手塚治虫 2 て づか お さ む
手 塚 治虫のまんが てつわん
『鉄 腕 アトム』(1952~68 年) か がくしゃ
てん ま はか せ
じ こ
し
2003 年、科 学 者 の 天 馬 博 士は、事故で死んだ自 分の子どもと同じロボットを作ります。そのロボッ トはすごい力やテクノロジーを持っていますが、人 せいちょう
間のように 成 長 しません。天馬博士はそれにがっ かりして、ロボットをサーカスに売ってしまいます。そのロボットには「ア にんげん
ど れい
トム」という名前がつけられます。サーカスでは、アトムは 人 間 に奴 隷 の ようにあつかわれて、つらい日々をすごします。 ある日、アトムのサーカスが火事になります。アトムはほかのロボット といっしょに、人間たちをたすけます。その後、やさしいお茶の水博士と わる
住むことになって、 悪 い人間たちとたたかうようになります。 しん ぽ
しあわ
ふ
科学の 進 歩によって、人間は 幸 せになるのでしょうか。それとも、不 幸せになるのでしょうか。それが『鉄腕アトム』のテーマです。
『ブラック・ジャック』 (1973~83 年、230 話) む めんきょ
い しゃ
ブラック・ジャックは無 免 許 の医 者 ですが、天 てき
ぎ じゅつ
才 的 な技 術 を持っています。いつも、死にそう き せき
な人を奇 跡 的にたすけます。しかし、とても高い だれ
お金をとります。ですから、ほかの医者は 誰 もブ みと
ラックジャックを医者として 認 めません。