平型マスク製造機 HV-1-2 by Shinko-Tecnos

ＨＶ－１－２平型マスク製造機説明書伸光ホールディングス株式会社

Ver 3.0

- HV-1-2 目次 -

Ver 3.0

マスク製造機材料セットアップ簡易解説第１章平型マスク製造機外観図・装置の特徴・装置のスペック

Ⅰ. マスク本体成形装置

Ⅱ.分線コンベア装置

Ⅲ.耳ストラップ溶接装置

Ⅳ.タッチパネル操作説明

③.I/Oモニタ画面

⑤.遅延設定

1.マスク生地材料のロールのセット位置

2.ノーズワイヤーロール材料のセット手順

3.生地ロール材料セット及び中央合せ位置調整

4.マスク生地のセット手順 1

4-2.マスク生地のセット手順 2

5.マスク生地を機械にセットする手順

5-2.マスク生地を機械にセットする手順

6.マスク機械の操作パネルの各ボタン説明

7.マスク生地の形状調整

8.マスク生地の稼働しての生地調整

9.各種カバーの再取付手順

10.ノーズワイヤーガイド治具の取付

11.ノーズワイヤーの掛け方手順

第２章マスク耳掛け機 12.耳掛けゴムのセット手順

12-2.耳掛けゴムのセット手順（テーブル下段）

13.耳掛装置の自動運転

14.マスク耳掛け機回路図

25-33

15.モービルギヤ OIL

◆ お問合せ先

第１章平型マスク製造機【外観図】

【装置の特徴】 (1) 自動運転により、少人数で安定的に平面マスクの生産を行う事が出来ます。 (2) アルミニウム合金をフレームに使用しているので重量が軽く、強固で、錆びにくい装置となっております。 (3)１層から３層までの異なったタイプの平面マスクを生産する事が可能です。 (4) 装置には、生産量をカウントする機能が織り込まれており、生産状況を随時確認する事が出来ます。

【装置のスペック】 1

設備サイズ

： 6500 mm（L）×3100 mm（W）×1700 mm（H）

設備重量

： ≦5000 kg,地面荷重 ≦500 KG/㎡

2 4 5

外観色

設備電圧圧縮空気

：国際標準ウォームグレー1 C（DB標準色）： AC220V ±5%,50 HZ,定格電力は約9 KW ： 0.5～0.7 Mpa,使用流量は約300 L/min

温度10～35℃,湿度5-35%,可燃性・腐食性ガス・粉塵がない環境（清潔度クラス10万以下）

使用環境

：

生産効率

： 100-120 枚/分

設備生産合格率：

設備の故障率

99%（材料が不良な場合,作業員による不適切な操作が行われた場合を除く）

平型マスク製造機【製造工程】「Ⅰ. マスク本体成形装置」この装置は主に材料の自動送り込みをし、多層の不織布材料を重ね合わせ、ひだを成形し、ひだにした材料を押さえつける、平マスクの縁取りをして、切り離す機能を実現しました。「設備の特徴」 □ センサーによる材料のチェック □ 総数を計測、ロット毎に計測 □ 駆動制御、正確な供給 □ アルミニウム合金材料、機械寿命が延長

「工程」 1.原材料の自動補給

2.原材料の自動送り全自動高速平面型マスクの生産ラインは、自動でロール原料から材料を送り、自動で移動させます。 3.マスクのひだを作ります。布が巻き戻されてからローラーが回転して、布には自動的にひだができて、縁を包みます。 4.ノーズワイヤー切断ノーズワイヤーのロール材料がほどかれ、一定の長さに切断され、折り返した端にノーズワイヤーを挿入します。 5.マスク長手方向の縁を溶接処理 6.マスクの短手側を溶接処理 7.せん断、カッターで切り離します。 SHINKO HOLDINGS CO.,LTD. All Rights Reserved

平型マスク製造機 Ⅱ.分線コンベア装置この装置は主に平面マスクを二つのラインに分けて移動させる機構です。それは主に、平面マスクが切り離された後、2つの異なる材料置場に輸送され、エアシリンダーを介してコンベアに弾き出され、コンベアがモーターによってマスクを次工程に移動させます。「設備の特徴」 □ マスクの位置検出 □ 自動分割、制御の信頼性 □ 自動反転、速度調整可能

Ⅲ.耳ストラップ溶接装置この装置は耳ストラップの材料自動供給機構と、耳ストラップ切断機構と自動配置定点溶接機構を含みます。主に耳ストラップの材料自動供給機、一定の長さで切断、切断した耳ストランプをマスクの定められた位置にセットし、自動でマスクと耳ストラップの超音波溶接をします。「設備の特徴」 □ マスクの存在検出 □ 耳ストラップ供給検出 □ シリンダー制御、安定性 □ 耳ストラップ一定の長さで切断長さは調節可能 □ 溶接量を調節可能

平型マスク製造機

Ⅳ.タッチパネル操作説明 ①．自動操作設定

②.手動操作設定

平型マスク製造機 ③.I/Oモニタ画面

I/Oモニタ画面は、PLCの各入力、出力ポイントの現在の状態をモニタできます。一般的には、点検設備の場合に使います。 ④.パラメータページ

平型マスク製造機 ⑤.遅延設定

パラメータページ（ログインにはパスワードが必要です）は、設備の自動運転時に設定される関連パラメータです。出荷時には設定されています。修正することは推奨されていません。必ず変更してください。現在のパラメータを記録してから変更してください。不適切な場合は、修正前のパラメータ設定を押してください。

平型マスク製造機 1.マスク生地材料のロールのセット位置

中央生地ロール

ノーズワイヤーロール

内側生地ロール

表面生地ロール

平型マスク製造機 2.ノーズワイヤーロール材料のセット手順・主軸のストッパーネジを外し軸受けを外す・軸の周りの4本のネジを外す・ストッパーを入れ元の戻しネジを締めます

3.生地ロール材料セット及び中央合せ位置調整 ①生地材料のセット

②ネジを緩めてロールをセットしストッパーで固定します

③生地材料のセットシャフト

④各生地のセンターを統一する為の調整ネジは先端の摘みを回して左右の微調整を行えます

平型マスク製造機 4.マスク生地のセット手順 1 （各種カバーの取り外し手順）

マスク製造機は、マスク生地をセットする為、各部品を取り外し作業を行います。次に、マスク生地を通して、再び各部品を順番に取付け機械を稼働させます。 ① 透明カバーの取り外します

②ブラッケット金具を取り外します

③ノーズワイヤーガイドを取り外します

④手前ステンレス板を取り外します

平型マスク製造機 4-2.マスク生地のセット手順 2 ⑤奥ステンレス板を取り外します

⑥ノーズワイヤー線を引き外す

三つのネジを緩める

⑦三段折目金具を外す

三段折目金具

平型マスク製造機 5.マスク生地を機械にセットする手順

作業は、3種類のマスク生地を一緒にセットして行きます。 ① この間に通す

② ガイドの間へ

③ ローラーの左側から入れる

④ 手前折目金具を取付け

平型マスク製造機 5-2.マスク生地を機械にセットする手順 ⑤ 折目金具上下の間に生地を通す

⑦ 生地をローラーの下を通す

⑥ 折目金具上下の間に生地を通す

⑧ 生地を下に通したらストップ

平型マスク製造機 6.マスク機械の操作パネルの各ボタン説明 ① 電源スイッチ

② ストップ・スイッチ

③ スタート・スイッチ

④ 速度・スイッチ

⑤ ショートレーン速度・スイッチ

⑥ ロングレーン速度・スイッチ

平型マスク製造機 7.マスク生地の形状調整 ① ３段ローラの位置調整

② ３段折目金具の位置調整

※三段ローラを折目が綺麗に形成出来る様に調整

※三段折目を形成出来る様に調整

③ 送り治具の間に正しく挿入

④ ガイドローラーの下部の調整

※ステンレス板の下に通す ※セット出来ましたらスイッチを投入し、更に生地調整

平型マスク製造機 8.マスク生地の稼働しての生地調整 ① 機械を動作させ生地の調整

② 左右,上下の生地の張りを調整

③ 折目金具の調整と増締め ④ 生地調整が完了した状態

平型マスク製造機 9.各種カバーの再取付手順機械にマスク生地のセットが完了しましたら、再び各部品金具やカバーを取付けます

① カバーを下に入れ込みます

② カバーを赤線に合せます

ネジを締めます

③ Ｕ字金具を赤線に合せます

U字金具は、マスク生地を折返し部分を巻込んで固定し、ネジを締めます

平型マスク製造機 10.ノーズワイヤーガイド治具の取付 ① 電源を入れ機械を稼働させます

② ここにワイヤーガイドを取付ける

生地が正常に流れている状態を確認

確認を機械をストップさせ作業を行います

③ この方向にガイド治具を向ける

④ ガイド治具を青生地の下に入れる

⑤ ガイド治具を3つ目の穴に合せる

⑥ ガイド治具をネジで固定する

平型マスク製造機 11.ノーズワイヤーの掛け方手順 ① ワイヤードラム

②テンションに下から掛ける

③ ガイドに通す

⑥ 溝に通す ⑤ ガイドに通す ④ ガイドに通す

⑦ ワイするヤーの強さをネジ調整

⑨ 透明カバーを取付ける 20

第２章マスク耳掛け機 12.耳掛けゴムのセット手順 ①

② ④ ③

⑤

① 下から上に通す ② ローラー上から黄色ローラーの間を通す ③ テンションローラーを下から上に通す ④ ②と対称上から下に通す ⑤ テーブルの穴から下へ通す

マスク耳掛け機 12-2.耳掛けゴムのセット手順（テーブル下段）

① ローラーの横にあるガイド器具を使って通します

② ローラーの隙間から矢印の方向にローラーの外からガイドの穴に通します

③

③ この部分にゴムを挟み込みます

④

④ ゴムを溝に添えます

⑤

⑤ ゴムを溝に添えたらレバーを下し挟みます

マスク耳掛け機 13.耳掛装置の自動運転

制御BOX

電源ブレーカースイッチを上げてONにします

パネルの２番目「回原点」を２回タッチします

パネルにタッチすると液晶表示されます電源スイッチを ONにします

起動スイッチをON 機械が稼働します

マスクが完成して行きます

14.マスク耳掛け機回路図

マスク耳掛け機回路図

15.マスク耳掛け機モービルギヤ OIL

「本マスク製造機で使用するOILの型番と同等品」

モービルギヤ ISO VG-50／XP150

同等品モービルギヤ 600XP ＜用途＞

コンベア、攪拌機、乾燥機、ファン、ミキサー、プレス機、果肉採取器、ポンプ(採油ポンプ含む)、選別機、押出機、およびその他の高負荷用途で使用される工業用歯車装置

「モービルギヤ 600XP」

ウインチ、ウィンドラス、クレーン、回転ギヤ、ポンプ、エレベーターおよびラダーキャリアなどの主要推進機器、遠心機、甲板機械を含む船舶用歯車装置ギヤ以外の用途としてはシャフトカップリング、ねじ、低速・高負荷のすべり軸受および転がり軸受け＜

ＨＶ－１－２平型マスク製造機説明書伸光ホールディングス株式会社

SHINKO HOLDINGS CO.,LTD.

〒491-0043 愛知県一宮市真清田1丁目1-20 TEL ０５８６－２８－９４６１ FAX ０５８６－２４－４５０２ URL: http://www.shinko-mfg.com

マスク製造-稼働動画

https://youtu.be/ddujYDO7Ea0

マスク製造セットアップ解説-動画 https://youtu.be/HmyRtwHEriQ 耳掛け装置解説-動画 https://youtu.be/aGdLYTptUxc