鉄道フォトジャーナリスト櫻井寛が、ペルーの鉄道旅を体験取材。
南米ペルーには摩訶不思議なナスカの地上絵、富士山よりも高い位置にある広大なチチカカ湖などがあり、
日本人にとっては幼い頃からの憧れの国。
ナスカの地上絵は飛行機からの観覧となるが、クスコ、マチュピチュ、チチカカ湖は鉄道で結ばれているため、
列車で旅をしながら見に行くことができる。電車のみでしかアクセスできないマチュピチュには、
クスコから世界屈指の豪華列車ともいえる「ハイラム・ビンガム号」に乗り、贅沢な鉄道旅ができる。
さらに、標高3,800メートに位置し、琵琶湖の12倍の広大さを持つチチカカ湖には、
クスコから最高地点4319メートルの峠を越えて湖畔の町プーノまでを繋ぐ
「アンデアン・エクスプローラー号」に乗り10時間の鉄道の旅を楽しめる。