アクティベート ・ リーフ No.707
JOY AND GOOD TIMES 喜びと順境の時 マリー・アルベロ 聖書に、こんな言葉がありま
ら顔をのぞかせるかと、心配し
を私たちに授けてくださってい
は、海辺の砂のように多くなり、
そうやって心の備えをしている
れるほどの喜びは、主が送られ
す。 「ユダとイスラエルの人口 彼らは飲み食いして楽しんでい た。 」 1
私は何年もの間、聖書を研究
し、 多 く を 学 ん で き ま し た が、 この節を以前に耳にしたことが
あるかどうか、定かでありませ
ん。聞いたことがあるとしても、 その意味を深く考えたことがな いのは確かです。
始めてしまうのです。むかしは、 のだと考えていたのですが、そ のせいで、喜びを感じる機会を 失っていたようにも思えます。
るのかが分かってきます。あふ た祝福です。 「これは、主が設け
られた日である。この日を楽し 2 み喜ぼう。 」
私たちが時に悲しみや苦しみ、
逆境が訪れ、悪戦苦闘すること
うことがあるのは間違いありま
んな時でも神の恵みと喜びと平
さらには長期間続く困難を味わ
せん。でも、神の性質を学べば 学ぶほど、神がどれほどの幸せ
この節は、ソロモン王が統治 していた古代イスラエルの一時
代のことであり、国は太平で大
いに栄えていました。そこで人々 はどうしたかと言うと、ごちそ
うを食べ、パーティをして、楽
しく過ごしていたというのです。 残念ながら、そういう考え方
は私に馴染みのないものでした。 私は、必然的な結末が来るのを 待ち受けるタイプです。物事が うまく行っていても、本能的に
そ れ を 楽 し め ま せ ん。 む し ろ、 次の苦労・悲劇・苦悩がどこか
幸福は持っているものによら ず、持っているものについて どう感じるかによる。わずか なものを持って幸せになるこ ともあるし、多くのものがあっ ても不幸に感じることがある。
― ウィリアム・D・ホード (1836 -1918)
幸せは、自分が養ってきた心 の習慣による。だから、日々、 幸せな考え方を心がけると良 い。朗らかな心を養い、幸せ 習慣を身に付けるなら、人生 は終わりのない宴会となる。
があるのは人生の常ですが、そ 安に頼るようにしたいものです。 そして、順境の時になり、子ども たちが幸せで、友人たちとは仲 良く過ごせ、空は青く、私を愛
してくれる良い夫がいる時には、 人生を喜び、幸せでいようと思 います。私は、人生がどれほど
素晴らしいものであるかを、しっ
かりと認識していきたいと望ん でいます。そして、皆さんもそ うあれるよう願います。
1. 列王記上 4:20 2. 詩篇 118:24 (共に新改訳聖書からの引用)
― ノーマン・ヴィンセント・ピール (1898 -1993)
「アクティベート・リーフ」は、英語の「Activated」誌からの記事を翻訳したものです。その他の記事は、ホームページでご覧頂けます。 http://www.activate.jp
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Translated from English Activated Magazine Vol. 21-1 p10
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