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教育・研究大学 企業 社会 教育・研究大学 企業 社会 ェクトを通じて紹介します。このブックレットは、2019年9月-2020年8月に九州大学大学院芸術工学府と西日本鉄道株式会社が実施した「西鉄バス停デザインプロジェクト」の内容をまとめたものです。本学のデザイン教育・研究手法や、社会実装を視野に入れたデザイン活動を、2つのプロジ イントロダクション 20202019 イントロダクション 代表挨拶 テーマ 背景 050402-0301 ターゲットエリア メンバー 事前調査 本調査:バス停被参与観察 本調査:バス車内参与観察 本調査:営業所ヒアリング デザイン提案 14-2112-13111022-2526-2728-41 デザイン提案Cデザイン提案Bデザイン提案A講義について 54-5750-5346-4944-45 2PROJECT1PROJECT 目次 インタビュー クレジット バス停のコミュニケーションデザイン地禄神社前バス停から考える未来のバス停6358-59introduction
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この度は、「西鉄バス停デザインプロジェク ト」ブックレットの完成、おめでとうございま す。2017年から始まったこの共同研究プロジ ェクト、2019年度・2020年度に関しまして はコロナ禍の中で十分な活動が出来なかっ たかもしれません。そんな中でこのブックレッ トが完成したこと、その作成に私たちも僅か ながらもご協力できたことを、たいへんうれ しく思います。 西日本鉄道をはじめとした「にしてつグル ープ」各社は、福岡県内でたくさんのバスを 運行させていただいており、おかげさまで 日々多くのお客さまにご利用いただいてお ります。良くも悪くも「バス文化」が根差して いると思っておりますので、バス利用者はも ちろんのこと、バスをご利用されない方にと ってもバス停は非常に身近な存在といえる でしょう。 そのように多くの皆さまの目に触れるバス 停だからこそ、多様化した現代社会に対応し た、誰にとってもわかりやすく使いやすい「未 来に向けたデザイン」が必要なのだと考えて います。このプロジェクトでは、伊原先生をは じめ、九州大学の先生方、学生の皆さんに学 術的観点からメスを入れていただき、のりば 案内サインの整理、リーフレットやバナーサイ ンの作成などに取り組んでいただきました。 そしていよいよ実際のバス停を作成・設置し ようというフェーズに進んできたのがこの2 年間でした。残念ながら、今年度の実現には 至りませんでしたが、今後も共同研究を進め ていき、より良いデザインの「未来のバス停」 を一緒に実現することが出来ればと考えてお ります。 『まちに、夢を描こう。』という弊社の企業 メッセージには、にしてつグループだけで取り 組むのではなく、地域の皆さんと一緒に、福 岡のまちをよくしていこうという想いが込め られています。今後も、九州大学の皆さまと共 同研究を進めさせていただき、バス事業を通 して地域の発展に貢献して参りたいと思いま す。引き続き、よろしくお願い致します。 宮﨑泰 |西日本鉄道株式会社自動車事業本部営業企画部 部長 バス停を通して『まちに、夢を描こう。』
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「西鉄バス停デザインプロジェクト」は、 もともと2017年8月からはじまった西日本 鉄道株式会社との共同研究「福岡市都心部 におけるバス案内サインシステムならびにサ インデザインに関する研究」に端を発してい ます。この共同研究はインバウンド旅行客を 中心に年々増加する福岡市内のバス利用者 のために、特に複雑でわかりにくい天神地区 と博多駅前地区のバス乗り場を対象に、案 内サインを改善することを目的として実施さ れました。当時芸術工学府大学院1年生だっ た本田悠二、江頭奈未の両名とともに調査 を行い、バス乗り場に掲示する乗り場案内サ インとリーフレットのデザインを提案しまし た。その後、渡辺通1丁目、呉服町・蔵本の2 つのエリアの乗り場案内の整備も行い、さら に天神地区ではバナーサインを作成するな ど、共同プロジェクトを継続して実施してきま した。以上の3年間の経験をふまえ2019年 から、バス乗り場案内のみならず、乗り場そ のものを対象に、その将来像を構想しつつ、 具体的なデザインを考えるプロジェクトが 始まりました。 このブックレットは、このプロジェクトの成 果を、調査から最終の提案までをコンパクト にまとめたものです。最終のデザイン案もさ ることながら、プロジェクト初期段階で実施 された緻密な調査にも、ユニークな方法とと もに興味深い着眼点が見いだせる示唆に富 んだ内容となっていると思います。 とはいえ、新型コロナ感染流行拡大という 未曾有の危機に直面し、プロジェクトの後半 の段階でいろいろな困難な状況に直面しま した。現場でのプロトタイプ作成という目標 は達成できず、また展覧会の開催も諦めざる を得ませんでした。そうした状況にもかかわ らず、ブックレット作成というかたちでプロジ ェクトをまとめることができたのは、参加学 生のみなさん、指導なさった先生方、そして、 共同研究者として、支えていただいた西日本 鉄道株式会社の関係者の方々の努力の賜で す。深く感謝いたします。 九州大学芸術工学研究院 教授 | 伊原久裕 「西鉄バス停デザインプロジェクト」 によせて イントロダクション 03
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未来のバス停とは? what is future bus stop?
背景 バス停の分布エリアは「都心部」「郊外」「山間 部」の3つに大別され、それぞれの地域の特性に 合わせて大きく4種類のバス停が現在利用されて いる。(下表を参照) その中で最も多く存在するバス停が「西鉄バス 停(標板タイプ)」(以下、「標板タイプ」と呼ぶ)であ り、全体の約7割を占めている。このバス停の多く は郊外・山間部の電源がないエリアに設置されて いることに加えて、郊外では山間部と比較して一 定の利用者が存在することがわかっている。 今回の2つのプロジェクトでは、「郊外エリアに ある西鉄バス停(標板タイプ)」をデザイン対象に 据えて、バス停利用者や周辺住民のニーズをもと に、これからのバス停の姿を検討していく。 バス停の種類 西鉄バス停(行灯タイプ) 設置エリア:都心部 今後の動き:MCDバス停への建て替 え、スマートバス停への移行 西鉄バス停(標板タイプ) 設置エリア:郊外、山間部 電源がないエリア MCDバス停 設置エリア:都心部の幹線沿い 今後の動き:従来型から移行 特注バス停 設置エリア:BRT、FOTB background 天神 博多 大橋 姪浜西新 香椎 郊外 都市部 山間部 2 km1/50000 イントロダクション 05
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chiroku shrine bus-stop 地禄神社前バス停から 考える未来のバス停
那珂川営業所方面
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大橋駅方面
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target area 九州大学大橋キャンパスから近く調査・検証が容易であり、デザイ ン対象である標板型バス停に分類される地禄神社前(ちろくじんじゃ まえ)バス停を検討対象とした。当該バス停は福岡市南区、西鉄大橋 駅西口から徒歩10分のところに位置する。片側2車線の国道385号 線(みやけ通り)に面しており、大橋駅方面(上り)と那珂川営業所方面 (下り)の2つのバス停には約50mの距離がある。 西鉄天神大牟田線の特急停車駅でもある大橋駅が近いため、上下 線共に1日を通して複数のバスが同時停車する光景を頻繁に見るこ とができる。連節バスやエコルライナー(快速バス)は、バス停を通過 する。 那珂川営業所方面バス停は福岡中央銀行大橋支店に面しており、 銀行敷地内にバス待機者が用いることのできるベンチが設置されて いる。ここからは那珂川営業所の他に野多目、東若久、博多南駅へ向 かうバスが発車する。 大橋駅方面バス停は新極真会福岡支部大橋道場に面しており、道 路に面したガラス壁の前にスペースがある。道場の隣には本屋があり 階段やタバコスペースが、道場と本屋の間には自動販売機がある。大 橋方面バス停の北側路地に入るとバス停名にある地禄神社がある。 ここから発車するバスはすべて大橋駅を通過し、更にそこから天神、 博多、藤崎へと向かう。 ターゲットエリア 西鉄大橋駅 香蘭女子短大 三宅中 三宅小 筑紫丘小 筑紫丘中 純真学園大 野間中 筑紫丘小 地禄神社前 東若久へ 野多目 那珂川営業所 博多南駅へ 大橋駅 天神 博多埠頭へ 外環1へ 那珂川 N
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members大井涼介Oi Ryosuke 田中健 Tanaka Ken 張澤キンZhang Zexin イルマ ユスリナ Ilma Yusrina 穆思恵 Mu sihui メンバー 11 1PROJECT
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事前調査 presurvey 本調査に入る前に、デザイン対象の基本的な理解を深める目的 で事前調査を実施した。地禄神社前バス停、及びその周辺に位置 するバス停を対象に簡易的なフィールドワークを行い、気付きを収 集した。 事前調査における気付きをもとに、「バス停被参与観察」「バス 車内参与観察」「営業所ヒアリング」の3つの調査を実施することを 決定した。 • ベンチに広告を結びつけられていた • 歩行者に配慮し、歩道を開けて並ぶ人がいた • 待ち時間の過ごし方を考える必要がある • GoogleMapで調べてからバス停に来た人がいた • 時刻表を手帳に書き写すおばあちゃんがいた • Web時刻表への案内表示がある • 営業所に時刻表を取りに行く人がいた • 外国人利用者に向けた案内がない • バス停最下部の表示スペースは使用率が低く、見る人も少ない ヒト
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• グレーの部分は環境に対し馴染むことができている • 広告は隣接する2,3 のバス停で共通している • 夜は時刻表が見にくい • 文字数が多いと見にくい( 自動車運転試験場前など) • 裏面( 車道側は空きが多い) • 赤の標示が目立つ • 掲示物の制作方法がばらばら • 2つの掲示のグラフィック的関連性がない • 路線図は地図をデフォルメしている • 情報量が多い • 光の当て方が不十分なことがある • 弱視・色弱の配慮が足りてない • 多言語対応が掲示物では行われていない • テープが貼られ汚い • 路線図は営業所が作成している • 遠くから見たい情報と近くによって見たい情報は区別できる • 電源は地下から引っ張るものと、上の電柱か ら引っ張るものがある • 上屋のうち、約半分は電線を引いている • 駅にはバス停に向かうための誘導・位置サイ ンがある • 側面の活用の余地がある • 増設して情報量を増やす事例がある • 埋込式と非埋込み式バス停がある • 2本足バス停はドア状に開く • 標板が、アルミボックスに対して平行なもの と、垂直なものがある。(道路に対して必ず垂 直) • 上りと下りでバス停のタイプが異なるものが ある • 六本松や那珂川営業所は、バス停を2つ置く ことで情報スペースを確保している • バスが来るとバス停は対向車線側からは見えなくなってしまう • 対向車線側のバス停のほうが見つけやすい • バスのグラフィックとバス停が調和していない • MCDバス停の広告はバス側面の行き先表示をかくしてしまう • バス停と行政が設置するベンチ • ベンチに座っていると、車道側にあるバス停の情報にアクセスできない • バス停留所にバス事業者ごとにバス停が設置されている。 • 上下線でバス停の種類が異なる場合がある。 • 似たような名前をした複数のバス停( 六本松周辺) • バス停と上屋・屋根の関連性 • 狭い歩道にベンチが設置されたバス停 • 自転車置き場になってしまっているバス停 • 近くに縁石や境界ブロックがあるバス停 • バス停の照明と上屋の照明が調和していない • 歩道が無いスペースに設置されたバス停がある • 周辺に小さな公園があるバス停 環境 モノ(グラフィック) モノ(プロダクト) 13 1PROJECT
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バス停非参与観察 ・実施日 2019年12月10日(火) 7:00-20:00 ・目的 現行のバス停の利用状況から問題点を抽出するため、バス停及び その周辺で見られる事象(利用者・通行人・バスなど)を観察・記 録・分析し、未来のバス停を検討するための視点を探索する。 ・対象 地禄神社前バス停 上下線 (那珂川営業所行き/大橋駅行き) ・観察方法 非参与観察調査:利用者の行動に影響を与えないことに注意し、 バス停から少し離れた位置からバス停利用者を中心に観察する。 ・記録方法 専用の記録用紙に時間帯別に記録 stop observation bus
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待機者の待機位置・移動を記録 バスの停車位置を専用の定規を用い記録 記録(1枚/20分)待機者の待機状況やバスの停車時間、乗降人数を自由記述欄 行者、自転車を記録20分のうちに観測者の前を通過した歩 15 1PROJECT
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1m 7-9 ≥10 ≥30 4-6 1-3 待ち時間「分」 1m 94 7-9 ≥10 ≥30 4-6 1-3 待ち時間「分」 待機者の分布 大橋駅方面 待機者の分布 那珂川営業所方面 結果•分析 調査により得られた「位置関係」や「人数」などの客観的なデー タを視覚的にまとめた。また、その他に得られた気づきについて はKJ法によるグルーピングを行い、デザイン要件の抽出を行っ た。結果の一部を以下に示す。 在時間」(p16)地禄神社前バス停待機者の「位置」「導線」「滞 「標板型バス停から側溝上またはベンチ」間の移動が頻繁に 行われていることが分かる。また、「街灯」「側溝」「歩道の段差」「 ベンチ」などの街路設備を基準に位置取りが行われていることが 読み取れる。那珂川営業所方面では「標板型バス停前」「側溝上」 「ベンチ」の3エリア、大橋駅方面ではベンチを除いた2エリアに 大別されることが分かる。 徒歩と自転車)」「バス乗降者数」(p17)地禄神社前バス停で見られた「歩道通行者数( 15、18時台に歩道通行者が増加する傾向が見られる。また、朝 方に那珂川営業所方面での乗車数、夕方では大橋駅方面での降 車数の増加が見られることから、対象バス停の利用者には日中を 郊外で過ごすユーザーが多いと予想される。 observation results
那珂川営業所方面 大橋駅方面 乗車 降車 乗車 降車 7:00-7:20 7:20-7:40 8:20-8:407:40-8:00 8:40-9:008:00-8:20 9:00-9:20 12:00-12:20 12:20-12:40 12:40-13:00 13:00-13:20 13:20-13:40 13:40-14:00 14:00-14:20 14:20-14:40 14:40-15:00 15:00-15:20 15:20-15:40 15:40-16:00 16:00-16:20 16:20-16:40 16:40-17:00 17:00-17:20 17:20-17:40 17:40-18:00 18:00-18:20 18:20-18:40 18:40-19:00 19:00-19:20 19:20-19:40 19:40-20:00 14121086420
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07:00 08:00 09:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 出口 入口 大橋方面 バスの停車位置 大橋駅方面 大橋駅方面では、停止線がバスの停車位置のばらつきを抑える働きを していることが分かる。 地禄神社前バス停で見られた「バスの停車位置」 (7:00-20:00 大橋駅方面:108事例 那珂川営業所方面:143事例)結果•分析
07:0008:0009:0012:0013:0014:0015:0016:0017:0018:0019:0020:00 09:40 那珂川方面 バスの停車位置 那珂川営業所 方面 那珂川営業所方面の地禄神社前バス停において、利用者の多い18時 以降はバスが2台並んで停車することで、バス停車位置が標板型バス停 から大きく外れるケースがよく見られる。 19 1PROJECT
大橋駅方面 • 7:00-8:30頃が朝のピーク • ベビーカーを手で抱えてノンステップバスに乗車 • 赤信号で停止中、バス停に達していないが扉を開けるバスも ある • ミニバンがヤマト運輸と同位置に1時間近く停車 ・時刻表の 写真を撮る人がいた • 喫煙所とバス停前を行き来する喫煙者がいた(運転手への乗 車するアピール?) ・子連れが歩道から本屋側に移動 • 視覚障害者とアシスタントの方が時刻表側で待機 • 本屋前で井戸端会議をするおばさん、その後別方向へ別れる • 車間を広く開けることで、バス停についてないアピールをして いる? • 2台同時に停車し、後方車両も扉を開けた(利用者が近づい て来ると扉を開けている?) • スクールバス「しいのみ学園」が停車 • バス停で待機後、タクシーに乗る人 • 15 時頃から小学生が見られた • 停車しないバスもバス停寄りの車道へ車線変更していた(決 まりがある?) • 空手道場車両が歩道へ乗り込み、荷積みをしていた • バス停利用者以外で自販機を使う人がいた • 18:00-20:00で掲示物を確認した人はいなかった • • • • バス停正面での待機者は頻繁に動き回る最大13人がバス停で待機スーツケース持っている人が、バス停待機後、タクシーで移動• 違うバスが来るとつられて移動する待機者がいた• 1人目の待機者は基本的にバス停正面付近で待機している、その後は本屋前など離れたところでの待機が見られる• 本屋側の待機者は歩道の段差に沿って並ぶが、バス停側に並ぶ人はまばら• 小学生で空手道場の段差に登って歩く人が多かった• 小学生の登校が見られた• 小学生の通行が多い、グループでの登校が多い• 空手道場側に並ぶ人は間隔をあけがち• 8:24頃共和住宅の人たちが朝礼&ラジオ体操スクールバスがバス停横の電圧機の前で停車• 空手道場南側にヤマト運輸が停車、バスが見えづらくなる
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那珂川営業所方面 • • • • 銀行の法人受付で列ができていた• 30分くらいベンチに座って待つ人がいた• 銀行の人が店舗前を掃除• 椅子利用者が座面の汚れを確認して座る姿が見られた銀行利用者の自転車停車位置が複数ある椅子を利用するがバスには乗らない人が見られたスマホで時間確認→余裕ある→銀行へ• 年配者は時刻表の確認回数が多い• 約15分間マイマイスクールのバスを待つ人がいた• 時刻表確認のためベンチからバス停に確認に行く• 休憩ベンチとして利用する人がいた• バスが2台並んで停車することが多い 21 1PROJECT
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・実施日 2019年12月18日(水) ・目的 バス利用者の視点から得られる気付きを収集する。 ヒアリング調査に向け、当該路線特有の振る舞いや気づきを収集 する。 ・対象 那珂川営業所所属のバスの内、地禄神社前バス停に停車するバス ・観察方法 参与観察調査:西鉄バスの利用者として実際にバスに乗車し、着 席した視点からバス車内でみられる事象を観察した。 ・記録方法 車内の座席配置を記した専用の記録用紙(右ページ)にその場で 記録 バス車内参与観察 ride observation bus
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当該路線の停留所一覧: 地域による変化を記述 平面図: 着席位置や利用者の移動を記述立面図:利用者の行動や周辺環境について記述 自由記述欄 23 1PROJECT
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results /findings 結果・気づき • 左側の座席に座る人からバス停は鋭角で全反射で見えない • バス停が木に隠された • バス停の隣に工事がある • MCDecaux には next stop の表記がある • MCDecaux はバス停名より広告が強調して見える • 路線番号が付いてるバス停とついていないバス停がある • 劣化しているバス停が多い • 前方バスのウィンカーが当たって眩しい • バスの最後の列の椅子の視線が低い • 夜間は様々な色の照明の光が入ってくる事があった(天神周辺 の街路灯:ナトリウム色、道路灯:昼白色) • • • • • • • 乗客がたくさんいる場合は乗る人は席を探さない窓側の席が好まれている次の駅で降りたい人が、事前にバスの前方に並んでお金を用意していた最前列の席(高くなっている席)には長距離移動の人が座りがち知り合いの乗客が一緒に座ることが多かった後ろの席が空いたら移動する人がいた優先席を座らないケースがみられた バスから見える環境 着席位置
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• • • ICカードのエラー音が汚い朝より夕方の方がスピーカー音がうるさく聞こえた→夕方はアイドリングストップで静かであったため外国の乗客もいる • • • • バスが動き出し、入口横のICのタッチが反応しないで困る人がいた。乗務員が扉をあけて対応すると、IC反応バス停で待つ人がいないで降りたい人もいない場合にもドアが開く場合があった座っている間に降車の準備(小銭の用意、荷物の整理)をし、扉空いてすぐ立つ人がいたチャージしてから降りる人がいた• 入口止まりやすいところに手すりがなく不便にする人がいた• 手すりを持って立ち上がる人がいた• 乗客たちはほぼバス停を見ていない• 乗りたい人はバスに向かって走ることが多く、運転手も待ってる場合がある(特に赤信号)• 荷物の多い高校生が、手前のバス停停車時に席から立っていた• 降車ボタンを押すタイミングが、バス停についてからでは遅い• バスが動き出した直後に降車ボタンを押されることが多い• 小銭落とし、交差点停車中に立って探す人がいた• 高齢者はバス停の時刻表をわかりにくそうだ 行動 その他 25 1PROJECT
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hearing personnel ・実施日 2020年1月17日(金) ・目的 バス停を取り巻く環境について、乗務員の視点から得られる気づ きを収集する ・対象 西鉄バス 那珂川営業所に所属する乗務員 ・方法 乗務員が話し合いを行う「常会」に参加し、バス停非参与観察、バ ス車内参与観察の結果を踏まえながら乗務員及び助役の方に質 問に対し自由に回答してもらった。 ・記録方法 質問者と乗務員の会話を記録係が観察し、新たな発見をその場 で記述 乗務員ヒアリング調査
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• 車線が多い場所ではバス停発車直後の車線移動が困難 ( 南区役所前のバス停の例 ) • 横断歩道の手前にあるものは停発車が難しい • バス停により様々な障害物 (電圧機、街灯など) があるため、バス停周りは何もなしで統一 して欲しい • 標柱から前後15mをバス停と捉える • MCDecauxのバス停について、綺麗にはなったが、車椅子ユーザーの 乗車時などにおける 利便性は落ちたと感じる • 現在のバス停カラー (赤・青など) にこだわりはない • バス停を認識できる共通の目印が欲しい (側面に色付き反射板をつける など) • バス停車位置を示す囲いが道路に描かれていると歩行者 / 自転車 / 車などへの注意喚起 になって停車しやすい(若久のバス停の例) • 高くて目立つバス停が欲しい • 乗車希望の人はボタンを押すなどして、乗務員からわかる仕組みが欲しい (いたずらが増 えるかも) • 主に経験の浅い人が、バス停の位置を看板をみて遠距離から確認する • 待機者の位置で停車位置を決める事が多い • バスの中ドアをバス停手前に合わせて停車することになっている • 乗用車やバスが挟まった場合はドアを開かない • バス停が近づくと乗客の有無に関わらず停車を想定して減速する・標柱から前後15m内 に人がいる場合停車する • 夜間にバス停ライトがないと認識しにくい • ヘッドライトがバス停側面アルミ素材に反射することでバス停を認識できることがある ( 障害物に隠れるとわからない • 停車時に標柱に記載されているバス停の名前は見ていない • 場所によっては夜間のバス停の視認性が悪く困る時がある • 都心のラッシュ時はバス停に 3,4 台のバスが並び、乗客を下ろせないことがある (渡辺通 一丁目のバス停の例 ) • バス利用者、非利用者ともに近隣行事の日程や道案内を尋ねられることが多々 ある ( ドアを叩いて尋ねてくることもある ) • 乗務員はなんでも知っていると思われていると感じる • 乗務員の立場が弱いと感じる(利用者が上から目線で接してくる、クレー ム電話 を入れるなど ) • 英語での質問がたまにあるため、標板型のバス停にも英語表記をして欲しい ( 他の言語は少ない) • 雨天時に車椅子ユーザーの乗車を手伝う際にバス停とバスの間で濡れてしまう • 外国人が上下線を間違えて乗車したことに車内で気がつき慌てることがあった。 乗車前に改善したい • 基本的に行き先,路線のアナウンスをするが、近隣マンション等から苦情がある 場合、視覚障害者がいるときだけアナウンスしてくださいという目印のシールを バス停に掲示する • ダイヤ改正は2週間前に利用者に知らせる法律がある • webサイトとバス停掲示板でダイヤ改正の告知を行なっている • 前日ダイヤ終了後の夜中に時刻表の張り替え作業を行なっている • 路線図の作成は営業所職員が一人で担当 • 道路 (バス停) に広告を出す場合は届け出が必要 • • • • • 西鉄側から設置しているベンチはないベンチは近隣のお店やは市が設置しているケースが多い市に届け出を出していないベンチも多い(違法ベンチ)ベンチの設置を求める声が多い場合、設置を検討するバス停広告の管理は交通広告サービス(西鉄のグループ会社) が担当(バス停一 • • 括管理の契約を結んでいる)広告に関する問い合わせの流れは「利用者→営業所→交通広告サービス」バスの遅延等に腹を立て、標柱を殴る蹴るする人がいる→破損することもあり ヒアリング結果 バス停への停車について バス停の管理について乗客との接点について 27 1PROJECT
デザイン提案 具体的なアイデアへと展開するため、調査結 果を整理し5つの視点をメンバーと共有した。 地禄神社における3つの調査は主に「ヒト」の 行動に焦点をあてたものといえる。 その後、各個人で重要視する視点を選択した うえでアイデア展開を行った。 • • • • • • 一つのバス停ユニットが見える範囲バス停に面した施設を含む範囲上下線のバス停を含む範囲そのバス停が最も近い距離となる範囲バスで向かうことのできる範囲営業所が管轄するエリア • • 西鉄の色街の色 • • • 歩行者優先のまちづくり自動運転などの新しい技術シェアリング• 新しい交通事業者• 価値観の変化• バス停から遠く離れても必要な情報• バス停に近づいて得る情報• • • • • • • • バス利用者の視点乗務員の視点乗車はしないけどバス停を見る人の視点管理者の視点乗用車の視点近隣施設の視点通行人の視点広告を出す人の視点 ヒト 記号 エリア 色彩 将来像 バス停被参与観察 バス車内参与観察 乗務員ヒアリング調査 proposaldesign
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ばらつきをなくすバス停 人をみせるバス停
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カラフルなバス停 組み替えられるバス停 シンプルなバス停
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ばらつきをなくすバス停 バス停における待機者のばらつきを改善することで、 「待機者」「歩道通行者」「乗務員」、皆が快適に使用 できるバス停を考えた。 ヒト 記号 色彩未来 エリア tanakaken
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乗務員 待機者 歩道通行者 水平方向のばらつき 対象バス停における待機者数の水位は0 〜9人と変動が激しいが、待機者が2人以下 となる時間帯が9割以上を占めている。ま た、最も混雑する時間帯では、はじめの2、3 人が標板近くに待機し、後から来た者は歩道 を挟んだ側溝周辺に待機する傾向が見られ た。これらの気づきから、大人2人が並べるこ とを基準にルーフの長さを設定した。 バス停を車両進行方向垂直に設置し、片側にルーフを取り付けることで、 待機エリアを明確化した。また、待機者の位置が定まることでバス停車位置 のばらつきも解消される。 バス停下にベンチを設置すること で待機者による歩道の横断頻度を 減らし、歩道通行者との接触事故を 抑制する。 対象バス停では小学生や自転車 を含む非常に多くの歩道通行者が 観測された。また、[標板前][側溝上 またはベンチ]間の移動のため、待 機者が歩道を横切る光景が多く見 られた。待機者の導線をデザインす ることで、接触事故の危険性を減ら すことを試みた。 垂直方向のばらつき 33 1PROJECT
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人をみせるバス停 現状のバス停は利用者に情報を提供する機能を主と している一方、乗務員の停車に配慮した要素は見られ ない。情報を極力低く配置し利用者を隠さない設計 とすることで、接近時から発車まで利用者の位置に応 じた操作を可能とするバス停を提案する。 ヒト 記号 色彩未来 エリア oiryosuke
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ヒトが見える ドアがずらせる 2100 700 1200 2500 ヒトが見える ドアがずらせる 現状のバス停は降りる人へ向け た案内を行っていない。将来多様化 する交通への接続性を高め、歩行 者にとっての案内機能と両立する ため、降車位置である前方ドア側に 地図を含む案内を表示することとし た。 路線バスの停車位置は、停車時の人の位置や乗降人数、周辺の自動車・自転車の位置 によるところが大きく、バス停もその柔軟な停車位置に対応できる形が求められる。そこ で従来縦に並んでいた情報を横方向に配置し、接近時から停車中、発車時まで一貫して人 が隠れないシルエットづくりを行った。 路線図などの情報はA3判に統一し、営業所による突発的な情報追加をしやすい形とし た。目線より低い位置に配置することで通電可能なバス停では光源を目に晒すことなく掲 示を照らすことができる。 横方向に広がったシルエットを活かし、対岸の歩行者に対しバス停名を大きく表示できるよ うにした。高い位置のアイコンは乗用車が通るときバス停の視認性を高めるほか、他社バスと の共通化、将来における交通手段の多様化を想定したものである。 乗務員に人を見せる降りる人に街を見せるバスの停車位置は待機者の位置で決まる通行人に交通を見せるマイマイスクールやスクールバスが近辺に停車した対向車線側のバス停のほうが見つけやすい ―営業所ヒアリング調査 ―渡辺通り幹線プレ調査 ―バス停費参与観察 35 1PROJECT
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カラフルなバス停 今回の提案の注目点が三つに分けられます。一つは 利用者の視点から、バス停の視認性を考えました。二 つ目はバス停の周辺の住民たちの視点から、調和と 主張を兼ね備えるデザインを目指しました。三つ目は バス停の管理者たちの視点から、掲示物の増設に対 するデザインの整備を考えました。 ヒト 記号 色彩未来 エリア zhang zexin
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四方のスペースを利用して情報を掲示することができるように考えました。バスに関する情報 は乗り側に置いて、周辺の街に関する情報は降り側に置います。また、柵のような形を用いて、視 覚的にバス停の重量感を軽減し、環境の色とバス停の色も交錯して、環境に馴染むかなと思いま す。展示の際に、バス停の関係者と一緒にバス停のデザインを完成しようと思います。 一緒にバス停のデザインを完成しよう 37 1PROJECT
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ilmayusrina組み替えられるバス停 ヒト 記号 色彩未来 エリア 本デザインはユーザーのジャーニーを中心に、ユーザ ーがどのように情報を認識しているかを考慮し、重要 度の高い順に情報を配置することで設計されました。 情報に簡単にアクセスできる方法に主な焦点を当て て、簡単なメンテナンスとシンプルな隠しベンチシス テムの機能も実装されている、「組み替えられるバス 停」を呼ばれれている。
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sihui mu 外形のデザインは安定性と簡潔さを考慮して三角形柱体 を主体としたものを選択した。バス停の両面に乗車情報 が付いており、待つ乗客が多い場合にはより多くの人の 需要を満たすことができる。路線図と時刻表は元の基礎 の上で情報の整理を行い、それを更に簡潔にした。この デザインは全体的に人を中心に設計されていることが多 く,色的には古いデザインに比べて突破されており,色の 運用によって設計の活力が増すことが望まれる。 ヒト 記号 色彩未来 エリア シンプルなバス停
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210cm 48 48 29 19 14 21 29 42 44 48 54 59 05 02 04 06 18 30 38 40 10 17 22 26 29 34 36 55 38 43 41 50 51 54 30 34 36 43 48 54 02 11 26 32 36 56 01 07 15 35 39 47 0954 11 15 32 44 52 50 0151 02 04 19 31 44 03 11 29 38 49 56 18 22 23 44 47 01 10 25 19 34 51 06 20 27 33 47 08 12 28 44 45 21 33 49 57 02 07 10 24 31 38 39 49 52 00 12 14 22 32 36 11 13 119202 52 56 59 46 22 16 47 56 51 00 29 19 57 12 52 12 52 20 34 02 30 13 46 09 38 21 26 27 20 52 26 53 04 39 16 54 12 58 04 48 26 59 17 53 24 54 24 58 36 36 16 00 35 13 39 09 41 05 1151 53 00 36 06 56 00 40 06 56 00 2141 00 3159 19 59 40 30 24 25 24 25 49 22 30 56 36 14 10 37 06 00 32 32 08 58 41 28 16 51 37 15 47 34 55 27 32 04 28 47 11 31 39 17 39 29 31 32 22 56 19 51 10 26 08 27 43 55 19 41 13 11 00 40 17 47 17 37 17 37 03 33 03 56 52 12 57 17 42 57 07 21 35 09 28 41 54 04 12 30 49 09 23 04 59 11 23 43 49 53 02 16 36 54 62 62-1 番号なし 34 4/48-1 7W47�60�62 福翔 野多目 那珂川 ハイツ 福大 病院 行先 番号 Weekdays 48 48 26 46 53 16 03 31 36 41 45 49 21 05 13 19 29 39 26 39 41 47 54 59 41 54 59 09 18 25 31 36 43 51 06 21 32 36 43 44 48 05 09 12 16 20 35 43 56 59 02 31 36 39 52 09 17 35 37 47 54 57 07 11 22 23 29 37 55 00 14 19 26 45 49 54 29 38 454 59 39 40 45 59 42 55 46 12 04 20 20 38 10 46 10 31 22 54 18 41 44 36 26 26 27 29 27 27 27 28 29 28 30 1413 45 07 37 10 38 06 29 47 20 04 59 02 48 22 23 41 08 33 05 39 33 53 22 41 23 39 41 44 12 36 46 14 62-1 34 4/48-1 747�60�62 福翔 野多目 那珂川 ハイツ 8 9 行先 番号 56 33 21 44 00 45 10 41 21 54 00 33 23 53 24 55 03 26 Saturday Sunday 62-1 那珂川 ハイツ 00 58 54 54 54 54 54 54 54 54 54 54 54 W 福大 病院 時刻表 48 48 29 19 14 21 29 42 44 48 54 59 05 02 04 06 18 30 38 40 10 17 22 26 29 34 36 55 38 43 30 34 36 43 48 54 02 11 26 32 36 56 01 07 15 35 39 47 0954 11 15 32 44 52 50 0151 02 04 19 31 44 03 11 29 38 49 56 18 22 23 44 47 01 10 25 34 51 06 20 33 47 12 28 44 45 21 33 49 57 07 10 24 31 38 39 49 52 00 12 14 22 32 36 11 13 119202 52 56 59 46 22 16 47 56 51 00 29 19 57 12 52 12 52 20 34 02 30 13 46 09 38 21 26 27 20 52 26 53 04 39 16 54 12 58 04 48 26 59 17 53 24 54 24 58 36 36 16 00 35 13 39 09 41 05 1151 53 00 36 06 56 00 40 06 56 00 2141 00 3159 19 59 40 30 24 25 24 25 49 22 30 56 36 14 10 37 06 00 32 32 08 58 41 28 16 51 37 15 47 34 55 27 32 04 28 47 11 31 39 17 39 29 31 32 22 56 19 51 10 26 08 27 43 55 19 41 13 11 00 40 17 47 17 37 17 37 03 33 03 56 52 12 57 17 42 57 07 21 35 09 28 41 54 04 12 30 49 09 23 04 59 11 23 43 49 53 02 16 36 54 62 62-1 番号なし 34 4/48-1 7W47�60�62 福翔 野多目 那珂川 ハイツ 福大 病院 行先 番号 Weekdays 48 62-1 34 4/48-1 747�60�62 福翔 野多目 那珂川 ハイツ 行先 番号 Saturday Sunday 62-1 那珂川 ハイツ W 福大 病院 時刻表 48 番号なし 4 48-1 47 62 62-1 60 三宅本町 三宅中央公園前横手四丁目西横手小学校前横手南町下日佐 レーレークヒルズ中央 クヒルズ野多目 レークヒルズ入口福翔高校 和田 向新町 野多目ランプ入口 那珂川病院前 上警固警弥郷 弥永西小入口弥永三丁目 今光 安徳公園前 中原 下中原 安徳小学校前那珂川ハイツ入口中央公園前 コットンヒルズ那珂川ハイツ南 那珂川ハイツ 屋形原二丁目屋形原一丁目自動車免許試験場正門前 桧原桜前桜町 長尾病院前 堤 片江営業所南片江さくら病院前西片江一丁目福大正門前 福大病院 鶴田団地やよい坂屋形原柏原大平寺桧原営業所コットンヒルズ桧原公園通り前桧原運動公園前花畑園芸公園入口柏原小学校柏陵高校前自然公園前 柏原営業所 桧原三ツ角 井手駄々原博多工業高校 道善 現人橋後野 西隈・市役所入口冠ヶ丘団地松尾 山田 共栄橋 広瀬 不入道南畑小学校前 埋金 老司市の瀬老司二丁目老松神社前片縄東片縄 観音堂 福岡女子商前 谷口 那珂川営業所 道善四角 那珂川橋 安徳北小学校前 松の木新町 博多南駅 老司 老司団地 老司老司小学校前野多一丁目 目 野多目二丁目 九州ガンセンター 野多目小学校前 三宅一丁目 和田三丁目 和田四丁目 東若久 60 100円 190円 240円 290円 330円 46 µÿ¬ª…Ò…Á«∞地禄神社前 三宅本町老司 和田 向新町 野多目ランプ入口 那珂川病院前 那珂福岡女子商前 川営業所 谷口 観音堂 片縄 片縄東 老松神社前 老司二丁目 62 µÿ¬ª…Ò…Á«∞地禄神社前 市の瀬 谷口 那珂川営業所 三宅本町 和田 向新町 野多目ランプ入口 那珂川病院前 老司 老司二丁目 老松神社前 片縄東 片縄 観音堂 福岡女子商前 埋金南畑小学校前 不入道 広瀬 共栄橋 山田 松尾 冠ヶ丘団地 後野西隈・市役所入口 現人橋 道善 時刻表のデザインは西鉄の色を選び、時間順に各バス の到着時間を統計します。前の事前調査にようると、最も 利用率は高いバスの発車回数が多いので,路線図よりも 時刻表の利用率が低い。だから時刻表を一番下に置いて おいた。 バス停形のデザインは,製作のコストと環境との融合性を考慮してシ ンプルな外形を選択した。高さには平均身長の利用者も考慮し、少し顔 を上げたり平視したりするだけで見ることができる程度だ。バスの向き は正面だ。光が強い場合は、白い背景の反射が強くなり、案内板の中が 見えにくいかもしれませんが、その場合は黒背景を見ることができます。 逆に夕方に光が弱い場合には、白い背景が見えやすくなります。そこで 黒と白の2つの背景を作りました。 利用者に行きたい場所の運行バスを知ってもらうために、 バス停に掲示されているバス路線図を繰り返し確認するの で、バス停に掲示されている路線図の使用率が高い。路線図 や乗車時間を素早く確認することができれば、ご希望のバス に間に合うように乗車できるのではないですか?そこで,主 なバス路線図と環状バス路線図を作成し,利用者が自分の 利用方式をすぐに見つけることができる。 運転回数の多いバスは,環状路線図を用いてひとつずつル ートを確認する必要はない。路線図の中に行きたい駅を見つ ければ、この駅を通るすべてのバスを手軽に見つけることが できる。また,運賃もメイン路線図に表示されており,1つの範 囲で運賃がはっきりと見られる。 各番号が通過する駅を知りたければ、環状路線図は、各番 号のバスが通過するバス停をより直感的に見ることができ る。基準に用い路線図よりも大きさが小さく,狭い空間でも 利用可能性がある。 形のデザイン メイン路線図のデザイン路線図のデザイン 時刻表のデザイン 41 1PROJECT
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class project バス停の コミュニケーション デザイン
aboutclass クリエーティブデザインプロジェクト 「バス停のコミュニケーションデザイン」について 2019年度の地禄神社前バス停のデザインの調査を踏まえ、2020 年前期では大学院科目「クリエーティブデザインプロジェクト」の一部 としてバス停のデザインが試みられた。 デザイン検討は5名1組とした3つのチームで行われた。初めにバス 停のデザインに関連する講義・ワークショップが5名の教員から行わ れた。並行して検討に向けた調査やアイデア出しが行われた。中間発 表では各チームの分析内容・着眼点に焦点を当てた発表がなされ、発 表後は各チームごとに教員や西鉄の担当者が参加した上で検討ツー ルを用いたワークショップを行った。最終発表ではスケールモデルを 用いた発表を行い、教員や西鉄の担当者の方からフィードバックを得 た。 今回の提案では対象となるバス停をしぼらず、各自が用意した着眼 点をもとに標板型バス停を更新することに注力した。 授業の流れ 講義・小演習 調査・デザイン検討デザイン検討 ◆ 中間発表・ワークショップ ◆ 情報共有・課題共有 6/2 6/9 6/16 6/23 6/30 7/7 7/14 7/21 7/28 8/4 8/11 ◆ 最終発表
伊原久裕 USAYASIHAIHAR 藤紀里子 OTOKIRIK 迫坪知広 USTOKASORIHOMOTBO 尾方義人 OTIHSOYAOGAT 工藤真生 ODUKMAO 日本では、東京オリンピックに沸く1960年頃からデザイナーたちが 道路標識に強い関心を持ち始めたと言われている。道路標識等に用い られるサインデザインでチェックすべき基本的性質として「統一性」「連 続性」「単純性」があげられる。例えば「統一性」について、企業内での統 一、また国内及び国際標準を考慮したデザインとすることで、「情報の信 頼性」「情報の取り出しやすさ」「美的価値」の向上につながる。 プロのデザイナーに求められる視点として、「デザイン依頼者への理 解」と「デザイン成果物への責任」を解説した。「デザイン依頼者への理 解」とは、デザイン依頼に至るまでに行われてきた事や未来に向けて計 画を理解した上でデザインに取り組む事や提案物を説明することを指 す。「デザイン成果物への責任」とは、創出したデザインが及ぼす影響を 理解して提案することを指し、具体例としてプロダクトデザインにおいて は、スケッチや縮尺図面による検討だけに留めず、原寸図面や原寸模型 を用いた検証が大きな役割を果たすことを説明した。 ユーザー体験を把握する方法として、ペルソナやジャーニーマップなど の手法や事例について説明し、バス利用時におけるトータルな利用者 の体験という幅広い視点から、今後求められるバス停のあり方を考える ことを行なった。将来的には、webサイトやアプリとの連動性をさらに高 めることで可能性が広がることを見据えつつ、あらゆる利用者にとって の使いやすいバス停を考案するため、「利用頻度」や「スマホ熟達度」に 基づいた利用者モデルを設定し、行動パターンやそれに伴う心理状況 を細かく分析することで、着眼点を見出し、改善方法や新たな提案を模 索してもらった。 クリエーティブデザインプロジェクト(CDP)は演習を中心とした科目 のため、問題や機会を着想するための「調査」や、アイデアの構築・検証 する「創造」、創造されたアイデアの実現に向けた「提案」を重視してい る。2020年度のCDPにおいては、「バス停のためのコミュニケーション デザイン」をテーマとしたが、2019年末頃から世界的に流行する新型コ ロナウイルス感染症(COVID-19)の影響もあり、調査段階での活動が 限られたため、前年度に実施した「地禄神社前バス停のデザイン」の解 説に加え、CDP担当教員5名のそれぞれの専門分野の立場からのデザ インの視座の提供を行い、調査段階を補完し進めることとした。 要件から逆算して造形を考えることとは逆に、いくつかの単純な幾何 学図形の掛け合わせを機械的に行うことで、複数の造形を発想法的に 生み出すことが可能である。これにより生み出した複数の造形が、新た なアイデアや要件が生まれるきっかけとなりうる。工業製品の造形を考 える際、このような手法を用いることで、通常では思いつかないような 自由な発想が可能となるだろう。 我が国においては、2005年以降高齢化率が世界で最も高い水準と なり、今後も維持されることが見込まれている。また、2001年WHOに より、ICF(国際生活機能分類)が採択され、「障害」の定義は、個人の問 題から相互作用へと変換し、特に人を取り巻く人的・物的「環境因子」の 重要性が掲げられるようになった。バス停のデザインも「環境因子」であ り、高齢者・障害者の利用を想定したデザインのあり方は、社会的要請 が高いと言える。講義では、高齢や障害により影響を受けやすい、視覚 と視野について解説し、どのようなデザインが求められるのか、海外の バス停の事例を挙げて紹介した。 講義lectureビジュアルデザインの視座 デザインの専門家としての視座利用者特性の把握に関する視座 造形発想の視座 高齢者・障害者に、視覚情報を伝達する視座
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大井涼介 IOEKURYOSRIHOMITS US 光安莉穂 AKIRAM MIHSEA 鮫島麻里伽 NAIJQU G 屈剣鋒 a team 交通の接続 情報の分配 新たなバス停像を考える足がかりとして「情報の分配」「交通の接続」「バス停像の統 一」の3つをテーマに掲げ、グループ内でのワークショップやインタビュー調査を通じて アイデアの検討を行った。 時刻表や路線図といったバス停に記される情報はバス停ごとに無秩序 に配置されている。グループ内のワークショップを通して想定される情報 を整理し、バス停の新しい使い方を考えることを目指した。 まず初めにバス停内に表示しうる情報を列挙し、それぞれの重要度を 考えた。次に情報を「運行情報」「拠点情報」「行き先情報」「その他」に分 け、まとめられる情報を確認した。これらの分類をもとに情報の配置の軸 を検討し、実物大の高さで配置検討を行った。 バス停像の統一 シェアサイクリングやUberを始めとして、地域の足となる交通はます ます多様化している。バス停は公道に永続的に配置される掲示板とし て、周辺の多数の交通への誘導を行う拠点となることが考えられる。 一方で、MaaSのような先進的な取り組みは、このような情報をスマー トフォンに集約することを目指している。情報端末へ集約する情報とバ ス停に集約するの区別を明確にするため、事例調査として西鉄との連携 や福岡市との連携を進めているLINE Fukuoka Smart City戦略室への インタビュー調査を行った。 福岡県内に多数設置されている表板型バス停の更新を行う場合、そ の交換も長期間に渡ることが想定される。造形のアイデア展開では、既 存のバス停との統一感を維持することを念頭においた。 ◆ 遠くから見る情報を上へ ◆ Q コードを集約R ◆ 子供向けの情報を下へ ◆ 広域情報が左、周辺情報が右 ◆ バスの利用案内が左、その他が右 ◆ 一見さん向けが上、住民向けが下
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地域拠点として 幹となる部分は「ここがどんな場所 であるか」の情報を提供する。 バス停として かまぼこ型の造形により他バス停 との統一性をもたせる。 交通結節点として カスタマイズ可能な枝に交通情 報を整理する。 配置の軸 ・バスの利用案内↔︎その他 ・子供向け↔︎大人向け ・QRコードを目的ごとに編成 ゾーン分け ・ピクトグラムを上に ・子供向けは子供の目線上に ・QRコードはトピックごとに配置 GRAPHICPRODUCT 2PROJECT CONCEPT 増える交通の選択肢・分岐するサービスの動線に長期間対応できる拠点。 CHOICES TO WALK AROUND 歩き方に選択肢を 47
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2PROJECT提案するバス停は地域拠点としての「高い板」と交通情報を載せる「 灰色の板」で構成される。 「高い板」は道路の進行方向に対し直角に配置され、バスや歩行者 などに拠点のバス停の存在を知らせる役割を担う。遠距離からの視 認性をもつ上部は赤いかまぼこ型に穴を開けた造形とすることで、既 存の評判型バス停との統一感をもたせながら逆光下でもシンボル性 を持つことのできるデザインとした。 「高い板」は進行方向に広い面を向けるため、街路景観に大きな影 響を与える。そのため素材を周辺の街灯と統一することで、街路の個 性を損なわないよう配慮する。 「高い板」の下部には地域の地図や掲示板としての機能をもたせ る。車道に向かって左に「高い板」を配置することで、バスを降車しこ れから周辺を歩く人に適切な情報を与えることができる。 「高い板」からは取外し可能な「灰色の板」が設置される。「灰色の 板」バスに限らず周辺の交通情報を表示する。利用者はこの拠点から 利用する交通を選択できる他、QRコードからその交通の利用に必要 なアプリをダウンロードすることができる。 路線バスの表示を行う「灰色の板」はグラフィックの配置原則に則 って配置する。また更新頻度の高い時刻表をA4に統一し、「高い板」 の掲示板と高さを揃えることで貼り紙が乱雑に配置されることを防 ぐ。 49
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田中健 AKANATKEN 大石碧 IHSIOIOAMITSUNOB AYEMO 染矢光信張澤キンZ H A GN NIXEZ b team 「日常利用者と非日常的利用者」「スマホ熟達者とスマホ非熟達者」 の2つの軸を設け、バス停利用者を4タイプに分類した。各タイプについ て、「スマホを持たない一人暮らしの高齢者」のような、象徴的な利用者 を設定した。 4つのタイプについてジャーニーマップを作成し、バスを利用する際の行動を把握する。 バス停利用者の4つのタイプ ジャーニーマップによる行動把握 今の時間日常スマホ熟達の利用者後の天 気 乗る時間アプリで・ 天タイム→~を決める一番合わせる便を調べる徒歩時間到着時間 気 ナビタイムアプリ→~ / Google Maps/ 西鉄アプリ/ 天→今の位置西鉄Webサイト到着時間徒歩時間のリスト 気 混雑程度?(徒歩時間は足りる?早い便に間に合わせる?が悪くなったら? 経験 待ち抵抗の緩和待ち空間?徒歩時間の計算?時間の余裕の心配快適な移動ができる自分の行程を決められる目的地まで遅れる??) 予定の便の運行状況なかったら、時間みる行動余裕があったら、他の音楽を聞く歩く?走る?バス停の位置がわかる ? ナビタイムタイム→~//→運行状況 のんびり買い物など音楽アプリ他の・快適 待つ、立つ予定通り/座る 予定の便の運行状況移動後の行動?ゲーム?音楽?本?? QRCodeを読 乗る時間次の便を調べる間に合わないみ取る ・到着時間 雨 不安、遅れる?予定以外混雑状況バスは遅刻?不安予定通り予定通り、安定 天気 ゲーム/ ナビタイム検索アプリなど音楽→~ //→運行状況 お知らせ?バスの運行状況QRcode?→運行状況待ち空間(ベンチ)バス停 調整? 紙列入り口で立つ位置車内椅子を探す/車内移動電子マネーをピッ紙を取る/順番で乗る混雑程度を確認 /カード 予定通り、安定車内空間車内決済機器残高が足りる? 現金?カード? QRCode知らせる事前に混雑程度を空席ない混んでるバスは遅刻? ナビタイム携帯バス停が見える窓の外を見る、途中の報を確認車内のスクリーンの情移動後の行動?運行情報を確認する(車内アナウンス?)暇を潰す、音楽を聴く // バスの運行状況残高を知らせるバスは遅刻?両替の必要残高が足りる?休憩時間の余裕ある予定通り、安定車内空間窓の移動景車内のスクリーン検索アプリなど→運行状況 支両替?チャージ?列紙を準備(無くなる)押す降車ボタンを探して、 払う 列の作り方 待機位置 紙降車ボタン/カード/現金 予定以外の不安両替 待たせちゃう予定通り、安定乗務員車内決済機器列 雨 歩道 危ない(自転車)歩道空間QRcode?→町の情報バス停乗務員降りる列 天気 徒歩の抵抗アプリで通報降りる情報? 移動完了予定通り、到着 乗り換えナビを使う目的地に移動する また乗る 美味しいものの地図
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2PROJECT 4タイプそれぞれに見られる行動の中から、特徴的なものを書き出してマッピングした。 スマホ熟達者側とスマホ非熟達者側を比較して、前者の方が「バス利用」におけるネガティブな 体験について改善の余地が多く見られたことから、今回は彼らに焦点を当てることとした。 特徴の比較 CONCEPT BUS STOP FOR SMARTPHONE USERS スマホユーザーの ためのバス停 スマホ利用を前提とした「一貫したバス体験」をデザインする。 51
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時刻表・路線図・運賃表等のバス情報へア クセスするQRコードを、バス停のサインとし て利用する。これにより、バス停利用者は自 身のスマホから瞬時に目的の情報にアクセ スすることができる。 また、スマホ非熟達者の存在を考慮する と、これまでの掲示物をなくしてデジタル 情報のみに移行することは現実的ではな い。そこで、段階的なデジタルへの移行を 考えた。phase1では現行の標板タイプの 掲示板空きスペースにQRコードを掲示す る。phase2では掲示板及び一部掲示物は残 したまま、バス停のサイン部分をQRコードに 置き換える。最後に、phase3で掲示板を撤去 して、全ての情報をデジタルへ移行する。 QRコードの サイン化 phase 1 phase phase2 3
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2PROJECT スマホ利用を前提にバスの体験を設計する ためには、「スマホの充電切れ」という状況に 対処する必要がある。そこで、「充電器シェアリ ングサービス」と「バス停」の融合を考えた。 バス停間で充電器の貸し出し・返却ができ ることで、「待機中や乗車中に充電を行う」「充 電を目的にバス移動を選択」といった新しい体 験が生まれるかもしれない。 株式会社INFORICHが 運営するモバイルバッテ リーシェアリングサービス 「ChargeSPOT」とバス停の 融合イメージ 「くちこみ」を押すと、バス停ごとに用意され た掲示板にアクセスできる。バス停を基点とし た、新しい情報共有・地域交流の場となる。 アプリに「降車ボタン」と「降車案内通知」の 機能を設けることで、乗車中のほとんどの体験 をスマホ内で完結することが可能になる。 みつける QR のサインを目印に バス停を見つける。 かざす QRコードを読み取り、 運行情報を確認。 充電 充電がなくなってきたの でバッテリーをレンタル。 乗車 QRコードを読み取り、 運行情報を確認。 乗車中 降りるバス停の 掲示板をチェック。 降車 降車が近くなると通知が来る。 アプリから降車ボタンを押す。清算 降車後 バス停でスマートに 自動決済。 充電器シェアリングサービス アプリの新機能 新しいバス体験 にしてつバスナビ バス停オンライン掲示板 「降車ボタン」と「降車案内通知」 53
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バス停の場所が上下で違う 乗り口はどこなのか 運賃表、整理券を理解できないかもしれない。 イルマ・ユスリナ ANIRSUYAMLI 疋田睦 ADIKIHIHSATSU 安原悠平 ARAHUSAYIYUHE 古口悟 IHCUGOKSATORU バス停はいろんな人が使う場所であるが、外の地域から来た 人にとってはわかりづらいのが現状である。そこでみんなが不自 由なくアクセスして使用することができるかというのを考えた。 その中で「町のシンボルとして存在するバス停」としてできるだ け存在感のあり、人が集まってくるようなバス停、そして、「誰も が安心して使えるバス停」としてデザインした。その上で、様々な 人の間にあるギャップを埋めること、歓迎されていると感じるこ とが重要と考えた。 c team ギャップを埋める 障がい者⇄非障がい者日常利用者⇄非日常利用者日本人⇄外国人 精神障害の方→本当にバスが来るのか不安になる 視覚障害の方→バスが来るのか常に集中しなければならない 身体障害の方→車椅子でも乗ることができるか心配 視覚・聴覚等で安心できるような仕組みを 言語の壁、日本特有のものをいかに受け入れてもらえるか 暗黙のルール的なものを表面化できるか BUS STOP WHERE I FEELCONCEPTWELCOMED
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2PROJECT• 最初はバス停がどんなものかが分からない • 情報の読み取り方が分からない • 時間が経たなければ覚えられない • 出入口の位置や列の有無がわからない • 現金のやりとりは不安 • 外国人向けのアプリの広告はない • ほとんどの人はバス停を「情報」とは見ていない • バス停には「待機列」ができにくい • 情報量がどうしても多くなってしまう ターゲットの欲しい情報 要件 発見した課題 福岡県に 住んでいる留学生 22歳 女性 (修士課程)大学院生 日本に来て東南アジア出身半年通学には電車と徒歩 住んでいる平尾にアルバイトで、筑週二回の紫通りへのバスを利用 ターゲット設定 安心感与える バス停の認知 今の時間帯の情報 わかりやすい情報 英語表記 55
6 7 1 2 3 4 5 安心できる形や、安心できる情報内容、情報提示の仕方、また、 見つけやすさの観点から、道路に対して平行におくか、垂直におく かを含め検討した。
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天神 TENJIN博多駅大橋駅 南区役所 清水四丁目47 62 4848 西鉄大橋駅 4 62 外環3 7 Ohashi St. Minami Ward Office Shimizu 4 Chome 大橋駅 塩原橋 駅前四丁目 大橋駅 竹下西口 駅前四丁目 Ohashi St. Shiobaru Bridge Eki-mae Chome 48 2 大橋駅 塩原橋 駅南三丁目博多駅筑紫口 60 大橋駅 清水町 きよみ通山王一丁目 博多駅筑紫口 Ohashi St. Shimizu-machi Kiyomi St. Sanno Chome Hakata St. Chikushi Entrance Ohashi St. Shiobaru Bridge Eki-minami Chome Hakata St. Chikushi Entrance Ohashi St. Takeshita St. West Entrance Eki-mae Chome 62 STATIONHAKATANISHITETSUOHASHISTATION 大橋駅 呉服町62 Ohashi St. Gofuku-machi 博多埠頭大橋駅 南区役所 清水四丁目 博多駅4847 Ohashi St. Minami Ward Office Shimizu Chome Hakata Station 大橋駅・塩原橋・駅前四丁目・博多駅 Ohashi St. Shiobaru Bridge Eki-mae Chome Hakata Station WHARFHAKATA 62 大橋・天神・那津4丁目 Ohashi Tenjin 48 1 大橋駅 竹下西口 駅前四丁目 博多駅 Ohashi St. Takeshita St. West Entrance Eki-mae Chome Hakata Station 大橋駅 天神 西公園 藤崎 大橋駅・天神 藤崎 Ohashi St. Tenjin Nishi Park Ohashi St. Tenjin 170 当バス停からの乗車運賃 Fare information from current bus stop Eki-mae1Chome駅前一丁目Gion-machi祇園町Okunodo奥の堂Gofuku-machi呉服町 Kuramoto(HakataElementarySch.) 蔵本(博多小前) Kamiya-cho神屋町Sekijo-machi石城町 Fukuoka Convention Center and Sun Palace 国際センター・サンパレス前 Chikko-honmachi (Bayside-dori) 築港本町(ベイサイド通り) Hakata Wharf 博多埠頭 Nanotsu4Chome 那の津四丁目 Nanotsu3Chome 那の津三丁目 Tenjin-kita(3:Futatamae) 天神北(3:フタタ前) Nanotsuguchi那の津口 HamanomachiHospitalEntrance浜の町病院入口 Doi-machi土居町 Kawabata-machiHakataza 川端町・博多座前 HigashiNakasu 東中州 AccrossFukuoka•SuikyoTenmangu(Shrine) アクロス福岡・水鏡天満宮前 TenjinDaiwaStock(14) 天神大和証券前(14) MomochihamaClinicZone-mae ももち浜クリニックゾーン前Momochi百通 Fujisaki藤崎FukuokaTowerMinamiEntrance福岡タワー南口 Minoshima Chome美野鳥一丁自Sumiyoshi4Chome 住吉4丁自 Chuo Public Swimming Pool 中央市民プール Izaki 伊崎 Fukuhama Chome 福浜二丁目 Kyushu Iryo Center (Hospital) 九州医療センター PayPay Dome-maePayPay ドーム前 ChirokuShrine 地禄神社前HigashiOhashi 東大橋HigashiOhashi1Chome 大橋一丁目MinamiWardOffice 南区役所 Shiobaru Chome 塩原四丁目 Shiobaru Elementary School 塩原小学校 Shiobaru塩原 TakeshitaSta.WestEntrance竹下駅西口 Shimizu4Chome清水四丁目 Minami Police Station 南警察署 ChuoHospital中央病院 ShimizuShimizu-machi3Chome 清水三丁目清水町 CollegeofPharmacy 薬大前 Minami-ShiminCenter南市民センター前 NishitetsuOhashiStation 西鉄大橋駅 ShiobaruBridge塩原橋 Minoshima-minami Park 美野鳥南公園前 Kiyomi Rittaikyo-higashi きよみ立体橋東 Sanno1Chome(Kiyomi-dori) 山王一丁目(きよみ通り)Sanno1Chome 山王一丁目SannoKoen-mae山王公園前Mizuho瑞穂 Eki-minami Chome 駅南三丁目 Eki-higashi3Chome駅東三丁目Eki-higashi2Chome駅東二丁目HakataSta.(ChikushiEntrance)博多駅筑紫口 Eki-mae Chome 駅前四丁目 Hakata Station 博多駅F Minoshima3Chome美野鳥三丁自 Panasonicパナソニック前 TenjinExpresswayBusTerminal 天神高速バスターミナル前Watanabe-dori2Chome 渡辺通二丁目 Watanabe-dori1Chome•DenkiBldg.Kyosokan-mae) 渡辺通一丁目電気ビル共創館Watanabe-dori1Chome•FMFukuoka 渡辺通一丁目FM福岡前 Takasago 高砂 Takasago2Chome 高砂二丁目 Nanokawa那の川 RedCrossHospital 日赤前 Ogusu大楠Shimizu-machi(forTenjin)清水町(天神方面) Ishi Kaikan Soft Research Park 医師会館・ソフトリサーチパーク前 Museum North Entrance 博物館北口 Fukuoka Tower Minami Entrance 福岡タワー・TNC放送会館前 Hilton Fukuoka Sea Hawk Hotel ヒルトン福岡シーホーク前 Hasuike 蓮池 Gofuku-machi Oshima Ganka 呉服町・大島眼科 当バス停 100 100 170100 170170 170 170170 170 190190190190170170280240240240240190 280 340280 460460460 390 390 390 390 390 390 390 390 390 380 340 340 340 340 340 340 340 340340 360 360 360 330 330 330 330 290 290 290 260 260 260 220 220 220 220 220 220 220 190 190 260 260 250250 280 190 190 North 6243 外環 6048-248-14847474848-162福岡ターワー 62藤崎 62那津4丁目 62天神 47 48 48 484848-148-1 4848-24748-247 6048-2 48-14847 4748-2 4848-1 474848-1 474848-1 47 15 23 5816 3006 07 09 15 37 41 46 54 02 20 44 12 27 51 2950 04 54 13 51 127 3 4 62 7 外環 48 248 148 6047 48 148 62 01 09 21 25 35 40 42 55 37 43 42 35 47 56 57 10 53 62 福岡ターワー Fukuoka Tower62 藤崎 Fujisaki 博多駅行き|to Hakata Station 博多埠頭行き|to Hakata Wharf 天神|Tenjin大橋駅行き |to Ohashi Station 平日 weekdays 土曜日 saturday 日祝日 saturday 62 那津4丁目 Nanotsu 4-chome 39 28 3707245527 47 2509 05 22 04 548 3 4 62 7 外環 48 248 148 6047 48 148 62 16 27 42 05 20 41 203231 62 福岡ターワー Fukuoka Tower62 藤崎 Fujisaki 博多駅行き|to Hakata Station 博多埠頭行き|to Hakata Wharf 天神|Tenjin大橋駅行き |to Ohashi Station 平日 weekdays 土曜日 saturday 日祝日 saturday 52 07 10 15 35 37 41 42 43 44 51 00 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2019年と2020年の2つのプロジェクトを通して、バス停が公共 の設備として持つべき人としての視点・時間的視点の広さを学ぶこ とができました。特に2020年のプロジェクトでは交通の将来像やIT との関わりを模索する中で、今起きている交通のスピード感ある変 化を20年以上運用される表板バス停にどう反映させるかが非常に 重要な課題であると感じました。 一方で、フィードバックをいただくための見せ方には不足していた 部分もあり、外部の方へ向けたデザインを行う上で下準備の大切さ を実感しました。 project1では「郊外の西鉄バス停(標板タイプ)のデザイン」に取 り組み、調査から提案まで約4ヶ月の時間を要しました。複雑かつ長 期にわたるプロジェクトを進めていく中で、「コミュニケーションの 仕組み作り」が非常に大切だと感じました。「今、プロジェクト全体の どの地点にいるのか」それを”常に皆が認識できている状況”は意外 と少なく、チーム内で理解度の確認を積極的に行うように心がけま した。 今回、ビジネスシーンに近いデザインの経験ができたことは、非常 に力になりました。 バス停プロジェクトでは、主にアプリのUIデザインを担当しまし た。調査段階で、ジャーニーマップを作成してバス停利用者の行動を 洗い出していったのですが、この過程で、かなりの人がバス停そのも のよりもスマホの時刻表を見ていると分かり、その結果QRコードバ ス停ができました。バス停に本当に必要なのはどの情報かを根本か ら捉え直すことで、普段なんとなく見過ごしていたことや、思い込ん でいたことに気づき、勉強になりました。また、西鉄の方に直接アド バイスを頂き、一緒に作っていけたこともいい経験でした。 大井涼介 |デザインストラテジー専攻 田中健 |芸術工学専攻 コンテンツクリエーティブデザインコース 大石碧 |芸術工学専攻 コンテンツクリエーティブデザインコース 私はこのプロジェクトを通して初めてバス停という存在について 深く考えました。私たちの班はユーザーとして留学生に焦点を当て ていたため、留学生の立場だったらここが不便ではないか、ここは 改良するべきではないかとグループで議論するのは面白く、また非 常に勉強になりました。ここでバス停のことを学び、ユーザーの気持 ちを考えることでまた一つ自分の視野も広がったのではないかと思 います。大変良い経験になりました。 古口悟 |芸術工学専攻 コンテンツクリエーティブデザインコース インタビュー
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バス停に対する公共デザインは私にとっては初めての経験で、異 なる関係者たちの声を聞くために、私たちはバス停の環境、利用者 側、通行者側、運転手側、事業者側、行政側など様々な調査を行い、 その中で、デザインのバランスを取るのは一番面白いと思います。一 方、現実を考えず、未来のバス停のあり方を発想する方法は逆に問 題を解決できるようになると感じました。 今回のプロジェクトを通じて、公共デザインに関するプロセスをい ろいろ勉強になりました。 今回のデザインの過程で、留学生や車椅子利用者などのそれぞれ の視点に立つことにより、自分が海外に行った時と同じように、どれ がバス停か初めはわからないということや、情報の適切な位置とそ れによって生まれる次の課題に気づくことができました。また、今回 は行っていませんが、一つの対象だけに深くフォーカスして考えるバ ス停のデザインの可能性も感じることができました。今後、このよう な公的なモノ、それぞれの体の状態や国籍に対するデザインをする ときにつながる、良い経験ができたと思います。 バス停プロジェクトに参加することで多くの経験を積むことがで きました。新しいデザインを作成する上で、多くの新しい洞察と視点 をもらいました。研究だけでなく、他の日本人学生と留学生とグルー プワークすると日本の教育環境においての経験をできました。私の 日本語能力はあまり良くありませんが、他の学生が私を大いに助け てくれました。留学生としての私にとって、それは素晴らしい学習の 機会でした。 張澤キン|芸術工学専攻 コンテンツクリエーティブデザインコース 疋田睦 |芸術工学専攻 コンテンツクリエーティブデザインコース イルマユスリナ |芸術工学専攻 コンテンツクリエーティブデザインコース view inter-
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今回の共同プロジェクトは、西日本鉄道株式会社と九州大学で行われる「福岡市におけるバスのりばのためのコミュニケーションデザインに 関する研究」の一環で行われました。社会実装を念頭においたデザイン機会の提供や、様々な調査依頼に対して対応いただいた事、提案に対す る助言や意見を頂いた事に対し深く感謝します。 編集・デザイン/Edit・Design ・大井涼介 Oi Ryosuke (進行管理、ライティング、3DCG) ・田中健 Tanaka Ken (全体構成、ライティング) ・疋田睦 Hikida Atsushi (写真素材撮影) ・張澤キン Zhang Zexin (3DCG、表紙デザイン) ・イルマユスリナ Ilma Yusrina (チーフデザイナー) ・王少華 Wang Shaohua (3DCG) 発行日/Date of Publication 2021年3月 March 2021 発行/Publisher 九州大学大学院 芸術工学府 コンテンツクリエーティブデザインコース Kyushu University, Department of Design, Graduate School of Design, Content and Creative Design Course 協力企業/Cooperating company 西日本鉄道株式会社 Nishi Nippon Railroad Co., Ltd. 担当教員/Teacher ・伊原久裕 Ihara Hisayasu ・尾方義人 Ogata Yoshito ・迫坪知広 Sakotsubo Tomohiro 学生/Student ・田中健 Tanaka Ken ・大井涼介 Oi Ryosuke ・張澤キン Zhang Zexin ・イルマユスリナ Ilma Yusrina ・穆思恵 Mu Sihui 謝辞 acknowledge-ment 協力企業/Cooperating company 西日本鉄道株式会社 Nishi Nippon Railroad Co., Ltd. 担当教員/Teacher ・伊原久裕 Ihara Hisayasu ・尾方義人 Ogata Yoshito ・藤紀里子 To Kiriko 学生/Student ・大井涼介 Oi Ryosuke ・光安莉穂 Mitsuyasu Riho ・鮫島麻里伽 Sameshima Marika ・屈剣鋒 Qu Jianfeng ・田中健 Tanaka Ken ・大石碧 Oishi Aoi ・張澤キン Zhang Zexin ・染矢光信 Someya Mitsunobu ・迫坪知広 Sakotsubo Tomohiro ・工藤真生 Kudo Mao ・宮﨑泰 〇〇〇〇〇〇〇〇 ・永尾〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇 ・稲田樹朗 Inada Tatsuro ・生田尚義 Ikuta Naoyoshi ・永尾〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇 ・荒川博敏 Arakawa Hirotoshi ・池田陽大 Ikeda Akihiro ・イルマユスリナ Ilma Yusrina ・疋田睦 Hikida Atsushi ・古口悟 Koguchi Satoru ・安原悠平 Yasuhara Yuhei2PROJECTPROJECT1 MAKINGBOOKLET