アクティベート ・ リーフ No.715
RECOUPING
MY PRAYER LIFE 祈りの生活を 立て直す マイケル・オーウェンズ 私は長年クリスチャンとして神に仕えてきました が、その間、活力に満ちた祈りの生活を維持するこ とに関して良き学びを得る機会に恵まれました。た だ残念ながら、そのすべてを常に実践してきたとは 言えません。 若い頃は、祈りについて、 『涸れることのない流れ』 という本1 から多大な影響を受けました。自分は多く の面であまり才能があるとは感じていませんでした が、そんな私でも祈ることができると実感したので す。それは、どんなクリスチャンにもできる仕え方 であり、特別な訓練は必要ありません。 「祈りに費や した人生は、無駄に費やした人生とはなりえない。 」 「祈りはすべての奇跡の始まりである。 」この 2 つの 言葉は、私の祈りの人生を奮い立たせました。 というわけで私は、祈りを必要としている人や状 況のリストを作り、毎日、朝一番に、リストにある ことを最初から最後まで祈ることにしました。しか し、リストは長くなるばかりなので、そうやって祈 ることは、私が最初に考えていたよりもずっと大変 だということに気づいたのです。私はじきに怠けて いまい、その内に、祈りのリストを用いることも、 朝一番に祈ることも、なくなりました。引き続き祈っ てはいましたが、熱心さやひたむきさを失ってしまっ たのです。 そんなある時、私は妻と『祈りのちから』2 という 映画を見ました。ある女性が、老婦人に助けられて、 熱心な祈りの生活の力と素晴らしさを見出すという
話です。私たちは、熱心に祈りを続けるべきだとい うメッセージに深い感銘を受け、 「自分たちもそうし よう」と意見が一致しました。私個人としては、か つて自分がしていたように、また、映画の老婦人が していたように、リストを用いて祈るべきだと強く 感じました。 その頃、マーク・バターソンの『円を描く人』3 と いう本を読むと、紀元前 1 世紀にイスラエルにいた 預言者ホニが、激しい干ばつを終わらせていただく よう神に祈った話が書かれていました。ホニは町の 門の外に出て地面に円を描き、その中に座って、雨 を送ってくださるよう神に求めたのです。大胆にも、 神が雨を送られるまで、そこから動かないと宣言し たそうです。細かな点を飛ばして結論を言えば、つ いに雨が降り、干ばつは終わりました。 『祈りのちから』によって、私は再び祈りのリスト を用いて、熱心に祈るようになりました。また、 『円 を描く人』のおかげで、祈る際に以前より断固とし た態度で答えを期待するようになりました。福音伝 道者バージニア・ブラント・バーグがよく言ってい たように、 「神は今も御座におられ、祈りは物事を変 える」のです。 1. 著者：バージニア・ブラント・バーグ 2. 原題：War Room（2015 年公開）、製作：アレックス＆スティー ヴン・ケンドリック兄弟 3. 原題：The Circle Maker（日本語版未出版）
「アクティベート・リーフ」は、英語の「Activated」誌からの記事を翻訳したものです。その他の記事は、ホームページでご覧頂けます。 http://www.activate.jp
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Translated from English Activated Magazine Vol. 21-3 p12
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