DESIGN PROCESS BOOK - Sketch and Model -
vol.o1
vol.o2 京都工芸繊維大学 堀 智哉
Sketch and Model of Process vol.o1
京都工芸繊維大学 堀 智哉
Contents ◎
vol.o1
00 . My Chronology
. . . . . . . . . . . . . 02
01 . My Design Philosophy
. . . . . . . . . . . . . 04
02 . My Design Process
. . . . . . . . . . . . . 05
03 . My Works o1 . The Mountain
Kyoto Complex Facility
o2 . 塔のある街
vol.o2
. . . . . . . . . . . . . 07 . . . . . . . . . . . . . 27
00 . My Chronology
. . . . . . . . . . . . . 02
01 . My Design Philosophy
. . . . . . . . . . . . . 04
02 . My Design Process
. . . . . . . . . . . . . 05
03 . My Works o3 . 本棚の広場
- 都市公園の中の地域図書館 -
. . . . . . . . . . . . . 07
o4 . Tanezaki Evacuation Tower - 日常の延長としての津波避難タワー - . . . . . . . . . . . . . 2 1
o5 . Stepping Space Bridge
04 . My Other Works
. . . . . . . . . . . . . 31 . . . . . . . . . . . . . 38
01
00 . My Chronology
- Kinder garden
- Contemporary Museum
- Idea Competition
- Station Roof
- Atelier
- Idea Competition
- Bridge
- Apartment Complex
- Library
[group]
[partner]
[group]
- Library
Bachelor 2 02
Bachelor 3
- Diploma
Bachelor 4
vol.o1
vol.o2
- Complex Facility 学部 2 年 岸上スタジオ 設計期間 : 2016.06 - 2016.07 プログラム : 地域図書館 敷地 : 大阪市西区靭本町
- Idea Competition
修士 1 年 六鹿スタジオ
- 学内選抜発表作品
設計期間 : 2019.04 - 2019.06 プログラム : 商業複合施設 敷地 : 京都市下京区真町 -
学内選抜発表作品
- Bangkok WS 修士 1 年 産学協同デザインコンペティション 設計期間 : 2019.10 - 2019.11 プログラム : 津波避難タワー 敷地 : 高知市種崎地区
- 最優秀賞 ( 一位 )
Idea Competition -
学部 4 年 卒業設計 設計期間 : 2018.11 - 2019.02 プログラム : 団地再編
2
敷地 : 京都市左京区高野東開町 -
千里山賞 ( 学内講評 ) 講評 佳作
- 関西大学卒業設計展 ゲストクリティーク 8 選
Competition -
- 建築学会コンペティション 2019 近畿支部入選
学部 2 年 末松スタジオ 設計期間 : 2016.11 - 2017.01
[partner]
プログラム : 連絡橋 ( 歩行空間 )
Master 1
敷地 : 吹田市 関西大学
- 学内選抜発表作品
03
01 . My Design Philosophy
人と街の意識に影響を与える建築をつくる . 街並みはひとつの建築で完結することなく、 昔から存在する建物やこれから作られる建物はもちろん、 ひとやその生活、山や川などの風土が密接に関わっていると考える . それは一見あたりまえのことであるが、 私が建築を考えるうえで一番大切にしていることであり、 時にそれらは建築を通して大切なことを気づかせてくれるものである . 良い空間をつくるだけでなく、 そこに佇む建築が人や街の意識に影響を与え、 人の生活と街の風景の一部となる建築をデザインすることを目指す .
04
02 . My Design Process
ph - 0 philosophy ph - 1 concept making
ph - a research ph - b analysis ph - c example cycle
ph - 2 draw sketch ph - 3 make study model cycle
ph - 4 3d modeling
ph - x discuss ph - x encounter ph - x discovery ph - x insight
ph - 5 output design
設計理念 アイデア スケッチ・模型
モデリング
建築の提案
05
03 . My Works
06
o1 . The Mountain
Kyoto Complex Facility
修士 1 年 六鹿スタジオ 設計期間 : 2019.04 - 2019.06 プログラム : 商業複合施設 敷地 : 京都市下京区真町 - 学内選抜発表作品
設計趣旨 京都らしさを現代的に再解釈し、京都にふさわしい商業施設を提案する ・許容容積一杯使用し、賃貸床をなるべく多くとり収益を上げる . ・多数の中小テナントの入居も可能とし、将来変化に対応するフレキシビリティを確保する . ・京都らしい空間構成を内外につくり、国内外の人々を惹きつけるものを目指す . ・河原町などの表通りと木屋町などの裏通りで街並みのスケールを調和させる . ・表通りでは伝統的イベントとの関わりやハレとケを意識する . ・周囲の環境に応答する建築であることをさりげなくアピールする . ( 課題文より抜粋 )
京都を現代的に再解釈する。 京都らしさとは何か。 Reinterpretation of Kyoto Identity.
07
draw concept image
08
draw image sketch
09
think context
Surrounded Spatiality
Surrounded Urbanity
Construction
10
make study model
case modeling study
Study-Pattern : › a-0.0.5.1.2.3.4 › b-0.0.5.1.2.3.4 › c-0.0.5.1.2.3.4 › d-0.0.5.1.2.3.4
c-0.5
d-0.5 d-2 d-3 c-0 d-4 c-3 c-1 c-4
Study-Pattern : › a-0.0.5.1.2.3.4 › b-0.0.5.1.2.3.4 › c-0.0.5.1.2.3.4 › d-0.0.5.1.2.3.4
d-0 d-1
b-0
b-1
b-4 b-0.5 b-2
b-3
a-0 d-3 d-2
c-0
c-1 c-4
a-4 a-1 c-0.5 c-3
d-0 d-4 d-0.5 b-4 b-2 b-3 b-0
11
analysis
Section Line
Mountain Ridge
( 3Section )
Mountain
Kyo to Cit y
Site
12
output analysis Mon ta i n Ridge ⇄ Pi tch of Roof about
about
about
about
about
about
800,000 about
about
700,000 600,000
about
about
500,000 400,000
about
about
300,000 200,000 Max about
50,000
12,000,000
case modeling study Study-Pattern : › a-0.1.2.3.4 › b-0.1.2.3.4 › c-0.1.2.3.4 › d-0.1.2.3.4 b-1 b-4 b-2 b-3
b-0
a-0 a-1
a-3
a-4
d-4 d-2 d-0 d-1
d-3
c-3
c-0 c-1
c-4
Volume Study of Southwest Elevation
Study-Pattern : › a-0.1.2.3.4 › b-0.1.2.3.4 › c-0.1.2.3.4 › d-0.1.2.3.4 c-4
c-1
a-1 a-0 a-3
c-0 c-3 a-4
d-3 d-2
d-0 d-1 d-4
Volume Study of East Elevation
13
draw section sketch
14
draw plan sketch
15
draw sketch
16
draw image sketch
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make study model
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make study model
20
make study partical model
21
make model
22
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o2 . 塔のある街
学部 4 年 卒業設計 設計期間 : 2018.11 - 2019.02 プログラム : 団地再編 敷地 : 京都市左京区高野東開町 東大路高野住宅団地 - 千里山賞 ( 学内講評 ) 講評 佳作 - 関西大学卒業設計展 ゲストクリティーク 8 選 - 建築学会コンペティション 2019 近畿支部入選
設計趣旨 現在使用されなくなった給水塔を街の象徴的な塔として再編する ・均質化された団地を変える . ・閉ざされた団地に開けた場をつくる . ・給水塔を維持管理する仕組みを構築する .
・リアリティの欠ける減築の操作を避け、増築のみによる操作 . ・建物と建物のアイダをデザインする .
私が住む街はどこだろう。 給水塔から始まる団地再編。 The moment when I recognize my town.
27
draw concept image
28
29
draw image sketch
30
31
analysis
San
群
32
Ghardaia
シルエット 地形
道
Bologna
にぎわい
伝達
Guizhou
共有
空
Kyoto
連続性
眺望
Siena
広場
影
Danchi
Tikal
浮遊
島
analysis
タンク型
UFO 型
円盤型
フライングソーサー型
タンクがむき出しの基本形。
タンク型に類似し、タンクとパイプ
UFO 型に似ているが、上部のタン
UFO 型に似ているが、タンク部分
鉄製でコストも経済的であり、都内
部分を一体化して覆った形。
クと支柱部分の間が直線的なデザイ
がアダムスキー型円盤の形に似てい
から都下まで広く分布する。
鉄製で、カラーリングが豊富。
ンでコンクリート製。
る。
枡型
スケルトン型
とっくり型
懐中電灯型
タンク型に分類され、コンクリート
タンク型に類似し、構造体がむき出
タンク型と共に広く分布するコンク
とっくり型に類似し、タンク部分の
製の直線のフォルム。
しのコンクリート製で多く存在して
リート製のとっくりのような形。
先に広がる形と支柱部分の直線的な
ツートーンのカラーリングのものが
いたが、多くが取り壊された。
くびれ部分の位置によって形は多種
形が特徴。
多様となる。
コンクリート製。
多い。
フエラムネ型
待ち針型
八角柱型
十字型
コリスの駄菓子「フエラムネ」に似
細長い塔体の先に球形のタンクがつ
塔体が八角形の平面を持つ給水塔。
十字の形の塔体を持ち、頂部が枡型
た、円形頂部タンクの真ん中に丸い
いた、待ち針のような形で鋼製。
そのほとんどが沖縄に存在し、台風
に類似される。
穴が開いた給水塔。都営住宅で多く
団地では採用例が少ないが、工場で
の風圧を軽減するためにこの形が採
十字の形には、機能的な理由はない
見られたがほとんど解体された。
は採用例が多い。
用されたとしている。
とされる。
ヌーベルバーグ型
スクエア型
剣型
ボックス型
タンクをコンクリートで覆い、4 本
円筒形のものが多い中、箱の形をし
板状で中央部が少し盛り上がったよ
巨大なものが多く、郊外の大規模団
に分かれた支柱の革新的な形。
たタンクが特徴的である。
うな形状。
地で多く採用される形。
コンクリート製。
ごく一部の公団住宅でしか見られな
コンクリート製で、カラフルな外観
い珍しい形。
を持つものが多い。
円筒型
ライトハウス型
とっくり型が原型とされる、茶筒の
海外で多く見られる形。
ような形。古いもので明治時代から
あまり団地や社宅などには用いられ
存在するものもある。
ない。
コンクリート製あるいはレンガ製。
33
draw image sketch
34
35
study sketch
36
37
make study model
38
study model A-1
study model A-2
study model C-1
study model A-3
study model B
study model C-3
study model C-2
study model E-1
study model E-2
study model D
study model E-3
study model E-4
39
40
study model F-1
study model F-2
study model G
study model H
make town studymodel model
41
draw image sketch
42
make model
43
make town model
44
45
make town model
before (existing)
46
after (propsal)
47
make model
48
49
make model
50
51
make model
52
2
53
make model
54
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Sketch and Model of Process vol.o2
京都工芸繊維大学 堀 智哉
Contents ◎
vol.o1
00 . My Chronology
. . . . . . . . . . . . . 02
01 . My Design Philosophy
. . . . . . . . . . . . . 04
02 . My Design Process
. . . . . . . . . . . . . 05
03 . My Works o1 . The Mountain
Kyoto Complex Facility
o2 . 塔のある街
vol.o2
. . . . . . . . . . . . . 07 . . . . . . . . . . . . . 27
00 . My Chronology
. . . . . . . . . . . . . 02
01 . My Design Philosophy
. . . . . . . . . . . . . 04
02 . My Design Process
. . . . . . . . . . . . . 05
03 . My Works o3 . 本棚の広場
- 都市公園の中の地域図書館 -
. . . . . . . . . . . . . 07
o4 . Tanezaki Evacuation Tower - 日常の延長としての津波避難タワー - . . . . . . . . . . . . . 2 1
o5 . Stepping Space Bridge
04 . My Other Works
. . . . . . . . . . . . . 31 . . . . . . . . . . . . . 38
01
00 . My Chronology
- Kinder garden
- Contemporary Museum
- Idea Competition
- Station Roof
- Atelier
- Idea Competition
- Bridge
- Apartment Complex
- Library
[group]
[partner]
[group]
- Library
Bachelor 2 02
Bachelor 3
- Diploma
Bachelor 4
vol.o1
vol.o2
- Complex Facility 学部 2 年 岸上スタジオ 設計期間 : 2016.06 - 2016.07 プログラム : 地域図書館 敷地 : 大阪市西区靭本町
- Idea Competition
修士 1 年 六鹿スタジオ
- 学内選抜発表作品
設計期間 : 2019.04 - 2019.06 プログラム : 商業複合施設 敷地 : 京都市下京区真町 -
学内選抜発表作品
- Bangkok WS 修士 1 年 産学協同デザインコンペティション 設計期間 : 2019.10 - 2019.11 プログラム : 津波避難タワー 敷地 : 高知市種崎地区
- 最優秀賞 ( 一位 )
Idea Competition -
学部 4 年 卒業設計 設計期間 : 2018.11 - 2019.02 プログラム : 団地再編 敷地 : 京都市左京区高野東開町 -
千里山賞 ( 学内講評 ) 講評 佳作
- 関西大学卒業設計展 ゲストクリティーク 8 選
Competition -
- 建築学会コンペティション 2019 近畿支部入選
学部 2 年 末松スタジオ 設計期間 : 2016.11 - 2017.01
[partner]
プログラム : 連絡橋 ( 歩行空間 )
Master 1
敷地 : 吹田市 関西大学 -
学内選抜発表作品
03
01 . My Design Philosophy
人と街の意識に影響を与える建築をつくる . 街並みはひとつの建築で完結することなく、 昔から存在する建物やこれから作られる建物はもちろん、 ひとやその生活、山や川などの風土が密接に関わっていると考える . それは一見あたりまえのことであるが、 私が建築を考えるうえで一番大切にしていることであり、 時にそれらは建築を通して大切なことを気づかせてくれるものである . 良い空間をつくるだけでなく、 そこに佇む建築が人や街の意識に影響を与え、 人の生活と街の風景の一部となる建築をデザインすることを目指す .
04
02 . My Design Process
ph - 0 philosophy ph - 1 concept making
ph - a research ph - b analysis ph - c example cycle
ph - 2 draw sketch ph - 3 make study model cycle
ph - 4 3d modeling
ph - x discuss ph - x encounter ph - x discovery ph - x insight
ph - 5 output design
設計理念 アイデア スケッチ・模型
モデリング
建築の提案
05
03 . My Works
06
o3 . 本棚の広場 - 都市公園の中の地域図書館 -
学部 2 年 (3 年ブラッシュアップ ) 岸上スタジオ 設計期間 : 2016.06 - 2016.07 プログラム : 地域図書館 敷地 : 大阪市西区靭本町 - 学内選抜発表作品
設計趣旨 公園の一部のように振舞い、やがて本棚の広場になるような地域図書館を提案する ・敷地である都市公園の中の機能として図書館を考える . ・様々な公園の利用者を考慮する . ・様々な公園や周辺のイベントを考慮する .
・公園とオフィスの二面性に対して応答する . ・電子書籍などの登場などによる本離れなどに応える現代的な地域的な図書館を目指す . ( 課題文より抜粋 )
素敵な出会いのための小さな地域図書館。 Library with some wonderful encounters.
07
draw concept image (before brush-up)
08
make model (before brush-up)
09
study sketch
10
11
make model (before brush-up)
12
13
draw image sketch (before brush-up)
14
draw image sketch (after brush-up)
15
draw concept image (after brush-up)
16
survey
四ツ橋筋
雑貨屋
地域図書館 植木市
靱会館
バラ祭屋台
運動公園
フォークダンス
遊具 ケヤキ並木
花見 バラ園コンサート
カフェ・レストラン
バラ園
えほん picnic
ケヤキ並木 バラ園 運動公園 テニスコート 遊具
17
make urban model (after brush-up)
18
make model (after brush-up)
19
20
o4 . Tanezaki Evacuation Tower
- 日常の延長としての津波避難タワー -
修士 1 年 清水建設 産学協同デザインコンペティション 設計期間 : 2019.10 - 2019.11 プログラム : 津波避難タワー 敷地 : 高知市種崎地区 - 最優秀賞 ( 一位 )
[partner] 設計趣旨 単なる工作物ではなく津波の力に対して最適な形状かつ防災を意識しつつその地域 社会と日常生活に結びついた新しい津波避難タワーを提案する ・単に避難すためだけの施設ではなく、日常利用や災害時の対応機能も併せて持たせる . ・種崎地区で不足する約 500 人分 ( 地区における避難施設の不足人数を設定 ) を計画する . ・高さ・階数は現地海抜と津波想定高により設定する .
・避難に適した階高 ( 想定津波浸水深 +2 フロア以上の階 ) を設定する ..
( 課題文より抜粋 )
日常の延長線上に存在する避難行為。 Evacuation is the extension of daily life.
21
draw concept image
drawing by Hojo (partner)
22
make site model
23
section study
24
25
draw image sketch
26
make study model
27
make model
28
2
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30
o5 . Stepping Space Bridge
学部 2 年 末松スタジオ 設計期間 : 2016.11 - 2017.01 プログラム : 連絡橋 ( 歩行空間 ) 敷地 : 吹田市 関西大学 - 学内選抜発表作品
設計趣旨 屋根をもつ歩行空間 ( 教室棟と凛風館を繋ぐ橋 ) を提案する ・第 4 学舎棟 4 階または 5 階と凛風館屋上を連絡する歩行空間である . ・必ず屋根を設けて雨に濡れず連絡できる動線を確保する . ・主体構造を鉄骨造とし、構造的なデザインも考慮する .
・凛風館の屋上を活性化させる計画をする . ( 課題文より抜粋 )
場が点在する。 Many places are studded.
31
draw sketch
32
make model
凛風館屋上
+6800
+6300 +4200 +5600
+4400 +2800 0
+1600
凛風館
+800 0
4 学者
-1400
13000
33
make model
34
35
make model
36
37
04 . My Other Works
Atelier Model (B3) [group]
38
0
1
5
10 (m)
0
1
5
10 (m)
39
Idea Competition (B4) [partner]
40
Idea Competition (M1)
41
Bangkok WS (M1) [group]
42
43
Idea Competition (M1)
44
45
46
47
48
49
Project OSC 2018 (B4)
50
Project OSC 2019 (M1)
51
52