2021年度 IFMSA-Japan 理事退任挨拶 ~2022年3月31日
2022年4月1日~
2022年3月31日
代表 | President 福岡大学5年 髙橋 卓也 2021年度IFMSA-Japan(以下、I-J)代表を務めさせていただきました福岡大学の髙橋卓也です。 昨年度の副代表内務担当に続き、今年度も代表をさせていただき、おかげさまで理事としての2年間 の任期を本日をもって終えることとなりました。 今年度は「IFMSA-Japan の会員が日常感じている物足りなさを IFMSA-Japan で補い、IFMSA で知 り合った人と共にやってみたいことに挑戦すること」という目的のもと、運営してまいりました。 「個人会員数の減少」という目の前に迫った問題に対し、活動方針であった「透明性」と「人との繋 がり」を意識し、理事MTGの透明化やスタッフ部屋の24時間運営などさまざまな策を実施してきま した。今年度は総数に関しては減少したものの、オンライン環境を知っている1~2年生の人数増加・ 維持を達成しております。また、今年度の目的を達成したと思えるような声や行動を目にし、1年間 代表としてIFMSA-Japanを引っ張ってきてよかったと思えることも多々ありました。 これはひとえにスタッフをはじめとする皆様の支えのおかげです。ありがとうございました。 最後に、私の立候補表明文の末にありこれら活動方針の根底にある「仲間を思いやること」に対し、 理事をはじめ感じ取ってくれたスタッフから心ある言葉をいただき感無量でした。この思いに気づき 体現してくれた理事の皆様、スタッフの皆様、1年間ついてきてくれてありがとう。 これをもちまして2021年度代表の退任の挨拶とさせていただきます。来年度もI-Jは新たな体制下で 続いていきます。今後ともよろしくお願いします。
副代表内務担当|Vice President for Internal Affairs 自治医科大学3年 田羅 理美 2021年度副代表内務担当を務めさせていただきました、⾃治医科⼤学医学部3年⽣の⽥羅理美と申し ます。 今年度、おかげさまで無事に1年間の任期を終えることができました。この場をお借りして、退任の ご挨拶を申し上げます。 1年間の内務の⽅針として「地域と地域の繋がりが国境を越え、世界のつながりになってほしい」と いう思いを込めて、”Glocal”を合⾔葉にして活動してまいりました。今年度は地域規模であってさえ、 対⾯での企画は実現できませんでしたが、内務部⾨で⼀致団結し、オンラインでも地域の繋がりを作 るため、模索いたしました。 顔の⾒える繋がりを形成しやすいのが地域で、その管轄を引き受けているのが内務部⾨です。来年度 は、⼀層Localを盛り上げる運営を展開することと思いますので、変わらぬご⽀援を賜りましたら幸い でございます。
また、National Training Officeについては、節目の年となりました。今後、どのように活動してい くのか、しっかりと来年度に引き継いでまいります。 Seniors Club会員の皆さまにはAPRMをはじめ、委員会活動など多大なるご助力をいただきました。 改めて、感謝申し上げます。 IFMSA-Japanが多くの人々の支えによって成り立っていることを感じる度、感謝してもしきれない思 いに駆られてきました。 来年度のIFMSA-Japanも皆さまと共にあることを願っております。 1年間、ありがとうございました。
副代表外務担当 | Vice President for External affairs 福島県立医科大学5年 古矢 野々香 外務部門では、主にI-J と外部を結ぶ役割を担っている部署です。今年度は主にスポンサーシップの 見直しや運営体制の見直しを行いました。このコロナ禍の中、スポンサー企業様と弊団体両者にとっ て最適な契約形態を模索したり、海外の企業とスポンサー契約を検討しました。また、運営体制の見 直しをして、今年度まで外務部門は4つのOfficeを運営してきましたが、Officeの運営の実情を鑑みて、 来年度から3つのOfficeに業務を集約することとなりました。更に、コロナ禍で例年以上にオンライ ンツールの活用が盛んになってきた中で、学生団体間の交流や公式HP、SNSを通じた情報配信をする ことでI-J としての活動を発信する機会を増やすことができたのではないかと考えております。 1年間体制の整理に尽力して参りましたが、一方で達成できなかった目標もあります。本年度の反 省を次年度の外務担当に引き継ぎ、長いスパンで外務部門が発展していくことができたらと思ってお ります。Support Officeの一部である外務部門として、I-J全体がより良い活動をサポートできるよう、 今後も陰ながらサポートしていきたいと考えております。外務部門スタッフをはじめとする関係者の 皆様には多大なるご迷惑とご負担をおかけしてしまったことと存じます。いつも寛大なご配慮を賜り 誠にありがとうございました。本年度の外務部門、そしてI-J に関わっていただいた全ての方々に御 礼申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
副代表国際業務担当 | Vice President for International Affairs 岡山大学3年 喜舎場 朝基 2021年度副代表国際業務担当(以下VPN)を務めました、岡山大学医学部医学科3年の喜舎場朝基と 申します。昨年に引き続き、海外渡航が全くできない中での活動でしたが、WHO Simulationやキャ リア講演会やCB Festなどのイベントを通して、IFMSA本部や国際イベントについての認知度を上げ ることに務めてまいりました。今年度は、IFMSA本部役員に日本から2人選出されており、IFMSAJapanの国際化が進んでいると感じております。今後も海外派遣は難しい状況が続くことが予想され ますが、IFMSA 本部理事も工夫を凝らしてくれており、パソコンを開けば世界中のメンバーと交流 出来る機会が飛躍的に増えています。まだ挑戦したことのない方も、チャンスの増えている今こそぜ ひ挑戦していただきたいと思っております。 今年度は、国際業務の1番の魅力の海外渡航が全くできないという厳しい1年で、色々と至らない 部分があったと思いますが、国際業務Officialsを始め本当に多くの方に支えられ、なんとか1年乗り 切ることができました。本当にありがとうございました。来年度は愛媛大学新 3 年の出原望咲の下、 新体制に移行します。どうか引き続き国際業務をよろしくお願いいたします。
事務局長 | Secretary General 愛媛4年 松岡 菜悠 今年度、事務局長を務めました、愛媛大学4年の松岡菜悠と申します。私事ですが、IFMSA-Japan 事務局で3年間役職に就いて業務にあたらせていただきました。その中で様々な課題に直面し、その 度に様々な方の力を借りながら運営をしていくことができました。この場を借りてお礼申し上げます。 今年度特に力を入れたのは情報の一元化と作業の効率化でした。必要なことは何なのかを改めて考 える機会になったとともに、Support Officeとして委員会やスタッフに還元することができたと考え ています。また、「IFMSA-Japanのお問い合わせ窓口」として様々な人に認知され、幅広い問題に対 して対応してきました。 私自身至らない部分も多々ありましたが、様々な人に助けていただきながらこの役を全うできまし た。来年度からは琉球大学新3年生の伊藤寧紀が率いる新体制となりますが、これからも引き続き 困った時の頼り先として重宝していただける幸いです。
会計 | Treasurer 福島県立医科大学4年 橋本 理奈 2021年度会計を務めさせていただきました、福島県立医科大学4年の橋本理奈と申します。 今年度も会員の皆様からの会員費、協賛企業の方々からの協賛金、多方面からの助成金といった資 金によって、IFMSA-Japanの運営が滞りなく行えましたこと、大変ありがとうございました。 今年度はIFMSA-Japan内の会計部署で様々な改革も行って参りました。この改革で、会員の皆様や 関係部署には多大なご迷惑をおかけしましたこと大変申し訳ありません。しかしながら、今年度築き 上げた会計基盤をもとに、今後のIFMSA-Japan会計がより透明性と公平性を担保して運営し、発展で きるよう願っております。 私事ではございますが、1年間、IFMSA-Japanという大きな組織での会計業務を担当することで、 困難な業務に一緒に立ち向かてくれる一生の仲間を得ることができたこと、さらに私の将来性を方向 づけることとなったことにも、とても喜びとやりがいを感じて仕事を終えることができました。 最後になりますが、来年度のIFMSA-Japan運営を支える会計のさらなる発展と、皆様の支援を御願 いして、ささやかではありますが退任挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
臨床交換留学に関する委員会責任者|National Exchange Officer 日本医科大学3年 松村 和樹 平素よりお世話になっております。 2021年度 臨床交換留学に関する委員会責任者(NEO)を務めさせていただきました、日本医科大学 3年 松村和樹と申します。任期中、皆様には大変温かいご支援を賜り、この場をお借りして厚く御礼 申し上げます。 今年度は、昨年度よりCOVID-19の影響により留学が難しい状態が続き、スタッフ一同心苦しく 思っております。それでも、留学に関する規約の改定やデータベースの更新、学生同士で英語に親し むETTイベントや本部の活動であるCB-fest in Japanの開催など、Exchange Officeの体制の整備や国 内で楽しんでいただけるような企画の開催に努めて参りました。 来年度は、ご縁があり、基礎研究交換留学に関する委員会責任者(NORE)に就任させていただくこ とになりました。引き続き、IFMSAの大きな魅力の一つである留学制度とExchange Officeの活動の さらなる発展に向けて尽力して参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
基礎研究交換留学に関する委員会責任者丨National Officer on Research Exchange 福島県立医科大学4年 金子 郁澄 2021年度基礎研究交換留学に関する委員会責任者を務めさせていただきました、福島県 立医科大学 4 年の金子郁澄と申します。 今年度も引き続きCOVID-19 の流行により、I-J での留学生の受け入れ・送り出し共に中止となって しまいました。ですが、今年度の活動は、データベースの大幅な改訂や留学に関する各国の規制緩和 もあり、昨年度までとは異なる様相を呈するものとなりました。少しずつではありますが、以前のよ うに留学生が安心して海外へ渡航できる日が近づきつつあることを確信しております。 1年間SCORE に関わってくださった LORE の皆さま、Exchange Office スタッフの皆さまありがと うございました。今後も I-J 並びに Exchange Office をよろしくお願いいたします。
基礎研究交換留学に関する委員会責任者丨National Officer on Research Exchange 香川大学5年 山岡 千夏 2021年度基礎研究交換留学に関する委員会責任者を務めました⾹川⼤学5年の⼭岡千夏と申します。 私たちの⾄らない点も多くありご迷惑をおかけしたことと思いますが、各⼤学のLOREをはじめ Exchangeに関わってくださった皆さまのおかげで1年間を無事に終えることができました。 昨年度に引き続き送り出し・受け⼊れ共にできないまま1年間を終えることになってしまいました。 特に留学を予定されていた⽅々へは満⾜な留学が提供できず⼤変⼼苦しく思います。それでも現状に 合わせた規約の改定やオンラインでのワークショップ実施など留学再開に向けての準備を中⼼に活動 してまいりました。
一方でこの状況下で満足に活動ができず、引き継ぎもうまくいかないという大学があると聞いてい ます。今年度は個別に対応するにとどまってしまいましたが、全国的に同じ悩みを抱えている大学に 対してのサポートが十分にできなかったと感じています。これだけでなく様々な今年度の反省点を来 年度に引き継ぎ、遠くない未来に留学が再開する時を完全な状態で迎えることができるような活動を 行ってまいります。 まだ先が見通せない日々が続きますが今後ともSCORE並びにExchange Officeをよろしくお願い いたします。1年間ありがとうございました。
性と生殖・AIDSに関する委員会 責任者 | National Officer on sexual and Reproductive health and rights including HIV and AIDS 東北医科薬科大学医学部3年 中谷 和微
2021年度性と生殖・AIDS に関する委員会(以下、SCORA)の責任者を務めました、東北医科薬科 大学医学部3年の中谷和微と申します。 1年生ではいちSCORAスタッフとして活動が始まり、昨年度は副責任者として、今年度は責任者と いう立場からSCORAの活動に関わることができ、本当に多くの方に感謝しております。IFMSAJapanについて右も左もわからない状態から、最終的に理事として全体の運営に関わることができた のは、たくさんのスタッフや先輩方の支えがあったからこそです。 今年度は、昨年度に引き続きCOVID-19の影響から全てのイベントをオンラインで行いました。昨 年度には行っていなかった他の委員会とのコラボイベントや、FMS-Taiwanとのコラボイベント、地 域スタッフごとのピア作成など、新しいイベントを企画・開催しました。開催に至ることができたの は、私の力ではなくSCORA Officialsをはじめとする全国のSCORAスタッフの力によるものだと感じ ています。皆様には感謝してもしきれないくらいに、今年度のSCORAにとって無くてはならない存 在でした。本当にありがとうございます。 ここ数年を通して、「性」に関するトピックが扱われることが多くなってきており、その内容も本 当に様々なものになってきています。今後は今以上に目まぐるしく変化していくと考えられますが、 SCORAでもその流れに合わせて、様々なテーマや切り口から「性を知り、生を豊かに」する活動を 行うことができるよう祈っております。 私自身は至らぬ点ばかりでしたが、SCORAに関わってくださった全ての方々に感謝を申し上げる と共にSCORA が益々発展していくことを願ってご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうご ざいました。
公衆衛生に関する委員会責任者|National Public Health Officer 徳島大学4年 原田 真優 2021年度公衆衛生に関する委員会責任者(以下、NPO)を務めました、徳島大学薬学部4年の原田 真優です。本日をもって退任いたしますことを、この場をお借りしてご挨拶させていただきます。
今年度は、現地に赴く対面での活動が思うように実現できない状態が数年継続していることにもど かしさや苦しさを感じるスタッフとどう向き合うべきか、またそれとは反対に、昨年度までに築き上 げてきたオンラインでの新しい形に可能性を感じて活動を続けてくれているスタッフにはどのような ことを提案し寄り添っていくべきか、何を大切にし、何をアップデートしていくかということについ て考えてきた一年でした。 私自身が至らなかったと感じる点、反省点は多くありますが、今年度の活動では、まずオンライン での勉強会が今までよりも格段に発展しました。また、SNSでの投稿を、年間を通して行うことがで きました。さらに、今年度もプロジェクトが扱う内容以外のトピックに触れられる機会を作ることが できました。 このように活動でたくさんのことを達成することができたことの背景には、多くの方々の協力があ りました。関わってくれたすべての方々に心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 今後もSCOPHの理念を受け継ぎ、公衆衛生の志を絶やさず、活動が続いていくことを願ってい ます。引き続きSCOPHをどうぞよろしくお願いいたします。
人権と平和に関する委員会責任者 | National Officer on Human Rights and Peace 北海道大学4年 岡野 和哉
平素よりお世話になっております。2021年度人権と平和に関する委員会(以下、SCORP)の責任 者を務めました、北海道大学4年の岡野和哉です。 今年度、本当に沢山の方々に支えていただき、無事に1年間活動が出来ましたこと、心より感謝申 し上げます。 今年度こそは SCORP の魅力の1つであるオフラインでのフィールドワークを実施することができ ると信じてスタートしたのですが、 COVID-19 の流行が続き、フィールドワークは開催することが 出来ませんでした。そのような状況下でも、4つのプロジェクトや国際業務など、各部署が思考を凝 らした企画や勉強会を行ってまいりました。手話教室や映画鑑賞会、災害医療に関する幅広い勉強会、 ヴァーチャルフィールドワークなど、オンラインでの限界を感じながらも昨年度にも増して活発にイ ベントを開催してまいりました。 SCORP がこの1年、このように活発に活動出来たのは、いつでも自分を支えてくれる SCORP Officials のメンバー、SCORP に対して熱い情熱を持っている SCORP スタッフの皆様、人権や平和 に関する問題について興味をもってくださる参加者の皆様、そして私たちの活動を影から見守ってく ださる多くの方々のサポートがあったからだと思っております。本当にありがとうございました。 昨今の世界情勢は、今の私たちが直面し、自ら考えなければならない問題です。私たちの活動が、 人権の守られた社会、平和な世界に繋がる一助となることができるよう、今後も活動を継続してまい ります。今後とも、SCORP をどうぞよろしくお願いいたします。
医学教育に関する委員会責任者 | National Officer on Medical Education 日本大学5年 武田勝元 2021年度SCOME責任者 (以下、NOME) を務めました、日本大学5年の武田勝元です。 未だコロナの影響をIFMSA-Japan全体としても大きく受けた年度ではありましたが、SCOMEでは 例年を大きく超える数のイベントを行い、スタッフ数も前年度を大きく上回り150人を突破すること ができました。また、本部の国際トレーニングを取り入れた企画や他の委員会とのコラボイベント、 中学校への特別講義、医療現場で働く卒業生の先生方をお呼びしての企画等、例年以上に活動の幅を 広げる飛躍の一年となりました。 私一人の力でできたことなどただの一つもなく、このような活気ある一年にできたのは、関わって くださった皆様のおかげです。ここまでSCOME-Japanを作り上げてきた先輩方、私を支えSCOME を牽引してくれたコアメンバー、共に企画を作り上げたスタッフ、そして企画・イベントに参加して 応援してくださった参加者の皆様。本当に人に恵まれた一年でした。この場を借りて、心より御礼申 し上げます。 次年度もおそらく困難が続くことでしょう。しかし、悪いことばかりではありません。今年度はコ ロナ禍だからこその学びも多く得られました。時代に柔軟に対応することができれば、更なる飛躍が 望めるのではないでしょうか。今、IFMSA-Japanは変革を求められているのかもしれません。しかし、 現在に至る先人たちの想いや積み重ねである歴史を蔑ろにする組織に未来はありません。どうか先人 たちの想いを汲み取りながらも、新たな道を切り開いていくことをIFMSA-Japan理事の1人として切 に願います。 皆様への感謝とSCOME、そしてIFMSA-Japanの益々の発展を願い、退任の挨拶とさせていただき ます。一年間ありがとうございました。
最後に、ここまでついてきてくださったスタッフの皆様、個人会員 団体会員の皆様、本当にありがとうございました。 理事会一同