gateaux abril 2011

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2011年41H日発行 3月初日印刷 毎月1図1日発行 第60巻4号 通巻707号

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APRIL

The Federation of Japan Confectionery Associations

特集|地域で活かすフランス修業

2u1


第12回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・バティスリー

優勝はスペイン、 日本は4位 フランスのリヨンで行なわれてい

5位に韓国という結果となった。

だ。 代表選手は側サン工イ卜貿易の

るíSI円HA国際外食産業見本市」

日本は昨年3月に東京で行なわれ

講習会場で、 柳正司氏をはじめとす

内のイベントとして2年に1度開催

た予選会で選ばれたアントルメ - シ

る歴代参加者等、 日本を代表するパ

され、 世界から注目されている洋菓

ョコラ と飴細工のピ工スモンテ部

ティシ工の指導を受けながら練習を

子のコンクール 「クープ・ テ、ユ ・ モ

重ねた上で渡仏。 現地でも辻調フラ

ンド

ドゥ ・ ラ ・ パティ ス リー

(Coupe

du

Monde

de

中山和大(マンダリンオリエン

タル東京)、 皿盛りデザートとチョ

ンス校のサポートもあり、 限うれた

la

コレートのピ工スモンテ部門 ・鍋田

条件の中、 出来うる準備は整えた上

Pâtisserie)Jの第12回大会が、 さ

幸宏(フリー、 レコ-)レ)'Ï.ンタン他

で本番を迎えた。 週去2度の優勝を

る1月23 日、 24 日の2 日間に亘り

非常勤講師)、 フルーツ氷菓(アン

誇る日本チームだけあって期待も高

実施され、 19ヶ国が参加する中、

トルメ - グラッセ) と氷彫刻部門 ・

かったが、 前回同様 4位という結果

優勝はスペイン、 2位にイタリア、

垣本晃宏(アトリ工

アルシヨン)

で惜しくも表彰台は逃した。 が、 日

3位にベルギー、そして4位に日本、

の 3 名がチームとして大会に臨ん

本チームの各選手はやるべきことは やり遂げたという思いの様だ。 垣本 氏は 「勝ち負けよりも、 多くの方の 協力により、 出場できたとと自体が 大きいですね。 大会を経験して、 今 後さらに昧を追求して美昧しいもの を作っていかねば、 という気持ちに なりました。 個人的には部門賞も受 賞でき、 ご指導くださった京都ホテ ルオークラの安田昇氏や名古屋マリ オットアソシアホテルの松島シェフ をはじめ、 関係者の皆様には非常に 感謝していますJと振り返り、 また 中山氏は「自分の力は発揮できたの

全力で作品に取り組む日本チーム

006 GATEAUX

で、 結果には満足しており、 悔いは


が 中山和大氏

垣本晃宏氏

鍋田幸宏氏

特別審査員を務めた原光雄・連合会会長(左端)、 審査員で日本チーム団長 の柳正司氏(右から2人目)ら、 真剣lζデギユスタシオン(昧覚)審査を行 なう各国審査員

ありません。 職場の五十嵐シ工フの

っています。 表彰台にのぼ‘れなかっ

の装飾、 ライテイング、 音響などに

ご指導の元で、やってきたととは間違

たのは残念ですが、 これからの日本

特に力を入れていたのが印象的で、

っていなかったし、 十分に世界で戦

チームの課題は見えたような気がし

そういった部分は点数に大きく影響

えるという手応えを感じました。 今

ます。 ます、 テーマについては他国

したのではないでしょうか。 こうし

後も、 とれまで同様に常に挑戦し続

の審査員が理解しやすいものにし、

た面での規制が変わ5なければ、 次

けるという意識を持ちながら、 日々

作業点に関しては、 家具的な収納棚

田大会でもとの流れはさ5に加速す

の仕事に取り組んでいきたいと思い

をブースのサイズに合わせて用意じ

ることが予想されます。 日本もそれ

ます」と感想を語った。 また、 令回

ないと難しいかなと患います。 ピ工

に対抗していくには、 かなりの費用

団長としてチームを率いるとともに

スの表現方法に関しては、 色使いの

がかかるでしょうか5、 選手たちへ

審査員として大会に参加した柳正司

鮮やかさやダイナミックさがもっと

。への費用面でのサポートはもっと必要

氏は、 「作品の 出来は素晴うしく、

必要だと思います。 また、 今回は他

になるのではないでしょうが。 また、

練習以上の良い仕上がりだったと思

国が、 テーブル上のピ工スの台座部

最近では、 強豪国でなくてもフラン

プレザンタシオンの審査風景

会場で最も熱かった日本チームの応援団

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大会の創設者、 ガブリエル

優勝したスペインチームの代表選手

パイヤソン氏

ス人が指導していたりするので、 全

ぱ、 上位入賞は難しいのではないで

るだけに、 それを発揮できる方法を

体のレベルが接近してきでいます。

しょうか」 と全体を総括した。

模索するととが求められていると言 えるのかも知れない。 ただ、 真剣に

日本は細かな技術では優れています

日本は産業、 スポーツなど、 どの

が、 今後は、 昧覚はもちろん大切で

分野でも「個々の技術は高いのだが、

取り組む日本人選手の姿勢、 熱い応

すが、 テーマも含め、 コンクール全

それを活かしきれていなし�Jという

援で会場を盛り上げたサポーターな

体の近年の傾向を考慮した上で表現

フレーズが繰り返される。 日本の技

ど、 今大会でも日本の存在感を世界

の仕方や方向性を定めていか芯けれ

術レベルの高さは世界で知られてい

に示せたことは間違いないだろう。

スペイン

1 1位

中国

昧覚部門賞:スペイン

2 位 イタリア

12位

モロッコ

氷彫刻部門賞:日本

3位

13位

メキシコ

チョコレート部門賞:輯国

優勝

ベルギー

4 位 日本

14位

ブラジル

アメ細工部門賞:アメリカ合衆国

5位

韓国

15位

マレーシア

チーム・エスプリ賞:台湾

6位

アメリカ合衆国

16位

コロンビア

ベストポスター賞:台湾

ア位

シンガポール

1ア位

アルゼンチン

ベストプロモーシヨン賞:イギリス

8位

台湾

18'位

チュニジア

プレス審査員特別賞:日本

9位

イギリス

19位

ウルグアイ

10位 ロシア

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アントルメショコラとアメ細工のピ工スモンテ

氷彫刻

皿盛りデザー卜とチョコレートのピエスモンテ

スペイン

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