923:いつもと違う新年の幕開け

Page 1

ͺ·ΞͻαȜΠ Ȇ ςȜέȁŏŰįĺijĴ

AN UNUSUAL START TO THE NEW YEAR

̞֑̠̾͂͜ ૧ා͈ྃ‫̫ٳ‬ G・L・エレンズ

元日早々、旅行中にスーツケースを紛失してしま

も離れた私の家まで送り届けると言ってくれたのは、

れど、この経験で多くのことを学べたのも確かです。

それからの 3 日間は、スーツケースが届くのをずっ

いました。あまりいい新年の始まりではなかったけ

ありがたかったです。

それは、クリスマスに、アメリカにいる孫たちに

と待っていました。挫折感と無力感に満たされた 3

カ滞在中は、せっかくなので、「年に一度のまとめ買

「案内板の指示にすら従えない私が、神さまに従える

常に高価である用具類やビタミン剤を購入していま

SNS で聖句を送ってくれました。「静まって、わたし

会いに行った帰りの飛行機でのことでした。アメリ い」として、インドネシアでは手に入りにくいか非 した。ですから、スーツケースの中身は、私にとっ

てとても大切なものだったのです。それを失ってし

まったことを考えると辛かったのですが、神がきっ と何とかして、スーツケースが戻ってくるように助

日間です。私は、空港の案内板を無視した自分を責め、 んだろうか」とも思いました。そんな時、ある人が 1 こそ神であることを知れ。」 まさに、私に必要な言葉

でした。ただ静まり、神が何とかしてくださると信 頼するしかなかったのです。

幸いにも、最終的にスーツケースは私の元に届き

けてくださるという希望に必死にしがみつきました。

ました。カナダからインドネシア、そしてさらに

うことは確かにあります。最初にチェックインした

す。そして、中身は全て無事でした。

振り返ってみると、ああしておけばよかったと思

時、航空会社の担当者は、私の荷物は目的地まで運

150 キロ離れた田舎にある自宅まで届けられたので

私にとって、これが、つまり神に完全に頼ることが、

ばれると断言しました。しかし、乗り継ぎした空港

新年を迎える最高の方法となりました。また、神の「静

チェックインに進む前に手荷物をお受け取りくださ

づかされました。注意を払ってさえいれば、元日にあれ

には、「国際線乗り継ぎのお客様は、乗り継ぎ便の い」という大きな案内板があったのです。それでも

私は、最初のチェックインの際にああ言われたので、 自分のスーツケースは関係ないと考えて、呑気にも その案内を無視してしまいました。

かな細い声」にもっと注意を払う必要があることにも気

ほど心配してストレスを感じずに済んだのです。残り の 364 日も、そんなふうに過ごしたくはありません。 1. 詩篇 46 :10

神はきっと、あの案内板に私の注意を向けさせよ

うとしておられたのだと思います。それなのに、私

は案内板を無視し、何も気にせずそのまま行ってし

まったので、スーツケースはカナダの手荷物受取所 のベルトコンベアに置き去りにされたようです。

目的地に降り立ち、スーツケースがないことに気

づいた私は、パニックになりました。手荷物取扱所

の責任者が、飛行ルートをたどってスーツケースを 探すので、見つかったら、到着空港から 150 キロ

ǃȪȷɎȫɡʀɐɿɲʀɝDŽǾƸ⇠◭ǽǃ#EVKXCVGFDŽ◛ǚȘǽ▉̗ȡ․■ǦǮȑǽǶǨƹǬǽ͙ǽ▉̗ǾƸɣʀɨɢʀɀǶǣ╒ⱹǠȍǨƹ http://www.activate.jp

© 2023 Aurora Production, Ltd. All Rights Reserved

Translated from English Activated Magazine Vol.24 - 1 p6

http://www.activated.org


Turn static files into dynamic content formats.

Create a flipbook
Issuu converts static files into: digital portfolios, online yearbooks, online catalogs, digital photo albums and more. Sign up and create your flipbook.