ユーザーマ ニ ュア ル 柳葉型マスク製造マシン Ver 1.0
伸光ホール デ ィングス株式会社
柳葉型-マスク成形機使用説明書 Ver1.0 1
1.ユーザーへのお知らせ
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2.機器概要
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3.機械設置方法
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4.機械各部分名称と技術設定値
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4
(2)柳葉型マスク成形機材料ラック
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5
(3)耳ひも溶接機
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6
(3-1)耳ひも溶接機
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7
(4)超音波発生装置と振動子
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8
(5-1)動力伝動部分各部名称
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9
(7)仕様
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5.基本操作説明
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6.機械調整説明
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「2.超音波発生器機能の説明」
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「3.電気コントロールパネル機能説明」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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「生地ロール材の調整 No-2」
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「7.模様ローラーのチェック」
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「9.成型と切断部分」
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7. 注意事項
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7-1. 注意事項
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8. メンテナンス
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9.設 備 の 故 障 と 故 障 分 析
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10. マスクの機械の付属品 リスト
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11.お問合せ先
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柳葉型-マスク成形機使用説明書 Ver1.0
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1.ユーザーへのお知らせ 1. この度は、弊社の製品を、ご利用いただきありがとうございます。
本製品をご使用になる前に、必ず本製品マニュアルを、よくお読み頂き、マニュアルに従って操作して下さい。 専門家でない保守担当者が機械を分解する事は、許可されていません。勝手に分解した場合は、ユーザー様 の責任となり、メーカー保証の対象外となりますので、十分に注意して下さい。 2.弊社の本機は、基本1年保証されており購入日から機器に対して、人為的な故意または操作ミスがない場合は、 無償で修理します。 保証期間終了後、弊社サービスが必要な場合は、別途有料で修理いたします。 3.ユーザーは、当社の保守担当者から機器に対する指導が完了した際、サービス内容を確認して署名する 必要があります。 本機について疑問等が、ある場合は、弊社へお気軽にご連絡ください。
2.機器概要 この度は、弊社のマスク製造機「柳型マスク製造機」は、高効率、ふち圧着、鼻ワイヤー挿入、耳ひも溶着を行 う為の設備であります。 さまざまな柳型のマスクを作る事ができます。 弊社、柳型マスク製造機は、最新の超音波技術を採用し、高機能部品を使用しており、高度な技術、合理的な 構造、信頼性の高い操作、便利な操作等の特徴を備えています。
【この設備で使用する各材料】 不織布、超微細ポリプロピレン繊維メルトブローン布、衛生ガーゼ、タフタ生地、活性炭クロス、フィルター ペーパー、その他の不織布材料を使用し、本製造装置でマスクを製造します。
1. 各種設備機能 (1)自動鼻ワイヤー取り付け (2)自動折りたたみ及び縁のエンボス(浮き彫り)加工 (3)自動成形 (4)両端の超音波による圧着 (5)製品を切り取る (6)ひも溶着
2. 最終完成品の種類 (1).三層不織布「柳葉型マスク」 (2) .四層不織布「柳葉型マスク」
3.超音波機器の機能 1)超音波振動と特別な模様付けローラーを使用、圧力を加えた後、マスク縁のエンボス 加工が可能になります。 2)処理中の煙、火花、布の端への損傷、バリも回避できます。 3)模様付けローラーは、お客様の必要に応じて、さまざまな種類の円筒の模様付けローラーと 交換できます。 4)超音波を使用して製造する際、予熱する必要がなく、連続運転が可能 5)機器を調整すれば、お客様の望むマスクの幅、鼻ワイヤーの長さ、耳ひもの長さにできます。 6)模様付けローラーは特殊な合金鋼材で作られ、特殊な熱処理プロセスを経て、耐摩耗性と長い 耐用年数という特徴を具えています。 7)15KHzで稼働、超音波の防音材を使用しており、機械操作やメンテナンスも簡単です。
4.機器構成 柳 型 マ ス ク 製 造 機 は 、 マ ス ク 本 体 製 造 機 ・ マ ス ク 搬 送 機 ・ 耳 ひ も 溶 接 機 ・ 大 き く 分 け て 3 種 類 で構成されています。 1.マスク本体製造機は、11のAsseパーツで構成されています:材料ラック・フレーム(加工台と板面)・ 鼻ワイヤー挿入部分・ 縁 ロ ー ラ ー 溶 接 部 分 ・ 折 り た た み 部 分 ・ 成 形 お よ び 切 断 部 分 ・ 動 力 伝 達 部 品・超音波発生器・超音波変換システム・電気制御部品です。 2.マスク搬送装置は、搭載プレートと搬送システムの2つの部分で構成されています。 3.イヤーバンド溶接機は7Asseパーツで構成されています:フレーム(加工台と板面を含む)・動力伝 達 部 分 ・ 伝 達 シ ス テ ム 部 分 ・ コ ン ベ ヤ 部 分 ・ 耳 ひ も 溶 接 部 分 ・ 超 音 波 発 生 器 ・ 超 音 波 変 換 シ ス テ ムです。
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3.機械設置方法 1.機械を開梱し、装置の表面と部品に損傷の痕跡がないか確認します。 ネジが緩んでいないか、電気コネクタ が締まっているか、付属品が全部そろっているかどうかを確認します。 2.機械は平らな固い地面に設置する必要があります。 マスク本体機械は熱源から少なくとも0.5メートル離れ ている必要があり操作を簡単にするために、マスク本体の前後に少なくとも1メートル、左右に少なくとも 1メートルの空間が必要となります。 3.超音波発生装置の背面にある銘板の電圧要件を確認し、システムが十分に接地されていることを確認します。 4.設備を電源に接続し、最初に電源スイッチをオフにしてください。 このマシンの電圧要件:AC220V、50〜60Hz
4 .機械各部分名称と技術設定値
(1)柳葉型マスク成形機各部名称
操作 パネル
起動/停止 ボタン 成型後の カッター 縁溶接/後ろ模様 ローラー 後ろ材料引っ張りゴ
折たたみ 装置
鼻ワイヤー 装置
成形前の カッター
前の材料引っ張り ゴムローラ―
ムローラ―
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前模様 ローラー
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(2)柳葉型マスク成形機材料ラック
鼻ワイヤー 材料ラック
ガイド棒 鼻ワイヤーの ローラー
ガイド棒
可動マグ ネット
調整スライド
ストッパー
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(3)耳ひも溶接機
耳ひも機 保護カバー コントロールボックス
ガード
耳ひも溶接装置
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取り出し装置
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(3-1)耳ひも溶接機
耳ひもハサミ
耳ひもガイドローラー
材料トレイ マ ス ク 押 え
【拡大写真】
回転エアシリンダー
直線材料つまみシリンダー
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(4)超音波発生装置と振動子
耳ひも供給装置
(5)動力伝動部分各部名称 オーバーロード
警告灯
電源スイッチ
振幅メーター
電流メーター
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音波測定つまみ
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(5-1)動力伝動部分各部名称
振動子固定板 超音波振動子
冷却ファン チェーン
動力主電源
(6)電気コントロールパネル各部名称
電源スイッチ
連動スイッチ
起動ボタン
停止ボタン
カウンター
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スピード調節つまみ
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(7)仕 様 機械名称:柳葉型マスク機械 電源:220V 50~60Hz 出力: 8KW 加工タイプ:超音波溶接 運転周波数:15KHZ 20KHz 製造速度:40~60 枚/分 機械サイズ:長さ 7500mm ×幅 3000mm ×高さ 1900mm 機械重量: 1500Kg 名前: 柳葉型マスク成形機 電圧: 220V, 50-60 Hz 電力: 8 KW 加工原理: 超音波バット溶接 周波数: 15/20 KHz 生産性: 40-60 枚/分 全体寸法: 7500(w)*3000(l)*1900(h) mm 重量: 1500 Kg
5.基本操作説明 ※ 本機機械を使用する前は必ず説明書を一読してください。 機械の操作は、正しい方法で、安全にご使用下さい。
「1.機械の各種機能説明」 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18
材料ラック調節: 布材料の左右の位置とロール材の動力伝導状況を確認する。 機械のフレーム: 加工テーブル、カバー、電気部分と機械部分の設置に使う。 鼻ワイヤー調節: 鼻ワイヤーの長さ調節をして顧客要求の実現。 模様ローラーのマスクのふちを押す力調節: ふち溶接の深浅を調節。 布の折り位置調節: マスクの幅の調節と生産時のマスクの向きをそろえる。 成形と切断調節: マスクの両ふちの模様溶接の深浅とカッターの深浅も調節 マスクの取り出し部分: マスクの取り出し、収集と静電気の除去 超音波振動子位置: 振動子を固定し、振動子の上下の位置を調節する。 超音波発生装置のラック: 超音波発生装置を固定する。 超音波溶接ヘッド: エネルギーを伝達して溶接の役割を果たす。 冷却ファン: 超音波振動子の温度を下げ,長時間稼働できるようにする。 超音波発振器: 電子制御要素を設置する。 電動機の板: 電動機を設置する。 惰性スプロケット: チェーンを張る役割。 スプロケット調節: マスクの前後の模様を制御しぴったり合うようにする。 加工テーブル: マスク加工テーブルに至るまで機械部品を固定する 手動スイッチ: 機械を調整する場合、機械を調整する目的で、機械を長距離操作できます。 コントロールパネル: 機械の操作と速度を制御します。
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「2.超音波発生器機能の説明」 1.電源スイッチ: 超音波発生器が動作しているかどうかを制御します。押し上げると動作状態、押し下げると停止 状態です。 2. 振幅メーター: その機能は、超音波振動子と超音波溶接ヘッドの間の共振が適切かどうかを示します。 音速調整ノブ(図1:超音波発生器の右側にある)を回して、読み取り値を変更します。 通常、50未満を通常の範囲として読み取るように調整します。 3.電流計: 超音波の加工電流を示します。超音波の動作電流を示します。 マスクが載っていない時は超音 波溶着ヘッドとシステムの共振状態を示し、通常、出力によりますが0.4〜0.6Aです。 載っている 時は、溶接領域と模様ローラーの複雑さによって異なりますが、通常は1.0〜2.5Aです。 4.出力ギア: 出力電力の大小を調整します。 異なるギア位置に調整すると(図1:超音波発生器の右側)、 電流計の読み取り値が変化します。 5.オーバーロード表示: 赤い表示ライトは、デバイスが過負荷であることを示します。 このとき、すぐに機械をシャットダウ ンし、原因の確認とトラブルシューティングを行ってから作業を続けてください。 6.音波確認テスト: 超音波が正常かどうかを確認する機能です。 音波テストボタンを1〜2秒間押して、オーバーロー ド表示ライトがオンになるかどうか、振幅メーターと電流計の読み取り値が正常範囲内にあるかど うかを確認します。 7.音波調整: 超音波振動子と超音波溶接ヘッド間の共振状態を調整します。 ノブを時計回りまたは反時計回り に回すと、振幅表示の読み取り数値が変わります。 前述のように、振幅表示器の通常の読み取 り値は通常50以内です。 (図1に示すように、超音波発生器の右側に有ります。)
電力出力ギア
音波調整つまみ
「写真1」 図 1 音波調整つまみと電力出力ギアつまみ
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「3.電気コントロールパネル機能説明」 1 2 3 4 5 6
非常停止スイッチ:非常時には、非常停止スイッチを押し機械の電源を切り、非常事態が解消 した後に非常停止つまみを回す事で、再び電源が入ります。 電源スイッチ:装置の電源のオン/オフを制御します。 装置の運転状況を制御します。 リセットボタン:設備を元の状態に戻し、使用中の設定ミスの問題を解消してください。 スタートボタン:スタートボタンを押すと、装置の運転が始まります。 カウント表示:一定期間内に生産した製品の数を、カウント表示の読み取り値から確認できます。 これにより、製品の生産時間を管理する事が出来、不要な在庫を管理できます。 速度制御ノブ:機器操作の速度を制御します。 一般的な調整範囲は0〜50です。
6.機械調整説明 「チューニング手順」 非常停止スイッチと電源スイッチをオンにすると、スタートスイッチの内蔵ランプが点灯し、 このとき装置は起動可能な待機状態です。 「音波検査測定調整」 超音波発生器の電源スイッチを入れ、「音波検査測定」スイッチを押して、振幅メーターが 急激に上昇して100を超える場合は、周波数が共振点から離れすぎているため、「音波調整」 ノブを調整する必要があります。 振幅の表示を見て、左手で「音波検査測定」スイッチを押し (3秒以内)、右手で「音波調整」ノブを回して、振幅メーターの針を最低点に調整します。 調整時に、振幅の表示が減少せずに増加する場合は、「音波調整」ノブを反対方向に回しま す。 振幅表示の読み取り値は50以内で、電流計表示の読み取り値は0.6A未満だと、これは 最適な動作状態です。 音波を調整した後、蝶ナットを締めて保護カバーを閉じます。 無負荷テスト中に「オーバーロード表示」が点灯している場合は、装置に問題があることを示 しています。この時、機械のスイッチを入れて運転をしてはいけません。シャットダウンして原 因を確認し、トラブルシューティング後に作業を開始する必要があります。 「冷却ファンの検査」 冷却ファンが正常に動作しているかどうかを確認して、超音波振動子が動作している間、長 時間動作できるか確認します。 「生地ロール材の調整」 材料を押さえる円錐筒の止めねじを調整することにより、生地ロール材と鼻ワイヤーロール 材の左右のズレを調整し、生地がスムーズに牽引ローラーに入るようにします。 そして、布 があまり速く回転しないようにブレーキ装置を調整し、布が常に緊張していることを確認してく ださい。 (以下に示すように)
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「生地ロール材の調整 No-2」 ガイド棒 アルミ板 おもし 不織布
「6.鼻ワイヤーの部分」 鼻ワイヤーガイドローラー
鼻ワイヤーゴムローラー 鼻ワイヤーカッター
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「7.模様ローラーのチェック:」 “模様ローラー前調節ハンドル”を回すと、模様ローラーでの溶接効果を調整できるので,一番良い出来 を基準にしてください。 “模様ローラーの”左右を調整するとマスクの模様の位置やサイズをコントロー ルできます。「模様ローラー」の歯形は、ユーザーのニーズに応じて、特別な形状にできます。 (以下に示すように) 前カッター調節ハンドル
前模様ローラー調節ハンドル
前材料引っ張りローラー
前カッター
前模様ローラー
「8. 布折りたたみ部分」
布折りたたみ中心板
左右調整ハンドル
補助ガイド板
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「9.成型と切断部分」
後ろのふちローラー調整ハンドル
後ろのカッター調整ハンドル
調節ハンドル 後ろのカッター
7. 注意事項 1.ホコリが多い、腐食、高温、多湿の作業環境は避けてください。 2.電源3ピンプラグ、相線C、中性線N、および接地線Gは、使用時に確実に接地する必要
があります。 3. この機械の電圧は次のとおりです:AC220V(±10%)、50〜60Hz。 電圧変動がこの範
囲を超えると、モーターが焼損したり、モーターの速度やトルクが低下したりすることが あります。 電圧が大きく変動する場合は、電圧安定器を取り付ける必要があります。 4. 音波を確認し、振幅表示器の表示が50未満かどうかを確認します。 5. 設備の生産効率のレベルは、オペレーターの熟練度と大きく関係しています。 熟練度の低いオペレーターの場合、安全を確保するために、最初は調整しやすいよ うに速度をゆっくりにする必要があります。 6.超音波溶接ヘッドの定期検査: 1 超音波溶接ヘッドの平面と模様ローラーの平行度は0.02mm未満である必要があり、 これを超えるとメンテナンスする必要があります。 メンテナンスはメーカーが行いま す。 2 超音波溶接ヘッドの作業面の摩耗または凹みは、溶接不良につながるが、そのメン テナンス作業もメーカーが行います。
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7-1. 注意事項 7. 超音波溶接ヘッドと超音波発生器の間の動作周波数合わせの検査: 毎回使用前に確認してください。 方法は、電源スイッチを入れて「音波検査測定」ボタンを押す。以下のいずれかの現 象が発生した場合、周波数を修正する必要があります。 超音波溶接ヘッドの作業面に手で軽く触れ(超音波溶接ヘッドを強く押さないでください)、超音波振動が弱いと感じる。 1 異音がする。 2 超音波溶接ヘッドが異常に高温である。 3 超音波発生器では、電流計の読み取り値が1.2Aを超えている。 8.超音波発生器は 入力電圧の影響を受けやすく、電圧が大きく変動する場合は、機器の 正常な動作を確保するために安定化電 源を設置する必要があります。 1 出力調整ギアが振幅を増加させると、処理材料はより多くの超音波エネルギーを受け取り、溶接はより深くなります。 ただし、過度の振幅は超音波溶接ヘッドを簡単に損傷する可能性があります。 一般に、制御振幅表示器の指標は 50以内です。 2 模様ローラーのところにある黒色の調整ハンドルで模様ローラーの圧力を調整することもできます。出力調整のたび に、音波を調整する必要があります。音波を検査測定し調整しないと正常に機能しません。 3 理想的なマスクのエンボス(浮き彫り)効果を実現するには、装置の回転速度、模様ローラーの圧力、超音波出力の 3つの設定値を繰り返し調整によってのみ、加工品質、生産効率、および装置の出力制限のすべてを兼ね備えるこ とができるのであり、それが装置の理想的な状態での運転である。 9.操作要点: 1 加工素材の厚みに合わせて、適宜黒いハンドルを回して、模様ローラーの高さを調整します。 黒いハンドルを時 計回りに回すと、模様ローラーが下がります。 反対に回せば、模様ローラーは上に移動します。 2 装置の速度、超音波出力を調整し、音波が正常かどうかを確認します。 3 マシンを起動した後、機械のテストを行い、マスクの品質に応じて、黒色のハンドルで折りたたみ部分を最適な状 態に微調整します。 4 装置を調整して安定させた後、ユーザーのニーズに応じて装置の動作速度を適切に調整して、生産ニーズを満た すことができます。 10.機械のスイッチを切る: 1 電源スイッチを切る。起動表示ランプが消える 2 各潤滑ポイントにグリースがあるかどうかを確認し、グリースがない場所にグリースを追加する必要があります。 3 機器を清掃します。作業台及び機器の周囲1メートル以内ににごみがないようにし、地面の清潔を保持してくださ い。 機器のほこりを掃除する。
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8.メンテナンス 1.超音波発生器: 1.超音波検査:超音波溶接ヘッドが取り付けられていない場合、電流計の表示は0.4Aを超えて はなりません。 2.超音波検査ボタンの押し方:3秒のうち2秒間押し続け、1秒間停止します。超音波振動子の 寿命の短縮や電子部品の焼損を防ぐために、絶対に3秒間以上押し続けないでください。 超音波発生器にほこりや金属などが落ちないようにしてください。短絡や回路基板の損傷を 防ぐためです。良好な空気の循環と良好な放熱を維持します。
2.デバイスホスト: 1 ホストを高温、多湿、またはほこりの多い環境に置かないでください。 2 液体をホストの上に置かないでください、それをきれいに保ち、そして拭くときh液体できれいに しないでください。 3 7日以上使用しない場合や、使用頻度が少ない場合は、ダストカバーで覆ってください。 4 長期間使用しない場合は、週に一度定期的にエンジンを暖機する必要があります。 5 メンテナンスが必要なとき以外は、本機をできるだけ開けないようにして、開けるとき時は必ず 電源プラグを抜いて、コンデンサの残留電力を抜いてください。
3. 超音波溶接ヘッド: 4. 超音波溶接ヘッドをたたいたり損傷したりすると、振動周波数が簡単に変わる可能性があり ます。
5. 超音波溶接ヘッドを取り付けるときは、底部のねじ山をきれいにする必要があります。 6. 超音波溶接ヘッドは特別に設計され、合わせてあり、周波数は固定されています。 切断、穴 あけ等、如何なる外観の変更も行わないでください。変更すると、超音波振動子および超音波発 生器の寿命に影響します。
7. 超音波溶接ヘッドを取り付けたり外したりするときは、超音波溶接ヘッドのねじ山がつぶれた り、ヘッドに傷がつかなように、丁寧に扱ってください。
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9.設 備 の 故 障 と 故 障 分 析 1.電気制御系統故障分析:
故障現象
原因分析 1.電線ショート
このシステムに障害が発生すると、ヒューズが飛ぶ
2.機械の電器が故障した 3. 回路基板フィルターが破損している
溶接時にヒューズが飛ぶ
ヒューズが小さすぎる 1.電気がつながっていない 2.電線が断線している
電源スイッチを入れても起動 表示ランプが点灯しない
3.電源ボタンの故障 4.ヒューズが飛んでいる 5.変圧器の故障
起動表示ランプはついているが ファンが回らない
ファンのモーターが故障している
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1-1.電気制御系統故障分析 埃でつまった。 1.超音波発生器の故障
機械の模様ローラーが回転するとき、 超音波は一緒に始動しない。 超音波は金型まで伝わっているが, 振幅メーターの針が動かない。
2.スタートスイッチの破損 1.振幅メーターの故障 1.アースが不正確
電気を感じる 2.電気コードの被覆の破損 1.模様ローラーのスピードと模様ローラー の圧 力調整が不正確 2. 溶接するマスクの材質変更 3. 電源電圧の大きな変動
超音波エネルギーの不足
4.正しくないアース 5. 超音波溶接ヘッドが超音波振動子と一致しな い 6.溶接エリアに印刷した図面や油が有る 7.不正確な位置での周波数調整制御 1.熱ブレーカーが既に作動している オーバーロードのランプが点かない
2. ブリッジ整流器の損傷 3. 保護監視システムの中央にあるリレーの損傷 4.保護監視システムの損傷 5. メインの電気基板の損傷
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2-1. マスクの溶接の故障とその欠陥分析
故障イメージ 鼻ワイヤーが切れない
鼻ワイヤーのカッターの 切込みが深すぎる
排除方法 1. 鼻ワイヤーのカッターのローラーの止ねじを調節して 切れる位置までカッターを外に飛び出させる。それで カッターと止ねじをしっかり締めて固定する。 1.鼻ワイヤーのカッターのローラーの止ねじを調節して、 マスクを切れる程度でカッターを引っ込める。それでカッ ターと止ねじをしっかり締めて固定する。
マスクが切れない
1.カッターのローラの黒いハンドルをマスクが切れるまで 下げる。
マスクの切込みが深すぎる
1.カッターのローラの黒いハンドルをちょうど良い切れ具 合になるまで上げる。 1.設備の速度を落とす。
マスクのふち溶接の不足
2.振幅を増加させる 3.黒いハンドルで下に下げる
マスクのふち溶接が強すぎる
1.設備の速度を上げる 2.振幅を減らす 3.黒いハンドルを上にあげる
マスクの溶接面が丈夫でない
1.黒いハンドルを下に下げる 2.振幅を増加させる 1.布材をチェック(欠陥がないか確認) 2.下の超音波振動子のシステムを上げる
マスクの溶接面の溶接が 均一でない
3.模様ローラーか溶接ヘッドの再設計 4.溶接の時にマスクが移動していないか確認する 5.マスクと溶接ヘッドの接触が不当でないか確認する 1.模様ローラーと溶接ヘッドの水平を調節する
システムがオーバーロードする
2.模様ローラーに損傷がないか確認 3. 超音波溶接ヘッドの平面が沈んでいるかどうかを確 認します
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10. マスクの機械の付属品 リスト 1 工具箱 2 六角ソケットレンチ
1個 1セット
3 プラス ドライバー
1本
4 各サイズ・スパナ 12-14 17-19
2本
5 モンキー レンチ
1 本
6 使用説明書
1 部
この装置の超音波溶接ヘッドは、弊社によってテストおよび調整されています。 ご自身での分解・改造は行わず、問題がございましたら弊社までご連絡ください。 ご自身で、分解等の作業されますと保証対象外になる事がございますので、 ご注意ください
11.お問合せ先 伸光ホール デ ィングス株式会社 Tel: 0586-28-9461 Fax: 0586-24-4502 e-mail:info@shinko-mfg.co.jp
https://www.shinko-mfg.com/ 愛知県一宮市真清田1丁目1-20
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