑へ上ってみましょう。カランクから数キロ のところには、バンドル(Bandol)の港の美 しい光景が広がります。バンドルのロゼワイ ンも世界中に知られていますよ。もう少し足 をのばしてラ・カディエール・ダジュール(La Cadière d Azur)へ。小高い丘にあるチャー ミングな村からは、目の前一面に広がるブドウ 畑に感動することでしょう。 そして伝説的な港のある街、サン・トロペまで 広がる みずみずしい肥沃なプロヴァンス と も呼ばれているブドウ畑を堪能してくださ い!もし時間があればコランス(Correns) 、 別名 ビオ村 もおすすめです。有機栽培の食 材を使用した料理を味わってみるのも良いで しょう。 最後に、今までとはちがった角度からこの地方 のワインを知るために、オリジナルで様々な サービスが提供されています。電動自転車で のブドウ畑のサイクリング、ハイキングコー ス、料理&ワイン教室、そしてブドウ畑の中に ある施設での宿泊・・・。こうした多彩なサー ビスを利用することで、フランス最古のブドウ 畑が広がるこの地域をより深く理解できるで しょう。

ワインに関するおすすめ アクティヴィティー : ラ・カーヴ・バルマ・ヴェニシア La cave Balma Vénitia モンミライユ山塊とヴァントゥー山に囲ま れたのどかな田舎の村、ボーム・ド・ヴニーズ (Beaumede-Venise)にあり、シェフとともに 気軽に、料理とワインのマリアージュ・アート について学びます。

www.dolium-restaurant.com テラ・ヴァントゥー(Terra Ventoux)の ブドウ畑散策 ヴィル・シュル・オゾン(Villes-sur-Auzon)で は、ヴァントゥーの原産地呼称統制(AOC)ワ インが造られるブドウ畑を 自転車 vélo で周 りましょう。でも、普通の自転車ではありませ んよ!電動アシスト付き新世代の自転車で、 通った道のりが簡単に表示で確認でき、桜の 植樹園やブドウ畑の中で快適なサイクリング が楽しめます。特に途中でおつまみとワイン のサービスをうければ、なおさらのことでしょ う。また小型 4 輪馬車カレーシュ(calèche) で、オークル(黄土)がひろがる土地をゆっく り散策しましょう。ワインとともに、ヤギの チーズを召し上がってください。アペトリュ フ(Aper Truffes)では , トリュフ栽培者の協 力のもと季節に応じて黒トリュフ、または夏に 採れるトリュフをワインと一緒に味わってい ただきます。

www.terraventoux.com

ラ・ブテイユリー・デュ・パレ・デ・パープ La Bouteillerie du Palais des Papes コート・デュ・ローヌの首都、 アヴィニョンの法 王庁裏手にあり、かつての大砲の展示室を改 築してできたワインショップ。コート・デュ・ ローヌの様々なワインが、ワイン製造元からの 出荷価格で購入できます。

www.avignon-bouteillerie.com

手帳にチェック! バンドルでは毎年12月の第1日曜日、 ぶどうの収穫を祝うお祭りが行われます。

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プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方

プロヴァンスのワイン

シャトー・ボーリュー Château Beaulieu シャトー・ボーリューの変貌、もしくはプロ ヴァンスのアール・ド・ヴィーヴル(生きるこ とを楽しむ)・・・ボーリューのブドウ畑の歴 史は、さかのぼること今から 2000 年以上前。 プロヴァンス地方で唯一の火山噴火口のふも とに位置し、コトー・デクス・アン・プロヴァン スのブドウ畑の中で最も広い面積を誇ります。 ヴィラ・ボーリューのオープンは 2012 年 4 月。 敷地のすばらしい眺めが、建築家ラフルカー ド(Lafourcade)が改造した各客室とスイート ルームから楽しめます。 22ha にも及ぶ歴史 を持つ庭園の散歩やブドウ畑、地中海地域の植 物やプロヴァンス唯一の火山を訪れたり、もち ろんこの産地のワイン醸造について学ぶこと もできます。

www.chateaubeaulieu.fr オステルリー・ベラール&スパ Hostellerie Bérard & spa ラ・カディエール・ダジュールにあり、プロヴァ ンスの料理教室とワイン講座を開いています。 バンドルのワイン産地の中心にあるオステル リー・ベラールへは、昔から人々が立ち寄って いましたが、今日ではワイン講座を受けるため と同時に、ミシュランガイドで星を与えられた シェフ、ベラールの料理教室に参加する、とい う目的も加わりました。滞在をのばして、スパ でくつろぎの時間を是非どうぞ。

www.hotel-berard.com

ル・ドルチェ・フレガット Le Dolce Fregate(4 ッ星) サン・シール・シュル・メール(Saint-Cyr-SurMer)にあるリゾートホテル。バンドルのブド ウ畑と地中海の景色を眺めることのできる、 ヨーロッパで最も美しい 18 ホールのゴルフ 場のひとつを備えています。

www.dolce-fregate-hotel.fr « 芸術の島 L Ile des Arts » 保養地、バンドルの向かいにあるベンドール (Bendor)島は、パスティス酒で有名なやり手 経営者であり、芸術の愛好家でもあったポー ル・リカール(Paul Ricard)の家族が所有して います。島にはワイン&蒸留酒博物館(Musée des Vins et des Spiritueux)があり、世界中か ら集めた瓶やラベル、レストランのメニューが 展示されています。ホテル・ドゥロ(l Hôtel Delos)は、この島の主がデザインしました。

www.bendor.com

プロヴァンス・ワイン・ツアー社 オーダーメイドのワインに関するエクスカー ションはいかがですか?エクス、カシ、バンド ルのワイナリーやブドウ畑を訪れたり、ワイン の造り手に直接会って銘柄ワインを試飲した り・・・プログラムの一部だけでも、全部一度 にでも、お好きな組み合わせでどうぞ。もちろ ん、おいしいプロヴァンスの特産品(リキュー ル、カリソン、オリーブオイル、タプナード・・) もお忘れな く!

www.provencewinetours.com バンドル Bandol 昔から良質のワインを造っていますが、1941 年に全銘柄(アペラシオン)ワインの中で初め て認定されたのは、偶然ではありませんでし た。またここだけのブドウ品種、ムルヴェード ル(Mourvèdre)を使って造られるワインとし ても希少です。 イチオシ情報 :

ル・シャトー・ピバルノン Le Château Pibarnon とドメーヌ・オット Domaines Ott の銘柄ワイン ( 有名なオット Ott の名前を持つドメーヌは 3 ケ所あります。ル・シャトー・ドゥ・セル Le Château de Selle、ル・クロ・ミレイユ Le Clos Mireille、ル・シ ャ ト ー・ロ マ サ ン Le Château Romassan) これらの銘柄ワインは、世界中の 有名なレストランで提供されています。バン ドルとコート・ドゥ・プロヴァンスにかけての イチオシ情報やプロヴァンス・ワイン街道に関 しては、こちらからどうぞ。

www.pibarnon.com www.domaines-ott.com ル・シャトー・ドゥ・ベルヌ Le Château de Berne プロヴァンス地方にひろがる石灰質の乾燥地 帯、ガリーグとブドウ畑、オリーブ畑に囲まれ たこのシャトー・ホテルは、ルレー・シャトー (Relais & Châteaux)のメンバーで、80ha の ドメーヌを所有する内陸プロヴァンスのヴァ ロ ワ(Varois)地 域 に 位 置 し ま す。 コ ー ト・ ドゥ・プロヴァンスを始めとする様々なワイン 講座も行っています。

www.sainte-roseline.com/demoiselles

ラ・メゾン・デ・ヴァン・デ・コート・ドゥ・プロヴァンス La Maison des Vins des Côtes de Provence アーク・シュル・アルジャン(Arcs-sur-Argens) にあり、コート・ドゥ・プロヴァンスを生産 する複数の造り手のワインを販売していま す。ワイナリーではソムリエのアドバイスを 受けられ、800 種類もの銘柄ワインの品 え で、造り手からの出荷価格と同じ値段で購入 で き ま す。 ワ イ ン 醸 造 セ ン タ ー(Centre d Oenologie)ではワイン講座を開催しており、 郷土料理を味わうこともできます。

www.caveaucp.fr

詳しくはこちらからどうぞ。 プロヴァンス地方の全ての場所、 アロマ の大地で唯一の感動体験ができるでしょ う。家族経営の小さなブドウ畑から、 壮 大な風景が広がる歴史的建築物に指定さ れたお城、 それぞれに個性を持ったペン ションと 100 年以上続く協同組合、 ブド ウの収穫などの詳しい情報は以下のサイ トからどうぞ。 コート・ドゥ・プロヴァンス

routedesvinsdeprovence.com コート・デュ・ローヌ、 ローヌ渓谷の道々

vins-rhone-tourisme.com

www.chateauberne.com ル・シャトー・サン・マルタン

Le Château Saint-Martin

1740 年 よ り 同 じ 家 族 が 経 営 す る ド メ ー ヌ。ブドウ畑とともに本物のワイン造りを 探 求 し、海 岸 か ら 30km の 場 所 に あ る タ ラ ドー(Taradeau)にはペンションもあります。

www.chateaudesaintmartin.com

プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方観光局 プレス・コンタクト : presse@crt-paca.fr

Tel. : +33 (0)4 91 56 47 00 www.pressetourismepaca.fr

ル・シャトー・サント・ロズリーヌ Le Château Sainte Roseline かつての修道院が現在はすばらしい歴史的建 造物に指定され、附属の礼拝堂にはマルク・ シャガールによるモザイク画の装飾、有名な 銘柄ワイン、そしてシャトー・デ・ドゥモワゼ ル(Château des Demoiselles)はペンション となっています。緑に覆われた 300ha の広大 な敷地と 200ha の森が広がり、内陸プロヴァ ンスのヴァロワ地域にあるこのシャトーは、サ ン・トロペとカンヌのクロワゼット大通りから 約 30 分です。

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見渡す限りのラベンダー

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見渡す限りのラベンダー

« ラベンダーはプロヴァンスの魂である。» ジャン・ジオノ(Jean Giono)は、 この香り豊かな紫色の花をこ

う表現しています。ラベンダーはプロヴァンス内陸部の象徴となったのです。 6月から9月にかけて、内陸部は多彩な色のオン パレードです。 ラベンダーは、ソー(Sault)高原からアルプス 山脈の支脈を流れるビュエック(Buech)川周 辺の地域にかけて見ることができます。 ラベンダーを求めて移り変わる風景を って ゆくこと、それはまさにプロヴァンス地方の周 遊そのものなのです! プロヴァンスの中でも有名なラベンダーの栽 培地、ソーの地域では、一面紫色に染まった広 大なラベンダー畑が、中世に築かれた家々やル ネサンス様式の優雅な邸宅が建ち並ぶ小さな 村の周囲に広がります。毎年 8 月 14 日と 15 日に開かれるラベンダー祭りでは、村中がラベ ンダーの色と芳香に包まれます。 ソ ー か ら ア プ ト(Apt)へ 下 っ て ゆ く 途 中 に は、オ ー ク ル( 黄 土 )で 有 名 な ル シ ヨ ン (Roussillon)の村があります。 アプトとその地域は、とりわけ自然の豊かさ と エ リ キ シ ル(élixir)と い う 薬 用 酒 が 有 名 です。ラベンダーは石灰岩質の大地一帯に 紫色の花を咲かせます。サント・アンヌ聖堂 (Cathédrale Sainte-Anne)、そして毎週土曜日 に開かれる朝市は、この地方の中でも規模が大 きく、典型的なプロヴァンスのマルシェと言え るでしょう。アプトの特産、果物を丸ごと砂糖 漬けにしたフリュイ・コンフィの試食もお忘れ なく!

ヴォークリューズ県を後にして、今度はアル プ・ドゥ・オート・プロヴァンス県へ行ってみ ましょう。ここは 20 世紀のフランスの作家、 ジャン・ジオノの故郷です。フォルカルキエ (Forcalquier)とその地域は、 かつてのプロヴァ ンス伯爵領の中心地で、周囲には石造りの家 並みの村々と広大なラベンダーの畑が広がり ます。フォルカルキエの郊外にある見事なロ マネスク建築のガナゴビー修道院(Prieuré de Ganagobie) 。フォルカルキエは城塞の街、プ ロヴァンスの香りと味わいが楽しめます。そ こから数キロのところにある、シミアヌ・ラ・ロ トンド(Simiane-la-Rotonde)は、そのすばら しい建築遺産と美しい風景から 個性ある町 (Cité de caractère) に数えられています。19 世紀にはラベンダー栽培の中心であったこの 村には、ラベンダー畑を見守るように主塔がそ びえています。 デュランス川とヴェルドン川にはさまれた ヴ ァ ラ ン ソ ル(Valensole)高 原 は、水 の 豊 か な地域です。ラベンダーの一種、ラバンダン (lavandin)と小麦の栽培がさかんでアーモン ドの生産も多く、ラベンダーの蜂蜜は有名で す。ムスティエ・サント・マリー(MoustiersSainte-Marie)は陶器作りが盛んな村。さらに 北、ディーニュ(Digne)の地域へ行ってみま しょう。

おすすめショッピング : ロクシタン l Occitane ラベンダーはもちろんのこと、プロヴァンスの 恵みを受けた香り豊かな植物をベースとした 様々な美容品は、ロクシタンでどうぞ!またロ クシタンでは、マノスク(Manosque)にある 工場と美術館のガイド付き見学を無料で行っ ています。

www.loccitane.com アプトのフリュイ・コンフィ アプトの名物、フリュイ・コンフィ(果物の砂 糖漬け)をお試し下さい!

手帳にチェック!

ラベンダーの開花時期は 6 月半ば∼ 7 月半 ばです。どうぞお見逃しのないように! またラベンダーに関する様々な情報(収穫、 伝統的な蒸留方法、 エッセンシャル・オイル、 調香のアトリエ、 庭園、 香りの道、 博物館な ど)については、 ラベンダー街道を紹介した こちらのサイトからどうぞ。

www.routes-lavande.com

ディーニュ・レ・バン(Digne-les-Bains)は、ア ルプ・ドゥ・オート・プロヴァンス県の中心都 市。毎年 8 月第 1 週末には « コルソ・ドゥ・ラ・ ラバンド Corso de la lavande » と呼ばれるラ ベンダー祭りが開かれ、ラベンダーで飾られた 山車のパレードがあります。またここは、昔か ら温泉保養地として人気があります。 最後は、ビュエック川が流れるアルプス山脈 の地域でラベンダーを巡る旅を締めくくりま しょう。急流や山岳高地、そして緑豊かな高原 が広がるこの大地にこそ、上質なラベンダーが 栽培されているのです。

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見渡す限りのラベンダー

おすすめのホテル&レストラン : 思い出に残る旅行と滞在には、宿泊先選びが欠 かせません。« ラベンダー街道 Routes de la lavande » の認定を受けた宿泊施設は、質の高 いおもてなしとサービスを提供し、ラベンダー やその地域を知り尽くしています。

www.routes-lavande.com ロクシタン経営のル・クヴァン・デ・ミニム・ホテル&スパ

Le Couvent des Minimes Hôtel & Spa (5ッ星) 香り豊かな植物が咲き誇る 5ha の庭に建つ、 かつての小さな修道院を改装したロクシタン 経営のホテル。プロヴァンス地方の中心に、ラ ベンダーと現地の植物を使用した SPA を併設 し、庭で採れた野菜やスパイスを使った本格料 理をご堪能ください。

www.couventdesminimes-hotelspa.com オステルリー・デユ・ヴァル・ドゥ・ソー L Hostellerie du Val de Sault(3ッ星) 感じの良いホテル。ロマンティックなハイキ ングや本格的なサイクリングに最適。

www.valdesault.com ホテル・シャランボー L Hôtel Charembeau (3ッ星) 7ha の草原と丘がつらなる 18 世紀の農園の中 に建てられた快適なホテル。

www.charembeau.com ラ・ヴィラ・ボルゲーゼ La Villa Borghese(3ッ星) 温 泉 保 養 地、グ レ ウ ー・レ・バ ン(Gréoux les Bains)にあるチャーミングなホテル&レスト ラン。リュベロン国立公園とヴェルドン渓谷 ゴルジュ(Gorges)地方公園のふもとにあり ます。

www.villa-borghese.com

シャンブル・ドット・デュ・ドメーヌ・デュ・プチ・ラブレ La Chambre d hôte du domaine du petit Labouret オーク、松、栗の大木、そしてもちろんラベン ダー畑に囲まれたプロヴァンスの内陸にある 知る人ぞ知るペンション。

www.petit-labouret.com ムーラン・ブラン Moulin Brun 家族経営でアットホームなサービスを受けら れるジット(Gîtes 貸し別荘) 、ペンションとレ ストラン。

www.lureluberon.com

おすすめの見どころ: レ・ザネル Les Agnels リュベロン地方自然公園の中心地、アプトと ブ ゥ(Buoux)村 の 間 に あ り、ラ ベ ン ダ ー 街 道周遊の宿泊先として理想的な場所にありま す。ラベンダー蒸留所のガイド付き見学、天然 エッセンシャル・オイル、くつろぎのスペース、 ラベンダーの香りに包まれたプール…。ラベ ンダーづくしの場所でくつろぎの時間をどう ぞ!

www.lesagnels.com ラ・ディスティルリー・デュ・ヴァロン・デ・ラヴァンド La Distillerie du Vallon des Lavandes ソーにあるラベンダー蒸留所。伝統的なラベ ンダーの蒸留方法のガイド付き見学。無料。

+33 (0)4 90 64 14 83

サラゴン博物館 Le Musée de Salagon マーヌ(Mane)にあり、実際に庭園を訪れなが ら様々な芳香性植物について、収穫から蒸留に いたる過程などを分かりやすく解説します。

www.musee-de-salagon.com ラベンダー博物館 Le Musée de la lavande クストレ(Coustellet)にあり、 ラベンダー蒸留 器を集めた珍しいコレクションとラベンダー に関する資料を展示しています。

www.museedelalavande.com

レ・ラバンド・アンジェルヴァン Les Lavandes Angelvin ヴァランソルのラベンダー生産者たちによる 蒸留所見学。

lavandesangelvin.site.voila.fr アルジャンのブルー・ロード Les chemins bleus d Argens ミュール・アルジャン(Mure-Argens)では、上 質(AOC)ラベンダーからエッセンシャル・オ イルを作っています。

www.bleudargens.fr

詳しくはこちらからどうぞ。 www.routedelalavande.com

写真はこちらからどうぞ。

www.flickr.com/photos/photogta/ collections/72157624615772810/

ル・ラボラトワール・サント・ヴィクトワール Le Laboratoire Sainte-Victoire シミアヌ・ラ・ロトンドのお城では、アロマテラ ピー入門講座が開催され、天然化粧品と天然 エッセンシャル・オイル製造のアトリエがあり ます。

www.laboratoiresaintevictoire.com

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ヴァントゥー山∼リュベロン、 ピュアなプロヴァンス

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ヴァントゥー山∼リュベロン、 ピュアなプロヴァンス « 山塊、 すなわち積み重なった岩の斜面はとても険しく、 そこに近づくことはほぼ不可能だ。 しかし詩人が 全ての苦労が報われるのだ。» ぺトラルカ(Pétrarque) 言ったように努力を重ねてそれを乗り越えた時には、 はこう語りました。 イタリアの詩人、ぺトラルカは 1336 年にヴァン トゥー山(Mont Ventoux)登頂についてこう書 いています。ツール・ド・フランスが始まる何百 年も前から、 この山は伝説的な存在だったので す! プロヴァンスの最高峰、ヴァントゥー山は標高 1909 m。山頂からはプロヴァンス地方の大パ ノラマ、ローヌ渓谷からモン・ブランまでを見 渡す壮大な眺めを一望できます。ごつごつし た石に覆われた山の頂上はまるで月面のよう で、どこからでも目に飛び込んできます。 山の斜面から南に向かって下ってゆくと地中 海性気候の植生、ソー高原に広がるラベンダー 畑、 見事なリュベロン渓谷が現われます。 真のプロヴァンス、そしてやすらぎを求めて、 数多くの芸術家が世界中からやって来ますが、 プロヴァンスが国際的に有名となったきっか けは、ピーター・メイルが書いた « プロヴァン スの 12 ヶ月 Une année en Provence» という 本でした。 リュベロンの峡谷とその地形からは、多彩で感 動的な景色がつくりだされています。 ルシヨンとオークル Roussillon et ses ocres この村は広い空の下、赤い色の家々が周囲に オークル(黄土)採掘場の広がる丘に建てられ ています。色々なニュアンスの黄色∼赤色に 彩られた建物の外壁を見ながら村を歩いてゆ くと、村の入り口にはオークルでできた小さな 山々―ヴァル・デ・フェー(Val des Fées)の見 事な景観が現われます。« プロヴァンスのコ ロラド Colorado provençal » と呼ばれるオー クルの迫力ある様々な地形を見れば、地中海地 域の家々に使われたこの黄土について、より知 識を深めることができるでしょう。

ゴルド Gordes フランスの最も美しい村々 のひとつに認定 されたこの村は、太陽の光を受けて金色に輝く 岩の上に家々が張り付いています。数百年も の歴史ある建物がセンス良く修復された通り を行った先には、ルネサンス期のお城があり、 このお城の中には、六角形に彫刻が施されたも のとしてはフランスで最大級の暖炉のひとつ があります。村のカフェ・バー、 セルクル・レ ピュブリカン cercle républicain でワインを 味わいながら一休みしたら、ボリー(Bories) の村を訪れてください。ボリーとは平たい石 を円錐形に積み上げた石造りの小屋で、この建 築法は紀元前何世紀も昔のもの、とされている のですよ!曲がりくねった道を進みセナンク 修道院(Abbaye de Sénanque)へ。小さな谷 にたたずむシトー会のこの修道院に身を置く と、そのすばらしさに魅了されます!しばし静 寂さと澄みきった美しさに浸りましょう。 メネルブ Ménerbes 遠くから見るとまるで軍艦のように見える岩 山の上に連なる村、メネルブ。プロヴァンス生 まれのノストラダムスは、この村が フランス の最も美しい村々 に認定されることを当時 すでに予測していたのです!ピーター・メイ ルや、1945 年にはピカソが当時彼の愛人で、 多くの影響を受けたドラ・マール(Dora Maar) のメネルブの家に滞在したことからもわかる ように、たくさんの芸術家や小説家がこの村に 魅かれて住んだのも当然の成り行きといえる でしょう。村の魅力を十分に堪能したあとは、 17 世紀の施療院を改装してオープンした、ト リュフ&ワイン博物館(Maison de la Truffe et du Vin)を訪れてください。リュベロンのワイ ンと高級トリュフを是非お試しあれ!

またブドウ畑が広がる村の城塞にある、栓抜き 博物館(musée du Tire-Bouchon)を訪れるの もおもしろいでしょう。

www.domaine-citadelle.com ヴェゾン・ラ・ロメーヌ Vaison-la-Romaine さらに北へ進んだプロヴァンスのこの村は、« フランスで最も回り道をして訪れる価値のあ る町 plus beaux détours de France» のひとつ に認定されています。ガロ・ローマ時代の遺跡 が数多く残る、ローマ期プロヴァンスの美しい 街です。 夏の国際ダンスフェスティバル、ヴェゾン・ダ ンス Vaison Danses は是非お見逃しなく!世 界中のダンス・アート界で活躍するグループや 団体を招待しています。 リュベロン地方自然公園 Le parc naturel régional du Luberon ここは自然保護地区で多種多様な動物と植物 が生息し、考古学や地質学の自然遺産が最も 豊富なことから、 ユネスコより « 生物圏保護区 Réserve de biosphère» に指定されています。

www.vin-truffe-luberon.com

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ヴァントゥー山∼リュベロン、 ピュアなプロヴァンス おすすめショッピング :

おすすめのホテル&レストラン :

旅のオリジナル・アイデア :

オークル Ocres ルシヨンにある オークラ ôkhra では、黄土& 黄色顔料の原料となるオークルの保存や紹介、 アトリエで実際に体験する染料のノウハウな ど、様々なプログラムを通じてオークルに関す る知識を深めることができます。プロヴァン スの空気をいつも感じていたいあなたにおす すめです!

ラ・バスティッド・ドゥ・ゴルド・エ・スパ La bastide de Gordes et Spa(5ッ星) ゴルド村の中心にあり、ホテルからはリュベロ ンの見事なまでの眺めが楽しめます。16 世紀 の邸宅を改装したホテルで、魅力あふれる滞在 をお楽しみ下さい。

プロヴァンスのハイキング、サイクリング、 ツ ー リ ン グ、ス ポ ー ツ カ ー や 高 級 車 で の 周 遊・・・皆さまのお好みに応じてお選び下さい! プログラムのオーダーメイドや宿泊施設のカ テゴリー、ワインの試飲、食事、そして現地の 人々との出会いをプロヴァンスでどうぞ!

www.okhra.com フリュイ・コンフィ リュベロンの中心地、アプトが名産の果物の 砂糖漬け。昔ながらの製法で作られたお菓子 は、甘い物好きの人にはたまりません! リュベロンのワイン 原産地呼称統制ワイン(Appellation d Origine Contrôlée)は、ローヌ渓谷のブドウ品種で作 られます。おいしく、こくのあるワインです。

www.vins-luberon.fr リュベロンのトリュフ 黒トリュフは、風味と香り豊かな高級食材キノ コ。様々な料理に使われ、特に 12 月∼ 2 月に かけて地元の小さなマルシェで売られていま す。

www.bastide-de-gordes.com オステルリー・ル・フェビュス・エ・スパ Hostellerie le Phébus et spa(5ッ星) リュベロンの中心で谷あいの村にある、テンプ ル騎士団の時代にさかのぼる遺跡を改装して できたホテル。ミシュランガイドで一つ星を 獲得したシェフによる洗練された、味わいのあ る料理を堪能できます。

www.lephebus.com オステルリー・ドゥ・クリヨン・ル・ブラーヴ Hostellerie de Crillon le Brave(4ッ星) 村 の 頂 上、教 会 の 正 面 に 建 つ ホ テ ル の 歴 史 は 16 世紀から 17 世紀にさかのぼり、ヴァン トゥー山のすばらしい眺めを一望できます。

www.crillonlebrave.com ラ・コキヤード La Coquillade(5ッ星) プロヴァンスでワイン・ツーリズムを積極的に 取り入れているホテル。レストランはミシュ ランガイドで一つ星を獲得しています。

www.coquillade.fr ル・マ・デ・ゼルブ・ブランシュ Le Mas des Herbes Blanches(4ッ星) ガリーグと呼ばれる石灰質の乾燥地帯の中心 にあり、この地方の石を積み上げて造られたプ ロヴァンス独特の建物。リュベロン山を見下 ろす壮大なパノラマとプロヴァンス料理をお 楽しみ下さい。

フランス・オン・ホィール社 France on Wheels オートバイやスポーツカー、又は高級車でプロ ヴァンスを周る、ラグジュアリーな旅を手がけ ています。

www.france-on-wheels.com ウォーク・イン・プロヴァンス社 L agence Walk inn Provence プロヴァンスのハイキングとサイクリングを 専門に手がけています。

www.walkinnprovence.com ヴェロ・ロワジール・リュベロン Vélo Loisir Luberon サイクリングとリュベロンをこよなく愛する 人々のための専門団体。

www.veloloisirluberon.com

詳しくはこちらからどうぞ。 www.prestigetourismepaca.fr www.tourismepaca.fr www.provenceguide.com www.cavaillon-luberon.com

www.herbesblanches.com

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ヴェルドン峡谷、景色と感動

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ヴェルドン峡谷、景色と感動

« この切り立った岩の連なりと深い谷、真っ青な水面、赤紫色の陰、 一面の海原と空、 亡き神々の声でささや

く風・・・このすべてのハーモニーほど幻想的なものはない。» ジオノは壮大な風景の中で、 このプロヴァン スのキャニオン(峡谷)をこう表現しました。 ヴァール県とアルプ・ドゥ・オート・プロヴァンス 県の境にある壮大なこの断層は、 コロラドに比べ ると17分の1に過ぎませんが、 ヨーロッパで最大 の峡谷のひとつに数えられています。 ヴェルドン地方自然公園に広がるエメラルド グリーンの自然の驚異。この光景はまるで幻 想の世界です!このまれにみる絶景には美し い自然環境がそのまま残っており、1500 種以 上もの植物と、フランスのほぼ全ての猛禽類が 生息していると言われています。 こうした類を見ない壮大な自然と豊かな環境 へ今日、私達が訪れることが可能になったのは 1905 年、エドワール・アルフレッド・マルテル (Edouard Alfred Martel)によって、このグラン ドキャニオンが開拓されたからでした。ラ・パ リュー(La Palud)という小さな村を出発点 とするヴェルドン峡谷の最も美しいハイキン グコースのひとつには、彼に敬意を表して マ ルテル道 という名前がつけられています。 ハイキングでは、見事な景観をいたるところで 楽しむことができます。切り立った岩山が覆 いかぶさるふもとの小さな村々には、ムスティ エ・サント・マリー(Moustiers-Sainte- Marie) のように多かれ少なかれ、その名前が良く知ら れているところもあります。

プロヴァンス地方とアルプス山系の接点と なっているこの地域では、ヴェルドン、ガルタ (Galetas)といった有名な峡谷が次々と目の 前に広がり、サント・クロワ湖(lac de SainteCroix)の最も西側はあまり知られていません が、ヴァランソル高原(plateau de Valensole) にラベンダー畑が広がります。 ヴァランソル高原と周辺の山々に囲まれた、ト ルコ石色の水をたたえるこの湖を目の前にす ると、心が洗われるような幸せを感じることが できるでしょう。本当に、自然はプロヴァンス 地方にすばらしい贈り物を授けてくれました。 さらに南へ下って行くと、カンソン(Quinson) には先史美術館(musée de la préhistoire)が あり、ここから少し先のエスパロン・シュル・ ヴェルドン(Esparron-sur-Verdon)付近の洞 窟で半世紀前より進められている発掘作業か ら持ち出された品々の展示物から、この地方の 歴史を学ぶことができます。

おすすめショッピング : ムスティエ・サント・マリーの村 village de Moustiers-Sainte-Marie 陶器作りがさかんなこの村では、ムスティエ陶 器を販売する小さなお店が軒を連ねます。昔 ながらの製法でつくられるムスティエ焼きの 魅力を発見してください。

www.moustiers.eu

手帳にチェック!

ヴェルドン渓谷のふもとに点在する小さな 村々では、 夏にはマルシェが華を添えます。 プロヴァンスの名産、 特産品、 カラフルなプ ロヴァンス生地がならぶこの地方独特のマ ルシェへ、 是非お越し下さい!

この南に広がる峡谷から、より緩やかな地形の プロヴァンスの低地となり、石灰岩の乾燥地帯 が広がるガリーグにも増して無味乾燥な、地中 海沿岸独特の雰囲気が漂います。 まだまだプロヴァンス地方は続きますよ!

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ヴェルドン峡谷、景色と感動

おすすめのホテル&レストラン : ヴェルドンの自然に抱かれたこの地域では、魅 力的なゲストハウスがたくさんあります。皆 さまの滞在が心に残るものとなるよう、特にお すすめの宿泊施設をご紹介しましょう。 ホテル・デュ・グラン・キャニオン L hôtel du Grand Canyon(2ッ星) ヴェルドン峡谷の地上 300m、切り立った崖の 上を走る道路、美しいコルニッシュ上に建てら れたホテル。見に行くだけでも価値がありま すよ!

www.hotel-canyon-verdon.com ラ・バスティード・ドゥ・ムスティエ la Bastide de Moustiers(4ツ星) かつては陶器職人が所有していた 17 世紀の 邸宅。ミシュランガイドで複数の星を獲得し ているアラン・デュカスが経営する魅力あふれ るこのゲストハウスは、グルメの人にははずせ ません!

www.bastide-moustiers.com ラ・フェルム・ローズ La ferme rose(3ッ星) ホテルのオーナーが所有する、1930 年代& 50 年代の調度品を展示している個性的なホテ ル。

おすすめのアクティヴィティーと 見どころ : ヴェルドン峡谷では、様々な方法でその魅力を 発見できます。 皆さまの旅のプログラムに応じてお選び下さ い。 スリルを味わいたい人には・ ・ ・ カヌー&カヤック、ラフティング(いかだによ る川下り) 、キャニオニング(急流下り)、洞窟 探検など。

http://cnev.online.fr/ ガイド付きハイキングについては・ ・ ・

www.guidesaventure.com

« ラ・メゾン・デ・ゴルジュ・デュ・ヴェルドン La maison des gorges du Verdon » ヴェルドン峡谷の魅力を様々な観点から紹介 する博物館と、多彩なアクティヴィティー&プ ログラムをご用意しています。

www.lapaludsurverdon.com 絶対にはずせない見どころ : ステュクス・デュ・ヴェルドン Styx du Verdon

ギリシャ神話の冥界を七巻きして流れる川、ス テュクス(Styx)から命名され、ヴェルドン峡 谷の中でも小さな渓谷をさします。ヴェルド ンがほとんど地下へと断層により沈み込んだ 場所は、何百万年にもわたって侵食作用が続い た跡がしっかり見て取れます。泳いで渡るこ ともできますよ!

山頂を巡る道route des Crêtes 岩山の頂を巡るドライブはいかがですか?ド ライブコースとしてはあまり知られてない道 ですが、急斜面の絶景やすばらしいビューポイ ントから、最も美しい景色と手付かずの自然を 一望できます。

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www.lafermerose.com シャトー・デスパロン Château d Esparron 歴史的建築物でのご宿泊はいかがですか? シャトーですごす優雅なひと時をどうぞ。

www.chateau-esparron.com シャンブル・ドット サン・ヴァンサン・ドゥ・ポール chambre d hôtes Saint-Vincent-de-Paul 中世の小さな村、アノ(Annot)にある 16 世紀 の邸宅を改装したペンション。2000 年の時の 流れを感じてください。

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ツール・ド・フランス、伝説の峠

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ツール・ド・フランス、伝説の峠

サイクリング好きの皆さま。プロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方の山岳部では、 ツール・ド・フランス

で知られる 7 つの伝説的な峠をたどることができます。 トレーニングを積み気合を入れて、 ツール・ド・フ ランスで戦う偉大な選手が通るコースをたどり、 プロヴァンスの壮大な山々を発見してください! コースの中でも最も威信のある峠から出発し ましょう。ガリビエ峠(Col du Galibier)は アンディー・シュレック(Andy Schleck)とエ ディー・メルクス(Eddy Merckx)がたどった コースです。標高 2645 mのその峠を、初めて ツール・ド・フランスが通ったのは 1911 年 7 月 10 日でした! 以降その峠は、フランス最大 の自転車競技の通過点の中で、最も恐れられて いるハードな場所となっています。後でご紹 介するボネット峠(Col de la Bonnette)の方 が 150m さらに高いのですが、ガリビエ峠はし ばしば、コースの中で最も高い通過点となって います。 ガリビエ峠はツール・ド・フランスで過去 59 回、競技の舞台となり、最もよく選ばれている コースです。1979 年以降はカテゴリー超級 (hors catégorie)に分類されています。 少し休憩をした後は、続いてランス・アームス トロング(Lance Amstrong)が通ったロタレ 峠(col du Lautaret)を走りましょう。 ここは過去 11 回、ツール・ド・フランスが通過 したほか、年によりロタレ&ガリビエと 2 つの 峠をつなげる形で上り,または下りコースの舞 台となりました。世界中の 2000 種類に及ぶ 高山植物がある植物公園へ、中休みに立ち寄っ てみましょう。 正面にメージュ山塊(Massif de la Meije)が 見えてきました。ここは世界中のフリーライ ダー憧れの場所です。冬には頂上までリフト で上り、標高差 2160 mをスキーで滑降すると 迫力満点ですよ!

南アルプスの一大スキー場、セール・シュヴァ そ こ か ら 南 の ボ ネ ッ ト 峠(Col de la リ エ(Serre-Chevalier)は、2011 年 に ツ ー Bonnette)は隣国、イタリアのすぐそばです。 競技の舞 ル・ド・フランスのコースでした。スキー選手、 カテゴリー超級のこの峠は過去 4 回、 台となりました。メルカントゥール国立公園 リュック・アルファン(Luc Alphand)の生ま れ故郷でもあるセール・シュヴァリエスキー場 (Parc national du Mercantour)の中心にあ り、動植物相の保護区域となっています。道ば は 6 つの村にまたがり、全長 250km にも及ぶ たでリスに出会うこともよくあるのですよ! コースが整備されています。冬は各村々の雰 自転車を降りて徒歩で頂上へ登ると、360 広 囲気を楽しみ、四季を通じてモネティエ・レ・バ がる大パノラマが堪能できます。 ン(Monêtier-les-Bains)にある温泉治療セン ターで、くつろぎのひと時をお過ごし下さい。 最後は、アルプ・マリティム県とアルプ・ドゥ・ オット・プロヴァンス県の間に位置するケヨル 次は、1951 年のツール・ド・フランスで優勝し 峠 (Col de la Cayolle) です。過去 3 回ツール・ たファウスト・コッピ(Fausto Coppi)が通っ ド・フランスの舞台となりました。この峠の名 たヴァール峠(Col de Vars)に挑戦です。標 前は、 昔の小さな山小屋に由来します。 高 2108m にあるナポレオン小屋で、カフェを 飲みながら一息つきましょう。ここは 2000 自転車よりもマウンテンバイク派のあなた! 年にサンチアゴ・ボテロ(Santiago Botero)が アルプス地方の南部は、驚くほど高低差のある 4 回目のステージで優勝を果たし、カテゴリー 山道がたくさんあります。満点のスリルが味 超級とされたイゾアール峠(Col d Izoard)同 わえますよ ! 様これまでに 33 回、この自転車競技の舞台と なっています。 ヴァール(Vars)は冬には、全長 185km のス キー場となり、 周囲 4 つの村々のこの地域独特 の雰囲気をお楽しみいただけます。スキーの 世界選手権大会観戦にお越しになるのもいい でしょう。

手帳にチェック!

ツール・ド・フランス: 2012年6月30日∼7月22日

アロー峠(Col d Allos)は、ユバイ峡谷(vallée de l Ubaye)とヴェルドン峡谷を結び過去 33 回、ツール・ド・フランスの舞台となりました。 1975 年、エディー・マルクスがステージ優勝し た伝説の峠です。 冬のアロー渓谷(Val d Allos)と « エスパス・ ルミエール(光のスペース)Espace Lumière » は全長 230km のスキー場、カラマツの木々 が生えるコースを滑走できます。ふもとの村、 セニュ・ダロー(Seignus d Allos)のスキー 場から家族連れの多いフー・ダロー(Foux d Allos)ス キ ー 場 ま で、こ こ を 訪 れ る 全 ての 人々がスキーを楽しむことができます。

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おすすめのホテル&レストラン : ホテル・デ・グラシエ Hôtel des Glaciers(4ッ星) モネティエ・レ・バンのセール・シュヴァリエに あるホテル。

www.hotel-bonnabel.com ホテル・アリエイ&スパ Hôtel Alliey&Spa(2ッ星) モネティエ・レ・バンのセール・シュヴァリエに あるホテル。

www.alliey.com オーベルジュ・デュ・シュカ Auberge du Choucas(3ッ星) モネティエ・レ・バンのセール・シュヴァリエに あるホテル。

www.aubergeduchoucas.com ホテル・ヴォーバン Hôtel Vauban(3ッ星) ブリアンソン(Briançon)にあるホテル。

www.hotel-vauban-briancon.com ホテル・カリブ Hôtel Caribou(3ッ星) ヴァールにあるホテル。

www.villagesclubsdusoleil.com ル・シャレ、 ホテル・アルパージュ Le Chalet Hôtel Alpage(2ッ星) ヴァールにある山小屋。

www.hotel-alpage.com ホテル・カリナ Hôtel Carina(2ッ星) ギャップ(Gap)にあるホテル。

ホテル・レ・シャレ・ドゥ・ラ・メージュ Hôtel Les Chalets de la Meije(3ッ星) グラーヴ(Grave)にあるホテル。

www.hotel-la-grave.fr ホテル・アモー Hôtel Hameau(3ッ星) メルカントゥール山塊、アロー(Allos)近くに あるホテル。

www.hotel-du-hameau.fr シャトー・ホテル・ヴィラ・モレリア Château Hôtel Villa Morelia(4ッ星) ウバイ渓谷(Vallée de l Ubaye)のジョジィエ (Jausier)にあるシャトー・ホテル。

レ・ムニュ・ヴォーバン Les Menus Vauban 築 城 の 名 手、ヴ ォ ー バ ン が 築 い た 城 塞 の 街 (cité de Vauban)ブリアンソンでは、 忘れ去ら れていた 17 世紀の料理から今日までのガス トロノミー料理を再現しています。

www.ot-briancon.fr ラ・レトリー・デュ・コル・バヤール La laiterie du col Bayard シャンソール渓谷(Vallée du Champsaur)の、 かつての農場に建てられた南アルプス地方で も最高においしい郷土料理を味わえるレスト ランとショップ、そしてチーズ博物館を見学で きる、 この地域でははずせない場所です。

www.villa-morelia.com

www.laiterie-col-bayard.com

ル・シャトー・デ・マニャン Le Château des Magnans(3ッ星) ウバイ渓谷のジョジィエにあるシャトー・ホテ ル。

是非お試しを! ビール造りに情熱を傾けるスキーの元チャン ピオン、リュック・アルファン(Luc Alphand) によって造り出されるアルプス特産のビール です。

www.chateaudesmagnans-jausiers.com ホテル・アステカ Hôtel Azteca(3ッ星) ウバイ渓谷のバルセロネット(Barcelonnette) にあるホテル。

www.azteca-hotel.fr レ・ビストロ・ドゥ・ペイ Les Bistrots de Pays 人口 2000 人以下の各村々のビストロは、1 年 を通じてオープンしており、郷土料理が味わえ ます。地域性にあふれた各種サービスを提供 し、文化交流の場にもなっています。

www.brasserie-alphand.com

詳しくはこちらからどうぞ。

www.tourismepaca.fr www.alpes-haute-provence.com www.hautes-alpes.net www.grande-traversee-alpes.com www.provence-a-velo.fr

www.bistrotdepays.com

www.carina-hotel.com

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