そうだ、人の気配を感じる森に住もう !!
平面図 (1F) 1:350 55m
20m
35m
A
18m
柱と植物が空間に疎密を作る
森の小路
森のゾレ ⑤
-800
-600
B�
-400
-400
+0
庭
庭
01
庭
03
森で空間と心を開く
空間の作り方
光、風、視線を通すためのグリッド× 3 層 隙間を通る光
隙間を通る風
32m
3F 2F 1F
コンセプト 2
気配を感じることのできる庭 子供室 庭
夫婦室
子供室 居室 ( 小 ) 庭
居室 ( 大 ) 水回り
庭
リビング
居室 ( 小 )
庭
水回り
リビング
通常の住宅をバラバラにし、廊下に相当する機能を庭として外部化する。 生活の一部が外部や他の住民に自然に気配として感じられる住居を目指す。
1F
4m
8m
森のゾレ
庭
集まって住む集住は、住む人が人とのかかわり方を自由に決めることのできる村である必要がある。人とのかかわりには様々な形があり、その色は人々の個性によって彩られるのだ。
水回り
夫婦室 ( 居室大 )
伊藤さん夫妻 / 意匠系建築家
リビング
⑤
森の小路
②
①
④
仲良し大学生4人組 / シェアハウス
敷地外周部に座れるよう 敷地を 400mm 堀り下げた 4m × 4m のグリッドを三層重ねることで、空間と空間の隙間が光と風、 視線を取り込み、植物を育む。それによって、人々の心を開放的なモノとする。
庭 (3F) ③
人の個性が彩りとなる村
山田さん夫妻 / 子供3人 / サラリーマン
32m
③
2F
04
どう暮らすのか
隣家の気配を感じることができ、木のフレームが庭のアクセントとなる。
森を抜けると開けた空間があり、住民はもちろん街の人々の憩いの場所となる。奥へ進む感覚は日本人の深層心理をゆさぶるだろう。
子供室 ( 居室小 )
3F
日本人は古来より自然に近づき、開放的で豊かな生活を送ってきた。 森のようなランドスケープによって、空間だけでなく人の心をも開き、 コミュニケーションを誘発することのできる村をつくる。
庭
森の小路
白いキューブの隙間から風と光、そして視線を通して暮らしの気配を感じることができる。
あなた
02
庭 (2F) ②
庭
庭
森の小路
コンセプト 1
接地階は走り回ることのできる回遊性を持つ。ここだけの話、子供はまわるのが大好き。
断面図 B-B� 1:200
森のゾレ
+0
A�
街と村との境界を人々の生活が柔らかく立体的に形作る。外観を作るのは建築家ではない、住民だ。
断面図 A-A� 1:200
18m
B
④
-400
鈴木さん夫妻 / アメリカ人の夫 /2 世帯
都内の出版社でサラリーマンをやってい ます。私と妻、子ども2人(5才、3才) の4人と犬1匹で暮らしていますが、妻 が出産し、家族がもう一人増えました。 しかし子ども用の居室が2室分しかな く、子供1人分の部屋がなくて困ってま す。なんとか子供用の部屋を一室増やす ことができないでしょうか。
妻と二人で各分野の専門家 ( 構造、設備 ) と協力しながら意匠系の設計活動を進め ています。リビングを職場として使い、 自分が住むための居室以外は、民泊とし て人に貸し出しています。社員は雇って おらず、時々アルバイトやインターン生 に模型を手伝ってもらっています。
都内の大学で知り合った友達4人でシェ アハウスをして暮らしています。サーク ルやバイトなどで外出していることが多 いです。課外活動に精を出すあまり最近 は成績が下降気味です。あと私は伊藤さ んの家にたまにアルバイトに行っていま す。建築学科なので勉強することができ て助かります。 夫と二人で英会話教室を開いています。 私は大学の研究員として働いていますが、 それだけでは生計が建てられないので、 夫と共に英会話教室を開きました。また、 両親が心配で庭が連続している住戸の2 ユニットを購入し、2人の子供 ( 12才、 8才 ) と暮らしています。部屋が余って いるので山田さんに貸し出しました。子 供がいるとお互い大変ですよね。
暮らしのメタボリズム
⇒
森の小路④
家族でみんなで育てたトマトを収穫した。
新しく追加された居室 建築家に依頼することで、住民が3層にわたるグリッドの中から4m×4mの ユニットを好きな空間に増減できる。村を作るのはあくまでも住民だ。
異文化交流①
⇒ 鈴木さんに英語を教えてもらい単位不可の危機を乗り切る大学生4人
座る場所があり、一緒にご飯を食べることもできる暮らしと交流の通り道。
森のゾレ⑤
森の最奥は開けた空間になっており、街の人にとって公園の役割を果たす。 街の人と会話する場となると同時に住民同士のイベントを行う場にもなる。