@Time Out Café 2009.4.11 4.26
1 : Spectrum by Dave Little, 1988 Heaven Club のアネックス、The Sanctuary にて月曜日に開催され、Alex Paterson(The Orb)や、Paul Oakenfold がプレイする中、1500 人以上の人々 が熱狂したモンスター・パーティ。このアートワークは現在、ヴィクトリア・ アンド・アルバート博物館に所蔵されている。まさに 1988 年、アシッド・ハウス年の最高傑作 である。
2 : Shoom by George Georgious, 1988
(550 GBP)
Danny Ramplingとは、1987年にNicky Hollowayを通じて知り合った。彼は自 身のクラブ、Shoom Clubのフライヤーを作ってほしいと頼んできた。文字の横 で転がり落ちる立体の「スマイリー」は、即座に見る人がドラッグを連想するも のへと仕上った。それはその時代には、ぴったりはまったデザインだったと言える。
3 : High on Hope by Alan MacDonald, 1989 (400GBP)
4 : Flesh by Trevor Johnson, 1991 (550GBP) Trevor Johnson は Hacienda のデザイン・チームのメンバーで、クラブや< Flesh>などの悪名高いパーティのアートワークをデザインしていた。と同時 に Peter Saville との<Factory Records>関連作品、マンチェスターの有名 ブランドや会社のデザインも手掛けていたのだ。
5 : Hacienda by Trevor Johnson, 1998 1989 年作。ourhistory とのコラボレーションにより 2008 年、プリントと して複製。
6 : Ibiza 90 by Charlie Chester, Anon 1991 (350GBP) 1988 年、Second Summer Of Love の2年後、プロモーターである Charlie Chester は、新たに IBIZA という境地に UK の DJ やライブアクト、そしてク ラバーたちをこんだ。このレボリューションが UK だけのものではなく、国 際的なものだと証明した重要なポイントであった。
7 : Boy s Own by Dave Little, 1989
(450GBP)
Andy Weatherall、Terry Farley、Steve Maize、Cymon Eckles より、<Boy s Own >のロゴ、T シャツ、レコード・スリーヴなどのデザインを依頼された Dave Little。 <Boy s Own>が、現在のポップ・カルチャーのアイコン的名声を獲得したのも、 彼の多大なる貢献があったからこそであろう。
8 : Confusion by Derek Yates, Norman Jay によるソウルミュージックとダンスミュージックを融合したパーテ ィー。これによって黒人と白人が同じパーティで遊ぶというあらたな形ができあ がった。
9 : Love by Dave Dorrell, 1988
(400GBP)
<LOVE>は David Dorrell、 Rod Marsh が 1988 年 WAG Club にてスタートし、 <Spectrum>や<Sin>と共に、ロンドンを 第二の Summer of Love ムーヴメ ントへと導いた最も成功したパーティである。当時の DJ、 Steve Proctor や、Paul Trouble Anderson は、今やハウス界のレジェンドである。
10 : Sin by George Georgious, 1989 1988 年、Nicky Holloway が The Astoria Theatre で始めたクラブ。クラブの明 るさを考慮し、白のバックに、黒、赤を使用。古いシート、かすれた文字、そし て白黒コピーによる不完全な仕上がり感に満足した。 i を意味する赤いエクスク ラメーションの目のマークは、Dave Little の作品 Spectrum に対する ウィンク である。
11 : Tonka. Tonka Design, 1990 (300GBP) 80 年代後半のアナーキーなアシッド・ハウス時代、Garth は悪名高き無法者のパ ーティ・グループ<Tonka Sound System>へ参加した。彼は、ロンドンの至る
所で繰り広げられる、一連の不法なアンダーグラウンド・パーティへと身を投じたのだ。
12 : Blue Note by Tom Hingston Design, 1995 このロゴは 1997 年、Blue Note Club のためにつくられたもので、今回のため に 2008 年アーティストにより特別に複製されたプリントである。
13 : Pumpin Curls by B-Art, 1994
14 : Trade by B-Art, 1994 (450GBP) 「Fierce Rulin DJによる、アンダーグラウンドでカッティング・エッジなダン ス・ミュージック」を貫いたその音楽ポリシーは、世界的に知られるところで、 それがTrade自体のブランディングでもあった。Tall PaulやTony de Vitらもこ こで、経験を積んだのである。
15 : MIDNIGHT COWBOY by Sean Maclusky & Paul Khera (450GBP)
16 : Universe/Big Love by Oli Timmons, 1993 この作品は、1993 年 4 月に始まった、<Tribal Gathering Festival>のため につくられ、フライヤー、ポスター、T シャツなど、イベントの宣伝に掲載さ れたアートワークである。
17 : Love Ranch by Sean Maclusky & Paul Khera, 1990 (450GBP) 1991年、McLuskyが土曜の夜、Leicester Squareのクラブ、Maximusにて始め た伝説のパーティ。Paul Daley(Leftfield)、Darren Emerson(Underworld)、 Danny Rampling(Shoom)、Al Mackenzie(D-Ream)ら、レジデントDJの爆発的 な人気と、意外性で有名であった。
18 : Love Ranch by Sean Maclusky & Paul Khera,1991 (250GBP)
19 : Metalheadz. Darren Bartlett, 1995 (450GBP)
20 : The KLF logo by Jimmy Caulty, 1987 Drunnond と Cauty からなる The KLF は、80 年代後半から 90 年代初期のブ リティッシュ・アシッド・ハウス・ムーヴメントから生まれたバンドである。 彼らは スタジアム・ハウス や アンビエント・ハウス と呼ばれるジャンルを 生み出し、数々のヒット作を<KLF Communications>よりリリースしている。
21 : BRANKSY by Darragh Greally 22 : BRANKSY by Darragh Greally 1994 年、Darragh は、ロンドンで体験したテクノやドラム&ベー スを彼自身の手描き手法で、クラブ・カルチャーが壊滅的な町、 Galway へと普及させようとした。各フライヤーには、風刺漫画が 描かれており、内情を知っているものだけがそこから次のパーティ会場を知ることができると いうものだった。Darragh は 2003 年、パーティ会場へ向かう途中、自動車事故で他界した。
23 : NORTH VS SOUTH by Tomato, (400GBP) 24 : Arthrob logo by Tomato,
(500GBP)
25 : Steve Reich Remixed by Tomato, 1998 (650GBP) 26 : Brech by Tomato Tomato は、1991 年イギリスで結成されたクリエイター集団。TV CM、グラフィック、映 画、ファッション、建築、音楽から企業コンサルティングまで その活動領域は非常に
多岐に渡る。またメンバーのうち 2 人は Underworld としての活動でも知られる。日本と のゆかりも深く、ソニーの CI やテレビ朝日のロゴ、リーバイスなど数多くの仕事を手 掛けている。
27 : underworld Born Slippy by Tomato, 1996 (450GBP) 1995 年、Underworld のレコード・スリーヴのためのデザイン。言うまでもなく Underworld はこの曲で、世界的にその名を轟かせた。
28 : Magic Waves by Lo Recordings Design, 2007
29 : Back to Basics by Beer & Gundill, 1999 (400GBP) 30 : Back to Basics by Beer & Gundill, 1995 (400GBP) 31 : Back to Basics by Beer & Gundill, 1995 (400GBP) 1991年、Dave BeerとAlistair
Cookeらが始めて以来、
18年の歴史を持つ、世界最長のイベント。Paul Oakenfold、Sacha、Daft Punk、Basement Jaxx らがキャリアを積み、Francois K、Danny Tenaglia、Frankie Knuckles、Doc MartinらUKデ ビューを飾った場でもある。
32 : Back to Basics by Jamie Reid, 1991 (450GBP) Jamie Reid 自身が自作のパロディーとして制作した作品。
33 : Frankie Bones by Mark Wigan, 1989 (600GBP) Mark Wigan:生前のアンディ・ウォーホルより「ヨーロッパで最もエキサイテ ィングなポップ・アーティスト」と賞賛され、 Keith Haring とのコラボレー ションなど、現在のイギリスのファッション、アート、グラフィティー・クラ ブカルチャー等に与えた功績は計りしれない。日本ではパルコの CM(91 年)や元気のでるハ ウス等を手掛ける。
34 : The Brain by Mark Wigan, 1990 (600GBP) Mark Wigan と Sean Maclusky によって経営されていた SOHO の小箱クラブ。
35 : gallery by Pierre Antis, クラブTurnmillsのパーティ<The Gallery>のアートワーク。同じ女性の像も造 られており、M&Mで全身を覆われたその像は、Mixmagの広告のために砕かれ た。元々は、2002年の<World DJ Day>のために依頼されが、これは2008年に オリジナル作品をハンド・ペインティングによって複製した作品である。
36 : DTPM by B-Art, 1999 (400GBP) Farbic,The End などでおこなわれていたファンキーハウス系のゲイパーテ ィ。
37 : Electric Chair by Corporation Pop, 2008 1992 年、 Eg.G という社名で設立され、2007 年には Corporation Pop (略:Co.Pop) へ社名を変更。主にアート、音楽関連の印刷物、映像、インタラクティヴワーク をデザインしている。このフライヤーは、The Unabombers によって開催されて いた Manchester の伝説的パーティ<The Electric Chair>。
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