神戸大学遠藤研究室作品集 2015

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ENDO SHUHEI STUDIO 2015 Architectural&Environmental Design Laboratory Department of Architectural Faculty of Engineering KOBE University 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻 神戸大学工学部建築学科

Photo Album

研究室の日常

建築設計・環境デザイン研究室 001


B4 卒業設計

池田 みさき 「君と共に ー滞在型産前・産後ケアセンターの提案ー 」 006

西宮市立夙川幼稚園 神戸海星女子学院

西宮市立夙川小

マリア幼稚園

芦屋市立岩園小

計画敷地 阪急夙川駅

さくら夙川駅


007

池田 みさき 「君と共に ー滞在型産前・産後ケアセンターの提案ー 」

B4 卒業設計


008

谷 大蔵

B4 卒業設計

「滲出する哀惜 ー都市における死の価値観を民主化する葬祭空間の設計ー 」

神戸大学建築卒業設計賞 優秀賞


遊べる広場

17m 螺旋の中心からの距離

11m

寝転ぶ・地面に座る

「滲出する哀惜 ー都市における死の価値観を民主化する葬祭空間の設計ー 」

快適に腰掛ける・外部の階段

谷 大蔵

6m

11°

神戸大学建築卒業設計賞 優秀賞

2m

盛り土の標準勾配

B4 卒業設計

0m

30°

009


10

塚越 仁貴

B4 卒業設計

「久遠の環 ー神戸・布引ダムの転生ー 」

神戸大学卒業設計賞 大賞 せんだいデザインリーグ100選


11

塚越 仁貴

B4 卒業設計

「久遠の環 ー神戸・布引ダムの転生ー 」

神戸大学卒業設計賞 大賞 せんだいデザインリーグ100選


012

馬場 智美

B4 卒業設計

「日向神峡の間 -ダム湖の出現により浸水した峡谷と人との縁結び-

神戸大学卒業設計賞 木南賞 Diploma×KYOTO’16 3day ファイナリスト デザインレビュー2016 75傑


013

馬場 智美

B4 卒業設計

「日向神峡の間

-ダム湖の出現により浸水した峡谷と人との縁結び-

神戸大学卒業設計賞 木南賞 Diploma×KYOTO’16 3day ファイナリスト デザインレビュー2016 75傑


14

池田 谷 塚越 馬場

「Water Frontier ver. KOBE 2050」

B4 設計演習前半課題「ウォーターフロント・マスタープラン」


15

池田 谷 塚越 馬場

「Water Frontier ver. KOBE 2050」

B4 設計演習前半課題「ウォーターフロント・マスタープラン」


016

池田 みさき 「みなとのもり high way oasis 」

B4 ウォーターフロント


017

谷 大蔵

「Invito al mare」

B4 計画演習Ⅱ 神戸ウォーターフロント


18

塚越 仁貴

京都ランドスケープデザイン展 ランドスケープデザイン賞

世界ミズベリング会議 in Osaka出展作品 / 2016 Student Graduation Landscape Design Exhibition in Taiwan出展作品

「海へ ー屋外劇場を内包する立体的地形の提案ー 」

B4 計画演習Ⅱ「神戸ウォーターフロント」



24

竹川 森下 李 「まちや橋」

M1 2015年度日本建築学会設計競技「もう一つのまち・もう一つの建築」

近畿支部入選


25

竹川 森下 李 「まちや橋」

M1 2015年度日本建築学会設計競技「もう一つのまち・もう一つの建築」

近畿支部入選


「URBAN MISTRITOE」

1/1000

50 m

50 m

9219.8 60.3

108

13376.5

10278.3

11481.5 4.8

911

11133.5

1028

27.1

1.0

114

.3

11932

12174

3.2

.0

1211 5

9044.6

26.

112

9771.2

.5 20201

1.9 1977

.2

8750.0

5.0 1147

9

7374.6

6514.

14336.1

9.3

809

.1

.6

10092

7319.4

8132.5

8202

4.0

876

7.3 1116

9468.0

4

2.4

1155

3.8 1621

.6

10990

.2

12377.3

12670.8

15884. .4 10810

10188.3

9030.0

11938.0

9336.0

14.8 173

12604.0

9.3 1159

.9

10009.2

7301 16705.9

12796.1

61.5 16518.8

16278.4

12936.8

141 12731.6

.8

8.4 1036

1588

3.3

5.7 1149

1425

15276.0

97.5

108

9610.2

9978

7500

04.2 125

18501.3

71.8

38.

180

116

5

9690.

14158.2

4.5

1365 7153.3

6804.5

.2

1.9

7.3

1102

4.1

1553

28.3

8040.0

9234.1

11049.1

100

1499

51.2

9485

9946.8

10403.5

7

9333.9 6.0 1061 18503.9

10.5

116 108

.0

.0

.7

8132.0

.0 7896 7126 .9

9423.7

7520

8809

8205

1

01.5

10181.2

11954.2

52.2

11228.1

.3

10202.7 12874.1

2

11098.3

127

10299

3.9

85.9

79.

9964.3

65.5

14694

1155

9112.2

158

11135.

144

104

16459.3

.0

12505

1.3 1133 19917.6 100 48.1

.5

9314

132 59.0

103

9944.1

9603.6

10475.4 3.0

965

.1

9918.8

14178.9

812 5.4

9062.2

65.1

12295.8

.8

32.6

82.6

11292.2

5.2

17152.8

122

135

111

06.4

8625.9

134 40.1

19.0

16689.7 0.4 1763

130

74.6

11111.8

196

36.1 153

.6

140

28.3

108

10009.3

.7

9388

11216

10061.8

77.9

135

1.0

106

18663.0

18662.4

12854.9

0.0 1770

2

1170

7 12927.

9317.5

8

44.

12148.4

9969.8

8603.4

11693.

12444.0

9932

1

6.6 1474

13450.5

20151.

6.7

1060

9164.0

50.1

102

10524.7

36.9 115

10270.7

13530.0

9143.6

96.1

14372.0

7.4 1401

13112.2

1114

130

.4

0

4.6

976

9535

14679.0

7918.0

17124.7

.5

0.5

9.3 1037

8772.1

50.7

131 59.

1064 963

14007.1

104

10130

1083

13498.6 7.1

18.0

104

14302.7

8.5

1044

9.7

1.3 2134

01.3

13658.8

.4 14810

108

10298 .2

2.3

12949.3

11661.7

13.0

92.1

119

13994.9

10211

9823.4 0.5

1026

113

1/1000

16447.3

森下 孝平

50 m

18707.9

M2 学内インターンシップ

1/1000


中川 寛之

M2 学内インターンシップ

「塀の家と小屋の家」

床(小梁):

029


スタジオ保存作品

課 題 は S t u t t g a r t 中 心 部 に 位 置 す る 敷 地 に 日 本 の 文 化 を 発 信す る た め の 文 化 施 設 Japanese

In

k u n s t h a u s の 設 計 で あ る 。構 造 壁 で あ り な が ら 空 間 に リ ズ ム を 生 み 出 す

連続アーチが、街に対して開放的な奥行きを生み出し人々を引き込む。通りに開く 空間と中庭に開く空間が交互に表れ、様々なプログラム同士が相互に影響を与え合 うような空間を提案する。

Component

Roof

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Museum

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University

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U LT CU

Under ground

ß e

「Japan Kunsthaus」

Slav K

La

橋本 阿季

Diagram

r

030

Site Analysis

F

Universität Stuttgart Studio Project

Layer wall

Library Stuttgart Hauptbahnhof Station

Connect two street with volume

1st Operation

2nd Operation

3rd Operation

Generate the Interaction

teraction


Stuttgart University ではインターナショナルコースで各国の学生と切磋琢磨しながら、ヨーロッパでの建築設計の考え方を学びました。

初めてのプレゼン

フランスでの WS

共同設計のプレゼン

誕生日会

Frei Ottoの研究所

最終プレゼン

ミーティング資料作成

WS型設計を体感

切り替え上手なドイツ人

朝食ミーティング

留学中に訪れ感銘を受けたヨーロッパの建築、風景のスケッチ

Munich olympic park / Frei Otto + Gunther Behnisch Munich

Vienna University of Economics Business Library / Zaha Hadid Architects Vienna

最終日にみんなで Hundertwasserhaus / Friedensreich Regentag Dunkelbunt Hundertwasser Vienna

Kloster Maulbronn Maulbronn

Schröder House/ Gerrit Thomas Rietveld Utrecht

Mercedesbenz museum / UN studio Stuttgart Wien Postal Savings Bank / Otto Wagner Vienna

Literatur Museum der Modrne / David Chipperfield Architects Marbach

Weissenhof museum / Le Corbusier Stuttgart

Lyon

Gerrit Thomas Rietveld

Zentrum Paul Klee / Renzo Piano Bern

海外滞在記 in Stuttgart , Germany

Notre DAme du Haut / Le Corbusier Ronchamp

Lucerne Culture and Congress Centre / Jean Nouvel Lucerne

Rolex Learning center/ SANAA Lausanne

Das Ulmer Munster + Stadhaus / Richard Meier Ulm

Bern Bern

橋本 阿季

作業風景

「Universität Stuttgart / Internship / Europ trip」

gellink + schwämmlein architektenという事務所で4ヶ月間インターンとして働きました。敷地のリサーチから最終プレゼンまで様々な仕事を事務所の一員として任せてもらいました。

555




M2修士設計

中川 寛之 「現代における物質的建築の設計ー建築の表情概念とフランク・ロイド・ライト設計、ヨドコウ迎賓館を手がかりとしてー」 038

抽 出

建築を設計するスタディで考えられる項

□ 物質的建築

目として、空間デザイン、また与条件の 考察、周辺との関係性など、様々なもの

environment

architecture

が挙げられる。そこには建築その物体に

1F

01. 景色を印象づけるシンメトリーな構成 02. シンメトリーを強調するためか装飾を垂直的に部分でとどめている 03. 低く抑えられたピロティ、アプローチ空間

進んでいる印象を受けているが、そのよ うな建築そのものの存在をなるべく消す

law/cost space

surrounding

2F

3F

ⅱ. 分析・考察

ⅲ. 設計

概念的側面

人と建築との親密感 を取り戻す object

装飾に対する社会性の変化 などから現代における装飾 の在り方を模索し、新たな 概念とする

構成的側面

厚さの異なる壁

実測調査から得られた設計意図 A

B

部屋同士のつながり

28. 開口部から派生する木 29. 躯体の凹凸と連続的に備え付けられた棚 30. 室中心にむかって上がる印象的な天井

建築物の連続的一体性

空間の重層的連続性

空間的奥行きのある 豊かなシークエンス

周辺環境との調和

31. 下がった天井高さ

32. 同一装飾の反復による一体性 33. 各室のレベル差、階という概念が薄い空間構成

インテリアの建築化

34. 天井の線的要素

02

01

空間構成手法

03

04

空間特性

05

06

07

08

09

10

11

20

21

22

23

32

33

34

2F

1F 12

13

14

15

16

17

18

19

26

27

28

29

30

31

3F

ヨドコウ迎賓館の分析

architecture

床レベルと天井レベルの変化のズレ

空間変化のズレ

物質的建築、感覚的に捉えた箇所

Project「Familiar Library」

木の線的要素の本数の変化 一定のレベルに現れる線的要素、面的要素

25. 階段の中心から伸びた大谷石、空間を水平的に分節しつつ連続性をもたせている

全体

物質的建築 / モデルケース

装飾の再解釈「建築の表情概念」

室の大きさに応じた装飾スケール

方向性の確保

22. 廊下のレベルからアイレベルの木ライン 23. 開口部から派生する線的要素、室内での方向性を緩和している 24. 室外に向かって段々に天井高さが上がる

4F

【3D モデリング】

線的要素、面的要素、空間的要素、点的要素

26. 階段に対し一定のレベルを設け高低差を意識させる 27. 斜めの断面形状をした庇、間接光を取り込み、陰影を強調する

□ 研究プロセス

【実測調査】

構成要素の分節

19. 微妙なレベル差 20. 枝分かれする階段 21. 下がった天井が部屋をまたぐ

設計した建築を「物質的建築」と定義し、

ⅰ. 目的

f. 奥行き depth

多様なルート

16. 床のレベルに応じて変化する天井高さ 17. 階段の方向性に廊下の方向性を介入させている開口 18. 室内間での開口

るのではないだろうか。本研究において

考察する。

d. シンプリティ Simplity

14. 階段に対し一定のレベルを設け高低差を意識させる 15. 回遊性のある空間構成

その対照的な「建築そのもの」を考慮し

ground

c. コンティニュイティ continuity e. スタイル style

09. 斜めの断面形状をした庇、間接光を取り込み、陰影を強調する 10. 天井高さが下がっている室内外側、付随する線的要素 11. 天井までのびない壁、ラインを出し部屋をつなぐ 12. 下がった天井が部屋をまたぐ 13. 凹凸と隣り合わせの開口、陰影を強調する

ような建築は「非物質的な建築」と言え

【論文】

b. 素材の本性 Nature of Materials

奥行きの変化

06. 奥行きを強調する凹凸 07. 分節された建築要素と連続的に付随するソファ、同様の棚 08. 下がった天井

ない。昨今の流行として建築の抽象化が

【文献】

ライトの建築思想 a. 自然を見ること seeing nature

04. 外装は大谷石が多く使われているが、装飾の違いから分節がなされている 05. 地形に沿った基礎

対しての考察、スタディはなく、語られ

補 完

装飾のスケール差

ヨドコウ迎賓館の分析を通 じて物質的建築である要素 を抽出し、空間構成手法を 見出だす

壁柱に挟まれた奥まった場所

24

25 4F

全体


□ 建築との一体化

□ 現象からみるモチーフ

床レベルの変化するスキップフロアに対して書架から派生した一定の高さの 装飾のスケール差

建築躯体との一体化

素材との一体化

木線を巡らせることで、装飾スケールのモジュールとして、また空間の方向

内的世界観

性を創出する要素として書架を適用することでより物質的建築として深める

【 森林からみる現象 】

均質のなかの不均質 壁面に大して自然のモチーフ を求める。本設計においては 周囲の木々をとりこんだよう な森林にみる現象からの壁面

ものとし、インテリアと建築との体験的な面における一体化を図っていく。

disappearance

のモデルを検討する。

motion

reference line

奥行きの変化

トある素材の使い分けから、一体化ではなく、

部屋同士のつながり

A

あくまで部分の連続体としてそれぞれのスケー

B

floor

注意しながら設計を行っていく。

interire

window

book shelf

Material

□ 私たちの生活と自然モデル

over scale

建築物全体

ただ一様に壁面に対して自然モ

空間的要素

コンクリート躯体

つまり、しっかりと外部環境が

凸を生み出すことができる)

視認できるような一般的な開口

部と自然モチーフが共存するモ

nature imagination

目地がボリュームに変化する

【 下部 】

的なデザインでなければならな

石、ガラス

上部に向かって細くなる

面的な壁面

view

デルを提案する。それらは一体

相応しい)

自然モデル

【 上部 】

承しながら自然モデルを考える。

(一方向に沿う木目があり、線的要素として

面的要素

線的な壁面

phenomenon

たちの生活に馴染んだ形態を継

夫により比較的低コストで自然的な小さな凹

連続体

濃淡・明暗

濃い部分、薄い部分で内外の関係性、距離感が調整される。また陰影

□ 面から線へ変化するモデル

デルを適用するのではなく、私

(大きな枠組みをつくりながら、型枠などの工

線的要素

shading

によって奥行きが強調される。

Role

連続体

じさせる。その先になるがあるかを想像させる。 ( →壁柱の乱立 )

architecture

Scale

構造体

視覚的に見えない部分があり、実際の空間以上に奥行きや広がりを感

い。

inside

outside

【 自然との関係性 】

右:詳細断面図

開架空間

閲覧スペース

開架空間 読書スペース

閉架室

通路

M2修士設計

だす。ひとつの要素が強く主張しすぎないよう

重なり・見え隠れ

overlap 壁面の奥行きの変化、外部空 間との関係性などを考慮して モデルを考える。

ルを保持したままメリハリのある空間をつくり

short scale

動き

絶えず動きをもつことで、同じ場所にも新鮮さをもたせる。

よってそれぞれの役割を決定する。コントラス

middle scale

小ささや繊細さから透過する部分、輪郭が見えない部分があり、境界 を曖昧にする。また、遠くに光が感じられる開放的な場所となる。

設計を行う初期段階において素材、スケールに

large scale

透過・輪郭の消失

レストラン

読書スペース

事務室

機械室

断面図

中川 寛之 「現代における物質的建築の設計ー建築の表情概念とフランク・ロイド・ライト設計、ヨドコウ迎賓館を手がかりとしてー」

□ 素材とスケール

039


-英国小児ホスピスの在り方と日本の小児病棟の空間分析を通して-」

「近未来の日本における小児ホスピスの設計

中村 未明

M2修士設計

文字含む場合、ここが目安(切れちゃうよ)

湖西線

子どもと家族の部屋を分け、距離をとる

乳幼児~児童、児童 ~青少年の部屋の間に共有部をつくり距離感をとる

SITE

高島バイパス

家族の部屋

近江高島駅

子どもの部屋 スタッフの部屋 子どもの部屋

Bed Rooms

Therapy Rooms

Staff Rooms

Family Rooms

PlayRooms / Lounge

Mortuary / Sanctuary

共有部

子どもの部屋 スタッフの部屋 子どもの部屋

患児の居室 + 共有部 + スタッフ諸室

家族のみの空間 レスパイトケアを意識して患児の立 ち入らない家族だけの空間をつくる

メモリアル ガーデン

既存の林の切れ目を車道

+ PS

とし、ゆるやかに結んだ位置

+ 畑

メインエントランス 直接出入りできる

キッチン

入ってすぐに 受付

エントランス入って すぐ共有部

+ Study

040

Music

Art Infants

Lake Biwa

Children

+


041

-英国小児ホスピスの在り方と日本の小児病棟の空間分析を通して-」

中村 未明 「近未来の日本における小児ホスピスの設計

M2修士設計


42

袋井 咲

M2修士論文

「遠隔地活性化に対する学生主体による取り組みの可能性に関する研究


43

袋井 咲

M2修士論文

「遠隔地活性化に対する学生主体による取り組みの可能性に関する研究」


045

安田 諭史

M2修士設計

「都市の核としての卸売市場の設計 ー卸売市場の動線・空間的特性に関する研究を通してー」


045

安田 諭史

M2修士設計

「都市の核としての卸売市場の設計 ー卸売市場の動線・空間的特性に関する研究を通してー」




48

曽 慧文

M2修士設計

「地域的なコミュニティーを形成するための複合施設の設計」

+ +


49

曽 慧文

M2修士設計

「地域的なコミュニティーを形成するための複合施設の設計」


50

李厚君

M2修士設計

「 ネオ・ 異人町の環境設計 」


51

李厚君

M2修士設計

「 ネオ・ 異人町の環境設計 」


52

劉 志超

M2 修士設計

「ハバナと日本の近代建築に対する再生のための設計案̶近代建築の保全と修復に関する新たな手法の提案̶」


53

劉 志超

M2 修士設計

「ハバナと日本の近代建築に対する再生のための設計案̶近代建築の保全と修復に関する新たな手法の提案̶」


056

International Competition for MOLEWA Conditions of Competition

研究室プロジェクト


057

International Competition for MOLEWA Conditions of Competition

研究室プロジェクト


「NTN株式会社宝塚製作所跡地等利活用基本計画」

宝塚市NTN株式会社宝塚製作所跡地等利活用基本計画

文字含む場合、ここが目安(切れちゃうよ)

058


■セキュリティ-について ・一般来庁者の動線は本庁舎の GL レベルに配されたメインエン トランスを主動線として 1F エントランスロビーと吹き抜け廻 りに配された窓口業務部分とします。また、休日にエントラン スロビー等の開放を行う場合を想定し可動式のゲート等でその 他の部分と区画します。職員専用動線にはセキュリティーゲー トや認証システムを設け、確実に入館を制御します。

NTN株式会社宝塚製作所跡地等利活用基本計画

■配置について ・1階には駐車場から雨にぬれずアプローチできるメインエント ランスを設けます。1階の職員のエントランスに付随して、車 でそのままアプローチできる資材倉庫等を配し、機能性を高め ます。上階への資材•大型物品の搬出入の為に大型エレベーター を設置します。これはネットワークセンターの大型機器等の入 れ換え等にも有効です。 ・2階には上下水道局を配し1階の資材倉庫等の導線を簡略化し ます。また、2階に上下水道局を配することで組合事務所等と の連携を速やかに行うことが出来ます。 ・3階には上下水道局の会議室部分を設け、災害時には危機管理 センター、ネットワークセンター等が利用可能な配置とします。 これは3つの機能が緩やかにつながった状態を創り、本庁舎と の連携をより強固な建物をつくります。 ・危機管理センターは武庫川や広場、福祉施設等が見渡せる配置 とし、一般業務が常に行われている本庁舎から反対側に配置す ることで、非常時に迅速な対応ができる配置としています。

「NTN株式会社宝塚製作所跡地等利活用基本計画」

文字含む場合、ここが目安(切れちゃうよ) ■アプローチについて

059


60

「KAMABOKO-Unit House ー ゼロエネルギーを目指したユニット型住宅のプロトタイプ ー」

エネマネハウス2015


61

「KAMABOKO-Unit House ー ゼロエネルギーを目指したユニット型住宅のプロトタイプ ー」

エネマネハウス2015


068

橋本 森下 竹川 「SYMBIOTIC HORSE HILLS」

International Competition for Horse Park in Yeongcheon, Korea


069

橋本 森下 竹川 「SYMBIOTIC HORSE HILLS」

International Competition for Horse Park in Yeongcheon, Korea


全国支部入選

ボイドにより地上と繋がる地下街

B2

地上からボイドを通じて地下を見る

rayer city

地下建物 地下道 地下店舗

梅田地下街

敷地:大阪府北区梅田

0

50

100

200

300

04. 提案

阪急梅田駅

500m

−開発における 4 つのルール−

提案として、以下の、平面的と断面的にみた 4 つのルールを設けることで無秩序な開発を防ぎ、豊かな都市をつくりだすことを考える。

阪神梅田駅

オオサカガーデンシティー

ホワイティうめだ

地下鉄四つ橋線 西梅田駅

まりである。この頃になると、まず JR 大阪駅を中心とした地区に地下街が構成されはじめた。その後、モグ

地下鉄谷町線 東梅田駅

ラがトンネルを掘るかのごとく、無秩序に地下通路が延伸されていった。更に全ての列車駅や商業施設と連結

ディアモール大阪

を求め、結果として文字通り四方八方の通路ができあがった。現在でも更なる通路の拡張が進んでいる。

ドージマ地下センター

こうして出来上がっている梅田地下街は地表の活動を円滑にし、都市の機能性を高める一方で、無計画な開発

東西線北新地駅 大阪駅前第 3 ビル

が進んだため人に対する機能性や快適性が無視されたものになっている。はたして日本を代表する都市として

N

ふさわしい場所なのか、疑問を感じる。

04-b. ゼロ高低差

四方八方に無秩序に延ばしていくような、地下だけでみたときに行き止まりができるような線的な開発の仕方では全体が把握しに

ビル地下や地下鉄部分を除く五つの梅田地下街だけで東西約1.1キロ、南北約1.1キロ。現在の梅田の地下街は全体像を考え

くく、また目的地へのアクセスも限定的であり、非常に分かりにくいつくりになっている。そこで常に一街区を一周できるように

ずに計画した結果、全体で 7m もの高低差が生じている。B1 を歩いているといつの間にか B2 へ移動しているということが多々起

開発の仕方、つまり、いくつものリングをつなげたようなものとなり、地下街だけで見ても回遊性の高い構成となる。

こり、位置を把握することが困難な一因になっている。そこで、各階のレベルを定め、高低差を 0 とする。全体では傾斜をつくらずに、 一部に傾斜のあるマウンドをつくり、上下の繋がりをつくりだすと同時にランドマークとなる。

JR 梅田駅

□線的な開発

□リング的開発

回 遊 性 が な く、方 向

回 遊 性 が あ り、面 的

や位置を把握しにく い形態

03. 主旨

−地下街の問題点−

に 広 が り、機 能 的 な

GL

B2 (B3)

7,000

B1 B2 B3

現在の大阪のまちは、地上と地下が干渉し合わない別物として存在している。一般に地下街と称されているが、実態は地下街と地下鉄

どの災害時、地上を避難場所とする場合、煙の移動方向と避難の方向が同一になるため、危険性が高く、防災対策が必要とされていること などが挙げられる。

駅と建物の地下階からなる複合施設であるので、それらを統合的に計画する必要がある。本提案では、現状の地下街の「機能性」 「空間性」 「環境性」を見直し、 「地下」 「地上」 「建築」の三者の絡まり方について考えたものである。50 年前にさかのぼり、地下という、文字通り根っ この部分、つまり地下空間から都市を考え直し、世界を代表する、街が積み重なり、人や自然が対流する「rayer city」を構想する。

また、人・物・情報等の中枢的機能が集中しており、空間の有効利用の観点から地下空間は、地下街や地下鉄道駅をはじめとし地下駐車場 やそれらを結ぶ地下通路等で膨大なネットワークを形成し、極めて複雑になってきており、地下空間のハード部分の基礎的情報ですら共有

廃熱 / 空き室

Architecture Ground

Underground

悪環境 防災面の不安

space

できていない状況にある。

function

environment

in Cross section

たとえば、外界との視覚的関係が欠如し、全体像や自分のいる位置が把握しにくく、非常時に適切な対応をとりづらいこと。火災や浸水な

04-c. 繋ぐボイド

04-d. 同一床面テクスチャ

ボイドにより地下へ光や風を取り込み、地上との関係性をより濃密なものとし、使われていない地上を “ 穴をあける ” という操作に

床面のテクスチャを一定範囲のエリアで統一し、場所の領域を示す。さらに建物内の床面も地下街のテクスチャと統一することで

より活用する。また、ボイドの場所には積極的に緑を配置し空間の質を上げ、地下空間を単なる移動の場とするのではなく、人々が憩い、

地下街と建物の領域のあいまいにし、線的な地下街から面的な広がりをもつ地下街とする。

溜まれる場を創出する。ボイドにより、人々の賑わいが立体的に展開され、都市が積み重なるような風景は、都市全体が景観シンボ ルとなりうる。また個性的なボイドが目印となり、火災などの防災上の問題点も解消することにも繋がる。

biotope

park

□ 火災や浸水などに対しての不安

一体的に計画し直すことで、改善する

線的で限定した動き

面的で自由な動き

□ ひだ状の地面 様々なボイドにより 多 様 な 都 市 と な る。 また緑多いひだ状の 地 面 と な り、都 市 の 温度を低下させる。

□ 視覚的関係の欠如

JR 北新地駅

B1

地下街となる。

−人や自然が対流する都市−

人間の生活空間としてはまだまだ歴史が浅い部分であり、防災上の問題点も多く残されている。

GL

02. 問題

in Plane

その歴史は非常に古く、現在の JR 大阪駅南側に 1942 年、大阪市が管理する大阪駅前地下道が できたのが始

04-a. リング的開発

2015 年現在、大阪梅田の地下街は日本一を誇る規模に発達している。

地下鉄御堂筋線 梅田駅

−梅田地下街の歴史−

01. 背景

ヒートアイランド

070

エコボイドに出たテラスから地下街を見下ろす

JR 大阪駅

中川 寛之 「rayer city」

B3

B1

2015年度に本建築学会設計競技「もうひとつのまち・もうひとつの建築」

GL

1. 小分けされた床テクスチャ

2. 床テクスチャを統一

3. 建物部分にも介入

ボイドによって方位や場所を認識させるとともに、床面のテクスチャ操作によって内外の連続性、面的な広がりをつくる。区分することと曖昧にすることの両面を活用し、機能的にも空間的にも豊かな街とする。


優秀賞

Nest Apartment We can see voronoi patern in the natural world. Using voronoi pattern in architecture, the architecture will become natural.

I think architecture should not be only for the people, but also for nature and lives. So, I suggest an architecture which will become habitat of animals and plants. Human will share this architecture with animals and plants on its surface.

“voronoi cells”

hall for joint

「Nest Apartment」

half-lap joint on edge will joint parts of

it will be supported each other.

森下 孝平

separated “volonoi cells” will become strong structure when

住空間ecoデザインコンペティション Real Size Thinking 2015

make a lot of models and check out side and inside of this architecture. Finally, I decided simple shape “sphere”. It has most structural stability.

071


072

田中 健人

Real Size Thinking 2015

ch=100

ch=1800

ch=2400

「Crystal Gazer

ワイヤーに吊られ膜パネルは浮遊する

SECTION SCALE 1/50

-微視的変化により風景は現象する- 」

審査員特別賞 (福原賞)


080

田中 健人

「家際を纏う」

第4回大東建託賃貸住宅コンペ

入選


優秀賞

浮かぶイエ、繋がるマチ 0. 多元的な関係性 現代の人の生活や建築物は内に閉じており、他の場所との関係性が希薄です。また、一般的な 住宅平均寿命は約 30 年と短く、長く残る住宅は少数であり、変化、もしくは変化していない ことを認知することは難しいように感じます。つまり、現代は、建築の時が止まっている、呼 吸していない状態と言えるのではないでしょうか。そこで、建築周辺の “ 生活の更新速度の在 り方 ” に変化を与えることで、変化を許容し現代の価値観を受け入れる場所を提案します。

【生活の更新速度】 0

年数 / スケール 1

生活雑貨

植物

インテリア

5

20

内装

設備

30

40

50

建築

道路

公園

80 街区

(一般的な住宅寿命)

一般的な更新速度は上記の図のようになっており、速度が遅くなればなるほど、スケールや範 囲が大きくなるため、それらの関係性は1対1の関係性しか持っていません。そこで、それぞ れの更新速度の範囲をかみ合せることで多元的な関係性をつくりだします。変化することでそ の場所の時間がリセットされるのではなく、時を記憶し「成長していく場所」を考えます。

1対1の関係性 a

a b

多元的な関係性

b c

d

d

c

1. 浮かぶ建築 大地から建築を浮かし、高さ方向の変化によって周辺環境との距離感を調節します。大地とキョ リをとることで、生活の余白空間が生まれ、住宅と公共空間の関係性が変化します。これまで 共有できていなかった地面を共有し、互いに影響しあうような関係性ができます。

中川 寛之 「浮かぶイエ、繋がるマチ」

使われない、共有されない個人の領域

築も影響を受けます。この場所は、ここで暮らす住人だけでなく周辺の人々にとってもの豊か な時間が流れる場所となります。 敷地境界

a

b

A

b A

B

2. 建具による周辺との関わり 壁面を建具化することで、住宅を住人の手で扱えるものとし、周辺環境を引き込んだ能動的な 暮らしを誘発します。また凹凸のある平面形態が、ときに自己の空間を拡張すること、ときに 周辺に対して開くことを可能にします。閉じながら開くという風に、プライベート性を持ちな がらも周囲と調和していきます。

closed

open

〈plan〉

open

closed

〈section〉

3. 街へ広がる呼吸 各住宅、各個室、さらに周辺環境に合わせて大地が決定されます。生活が更新されるたび変化 していく場所もあればそのまま残る場所もあります。色鮮やかな大地は人々の生活の呼吸を、

こどもの遊び場

建具によってつくりだされた中庭

住人たちの共有の地面

屋根に対して開く開放的なライブラリー

浴室

ダイニング

建具によってまとまりのできた半外部空間

建具により内部化された庭

新築当時からずっと残る芝、木

落ち着いた雰囲気の庭

ワークスペース

西側外観 / 公園が連続するように見えます

ライブラリー

ネコの住み処

寝室

キッチン

周辺に対して開く建具

玄関

家の呼吸を、そして街の呼吸を生み出します。

断面図 1/200

敷地境界線

内外の活動がつながります

芝生:公園との連続性 土系舗装:高校との連続性 歩道

寝室

公園

リビング

コンクリート:落ち着いた場所 グラウンド

公園から連続する 公園

敷地東側より見る / 周辺から連続し広がった場所のようでもあり、隠れ家のようにも見えます

道路

歩道

タイル:歩道との連続性 アスファルト:道路との連続性

道路

内外が一体的に使われる

074

境界線を曖昧にし周辺と連続させる

建築が変われば、下の大地自体に変化がなくても影響を与えます。逆に大地が変われば上の建

敷地境界線

ダイワハウスコンペティション

敷地境界

歩道

高校

石畳:上品な場所 褐色土:高木の成長 黒土:中木、家庭菜園等

空き地

赤土:低木や雑草の植生


75

澤江 隆志

「都市型テント住居」

第11回ダイワハウスコンペティション 「呼吸する家」

佳作


076

田中 渡辺

「大地はいえとなり、いえは大地となる 」

第11回ダイワハウスコンペティション

佳作


077

中川 寛之

「水面をつかむ家」

キルコス国際建築設計コンペティション

金賞(国広ジョージ・前田茂樹)佳作(五十嵐淳・北川啓介)


78

澤江 隆志

「侵される地下街」

キルコス国際建築設計コンペティション2015

北川啓介賞 銅賞


79

澤江 隆志

「ヒトのすみか」

キルコス国際建築設計コンペティション2015

竹山聖賞 銅賞


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