ニューズレター21号日文版

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台灣東亞歷史資源交流協會 會刊 東アジア歴史資源交流協会 アジア歴史資源交流協会ニューズレター 歴史資源交流協会ニューズレター

No.21 日文版 2015/12/1 eaphet@gmail.com Tel/Fax:886-4-2251-9593

East Asia Popular History Exchange, Taiwan (EAPHET)

台灣台中市西屯區黎明路二段972巷40號

http://eaphet.myweb.hinet.net

<目次> 目次> ◆辺野古・高江と安保法 制―沖縄平和営報告 アウイ・カズオ p1

◆日本国安全保障法制: 捻じ曲げられる言葉の行 く先 村山さたね p6

◆様々な環境汚染に直面 し、平凡な一人のお母さ んができること 五十嵐祐紀子

辺野古・ 辺野古・高江と 高江と安保法制― 安保法制―沖縄平和営報告

アウイ・カズオ

p9

◆Eaphet活動報告【象仔 書屋”午後のビタミン “】 p12

◆聊聊映画レビュー p14 ―日本人はなぜ戦争へ と向かったのか ―ニュルンベルグ裁判

◆第13回台湾同志遊行を 契機に、LGBT運動の現 在を考える トーマス・ ブルック p15

2015年9月19日から22日まで、平和の島連 帯主催の「沖縄ピースキャンプ」に行って 来ました。台湾から15名ほどの参加者が同 行し、済州島、沖縄現地の参加者を合わせ て65名ほどの大所帯(上写真)での催し物 となりました。 今年の2月にEaphetで、済州島と沖縄 からの参加者を迎えて行った《【蠱惑的 假面】不要!分裂中的台灣‧沖繩‧濟州》 活動の続きです。来年夏には、さらに台 湾での「台湾ピースキャンプ」の開催が 予定されていますが、それについては本 稿の最後に報告します。

抗議活動を中心に、辺野古での海上抗 議、高江での抗議活動などに参加しな がら二度の公開シンポジウムを行って 済州島、台湾、沖縄、そしてアジア太 平洋地域の軍事化の現状について意見 交換を行うという、盛りだくさんな内 容。

■新インターン紹介

p16

キ ャ ン プ は、実 質 三 日 間、辺 野 古 (キャンプ・シュワブのゲート前)での 宣言文を検討する台湾からの参加者たち

最終日には 参加者全員で 宣言文を練り 上げて発表し た。そ の 主 な 大浦湾で宣言文を読み上げた 内 容 は、① 軍 事 演 習 の 停 止、②人工島の建設の停止、③江汀村海軍基 地建設の停止、④高江のヘリパッドの建設の 中止、⑤与那国島レーダー基地建設の中止、 ⑥石垣島、宮古島、奄美大島の基地建設計画 の停止、そして⑦辺野古新基地建設の中止を 求めるものでした(宣言の最終版はまだ確定 していないので、以上は暫定版に基づいてい ます)。 東京で安全保障法制が強行採決(議事録も 11

なく採決ですらないわけですが)され た直後、早朝のゲート前での抗議活動 で、私たちのキャンプの参加者が逮捕 されるアクシデントが起きました。翌 日の予定をすべて変更して、キャンプ は名護警察署前で、逮捕された人の即 時釈放を求めて座り込みました。逮捕 後48時間が経過したところで10日間の 拘留延長となり、最終的に釈放された のはキャンプ終了後の10月2日でした。 以下、キャンプの内容を、私個人の 立場からではありますが、簡単にご案 内します。 1.事前準備 2 月 の「蠱惑 的 假 面」イ ベ ン ト の 際


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