読者の皆様へ
新学期が始まり、ご家族で楽しくお過ごしのことと思います。
私たちのCultural Bridgesプログラムが発行する情報誌に もアラビア語が新たに加わり、Issaquah Schools財団(ISF) へのご寄付、ご支援をしてくださる皆様のおかげで地域家 庭へのサポートをさらに広げることが出来て大変喜ばしく 思っています。
そして我が家では、娘が高校生になり新たな喜びにあふれ ています。娘がまだキンダーに入学する前、早く他の親御さ んのように学校での保護者ボランティアに参加したいと思 っていたあの頃の私を考えると、学齢期というのはとても早 く過ぎ去ってしまうものだと感じています。
下にまだ小さなお子さんがいらっしゃるご家庭でも、担任の先生や学校のPTSAに問い 合わせてみることをお勧めします。子連れで参加可能な素晴らしいボランティアの機会 があります。私は幸運にも子供たちの小学校の教室や学校のPTSAボランティア活動を することができました。PTSAは決して怖いものではありません。よりよい学校づくりのた めに協力し合っている素晴らしいグループです。少なくとも私たちの地区では、ハリウッ ドが作り出した映画やドラマで見るような殺伐としたものではありません。また、中学校 や高校でも活動の場があります。7ページの記事を参考に、学校のPTSAウェブサイトを チェックしてみてください。
新学期のこの機会に、学校コミュニティとのつながりを取り戻していきましょう。これか らは学校での行事やコンサートをより多く楽しむことができるようになります。ご家庭で 利用できる多くのリソース情報は4ページをご覧ください。また、4~5ページにある新学 期チェックリストも参考にしてください。新学期を準備万端で迎えることは、生徒が学校 やそれ以外で成功するために大きな違いをもたらすでしょう。
さらに、子どもたちのために利用できるメンタルヘルス関連のリソースを知っておくこ とも新学期への心構えとして重要です。どの学校にもカウンセラーがいて、すべての生 徒をサポートしています。ISFは、メンタルヘルスは人生のどの段階においても重要であ り、子どもの社会性、感情面、認知的発達を形成する上で重要な役割を果たすことを理 解しています。ISFは、生徒のためのカリキュラムと同時に、職員がさらに専門的な知識 を学ぶ機会を支援しています。また、地元の団体Influence the Choiceと提携し、学校区 の青少年が抱えるメンタルヘルス上の課題について実際に学生と話し合う場を提供し ています。これは子どもたちの精神面で何が起きているのかを知る良い機会です。学生 による意見交換会はとてもインパクトがあります。ぜひ15ページで彼らの意見をご覧く ださい。
22ページと23ページでは、地域家族が紹介する美しい2つの文化を学べます。地域の繋 がりを取り戻し、手を差し伸べ、皆で学びましょう。
素晴らしい新学年に乾杯!
ALICIA SPINNER プログラムマネージャー CHRISTIANA SCHUMANN 英語版編集
KELLY BURCH 表紙デザイナー LAURA NI 編集アシスタント
MINAL DESAI-MONGA 表紙写真
NANA TSUJINO 日本語版編集
NATALIA ARGUTINA
NAWAR
この35年間、財団は1300万ドル以上の寄付を集め、地区 の学生を支援するプログラムに資金を提供してきました。 私たちはすべての生徒が潜在能力を発揮できるようリソ ースを提供するという使命を果たすために常に努力を続 けています。私たちは生徒の学習を活性化し、教育成果を 向上させ、生徒全てが自信を持ち、積極的に行動する優れ た市民となるための機会を地区全体で公平に提供するこ とを目的とした団体です。私たちは生徒のニーズを第一 に考え、子供全体に焦点を当てています。
新しい形の対面授業に戻る中で、財団はIssaquah学校 区、PTSA、地域社会のパートナー、企業などと密接に協力 し、生徒たちに効果的かつ効率的な教育環境とそれに関
連したプログラムを提供するため、たゆ
のですが、保護者、生徒、教育者、寄付
Issaquah学校区(ISD)の新教育長Heather Tow-Yick氏は 2022年7月1日から仕事を始め、最初の100日プランを設定し ました。
ISDでの職務に就く前は、Mukilteo学校区の副教育長であ り、Teach For AmericaとProvidence公立学校の職員長を務 めた経験もあります。Tow-Yick氏は、生徒とコミュニティのた めの教育機会を加速させることに自分のキャリアを捧げてき たと語りました。また、プロフェッショナルな環境での最優先 事項として、次のようなことを挙げています。
• 共通の関心と価値観に根ざした信頼と透明性のある関係の 確立
• リソースの効果的かつ創造的な活用
• 行動においての関与、意図性、責任を伴う公平性
Tow-Tick氏は、MITで経営学修士、ニューヨークのColumbia University Teachers Collegeで修士、ロードアイランドの Brown Universityで学士を取得しました。
ニューヨーク市教育局で英語と米国史を教えることから教育 界でのキャリアをスタートさせ、以来22年間、責任あるポジシ ョンを任され続けてきました。すべての生徒のレベルを上げ ようとするISDの取り組みは、学問的な卓越性、チームワーク、 エンパワーメントという自分の価値観と一致すると考えてい ます。
「効果的なリーダーシップの移行は、成功への重要な ステップです。教育長としての最初の100日プランは、 挨拶、イベント参加、活動、一対一の会話など、私がISD の教育長としての役割に移行するための様々なステ ップを紹介しています」と彼女は歓迎メッセージに書 きました。「私は、できるだけ多くのことに耳を傾け、学 び、関わっていきたいと考えています」
最初の100日、目標:
• すべての関係者との信頼関係を構築する。
• ISD 教育長としての役割への移行を円滑に成功させ る。
• ISD の歴史、コミュニティの規範、伝統、期待を学ぶこ とによって、ISD コミュニティを徹底的に深く理解する。
• ISDに影響を与える強み、弱み、機会、課題を検討し、 地域社会のすべての人々のニーズを満たすためにリ ソースの調整を行う。
第1期:準備(7月31日まで)
目標:移行の準備をし、関係を築き、地区の基礎となる 情報を収集する。
• 各委員と面談する。
• 委員会と協力して最初の100日プランを策定する。
• 退任するRon Thiele教育長との引継ぎを終了する。
• 各委員から背景と考察を収集する。
• 各校長と1対1で話す機会を提供。
• 学校区運営についての基本的な理解を得る。
第2期:聞く、学ぶ(8~9月)
目標:関係者と会い、生徒、地域家族、スタッフのニーズ と機会について意見を聞き、学ぶ。
• 学校区内の校長や管理職との学期開始会議に出席。
• 教育委員会の最初の会合に出席する。
• 全学校と運営現場への訪問を開始する。
• 校長および副校長との1対1の面談を継続する。
• 教職員組合の指導者と会う。
• 地域家庭および保護者グループと会う。
• 地域社会のパートナー、組織と会う。
• 先住部族の指導者と会う。
• 地元選出の役人と会う。
• 地元のメディアと関係を築く。
• プログラムおよびイニシアチブの見直し。
第3期:参加(9~11月)
目標:学校訪問、イベント、地域社会への参加を通じ て、優先されるニーズと機会に関する見識を引き続き 収集する。
• 引き続き、すべての学校と業務現場を訪問する。
• 近隣学校区、Puget Sound Educational Service District(PSESD)、州の教育組織との関係を構築する。
• 地域家庭および保護者グループとの面談を継続す る。
• 地域社会のパートナー、組織と会う。
• さまざまな学生グループと会う。
• 地元の商工会議所と会合を持つ。
• 地域フォーラムを実施する。
• 進捗状況や活動に関する地域社会の最新情報を提 供する。
第4期:結果報告、計画(11月) 目標:来年度への継続、成長、転換、開始のための主要 な優先事項を共有し、戦略的計画のための主要な優 先事項の土台を築く。
• これまでに得られた知見を要約する。
• 短期的な予算編成と長期的な戦略計画への影響を 判断する。
• 次のステップとフォローアップ計画を共有する。
最初の100日プランの詳細については、bit.ly/ ISDfirst100DaysPlanをご覧ください。
Tow-Yick氏はこの計画を実行に移すため、新学期から 数週間かけて学校区内すべての校舎と施設を訪れま した。生徒たちに豊かな学習体験を提供している教職 員を自身の目で見て、生徒や職員と直接話をするのが 楽しく、有益であったと語っています。
Tow-Yick氏は10月20日(木)5pmからのフォーラムに 地域住民の参加を呼びかけています。
1. Cultural Bridges 情報誌
私たちのプログラムは、皆様が地域の情報を得るため のお手伝いをしたいと考えています。毎年学年の初め には、プリスクール、キンダー、小学校、中学校、高校に 通うお子さんをお持ちのご家族向けに、学校区の基本 情報をまとめたファミリーガイドを発行しています。ま た、今ご覧いただいている情報誌を年3回発行してい ます。これらはすべて8ヶ国語に翻訳され、区内各校の 事務所で無料配布されています。PDF版をご希望の方 は https://isfdn.org/cultural-bridges-magazine/ から 無料で入手できます。
2. Family Access 学校区に在籍するすべての保護者と生徒は、Family Accessのアカウントが作成されます。Family Accessで は、テストの点数、出席状況、クラスのスケジュール、成 績表、予防接種の記録など、生徒の情報に保護者と生 徒がオンラインでアクセスできるようになっています。 パスワードなどログイン情報を忘れた場合の対処法 はhttps://www.isd411.org/portals/family-access をご覧ください。
3. Canvas
Family Accessに加え、6~12年生の生徒はCanvasの アカウントも作成されます。これは、当学校区が使用し ているオンラインシステムです。Canvasを通じて、生徒 は授業の情報にアクセスし、課題を提出したり先生や クラスメートと交流することができます。保護者もオブ ザーバーとしてCanvasのアカウントを取得し、生徒の 授業の進捗状況を確認したり、学習をサポートしたり することができます。オブザーバーができることの例と しては、クラスカレンダーの閲覧、生徒の成績の確認、 課題の提出期限の確認、教師からのフィードバックの 閲覧などがあります。また、Canvasを通じて、先生や生 徒とコミュニケーションをとることも可能です。お子様 をサポートするために、Canvasのアカウントにアクセ スすることは非常に重要です。詳しくはhttps://www. isd411.org/portals/grades-6-12 をご覧ください。
さんの学校生活に影響を与える可能性のある重要な ライフイベントについても担任の先生にお知らせくだ さい。学業や生活態度について相談したい場合は担任 教師、スクールカウンセラー、校長に連絡することがで きます。また、保護者は希望すれば対面式や電話によ る無料通訳サービスを受けることができます。すべて の教師の電話番号とメールアドレスは各学校のウェブ サイトに掲載されています。
8 住居支援
あなたの家族が次のいずれかの居住環境に住んでい る場合、特別な援助やサポートを得る資格があるかも しれません。シェルター、モーテル、車、キャンプ場、路 上、廃屋、トレーラー、その他不適切な宿泊施設、また は住居が見つからず、友人や親類の家での間借りな ど。支援が必要な場合は生徒のスクールカウンセラー または Munazza Rizi 425-837-7158へご連絡くださ い。
9 ファミリーパートナーシップリエゾン
例えば、クラブやスポーツ、アクティビティ、リソースは 何があるのか、ランチタイムはどのようなものなのか、 など学校に関する質問がある場合は各校担当のリエ ゾンにご連絡ください。無料通訳を介したご希望の言 語でのサポートも可能です。
-Liliana Medina (Español) ファミリーパートナーシップリエゾン
Phone - 425-837-7141
Text: 425-331-9555 medinal@issaquah.wednet.edu
担当校:
Issaquah High School Issaquah Middle School Pacific Cascade Middle School Clark Elementary Issaquah Valley Elementary Sunset Elementary
-Wenli Mithal (中文) ファミリーパートナーシップリエゾン
Phone - 425-837-7106
Text – 978 252-3686 MithalW@issaquah.wednet.edu
担当校:
Skyline High School
Beaver Lake Middle School Pine Lake Middle School
Cascade Ridge Elementary Cedar Trails Elementary Challenger Elementary Creekside Elementary Discovery Elementary Endeavour Elementary
Sunny Hills Elementary
-Ina Ghangurde (हिंदी) (मराठी) ファミリーパートナーシップリエゾン
Phone - 425-837-7008 GhangurdeI@issaquah.wednet.edu
担当校
:
Liberty High School Cougar Mountain Middle School Maywood Middle School Apollo Elementary Briarwood Elementary Cougar Ridge Elementary Grand Ridge Elementary Maple Hills Elementary Newcastle Elementary
年生については、日々の成績はCanvasに掲載されま す。生徒と保護者はCanvasにアクセスし、お子様の日 々の学習に対する教師のコメントを確認することが できます。すべての生徒について成績評価期間終了 後、Family Accessに掲載される成績が最終成績となり ます。保護者の方はFamily Accessで成績を確認してください。
12. バス
冬に向けて天候不良や大雪の予兆がある場合、学校 スタッフが当日午前3時から地区の道路状況の確認を 始めます。天候と道路の状況を確認し、その日の休校 や通学の遅延を決定します。休校や遅延が発生した 場合の説明は、Emergency Transportation bulletin パンフレットに記載されています。学校区が毎年11月 に発行し、地区の全家庭に郵送されるこのパンフレッ トは天候に関連した、またはその他の緊急の通学状 況についての重要な情報が記載されています。最新 情報はウエブサイトで更新されます。https://www. isd411.org/programs-services/buses/emergencytransportation-bulletin バスに関するご要望やご質 問は425-837-6330までご連絡下さい。
Cultural Bridges (CB): 役職と日々の 仕事について教えてください。
Gary Aguilar (GA): 私は副校長とし て、一日を通してさまざまな形で保 護者や生徒、スタッフと接していま す。朝と昼、登下校時に生徒や保護 者に挨拶することが多いです。運が 良ければ、交通整理をすることもあ ります。あとは教室を訪問し、先生 や生徒の授業や学習をサポートし ています。教室訪問では、読み聞か せをしたり、小グループで作業をし たり、生徒のプレゼンテーションを
Gary
聞いたりしています。単元末の作文 のお祝いに教室を訪れ、生徒たち が一生懸命勉強して書いた作文を 見るのを楽しみにしています。
CB: 先生の学校では、管理職チーム にどのようなユニークな視点をもた らし、生徒がどのような恩恵を受け ていますか?
GA: 私は20年間教育に携わってき ました。学校での最初の仕事は、神 経障害のある生徒を支援するパラ プロフェッショナルの仕事でした。 その後、1年生と5年生を教え、中 学校では生徒部長を務め、現在は Grand Ridge Elementaryの副校長 として3年目を迎えています。小中 学校での経験、小学生と中学生の 指導、パラプロフェッショナルの経 験、3児の父としての経験が、管理職 チームと協力する際に多角的な視 点を与えてくれますし、これらの視 点は生徒の成績向上と学校コミュ ニティの支援に役立っています。
CB: 何かエピソードがあれば教えて ください。
GA: 休み時間や昼食時のカフェテ リアで生徒の見守りをしながら、生 徒と学校以外の生活について話し たりすることが多いです。音楽、ポケ モン、スポーツ、トレンドなど、生徒 達からたくさんのことを教えてもら っています。
CB: 仕事以外のご自身のことを少し 教えてください。
GA: Grand Ridgeにいないときは家 族、そしてブルドッグのロジャーと 過ごしています。水泳、キャンプ、シ ーホークスの応援を楽しんでいま
PTSA
LAUREN BARTHOLEMEW Issaquah PTSA Council会長 president@issaquahptsa.org こんにちは、今年度のIssaquah PTSA Council会長を務めるLauren Bartholomewです。私はフルタイム の母親であり、Issaquah コミュニテ ィでボランティアもしています。夫は Microsoftに勤めています。Issaquah Highlandsに住んでおり、Issaquah高 校でフットボールをする12年生の元気 一杯な子供がいます。また、Medinaの St. Thomas Schoolに通う5年生の子供 もいます。彼女は慎重で賢く、リスクを 見極めれば何にでも挑戦します。私た ちは家族で旅行し、世界中のさまざま な文化を体験するのが大好きです。 私は南カリフォルニアの国境の町で育 ちました。近所の学校は、子どものころ の私にとって安全な場所でした。 学校 は私が遊び、食事をし、指導を受ける 場所でした。子供であり、ティーンであ り、大人になることを学ぶ場所だった のです。私にとって子どもたちの学校 で積極的に活動し、課外活動に参加す ることは常に重要なことでした。シング ルマザーだったBryceの幼児教育時代 も、年に2日は必ず休みを取って教室 でボランティアをしたり、イベントの手 伝いをしたりしていました。大切な大 人が自分の教育に関わってくれること は、生徒にとってとても大切なことだと 思います。 なぜPTSAなのか?PTSAは生徒の学校
いかがでしょうか。皆さんのための居 場所があります。
Issaquah PTSA Council とは?この議 会は地域のPTSAを支援しています。 私たちは100%ボランティアの501c3 団体で、地区全体のPTSA同士、WA 州PTA、ISD、ISFやVISといった地元の パートナーをつないでいます。地域 のPTSAの円滑な運営のための研修 を行い、会長や地域のPTSA代表が参 加する月例会議を開催しています。 また、Reflectionsコンテスト、Golden Acorn賞レセプション、Art Docentトレ ーニングなど、毎年恒例のイベントも 開催しています。私たちは皆、地域の PTSAのメンバーであり、多くの人が地 域のPTSAで何かしらの役割を担って います。
人とのつながり! 今年も新たなスター トを切りますが、PTSAの成功と生徒の 成功には人とのつながりが重要な要素 です。今年もPTSAが提供する素晴らし いプログラムを通して、私たちのコミュ ニティが癒され、つながり続けることを 願っています。メール、電話、またはイ ベントにお立ち寄りいただき、ぜひ皆 さんとつながりを持ちたいと思います。
ISDにおける特別支 援学校の生徒と家族 のためのサポートと 支持拡大
BETSY GRANT
ISD PTSA Special Education Network 会長 special-education@issaquahptsa.org Issaquah学校区(ISD)内で特別支援教 育を受けている生徒とその家族に対 して、PTSAを通じた豊富なサポートが 用意されています。関係者全員の目標 は、特別なサービスや便宜を必要とす る生徒の学校生活を向上させることで す。学校区には現在ISD PTSA Special Education Networkと、Issaquah Special Education PTSA 2.6.13. という 2つのPTSAグループが存在します。こ の2つのグループの違いは何でしょう?
ISD Special Education PTSA Network は、ISDのPTSA協議会の一部であり、学 校区内のすべてのPTSAメンバーで構 成されています。このネットワークは、 あなたのご家族が通う学校コミュニテ ィの一部であることを強く信じており、 その関係を促進するために設立され たものです。もしあなたが学校のPTSA に所属しているならば、あなたはこの ネットワーク内に含まれます。
ネットワークは、各 校のPTSAからその 学校のコミュニティ の生徒と家族を代表する者を出すこ とを目指しています。Facebookページ (https://www.facebook.com/groups/ issaquahspecialed/) を運営してお り、PTSA会員でなくても参加すること ができますが、同時にPTSAの会員登 録もお勧めします。Facebook以外に も、ネットワークは定期的に地区のリ ーダーを擁護し、ISDの特別支援学校 の生徒を持つ家庭に共通の問題に対 する答えを提供するためにウェビナー を作成し、地区全体のコミュニケーシ ョンを促進するために我々の代表と 関わっています。より詳しい情報はISD 協議会のウェブサイト:https://www. issaquahptsa.org/programs/specialeducationでご覧いただけます。
Issaquah School District Special Education PTSAは、ISD PTSA協議会内 の特別利益PTSAユニットです。また、 学校区内の障害を持つ生徒とその家 族を支援する新しいグループです。こ のグループの一員になるには、会員に なる必要があり、誰でも入会することが できます。このPTSAは、Issaquah学校 区全校の教師、生徒、家族の代表です。 彼らの使命は、特別支援教育コミュニ ティにのみ焦点を当てることです。その 目的は、互いに学び合い、情報を共有 し、特別支援教育の生徒とその家族の ニーズを擁護するコミュニティを作る ことです。Facebookのグループは、会 員に公開されています。コミュニティ形 成の最初のイベントの1つは、毎月の Parent Power Hourの開催です。参加 または詳細についてはhttps://www. issaquahspecialeducationptsa.org を ご覧ください。 PTSAの支援に加え、学校区からの 直接の支援もあります。昨年春に は、ISDがIEPミーティングに焦点を 当てた保護者向け説明会を開催し ました。今後、さらに説明会を開催 する予定です。説明会を欠席され た方は録画とスライドを見ること ができます。https://www.isd411. org/programs-services/equity/
昨年度よりIssaquah学校区 (ISD)では区の行事や会議、 その他の集まりで土地認識宣言 (Land Acknowledgements) を実施しています。
Land Acknowledgements は、ISDコミュニティーが先住 民の土地に存在している事を 認識するという学校区の姿勢 を表しています。 また、先住民 がこの土地の本来の管理者で あることを再確認するものでも あります。
土地認識に加えて、ISDは Snoqualmie族の協力のもと Since Time Immemorial(太古 の昔から):ワシントン州にお ける先住部族の主権、のカリキ ュラムを作成、部族の歴史や現 在のニーズ、生活に関する研 修の機会を職員に提供してい ます。
Land Acknowledgementは、 先住民のいる国やコミュニティ で何世紀も前から行われてい
る伝統的な習慣です。 先住民 や非先住民は、私たちが現在 暮らす土地の最初の管理人で ある先住民を認識するために この慣習を用います。
ISDの大部分はSnoqualmie 族の土地に位置しています。 ISDの南端の学校のいくつか は、Duwamishの土地にありま す。
Since Time Immemorial(太古 の昔から)の部族主権カリキュ ラムの一部では、学校がそれ ぞれの部族コミュニティの環 境探究型カリキュラムを教える よう奨励しています。
先住民による先祖代々の 土地運動の詳細について
は、The Snoqualmie Tribe Ancestral Lands Movement (https://snoqualmietribe.us/ snoqualmie-tribe-ancestrallands-movement/)をご覧くだ さい。
この組織の活動目標は太古の 昔からSalish海南部で暮らして きたSnoqualmie族の事を広く 一般に知ってもらう事です。 先 祖代々の土地の重要性を皆さ んと共有することでそれを尊重 し、土地の復元、保護をするた めの部族支援をする方法につ
全校
10月24日:教員勤務日、生徒のみ休校
11月11日:ベテランズデー、休校
11月24、25日:サンクスギビング、休校
12月19日-1月2日:第1冬休み、休校
小学校
11月28日:1学期終了、成績表はFamily Accessで確認
11月30日‐12月1日:小学校保護者面談、 生徒のみ休校
Apollo
10月03-14日:秋のRocket Fuelファンドレイ ズ
10月14日:ポップコーンフライデー
10月17-21日:Scholastic ブックフェア
10月20日:Reflections応募締め切り
10月21日:ファミリーパンプキンナイト
11月08日:写真再撮影
11月18日:Reflectionsレセプションナイト
MPRにて、6pm-7pm
12月3日:Math in Actionトーナメント、バー チャル
Briarwood
10月3日:Read-A-Thonキックオフ
10月7日:ポップコーンフライデー
10月13日:写真撮影
10月14日:ファミリーパンプキンナイト
10月21日:Read-A-Thon終了
10月21日:ポップコーンフライデー
11月04日:ポップコーンフライデー
11月14-18日:秋のブックフェア
11月17日:ファミリーナイト、ピザビンゴ
11月18日:ポップコーンパーティー
12月02日:ポップコーンフライデー
12月07日:ホリデーショップ、3pm
12月16日:ポップコーンフライデー
Cascade Ridge
10月11日:PTSA総会、6:30pm
10月:パンプキンパッチナイト、日時未定
10月28日:Reflections応募締め切り
11月4日:Reflectionsレセプション
11月18日:ムービーナイト
11月5日:Holiday Gift Barn Collection
12月9日:ウィンターフェスタ
Cedar Trails
11月1日:写真再撮影
Challenger 10月7日:ポップコーンフライデー
Clark
10月10-21日:Read-A-Thon
10月13日:スタッフ感謝ランチ
10月26-28日:秋のブックフェア
10月28日:ビンゴナイト
11月1-2日:視力、聴力検査
12月9日:ジンジャーブレッドナイト、6pm
12月15日:スタッフ感謝ランチ
Cougar Ridge
10月27日:写真再撮影
10月28日:Spooky Spaghetti
11月14-18日:秋のブックフェア
11月17日:サンクスギビングスタッフラン チ、11:30AM
11月17日:ムービーナイト、6pm
11月18-23日:Caring Through Sharing
11月29日:ビンゴナイト、6pm
12月8日:Reflectionレセプション、6pm
Creekside
10月14-21日:Otterthonファンドレイザー
10月26日:写真再撮影
10月28日:Halloween Bash
11月30日-12月1日:ブックフェア
12月13日:PTSA総会、7pm
Discovery
10月21日:Reflections応募締め切り
10月28日:Trick or Treat Trail
11月7-8日:視力、聴力検査
Endeavour
10月4日:写真撮影
10月27日:秋のソーシャルSpooky Spaghetti、5:30pm-8pm
11月17日:PTSA総会、7pm
11月29日:写真再撮影
11月30日-12月1日:ブックフェア
Issaquah Valley
11月15日:PTA総会
Newcastle
11月9日:会員総会、7pm
Sunny Hills
10月6日:視力、聴力検査
10月12-16日:秋のScholasticブックフェア
10月17日:Reflectionsアート提出期限
10月18日:写真撮影
10月20日:カルチュラルコネクションイベン ト、5:30pm-7:30pm
11月4日:イヤーブック表紙コンテスト締切
11月16:アフタースクールムービー
11月17日:写真再撮影
12月6日:ファミリーイベント、6:30pm
Sunset
10月28日:PTA Spooky Spaghetti、6pm
11月8日:写真再撮影
中学校
10月25日:クロスカントリー決勝、3:30pm
Lake Sammamish State Park
11月28日:第一学期終了
12月2日:成績採点日、半日(早退)
Beaver Lake
10月19日:写真再撮影
11月3日:7年生聴力、視力検査
Cougar Mountain
10月21日:PTSA総会、10am
11月18日:PTSA総会、10am
Issaquah
10月11日:コーラスコンサート、6:30pm8:00pm
10月13日:写真再撮影、8:45am-11:30am
10月19日:PTSA総会Zoom、6pm
10月26日:MVPセレブレーション、12pm
11月16日:PTSA総会対面、6pm
11月30日:MVPセレブレーション、12pm
12月14日:PTSA総会Zoom、6pm
Maywood
10月20日:Crystal校長とコーヒー、9am9:30am
10月20日:PTSA総会、6:30pm
10月28日:Reflection提出期限
11月8-11日:秋のブックフェア
11月17日:Crystal校長とコーヒー、9am9:30am
Pacific Cascade
10月14日:PTSA総会 12pm
11月2日:写真再撮影
11月4日:Reflectionアートコンテスト応募 締め切り
11月10日:視力、聴力検査
Pine Lake
10月14日:インターナショナルナイト、6pm8pm
10月18日:PTSA総会、7pm-8pm
高等学校
10月4日:中間考査の成績掲載、Family Accessで確認
10月12日:PSAT
11月1日:第1四半期終了
11月8日:第1四半期の成績表掲載、Family Accessで確認
12月12日:中間期成績表掲載、Family Accessで確認
Gibson Ek
10月4日:101 LTI開始日
10月14日:LC1進捗アップデート
Issaquah
10月1日:12年生FAFSA登録開始
10月5日:スタッフへの感謝朝食会
10月7日:New Family Connectionsハイキング、10am
10月11日:PTSA総会、7pm
10月14日:補助金申請書提出締め切り
10月14日:ホームカミングゲーム、7pm
10月15日:ホームカミングダンス
10月28日:Reflection応募締切
11月2日:スタッフへの感謝朝食会
11月18日:PTSA総会、9:30am
12月2日:New Family Connectionsイベン ト、10:30am
12月7日:スタッフへの感謝朝食会 Liberty
10月3日:Family Career&CommunityLeaders of America総会、3:10pm 10月7日:写真再撮影
10月8-9日:ロボティクスクラブGirls Gen試 合、Tahoma High School
10 月 12 日:軍隊職業適性テスト(ASVAB) 、1pm
10月13-16日:NJROTC、CISPUSラーニング センター見学、Randle、WA
10月18日:PTSA総会、6:30pm
10月21日:Math is Cool、シアトル地区
11月1日:12年生写真提出
11月4日:Reflection応募締切
11月7日:FCCLA総会、3:10pm
11月17日:スタッフへ感謝ランチ
12月2-3日:秋の演劇、7pm
12月5日:FCCLA総会、3:10pm
12月8-10日:秋の演劇、7pm
Skyline
10月20日:写真再撮影
10月21日:ホームカミングフットボールゲ ーム
10月22日:ホームカミングダンス
すべてのセッションは英語、スペイン語、中国語で行わ れます。ご要望に応じて、他の言語の無料通訳を手配 いたします。他の言語の通訳が必要な場合は、Lorna Gilmour (gilmourl@issaquah.wednet.edu) までご連 絡ください。また、イベントのお手伝いなどでボランティ ア参加を希望される方はAlicia Spinner(alicia@isfdn. org)まで。
詳細はウエブサイトを参照してください: https://www. isd411.org/programs-services/equity/parent-eventsand-workshops
10月
9~12年生のご家族向けファイナンシャルエイド説明会
10月12日 6:30PM~8:30PM Zoom
ファミリーコネクションQ&Aセッション
10月20日 10:00AM~11:30AMと7:00PM~8:30PM の2回、Zoom
ファミリーパートナーシップのリエゾンが学校生活の疑 問や質問に回答、サポートが必要な時の問い合わせ先 なども紹介。
11月
ファイナンシャルエイド申請ヘルプ
11月9日6:30PM~8:30PM 場所未定
大学の授業料や学費を補助するファイナンシャルエイ ドの申請書類記入のサポートイベント。スタッフが質問 に答え、書類完成のためのラップトップも貸出。
保護者面談に向けてのヒント(K-5の保護者)
11月15日 6:30PM~8:30PM Zoom
保護者面談の流れ、学校への連絡、規範、保護者と教師 間コミュニケーションのコツ、質問の例、などのトピック を予定しています。
12月
ファミリーコネクションQ&Aセッション
12月8日 10:00AM~11:30AMと7:00PM~8:30PMの 2回、ISD学校区事務局にて
Croatianfest
カルチャーイベント
10月2日、シアトルセンター(305 Harrison St, Street WA)
クロアチア文化の習慣と創造性の保存、音楽アンサン ブル、カラフルなドレス、食べ物やスイーツ、グッズなど を紹介。
Turkfest
10月8-9日、シアトルセンター(305 Harrison St, Street WA)
トルコの芸術や表現、織物の展示、ワークショップ、豊か な料理を通して、東洋と西洋の融合を紹介。
Diwali Festal, Lights of India
10月22日、シアトルセンター(305 Harrison St, Street WA) アートワークショップ、豊富な料理、ヘナタトゥー、フォー クダンスなど、インドの光の祭典を祝う楽しい1日を演 出します。
Día de Muertos Festival Seattle
10月29-30日、シアトルセンター(305 Harrison St, Street WA) メキシコの死者の日祭り、祭壇、シュガースカル作り、パ レード、音楽など、儀式と伝統に彩られた祭典で、亡くな った人々を偲びます。
Day of the Dead Celebration in Issaquah
Issaquahコミュニティセンター 11月4日、6:00pm-8:30pm Issaquah在住家族が多数集まって主催するこのイベン トで、芸術作品を作り、美味しい料理を食べ、伝統的な 音楽やダンスを通して、メキシコの文化について学んで ください。
Hmong New Year Celebration 11月5日、シアトルセンター(305 Harrison St, Street WA)
THANK YOU TO OUR COMMUNITY PARTNERS!
YOU TO OUR COMMUNITY
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Cultural Bridges serves Issaquah School District families to increase parent engagement and lead to greater student success.
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We provide navigation support, host parent/student events and publish quarterly magazines translated in seven languages.
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2022年5月12日、Influence the ChoiceはIssaquah学校区(ISD)およ び Issaquah schools財団 (ISF)と提 携し、生徒のメンタルヘルスに関す るニーズを理解し、現代の若者が直 面する問題の解決策を模索するた めに不可欠な情報をコミュニティリ ーダーに提供するAction Forum for Youthイベントをバーチャルで開催し ました。
今年のフォーラムはTrueBearings LLCのNathan Brown博士によ る、2021年に行われたISDの生徒を 対象とした州主催のHealthy Youth Surveyの評価プレゼンテーションか ら始まりました。
Healthy Youth Surveyは、ワシントン 州で何十年も前から行われている調 査で、青少年の行動傾向を追跡し、学 生が経験する保護因子と危険因子を 特定し、薬物乱用の可能性、精神衛 生問題の可能性、健康や幸福に関し てポジティブな結果をもたらす可能 性について検討するために作られて います。データは、生徒が健康的な結 果に向かうのを支える、あるいは健 康的な結果に向かうのを妨げる多く の内部保護または危険因子(態度、規 範の認識、コントロールの感覚)およ び外部保護または危険因子(家族、仲 間、コミュニティ)を特定することがで きます。今日、懸念されるのは、精神、 行動的健康(うつ、不安、自殺、いじ め、ハラスメント)と薬物乱用(アルコ ール、マリファナ、電子タバコ等の喫 煙)です。博士は、長年にわたるデー タを次のように紹介しました。:
自殺:過去12ヵ月間、警察や病院を通 じて報告された事件数よりも高い数 値を示しています。これは、自殺未遂 があっても公式に記録されないこと があるためです。
薬物乱用:過去30日間に、薬物(本調 査ではアルコール、マリファナ、喫煙) を1回以上使用した日数は一般的に 8年生、10年生、12年生と増加してい きます。12年生では、その割合は急 激に上昇する傾向にあります。しか し、2021年には3学年すべてで薬物 使用率が大きく低下しています。その 理由の一つは、パンデミックの年に 未成年者がこれらの薬物にアクセス しにくい環境にいた可能性もありま す。
学校の楽しさ:学校が楽しいと答え る生徒は8年生、12年生ともに減少 し、10年生は改善(同程度の量)、6年 生では大きな変化はなく、比較的横 ばい傾向でした。
向社会的学校関与:8年生と12年生 は、州全体の平均よりも向社会的学 校関与のレベルが高く、10年生はそ の逆との結果が出ています。
希望指数:全体として、ISDの学生は 州全体の平均よりも高いレベルの幸 福度を経験しているという結果が出 ました。
では、メンタルヘルスや薬物乱用に 関して、積極的な活動を促進する要 因は何か?害となる要因は何でしょう か。その答えは、青少年と一緒に保護 因子と危険因子を特定することです。
内的要因(両親の認識、仲間の認識、 選択の認識)と外的要因(家族の支 援、地域の支援、仲間の支援と向社会 的関与)です。
少しています。データと実際の状況と 比べてどうでしょうか?
Addie Powell: 数が減った理由は単純 にアクセスできないからだと思いま す。喫煙したいという気持ちがなくな ったわけではないと思います。正直 なところ増えているのでは。減ったと いう事実は驚きで、想像すらできませ んでした。
Cameron Ma: 数が減ったことが驚き なのは同意します。そこまで気にして いませんでした。アクセス出来なかっ たからかも、というのもいい指摘で す。
質問2:パンデミックは、10代のアルコ ール摂取にどのような影響を与えたと 思いますか?減少しているというデー タには驚きましたか?また、その傾向 は今後も続くと思いますか?
Cameron Ma: 驚きです。昔から変わ らないような気がします。私の2人の 兄は、高校時代の経験を私に話して くれます。飲酒に関してずっと年上の 兄が話す事と、私が彼らに話している ことは比較的同じようなものです。も うひとつ、減少していると考えられる 理由は、COVIDによって私たちが家 族から離れられないことを余儀なく されたからです。その分親子関係が 密になり、関係によっては良い方向に 成長した場合も考えられます。それが 必ずしも飲酒の必要がないとか、もう どうでもいいとか、わざわざ逆らって まで飲酒をしない気持ちにつながっ たのかもしれません。
Julia Kroopkin: 私が最初に思い浮か べた理由は、パンデミックの時期に はパーティーが行われていなかった からだということです。友達の家にも あまり行かなくなりました。高校生が お酒を飲んだり、お酒に触れたりす
ックやCOVID関連の不安は6年生が 他の学年より2-4倍高い数値を見せま した。
うつ:3学年とも、州平均に比べ悲し みや絶望をあまり感じないとする生 徒の数は低くなっています。男性より 女性の方がうつの感情を経験してい ます。パンデミック以降、10年生と12 年生ではその割合は著しく上昇して おり、6年生では顕著な上昇は見られ ませんでした。
イベントの第二部では Julia Kroopkin (TECH)、Addie Powell (TECH)、Cameron Ma (Skyline)の3 人の学生が、データについて、またそ
若者パネリスト質問3:ソーシャルメディアインフ ルエンサーについて。YouTubeや Twitter、Instagramといったものに は、インフルエンサーが画面上で喫煙 しているかどうか、飲酒しているかど うかという制限がありません。このこと は、特に若い年齢層の学生に影響を 与えると思いますか?それとも、人は 人で自分はやらないと思えますか?
Julia Kroopkin: 低学年の生徒には影 響があるかもしれませんが、高学年 の生徒にはそれほどでもないでしょ う。
Cameron Ma: 低学年の子たちはソー シャルメディアに登場する個人に対 する尊敬度が少し高いかもしれませ ん。若いうちは、月に行った第一人者 に憧れたり、自分の周りにいないタイ プのとても野心的な人を好きになっ たりしますよね。しかし、年齢を重ね るにつれて自分や自分の人生に直接 関係ない人たちのことはあまり気に ならなくなってきます。そして、自分の 周りにいる人たちや、一番身近な人 たちを尊敬し、その人たちからの影 響を受けるようになるのです。
質問4:悲しいと感じることが増えた のは、この2年間に学生が経験した COVID関連の出来事とどの程度関係 していると思いますか?また、この2年 間のパンデミックを生き抜いたこと以 外に、うつの増加の要因になりそうな ものは何だと考えますか?
Julia Kroopkin: パンデミックは大い に関係していると言えます。私の友人 たちはパンデミックの間、多くの対処 しきれないほどの孤立を経験しまし た。うつの増加には、孤立が大きく影 響していると思います。また、過度な ストレスは、精神的な問題を引き起こ し、悪影響のスパイラルに生徒を陥 れます。
Cameron Ma: 私もそう思いま す。COVIDの中で孤立し、隔離された ことで、特に親との関係がうまくいっ
質問5:最近、ある人が1日ずっと学校 にいると精神的に疲れる、と言ってい るのを聞きましたが、あなたはそう感 じていますか?また、非常に孤立して いると感じていた1年間から元に戻る のに苦労しましたか?
Addie Powell: いきなり元の生活に 放り込まれたようなものです。授業だ けでなく、期末テストもあるので疲れ ます。2年以上ぶりに普通の期末テス トを受けましたが、出来たかどうか分 かりません。正直なところ、9年生の1 学期をどうやって乗り切ったのか、期 末試験をどう乗り切ったのかも分か りません。対面が始まってからは殴り 合いのケンカも沢山見かけ、今まで 見たこともないような状態でした。ま るで野生動物の群れを檻に戻したよ うで、どうやって皆で共存していくの かを考えなければなりませんでした。 社会的なプレッシャーも大きく、特に 私たち全員が再び適応しようとする 中でそのプレッシャーは高まり続け ることでしょう。ですから、うつが増え たとしても不思議ではありません。 質問6:もし、学校が再開されたばかり の10月ではなく、今日、このアンケート を実施したら、いじめのデータの数値 は変わると思いますか?
Addie Powell: 間違いなく、今のほう がもっと高くなると思います。という のも、当時は家でコンピューターの 前に張り付けられた状態から解放さ れ、直接会って勉強ができることに喜 びを感じていたからです。ハネムーン のようなものです。今、私たちは元に もどりつつあるので、間違いなく高い 数値になると思います。
Cameron Ma: 私はそこまで変化は無 いと思っています。少なくともSkyline では、みんなが本当に燃え尽きてい るような段階だと思います。個人的な 意見だと私はIBキャリアプログラムを 受講していますが、私の周りのIBキャ リアプログラムやIBディプロマプログ
ラムなどに参加している生徒は基本 的に同じような状況にいて、みんなス トレスでいっぱいなので、他の人の 様子なんて誰も気にしていないんで す。私たちはとても疲れているので、 データの数値は変わらないと思いま す。友達以外の人のことは、そんなに 気にしてないんです。
質問7:人をいじめることがかっこ悪く なり始めているのでしょうか? 生徒が 1歩踏み出して、人をそんな風に扱う のはクールじゃないと言い出せるよう になりましたか?
Julia Kroopkin: そうですね。最近、私 の学校ではいじめ行為に対して、ちょ っとそれはダメでしょう!と口に出し て言える人が多いです。状況を確認し て先生に話をしたり、いじめは本当に クールではないという感じがします。
質問8:オンラインゲームの利用が増 加していることについて、どう思われ ますか。それは、私たちが追跡する必 要のある、新たな社会的分野でしょう か?生徒の中にはネット上の友人ほど 対面での人間関係をあまり持たない 者もいますが、そのようなことも考慮 し始める必要がありますか?
Julia Kroopkin: 私はそうは思いませ ん。ネット上の友人という存在は大人 にとっては理解が難しいでしょうが正 当な友人です。私は、それが追跡調査 すべき問題だとは思っていません。
5月、学校区のParentWiserはJulie Metzger氏を招き、自立し た意思決定者を育てるには、というテーマで講演をしていた だきました。意思決定は、成熟するにつれて発達し、微調整 される必要があるスキルです。親は家族のコミュニケーショ ンを強化し、若者が教養ある選択をできるようにするための 戦略を学ぶ必要があります。
スピーチの冒頭でMetzger氏は、何歳から大人と呼べるの かという質問を投げかけ、
Adolescence、文化的思春期と Puberty、生物学的思春期の定義を説明しました。
Adolescenceとは生物学上の思春期の始まりのころから、成 人としての権利、役割、責任を負うまでの、子供と大人の間の 移行期のことです。Adolescenceは文化的な構成要素であ り、自律的な意思決定者になるためのスキルを学ぶ架け橋 となるものです。
Pubertyとは生物学上の子どもから大人への移行期であり、 私たちの体が大人としての大きさ、形、そして生殖機能を持 つようになる時期です。
文化的にも生物学的にも、人が大人としての重要な決断を 下せるであろう年齢について私たちが持つ考えは時代を経 て、現在と昔とでは根本的に変わってきているのです。
そして、Metzger氏はもうひとつ、人は何歳から未熟な意思 決定者になるのでしょうか?という質問をしました。
氏は、まず成熟した意思決定者とは何かを定義する必要が あると指摘しました。スタンフォード大学の青少年センター
成熟した意思決定者を育てるために、親が理解しておくこと:
-人はそれぞれ成長の時期が異なります。
-思春期には、脳は危険を冒すことに興奮し、社会的立ち位 置や報酬に敏感になります。
-生まれてから小学校6年生あたりまでの脳の仕事は、脳神経 を増やすことです。
-小学校6年生から青年期までの脳の仕事は、小さくてあまり 使われていない脳神経の枝を刈り取り、最も使われている枝 を育て強化することです。
わが子が優れた意思決定者になるためのサポートは? 経験の積み重ね:問題への対応、障害の克服、解決方法の模 索、自律的判断、失敗と成功体験の積み重ね。
保護者の方針:家庭ごとの育児方針により、ある親は子供の 感情に寄り添います。子供の話を聞き、失敗や困難を乗り越 えるサポートをすると同時に明確な境界線を設定し、一貫性 を持ってそれを守ります。健全な人間関係や問題解決方法 を自らをお手本として示すことで、子どもから尊敬される親 もいます。また、自主性を尊重し、自立を促す親もいます。
感情:10代の子が見せる不機嫌や気分の落ち込みについ て、家庭ではどのような話をし、どのような想定をしている か?悲しみ、怒り、不安、衝突についてどのように話している か?一度にたくさんのことを感じた場合、どのように自分の 感情と向き合えばいいのか?確認してみましょう。
成功と失敗:家庭内で成功と失敗をどのように表現している か?私たちが最も自信を持てる範囲外の行動に対するリス ク許容度はどのくらい?確認してみましょう。
講演の最後に、Metzger氏は感情面でのコーチングに使える ツールを持つことについて話しました: 自分の気持ちを自覚しないで行動計画を考えるのは難しい