目
次
日本学研究叢書出版一覽
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主編的話
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作者/編者的話
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2012~2013 年出版書籍
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日本学研究叢書出版一覽
2012~2013 年出版書籍一覽 国際日本学研究 の基層 ―台日相互理解 の思索 と実践 に向 けて―,徐興慶 、太田登( 編 ) 国際日本学研究 の最前線 に向 けて―流行・ことば・物語 の力 ―,林立萍( 編 ) 日本近現代文学 に内在 する他者 としての「 中国 」,范淑文( 編 ) 日本中世文学 における儒釈道典籍 の受容 ―『 沙石集 』と『 徒然草 』―,曹景惠( 著 ) 東 アジア龍船競漕 の研究 ―台湾・長崎・沖縄 の比較 ―,黃麗雲( 著 ) 現代日本語造語 の諸相 ,林慧君( 著 ) 転換中 のEUと「 東 アジア共同体 」―台湾 から世界 を考 える―徐興慶 、陳永峰( 編 ) 近代東 アジアのアポリア,徐興慶( 編 ) 朱子学 と近世・近代 の東 アジア,井上克人 、黃俊傑 、陶德民( 編 ) 明治日本 における台湾像 の形成 ―新聞 メディアによる1874 年「 台湾事件 」の表象 ―,陳萱( 著 )
預計出版書籍一覽 日本昔話語彙 の研究 ,林立萍( 著 ) 非断定的表現 「ソウダ」に関 する語用論的考察 ,黃鈺涵( 著 ) 日本研究 の課題 と方法 ―比較視野 からのアプローチ,徐興慶 、太田登( 編 ) 思想史 から東 アジアを語 る,辻本雅史 、徐興慶( 編 ) 近代化 における知 の伝達 ―文学 と教育 、文字 と声 ―,太田登 、辻本雅史( 編 )
日 本学研究叢書出版一覽
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主 編 的 話
( 一 )主旨及 び内容 の特色 「 日本学研究叢書 」 ( 全 10 巻 )は、台湾 における日本語 による初 めての学術叢書 である。本叢書 は、 台湾 における日本研究 の重要 な成果 を、書 き下 ろしも含 めて、厳選 して収 めており、とくに台湾 か らの視野 を重視 する方針 で編集 されている。台湾 と日本 の相互 の理解 と思索 を重 ね、その実践 に向 けた国際日本学研究 の深化 をめざして刊行 したものである。 このシリーズで扱 う分野 は、( 1 )日本中世 および、近現代 の文学 やことば・物語 、さらに現代日本 語造語 の諸相 、近世・近代 の中国・日本・朝鮮 における朱子学・陽明学 など諸学派 の多様 な展開 の比 較 研 究 などである。( 2 ) 「 台 湾 から東 アジアを考 える 」という視 野 に立 ち、歴 史 の変 遷 を踏 まえながら、現在東 アジア社会 が直面 する諸問題 を一種 の「 アポリア 」とみなし、激動 する東 アジ ア世界 の葛藤 をみすえ、平和実現 を目指 して様 々な角度 から論 じている。 ここに十巻 の形 で提示 した熱 い議論 と論説 は、台湾 、日本 はもとより、東 アジア諸国 にも広 がっ ている。また多様 な方向性 をもつ諸論考 は、人文学 と社会科学 の対話全般 に関心 が高 まるよう工夫 されている。そこから、一 つの地域研究 として、国際日本学研究 に向 けた新 しい視点 が見出 される はずである。
( 二 )発展方向 今 、東 アジア社会 において、グロバール化 が急速 に進展 しつつある中 、「 日本 にとっての台湾 、台 湾 にとっての日本 」とは何 か、この問題意識 を以 って、台湾 における日本学研究 の国際化 を図 り、 あわせて若手研究者 の育成 を期 して、次 の十巻 の叢書刊行 に向 けて、さらに努 めていきたい。
徐興慶 国立台湾大学日本語文学科教授 2013.11.08
主 編的話
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( 一 )主旨及內容的特色 「日本學研究叢書」(全 10 卷)是臺灣首創的日文學術專書。本叢書以立足臺灣作為編輯的方針,特 別選錄了主題明確的日本研究論文,其中涵蓋新發表的研究成果。累積臺日之間的互相理解,進而以 深化國際日本學研究為目標而刊行。 本系列叢書涉及的領域為:(1)日本中世、近現代的文學、言語、故事,以及現代日語的各種面向, 涵蓋近世、近代中國、日本、朝鮮,朱子學、陽明學等各學派多重發展之比較研究。(2)以「從臺灣 思考東亞」為觀點,回顧歷史的變遷,同時探討現在東亞社會所面臨「懸而難解」的諸多問題,針對 東亞各國之間變化急速的糾葛,以實現和平為目標,從不同的角度作出論述。這十卷叢書所涉及的議 題和論說,除了臺灣、日本之外,廣泛論及東亞各國的相關問題,以此作為區域研究的基礎,試圖找 出國際日本學研究的新方向。
( 二 )發展方向 現今東亞的國際社會,全球化正在急遽地進展,以「日本如何看待臺灣,臺灣如何看待日本」為問題 意識,試圖將臺灣的日本學研究推向國際學術舞台,為培養新世代年輕的日本研究者,我們必須為今 後刊出第二個十卷叢書再盡最大的努力。
徐興慶 國立臺灣大學日本語文學系教授 2013.11.08
主 編的話
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作者/編者的話
台湾 における最新 の日本研究 の成果 本叢書 は、台湾 における最新 の日本研究 の成果 を体系化 したも のである。人 文 科 学 と社 会 科 学 との対 話 によって、それまでの単 一的 な日本研究 に相対的 、多層的 、国際的 な視覚 がもたらされ、 新 しい知的領域 としての「 国際日本学研究 」が構築 される。そう した可能性 に満 ちた本叢書 の学問的魅力 が、多 くの読書人 に領
太田登 前國立臺灣大學 日本語文學系 教授
会 されることを切望 する。
從一元走向多元的日本學研究 本叢書乃是最新的臺灣日本研究體系化之成果。藉由人文學科與社 會科學的對話,為向來一元化的日本研究帶來多樣性及國際化的視 野,同時建構了「國際日本學研究」全新的知識領域。充滿了各種 可能性是本叢書的學術魅力所在,希望能夠讓更多的讀者了解。
日本研究 の新 たな在 り方 今世紀 、日本研究 はどこへ向 かうのか。こうした状況下 に誕生 し たのが、当『 日本研究叢書 』である。内容 は、台湾 を視点 に見詰 め直 し、「 ポストOO 」後 に来 る、台湾 ならではの日本研究 の在 り方 に目 を向 けた意 義 深 いものばかりとなっている。今 後 は、日 本人 を含 む台湾在住 の執筆者 と、日本 の研究者 との交流 を深 め
范淑文 國立臺灣大學 日本語文學系 教授
ながら、より斬新 な研究成果 が期待 できる新 たなジャンルとして の価値 も高 く、その意味 では若手研究者必読 とも言 える。
從臺灣角度出發的日本學研究 21 世紀,日本研究該往何處去?在這片討論聲浪中,「日本學研究 叢書」終於出爐了 ! 全套叢書站在臺灣的角度重新思考、審視日本 文學、日本語學、日本歷史及與周邊國家之關係等問題,「後…… 主義」之後進行的臺灣獨特的日本研究,可謂內容豐富、意義深遠。 今後為促進這群居住臺灣的日籍、臺籍執筆者與日本學者的交流, 期能在國際日本學研究的領域上呈現嶄新的研究成果及更深厚之學 術價值,進而成為日本研究學者喜愛的叢書。
作 者/編者的話
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国際日本学研究 を目指 して 本 叢 書 は、台 湾 におけるすぐれた日 本 研 究 を、日 本 語 で発 信 す るものである。台 湾 であるからこそ可 能 な「 台 湾 的 特 色 をもつ日 本 研 究 」が、私 たちがめざすところである。このほど台 湾 大 学 日 本研究 センターの発足 も決 まった。 本学 の日本語文学系 やそのセ ンターでの研 究 実 践 の成 果 が、今 後 も、本 叢 書 に反 映 されてい
辻本雅史 國立臺灣大學 日本語文學系 教授
くだろう。もとより本 叢 書 の意 図 に沿 うすぐれた研 究 であれば、 本学内外 を問 わず、外 に開 かれている。なぜ日本語 での出版 か。 それは、日 本 研 究 に従 事 する世 界 のすべての研 究 者 への発 信 を 意識 するからである。「 台湾 でこそ可能 な日本研究 」は、外 に開 かれた「 国際日本学研究 」に道 を開 くはずである。日本 の読者獲 得 への販路開拓 も見通 しがある。台湾 における日本研究 のさらな る発 展 に資 することを願 って、本 叢 書 へのさらなるご支 援 とご 協力 をお願 いしたい。
邁向全球的日本學研究 本叢書是將臺灣優秀的日本研究成果,以日文對外發聲。展現「具 有臺灣特色的日本研究」,正是我們的目標。新成立的臺灣大學文 學院日本研究中心及日本語文學系所獲得的研究成果,今後也將反 映在本叢書。只要符合本叢書出版精神,無論是否為本校成員,也 開放外界人士投稿。本叢書之所以用日文出版,乃是意識到要將此 成果發聲給全世界從事日本研究的同好。所謂「在臺灣可能開展的 日本研究」,必定能開啟一條具開放性的「國際日本學研究」道路。 本叢書亦嘗試與國外的經銷通路合作,期望未來能有機會在海外銷 售。希望本叢書能為臺灣日本研究的發展盡一份力量,也期待各位 讀者能繼續支持本叢書的出版。
作 者/編者的話
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台湾最初 の、日本語 による総合日本研究叢書 本叢書 は、台湾最初 の、日本語 による総合日本研究叢書 であり、 文 学・史 学・哲 学 の諸 分 野 の伝 統 的 な研 究 はもちろん、多 分 野 にまたがる学際的 な研究 など、あらゆる日本理解 のアプローチを 網羅 する。台湾 における日本研究成果 を、日本語 で出版 すること によって、台湾国内 だけではなく、日本 や世界 に発信 し、さらな
林慧君 國立臺灣大學 日本語文學系 教授
る日本学研究 の進展 に寄与 できる叢書 でありたい。
首套以日語出版的日本學研究叢書 本叢書是臺灣第一套以日文出版的綜合性日本研究叢書,除了文學、 史學、哲學等傳統研究領域之外,更網羅了許多探討有關理解日本 跨領域的學際性研究。本叢書藉由日文出版,展現臺灣的日本研究 相關成果,不僅對臺灣國內,也向日本以及全世界公開發行,盼此 叢書能對日本學研究發展提供學術上的貢獻。
21 世紀 にふさわしい国際日本学研究 の最前線 に向 け 日 本 語・日 本 文 化 は、「 クールジャパンブーム 」が見 せてくれた ように、世 界 の関 心 を集 めている。このように、グローバル化 が 急 速 に進 む現 在 では、それにかかわる研 究 動 向 はもとより、その 必要性・重要性 は、いうまでもなく従来 に増 して高 めていると思 う。このシリーズは、新 たに注目 された流行文化 、サブカルチャー
林立萍 國立臺灣大學 日本語文學系 副教授
も焦 点 を入 れ、新 たな展 開 についての議 論 を深 め、多 角 的 な視 野 を提供 してくれた。21 世紀 にふさわしい国際日本学研究 の最前 線 に向 け、グローバルに研究領域 を広 げた国際日本学研究 に寄与 することを願 い、国際日本学 の最前線 の動 きを追 う。何卒一層 の ご鞭撻 とご指導 も賜 りますようお願 い申 し上 げます。
走在前端的日本學研究 正如酷日本風潮(Cool Japan Boom)所示,日語、日本文化受到世 界各地的關注。在全球國際化急速發展的現在,其相關的研究動向 已日趨多元化,其相關研究之必要性、重要性也勝過往昔。本系列 叢書將目前受到關注的日本流行文化、大眾文化納入議題深化討論, 提供更廣角的研究視野。在邁向 21 世紀國際日本學研究最前線之 作 者/編者的話
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際,期待本叢書對日本學研究的國際化有所貢獻。
台湾 においてはじめて発行 した日本研究叢書 日本学研究叢書 は、台湾 においてはじめて大学 より発行 した、日 本研究 を軸 とする日本語 での学術叢書 である。人文科学 と社会科 学 との対話 、多領域 の統合研究 を重視 しているいま、台湾国内 のみならず、日本学研究叢書 の発刊 は台湾 と日本 との相互理解 、 そして学術的発展 におおきな役割 を果 たしていくことが大 いに確
曹景惠 國立臺灣大學 日本語文學系 副教授
信 される。なお、当 方 が日 本 古 典 文 学 研 究 に携 わるものである。 この度 、日 本 学 研 究 叢 書 の一 冊 として拙 論 が刊 行 されたことに よって、若 い学生諸君 に日本古典文学 にあらためて注目 していた だき、これから台湾 における日本文学研究 にさらなる活気 をつけ てくださることを心 より期 する。
臺灣與日本學界交流的橋樑 「日本學研究叢書」為臺灣史上第一套由大學機構發行,以日本研 究為主軸的日文學術叢書。近年來學術界倡導人文科學與社會科學 對話,重視跨領域的多元研究,而此叢書之發刊,不僅提供臺灣國 內的人文與社會科學研究一個嶄新的學術交流場域,也裨益日本與 臺灣學界間相互認識及雙方的深入理解,為兩國人文社會科學的學 術發展帶來新氣象。本人從事日本古典文學研究工作,此次有幸於 該叢書出版個人著作,深感榮幸。希望藉由拙著問世,拋磚引玉, 讓臺灣莘莘學子重新領略日本古典文學意趣,為日後臺灣的日本文 學研究帶來更蓬勃的發展。
作 者/編者的話
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2012~2013 年 出 版 書 籍
国際日本学研究 の基層 ―台日相互理解 の思索 と実践 に向 けて― 徐興慶 、太田登 編 国 際 日 本 学 研 究 とは何 か、果 たしてそれは学 問 研 究 として自 立 しうるのか、と疑 問 を懐 く人 もいるであろう。日 本 学 研 究 の歴 史 的意義 と実践的課題 を踏 まえながら、「 比較 」と「 対話 」を基調 とした独創的 な多 くの提言 が盛 り込 まれた本書 は、21 世紀 の台 湾 における日本研究 が「 国際日本学研究 」への構築 にとって、ゆ るぎのない礎石 であることを明証 している。
日本学研究叢書 1
或許有人會懷疑,究竟何謂「國際日本學研究」,它是否足以稱之
ISBN: 978-986-03-8398-0 精裝 /600 元 /2013 年 11 月
題之外,也以「比較」和「對話」為基礎,提出了許多富有獨創性
為一門學問?本書除了討論日本學研究的歷史性意義以及實踐性課 的建言。本書證明了 21 世紀臺灣的日本研究,乃是建構「國際日本 學研究」的過程中,不可或缺的基石。
国際日本学研究 の最前線 に向 けて ―流行・ことば・物語 の力 ― 林立萍 編 本 書 は、日 本 の映 画 、アニメ、ファッション文 化 など、「 クール ジャパンブーム 」という現代日本 のソフトパワーに焦点 を当 てな がら、日本学の研究対象とした理論的・実践的研究事例を提示し、 「 流 行・トレンドの力 」、「 ことばの力 」、「 物 語・ストーリーの 力 」をキーワードに、日本 のポップカルチャーの受容問題 、言語 学 習 、物 語 研 究 に関 する議 題 を取 り上 げ、その課 題 と可 能 性 を 探 り、国際日本学 の最前線 の動 きを追 う。
日本学研究叢書 2 ISBN: 978-986-03-6607-5 精裝 /600 元 /2013 年 4 月
本書聚焦於日本的電影、動畫、時尚文化等所謂酷日本(Cool Japan Boom)風潮的現代日本軟實力作為日本學的研究對象,介紹理論 性、實踐性的研究事例,並以「流行、趨勢的力量」、「語言、言 語的力量」、「物語、故事的力量」為關鍵字。本書對日本流行文
年出版書籍 2012~2013
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化的接受問題、語言學習、物語研究等議題探索相關的研究課題及 其可能性,與讀者共同思考國際日本學研究的最前線。
日本近現代文学 に内在 する他者 としての「 中国 」 范淑文 編 本書 は、日本近現代 の小説 や紀行文 など幅広 くジャンルを超 え た文学作品 を集 め、「 自己 の中 に内在 する他者 としての中国 」に 焦 点 を当 てながら、その奥 に潜 む中 国 の表 象 、あるいはその継 承 や再生及 び眼差 しなどの問題 に迫 り、その日本近現代文学 に見 る 中国 との関係 の様相 を明 らかにしようとするものである。 本書涉及中國、中華文化等之日本近現代文學作品為探討素材,徹 底解讀文本,由作家之外地旅行事跡或出遊隨筆等多元視角及證實
日本学研究叢書 3 ISBN: 978-986-03-2475-4 精裝 /560 元 /2012 年 4 月
作家之內心世界、剖析問題真相,釐清日本近現代作家對中國文化 之詮釋。透過此書可對日本近現代作家內心深處之中國情懷有更客 觀且深入之了解。
日本中世文学 における儒釈道典籍 の受容 ―『 沙石集 』と『 徒然草 』― 曹景惠 著 本書 は、日本中世文学 の代表的作品 、『 沙石集 』と『 徒然草 』と の両書 における儒家典籍・道家典籍及 び仏教典籍 の受容 の様相 を綿密 に考察 したものである。本文 だけでなく、古注釈書 の内容 に注目 し、『 老子河上公注 』 『 論語集解 』 『 論語義疏 』などが『 沙 石集 』や『 徒然草 』に多大 な影響 を与 えていることを実証 した。 また、中世 において儒釈道三教一致 の時代思潮 をも視野 に入 れ、 あらためて本文検証・典拠考察 を行 いつつ、 『 沙石集 』と『 徒然
日本学研究叢書 4
草 』両書 の相互関係 をも検討 した。本書 は従来 の研究 から踏 み出
ISBN: 978-986-03-1725-1 精裝 /700 元 /2012 年 2 月
し、新見 を提示 している。日本漢文学・中世文学研究 に新 たな刺 激 を与 える論考 である。 本書旨在探討日本中世文學代表作──《沙石集》與《徒然草》兩 書涉及中國儒家、道家與佛教典籍及其思想的所呈樣貌。本書不僅 關注文本章句本身,更從鎌倉時期漢籍東傳日本的時代背景與當代 書之影響。亦以日本中世盛行的三教一致思想為基礎,重新檢視文 本、考證原典,進而探討《沙石集》與《徒然草》兩書的相承關係 與發展關聯。本書內容跳脫以往研究的窠臼,提出新的創見,對現 今日本漢文學、中世文學研究等領域,皆具相當大的激勵作用。
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年出版書籍 2012~2013
的閱讀文化著手,論證《老子河上公注》、《論語集解》等古注釋
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東 アジア龍船競漕 の研究 ―台湾・長崎・沖縄 の比較 ― 黃麗雲 著 龍 船 は見 えない農 業 神 のように信 仰 されてきた龍 を見 える形 で 行事化 したもので、端午 の節句 の龍舟競漕 が有名 で、龍舟競漕 に関 する国際的比較研究 は重要 な研究 テーマである。本書 では、 島国 という共通 の特質 を持 つ長崎 、沖縄 、台湾 を比較対象 とし て選んだ。 三地域とも龍神信仰と龍舟競漕を中国から受け継いで、 自国 の文化 と融合 させた点 に共通性 が見 られる。そして、三地域 における龍舟競漕 の特質及 びそれぞれの民俗性 が歴史的要素 に
日本学研究叢書 5 ISBN: 978-986-03-8165-8 精裝 /800 元 /2013 年 9 月
よって多様 な文化現象 を形成 していったことをこれまでの研究成 果 を踏 まえて、新 たに指摘 したい。 龍船是將作農業神被崇拜的龍具體化成為一個儀式,以端午節的龍 舟競賽而聞名。也成為國際比較研究的重要研究主題。本書由島國 這個共通的地理特質將長崎、沖繩、臺灣選作比較對象。三個區域 皆從中國傳承龍神信仰與龍舟競賽,並融入自有文化的共通點。並 且,本書承繼以往研究指出,三個區域中的龍舟競賽特質及各自的 民俗性等歷史要素所形成的多樣文化現象等成果,提出進一步的新 論點。
現代日本語造語 の諸相 林慧君 著 本書 の特徴 として、まず、対照比較 の対象多様化 ( 日本語内 の外 来語と漢語 、また日本語と中国語 )が挙げられるが、これを通して、 日本語 における造語 の本質 や特徴 をより広 く客観的 に論述 して いる。なお、本 書 では、意 味 や構 文 、さらには認 知 言 語 学 的 な面 からの語 の派 生 システムの面 での比 較 に研 究 の手 法 を広 げてお り、従来の研究を大きく超えている。 日本語における造語の研究 、 そして中国語との対照研究などにも意義ある見解を提示している。 年出版書籍 2012~2013
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日本学研究叢書 6 ISBN: 978-986-03-6268-8 精裝 /880 元 /2013 年 2 月
本書的特點,其一是對照比較之研究對象的多元化(包括日語本身 的外來語及漢語,以及日語與中文),藉此客觀廣泛地探討日語構 詞之本質及特徵;其次,本書除了從語意及句法的角度,更以認知 語言學的研究方法,對日語詞綴詞素其衍生結構層面上的種種問題, 提出深富意義的學術見解。本書在日語構詞研究以及與中文對比研 究等領域上,開拓出嶄新的研究視野。
転換中 のEUと「 東 アジア共同体 」 ―台湾 から世界 を考 える― 徐興慶 、陳永峰 編 本 書 の諸 論 考 では、現 代 世 界 、アジアが直 面 する諸 問 題 が様 々 な角 度 から論 じられている。こうした諸 論 考 に共 通 したものがあ るとするならば、アジア、さらには世 界 にあって、紛 争 を防 止 し、 平和 を確保 せんとする各執筆者 の熱 い思 いである。人間相互間 の 理解 を欠 くとき、経済交流 には逆 に対立 を醸成 する契機 が秘 め られていることはこれまた歴 史 の示 すところである。この意 味 で 本書 の諸論考 から読者 が、改 めて現代世界 に対 する関心 を呼 び
日本学研究叢書 7 ISBN: 978-986-03-2256-9 精裝 /720 元 /2012 年 3 月
覚 まされ、相互 に議論 を深 められていく上 で一助 となるならば、 執筆者 にとって望外 の幸 せで、ある。 本書針對現代世界、亞洲所面對的諸多難解問題進行探討。這些論 點的共通性,就是聚焦於情勢瞬變的亞洲,以及各執筆者避免世界 流於紛爭、確保和平的想法。歷史的教訓告訴我們,當人類彼此缺 乏諒解,就會在經濟交流中造成對立。盼讀者透過本書增加對世界 的關注,並深化彼此的議論。
近代東 アジアのアポリア 徐興慶 編 本書 の論考 は、台湾・中国・韓国・日本 の研究者 がそれぞれの独 自 の視点 から、「 近代東 アジアのアポリア 」としての課題 を提示 したものである。「『 近代 』とは何 か 」、あるいは「『 東 アジア 』と は何 か 」、さらには「『 東 アジアにとっての近 代 』とは何 か 」、そ して、それらは今 なお、「 何 であり続 けているのか 」という問 い かけにほかならないのである。本 書 では、資 料 の博 捜 と該 博 な学 識 に裏 付 けられた重 厚 かつヴィヴィッドな論 文 が収 められてお
日本学研究叢書 8
ためのヒントが、賢明 なる読者 のために提供 されている。 本書藉由臺灣、中國、韓國、日本等研究者從各自的觀點出發,論 述「近代東亞的困境」的課題。本書所探討的課題是「何謂『近 代』」、「何謂『東亞』」、「何謂『東亞的近代』」等問題,而 這些問題「為何至今仍然存在」。本書刊載的論文除了廣徵博引, 皆以淵博的學術思想背景做為基礎,嚴選具有相當分量,且饒富啟 發性、學術性的文章,向讀者呈現,如何反思這些散布於東亞之間 有待解決的問題根源的線索,本書有諸多精闢的見解。
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年出版書籍 2012~2013
ISBN: 978-986-03-8637-0 精裝 /800 元 /2013 年 12 月
り、東 アジアにおける未 解 決 な問 題 そのものの根 源 を問 い返 す
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朱子学 と近世・近代 の東 アジア 井上克人 、黃俊傑 、陶德民 編 2010 年に関西大学文学部と台湾大学人文社会高等研究院との共 同で「 朱子学と近世 ‧ 近代の東アジア─テキストをふまえたアプ ローチ─ 」 と題する国際シンポジウムが関西大学で開催された。 本書は、西欧近代化によってもたらされた科学技術文明とそれに 伴う危機的状況を踏まえ、朱子学がもつ今日的意義─科学至上主 義的な物質文明の克服および「 仁 」 に基づく共生社会の構築と 環境倫理の実現に大きな役割が期待できること─を確認すると同
日本学研究叢書 9 ISBN: 978-986-03-2257-6 精裝 /1250 元 /2012 年 3 月
時に、近世近代の中国・日本・朝鮮における朱子学・陽明学など 諸学派の多様な展開と相克の状況をテキストに対する厳密な吟味 によって検討した。 本書透過西歐近代化所帶來的科學技術文明與社會、生態方面的危 機,重新確認朱子學具有的現代意義,提倡以建構「仁」為核心價 值的共生社會與環境倫理。同時透過許多相關文獻,仔細檢討近世、 近代中日韓各國朱子學、陽明學等學派的多樣化發展及其對立互動 的複雜狀況。
明治日本 における台湾像 の形成 ―新聞 メディアによる1874 年「 台湾事件 」の表象 ― 陳萱 著 一般の日本人は、1874 年の「 台湾事件 」 をきっかけに台湾の存 在を知るようになった。本書は、日本における台湾認識の形成と いう問題に焦点をあて、当時の新聞の台湾言説を幅広く分析した ものである。本書は、当時ようやく発達しはじめた新聞に記載さ れた台湾に関する多様な言説を、外字新聞の翻訳記事、吟香の台 湾での体験など広範な角度から分析することで日本における台湾 像の形成を跡付けたものである。
日本学研究叢書 10 年出版書籍 2012~2013
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ISBN: 978-986-03-8255-6 精裝 /650 元 /2013 年 10 月
一般的日本人以 1874 年的「臺灣事件」(牡丹社事件)為契機,開 始知道臺灣的存在,並進一步地認識臺灣。本書將分析的焦點聚集 在日本對臺灣認識的形成上,從多種角度分析當時新聞媒體中關於 臺灣報導的言論。本書是以翻譯國外報紙的報導及隨軍記者岸田吟 香的報導為主要分析文本,探討當時正起步的日本新聞媒體中,關 於臺灣的多樣性言論,進而了解日本人所抱持的臺灣印象是如何形 成的。
如 何 購 買
• 親至臺大出版中心校園書店 校總區書店 臺大校總區(臺北市羅斯福路四段 1 號)總圖書館 B1 星期一~星期五 8:30~17:00 (02)2365-9286 校史館書店 臺大校總區(臺北市羅斯福路四段 1 號)臺大校史館 2F 星期三~星期一 10:00~16:00 (02)3366-1523 水源校區書店 臺大水源校區(臺北市思源街 18 號)澄思樓 1F 星期一~星期五 8:30~17:00 (02)3366-3993 分機 18
• 向臺大出版中心訂購覽 一、郵政劃撥 郵政劃撥帳號:17653341 戶名:國立臺灣大學 電話:(02)2365-9286 傳真:(02)2363-6905 二、信用卡付款 本中心提供信用卡付款購書服務, 請撥打服務專線:(02)2365-9286,由專人為您服務。 三、團購服務 一次購買 50 本以上至 100 本 7 折,101 本以上 65 折。
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• 實體書店 誠品書店、聯經書房、五南文化廣場、三民書局……等。
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