TOPICS & COLUMNS
TOPICS & COLUMNS
TOPICS & COLUMNS
最終成果品公開中!
参加メンバー 1年生:伊森智香恵、井上雅也、北脇梨奈、真田尚希、芝美菜、柴田麻琴、 辰巳博康、淡井康平、山門久晃 2年生:上原颯斗、荻野彩、小松克也、酒井厚樹、坂上みなみ、周俊時、小笠コスモ、中園侑希、 長峰秀和、正木賀子、南野真有美、村田六花、木村和宏、渡辺由貴恵、藤田千夏、坂本尚矢 3年生:秋田さゆり、松山悟大、岡田真弥、上村昂平、國重裕太、澤井克優、鈴木勇司、八田直樹、 松下真子、柳谷菜穂、柳原逸聖 4年生:荒川純一、板谷宏太、熊澤花絵、土居瑞希、村上莉代、堀井慎太郎、高見周作、飴野拓、 村田晶規
- 私の1が10になるとき -
期間:2014 年 9 月 1 日 ( 月 )∼9 月 10 日 ( 水 ) ※土日を省く 場所:神戸芸術工科大学 デザイン学部 環境デザイン学科 1F スタジオ 代表:國重 裕太 (3年生 )、岡田 真弥 (3年生 ) アドバイザー:吉井 歳晴(WIZ 代表) 講 師: 赤 代 武 志( ド ッ ト ア ー キ テ ク ツ )、今 津 修 平( 株 式 会 社 M u F F )、西 川 亮( N P O 法 人 コ ト ハ ナ )
萩 原 盛 之 ( ラ ン ド マ ー ク )、 見 明 暢 ( 本 学 プ ロ ダ ク ト デ ザ イ ン 学 科 助 教 )
このワークショップは、今年で 7 回目を迎える環境・建築デザイン学科伝統の一大 イベントです。本学科の全学年を参加対象とし、約一週間のグループワークを通じ て学年を超えたつながりを獲得することが意図されてきました。 今年度のワークショップはテーマを「私の1が10になるとき」とし、学年を超 えたつながりを意識しながらもより濃密で実践的な経験ができるように3つの新た な試みをしました。まず外部のコンペ ( 第 41 回 日新工業建築設計競技 ) に参加す る こ と で 第 三 者 に 提 案 す る 能 力 や 技 術 を 鍛 え る。ま た、グ ル ー プ を 学 生 ゼ ミ 形 式 (3、4 年生の中からゼミ代表を選出した形式)とすることで憧れの先輩に学べる機 会ともする。それに加えグループワークの合間を縫って本学 OB や先生に登壇して もらい、リレートークを行う。これらの 3 つの新たな試みを楽しみながら、あこが れの先輩たちの世界を覗きこめる素敵な場となりました。國重・岡田
● ●
クロースターブールン (Kloosterburen) フローニンゲン (Groningen)
海側
沿岸側 窓口
キチン
港内では万国軽食船が、 12カ国、100種類くらいの軽 食を観光客に提供する。船で 軽食を提供することで、港の 魅力がさらに増す。 これは、経済の促進にもつな がる。
旧居留地
B
港内に露天プール を中心に、周辺に砂 浜、小島、飛び込み 台などの娯楽施設を 建設する。
B区には日本唯一の 「港浴場」(プール)を つくる。沿岸には阪神大 震災のメモリアルパーク があり、観光客の楽しい 姿と遺構を対比させる。 そうすることで、さらな る神戸港の復興となるこ とだろう。
A
メリケン 波止場前
海岸道
京橋
A
メリケンパーク 海上バス待合所
日本では今自転車が 人気である。この港内 で水上自転車に乗って 遊ぶことを考えた。 自転車はこの区間中の 交通道具として旅客水 上レストラン間を結ぶ
観光客たちは水上自転 車を乗って万国料理船の窓 口の方で購入出来る。また は沿岸から軽食を購入し、 公園で食べることができる。 A区は人それぞれ独特のパ ーティーを楽しめる
神戸港震災 メモリア ルパーク
京橋南詰
神戸植物防疫 所新港検査場
神戸海岸博物館
メリケンパーク
B
C
B
A
A
+140000 +5000
7 +5000
+5000
+5000 7 2
8
2 7
+14000
6
1
7
6
7 +5000
+5000
7
+10000
+600
+9000
6 4+8000 5
+2000
4
+2000
+8000 4
3
2
7 +5000
+5000
+3000 7
+9000
A
1・カフェエリア 2・ストリートエリア 3・ステージ 4・室内広場 5・市民図書館エリア 6・作品棚 7・広場 8・芝生広場 9・外部広場 10・作業空間 11・作品展示場(全領域) 12・ステンレスキューブ 13・映像空間 14・まんが空間 15・スポーツ広場
+5000
4 +10000
+600
N
空間ダイアグラム
内に広がるアーチの数々によって生まれる 見通しの悪さが奥へ奥へ足を運ばせる。
[ 芝・ウッドデッキ・漆喰・タイル] この大きな4つから伝わる靴の裏への全く違う感触と、アーチが生み出す新しい美術広場。そこは [ 日常 ] と共に ひとりひとりのジャンルの問わない作品達が広がる場所になっていて、 [ 喜び・悲しみ・楽しさ・苦しさ ] などが 混ざりあい美術館の持つ [ 非日常 ] を作り出す。
作りにいく
つくる
完成
一 つ の 流れ
飾る
帰る
10 ▲
12
▽
①
▽
9
⑬
11
⑩ ④
14 18
① 風除室
⑩ 女子便所
② エントランス
⑪ 男子便所
③ 受付
⑫ 身障者用便所
④ 常設展示
⑬ 風除室 (中庭側)
⑤ 特別展示室1
⑭ 中庭
②
13
⑫ ⑪ 5 16 6
⑭ 15 18
⑥ 特別展示室2
⑥
⑦ アトリエ
17
7
⑧ 収蔵庫
③ ⑭
⑨ アトリエ テラス ⑧
8
1 風除室
10 図書館
2 エントランス
11 多目的ホール
3 受付
12 テラス
4 ロッカールーム
13 レストラン
5 エレベーター
14 レストラン テラス
6 特別展示室1
15 女子便所
7 特別展示室2
16 男子便所
8 収蔵庫
17 身障者用便所
9 風除室
18 中庭
4
2 3 1
▲
境界線
⑤ ⑦
⑨
うねった柱と断片 展示空間に、マスタープランにあった「庭園の断片」を残します。元々あっ た 庭 園 は 西 洋 式 の 幾 何 学 的 な デ ザ イ ン が 特 徴 の 庭 園 で 、そ の 幾 何 学 が 持 つ 「 軸 の意識」なども残していき、大きなワンルームという均質な展示空間に空間 の 質 を 与 え 、 曖 昧 な 領 域 と い う 認 識 を つ く り だ し ま す 。「 庭 園 の 断 片 」 は 、 単 体では意味を持ちませんが、様々な作品が展示されることによってその背景 となり、作品の意味や機能に何かしらの変化を与えます。作者の意図とは別 に、読者によって読み取りが可能になります。ポップな外観の背後で実は強 固な幾何学の精神を有する、不思議な空間感覚です。 このように建築も美術も、完成すること無く常に生まれ変わっていきます。 同 時 多 発 的 に 展 示 会 が 行 わ れ た り 、周 期 が 早 く な っ た り 、展 示 会 や パ ー テ ィ ー が開催される可能性もあると思います。アートの展示空間からパーティー会 場まで、様々な表情を見せる「不均質なワンルーム」を提案します。
⃝西洋式庭園の断片を切り取る
⃝グリッドレイヤー
⃝展示空間に断片を残す
⃝グリッドレイヤー状に柱を配置
⃝2つのレイヤーによる空間構成 この美術館の展示空間は、空間の質を変える「切り取られた庭園の断片」と、展示什器としての機能を備えた「うねった柱」という 2 つのレイヤーから構成され て い ま す 。こ れ ら が 均 質 な ワ ン ル ー ム に 領 域 を 与 え て い ま す 。う ね っ た 柱 は 、機 能 が 付 加 し た だ け で な く 、仮 設 造 作 で 展 示 什 器 を つ く る と き の き っ か け と な り ま す 。 柱の延長として配置させたり、完全に独立した配置をさせるなど、小さなルールとも言えます。
X0
X1
X2
X3
X4
X5
X6
X7
X8
X7
113250
遊歩道
7625
7200
7200
7200
7200
7200
7200
11475
7200
7200
7200
7200
7200
7200
7200
7200
4825
4150
7325
B
Y5
シェルフ棚 Panasonic Archi-spec SHUNOU
展示什器 木製 クロス仕上げ
ライブラリー
ソファ Ercol 2 シーターソファ
テーブルセット Ercol バタフライテーブル & チェア
ラウンジ
カフェ
トイレ
4200
チェア Ercol スモーカーチェア
4825
スツール W350 D250 H420mm Ercol(Reproduct)
アートギャラリー
Y4
16485
7200
Y4
Y3
A´
26630
機械室
4795
収蔵庫
EV
4150
展示室
31250
26630
ペンダントライトφ283×H245mm louis poulsen Doo-Wop
A
Y2
Y3
本柱φ200 ペンダントライトφ500×H225mm louis poulsen AJ Royal 500
7200
31250
うねった柱φ200
Y2
7200
1200
ペンダントライトφ120×H121mm louis poulsen Toldbod 120
メインエントランス EV
ミュージアムショップ 床仕上げ コンクリート
キッズスタジオ
トイレ
4200
Y1
4825
Y1
搬入口
ガラスカーテンウォール MPG
Y0
B´
7000
86375
11475
4200
N
102050
広場
X0
X1
X2
X3
X4
X5
X6
X7
Y0
X8
Y1
Y2
7200
7200
7200
7200
7200
7200
7200
Y3
Y4
Y5
31250
113250 7625
7200
7200
7200
7200
7200
7200
7200
4825
4825
800
7200
7200
7200
4825
800
10 3 5400
A
ガラスカーテンウォール MPG
12600
Z1
ペンダントライトφ283×H245mm louis poulsen Doo-Wop ペンダントライトφ500×H225mm louis poulsen AJ Royal 500
中庭
展示室
アート ペンダントライトφ120×H121mm louis poulsen Toldbod 120
ギャラリー
Z0
収蔵庫
ペンダントライトφ283×H245mm louis poulsen Doo-Wop 7200
エントランスホール
ライブラリー
展示室
ミュージアム ショップ
既存RCを塗装 (white)
既存RCを塗装 (white)
1186
635 450 100
半屋外デッキ
+200
1678
洗濯機
600
50
670
50
905
50
600
50
(床材:杉 )
500 サニタリースペース
778
247
660
647
664
450
シャワーカーテンレール設置
既存RCを塗装 (white)
3570
カーテンポール ( ハンギングスタイル ) 設置
フローリング(床材:レッドパイン )
3785 PS
AC 可動棚
100 冷蔵庫
2255
50
760
100
3600
600
150 450
225
640
玄関
+200
±0
(床材:既存 RC)
高反発マットフロア(50mm)
939
+50
2318
リビング(寝室)
836
1837
ダイニングキッチン
1215 WC
100
740
300 靴箱
N 既存RCを塗装 (white)
既存RCを塗装 (white)
既存RCを塗装 (white)
B 新規開口部新設
既存穴再利用
ダウンライト シーリングソケット
洗濯機 置き場 4280
+750
引戸全開時、引戸と壁の 小口がそろうように設定
1850
フリースペース
ペンダントライト 壁付きコンセント (2口)
1250
F-3
専用コンセント
F-2
1420
共有廊下
洗面所 420
棚
4280 700
インターホン新設
5550 1280
700
280
1000
ベランダ
既存サッシ補修 の上再利用
1420
1090
IH
±0
A
3480
F-1
F-2 クローゼット
便所
床仕上表 戸当
F-1
既存床仕上撤去の上、 金こて仕上のシーラー塗布
飾り棚
F-2
構造用合板t=24、 捨貼ベニア下地Pタイル
F-3
複合フローリング
380
400
AC
引戸全開時、引戸と壁の 小口がそろうように設定
660
キッチンスペース
1160
+150 必要分壁ふかし
620
1120
A
ペーパーホルダー エアコンは別途工事
壁仕上表
B
w-1
アリアフィーナ プレミアムレンジフード Canter Maya CMAYAL-954 S (ステンレス) 天井取り付けタイプ
漆喰コテ波仕上げ SUSパイプ
SUSパイプ
1470
バスルーム
3230
w-1
300 w-1
800
キッチンスペース
w-1
睡眠スペース w-1
ループ&フレンズ 洗面器 VB514400 ステンレスシンク スクエアタイプ
クロー ゼット
RDV1618UD RD シリーズ 玄関
150
w-1
w-1
950
450
2850
1550
750
50
1900
棚
4280
2040
w-1
w-1
ロフト
300
630 既存サッシ補修の上
850 350
400
800
750
サイドテーブル
ベッドフレーム
シナベニヤ使用で塗装なし
シナベニヤ使用で塗装なし
1900
寝室
テレビ
1700 棚
マットレス
450
200
50
1300
再利用
浴室
1300
2070
便所 1770
キッチン・ダイニング 2180
モルタル金ゴテ仕上げ
アルミパネル 3.2mm
1160
寝室
ベッドフレーム
シナベニヤ 25mm
1070
シナベニヤ
塗装なし
塗装なし
ミニテーブル
270
棚
サニタリー スペース
725 チェスト等の 収納スペース 80
TEA
デスク
2020
2390
1260
1850
ワークスペース
フリースペース 1
270
棚
908 モルタル金ゴテ仕上げ
ミニデスク
棚
100 1450 洗濯 スペース
チェスト等の収納スペース 1000
可動棚
シナベニヤ 25mm
80
フリースペース 1
可動棚
クローゼット 1
収納スペース
フリースペース 2
550
800 洗剤等の 収納スペース
シューズ クローゼット 1280
再利用
2780
既存サッシ補修の上
300
1370
クローゼット 2
700
収納棚
1100
900
塗装なし
350
130
塗装なし
シナベニヤ 25mm
収納 スペース
2072
1000
75
シナベニヤ 塗装なし
1862
シナベニヤ 25mm 塗装なし
塗装なし
580
シナベニヤ 塗装なし
シナベニヤ 塗装なし シナベニヤ 25mm
浴室
C
D
既存サッシ補修の上再利用
既存サッシ補修の上再利用
壁付コンセント
イス
510
120
凡例 既存サッシ補修の上再利用
マルチメディアコンセント (TV 対応 ) 分電盤
1020
1160
A
795
500
600
1650
760
テーブル
便所
780 サイド
寝室
キッチン・ダイニング
ロフト
+200
レンジフード
A
浴室
AC
エアコン
+360
+200 510
テーブル
1730
450
1000
アルミパネル 3.2mm
キッチン天板
TV 台
サクラ ウレタン塗装
530
750
240
850
600
サニタリースペース +360
既存サッシ補修の上再利用
2200 R壁
表側:シナベニヤ 5mm にウォールナット突板 裏側:シナベニヤ 5mm 塗装なし
R壁
+200
±0 既存スラブ
F-2
F-1
表側:シナベニヤ 5mm にウォールナット突板 裏側:シナベニヤ 5mm 塗装なし 既存サッシ補修の上再利用
AC
420
1760
1800
ソファスペース
フリースペース2
B
340 本 棚
380
PS
1850
250
フリースペース1
可 動 棚
1400
800
330
600
床仕上げ表
B
ミニデスク
F-1
既存下地撤去後、モルタル金ゴテ仕上げ
F-2
構造用合板にカバ桜無垢フローリング 90
(MOKUZAI.com)
既存下地撤去後、モルタル金ゴテ仕上げ
C
D
厚さ 400mm のコンクリート壁
2000mm のウッドデッキの通路 屋根は設置されているが外部 中庭に面している側は ガラス張り
③
⑤
スケールをアイレベルで見ることで人間の行 為や意識とリンクし、繊細で人間味のあるデ ザインになるのではないだろうか。 ↓ インテリアによる空間構成
インテリアによる空間構成を内外を繋ぐ要素 としても使えないだろうか。それにより内外 の領域を曖昧にできないだろうか。 ↓ 内外のテクスチャーの統一
インテリアによる空間構成と内外のテクス チャーの統一で得たものを、ボリューム単位 で後押ししてくれる操作はないだろうか。 ↓ 分棟案
1 つのプレートに同じ機 能を持つボリュームを適 度な間隔を持たせて配置 させる。
同じ機能のボリュームが 集まることにより共通の ふるまいで領域が共有さ れる。
レベルも機 能も違ったボ リュームのプレートを重 ねてやることで平面から 断面方向の関係性を。
③
②
①
④ ①
異なる機能のボリューム をセット(数字が同じも の)にし1つの住戸を作っ てやる。
⑤
②
①
④ ①
プレートのレベルが違う ものの1つの住戸となっ た 2 つのボリュームの間 には新たな領域ができる。
ボリュームごとに庇 が かかることによって領域 が更に曖昧になりふるま いが混ざりやすくなる。
+2500 +2400 +2200 +2000 +2000
+2050
敷地の分析
+1900
+2500
+1800 +1800
+2100
公園 川
川 境界線
横のつながり
路地
川に沿って魚の骨状に境界線がある
縦 の つ な が り
公園や細い路地などのパブリックスペース
+1600
があることで縦のつながり(東西)と横の
+2200
つながり(南北)ができている
+1800
+1750
建築ダイアグラム
+1400 外部
子世帯 外部 共有スペース
外部 外部
親世帯
外部
+1600
外部
子世帯・親世帯・共有スペースを配置し、
外部や開口部を設けることで縦の
世帯の横のつながりをつくる
つながりをつくる
+1400 +1400
近所の人
+1200
近所の人
+1200 壁をずらしたり、曲げたりすることで 空間のつながりや外部との関わりを大きくする
+900
±0 +1000
+1000
+700 +1000
+1000
+700
・+700
神社、公園には大きな木があるのに対して、住 宅街には住民の育てている小さなみどりが点在 していて、境界が生まれてしまっている。そこで、 もっと住宅街と公園に一体感が生まれるように 「大きな木」という要素を住宅街に入れてみる。
木の要素を住宅の要素に変換する 幹 → 吹き抜け 枝 → 廊下、階段 葉 → 部屋 木のした → 玄関 6500 1500
冷
洗
車庫 +2000
子世帯リビング +7300
子供のへや +9600
ベット +11700
倉庫 +2000 物入れ +1300
4500
ベット +11700
洗面所 +4500
3000
お風呂 +4500 音楽室 +4500
5000
1000
145000
スタジオ +1600
+12500
トイレ +10300
子供勉強 +6900
親世帯クローゼット +4500 6000
書斎 +12900
子世帯 夫婦寝室 +9300
トイレ +1300 冷
親世帯 リビング +1300
親世帯 寝室 +4500
+0
みんなが集まる玄関 +1000
E n ga w a
Cafe
Lof t home
private public
ひとつの軸を中心に 空間を構成する。
ア ー ケ ー ド 側 に 広 め の 縁 側 を 設 け、商 店 街 と繋がりのあるコミュニティを誘発。
S u n ligh t
主 と な る カ フ ェ ス ペ ー ス は、南 側 の 日 当 り のよい場所に配置し、明るい空間を演出。
H or i - g otatu
バスルームやクローゼットのコアの上部を ロ フ ト と し、子 ど も の 寝 床 ス ペ ー ス と し て 活用。
軸 + コア
cafe
壁を傾けることによって プライベートスペースと パブリックスペースの分布に 立体的な変化を与える。
カフェと 住 空 間 の 主な分布 が 決 定 さ れ る 。
おさまる
壁 の 傾 き は、コ ア 上 部 の 活 loft
V ar i o u s s e a t s
用方法にも変化を与える。 コ ア が 軸 内 に 納 ま る と こ ろ で は、ロ フ ト と な り、子 ど も の寝床や読書スペースとして 活用される。 ま た、コ ア が 軸 か ら は み 出
はみだす
す と こ ろ で は、外 部 空 間 と な り、住 居 の 庭 や テ ラ ス と し て 活用することができる。 outer space
すきま
軸 の 隙 間 か ら 柔 ら か な 太 陽 の 光 が 広 が り、 内部空間を明るく照らす。
掘 り ご た つ 式 の 大 き な テ ー ブ ル 席 は、扉 を 開けることでアーケードと繋がる縁側と一 続きになり、商店街との一体感を生む。
テ ー ブ ル 席 の 他 に も、ひ と り 掛 け の カ ウ ン ター席やゆったりとしたソファ席など多様 な 席 を 設 け て お り、そ れ ぞ れ に あ っ た く つ ろぎの場を選択することができる。
alley
地 階 で は、カ フ ェ キ ッ チ ン やトイレなどのコアが軸から 完 全 に 離 れ て 位 置 す る た め、 軸とコアとの間に隙間がうま れ、そ ん な 路 地 的 要 素 が 人 々 をこの敷地内へと引き寄せる。
17100
14800
12400
9800
6800
4300
1600
Su
ido
us
uji
.SC
広場と人とのつながり方
敷地から見た風景
背の高いビルで三方向を囲まれている。 しかし、一方向だけ大きな道路に面した 抜けた空間がある。 そこを意識し、ベンチなどの配置を決めた。 抜けた空間に向けられたベンチ。
道の先に少し幅の広い空間を作ることで、 路上ライブなどが行える。 また、この下を通る人々は見えないけど 音は聞こえる。 どこから聞こえて来るんだろうと、 興味を持つきっかけとなるのではないかと思う。
圧迫感の緩和につながり、緑に包まれる感覚になる 幅の広い大きな階段。 イベントがあるときは観客席に、 普段はみんなのベンチにもなる。 大きく湾曲したふじ棚が、 緑のトンネルの役割をし、 歩く人もふじ坂を楽しめる。
ふじ棚を支える支柱とふじの木が連立していて、 また、ふじ棚を通してできるこもれびによって、 まるで林の中にいるような感覚へと誘うのではないか。
落葉広葉樹
常緑広葉樹
ソメイヨシノ
クスノキ
H=13.0 W=10.0
落葉針葉樹 イチョウ
H=12.0 W=7.0
ツツジ H=1.0
H=9.0 W=6.0
芝 (はらっぱ)
水生植物 (スイセンなど)
H=1.5 H=0.5
トクサ
シンボルツリー この広場のメインとなるような大きな木。 待ち合わせなどに使われる。
三角ファニチャー 2 種類の三角形の椅子と机は使う場所、 数によって多様な使い方ができる。
ウッドデッキ
•±0
•−150 •−300
コンクリート(白) •−450
•−600
ゆったり座る
座る •−750
•−1050
•−900
•−900
腰掛ける
ミニステージ
階段 幅、高さが異なっていて その幅などによって 様々な用途で使える。
テーブルとして
テーブルとして
広場 広場には丘や四角の凹み、 木陰がある。
•+1400
阪急駅ビル
森の小道 森の小道のようにするため両側から木を 植えた。そうする事で広場にも木陰が生まれる。
カウンターとして
掘りごたつとして
•±0
カフェ 、地下鉄入り口 テイクアウト式のカフェと、 地下鉄入り口が同じ建物になっている。 イベント時は屋根が舞台になる。
N
東西の立面の連続性
周辺にはない楕円形 →どこにも属さない
南の街路樹からの環境線を用いて他方向からも 通りぬけができるようにする
アトリエ
倉庫
情報検索 コーナー
EV
倉庫
カフェ
機 械 室
アトリエ
展示スペース 倉庫
セミナー 事務室
展覧会名
東京インスタレイシヨン 2
須田悦弘展
展覧会会場
ギャラリー K 東京都中央区京橋 3-9-7 京橋ポイントビル 4F
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 香川県丸亀市浜町 80-1
展示室面積
32 ㎡
作品と展示空間の特徴
527 ㎡ 作品《雑草》の配置ポイント
作品《雑草》の配置ポイント
展示室の平面構成
4 階 企画展示室 1/400
展示室 1/400 作品《雑草》の数
9個
配置数=2 個
作品《雑草》の種類
79 個
配置数=3 個
配置数=3 個
配置数=55 個
・花が咲く
・葉が丸い
・茎を中心に葉
・根元から葉が 生える
配置数=24 個
・葉先が尖っている
・葉が丸い
・葉が尖っている
・茎を中心に葉
・根元から葉が
・根元から葉が
生える
生える
虫食い跡 作品《雑草》の経年変化 1cm
作品《雑草》への照明
スポットライト
トップライトからの自然光
トップライト
偽物の柱
展示空間
明るい 明るさが均質
スポットライト 暗い
空 間 体 験
空間散策
○
○
作品《雑草》観察
○
○
空間鑑賞 空間の例え
1. 須田が意図する空間を
2. 既存の空間のまま木彫を展示
自ら作り出し木彫を展示
作品《雑草》を 見る鑑賞者を 見る鑑賞者
作品《雑草》を 見る鑑賞者
作品《雑草》
展示空間
既存の 空間
雑草が生える場所
雑草が生える場所
ー
○
道端 都会の片隅
広大な原っぱ 都会の一角にある空き地 風景
(14) Installation by Asian Artists 1999 年 マットレス・ファクトリー ピッツバーグ 植物
花 雑草 葉・枝 草
照明 スポットライト
展示方法
作品の配置
植物
須田自身が
床面
花
壁面
雑草
天井面
葉・枝
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
草
照明
展示方法
作品の配置
スポットライト
須田自身が
床面
展示場所を作成
壁面
自然採光
天井面
既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
(15) 拈華微笑̶仏教美術の魅力 2000 年 大倉集古館 東京 植物
花 雑草 葉・枝 草
照明 スポットライト
展示方法
作品の配置
植物
須田自身が
床面
花
壁面
雑草
天井面
葉・枝
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
草
照明
展示方法
作品の配置
スポットライト
須田自身が
床面
展示場所を作成
壁面
自然採光
天井面
既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
(22) 雑草
(33) 三つの個展(チューリップ)
2002 年
2006 年
ベネッセ・ハウスミュージアム
国立国際美術館
香川 植物
花 雑草 葉・枝 草
照明 スポットライト
展示方法
作品の配置
植物
照明
須田自身が
床面
花
スポットライト
壁面
雑草
天井面
葉・枝
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
(4) 東京インスタレイシヨン 2
草
大阪 展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
壁面
雑草
天井面
葉・枝
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
草
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
卓上
(33) 三つの個展(雑草)
(23) 水の流れ、水の重なり 2002 年
2006 年
ギャラリー K
アサヒビール大山崎山荘美術館
国立国際美術館
東京
京都
1995 年
壁面 天井面
大阪
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
壁面
雑草
壁面
雑草
天井面
葉・枝
天井面
葉・枝
卓上
草
卓上
草
雑草 葉・枝 草
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
作品展示
(5) 東京インスタレイシヨン 2 2/3
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
壁面 天井面 卓上
(35) 工芸の力:21 世紀の展望
(24) 手の好き間
1996 年
2002 年
2007 年
ギャラリー 360°
メゾンエルメス 8 階フォーラム
東京国立近代美術館工芸館
東京
東京
東京
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
壁面
雑草
壁面
雑草
天井面
葉・枝
天井面
葉・枝
卓上
草
卓上
草
雑草 葉・枝 草
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
作品展示
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
作品展示
卓上
(2012 年 須田悦弘展より)
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
宮城
作品展示
間接光
壁面 天井面
2007 年
2006 年
石巻文化センター蔵
既存の空間に
(36) 雑草
(31) 須田悦弘展(雑草)
1996 年
展示場所を作成 自然採光
香川
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
壁面
雑草
壁面
雑草
天井面
葉・枝
天井面
葉・枝
卓上
草
卓上
草
雑草 葉・枝 草
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
作品展示
(13) ハラドキュメンツ 6:須田悦弘 泰山木(雑草) 1999 年 東京 照明
花
スポットライト
雑草 葉・枝 草
間接光
作品展示
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 作品展示
間接光
壁面 天井面 卓上
(54) 須田悦弘展(雑草)
2006 年
2012 年
国立国際美術館
千葉市美術館 千葉
大阪 展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
植物
照明
展示方法
作品の配置
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
花
スポットライト
須田自身が
床面
壁面
雑草
壁面
雑草
天井面
葉・枝
卓上
草
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
既存の空間に
(32) 三つの個展(バラ)
原美術館 植物
展示場所を作成 自然採光
作品展示
天井面
葉・枝
卓上
草
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
作品展示
展示場所を作成 自然採光 既存の空間に 間接光
作品展示
壁面 天井面 卓上
ダイアグラム
3・4・5・6・7・8・9 月
「Urban Outdoor Dining KOBE」 年に 6 回 (3.4.5.7.8.9 月 ) 対象敷地北側の道路を歩行者天国にし、 道路に芝生をしきつめる。街中でのピクニックをみんなで楽しむ為 の企画。周辺の店舗も、この会期中は「GO OUT(持ち帰り) 」専用 メニューを販売する。芝生の上に座り、街の真ん中で時間を気にす 三宮中央オープンカフェ
る事なく季節の変わり目をおいしい食事とともに楽しむ。
暗い階段の塔を照らす光に向かう
配置 1/3200
断面 1/1600
高架水槽には濾過され
ソーラーパネル
システム図
風力発電 高架水槽
たきれ い な 雨 水 が 入っ ている。 雨水はParking House 本体の屋根と壁面をつ たってきたものを地下の 雨水タンクに貯水されて いる。 この雨水を濾過器 を通しポンプを使用し高 架水槽へ運ぶ。
EV車
こうすることによって 電力を使わずに蛇口を ひねれば水が出る。
雨水タンク 約.1200ℓ
この建築は設計者自身が
住み営業することを目的
として設計されている。な
ので1階キッチン部分は 天井高1700だったり、入
1650
り口ドアは幅500とすごく ギリギリで設計されてい
名前 井上 心平
で1000となっていてこの
住所 不定 250
二階の寝室部分は高い
ところで1350低いところ
年齢 28歳
450
る。
スペースでは寝るだけな
職業 料理人、旅人
のであぐらをかいた時は
820なので広くくつろぐこ
とはできる。
食堂
浴室
寝室
玄関
このParkingHouseの知名度はどのようにしてあげるのか? それはYoutubeを利用していくとしよう。
エネルギータワーの組み立て、 日々の様子、移動の様子、 様々な動画をあげることによって知名度が上がり、 客がさらにこの建物に興味を示し始める。
食堂:平面 1/800
浴室 : 平面 1/800
寝室:平面 1/800
食堂 : 断面 1/1600
浴室 : 断面 1/1600
寝室 : 断面 1/1600
玄関 : 断面 1/1600
玄関 : 平面 1/800
花屋
本屋
樹木の作り方
雑貨屋
模型全体(1列の物を横3列に配置)
版築による新たな残土処理の方法
豊能の観光拠点として風景を味わう 景色
観光拠点
生業 残土ブロック
・観光案内 ・物産所
行事
レンタサイクル ・農業体験
版築する
→ ← 通う
暮らし
・残土体験
名所 残土+無機固化安定剤(FC 剤) +硬化剤
体験
豊能 汚染水
豊能における四季の変化
都市 賑業(にぎわい)
1 年間を通して豊能に通い、風景を味わう事が出来る 環境に構成することで、地方の付加価値を再発見する
稲掛けテラスから望む残土 structure《棚田》
春
夏
秋
冬
育苗
切畑(焼畑)
秋の七草
稲掛け
カフェテリアから望む残土 structure《棚田》
地下に貯蔵されていく米俵
断面 1/1200
点在するアイコン的質 抽象化
三角の形状をした土地
円筒 寸胴 レンガ調 等間隔に窓配置
丸ビル
メタル 二本のビル 円のヴォイド
スカイビル
丸い形 アーチ 上にすっと伸びている
ピアスタワー
四角の印象 均等な四角の開口部
第三ビル
同じにしか見えない 大きいが住宅に過ぎない
高層マンション
梅田の質を量塊に表現し象徴性をもたせた
4.0184.012 ̊
4.1704.164 6.209
6.165 6.169 6.173 6.177 6.181 6.185 6.189 6.193
4.0174.011 ̊
出入国ロビー 喜望峰ホール
船舶図書館
アイランドストリート 海を引き込んだ道
管理事務所
喜望峰ゲート
出会いの門ホール
六甲山ゲート
シーバスターミナル
設計者 飴野拓 (あめの・たく) 1984年 群馬県前橋市生まれ 2003年 兵庫県立兵庫工業高等学校卒業 2003年 信州大学工学部建築学科入学 2012年 神戸芸術工科大学編入学
倉庫を改修したショッピングモール 港から元町への導入空間
ポートデッキ
交錯の道
ハリー・パークス広場 神戸まつりの新しい起点
交錯ゲート
鉄道の記憶を残す建築を改修
居留地ホール 新居留地通り
倉庫を改修したショッピングモール 港から元町への導入空間
形態操作のダイアグラム
海や異国へ思いを馳せる
海と陸を結ぶ鉄道の記憶を呼び起こす
山
都市の記憶を具象化する
Tor road 海
神戸の要素を散りばめる
海と山を結ぶ都市軸を呼び起こす
視覚的に海と山を繋げる
Big Scale
Small scale
都市のリズムを内包する
路面電車が市民を港へと運ぶ
カジノがやってくることで 文化の交錯が起こる