Education
09.2018-12.2018 Accademia di archittura in Mendrisio Mendrisio, Switzerland 04.2018-
Kyoto Institute of Technology Kyoto,Japan
04.2014-03.2018
Shinshu univ Nagano,Japan
Kazuma Hiraoka
平岡和磨
01.11.1995 Japan
Experience 02.2017-03.2017
Hiroshima,Japan
+81 08 6169 4489 mrpndxkzm33@gmail.com
supoose design office
02.2019-03.2019
1-1 architects Nagoya,Japan
Contents 04 Houses in Kyoto M1 Quintus Miller studio 15 商店街を纏うスタジアム B4 卒業設計 34 たまりば オープンスペースを含む図書館 B3 図書館課題 43 知の森 B2 リノベーション課題 56 住宅の終わり方 M1 武井誠課題
Award 2015 北陸合同新人コンペ優秀賞 手塚晴彦 前田圭介 岩月美穂 2016 建築新人戦全国 8 選 乾久美子 小川晋一 芦澤竜一 加藤耕一 武井誠 福岡孝明
2017 JIA 卒業設計コンクール長野支部金賞 中山英之 SESSION 新潟 最優秀賞
ナノアーキテクト
福岡デザインレビュー 66 選 手塚晴彦 金野千恵 JIA 全国卒業設計コンクール 13 選 2018 武井誠選出作品
竹山聖 中山英之
09.2018 - 12.2018 KYOTO Design Lab Joint Studio with AAM Kyoto Institute of Technology / Accademia di Archittura in Mendrisio Architect : Prof. Quintus Miller Pair Work : Lino Marcela Site : Kyoto, Japan
-brief京都におけるその土地のコンテクストに沿った集合住宅の設計。近代以降の機能 化、合理化によって、都市部には、高層ビルが建ち、ガラスやコンクリートに代 表される工業化された素材は都市の均一化を産んだ。都市の均一化は、生活する 空間である住空間を住むだけの形態へと変えていった。京都における住宅を緩や かに仕切ることにより形成される層の重なりによるシークエンス、庭との関係性 に着目し、現代の合理化された枠組みの中で京都に建つ集合住宅について考えた。
N
Situation plan 1:500
敷地は京都市中央区。御池通りに面してお り、この通りを中心に京都の商業地区を形成 しており、高層ビルやマンションが建ち並ぶ。 一方で街区に足を踏み入れれば、京町屋や路 地空間などの様々な要素が混在している。
Kazuma Hiraoka , Marcela Lino - Atelier Miller, SA 2018 Accademia di architettura di Mendrsio - Kyoto Institute of Technology
A Housing Building in Japan
Kyoto
Kazuma Hiraoka , Marcela Lino - Atelier Miller, SA 2018 Accademia di architettura di Mendrsio - Kyoto Institute of Technology
A Housing Building in Japan
Kyoto
Kazuma Hiraoka , Marcela Lino - Atelier Miller, SA 2018 Accademia di architettura di Mendrsio - Kyoto Institute of Technology
A Housing Building in Japan
Kyoto
04.2017 - 07.2017 Diploma work in Shinshu Univ. Architect : Mikiko Terauchi Site : Hyogo, Japan
-brief 本計画は、商店街によりサッカースタジアムを囲むことにより「新た なスタジアムのカタチ」「新たな地域活性化のカタチ」を提案する。
04.2016 - 06.2016 First Semester Project in Shinshu Univ. Architect : Mikiko Terauchi Site : Nagano, Japan
-brief 善光寺の門前町として栄えた長野駅前にオープンスペースを含んだ図 書館を設計する。歴史的に由緒ある水路を敷地内に引き込み、周囲に腰 を掛けることのできるテラスを配置する。内部空間が外部空間を取り囲 むことにより、小さいスケールながらも街を活性化することを目指した。
06.2015 - 07.2015 First Semester Project in Shinshu Univ. Architect : Mikiko Terauchi Site : Nagano, Japan
-brief 大学構内に取り残された武道場。本来あるべき用途を失い、時間が
経過していた。この武道場を新たなコミュニケーションを生み出す施 設へとコンバージョンする。既存小屋組みを一部解体し、増幅した空 間を取り込むことで地域にも学生にも開かれた施設を設計した。
知の森
大学構内に取り残された武道場。本来あるべき用途を失い、時
この武道場を新たなコミュニケーションを生み出す施設へとコ
みを一部解体し、増幅した空間を取り込むことで地域にも学生
時間が経過していた。
コンバージョンする。既存小屋組
生にも開かれた施設を設計した。
Site Use Structure date
| | | |
nagano city NAGANO, community center wooden 2015
00 計画敷地
至 長野駅
SITE
信州大学
敷地は長野県長野市、信州大学工学 部キャンパス。学生が行きかうキャン パスの中にひっそりとたたずむ武道場 が今回の対象建物である。 対象建物は大学内を南北に縦断する 道路と大通りに面している。しかし、 敷地周辺は木々に囲まれており人々の 往来を遮っているように思えた。
01 現状 対象となる武道場は、武道場と称しているが現状ではラグビー部のトレーニングルー ムとしてのみ利用されており、学生に聞き取り調査をしてみても武道場の存在すら知 らない生徒も多く、利用率、認知度ともに低い施設となっている。
02 歴史性 武道場は戦前に製紙工場の施設として建てられたものをこの地に移築したものであ る。この時代の長野の製紙施設に多く見られる美しい小屋組みと無柱空間による大き なボリュームが特徴である歴史性のある施設をうまく学生に開かれた施設にできない かと考えた。
◀小屋組みを内観から見る。
▶長野県松本市に現在も現存 する製紙工場。
03 Program 地域の人々と学生のコミュニテ 大学構内に取り残された施設を地域に開くために、地域の人々と 学生が交流をできる施設を設計する。 聞き取り調査を行うと地域の人々は学生がどのようなことを学ん でいるかあまり知らず、学生も地域とのかかわりをあまり持ってい ないことが分かった。しかし、両者とも関わり合いを持ってみたい という結果がでた。
04 Diagram
敷地北と西には人通りの多い道に囲まれ
5 つの学部を発
ているが木々が生い茂りポテンシャルを
により、自由な
生かせていない
小屋組みの美しさを生かし切れていな
小屋組みを一
い武道場。
外部空間が生
ティ施設 地域の人々が大学がどのようなことを行っているか「知る場」 学生と地域の人々がともに「学ぶ場」 学生が地域の人々に「発信をする場」 人々が思い思いに「休息できる場」 を設計する。
発信するサークル状の施設
大屋根をかけることにより思い思いの
な行き来が可能になる。
営みが行われる。
一部増幅することにより半
武道場内部をレベル差によって配置す
生まれ人々を取り込む。
ることで空間に変化を与える。
05 平面アクティビティパース
5 つの学科を地域の人々 に発信していくブース。
日陰になっていること で憩いの場となる。
2F テラス 閲覧室兼ギャラリー
持ち寄り図書館
小ホール
04.2018 - 06.2018 First Semester Project in Master Kyoto Institute of Technology Architect : Prof. Makoto Takei / TNA Site : Kyoto, Japan
-brief 住宅の終わり方に疑問を感じた。棲み終えた住宅は解体して新築住宅として 生まれ変わったり、貸し駐車場として利用されることが多い。その中でもともと 住んでいた人々の住みついたことでできた形(住むことでできた故人の手垢や周 囲の人たちとの関係)は断絶されているように思えた。棲み終えた後、故人を思 い出すような空間へと変えていくことができないかを考えた。叔母が生きていた 形跡を残す住宅のその後について考えた。
住宅の終わり方
住宅の終わり方に疑問を感じた。棲み終えた住宅は解体して新築住宅として生まれ変わったり、貸し駐車場として利用されることが多い
んでいた人々の住みついたことでできた形(住むことでできた故人の手垢や周囲の人たちとの関係)は断絶されているように思えた。棲 い出すような空間へと変えていくことができないかを考えた。叔母が生きていた形跡を残す住宅のその後について考えた。
SITE
学童保育
☀
地域の人のオープンスペース
宝殿小学校 子供たちの遊び場
所在地:兵庫県 高砂市 宝殿地区 加古川流域の氾濫原であった地区を 1980 年代に宅地化。
叔母は、20年前まで学童補遺育の指導員をしていた。
1) 均一な立面とし
叔父叔母は 2002 年に新築の住宅を購入。
この敷地に叔母の死後学校帰りの子供たちが勉強をでき
いる現在の住宅
2015 年に叔父が他界。
たり遊びまわる拠点になるような施設を設計する。
おおよその住宅は築後 30 年を経過している。
現在は息子娘のいない 81 歳の叔母が一人で住んでいる。 叔母の死後は空き家になると想定される住宅である。
傾斜地に腰掛けることにより地域の人々のたまり場となる 目線の先には子供たちが遊んでいる姿があり、見守ることができる
い。その中でもともと住
棲み終えた後、故人を思
して作用して
13,500 7,500
2,100
3,900
不織布のレイヤーによるトンネル
子供たちの勉強場所
土間を通り抜け、新たな 動線ができる 事務室
2) 中心部分に開口を開けること
3) 外部部分のレイヤーとともに回遊性
によりアクティビティを生む
が生まれる
N 2,100
7,500
3,900
13,500
レイヤーを延長することで境界が増えて新たな居場所ができる
平面図(S=1/100)
不織布 t=15 最高高さ▽GL+8,000 アクリル材 100x100
2,100
1,000
2,000
1,000
4,800 8,800 断面図 S=1/50
Volume Diagram 00 住宅の最初
02 所有者の死後
01 住宅の最後
1 階が LDK、2 階が寝室となる対象住居。多くの戸建て
子供の独り立ち、パートナーとの死別などで使わ
空き空間解体しオープンスペースとする。家型
住宅にも当てはまる形態といえる。
れない部屋が増え、虫食い状態となる。
を不織布によるレイヤーで囲うことにより、元 の家形をモニュメントとして残し、内外が曖昧 なオープンスペースとなる。
レイヤーの張替えによるコミュニティの形成
不織布のレイヤーは経年劣化し、張り替えなければならなくなる。
アクリル材のみを残し、レイヤーを張り替える。
張り替える際に不織布特有の切りやすさによって、様々な方向に空間を変 化させることができる。この行為を子供たちとのワークショップによって 行い、アクティビティが生まれる。
Research
現在利用されていない 用途変更している
和室として使っていたが叔父が 亡くなった タイミングで叔母の足の具合が 悪くなり、 階段を昇ることが困難になり、 現在は 叔母の寝室として利用されてい る。
二階は叔父と叔母の寝室で構成される。 叔父が車が好きで、車いじりによ
現在は衣類などの物置として利用され
く使っていたガレージだが、叔母
ている。
が二輪免許しか持っていないため、 現在は使用されていない。
7,500
3,900
13,500
N
S=1/100 平面図 2F
structure ☀
家型に開口を開けたり風により靡くことによって光に
100x100 のアクリル角材により、家型の
レイヤーによりフレームを覆うこ
よる濃淡、空間の変化によりさまざまな居場所が生ま
フレームを作る
とにより曖昧な境界を形成する。 開口やレイヤーを伸ばすことによ
れる。
り空間を変化させる。
material
外力によりレイヤーが靡くことによってでき 光、風、雨の透過による内外の曖昧さ る空間の増減
光の濃淡による空間の変化
造形のし易さ