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ࠎ ஓ ƸƲƜƴᲹ ミラ・ナタリヤ・A・ゴヴォルハ
人生の暗い時期にも 歩みを導いてくださる方 主はわたしの牧者であって、わたし には乏しいことがない。主はわたし を緑の牧場に伏させ、いこいのみぎ わに伴われる。主はわたしの魂をい きかえらせ、み名のためにわたしを 正しい道に導かれる。 ― 詩 23 :1- 3 [主は]へりくだる者を公義に導き、 へりくだる者にその道を教えられる。 ― 詩 25 : 9
その時の自分の気分が好きで はなかった。冷めた気分という わけではない。どちらかといえ ば、雷雨でも発生しそうな時の不 穏な気分だ。まさしく、その日の 天気のように。なぜそんな気分 になったのかは自分でも分かっ ていた。怖かったのだ。変化の兆 しが感じられ、それが不吉な雲 のように私にのしかかっていたか ら。どこか上の方では太陽が輝い ているように、この状況にも希望 があるはずと分かってはいたけれ ど、それが見えないことで不安に なっていた。 迫りくる雨の匂いがあたりをた だよう。私は小高い丘の上で、干 し草の山の脇に座っていた。右に はリンゴ園、眼下には低木の茂み、 そして左の開けた場所には羊の小 さな群れが放牧されているのが見 える。上に目をやると、鉛色の雲 を突き抜けて、細い光の筋が何本 か差している。遠くの山々は、深 まる闇の中で、緑、グレー、青、
紫など、落ち着いた色彩が乗った パレットのようだ。小雨が薄い カーテンとなって、山と私の間に 垂れる。太陽は見えず、普段の鮮 やかな色はなくとも、美しい光景 であることは認めざるを得ない。 私は思った。まるで今日のよう だと。今週、いや、この数ヶ月が そうだった。不確実なことが多く、 あの雲のように私の上に立ち込め る。困難なことが多く、あの山の ように私の前に立ちはだかる。し かし、こんな苦しい状況にあって も、やはり美が見いだせるのだ。 そんなふうに考えていたちょうど その時、雲が流れて太陽が現れ、 たちまちあたりは暖かくなった。薄 紫の蝶が靴に舞い降りている。そ して、キツツキがモールス信号で 送るメッセージが聞こえた。「神 1 希望が 顔を見せて は愛」だと。 くれた。それは、美しい顔だった。
1. 1 ヨハネ 4 : 8
主を恐れる人はだれか。主はその選 ぶべき道をその人に教えられる。 ― 詩 25 :12 人の歩みは主によって定められる。 主はその行く道を喜ばれる。 ― 詩 37 : 23 わたしはあなたを教え、あなたの行 くべき道を示し、わたしの目をあな たにとめて、さとすであろう。 ― 詩 32 : 8 これこそ神であり、世々かぎりなく われらの神であって、とこしえにわ れらを導かれるであろう。 ― 詩 48 :14 あなたはさとしをもってわたしを 導き、その後わたしを受けて栄光に あずからせられる。― 詩 73 : 24 あなたのみ言葉はわが足のともし び、わが道の光です。 ― 詩 119 :105
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Translated from English Activated Magazine Vol.23-1 p10
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