2012年01月05・20日号

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平成 24 年1月5日(木曜日) (第三種郵便物認可)    < 8 >

長野市

宴会メニューを主力に

個室︵テーブル席︶は   四部屋あり、通しで使う と三六席となる。営業時 間はランチタイムが午前 十一時半∼二時、ディナ

十二月は宴会メニューを 待井一郎社長も﹁厳し シュウマイ。煮物は有頭 井 一 郎 社 味しくて気さくな料理店 賄っている。   長︶が運営 を目指している。店内は  オープンして一か月の 中心に売上げを維持した い社会情勢ではあります 海 老、 梅 人 参、 絹 さ や、 しているも 約五〇坪あり、カウンタ ランチタイムの来店客数 が、これからは徐々に食 が、月商五百万円は売り 椎茸、大根若しくはカボ

イ、イカシュウマイ、肉

▲明るい店内

りつつある。

度﹁命﹂と﹁絆﹂と﹁希望﹂を熟

は白味噌仕立て、自家製

る。またデザートは蕎麦

いきたいと話してくれ

弔料理﹂を今後増やして

待井一郎社長は、この   ﹁鯛飯御膳﹂に加えて﹁慶

に二百八十円だ。

蒸し物は海老シュウマ 羊羹、蕎麦ババロアとも

んじょう、ピーマン。

フライ、春巻き、海老し 千三百八十円も揃えてい

揚げ物は広島産特大牡蠣 け 混 ん だ﹁ 銀 だ ら 定 食 ﹂

りが鮪刺身、鯛、赤海老 ㌘特大切り身を丁寧に漬

始めた。その献立はお造 花堂﹂千二百円、一五〇

こ の 一 月 か ら は 正 月 の香の物が付いている。   この他ランチでは﹁日 ら し く、 ﹁旬の鯛飯御膳   ︵ 二 千 五 百 円 ︶ の 提 供 を 替わり定食﹂八百円、﹁松

と話してくれる。

四 千 五 百 円 ぐ ら い で す ﹂ ダ。ご飯は鯛飯、味噌汁

ナーは飲み放題が付いて フラボンたっぷり豆サラ

焼き物は鰻蒲焼き、だ 来店していたが、十一月 も増やしていきたいとし 替わりランチ中心で平均   客単価が千円前後、ディ し蒔き卵。サラダはイソ

が目指してきた地縁結合型社会は に﹁地縁結合型社会﹂が形成され どんどん虫蝕まわれ、大都市が目 て来たのである。 いまも政治が悪いとか政治が変 指してきた利益結合型社会が地方   にますます浸食してきている﹂と。 われば世の中が変わると、安易に

及し、最終的な﹁世界恐慌﹂へと きた。また終戦後もそうであった。 ではない。

規 模 災 害 は、 驚 明るい材料は見当たらない。

原 発 事 故 等 の 大 気象と、どれをとっても未来への 真っ当な商売も一段と出来なくな 天から授かった命ゆえに、もう一

大地震、大津波、 る無縁社会、環境破壊による異常 人 々 は ま す ま す 生 き づ ら く な り、 いし、命を守らなければならない。

た。三月十一日に起きた未曾有の 顕著な格差社会、人々が孤独に陥 損なうものであった。弱い立場の 私たちは生き抜かなければならな

関係﹂がクローズアップされて来 ますます強まる円高、貧富の差が 生きる尊厳︵信頼関係︶を大きく わ る こ と が 起 き る か も 知 れ な い。

欧米社会の根本的なところはこ り、相当な痛みを伴うかもしれな 私たちの身の回りを見渡して が 大 き く 変 わ っ て 来 た。 そ の 象 徴     的なこととして﹁絆﹂とか﹁信頼 も、まったく不透明な経済と政治、 の利益結合型社会で、人間として い。また十年内に地球の存亡に関

し か し こ こ 二、三 年 で 社 会 が 否 し か し、 昨 年 の 東 日 本 大 震 災 以 い う 流 れ は、 変 わ ら な い と い わ れ ひ た す ら に 高 度 成 長 と 効 率 主 義 に     応なしに大きく変わる可能性があ 走って来たのである。 来、 日 本 人 の 考 え 方 や も の の 見 方 ている。

対応は異なる。

静かにしているよ﹂とそれぞれの こと、日本、中国、インドへと波 社会のよさを追い求め、追従して 会構造を変えるのは並大抵のこと

日本は明治以降、江戸時代の考 考えている方が多いようだが、そ そ し て 世 界 で は EU に 端 を 発 し 新 年 を 迎 え て﹁ 今 年 は ⋮ と 意 気       込む人、今年は慎重にとか、私は た﹁金融破綻﹂は、米国は勿論の え方や社会のよさを捨てて、欧米 う簡単なものではないし、今の社

利益結合型社会から 地縁結合型社会へ

市東口にあ 席ある。

ので、長野 ーは両サイドに九席、九 は一日四〇人∼五〇人が 事メニューやコース料理 たいですね。ランチは日 チャ。

▲待井一郎社長

日 本 人 は 基 本 的 に﹁ 和 と 自 然 ﹂ 思し、熟察した行動が必要だ。 これらのことを含めてある評論 天動地の出来事     ︵T・I︶ 家 は 次 の 様 に い っ て い る。﹁ 地 方 を重視して来た民族で、その延長 であった。

▲刺身の盛り合わせ

待井一郎社長を含めて厨 同店は㈲ たものだ。   無限︵本社  従来の居酒屋からワン 房が三名、ホールが昼間 長野市、待 ランク上げた、安くて美 は三名、夜は四名体制で か ら は ぐ ー ん と 落 ち た。 ている。

昨年十月十一日、長野 BC二階にオープンした っ た﹁ 居 酒 屋 弧 狸 庵 ﹂ ータイムは五時から十時     の閉店に伴いオープンし 半︵ L O ︶ 、スタッフは 市問御所町のトイーゴS ﹁肴や旬﹂

トイーゴに開店

時流

▲カウンター席

る。

▲旬の鯛飯御膳

『 肴 や 旬 』


、 刺 し 身︵ マ グ ロ、 ら一八日午前9時頃に た食品や、②ノロウイル 起す。かぜとよく似た症 名及び調理従事者ら七名 ビ ︶ 検出された。

ーフシチュー、ミニステ

、ビ かけて悪寒、下痢、吐き ス が 蓄 積 し た 二 枚 貝 を 状 が み ら れ る 場 合 も あ の便からノロウイルスが カ ン パ チ、 甘 エ ビ ︶ 気、腹痛、嘔吐などの症 ﹁ 生 ﹂ や﹁ 加 熱 不 足 ﹂ で る。 ー キ、 フ ラ イ ド ポ テ ト、 カリカリチーズ、あさり の酒蒸し、やきとり、つ

長野県人口は

214万 2、 647人

レトロな椅子席とお座敷・最大 40 名

くね、ピザ、枝豆、お茶

趣のある和室・蔵席 (椅子) ・最大 80 名

食べることによって起こ 通常は発症してから一 患者に共通した食事 状を起こしていた。     ∼ 二 日 で 症 状 は 治 ま が、 は、この施設が提供した 患者を診察した医師か る。   ら 食 中 毒 の 届 出 が あ り、 また、このウイルスの 小さなお子さんやお年寄 食事のみである。患者を   県環境保全研究所が行っ 感染力は非常に強く、食 りは、脱水症状を起こす 診察した医師から、食中

る。

それによると総人口は   二、 一四二、 六四七人、男

伝統への回帰

﹁ お 毒の届出があったことか 漬け、漬物︵野沢菜、大 た検査により、患者八名 品を介さなくてもヒトか 可 能 性 が あ る の で、

松 本 保 健 所 は、 こ の む︶ 、九件三七五 名︵三   施 設 に 対 二 十 三 日 か ら 件一八名︶ 、︵ ︶は長野市。 二 十 七 日 ま で の 五 日 間、 また長野県内︵長野市   営業停止を命じた。なお 含む︶におけるノロウイ

ルスに感染したヒトを介 松本市内の飲食店﹁居酒 県環境保全研究所が行 煮物、てんぷら︵かぼち   してウイルスに汚染され 屋グルメ小竹亭﹂ 及び ﹁割 った検査により、患者七 ゃ、ししとう、キス、エ

一、 〇四一、 二五九人、女

一、 一〇一、 三八八人、世

帯 数 は 八 〇 〇、〇 二 九 世

帯となっている。 者協議会会長︶ 、阿部   前月に比べ、人口増減 守一県知事が参加す   数 は 一、三 五 一 人、 自 然

で講演する。 コーディネーターは武 葉千枝子氏︵観光ジャ 今シーズンの長野県 催する。     シンポジウムは﹁スノ 田徹氏︵フリーキャスタ ー ナ リ ス ト ︶ 基調講演では講師に三 スキー発祥百周年を記 、駒谷嘉     、 パ ネ ラ ー に は 山 田 宏氏︵長野県索道事業 念した式典と次の百年 浦雄一郎氏︵プロスキー ーリゾート 次の百年へ﹂ ー︶ を展望するためのシン ポジウムを開催する。

長野県スキー発祥 周年記念

増減数は八三九人、社会

増減は七〇五人で、男の

増減が六七八人、女の増

る。

詳細は﹁スノーリゾ   ート信州﹂プロモーシ

この記念式典及びシ   ンポジウムは﹁スノー

日開催

ョン委員会事務局︵長

リゾート信州﹂プロモ ーション委員会が、一

五九二世帯が減少してい

増 減 二 六 人、 世 帯 数 は ト ド ア 系 ラ イ タ ー︶ 、 千 七二五四まで。

る。

しみじみおいしい伝統の日本料理を再び !!

及び調理従事者二名の便 ら ヒ ト へ 容 易 に 感 染 す かしいな﹂と思ったら早 ら、松本保健所は十二月 根︶であった。

吐、吐き気、発熱などを

松本市で 食中毒発生

80 万 世 帯 に

減数が五一八人、その他

18

月十八日㈬午後一時か ヤ ー・ 冒 険 家 ︶ を 迎 え、 というテーマでパネルデ 桂 一 郎 氏︵ 観 光 カ リ ス 野県観光部観光振興課

シンポジウム 1月

100

、 福 瀧 智 子 氏︵ ア ウ 内 ︶ 〇 二 六 ー 三 五 ー ら四時半まで長野市県 ﹁生きがい ∼スキー百年 ィスカッションが行われ マ ︶ 町のホテル国際 で開 の夢に寄せて∼﹂の演題 る。 21

太い梁のある蔵風個室・最大 80 名

めに医療機関で受診する 二十三日、この施設の食 本 年 度 長 野 県 内︵ 長 からノロウイルスが検出 る。   症状は一∼二日の潜伏 よう、県健康福祉部は呼 事を原因とする食中毒と 野 市 含 む ︶ に お け る 食 され、患者の症状はノロ   中 毒 発 生 状 況︵ 本 件 含 断定した。 ウイルスによる症状と一 期間を経た後、下痢、嘔 び掛けている。 致した。 また、患者に共通した   食事は、この施設が提供 した食事のみということ

人口、世帯とも減少

長野県企画部は昨年の 患者は全員快方に向かっ ルスによる食中毒発生状 もあり、佐久保健所はこ   況︵本件含む︶は、二件 十 二 月 二 十 八 日、 平 成 の施設の食事を原因とす 松本市内の飲食店でも 烹レストラン小竹亭﹂の ている。   参までに患者グループ 七八名︵長野市〇件︶と 二十三年十二月一日現在 る食中毒と断定した。 食中毒が発生した。松本 食事を喫食した四グルー   の長野県の人口と世帯数 ノロウイルスによる食 保健所の調査によれば、 プの三七名が食中毒の症 が喫食したメニューは、 なっている。   の推計結果を発表してい サラダ、カニ酢、酢の物、 中毒は、主に①ノロウイ 患者は、十二月十七日に 状を起こしていた。

< 7 >  (第三種郵便物認可)平成 24 年1 月5 日(木曜日)


99.4% 101.9%

喫 茶(計)

99.2%

99.5%

100.1% 102.1% 100.7%

99.4% その他(計)

年を下回ったものの、売 回った。

数、売上高ともに若干前 め ら れ て た が、 十 二 月 日以降適応︶は長野県が

一部企業では、価格訴 年を下回った。気温が高 二十二日付けでEUの規 除外され、その措置期間 上 げ は 一 〇 四・一 ㌫ と な   求型のキャンペーン、新 めだったことが影響して 則が改訂され、長野県は は二十四年三月三十一日 った。

都市圏等で一部回復傾向 ットの縮小などが影響し

ディナーレストラン業 た。   ファミリーレストラン 態の客数は前年に及ばな   業態の客単価は落ちたも いが、客単価、売上げと

101.0% 101.2% 104.7%

102.7% 102.4% 106.3% 96.6% 104.1% 100.4% 109.2% 95.4%

101.0% 99.9% 105.8%

95.4% 和 風

101.1%

99.2% 中 華

焼き肉

104.3% 102.7% 102.8% 101.5% 88.0%

97.0%

87.5% 100.6% 合 計

97.4% 100.6%

95.6% 101.9%

穫、 加 工 の 時 期、 ② 放 について国を通じて、E

穫、 加 工 し た 食 品 等 収 るとともに、その結果等

射 性 物 質 基 準 適 合 証 明 Uへ情報提供を行い、県

︵一二都県は福島、群馬、 産農産物の安全性をPR

茨城、栃木、宮城、長野、 して来た取り組が評価さ

山梨、埼玉、東京、千葉、 れ、今回の措置につなが

神奈川、静岡︶で産出し ったとしている。

た食品等EUの放射性物 ﹁ 今 後 も 国 と 連 携 し、   質基準に適合することの 輸入規制を実施している

証 明、 ③ 産 地 証 明 一 二 諸 外 国 ・地 域 に 対 し て、

都県以外で産出した食品 的確な情報を発信するな

等産出した道府県の三つ ど、規制緩和に向けた取

改訂後︵十二月二十五 農政部は話している。

の証明が必要であった。 り組を進めていく﹂と県

佐久市で 食中毒発生

が 一 〇 一・〇 ㌫、 和 風 での好調など、業態の中 よ り 日 本 か ら 欧 州 連 合 定 し、 こ の 施 設 に 対 し された。

業 種 別 で は 焼 き 肉 以 わない一方で、ディナー 原子力発電所の事故を受 飲 食 店﹁ 旬 菜 家 海 里 ﹂ 患者及び調理従事者の便     外 の 売 上 高 は、 洋 風 時間帯やメディア露出店 けて、昨年三月二十八日 を食中毒の原因施設と断 からノロウイルスが検出

みとなった。

昨 年 十 二 月 二 十 三 日、 二三名で、環境保全研究 東北地方太平洋沖地震 り、売上げはほぼ前年並 を上回った。低価格店舗     やランチの時間帯が振る 以後、東京電力福島第一 佐久保健所は佐久市内の 所 が 行 っ た 検 査 に よ り、

規 制 措 置 が 緩 和 さ れ る!!

佐久市内等に住んでい 等 が 必 要 に な っ て い た。 患者は十二月十五日に     長野県産食品等につい この施設で提供された食 る家族や親戚、知人で市   ては、これまで放射性物 事を喫食した8グループ 内の飲食店を利用したと

質基準への適合証明が求 六 七 名 中 の 3 グ ル ー プ ころ、一六日正午頃か

2か月連続で前年を 上 回 る 売 り 上 げ に

上 回 る 売 上 げ と な っ た。 今月も売上高は対前年比 一 〇 九・〇 ㌫ と 伸 び た。 を少し下回ったが、 パブ・

パブ ・居酒屋業態では 対前年比一〇一・〇㌫と、 ほぼ順調に回復し、十一 牛肉等の風評被害の影響 き た 企 業 の 牽 引 で、 客   十月に引き続き前年を上 月は十月と同様に前年を は 薄 れ つ つ あ る も の の、 数 一 一 一・三 ㌫、 売 上 高 業態全体の売上げは前年 回った。

業 態 別 概 況 で は、 フ ァ の効果を表さなくなって あり、売上高はわずかだ

足が順調であった一因と で前年を上回った。

大阪で二日減と、暖かい が前年比六 三 ・ ㌫増とな 転寿司は、売上げは今月  一方、居酒屋は若年層 天候に恵まれたことも客 り、売上高は三か月連続 も 下 が っ て い る も の の、 の飲酒離れや深夜マーケ

天 日 数 は 東 京 で 一 日 減、 ーストフード業態の客数 い る。 持 ち 帰 り 米 飯 ・回 が前年を上回った。

高、 大 阪 で 二・〇 高、 雨

十一月の平均気温は前 九〇㌫未満と厳しい状況 八月には節電等の影響 一方、和風は牛丼の度 ビアホールは店舗数が前       年 に 比 べ 東 京 で 一・四 度 が続いている。 重なる値下げが従前ほど 年より増えていることも

◆ 11 月度データ(対前年同月比) □ 全 店 デ ー タ 売上高 店舗数 客 数 客単価 前年比 店舗数 前年比 前年比

思われる。 業種別では、洋風が価 にある。 全体の地盤沈下に苦戦し   しかし温暖な故に冬物 格訴求の販促や新商品開 その他ではアイスクリ ているチェーンが多いも     商品の販売に苦戦したと 発等で新規顧客の開拓に ームは全国的な気温上昇 のの、客単価の上昇で好

ディナーレストラン(計) 101.3% 100.6%

98.8% 99.8%

94.0% 103.0% 99.4% 96.8% 居酒屋

100.8% 110.8% 104.0% 96.9% パブ・ビアホール

96.5%  全 体

合 計 洋 風

ころもある。また、ファ 努めた結果、客単価は前 で 売 上 げ が 好 調 で あ っ 結果を得た企業もある。

洋 風

99.4% 101.8%

96.2% 99.7% 103.8% 99.9% 合 計

90.2% 102.8% 96.7%

のの、客数が前年を上回 もに前月に引き続き前年

*ファーストフード、ファミリーレストラン、パブ/居酒屋の各業態の内訳に関しては、 重複する事業社があるため合計の数値は必ずしも累積に一致しない

なお、入院患者数はな が 一 〇 一・一 ㌫、 中 華 でばらつきがみられた。 ︵ E U ︶ へ 食 品 や 飼 料 を 二十三日から二十六日ま   喫茶業態は客単価、客 輸出する場合、日本の管 での四日間、営業停止を く、患者は全員快方に向 一 〇 四・三 ㌫ と 前 年 を 上   かっている。 轄当局が発行する証明書 命じた。

外食産業市場動向 月度集計結果 11

103.1% 103.9% 103.3% 99.8% その他

92.7% 持ち帰り米飯 / 回転寿司

麺類は売上高 客数ともに増加 レストラン   居酒屋 ファーストフード   ファミリー パブ/

JF

109.0% 108.6% 111.3% 98.0% 麺 類

97.1% 98.1% 104.2% 101.0% 和 風

EUに輸出する長野県産品等

麺類は営業店舗数の増 商品開発、映画とのタイ か、季節メニューの販売 この証明が求められる都 まで延長されている。   長野農政部はこれまで 加やテレビ等メディアへ アップ等が奏功した。だ が低迷したことなども今 県から除外された。   外食産業︵全体概況︶ で震災直後以来の落ち込 ミリーレストラン業態の の 露 出 が 奏 功 し、 人 の が、焼き肉は依然不振の 少し売上げが伸びなかっ 改 定 前 は ① 日 付 証 明 県産農畜水産物等の放射     の 十 一 月 度 売 上 状 況 は みとなったが、その後は 焼き肉は、セシウム汚染 動 き が 震 災 前 に 戻 っ て 状態が続いている。 た一因となったようだ。 三 月 十 一 日 よ り 前 に 収 性物質検査を継続実施す

平成 24 年1月5日(木曜日) (第三種郵便物認可)    < 6 >


ネクタイを結び カウ ン タ ー に 立 つ コース二千七百円︵身と 程紹介したメニューの他 皮に旨味があり、脂がの に、宮崎より アジのフ   っている︶ 、 東 京・ 神 津 ライとタラのフライ定食

島より 金目鯛の煮付け 千六百円、北海道 アカ     さて先般、久しぶりに ︵ 千 五 百 円 ︶ を 頂 い た 時 ミ ニ コ ー ス 三 千 二 百 円、 ラ の 塩 焼 き 定 食 千 六 百   ﹁ レ ス ト ラ ン 膳 ﹂ に お 伺 だ。従来に比べて原材料 ヒレカツのふわふわ玉子 円、脂身の美味しい国産 いしたが、ちょっと驚い 費を意識しながら、イナ とじミニコース二千八白 豚使用 豚の生姜焼き定   たのは、以前長野店にい ダとカスベの豪華さを提 円、初冬のの海から届い 食千五百円、鳥取・境港 た山根俊幸氏と真篠弘樹 案してメニューに進歩の た 鮮 魚 刺 身 ミ ニ コ ー ス よ り カ マ ス の 炙 り 刺   三千円を揃え、それぞれ 身 と 柚 子 味 噌 焼 き 定 食 たことである。 そしてランチメニュー が、当日の他のランチメ お椀はアイナメの葛打ち   の﹁石川より イナダの ニューを紹介しよう。 椀、スイーツ、ドリンク   北海道・釧路より 松 が付いていた。 なめろうとカスベ︵エイ     ヒ レ ︶ の 龍 田 揚 げ 定 食 ﹂ 皮カレイの蒔き造りミニ 千円台のメニューは先

千円を揃えていた。

昨年の 月 日、初めての試みで クリスマスディナーを催し人気

最初のアミューズはつぶ貝 寒鯖と淡路島の玉葱のルー   の炙りカルパッチョ   ラード

マハタの葛打ち根菜とスー   プドポワソン

ーは一人五千円で参加者 ﹁ パ ン・ 菓 子・ デ ザ ー   は二十名集まった。当日 ト部門﹂の最優秀賞︵知

はこのディナーの他に一 事賞︶は、木曽のかるか

般予約やフリー客も入店 ん三種︵木曽谷農と食の

していたが、ほとんど違 伝 承 人 の 会 花 み ず き 代

試みを商いしながら挑戦 酒賀寿︵さけかす︶のム

和感を感じることはなか 表 大蔵千代美︶   った。 優秀賞︵地産地消﹁信   目指す目標が高いのは 州を食べよう﹂キャンペ   開店以来のこと。色々な ーン推進委員会長賞︶は

ド。甘い玉葱と鯖を入れ けて、それをアルミホイ

て丸くしている。スープ ルで包んでオーブンに一

はのらくら農場の野菜ポ 時間から二時間かけてつ

決定し発表された。

氏︵製菓製パン講師︶の

審査は審査員長の横山 四名が行った。

の入賞作品が二十八日に た。

センターで開催され、そ かず部門﹂が二一点あっ︵県栄養士会︶ 、板橋和子

﹁お 調 理 師 会 ︶ 松本市の松本勤労者福祉 ート部門﹂が三五点、 、宮坂綾子氏

応募点数は合計五六点 タカ子氏︵料理研究家︶ この米粉コンクール 、     ﹁ パ ン・ 菓 子・ デ ザ 審査員の草間民安氏︵県 は、 昨年十一月二十日 ︵に で、

知事賞に﹁花みずき﹂

長野県米小料理コンクール

家庭で作れる米粉料理

このクリスマスディナ も美味しかったが、添え

ーン推進委員会長賞︶は

二三五ー七二二一︶

︵敬称略︶

厚揚の福袋︵富士見町味

の開発研究会 小林節子︶

タージュが提供された。 くったという。

産組合 袖山光代︶   優秀賞︵地産地消﹁信   州を食べよう﹂キャンペ

添えられた玉葱は、塩 を見ていると、目標に向 ﹁おかず部門﹂の最優 り ブ リ カ マ の 塩 焼 き 三重の味を奏でていた。       続いて前菜は寒鯖と淡 とオリーブオイル、和乃 かって一歩一歩近付いて 秀賞︵知事賞︶は、米粉 千五百円、鯛のかぶと煮   路 島 の 玉 葱 の ル ー ラ ー 醇とフランスワインをか いるのが伝わってくる。 なます︵金の鈴農産物生

日々メニューを変えて のメニューにシーフード 千八百円、その他に強の ーズがつぶ貝の炙りカル てあった玉葱も絶品であ している同店だが、スタ ース︵金の鈴農産物生産 てカウンターに立ってい   ッフのいきいきした表情 組合 袖山光代︶ い る の が 同 店 の 魅 力 だ サラダ、スープ若しくは 気まぐれとして、氷見よ パッチョ。 その味は二重、 った。

氏が交互にネクタイ付け 後が見られた。

▲イチゴのア・ラ・ミニッツ  ショートケーキ

デザートは二種類提供 お魚ではマハタの葛打     ち根菜とスープドポワソ され、一つ目はイチゴの

24

詳細は長野県農政部農   業技術課まで︵〇二六ー

12

主に腕を振るったのは そのディナーコースは和 ン、お肉は信州プレミア ア・ラ・ミニッツケーキ 一 方、 昨 年 の 十 二 月 試みとして、クリスマス     洋 食 出 身 の 中 辻 佳 和 氏。 風皿で提供され、アミュ ム和牛サーロインの串打 ︵薄切り︶ 二十四日には、初めての ディナーを実施した。 、もう一つは贅   ち炙り焼き。サーロイン 沢プリンが提供された。 < 5 >  (第三種郵便物認可)平成 24 年1 月5 日(木曜日)


3面より続く

ム︶の開発、日本本来の い日本料理の提案を

米、住居など〝日本の良 理想としている。

さ を 現 代 に 生 か し た い 〟 新しい挑戦の中で   という思いから独自の発 島喜和氏は、西洋料

問題点として次の点

想で開発、さらに実用化 理に比べ日本料理の を進めている。

この一月からは画期的 を指摘している。   な音響システムの﹁睡眠 ・ 生 食 が あ る た め、

﹁日本食﹂のような深化を

天ぷらやとんかつという

ーム感がな 氏の新たな挑戦には期待

なくボリュ の実績をみれば、島喜和

は脂質が少 この十年の同店や長野店

・ 現 代 人 に 容 易 で は な い。 し か し、

理とはなりづらい。

治氏の長い豊富な人生経 ま く ら ﹂ ︵ 仮 称 ︶ の 発 売 万人が食べられる料

復興支援活動や被災地の 氏 も﹁ い ず れ 七 百 万 円、 立ち上げた目的も、誰も

に対する回答。 MLAではこれらの寄 は月商六百万円前後を売 は何か?﹂ 懸命な努力を続ける現地 を受けて継続的に展開し   の人々との絆を強く感じ ている被災者支援プログ 付金を被災地畜産農家の っ て い た お 店。 島 喜 和 〝 じ ょ う こ ん く ら ぶ 〟 を

創 業。 日 本 酒 研 究 開 発、 している。

西洋料理のマリアージュ ・複合的な旨みの料理に する高級料亭や高級旅館

で は な く、 先 比べ、美味しさの点では に移り、高度経済成長期 飲食店経営、音響機器開 社長の島喜治氏は大正 (mariage)   発︵ ス ピ ー カ ー チ ェ ア 十五年四月、東京・本郷 人たちが作り上げてきた 弱い。 に高付加価値を得る形で

ー︶ 、 福 祉 機 器、 自 動 化 生まれ。現ソニーの設立 ﹁ 日 本 の 食 ﹂ に、 日 本 以 ・素材の味を活かすため 完成しました。その経緯

オ、携帯用録音機の開発 新しい形の日本料理であ 味はあっさりしている。 たものまで、イメージと

機械等の開発を主な業と 当初にトランジスタラジ 外の料理の技術を加えた 強 い 香 料 な ど は 使 わ ず、 から料理の本質と異なっ

推 移 し て お ません。洋食や中華など 欧米化が進んでしまった 精樹脂工業㈱を町工場か ス、 オ ム ラ イ ス、 カ レ が重要

▲リニューアルで落ち着いた雰囲気に

的な型だけの競争となっ

システム︵バッフルマウ このように同店としても で、現在に生きた形の日 はないか⋮﹂と島喜和氏 長野店のホ 十五万から二十万円は売 がある。   これは同社社長の島喜 ント式スピーカーシステ 世界中の人が食せる新し 本料理を創造することは は問いかけている。 ールサービス れて来ますよ﹂と今の状

ップは順調に ん。もう少し皆さんに知 指している。関連会社は 社長。独創的な日本酒の 万人が食べられる食とし 大 激 変 す る 経 済 状 況、 てしまったことに多くの   そして深化した。 社会環境をも踏まえた上 問題が山積しているので 滑り出した。 られてくれば、必ず一日 合醇、オプテック㈱など 研究開発、画期的な音響 て進化、

りの客単価ア メ ニ ュ ー で は あ り ま せ を考え実現する会社を目 て現在は㈱シマシステム 入り、日本オリジナルの 所にもなっている。

り、見込んで を和ベースにして新しさ 現在の日本に受け入れら ら一部上場企業まで成長 ー、ラーメン等等、海外 以上指摘した点が特徴 作りのあり方である筈で   いた一人当た を提案。決して知らない れる形に作り変えること させた。社長、会長を経 が起源の﹁食﹂が日本に として長所でもあり、短 すが、経済成長期に外見

のが日本の伝統的なモノ

同社では〝世界に類の に 携 わ る な ど、 柔 軟 な る。 のところ昼の が同店で暫くお手伝いし ・盛り付けを重視するた して刷り込まれて来てい   従来の例でいうと、南 め、器・皿の種類が多い。 ます。 客単価が二千 て お り、 そ の 久 保 田 氏 な い 素 晴 ら し い 日 本 文 発 想 で 開 発 を 成 功 に 導   円前後、夜は が﹁今のメニュー提供は 化、それも大衆に支持さ き、その後誘われて射出 蛮渡来の天ぷら、とんか ・ 季 節 を 重 視 す る た め、 本来修業によって型を   四千円前後で いままでどこもやってい れ て き た 庶 民 文 化 〟 を、 成形機の分野に転じて日 つ、あるいはハヤシライ 食材以外の部分での技術 極めて、本質に辿り着く

昨年一月に再オープン してほぼ一年だが、現在 で活躍した久保田幸一氏 している。

予約制も徐々に浸透し 増   加 お客様も理解して 傾   向

いうような感動的な出来 ュー・イベントを開催し くとしている。

参考までに㈱シマシス お客様とともに考え、議 和 食 と 西 洋 料 理 の 融 合 でメイン料理となるもの 伝統的な日本料理の主要 や東北地方の農家への乾 の、その後、現地の人々 ら 畜 産 農 家 三 名 を 招 き 、   な形は、会席料理を主と により無事救出されたと シドニーで慈善バーベキ 草の提供なども行ってい テムは一九九八年七月に 論することにあると説明 で、目標としては和食と が無い。

波 で 海 へ 流 さ れ た も の 年五月十四日、被災地か に、被災地での炊き出し くれた。

い。 したい。 じて、宮城県農業高校で MLAでは本プログラ 学生のための奨学金設立 一千万円を目標にしたい が日本社会の現状を﹁こ   飼育されていた雌牛が津 ムの最初の活動として昨 に充てている。今後さら ですね﹂と力強く語って れでいい﹂とは思ってい ﹁ レ ス ト ラ ン 膳 ﹂ の 目 ・酒、ご飯が中心となる ﹁ 日 本 料 理 の 魅 力 を 語     ない筈であり、その辺を 指す料理は、件のように ために、一つ一つが小量 る ま で も あ り ま せ ん が、

ています。支援活動を通 ラムとなっている。

▲厨房も若い3人で賄っている

事を数多く知り、大きな た。

同イベントには日豪両 リアは、日本の震災か 感銘を受けています﹂   ↓ らの復興を全面的に支援 ﹁ い っ し ょ に が ん ば ろ 国大使の他、ラグビー豪   するとともに、東北地方 う、日本﹂プログラムは 州代表元主将、MLAを の畜産業界と連携し、被 MLA豪州食肉家畜生産 含む豪州畜産関連業界幹 災地のニーズに応え、再 者事業団がオーストラリ 部などが出席し、多くの 建の一助となるよう様々 ア肉牛協議会、オースト 地元市民、在豪邦人らと ーストラリア食肉協会お ントでは、約二五万豪ド 況を説明してくれる。

な取り組みを行っていま ラリア肉牛飼育協会、オ 交流を深めた。このイベ す。

▲奥のリニューアルされた  個室は洋風仕立てだ

私自身、被災地に何度 よびオーストラリアの肉 ル 約 ( 二 一 二 五 万 円 の)   一昨年の六月に一旦ク 験から生まれた﹁今、日 も予定している。   ローズしたが、それまで 本人にとって大切なこと も足を運び、復興に向け 牛生産者、加工者の支援 寄付金が集まった。

平成 24 年1月5日(木曜日) (第三種郵便物認可)    < 4 >


食事と共に日本酒を 味わうのがモットー

は ま ろ や か な 味 わ い で、 四百五十円、ロイヤルミ ンカフェ五百円、フロー クリームJOーCONが 真篠弘樹 、新たに洋食 い様子であったが、いず る。

もお菓子付きだ。

季節の手作りの和風デザ 円。アイスクリームはバ が加わった。ホールは厨 ろう。現在はイベリコ豚

身体を芯から温めてくれ ルクティ五百円、いずれ ズ ン ヨ ー グ ル ト 六 百 円、 けはバニラ、抹茶各五百 経験の豊富な中辻佳和氏 れ手切りも慣れてくるだ

まずは同社が真っ当な日 る。価格はグラス一五㍉ わうのも乙である。同店 四百五十円。 ジュース ︵百

リ ン ク 等 を 紹 介 し よ う。 中 酒 と し て 提 供 し て い み干し、その醒め方を味 円、ヨーロピアンアイス

三百五十円。 る。

チ、カシス各 た り と 変 化 を つ け て い ている。A4、A5クラ

ッ ト は ラ イ 立ったり、真篠氏が立っ は三日前の予約制で承っ

を絞り込んだことと、入 テ ー キ︵ 二 〇 〇 ㌘︶ は、

同店のスタ 口右のカウンターにイベ いずれも五千円、 八千円、   ッフは、長野 リコ豚︵スペインの極上 一万円を揃えている。

しゃぶしゃぶ︵約一二〇

、 り職人︶としては覚束無 一二〇㌘︶は五千円。同

が置かれたことだ。 特選近江牛の極上肩ロ 店から人事異 黒豚︶   動した厨房に まだコルタドール︵手切 ース使用のすきやき︵約 山根俊幸

ア肉牛生産者協議会会頭 から畜産や酪農を学ぶ学 る。

ン の ) 乾草飼料を寄贈し グ氏およびオーストラリ 高校を含む被災地の高校 ㌘︶も五千円となってい た。

5度目の乾草飼料を提供

スの近江牛のサーロイ

本酒︵自社開発︶という ㍑三百円∼六百円。一合 では﹁季節によって、料 ㌫︶完熟オレンジ、濃縮

オーストラリアは被災地農家に

えている。

従来の上田店と大きく ンステーキ︵二〇〇㌘︶ この他にビー 、   ル ・焼 酎 も 揃 変わったのは、メニュー 同テンダーロインヒレス

食事を楽しみながら日 度で日本酒を味わって欲 信州もも、信州なし、信 ﹁醇﹂ ︵生原酒︶ 、純米濃   縮 熟 成 酒﹁ 銘 醇 ﹂ ︵ 醇 を 本酒を味わうがモットー しい﹂という。 州 ぶ ど う︵ ナ イ ヤ ガ ラ、 低温で凍結濃縮︶ 、 純 米 だけに、酒器にもこだわ さてドリンクメニュー 巨峰、コンコード︶いず   濃縮熟成酒﹁JOーCO っている。この時期は特 は、カフェラテ四百五十 ても三百円だ。

ス ト ラ リ ア・ シ ド ニ ー、

メラニー・ブロック駐日 産業界復興を継続的に支

また九月、宮城県農業

4面に続く

に応えるため、この乾草 ﹁MLAとオーストラ

していないのにも関わら

る。

島喜和氏は話してくれ

嬉しく思っています﹂と

する被災地農家のニーズ 次 の よ う に 述 べ て い る。 様が増えて来ており大変

参加した肉牛生産者の声 今回MLA駐日代表の ず、常連さんや以前の口   を聞き、飼料不足に直面 メラニー ブロック氏は コミを通じて予約のお客

ューを実施し、東北から 続けている。

に赴いた。 催。MLAでは今後も引 ﹁ 現 在 一 年 が 過 ぎ て デ   M L A で は 昨 年 五 月、 き続き被災地農家と協力 ィナーの対応も慣れて来   シドニーで慈善バーベキ し、復興へ向けて支援を ました。いままで宣伝も

ブロック氏が直接、現地 交換するプログラムを開 る。

MLA豪州食肉家畜生 となり、今回は津波で深 農 業 高 校 名 ( 取 市 に) 総 トラリアの農水林業大臣 オーストラリア大使のブ を担う日本とオーストラ 六千円コース、八千円コ   産者事業団 本部 オー 刻な被害を受けた宮城県 重量四〇ベール 約一ト であるジョー・ルドウィ ルース・ミラー氏、ML リアの若者が肉牛生産に ー ス、 気 ま ぐ れ コ ー ス ( ( A駐日代表のメラニー ・関する専門知識や情報を 一万円から受け付けてい

今回の飼料の提供に際 のアンドリュー・オギル 生をオーストラリアに招 加えてディナーコース     しては、来日したオース ヴィー氏、さらには駐日 待し、次世代の肉牛生産 の 予 約 は 四 千 円 コ ー ス、

N﹂ 、 新 た な 一 献 に﹁ 純 に﹁ お 燗 ﹂ で 飲 み た い。 円、抹茶ラテ六百円、カ デザートメニューは同   米酒 和乃醇﹂ を加えた。 その﹁お燗﹂も陶器と錫 フェカプチーノ四百五十 店の女性パティシエが作   これらの日本酒は、同 でつくった酒器での一杯 円、 ア イ ス カ フ ェ ラ テ っており、ジェラートコ

東北の生産者のニーズに応え

昨年のカウンターにはイベ   リコ豚やハモンセラーノが   置かれていた

三献の無濾過純米熟成酒 は七百円∼二千八百円。 理によって、お好みの温 還 元 グ レ ー プ フ ル ー ツ、

の日本酒、デザートやド 料理の相性に合わせた食 たオン・ザ・ロックで飲 円、 エ ス プ レ ッ ソ 四 百

この他にヨーロピアン ート三百八十円。アイス ニラ、抹茶、黒ゴマ、ス 房も兼ねて女性三名、現 からハーモンセラーノに 一方、 度ある﹁JO     さてここでコース予約 店や長野店に来店された ーCON﹂は、ガラスの ブ レ ン ド 四 百 円、 ア ッ ト ロ ベ リ ー 在役員の島喜和氏も厨房 変わっている。   は後述するとして、同店 方 な ら ば お 判 り の 通 り、 器にアイスボウルを入れ サ ム︵ 紅 茶 ︶ 四 百 五 十 各 三 百 五 十 を手伝っている。カウン もう一つ特筆しておき   円。シャーベ ターには交代で山根氏が たいことは、特選近江牛 38

畜産復興を引き続きサポート

飼料の提供を開始した。

▲喜ぶ東北の農家の皆さん

代 で ) は、東北地方の畜

援する﹁いっしょにがん ばろう、日本﹂プログラ ム の 一 環 と し て、 昨 年 十二月十二日オーストラ リアの農家から寄付され た乾草飼料の提供を行っ 飼料提供は通算五回目

た。

▲オーストラリアの乾草飼料が東北  に支援された

< 3 >  (第三種郵便物認可)平成 24 年1 月5 日(木曜日)


和食と洋食を融合して より新しい日本料理を 度だけしか常連さんに出

した大理石の器で以前一

エトフェ 窒 伝統的な飼育法 ( 息︶させ   にある。伝統を ることにより血液が肉の

まで変わらない だ風味が強くなる。

したことのない、刺身の 一品出しだ。商品説明も しやすいのと、次の料理 の間を取るのにカウンタ

っている。

守った職人によ 中にとどまり、より風味

る 手 作 り の 餌 が高まる。エトフェによ

︵ と う も ろ こ し ってより美味しくなると

に 小 麦、 大 豆、 言うことは、鴨の質が良

果肉、糖蜜︶を いことの証。シャラン鴨

与え、暖かな飼 の生産量は少なく、フラ

育場で一週間過 ンスでもごく一部のレス

に刺し、 仮死状態にさせ、 うしした九条ねぎを下に ていた。

のシャラン鴨が出来上が とは、元来針を首の後ろ 回の鴨ねぎは、軽く湯ど ぶをイメージして提供し

まり、品種の改良で現在 しても有名だ。エトフェ った。これを使っての今 〝 ざ く ろ 〟 の し ゃ ぶ し ゃ

は古く、ヴァンデ県に移 る。 ご承知の通りエトフェ 山の店では牛肉張りに薄   住したスペイン人が野鴨 また、シャラン鴨はエ した鴨は、﹁ラ・トゥール・ めで幅広く切って提供し   を飼いならしたことに始 トフェ︵窒息︶した鴨と ダルジャン﹂で有名にな ていたので、盛り付けも

れるようになった。歴史 ∼九週間自然の中で育て い。

ごした後は、八 ト ラ ン に し か 出 回 ら な リニューアルした   個室

長野県信濃美術館・東 時三十分︶

最近では電気ショック 油をソース替わりにかけ ラム小麦二割、小麦八割   レクション展﹁新春特別 による方法もあり、エト ている。 のうどんで、茹でた後セ

企画 屏風の彩り﹂ 、 ﹁美 フ ェ さ せ る こ と に よ り、 ⑤の金時人参とごぼう イロに盛って提供。竹の     ﹁ 茶 碗 蒸 セイロが嬉しい。 術 館 で お し ゃ べ り し よ 鴨の体内に血がうっ血し の 茶 碗 蒸 し は、

七 〇 点 を 展 示 し て い る。 っ ! 2 0 1 1 ー 絵 を み て、その結果、血が肉全 しはお椀である﹂と野崎 ⑧の黒糖ミルクプリ

東山魁夷館で開催に

ス に 麹 と 揚 玉 ね ぎ を 加 る配慮がされている。 シ ャ ラ ン 鴨 の 特 徴 は、 血を抜かずに屠鳥する方 敷き、ローストした鴨を たので、より適切な名前 ⑦の伊田麦うどんは同     え、グレープシードオイ のせ寒天で軽く固めた醤 社のオリジナル麺。デュ ③のお刺身は一目惚れ としてシャラン鴨と呼ば 恵まれた湿地帯での今日 法。

④シャラン鴨のロース ルと塩胡椒、醤油で味付 ーでは有効的といえる。 さてディナーコース六     ト九条ねぎ添え ④のシャラン鴨のロー けている。冬野菜と早春 千円は、 ﹁珍しき﹂ ﹁面白     ⑤金時人参とごぼうの 野菜をセイロで蒸しにす スト九条ねぎ添えは、フ き﹂ ﹁美しき﹂という世   茶碗蒸し ることにより野菜の味を ランス産シャラン鴨︵シ 阿弥の世界を感じさせる   ⑥氷見の寒ぶりしゃぶ 強調している。 ャラン鴨は、もともとは 魅せるメニュー構成とな   しゃぶ ②のシュガートマトの ナント鴨とかカナール・ っている。     ⑦伊田麦うどん 焚いたんは、トマトのお ナンテと呼ばれていたも ①聖護院かぶらと芽キ     ⑧黒糖ミルクプリン でんをヒントに糖度の高 のだ。 ャベツと花菜の蒸し野     ⑨仙台麸のショートケ いシュガートマトを煮含 ナント鴨はシャラン北 菜︵和風バーニャカウ       ーキ めて新しい出汁に塩と軽 部 の 一 五 ㌔ ㍍ か ら 周 囲 ダ・うるかベースの麹     ①の﹁和風バーニャカ く醤油で味付けして、お 三〇㌔㍍のヴァンデ沿岸 あわせ︶   ②シュガートマトの焚 ウダ﹂は、うるかをベー 椀替わりにすすって頂け 地域の湿地で生息してい

いたん

『 中 国 を 行 く 』

③お刺身

を﹁東山魁夷の旅﹂とし、︵ 1908 ∼

年︶は、生 に分け、第二期では開山 との共通料金である。 1999

に出て、多くの風景画を る中国の風景を描き、水

第 五 期 は﹁ 中 国 を 行 く ﹂ 涯にわたって繰り返し旅 した鑑真和上の故郷であ

を開催している。

長野市箱清水の善光寺 残している。 墨と岩絵具も駆使した魁   東隣・城山公園内にある 今年度の東山魁夷常設 夷独自の水墨画作品を楽   同館では十二月一日㈭∼ 展の年間テーマは﹁東山 しむことが出来る。 一月三十一日㈫︵水曜日 魁 夷 の 旅 ﹂ 観 覧 料 は 大 人 五 百 円、 。第五期にあ   は休館日︶まで開催。開 た る 本 展 で は、 ﹁ 中 国 を 大学生三百円、高校生以 館時間は午前九時∼午後 行く﹂と題し、九六〇余 下無料となっている。

肉に鴨特有の鉄分を含ん 菜をピューレ状にしての 和乃醇が入っているよう

せた。カラフルなガラス だ。

器に変えて提供。見た目 ⑨の仙台麸のショート   はデザート感覚で食して ケーキは、いちごのショ

美味しく、コースの中で ー ト ケ ー キ を イ メ ー ジ。

金時人参のジャムと仙台

一息つく感じにもなって 和 に 持 っ て い く た め に、

いた。

⑥の氷見の寒ぶりしゃ 麸を使っており、なかな   ぶしゃぶは、季節的にも かのデザートになってい

時事ネタとしても旬。富 た。

▲山霊

23

東山魁夷常設展

▲工夫凝らしたランチメニュー

山魁夷館では、平成 年 ﹁中国行く﹂の内容は、 東山魁夷は唐招提寺御 て話そう みんなで話そ 体にまわる 鬱 ( 血のため 洋 行 氏 が 語 っ て い た の ン。黒糖は島喜治氏が花       度の常設展の年間テーマ 日 本 画 家・ 東 山 魁 夷 影堂障壁画の制作を二期 う ー﹂ ︵ 一 月 十 日 ま で )黒っぽい 。)それにより、 で、固形物を入れずに野 豆を煮た時の地。かなり

12月1日∼1月31日まで

五時︵最終入館は午後四 点に及ぶ収蔵作品から約 長野県信濃美術館のコ

▲黄山雨過

平成 24 年1月5日(木曜日) (第三種郵便物認可)    < 2 >


<昭和 52 年 8 月 12 日第 3 種郵便物認可>

を提案

新しい 日本料理 ーは店内に入った右側に 五席、庭を眺めながらの ースにして提供している カウンターが八席、個室 点 を よ り 強 調 し た こ と が二部屋︵六人掛け、八

〒380-0822 長野市南千歳 973      q026(228)2853(代)      E-mail:inshoku@i-news.co.jp

© 飲食産業新聞社 2012 年 1年間送料共 18,000 円(前納制・消費税含む)

INDEX

ムは十七時∼ラストオー 海鮮鉢二千五百円、黒毛 ライ定食千四百円、豚薄 はコーヒー、紅茶、玄米

わせた今日の 奥の個室二部屋を改装し 十 六 時 ︶ 、 デ ィ ナ ー タ イ 身 二 千 二 百 円、 豪 華 ! ッター付き天使のエビフ デザート二種、ドリンク 味付けを行う た。

庭園を備えた同店の敷 ダー二十一時半。定休日 和牛シャクシの陶板ステ き切り肉のネギニンニク 茶から選ぶ。この他にも 料理の提供を   心 掛 け て い 地は九五〇坪あり、事務 は毎週月曜日となってい ーキ二千四百円、鯛の塩 だれ定食千円等である。 入荷してきた魚によって

煙にしている。

ある日のランチミニコ 金目鯛の煮付け、メバル る﹁レストラ 所を含めた建物は百坪あ る。なお、今回の再オー 焼き二千三百円。   本日の特選定食は北海 ースは、石川よりカレイ の煮付け、あるいは蓼科 ン膳﹂ 。 従 来 り、レストランスペース プン契機に館内全席を禁   道よりの大きくて食べ応 の煮付け二千二百円、鳥 豚の極太ヒレカツ等も提

洋食、中華等

「肴や旬」トイーゴに開店

おり、本日

日々替えて

ランチメ   ニューも

みよう。

で紹介して

食それぞれ千円といった 五百五十円、東京・伊豆

粗定食、豚の生姜焼き定 五百円、白ソイのお刺身

定食、イワシの丸干しの り マ ト ウ ダ イ の 昆 布 〆

千二百円、ホッケの開き バ 五 百 五 十 円、 鳥 取 よ

円。 ラ ン チ 定 食 は ア ジ 石川のカンパチのお刺身

和 風 ハ ン バ ー グ 千 七 百 二千五百円∼、単品では

七島神津島より金目鯛の

と イ ワ シ の フ ラ イ 定 食 五百円、鳥取よりシメサ

のランチミ

具合だ。

黒毛和牛シ ランチミニコースの場 お刺身六百円を提供して   ャクシのビ 合にどんなものが付いて いる。   特撰近江牛のサーロイ ーフシチュ くるかというと、カレイ   ン ス テ ー キ 二 〇 〇g 2面に続く ー二千四百  五 千 円 の煮付けは、イベリコ生

▲ご予約のお造り

の料理を和ベ

8 宴会メニューを主力に ■

長野市

ニコースは

客席はゆったりスペー ︵赤 供している。 は、和食を提 ここで再オープンでは えのあるニシンの塩焼き 取・境港よりノドグロ     ま た、 本 日 の お 魚 で 供 し な が ら、 スの五八席で、カウンタ メニューに新しさを提案 定食千四百円、大きいエ ムツ︶の煮付け二千五百   しているの 円、 海 鮮 鉢 二 千 六 百 円、 は 刺 身 の 盛 り 合 わ せ

と趣が違うの は六〇坪ある。

▲レストラン膳外観

MLA, 5度目の乾草飼料を 東北の被災地農家に提供

3 ■

1月5日(木)vol.1096 2012

■発行所 飲食産業新聞社

制を主体に和食と洋食料理等の融合を目指 だ。 人掛け︶ 、 掘り炬燵式の座 し、新しい日本料理の形を提案している。 店舗はほぼ従来のまま 敷が二四席、その奥に六   ﹁ 和 と 自 然 の 心 ﹂が 基 原、島 喜 治 社 長 ︶は、 一 で、上質で感性豊かな和 席のカウンターがある。   本ポリシーの㈱シマシス 月 か ら﹁ レ ス ト ラ ン 膳 ﹂ 空間を設えている。敢え 営業時間はランチタイ   ていうと、エントランス ムが十一時半∼オーダー テ ム︵ 本 社・上 田 市 上 田 を再オープンした。 シャラン鴨のロースト レストラン膳オリジナルの   旬 の 食 材 から店内に入ったスペー ストップ十四時︵アフタ     うどんメニュー 春雨スープ、 に、体調に合 スに待合コーナーを設け ヌーンタイムは十四時∼ 円、鳥取よりアジのお刺 ビが三本と小エビのフリ ハムサラダ、

﹁レストラン膳﹂ ︵上田市上田原︶は再オー   プンして一年近くになろうとしている。予約

個室等をリニューアルする

予約制を主体に

レストラン膳、昨年 1 月に再開店 洋食、中華も和風ベースで提供

6 外食産業市場動向 11月度集計結果 ■ 2か月連続で前年を上回る売上げ


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