り 狩 潮干 り 狩 ー リ ベ
自然の幸で ごちそう三昧
シアトルの美しく過ごしやすい夏は、太陽が降り注ぐ屋外で目一杯楽しみたいもの。潮 干狩りやベリー狩りなら、アウトドアを満喫しつつ食料も調達できて一石二鳥。という ことで、今回は自分たちで収穫した海の幸とイチゴを使ってガーデンパーティーを開 取材・文:岩本明子、越宮照代 写真:越宮照代 いてみました。
潮干狩り シーフードがおいしいことで知ら れるワシントン州には、 潮干狩りが楽 しめるビーチがたくさん。 シーズンは 春から夏が一般的だが、中には1年中 楽しめるところもある。 ただし潮干狩 りには州のライセンスのほかに、 今年 7月1日から州立公園などのビーチに 行く場合は車1台ごとに 「Discover Pass」という許可証も必要となっ た。 どちらもオンラインで購入できる が、私たちは近所のスポーツ用品店 「ビッグ5」で購入。また潮干狩りライ センス保持者ひとりに付き、 各貝の収 穫数や収穫可能なサイズが決まって いるので注意したい。 ちなみにひとり に付きカキは18個、アサリなどの貝 は40個まで採ることができる。
ポットラッチ州立公園
今回潮干狩りに出かけたのは、シアトルか ら車で1時間40分ほどのフッドキャナルの南 に位置するポットラッチ州立公園(Potlatch State Park)。アサリも採れるが、カキが特に 豊 富 に 採 れ る ら し い(ど ち ら も 今 年 の 収 穫 シーズンは8月15日まで)。最も潮の引いた時 間帯に潮干狩りができるようにネットであら かじめ当日の干潮予想時間を調べ、朝7時にシ アトルを出発した。途中、スーパーマーケット に立ち寄ってクーラボックスに入れる氷やス ナックを調達し、ポットラッチに到着したの は午前9時半頃。潮干狩りには絶好の薄曇りの もと、浜辺ではすでに数人が馴れた手付きで 砂浜を掘り返していた。 日よけ用の帽子、風よけのウインドブレー カー、カキの殻を剥くための軍手、そして防水
駐車場の目の前のビーチは掘っても労力の無駄。アサリの宝庫はカキや (8 ページに続く) 小石がごろごろしているあたりにある!